JPS58107447A - 小型モータの整流子用摺動接点材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、摺動接点材料の改良に関する。

従来より摺動９４材料の一つとして耐硫化性の優れたＡ
ｇ−８ｂ合金が用いられてきたが、Ａｇ−５ｂ合金は硬
さが低く耐摩耗性に劣るので、このＡｇ−８ｂ合金で小
型モータの整流子の外周の接点片を製作して使用した場
合には刷子１１６との優触により摩耗粉が生じ、ノイズ
発生の原因となりでいた。

本発明はかかる欠点を解消すべく丹されえものであＪ）
、Ａｇ−８ｂ合金の硬さを高め耐摩耗性を向上させ接触
抵抗を低く安定させた摺動接点材料を提供せんとするも
のである。

本発明の摺動接点材料の一つは、Ａｇ中に、８ｂｌ−１
θ′／、とＩｎ、８ｅ、ＴＩ、Ｚｒの少くとも一種を合
計で０．５〜３−添加して成るものである。

また本発明の摺動接点材料の他の一つは、Ａｇ中に８−
ｂｌ−１０”／　　とＩｎ、８ｅ、Ｔｉ、Ｚｒ　の少く
とも一種を合計で０．５−３−と、Ｆｅ族（Ｍ）１〜ｏ
４　Ｖ、添加して成るものである。

かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Ａｇ中に１〜１
０１−のｓｂを添加するのは、Ａｇの耐硫化性を向上さ
せる為で、１１−未満ではその効果が現われず、１０−
を超えると酸化物の生成量が多くなシ接触抵抗が高く不
安定になるものである。またＩｎ、８ｅ、ＴＩ、Ｚｒ　
の少くとも一種を合計で０．５〜３４添加するのは、Ａ
ｇとｓｂの固溶体の他に前記元素とｓｂとの金属間化合
物の析出物を分散させて、Ａｇ−８ｂの硬さを高め耐摩
耗性を向上させる為で％　０．５　Ｗ１０未満ではｓｂ
との金属間化合物の析出瞼が少なく分散が不十分でＡｇ
−８ｂの硬さを高めることができなく、耐摩耗性が向上
せず、３−を超えるとＡｇとの金属間化合物の析出粒子
が多く且つ大きくなり、その粒子が酸化して接触抵抗が
高く不安定に彦るもせる為で、０．０１−未満では結晶
粒が像線化できず−ｏ　ｓ　Ｗ／、を超えると合金せず
、Ａｇ中に単体で大きな塊〕として析出し、接触抵抗が
高く且つばらつきが大きく不安定となるものである。

次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接点材料に
て作った小型モータの整流子の接点片について説明する
。

後記の表の右欄に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて、図面に示す
如く小１１モータの直径６藺、長さ−Ａｇ−Ｃｕ−Ｐｔ
よシ成る直径０．２５　ｍ　、長さ１゜勧の３本の刷子
線材２を有する刷子接点３を相対向するように摺接させ
て、後記の試験条件にて整流子１の回転試験を行い、接
点片１ａの摩耗量と整流子１０回転数のばらつきを測定
した処、後記の表の右欄に示すような結果を得た。

試験条件 電　　　圧　　：　　　１２Ｖ 電　　　流　　：　　　ＤＣ５ＱｍＡ 整流子の回転数　：　　ｚｓｏｏｒｐｍ整流子の回転時
間：　　５００時間 刷子接点の接触カニ　　５Ｆ／３本 片の摩耗量は２〜４４５μで着しく減少していて耐摩耗
性に優れていることが判る。會良質来例の接点片を有す
る整流子の回転数のばらつきは７Ｐ−１０−であったの
に対し、実施例の接点片を有する整流子の回転数のばら
つきは２〜４．５−で著しく減少している仁とが判る。

以上詳記した通）本発明の摺動接点材料は、硬さが高く
耐摩耗性に優れているので、しれにより作った小型モー
タの整流子の１１点片は刷子接点との摺装時摩耗粉の発
生が無い、従ってノイズが発生すゐことがなく、接触紙
Ｋが低く安定しているので、小型のモータの整流子の回
転数のばらつきが大幅に減少する等の優れた効果がある
。

【図面の簡単な説明】

図は小型モータの整流子と刷子停点との接触状態を示す
斜：１ｌＩｌ”ｅある。 １・・・・・・ｉｍｍ子、ｌａ・旧・・接点片、２・・
・・・・刷子線材、３・・・・・・刷子接点。 出願人　　田中貴金属工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）Ａｇ中に、８ｂｌ〜１０−とＩｎ、８ｅ。 Ｔｉ、Ｚｒ、Ｍｎ　　の少くとも一種を会計で０．５〜
   ３％添加して成る摺動接点材料。 ２）Ａｇ中に、ｓｂｌ−１０ｗ１０とＩｎ、８ｅ、Ｔｉ
   Ｚｒ、Ｍｎの少くとも一種管合計で０．５〜３−とＦｅ
   族金管００１−０．５−添加して成る摺動９４材料。