JPS58107457A - 直流小型モータの整流子用摺動接点材料 - Google Patents
直流小型モータの整流子用摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS58107457A JPS58107457A JP56207754A JP20775481A JPS58107457A JP S58107457 A JPS58107457 A JP S58107457A JP 56207754 A JP56207754 A JP 56207754A JP 20775481 A JP20775481 A JP 20775481A JP S58107457 A JPS58107457 A JP S58107457A
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- JP
- Japan
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- contact
- commutator
- slide contact
- resistance
- hardness
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
従来より摺動接点材料の一つとして耐硫化性の優れたA
g−Zn合金が用いられてきたが、Ag−Zn合金は硬
さが低く耐摩耗性に劣るので、このAg−Zn合金でI
h型モータの整流子の外周の接点片を製作して使用した
場合には刷子接点との接触により摩耗粉が生じ、ノイズ
発生の原因となり、また刷子接点との接触抵抗が変化し
、整流子の回転速度が大きくばらついて不安定なものと
なっていた。
g−Zn合金が用いられてきたが、Ag−Zn合金は硬
さが低く耐摩耗性に劣るので、このAg−Zn合金でI
h型モータの整流子の外周の接点片を製作して使用した
場合には刷子接点との接触により摩耗粉が生じ、ノイズ
発生の原因となり、また刷子接点との接触抵抗が変化し
、整流子の回転速度が大きくばらついて不安定なものと
なっていた。
本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたもの(1)
であり、Ag−Zn合金の硬さを高め耐摩性を向上させ
ると共に接触抵抗を低く安定させ整流子の回転数のばら
つきを少なくして安定させた摺動接点材料を提供せんと
するものである。
ると共に接触抵抗を低く安定させ整流子の回転数のばら
つきを少なくして安定させた摺動接点材料を提供せんと
するものである。
本発明の摺動接点材料の一つは、Ag中に、重量比でZ
n1〜10%とsbo、s〜3%添加して成るものであ
る。
n1〜10%とsbo、s〜3%添加して成るものであ
る。
また本発明の慴動接点材料の他の一つは、Ag中に重量
比でZn1〜10%とSbO,5〜3%と、F 13t
jO,01〜0.5 %添加して成るものである。
比でZn1〜10%とSbO,5〜3%と、F 13t
jO,01〜0.5 %添加して成るものである。
かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Ag中に、1〜
lO%のZnを添加するのは、Agの耐硫化性を向上さ
せる為で、1%未満ではその効果が現われず、10%を
超えると酸化物の生成量が多くなり接触抵抗が高く不安
定になるものである。またsbo、1〜3%添加するの
は、AgとZnの固溶体の他に前記元素とZnとの金属
間化合物の析出物を分散させて、Ag Znの硬さを
高め耐摩耗性を向上させる為で、0.5%未満ではAg
との金属間化合物の析出物が少なく分散が不十分でAg
−Znの硬さを(2) 高めることができなく、耐摩耗性が向上せず、3%を超
えるとZnとの金属間化合物の析出粒子が多く且つ大き
くなり、その粒子が酸化して接触抵抗が高く不安定にな
るものである。さらに、Fe族を0.O1〜0.5%添
加するのは、結晶粒を微細化し、耐摩耗性を向上させる
為で、0.01%未満では結晶粒が微細化できず、0.
5%を超えると合金せず、Ag中に単体で大きな塊りと
して析出し、接触抵抗が高く且つばらつきが大きく不安
定となるものである。
lO%のZnを添加するのは、Agの耐硫化性を向上さ
せる為で、1%未満ではその効果が現われず、10%を
超えると酸化物の生成量が多くなり接触抵抗が高く不安
定になるものである。またsbo、1〜3%添加するの
は、AgとZnの固溶体の他に前記元素とZnとの金属
間化合物の析出物を分散させて、Ag Znの硬さを
高め耐摩耗性を向上させる為で、0.5%未満ではAg
との金属間化合物の析出物が少なく分散が不十分でAg
−Znの硬さを(2) 高めることができなく、耐摩耗性が向上せず、3%を超
えるとZnとの金属間化合物の析出粒子が多く且つ大き
くなり、その粒子が酸化して接触抵抗が高く不安定にな
るものである。さらに、Fe族を0.O1〜0.5%添
加するのは、結晶粒を微細化し、耐摩耗性を向上させる
為で、0.01%未満では結晶粒が微細化できず、0.
5%を超えると合金せず、Ag中に単体で大きな塊りと
して析出し、接触抵抗が高く且つばらつきが大きく不安
定となるものである。
・ 次に本発明による摺動接点材料と
従来の摺動接点材料にて作った/11モータの整流子の
接点片について説明する。
従来の摺動接点材料にて作った/11モータの整流子の
接点片について説明する。
後記の表の右横に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて、厚さ0.2
鶴の接点片を作り、この接点片を図面に示す如く外周に
3枚備えた直径6鶴、長さ9mの整流子lの外周面の上
下に、Au−Ag−Cu−Ptより成る直径O,25m
、長さ10mの3本の刷子線材2を有する刷子接点3を
相対向するように摺接させて、後記の試験条件にて整流
子1の回転試験を行い、接(3) 扉片1aの摩耗量と整流子1の回転数のばらつきを測定
した処、後記の表の右欄に示すような結果を得た。
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて、厚さ0.2
鶴の接点片を作り、この接点片を図面に示す如く外周に
3枚備えた直径6鶴、長さ9mの整流子lの外周面の上
下に、Au−Ag−Cu−Ptより成る直径O,25m
、長さ10mの3本の刷子線材2を有する刷子接点3を
相対向するように摺接させて、後記の試験条件にて整流
子1の回転試験を行い、接(3) 扉片1aの摩耗量と整流子1の回転数のばらつきを測定
した処、後記の表の右欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 圧 : 12v
電 流 : DC60mA整流子の回転数
: 2800rpm整流子の回転時間 ; 前時
間 刷子接点の接触力 : 5g/3本 (4) (5) 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量は5
〜7μであったのに対し、実施例の接点片の摩耗量は2
.5〜3μで著しく減少していて耐摩耗性に優れている
ことが判る。また従来例の接点片を有する整流子の回転
数のばらつ1418〜11%であったのに対し、実施例
の接点片を有する整流子の回転数のばらつきは3〜4%
で著しく減少していることが−rIlる。
: 2800rpm整流子の回転時間 ; 前時
間 刷子接点の接触力 : 5g/3本 (4) (5) 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量は5
〜7μであったのに対し、実施例の接点片の摩耗量は2
.5〜3μで著しく減少していて耐摩耗性に優れている
ことが判る。また従来例の接点片を有する整流子の回転
数のばらつ1418〜11%であったのに対し、実施例
の接点片を有する整流子の回転数のばらつきは3〜4%
で著しく減少していることが−rIlる。
以上詳記した通り本発明の慴動接点材料は、硬さが高く
耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モー
タの整流子の接点片は刷子接点との慴動時摩耗粉の発生
が無い、従ってノイ女が発生することがなく接触抵抗が
低く安定しているので、小型モータの整流子の回転数の
ばらつきが大幅に減少する等の優れた効果がある。
耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モー
タの整流子の接点片は刷子接点との慴動時摩耗粉の発生
が無い、従ってノイ女が発生することがなく接触抵抗が
低く安定しているので、小型モータの整流子の回転数の
ばらつきが大幅に減少する等の優れた効果がある。
図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状錦な示す
斜視図である。 1−・・−整流子、1a−・−一−−接点片、2−・−
刷子線材、3−−−−一刷子接点。 (6)
斜視図である。 1−・・−整流子、1a−・−一−−接点片、2−・−
刷子線材、3−−−−一刷子接点。 (6)
Claims (2)
- (1)Ag中に、重量比でZn1−10%と5bO05
〜3%添加して威る摺動接点材料。 - (2)Ag中に、重量比でZn1〜10%とsbo、5
〜3%とFe族を0.01〜065%添加して威る摺動
接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56207754A JPS58107457A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 直流小型モータの整流子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56207754A JPS58107457A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 直流小型モータの整流子用摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58107457A true JPS58107457A (ja) | 1983-06-27 |
JPH0114981B2 JPH0114981B2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=16544984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56207754A Granted JPS58107457A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 直流小型モータの整流子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58107457A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160632B2 (en) | 2003-11-26 | 2007-01-09 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Material for sliding contacts, clad composite material and small-sized DC motor using the same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249916A (en) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 | Mitsubishi Marorii Yakin Kogyo Kk | Material for electric contact consisting of ag-metal oxides |
JPS5477220A (en) * | 1978-07-26 | 1979-06-20 | Tokuriki Honten Kk | Electric contact material based on siler and oxide |
JPS5494431A (en) * | 1978-01-09 | 1979-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Electric contact material |
JPS54128930A (en) * | 1978-03-22 | 1979-10-05 | Chugai Electric Ind Co Ltd | Electric contact material composed of silverrtin oxide based alloy and other silverrmetal oxide alloy |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP56207754A patent/JPS58107457A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249916A (en) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 | Mitsubishi Marorii Yakin Kogyo Kk | Material for electric contact consisting of ag-metal oxides |
JPS5494431A (en) * | 1978-01-09 | 1979-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Electric contact material |
JPS54128930A (en) * | 1978-03-22 | 1979-10-05 | Chugai Electric Ind Co Ltd | Electric contact material composed of silverrtin oxide based alloy and other silverrmetal oxide alloy |
JPS5477220A (en) * | 1978-07-26 | 1979-06-20 | Tokuriki Honten Kk | Electric contact material based on siler and oxide |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160632B2 (en) | 2003-11-26 | 2007-01-09 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Material for sliding contacts, clad composite material and small-sized DC motor using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0114981B2 (ja) | 1989-03-15 |
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