JPS58102896A - 車両用パワ−ユニツト - Google Patents

車両用パワ−ユニツト

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JPS58102896A
JPS58102896A JP8540182A JP8540182A JPS58102896A JP S58102896 A JPS58102896 A JP S58102896A JP 8540182 A JP8540182 A JP 8540182A JP 8540182 A JP8540182 A JP 8540182A JP S58102896 A JPS58102896 A JP S58102896A
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JP
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oil
driven
hydraulic
pulley
spool valve
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JP8540182A
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服部 虎男
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6352215B2 publication Critical patent/JPS6352215B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンのクランク軸、該クランク軸により
駆動されるVベルト式無段変速機、該無段変速機の出力
を車輪に伝達する歯車式補助変速機および前記無゛段変
速機の作動機構をケーシング内に収容した車両用パワー
ユニットに関する。
前記無段変速機においては、駆動Vプーリと従動Vブー
リ間にVベルトを懸張するものであるから、駆動及び従
動プーリ軸の曲げ強度を考慮した場合、各軸の軸受間寸
法は短い方が良い。またメンテナンスを要するものは作
動機構および無段変速機であって、中でも前者の方が比
較的メンテナンスの頻度が高い。一方、補助変速機の歯
車列等は殆どメンテナンスを必要としない。したがって
、作動機構等をケーシング内に収容する場合には比較的
メンテナンスの頻度の高いものが外方にくるように配置
するのが良い。
本発明は上記に鑑み、無段変速機の軸受間寸法を短クシ
、またメンテナンスを能率良く行うことができるように
した、前記パワーユニットを提供することを目的とする
\ 以下、図面により本発明を自動二輪車に採用じ・・\た
一実施例について説明すると、先ず第1図において、自
動二輪車のバワーユニン)Puは、エンジンEと、発進
クラッチScを備えたVベルト式無段変速機Tmと、そ
の無段変速機Tmの出力を車輪としての後輪Wτに伝達
する歯車式補助変速機Tαとよりなり、これらは図示し
ない車体に支持されるケーシングC内に構成される。
ケーシングCは第2図に示すように、エンジンEのクラ
ンク軸1のクランク部及び補助変速機Taを収容する主
ケースC1と、その主ケースC1の外側面に衝合され無
段変速機Tnrを収容する補助ケースC8と、その補助
ケースC3の外側面を閉鎖し、無段変速機Tmの作動機
構130を収容するカバー〇、と一分割されている。ま
た、クランク軸1等のパワーユニットPμ中の各種回転
軸は、パワーユニットPuの後方で図示しない車体に軸
支される後輪Wrの軸線とすべて平行に配置され、パワ
ーユニットPμの出力軸、即ち1補助変速機Taの出力
軸141がチェン伝動装置Mを介し′て後wp′fを駆
動するようになっている。
無段変速機Tmの発進クラッチSc、駆動及び従動Vブ
ーIJ 40 、41はいずれも油圧作動式に構成され
る。それらに作動油を供給するために、クラッチ弁Vc
より延出した制御油路Leが発進クラッチScに、また
エンジンEに駆動される油圧ポンプPから延出した第1
.第2給油路り、。
L、が駆動及び従動VブーIJ 40 、41にそれぞ
れ接続される。
尚、第1図中、rデは油圧ポンプPのリリーフ弁、Rは
ケーシングCの底部に形成される油溜である。
バワーユニン) P uの各部の構成を第2.3図によ
り順次説明する。
先ず、発進クラッチScであるが、それはクランク軸1
を支承する最右側の軸受2の外側に隣接してクランク軸
1上に設けられる。この発進クラッチScはクランク軸
1にスプライン結合3されたクラッチアウタ4と、゛後
述する駆動Vプーリ40の固定プーリ半体44と一体に
形成されたクラッチインナ5とを有し、これらクラッチ
アウタ及びインナ4,5間には、クラッチアウタ4に摺
動自在にスプライン嵌合される複数枚の駆動摩擦板6と
、クラッチインナ5に摺動自在にスプライン嵌合される
複数枚の被動摩擦板7とが各枚交互に重合して介装され
ると共に、最外側位置の駆動摩擦板6の外方移動を拘束
する受圧環8がクラッチアウタ4に係止される。この受
圧環8と反対側でクラッチアウタ4には油圧シリンダ9
が形成されており、このシリンダ9には最内側位置の駆
動摩擦板6に皿状の緩衝ばね10を挟んで対向するピス
トン11が重合°されている。このピストン11は、ク
ラッチインナ5の内側に配置された戻しばね12により
後退方向、即ち摩擦板6.7群から離れる方向に弾圧さ
れる。油圧シリンダ9の油圧室13には前記制御油路L
cからクランク軸1に形成した油路14を通して作動油
が供給されるようになっている。
而して、油圧室13に高圧の作動油を供給すれば、ピス
トン11はその油圧を受けて戻しばね12を圧縮しなが
ら前進し、駆動及び被動摩擦板6゜7群を受圧環8に対
して押圧することにより両摩擦板6.7間を半クラツチ
状態を経て摩擦連結することができる。このクラッチ接
続状態では、りランク軸1からクラッチアウタ4に伝達
される動力は両摩擦板6,7群を介してクラッチインナ
5に伝達し、そして次段の駆動Vプーリ40へと伝達す
る。また、油圧シリンダ9内の作動油を排出すれば、ピ
ストン11は戻しばね12の弾圧力により後退するので
、両摩擦板6,7間の摩擦連結は解かれ(フランチ遮断
状態)、上記の動力伝達は休止する。
発進クラッチScは両摩擦板6,7を作動油により冷却
する湿式を採用している。ところで、両摩擦板6.7に
供給する冷却油が過多であれば。
クラッチ遮断時には冷却油の粘性に起因した両摩擦板6
,7間の引摺り現象を起こし、またクラッチ接続時には
両摩擦板6,7間に滑りが生じ易くなる。反対に冷却油
が過少であれば、摩擦熱を多量に発する半クラツチ時に
各摩擦板6.7が過熱する嫌いがある。したがって、冷
却油の供給量は、クラッチ遮断時及び接続時には零若し
くは僅少に、また半クラツチ時には多量にそれぞれ制御
することが要求さ、れ−そのような制御のために流量調
節弁15が設けられる。
流量調節弁15は円筒形をなしていて、クランク軸1の
前記油路14内に摺合され、該弁15の左端面には油路
14の油圧が、また右端面には大気圧と戻しばね160
弾発力とがそれぞれ作用するようになっている。流量調
節弁15は油路14と連通する弁孔17を有し、該弁1
5が所定の右動位置に移動した゛とき上記弁孔17と連
通ずる。
オリフィス18付油孔19がクランク軸1に穿設され1
.また七〇油孔19をスプライン結合部3を介してクラ
ッチインナ5の内側に常時連通させる油孔20がクラッ
チアウタ4に穿設される。
而して、油路14内が低圧のクラッチ遮断時には調節弁
15は戻しばね16の力で左動限に保持されるので、弁
孔17と油孔19とは図示のように連通な断たれ、若し
くはその連通を適当に絞られ、これにより油路14がら
発進クラッチscへの冷却油の供給量は零若しくは僅少
に調節される。
油路14内の油圧が半クラツチ状態をもたらすまでに上
昇すると、その油圧を受けて調節弁15は戻しばね16
を圧縮しながら右動し、弁孔17を油孔19に連通させ
、これにより油路14から弁孔17、油孔19,20を
通して発進クラッチScに冷却油が充分に供給される。
このときの冷却油の最大流量はオリフィス18により規
制される。
さらに、油路14内の油圧がクラッチ接続状態をもたら
すまでに上昇して調節弁15が更に右動すると、弁孔1
7と油孔19とは再び連通を断たれ、若しくはその連通
を適当に絞られ、これにより冷却油の供給量は再び零若
しくは僅少に調節される。
第1図において、上記発進クラッチScを操作端が閉塞
されたシリンダ状の弁面25には戻しばね26、スプー
ル弁27、調圧ばね2B及び抑圧板29が順次挿入され
、最外側の押゛圧板2Sには、固定の支軸30に中央部
を支持させた作動レノクー31の一端が連接され、その
他端には操向ノ・ンドルHに付設されたクラッチレバ−
32に連なる操作ワイヤ33と作動ばね34とカー接続
される。その作動ばね34は前記調圧ばね28よりばね
力b1強く、クラッチレバ−32の解放に従い作動レノ
く−31及び押圧板29を介して調圧ばね28を押圧し
、そのセット荷重を増加させることができる。
弁面25は、調圧ばね2B側から並んでその内壁に開口
する第1〜第4ポート351〜35.を有し、第1ポー
ト351は油溜Rと連通し、第2ポート35.から制御
油路Lcが延出され、第3ボート353は油圧ポンプP
と連通し、また第4ボート35.はオリフィス36を介
して制御油路Lcと連通ずると共に、弁面25内の戻し
ばね26を収容する反力油圧室38と連通する。他方、
スプール弁2Tは、前記第2ボート35.と第1ボート
351または第3ボート35.との連通を切換え得る環
状溝39を有す″る。
而して、第1図の状態のように、クラッチレバ−32を
操向ハンドルH側に引き寄せることにより、作動ばね3
4の力に抗して作動レバー31を押圧板29から充分に
後退させれば、スプール弁27は戻しばね2BKより右
動されて、第3ポート35.を閉じると共に第1及び第
2ボー)35.。
35□間を連通させる。その結果、発進クラッチScの
油圧シリンダS内の圧力は油溜RK解放されるので、発
進クラッチSeは遮断状態となる。
クラッチレバー32の操作力を徐々に解放していき、抑
圧板2Bが作動ばね34の力により調圧ばね28を押圧
していくと、スプール弁27は左動して第1ボート35
mを閉じると共に第2及び第3ポー)351.35.間
を連通させるので、油圧ポンプPの吐出油が制御油路L
’cに供給される。これに伴°い制御油路Lcの油圧が
上昇すると。
その油圧はオリフィス36を経て反力油圧室38に導入
されるた−め、その油圧による押圧力と調圧ばね28の
セット荷重とが平衡するところまでスプール弁27は右
方へ押し戻される。したカーって、クラッチレバ−32
の戻し動作に伴5mm1圧ばね28のセット荷重の増゛
加に応じて制御油路Lcの油圧、即ち発進クラッチSt
の接続油圧を上昇させることができる。
このようなりラッチ弁Veを用いると、クラッチレバ−
32の操作力を軽く設定しても、それに殆ど関係な(発
進クラッチSoの接続油圧を充分に大きく設定すること
ができ、これにより発進クラッチScの小型化が可能と
なり、また前述のように、発進クラッチSvを、パワー
ユニットPμ中、最も回転数が高くてトルクの低いクラ
ンク軸1上に設けることにより、その小型化は更に促進
される。
次に駆動及び従動rブー!740,41について説明す
る。
駆動Vプーリ40は、発進クラッチScの右側に隣接し
てクランク軸1上に設けられ、その駆動rプーリ40の
後方に従動Vプーリ41が隣接配置される。両Vプーリ
40.41間にはVベルト42が懸張される。
駆動Vブー1.J 40は、クランク軸1の右端部にベ
アリング43を介して回転自在に支承される固定プーリ
半体44と、この固定プーリ半体44と一体の筒状駆動
プーリ軸45に2個のボールキー46を介して摺動可能
に連結される可動プーリ半体47とより構成され、この
可動プーリ半体47はその背面Kj2じ48で固着され
たピストン49を備え、この゛ヒ、ストン4゛9を収容
する油圧シリンダ50の後壁板50gがケーシングCに
ポールベアリング51を介して支承されると共に、駆動
プーリ軸45に止環52により連結される。ピ玉トン4
9は油圧シリンダ5o内をVベルト42側の第1油圧室
50.と、それと反対側の第2油圧室50、とに区画し
、ピストン49の受圧面は、第1油圧室501側が第2
油圧室5o2側より狭くなるように形成される。
したがって、両油圧室50..50.に同圧の油圧を、
導入すると、ピストン49は左右の受圧面積の差による
差動油圧を受けて左方へ移動して可“動プーリ半体4T
を固定プーリ半体44に近付け、駆動Vプーリ40の有
効半径、即ちVベルト42との接触半径を拡大させるこ
とができる。また、第1油圧室50mに油圧をかけた状
態で第2油圧室50.の油圧を解放すれば、ピストン4
9は第1油圧室50.の油圧により右動して可動プーリ
半体47を固定プーリ半体44より遠ざけ、駆動Vプー
リ40の有効半径を縮小することができる。
このようなピストン49の油圧作動のために第1制御弁
V、が駆動プーリ軸45内に設けられるが、その詳細は
後述する。
油圧シリンダ50は、前述のようにその後壁板50gを
駆動プーリ軸45に止環52を介して連結したので、固
定プーリ半体44とも一体的な連結関係に置かれる。こ
のよう圧すると、ピストン49の油圧作動に伴い固定プ
ーリ半体44と油圧シリンダ50間に作用するスラスト
荷重を駆動ブIJ軸45に伝達、支承させることができ
、その結果、油圧シリンダ50を回転自在に支承するボ
ールベアリング51の負荷が軽減される。
従動Vプーリ41は、従動プーリ軸56と一体に形成さ
れた固定プーリ半体57と、従動プーリ軸56に3個の
ボールキー58を介して軸方向摺動可能に連結される可
動プーリ半体59とより構成され、そして固定プーリ半
体57は駆動Vプーリ40の可動プーリ半体47の後方
に、また可動プーリ半体59は固定プーリ半体、44の
後方に、それぞれ隣接して配置される。可動プーリ半体
59はその背面にねじ60で固着されたピストン61を
備え、このピストン61を収容する油圧シリンダ62の
後壁板62αが従動プーリ軸5BK止環63を介して連
結される。ピストン61は油圧シリンダ62内をVベル
ト42側の第1油圧室62゜と、それと反対側の第2油
圧室62.とに区画し、ピストン61の受圧面は、第1
油圧室62.側が第2油圧室62.側より狭くなるよう
に形成される。したがって、肉池圧室621.62.に
同圧の油圧を導入すると、ピストン61は左右の受圧面
積の差による差動油圧を受けて右方に移動して可動プー
リ半体59を固定プーリ半体57に近付け、従動Vプー
リ41の有効半径を拡大させることができる。また、第
1油圧室62.に油圧をかけた状態で第2油圧室62.
の油圧を解放すれば、ピストン61は第1油圧室62m
の油圧により左動して可動プーリ半体59を固定プーリ
半体5Tより遠ざけ、従動Vプーリ41の有効半径を縮
小することができる。このようなピストン61の油圧作
動のために第2制御弁V、が従動プーリ軸56内に設け
られるが、その詳細は後述する。
従動プーリ軸56は左右両端部及び中央部の3個所をベ
アリング64,65.66を介してケーシングCに支承
される。そして、中央のベアリング65と右端部のベア
リング66の間において油圧シリンダ62は、止環63
及び従動プーリ軸56を介して固定ブーり半体57と一
体的な連結関係に置かれる。このようにすると、ピスト
ン61の油圧作動に伴い固定プーリ半体57と油圧シリ
ンダ62間に作用するスラスト荷重な従動プーリ軸56
に伝達、支承させることができ、その結果、ベアリング
65.86の負荷が軽減される。
さて、第1.第2制御弁V1 、V、並びにその周囲の
油路に説明を移す。
第1制御弁V、は中空の駆動プーリ軸45内に摺合され
た筒状の従動スプール弁71と、この従動スプール弁7
1内に摺合された筒状の主動スプール弁70とよりなり
、主動スプール弁7へ0内に内、外2重に嵌合した内側
連絡管72及び外側連絡管73が挿入される。内側連絡
管72は主動スプール弁TOを左右に貫通して、ケーシ
ングCのカバー03に設けた前記制御油路Lcと発進ク
ラッチScの油圧室13に連なる油路14との間を連通
す・る。
また、内側連絡管72は主動スプール弁10の内側に筒
状油路74を画成し、この油路74は外側連絡管73を
介してカバー〇、に設けた前記第1給油路り、に連通ず
る。
両連絡管72.73は、外側連絡管73の右端を絞って
内側連絡管72の外周面に溶接することにより連結され
ており、また、外側連絡管73の外周には取付フランジ
75が溶接されている。この取付フランジ75はカバー
03の内壁に形成した段付取付凹部76の大径部に弾性
シールリング77を介して嵌装され、止環78により抜
止めされる。段付取付凹部76の小径部には内側連絡管
72の右方突出部が弾性シールリング79を介して嵌装
される。かくして、2重連絡管72.73はカバー〇、
VC=フローティング支持され、クランク軸1及び駆動
プーリ軸45の心振れにも追従することができる。尚、
80はカバー〇、の第1給油路り、と外側連絡管73の
内側とを連通させるために、該連絡管730周壁に穿設
した透孔である。
主動スプール弁70は外周に左右一対の環状給油溝81
.82と1条の環状・排油溝83とを有し、給油溝81
.82は透孔84,85を介して主動スプール弁70内
の筒状油路74と連通している。
また、従動スプール弁71は外周に左右一対の環状油溝
86.87を有し、その左側油溝86は、透孔88を介
して主動スプール弁70の左側給油溝81と常時連通す
る一方、透孔89、環状油路90及び油路91を介して
油圧シリンダ50の第1油圧室50;とも常時連通して
いる。右側油溝87は、透孔92を介して主動スプール
弁70の排油溝83ど常時連通する一方、透孔93を介
して油圧シリンダ50の第2油圧室50.とも常時連通
している。また、従動スプール弁T1には、その右側油
溝87と主動スプール弁7oの右側給油溝82との間の
連通、遮断を制御する透孔94と、主動スプール弁70
の排油溝83とケーシン71は、駆動プーリ軸45を半
径方向に貫通する連動ピン96を介して可動プーリ半体
47に連結されて、それと共に左右動するようになって
いる。
駆動プーリ軸45の連動ピン96に貫通される部分は、
連動ピン96の左右動を妨げないように長孔97になっ
ている。
第2制御弁V2は中空の従動プーリ軸56内に摺合され
た筒状の従動スプール弁101と、この従動スプール弁
101内に摺合された主動スプール弁100とよりなる
。主動スプール弁100の中心部には隔壁102により
互いに隔離される給油路103及び排油路104が形成
されており、給油路103は、それに挿入さ些た連絡管
105を介してカバー〇。
に形成した前記第2給油路り、と連通し、排油路104
は、ケーシングC内部と連通する従動プーリ軸56の中
空部に開口する。
連絡管105の外周に溶接した取付フランジ10Bはカ
バー〇、の内壁に形成した取付凹部107に弾性シール
リング108を介して嵌装され、止環1o9により抜止
めされる。かくして、連絡管105はカバーC3にフロ
ーティング支持され、従動プーリ軸56の心振れに追従
することができる。
また、主動スプール弁100は外周に左右一対の環状給
油溝11.0 、111と1条の環状排油溝112とを
有し、給油溝110,111は透孔113,114を介
していずれも前記給油路103と連通し、排油溝112
は透孔115を介して前記排油路104と連通し1てい
る。また、従動スプール弁101は外周に左右一対の環
状油溝116.117を有し、その右側油溝117は透
孔118を介して主動スプール弁100の右側給油溝1
11と常時連通する一方、透孔119、環状油路120
及び油路121を介して油圧シリンダ62の第1油圧室
62.とも常時連通し、左側油溝116は透孔122を
介して油圧シリンダ62の第2油圧室62.と常時連通
している。また、従動スプール弁101には、その左側
油溝116と、主動スプール弁100の左側給油溝11
0及び排油溝112との各間の連通、遮断を制御する透
孔123,124が設けられている。さらに、従動スプ
ール弁101は、従動プーリ軸56を半径方向に貫通す
る連動ビン125を介して可動プーリ半体5.9に連結
されて、それと共に左右動するようになっている。従動
プーリ軸56の連動ビン125に貫通される部分は、連
動ビン56の左右動を妨げないように長孔126になっ
ている。
第1.第1制御井V1 、V、は、駆動側の可動プーリ
半体、47と従動側の可動プーリ半体59とを同期作動
させるため罠、作動機構130により連結される。作動
機構130は、面制御弁V、  、V。
の中間でケーシングCに面制御弁V1mVNと平行に設
けた支軸131と、この支軸131に摺動自在に支承さ
れたシフタ132と、このシフタ132に中間部を固着
されると共に面制御弁V1 、V、の主動スプール弁7
0.100に両端を連結した連動棒133とよりなり、
前記シフタ132はケーシングCに軸支したシフトレバ
−134の回動により作動され、またそのシフトレバ−
134は第1図の操向ノ1ンドルHの左グリップHgの
回動により操作されるよ”うになっている。
ここで、面制御弁V*mVMの作用を説明すると、第3
図に示すように、シフタ132がカバーC3に当接した
右動限に位置する場合は、第1制御井V1では透孔94
が主動スプール弁Toにより閉じられて右側給油溝82
と右側油溝87との間が遮断されると共に、排油溝83
と排油口95とが連通し、一方、左側給油溝81と左側
油溝86間は常時連通状態にあるので、第1油圧室50
.には筒状油路74に待機する作動油圧が油溝81゜8
6等を通して導入され、第2油圧室50.は油溝82,
87等を介して排油口95に開放される。
したがって、ピストン11は第1油圧室50.の油圧を
受けて右動して可動プーリ半体47を後退限に保持する
また、この場合、第2制御弁V、では、左側給油溝11
0が透孔123を介して左側油溝116 と連通すると
共に、透孔124が主動スプール弁100に閉じられて
排油溝112と左側油溝116間が遮断される。一方、
右側給油溝111と右側油溝117間は常時連通状態に
あるので、給油路103に待機する作動油圧が油圧シリ
ンダ62の第1.第2両油圧室62s−62*に導入さ
れ、したがってピストン61は前述のように差動油圧を
受けて右方へ移動して可動プーリ半体59を前進限に保
持する。
このようにして、駆動Vプーリ40の有効半径は最小に
、また従動Vプーリ41の有効半径は最大に制御される
ので、駆動Vプーリ40は最大の減速比を以て従動Vプ
ーリ41を駆動することができる。
次に、シフタ131を左動すれば、連動棒133により
両主動スプール弁70.100は同時に左動される。そ
して、主動スプール弁70の左動により透孔94が開い
て右側給油溝82と右側油溝87間が連通ずると共に排
油口95が主動スプール弁70により閉じられると、筒
状油路74の作動油圧が第2油圧室50.にも導入され
るため、ピストン49は前述のように差動油圧を受けて
左動を開始し、可動プーリ半体47を前進させる。する
と、この可動プーリ半体47の前進は連動ピン96を介
して従動スプール弁71に伝達されるので、該スプール
弁71も同時に移動して主動スプール弁70を追跡し、
その追跡により透孔94及び排油口95が主動スプール
弁Toに閉じられて、第2油圧室50.が筒状油路74
及び排油口95のいずれとも遮断されたとき、ピストン
49したがって可動プーリ半体47の移動は停止する。
即ち、可動プーリ半体47は主動スプール弁7oの左動
に応じて前進することができる。
また、第2主動スプール弁100の左動によれ!工透孔
123が主動スプール弁100に閉じられると共に、透
孔124が開かれて排油溝112と左側油溝116間が
連通ずるので、第2油圧室62.の油圧力排油路104
に解放される。このため、ピストン61は第1油圧室6
2.の油圧により左動を開始し、可動プーリ半体59を
後退させる。すると、この可動ブー、り半体59の後退
は連動ビン125を介して従動スプール弁101に伝動
されるので、該スプール弁101も同時に移動して主動
スプール弁100を追跡し、その追跡により両透孔11
3゜114が主動スプール弁100に閉じられて、第2
油圧室62.が給油路103及び排油路104のいずれ
とも遮断されたとき、ピストン61、したがって可動プ
ーリ半体59の移動は停止する。即ち、可動プーリ半体
59は主動スプール弁100の左動に応じて後退するこ
とができる。
このようにして、駆動rプーリ40の可動プーリ半体4
7の前進と、従動Vプーリ41の可動プーリ半体59の
後退とが同期して行われるため、Vベルト42に過度の
張力を与えることなく駆動Vプーリ40の有効半径の縮
小と従動Vプーリ41の有効半径の拡°大とを同時に達
成し、両Vプーリ40.41間の減速比を的確に減じる
ことができる。
以上において、駆動Vプーリ40の油圧シリンダ50は
従動Vプーリ41の油圧シリンダ62よりも大径に形成
される。これによれば、同油圧下においても、駆動側の
ピストン49が受ける油圧作動力な従動側のピストン6
1が受ける油圧作動力よりも常に太き(することができ
、変速の応答性を向上させる上に有効である。
また、駆動Vプーリ40のピストン49においては、そ
れの第1油圧室50.側の受圧面積をA1、第2油圧室
50.側の受圧面積をA、とすると、A、−A、)A。
上式が成立し、また従動rプーリ41のピストン61に
おいては、それの第1油圧室621側の受圧面積をB1
.第2油圧室62.側の受圧面積なり、とすると。
B、−B、)fl。
上式が成立している。したがって、各可動プーリつても
変速応答性の向上がもたらされる。
更に、油圧シリンダ50.62には可動プーリ半体47
.59をそれぞれ前進方向に弾圧するばね53,67が
縮設される。これらのばね53゜67は各油圧シリンダ
50.62内に未だ油圧が導入されていないとき、Vベ
ルト42に予張力を与えてその弛みを除去するように機
能する。
補助ケースCRにおいて、駆動Vプーリ40の油圧シリ
ンダ50は前方外側に、従動Vプーリ41の油圧シリン
ダ62は後方内側にそれぞれ配置され、したがって従動
Vプーリ41の固定プーリ半体57は後方外側に配置さ
れる。この固定プーリ半体57は油圧シリンダ62のよ
うな付属部品を持たないので、固定プーリ半体57の背
面側のケーシングCの右外側面後部に凹所135を形成
することができ、第1図に示すように、この凹所135
を利用してブレーキペダルBpが設置される。このよう
にすると、ブレーキペダルB 、pの外方突出を無くし
、若しくはその突出量を小さくすることができる。尚、
図中Stはステップである。
また、肉池圧シリンダ50.62を両Vプーリ40.4
1の対角線上に配置することは、両Vブー IJ 40
 、41の近接配置の場合でも、各油圧シリンダ50,
62の外径を他方の油圧シリンダ62.50に干渉され
ずに自由に設定し得るので好都合である。
次に、補助変速機Tαの説明をする。
第1及び第2図に示すように、ベアリング64゜65の
間で従動プーリ軸56上にニードルベアリング137を
介して支承される入力軸13Bと、その後方で主ケース
C1にニードルベアリング139及びボールベアリング
140を介して両端部を支承される出力軸141とを有
し、入力軸138は減速歯車列142を介して従動プー
リ軸56と連結される一方、低速及び高速歯車列143
.144を介して出力軸141とも連結される。
減速歯車列142は、従動プーリ軸56にスプライン結
合した第1小歯車145、この小歯車145より中間歯
車146を介して駆動される第1大歯車147、この大
歯車147と一体に回転する第2小歯車148及びこの
小歯車148より駆動される第2犬歯車149より構成
され、一体の第1大歯車147及び第2小歯車148は
ニードルベアリング150を介して出力軸141上に支
承され、第2犬歯車149は入力軸138の一端に一体
に形成される。したがって、従動プーリ軸56の回転は
第1歯車145,147により1段階減速し、また第2
歯車148,149によりもう1段階減速して入力軸1
38に伝達することができる。
低速歯車列143は入力軸138に一体に形成された駆
動歯車151と、出力軸141に回転自在に支承されて
上記歯車151より駆動される被動歯車152とより構
成され、また高速歯車列144も同じ(入力軸138に
一体に形成された駆動歯車153と、出力軸141に回
転自在に支承されて上記歯車153より駆動される被動
歯車154とより構成され、そして減速比は、低速歯車
列143の方を高速歯車列144の方より当然に大きく
設定される。また、出力軸141には両被動歯車152
.154に交互にドッグ結合し得るシフタ155が摺動
自在にスプライン嵌合156されており、したがって、
シフタ155は、被動歯車152と結合する低速位置「
Lo」と、被動歯車154と結合する高速位置「H・」
との2臂−切換位置を持つが、その外に両被動歯車15
2゜154のいずれとも結合しない中立位置「N」をも
とり得るものであり、このシフタ155の切換操作はシ
フトフォーク157により行われる。かくして、シフタ
155を[L 6Jまたは「Hl」の位置に切換えれば
、低速歯車列143または高速歯車列144が作動状態
となるので、人、出力軸138.141間に高低二段の
変速比を与えることができる。
この補助変速機Taは、前記無段変速機7’FMの不足
する変速比幅を補うものであり、換言すれば補助変速機
Tαの併設により、無段変速機Tmの駆動及び従動Vブ
ーIJ 40 、41の軸間距離を可及的に狭ばめてこ
れらをパワーユニットPμのケーシングC内にコンパク
トに収めることが可能となり、それに伴う無段変速機T
mの変速比幅の多少の犠牲が許容される。
以上のように本発明によれば、ケーシングを、エンジン
のクランク軸を支承する主ケースと、該主ケースの外側
面に衝合される補助ケースと、該補助ケースの外側面を
閉鎖するカバーとより構成し、補助ケース内に、クラン
ク軸により駆動されるVベルト式無段変速機を、主ケー
ス内に無段変速機の出力を車輪に伝達する歯車式補助変
速機ヲ。
カバー内に無段変速機の作動機構を、それぞれ収容した
ので、無段変速機の軸受間寸法を補助ケースの幅内に収
めて、その駆動及び従動プーリ軸の長さを短縮し、それ
らの耐久性を向上させることができる。またケーシング
内において、比較的メンテナンスの頻度の高い作動機構
が外方に、またそれに次ぐ頻度をもつ無段変速機が中間
に配置されているので、それらのメンテナンスを能率良
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の動力伝達系の概略平面図、第2図は歯車式補助変
速機を縦断したパ゛ワーユニットの平面図、第3図はV
ベルト式無段変速機の拡大縦断平面図である。 C・・・ケーシング、C1・・・主ケース、C3・・・
補助ケース、C3・・・カバー、E・・・エンジン、7
’711・・・無段変速機、Tα・・・補助変速機、W
r・・・車輪としての後輪、1・・・クランク軸、13
0・・・作動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシングを、エンジンのクランク軸を支承する主ケー
    スと、該主ケースの外側面に衝合される補助ケースと、
    該補助ケースの外側面を閉鎖するカバーとより構成し、
    前記補助ケース内に、前記クランク軸により駆動される
    Vベルト式無段変速機を、前記主ケース内に前記無段変
    速機の出力を車輪に伝達する歯車式補助変速機を、前記
    カバー内に前記無段変速機の作動機構を、それぞれ収容
    してなる車両用パワーユニット。
JP8540182A 1982-05-20 1982-05-20 車両用パワ−ユニツト Granted JPS58102896A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126624A (en) * 1980-03-10 1981-10-03 Yamaha Motor Co Ltd Power unit of engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126624A (en) * 1980-03-10 1981-10-03 Yamaha Motor Co Ltd Power unit of engine

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