JPS5810595A - α−アミノホスホノアセテ−ト類の新規製造法 - Google Patents

α−アミノホスホノアセテ−ト類の新規製造法

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JPS5810595A
JPS5810595A JP10625981A JP10625981A JPS5810595A JP S5810595 A JPS5810595 A JP S5810595A JP 10625981 A JP10625981 A JP 10625981A JP 10625981 A JP10625981 A JP 10625981A JP S5810595 A JPS5810595 A JP S5810595A
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Kentaro Tamaoki
玉置 健太郎
Shinji Tomioka
富岡 新二
Sakio Takahashi
高橋 佐喜雄
Kazuhiro Tokunaga
和大 徳永
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KH Neochem Co Ltd
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(1) (式中、R1は低級アルキル基を、R,q置換もしくけ
非置換の低級アルキル基またはアラルキル基を表わす)
で表わされるα−アミノホスホノアセテート類またはそ
の酸付加塩の製造法に関する。さらに詳しくは本発明は
一般式(1)(式中、R3は低級アルキル基を、R2は
置換もしくけ非置換の低級アルキル基またはアラルキル
基を、R8はフェニル基、置換フェニル基、ナフチル基
または置換ナフチル基を表わす)で表わされるアゾ化合
物を還元開裂し、必要に応じ常法により酸付加塩とする
ことを特徴とする特般式(■)で表わされるα−アミノ
ホスホノアセテート類またはその酸付加塩の製造法に関
する。
α−アミノホスホノアセテート類は、セファロスポリン
類縁化合物の合成中間体として有用表化合物である(例
えば、B、G、 Christense、n。
J、Am、Chsm、Boa、、!4 、 7zrs 
、  7tr+(lり7≠)。
平1)正、特開昭141−−/λt!りl)。
従来、α−アミノホスホノアセテート類の合成法として
は (1)   R,C)、Christensen 、 
  Tet  Lett 4I6$4(/り73)の方
法 /、 j、 j−トリベンジルへキサヒドロ−白−トリ
アジンをジエチルホスファイトと反応させ、得られるN
−ベンジルアミノメチルジエチルホスホネートを還元的
に脱ベンジル化し、アミノメチルジエチルホスホネート
とし、次に該化合物とベンズアルデヒドとを反応させ、
シップ塩基とし、相当するクロロホルメートによ抄アル
コキシカルボニル化し、最後にぺyジリデン基を゛脱離
させ、相当するα−アミノジエチルホスホノアセテート
類ヲ得る。
(2) D、 1. C,8copas t J、 O
rg、 Chem、 1.2 e374(/り77)の
方法 メチルジエチルホスホノアセテートを水素化ナトリウム
の存在下、0−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミ
ンによジアミノ化してメチル−α−アミノジエチルホス
ホノアセテートを得る。
(31G、 H,Hakimelahi an4 G、
 Just、 8yn、 Comm。
10.4Iコタ(lすto>の方法 ベンジルアミンとグリオキシル酸エステルから得られる
シップ塩基に水素化ナトリウムの存在下、アルキルホス
ファイを作用させ、ついでベンジル基を脱離させ、α−
アミノジエチルホスホノアセテート類を得る。
の三つの方法が知られている。
ところが、これらの第7の方法は、目的物を得る工程が
長く、煩雑であシかつ収率も低く実用的な合成法とはい
い−い、第コの方法は、アミノ化剤である0−メシチレ
ンスルホニルヒドロキへアミンが爆発性を有するために
、目的物の大量合成には適さない、第3の方法にFi、
N料であるグリオキシル酸エステル類の合成が煩雑であ
りまたこの化合物が不安定であるという難点がある。
本発明者らは、α−アミノホスホノアセテート類の実用
的かつ大量合成が可能な製造法について鋭意検討した。
その結果、ホスホノアセテート類から容易に得られる式
(1)で示されるアゾ化合物を還元的に開裂することに
よって、極めて収車良くα−アミノホスホノアセテート
類が得られることを見い出し本発明を完成した。
通常、アゾ化合物を還元的に開裂するには苛酷な条件を
必要とするが、驚くべき事に式(I)で示されるアゾ化
合物は極めて穏和な条件下で還元開裂されてα−アミノ
ホスホノアセテート類を与える。
さらに本発明方法は、前記のfile (2)t (3
1の方法に比較して、■ 工程数が少なく収率が良い■
 爆発性、不安定な原料を使用しない■ 出発原料の製
造が容易 などの利点があり、目的物の工業的製造法と
して極めて秀れている。
以下に本発明の詳細な説明する。
一般式(1)中、R1の低級アルキル基とは炭素数/−
jのアルキル基を意味する。例としてメチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル等があげられる。特にメチル
、エチルが好適である。
R2の非置換の低級アルキル基とは、炭素数l〜!のア
ルキル基を意味する。例としてメチル、エチル、1−−
fロビル、t−ブチル、ネオペンチル等があげられる。
特にt−ブチルが適当である。
R2の置換低級アルキル基は上記アルキル基に置換基の
ついたものを意味する。置換基としてトハロゲン例えば
塩素原子、臭素原子などがあげられる。
R2の例としてβ−トリクロロエチルなどがあげられる
。アラルキル基としてはベンジル、p−ニトロベンジル
などがあげられる。
R3の定義中、置換フェニル基としては、o−。
m−もしくはp−)リル、O−,m−もしくはp−ニト
ロフェニル、O−、m−もしくはp−メトキシフェニル
、p−スルホフェニル、〇−カルボキシフェニルなどが
適当である。0−9p−位に電気陰性基を有するものが
%に適当である。置換ナフチル基としてはl−もしくは
2−ヒドロキシナフチル等が適当である。
還元方法としては亜鉛未還元および接触還元が操作性、
収率などの点で優れている。亜鉛未還元による場合、溶
媒として好ましくは水、メタノール、エタノール、イン
グロパノール、テトラヒドロフラン、ジオキサンが用い
られ、反応は塩酸、硫峻、酢酸の存在下に行なわれる。
亜鉛末の使用量Lジアゾ化合物に対し等モルないし10
倍、反応時間は30分ないし70時間、反応温度は室温
ないし溶媒の沸点が望ましい。
接触還元による場合、触媒としてパラジウム、白金金属
およびこれらの塩類が、溶媒として水、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、アセトン、酢酸エチルなどが用いられる0反応は中
性・酸性・塩基性いずれの条件下でも進行するが、水溶
液中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素ナトリウムの存在下に行なうのが好ましい
0反応温度は室温ないし溶媒の沸点、反応時間は数分な
いし20時間が良い。還元は下 常弓でも充分進行するが加圧下で行なうことにより還元
に要する時間を短縮することが可能である・ 反応後、生成した目的物であるα−アミノホスホノアセ
テート類は、通常有機化学において用いられる減圧濃縮
、抽出、蒸留等の方法によって単離、精製される。
また、α−アミノホスホノアセテート類はアミンの酸付
加塩例えば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、硝酸塩、酢酸塩、
シュウ酸塩、フィール酸塩、クヱン酸塩等の無機および
有機弊の塩類として単離することもできる。
本発明方法の出発原料であるアゾ化合物は、本発明者ら
によって見い出された新規化合物であす、ホスホノアセ
テート類(III)と芳香族アミンのジアゾニウム塩(
fV)とのカップリングによって、容易に製造すること
ができる。
(Rlo)zpcH,cooR,+ Rs下NH2−R
3 (1) 上記方法は本出願人による本出願と同日付の特許願(1
、発明の名称:新規なアゾ化合物およびその製造法)に
詳細に開示されているが、以下簡単に説明し、また−具
体例を参考例として掲げる。
一般式(1)の化合物は一般式(1)の化合物と一般式
(IV)の化合物とを酸結合剤(炭酸ナトリウム、ピリ
ジン郷)の存在下、水、メタノール等を溶媒として反応
させるととによシ製造゛ することができる。
以下、実施例をもって本発明をさらに詳′細に説明する
が、本発明はもとよりこれらに限定されるものではない
実施例1゜ (EtO)、P−CH−COOtBu 占 OOH 〇 −(EtO)2P−CH−COO”Bu冊2 t−ブチル−α−(0−カルボキシフェニルアゾ)ジエ
チルホスホノアセテート!Ofをメタノールコ00fに
溶解し、亜鉛末!Ofを加え、激しく攪拌しながら酢酸
22jfttO〜70℃で1時間で加える。4o〜70
℃で1時間攪拌したのち冷却し亜鉛末をF別する。ろ液
に水/61fを加え、炭酸水素ナトリウムで中和したの
ち、生成物をジクロロメタン層101で7回抽出する。
ジクロロメタン層を無水amナトリウムで乾燥したのち
、減圧下濃縮し、淡黄色液体のt−ブチル−α−アミノ
ジエチルホスホノアセテ−トコ0.7f(収率1211
G)を得る。
IR(NaCj)c*−’: 34100.−タデ0.
  /74cO,/jりONMR(CDCj、)δ(p
pm): /、JJ(AH,t)、 /、IO(りH,
8)、t71(λH,8)、J、IJ(/H,(1)。
4AλO(参H1aq ) 実施例2 t−ブチル−α−(0−カルボキシフェニルアゾ)ジエ
チルホスホノアセテートjOfを酢酸100?、水71
9に溶解し、激しく攪拌しながら亜鉛末novを参〇〜
jO℃で30分で加える。uo−to℃で43時間攪拌
したのち冷却して亜鉛末をF別する。F液をトルエンλ
oowtで3回洗浄し、水層を水酸化ナトリウムで中和
したのち、ジクロロメタン!00fで3回抽出する。ジ
クロロメタン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち減
圧下に溶媒を留去し、淡黄色液体のt−ブチル−α−ア
ミノジエチルホスホノアセテート197f(収率!り繋
)を得る。このもののIRおよびNMRスペクトルは実
施例1で得られたものとよく一致した。
実施例3 t−ブ?ルーα−(0−カルボキシフェニルアゾ)ジエ
チルホスホノアセテート10?、炭酸カリウムi’y、
stを水コjOfに溶解し、10チpd/c  ユIf
を加え水素加圧下(o、i〜10KyaすKJO〜30
℃で、io時間攪拌する。触媒を炉去した後、F液をジ
クロロメタン−〇Ofで3回抽出する。
ジクロロメタン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥したの
ち、減圧下に溶媒を留去し、t−ブチル−α−アミノジ
エチルホスホノアセテート3、tzr(収率りal)を
得る。このもののIRおよびNMRスペクトルは実施例
1で得られたものとよく一致した。
実施例勇 以下、適当なアゾ化合物を出発原料として用いて実施例
/まえはJの方法にし九がってα−アミノジエチルホス
ホノアセテート類を得た。
参考例t アントラニル酸λ7f、Jj4塩酸j /、 4’ f
および水171の混合液に、亜硝酸ソーダ/4’fを3
04水溶液としたものをiz℃以下で加えてジアゾニウ
ム塩を得る。
t−ブチルジエチルホスホノアセテートjOfをメタノ
ールtOfに溶解し、氷1oot。
30%水酸化ナトリウム17fを加える。
これに、さきのジアゾニウム塩の溶液をjt以下で滴下
する。j℃以下で1時間攪拌後、酢酸λOfを加える。
析出した結晶をV取、水洗、乾燥してt−ブチル−α−
(0−カルボキシフェニルアゾ)ジエチルホスホノアセ
テート基7f(収率f仏参1)を得る。 m、p、 /
 I 0℃(分解) 元素分析値 C:j/、07憾、H:直コl嗟、 Nニ
ア/r悌c17H!lN107Pとしての計算値C:J
/、00憾 、H:ムコタ憾 、N:ムタタ嗟NMR(
CDCj、)δ(ppm): /J/(4L t)、/
、j7(PHI # )e JL21 (/Tie a
 )−勇コデ(参atq)−7.0j 〜1.09 (
$H,m )、 10.J/ (/H,a )特許出願
人 (lOλ)協和醗酵工業株式会社代表者本下祝部 手続補正書 昭和56年 8月20日 特−許庁長宮殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第106259号 2発明の名称 α−アミノホスホノアセテート類の新規製造法λ補正を
する者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 Zo。
住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名称 (
102)協和醗酵工業株式会社(置:03−201−7
211内線253)代表者 木下祝部 4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 &補正の内容 (1)4真下7行の[アルキルホスファイ]を1アルキ
ルホスフアイト111LH正fb。
(2191i[0(IV)式1−R3−NH!Jt−r
R1−N;Jに訂正する。
+3113頁表−1中「出発化合物」を「出発化合物(
I)」に訂正する。
(4113頁表−1中「D」を「R3」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(I) N−R。 (式中、R1は低級アルキル基を、R8は置換もしくけ
    非置換の低級アルキル基またはアラルキル基を、R1は
    フェニル基、置換フェニル基、ナフチル基または置換ナ
    フチル基を表わす)で表わされるアゾ化合物を還元開裂
    し、必要に応じ常法によシ酸付加塩とすることを特徴と
    する一般式(1) %式%() (式中、R1およびR1は前記と同意義である)で表わ
    されるα−アミノホスホノアセテート類またはその酸付
    加塩の製造法。
JP10625981A 1981-07-09 1981-07-09 α−アミノホスホノアセテ−ト類の新規製造法 Granted JPS5810595A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ZHURNAL OBSHCHEJ KHIMII=1965 *

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