JPS58107455A - 摺動接点材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、摺動接点材料の改良゛に関する。

従来よシ摺動憂点材料の一つとして耐硫化性の優れたＡ
　ｇ　−Ｚ　ｎ合金が用いられてきたが、Ａｇ−Ｚｎ合
金は硬さが低く耐摩耗性に劣るので、とのＡ　ｇ　−Ｚ
　ｎ合金で小型モータの整流子の外周の接廓片を製作し
て使用した場合には刷子接層との接触により摩耗粉が生
じ、ノイズ発生の原因となり、刷子接点との接触抵抗が
変化し、整流子の回転速度が大きくばらついて不安定な
ものとなっていた。

本発明はかかる欠点を解消すべくなされたものであｐ、
Ａｇ−Ｚｎ合金の硬さを高め耐摩耗性を向上させると共
に接触抵抗を低く安定させた摺動接点材料を提供せんと
するものである。

本発明の摺動接点材料の一つは、１ｇ中に、Ｚｎ１〜１
０重Ｍくと亀一種を合計で０５〜２重量−添加して成る
ものである。

また本発明の摺動接点材料の他の一つけ、Ａｇ中にＺｎ
１−１０重量％とＶ、Ｃｒ、Ｓｎ、Ｉｎの少くとも一種
を合計で０．５〜２重量−と、Ｆｅ族０．０１〜０．５
重量−添加して成るものである。

かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Ａｇ中に１〜１
０重量−のＺｎを添加するのは、Ａｇの耐硫化性を向上
させる為で、１重ｔＳ未満ではその効果が現われず、１
０重量−を超えると酸化物の生成量が多くな郵接触抵抗
が高く不安定になるものである。またＶ、Ｃｒ、８ｎ、
Ｉｎの少くとも一種を合計で０５〜２重量ｑｂ添加する
のけ、これらの元素の酸化物がＺｎの酸化物よりも導電
性が高（Ａｇ−Ｚｎの接触抵抗特性を損うことなくＡ　
ｇ　−Ｚ　ｎの硬さを高め耐摩耗性を向上させる為で、
０．５重量嘔未満ではＡｇ　、Ｚｎの硬さを高めること
ができなく、耐摩耗性が向上せず、２重量−を超えると
Ａ　ｇ　−７ｎの潤滑性が低下するからせる為で、００
１重量重量溝では結晶粒が微細イビ、できず、０．５重
量−を超えると合金せず、Ａｇ中に単体で大きな塊りと
して析出し、接触抵抗が高く且つ蝶らつ龜が大きく不安
定となるものである。

次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接点材料に
て作っ九小型モータの整流子の接点片について説明する
。

後記の表の右欄に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動１１点材料と従来例の摺動ｌＩ廃材料にて、図面に
示す如く直径６　ｍ　、長さ１０ｍｍの整流子ｌの外周
に厚さ０．２ｕＯＪＩＡ片１１が形成され、この接点片
１ｍの外周面の上下に、Ａｕ−Ａｇ　−Ｃｕ　−Ｐ　ｔ
より成る直径０．２５ｍ　ｇ長さ１０ＷＪの３本の刷子
線材２を有する刷子！＃虐３を相対向するように摺接さ
せて、後記の試験条件にて整流子１の回転試験を行い、
接点片１ｍの摩耗量と整流子ｌの回転数のばらつきを測
定した処、稜紀の表の右欄に示すような結果を得た。

試験条件 電　　　圧　　：　　　１２Ｖ 電　　　流　　：　　　ｌ）ＣＱＱｍＡ整流子の回転数
　：　　２８００ｒ９ｍ整流子の回転時間；　５００時
間 刷子接点の接触カニ　　５１７３本 耗量け５〜７μであったのに対し、実施例の！Ｉ虐廃用
摩耗量は２．３〜３．５μで著しく減少していて耐摩耗
性に優れていゐことが判る。また従来例の８６片を有す
る整流子の回転数のばらつきは８〜１１ｔｓであったの
に対し、実施例の接点片を有する整流子の回転数のばら
つきは２．５〜４％で着しく減少していることが判る。

以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、硬さが高く
耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モー
タの整流子の＃扉片は刷子接点との摺接時摩耗粉の発生
が無く、従ってノイズが発生することがなく、接触抵抗
が低く安定しているので、小型のモータの整流子の回転
数のばらつきが大幅に減少する等の優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状態を示す
斜視図である。 １・・・・・・整流子、ｌａ・・・・・・接点片、２・
・・・・・刷子線材、３・・・・・・刷子接点。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ］）Ａｇ中に、Ｍｎ１−１０重量−とＶ、０ｒＳｎ、Ｉ
   ｎの少くとも一種を合計で０．５〜２重量％添加して成
   る摺動接点材料。 ２）Ａｇ中に、ｚｎｌ−１ｎ重量−とＶ、０ｒ８ｎ、Ｉ
   ｎの少くとも一種を合計で０５〜２１１を嘩とＦｅ族を
   ０．Ｏ１〜０５重量嗟添加して成る摺動Ｎ廃材料。