JPS5810771Y2 - バツクホ−のバケツト最大高さ調整装置 - Google Patents
バツクホ−のバケツト最大高さ調整装置Info
- Publication number
- JPS5810771Y2 JPS5810771Y2 JP1978073474U JP7347478U JPS5810771Y2 JP S5810771 Y2 JPS5810771 Y2 JP S5810771Y2 JP 1978073474 U JP1978073474 U JP 1978073474U JP 7347478 U JP7347478 U JP 7347478U JP S5810771 Y2 JPS5810771 Y2 JP S5810771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main boom
- backhoe
- packet
- maximum height
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shovels (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はぐさり等の索体の長さを適当に調節するだけで
、そのパケット高さを任意に調節可能とするバックホー
のパケットの最大高さ調整装置に関するものである。
、そのパケット高さを任意に調節可能とするバックホー
のパケットの最大高さ調整装置に関するものである。
従来、バックホーを果樹園共の他の障害物の多い場所で
使用する場合には、そのパケットの持上げ高さに制限が
あり、その許容最大高さを規制するため、主ブームの油
圧シリンダのピン取付穴を予め2から3個所穿孔して置
き、油圧シリンダの支点ピンをそれらのピン取付穴に差
し換えすることによってパケットの持上げ高さを調整し
ている。
使用する場合には、そのパケットの持上げ高さに制限が
あり、その許容最大高さを規制するため、主ブームの油
圧シリンダのピン取付穴を予め2から3個所穿孔して置
き、油圧シリンダの支点ピンをそれらのピン取付穴に差
し換えすることによってパケットの持上げ高さを調整し
ている。
しかしながら、この場合、ピン取付穴は無制限に穿孔す
ることはできず、せいぜい2から3段階までの調整しか
できない。
ることはできず、せいぜい2から3段階までの調整しか
できない。
その理由としては、これら支点ピン用のピン取付穴の数
が多くなると、主ブーム支点の強度上に問題が発生する
恐れがあるからである。
が多くなると、主ブーム支点の強度上に問題が発生する
恐れがあるからである。
更に、−人ではその支点ピン差換え調整作業ができず、
その調整作業に手間と時間がかかるという欠点があった
。
その調整作業に手間と時間がかかるという欠点があった
。
そこで本考案は前記従来の欠点を解消するため、その作
業現場の状況に応じて、いかなるパケットの最大高さに
対しても、■人で容易に調節可能なバックホーのパケッ
ト最大高さ調整装置を提供することを目的としたもので
ある。
業現場の状況に応じて、いかなるパケットの最大高さに
対しても、■人で容易に調節可能なバックホーのパケッ
ト最大高さ調整装置を提供することを目的としたもので
ある。
前記目的のため、本考案ではバックホーの主ブーム上下
用の2本の作動油出入管の間にバイパス弁装置を設け、
このバイパス弁装置の開閉を主ブームに取り付けた索体
により行なうようにすると共に、この索体の長さを変え
ることにより主ブームの最大高さを任意に調整すること
ができるようにしたことを特徴としている。
用の2本の作動油出入管の間にバイパス弁装置を設け、
このバイパス弁装置の開閉を主ブームに取り付けた索体
により行なうようにすると共に、この索体の長さを変え
ることにより主ブームの最大高さを任意に調整すること
ができるようにしたことを特徴としている。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
まず、第1図に示す本考案の実施例におけるバックホー
につき概略説明すると、機体1に対し主ブーム支点ピン
2により軸支された主ブーム3の先端部には、パケット
4が装備されており、また機体1に対し主ブームシリン
ダボトム側支点ピン5により主ブームシリンダ7の下端
部を軸支し、主ブームシリンダ7から延出したシリンダ
ロッド14の先端部を主ブームシリンダロッド側支点ピ
ン6で主ブーム3に軸支しており、主ブームシリンダ7
を油圧操作することにより主ブーム3の持ち上げが行な
われる。
につき概略説明すると、機体1に対し主ブーム支点ピン
2により軸支された主ブーム3の先端部には、パケット
4が装備されており、また機体1に対し主ブームシリン
ダボトム側支点ピン5により主ブームシリンダ7の下端
部を軸支し、主ブームシリンダ7から延出したシリンダ
ロッド14の先端部を主ブームシリンダロッド側支点ピ
ン6で主ブーム3に軸支しており、主ブームシリンダ7
を油圧操作することにより主ブーム3の持ち上げが行な
われる。
そこで今、主ブーム3の先端に装備されたパケット4の
規定最大高さをHとする。
規定最大高さをHとする。
なお二点鎖線で示したのは、主ブーム3の引下げ状態の
位置である。
位置である。
そこで本考案では、第2図及び第3図に示すように、主
ブーム3の上部にある主ブームシリンダロッド側支点6
にフック8を設け、フック8からパケット4の高さ調節
部材として、連結点間距離を変えることができる索体、
例えばくさり9を懸架し、主ブームシリンダ7の上端側
部に固設したケーシング部材10内に内蔵された弁体1
1のロッド部材12に第4図で示すように連結している
。
ブーム3の上部にある主ブームシリンダロッド側支点6
にフック8を設け、フック8からパケット4の高さ調節
部材として、連結点間距離を変えることができる索体、
例えばくさり9を懸架し、主ブームシリンダ7の上端側
部に固設したケーシング部材10内に内蔵された弁体1
1のロッド部材12に第4図で示すように連結している
。
なお、ここでパケット4の高さ調節部材として、上記実
施例ではくさり9を使用しているが、パケット4の規定
最大高さHに応じて前記フック8とロッド部材12との
間の距離を容易に調節できる索体であれば、どのような
索体を使用しても良い。
施例ではくさり9を使用しているが、パケット4の規定
最大高さHに応じて前記フック8とロッド部材12との
間の距離を容易に調節できる索体であれば、どのような
索体を使用しても良い。
次に第4図の油圧による主ブームシリンダ7では、ケー
シング部材10の入側油圧管路15から圧油Aを送り、
ピストン13を押し上げ、シリンダロッド14が主ブー
ム3を持ち上げるようになっており、ピストン13の上
部の圧油は出側油圧管路16から圧油Bのごとく流出す
るようになっている。
シング部材10の入側油圧管路15から圧油Aを送り、
ピストン13を押し上げ、シリンダロッド14が主ブー
ム3を持ち上げるようになっており、ピストン13の上
部の圧油は出側油圧管路16から圧油Bのごとく流出す
るようになっている。
ケーシング部材10内には、入側油圧管路15と出側油
圧管路16とを結ぶバイパス弁装置が内装されており、
このバイパス弁装置は入側油圧管路15と出側油圧管路
16とを連通ずるバイパス通路を開閉するスプリング1
7に付勢された弁体11と、この弁体11に突設されて
前記ケーシング部材10外まで延長されたロッド部材1
2と、ロッド部材12とケーシング部材10との摺動部
から圧油Aの洩れを防ぐOリング18とから構成されて
いる。
圧管路16とを結ぶバイパス弁装置が内装されており、
このバイパス弁装置は入側油圧管路15と出側油圧管路
16とを連通ずるバイパス通路を開閉するスプリング1
7に付勢された弁体11と、この弁体11に突設されて
前記ケーシング部材10外まで延長されたロッド部材1
2と、ロッド部材12とケーシング部材10との摺動部
から圧油Aの洩れを防ぐOリング18とから構成されて
いる。
そこで本考案の作用を概略説明すると、パケット4が上
昇し規定最大高さHになると、その規定最大高さHに対
応してその長さが調節されているくさり9がのび切り、
ロッド部材12を介して弁体11を引上げる。
昇し規定最大高さHになると、その規定最大高さHに対
応してその長さが調節されているくさり9がのび切り、
ロッド部材12を介して弁体11を引上げる。
弁体11が第5図に示す状態に引きあげられると、入側
油圧管路15から送られていた圧油Aは第6図に示す弁
体11の切欠部11 aを通って出側油圧管路16へ連
通して流れるので、ピストン13は作動せず、パケット
4は主ブーム3と共にそれ以上持ち上げられることがな
い。
油圧管路15から送られていた圧油Aは第6図に示す弁
体11の切欠部11 aを通って出側油圧管路16へ連
通して流れるので、ピストン13は作動せず、パケット
4は主ブーム3と共にそれ以上持ち上げられることがな
い。
なお、弁体11が第3図の状態にある通常位置では、ス
プリング17の弱い弾性力で弁体11が下部に押されて
いるだけであるが、戻りの圧油の作用で入側油圧管路1
5と出側油圧管路16は連通しない 従って本考案のバックホーのパケット最大高さ調整装置
では、その作業現場の状況に応して任意のパケット許容
最大高さに調整することが可能であるという利点がある
。
プリング17の弱い弾性力で弁体11が下部に押されて
いるだけであるが、戻りの圧油の作用で入側油圧管路1
5と出側油圧管路16は連通しない 従って本考案のバックホーのパケット最大高さ調整装置
では、その作業現場の状況に応して任意のパケット許容
最大高さに調整することが可能であるという利点がある
。
更に、その調整作業も簡単で、−人でも容易に調整が可
能であり、その作業に手間と時間がかからないという効
果がある。
能であり、その作業に手間と時間がかからないという効
果がある。
また、本考案では主ブーム上下動用の圧油を利用して主
ブームの高さ調節を行なっているので、その他の補助手
段は不要であり、その動作も確実で信頼性がある。
ブームの高さ調節を行なっているので、その他の補助手
段は不要であり、その動作も確実で信頼性がある。
なお、本考案は油圧ユニットを有する建設用及び農業用
作業機で特に土木工事及び農作業両方に兼用して使用さ
れるバックホーに対して有効である。
作業機で特に土木工事及び農作業両方に兼用して使用さ
れるバックホーに対して有効である。
第1図は本考案の実施例におけるバックホーの全体側面
図、第2図及び第3図は第1図の主ブームシリンダ要部
のそれぞれ、拡大正面図及び拡大側面図、第4図は第2
図の主ブームシリンダ要部を更に拡大した正断面図、第
5図は第4図における弁体が開の状態における要部の正
断面図、第6図は第4図における弁体A−A平断面図で
ある。 3・・・・・・主ブーム、4・・・・・・パケット、7
・・・・・・主ブームシリンダ、9・・・・・・くさり
、10・・・・・・ケーシング部材、11・・・・・・
弁体、13・・・・・・ピストン、15・・・・・・入
側油圧管路、16・・・・・・出側油圧管路、H・・・
・・・規定最大高さ。
図、第2図及び第3図は第1図の主ブームシリンダ要部
のそれぞれ、拡大正面図及び拡大側面図、第4図は第2
図の主ブームシリンダ要部を更に拡大した正断面図、第
5図は第4図における弁体が開の状態における要部の正
断面図、第6図は第4図における弁体A−A平断面図で
ある。 3・・・・・・主ブーム、4・・・・・・パケット、7
・・・・・・主ブームシリンダ、9・・・・・・くさり
、10・・・・・・ケーシング部材、11・・・・・・
弁体、13・・・・・・ピストン、15・・・・・・入
側油圧管路、16・・・・・・出側油圧管路、H・・・
・・・規定最大高さ。
Claims (1)
- バックホーの主ブーム上下用油圧シリンダのピストン両
側に設けられた油圧室にそれぞれ連通する2本の作動油
出入管の間に、バイパス弁装置を設け、このバイパス弁
装置の常閉・弁体と前記主ブーム上部に設けた係合点と
の間は、連結点間距離調節可能な索体で連絡し、主ブー
ムの上昇により前記索体が前記弁体を索引して開弁させ
た時には前記油圧シリンダの作動をその位置で保持させ
、前記索体の長さを変えることによりバックホーのパケ
ット最大高さを調整可能としたバックホーのパケット最
大高さ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978073474U JPS5810771Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | バツクホ−のバケツト最大高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978073474U JPS5810771Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | バツクホ−のバケツト最大高さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54175104U JPS54175104U (ja) | 1979-12-11 |
JPS5810771Y2 true JPS5810771Y2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=28986122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978073474U Expired JPS5810771Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | バツクホ−のバケツト最大高さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810771Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3836032A (en) * | 1973-01-24 | 1974-09-17 | Caterpillar Tractor Co | Bucket positioner for loaders |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP1978073474U patent/JPS5810771Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3836032A (en) * | 1973-01-24 | 1974-09-17 | Caterpillar Tractor Co | Bucket positioner for loaders |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54175104U (ja) | 1979-12-11 |
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