JPS58149457A - 車両用変速機 - Google Patents

車両用変速機

Info

Publication number
JPS58149457A
JPS58149457A JP57030943A JP3094382A JPS58149457A JP S58149457 A JPS58149457 A JP S58149457A JP 57030943 A JP57030943 A JP 57030943A JP 3094382 A JP3094382 A JP 3094382A JP S58149457 A JPS58149457 A JP S58149457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
oil
gear ratio
belt
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57030943A
Other languages
English (en)
Inventor
Torao Hattori
服部 虎男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP57030943A priority Critical patent/JPS58149457A/ja
Priority to NLAANVRAGE8300410,A priority patent/NL189731C/xx
Priority to FR838301882A priority patent/FR2521078B1/fr
Priority to US06/465,018 priority patent/US4674359A/en
Publication of JPS58149457A publication Critical patent/JPS58149457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/06Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of change-speed gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/02Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of driveline clutches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/10Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of change-speed gearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/12Motorcycles, Trikes; Quads; Scooters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動二輪車、自動車等の車両の動力伝達系に
介装される変速機、特にVベルト式無段変速装置を備え
た変速機に関する。
Vベルト式無段変速装置は、その変速比が従動Vプーリ
の有効半径と駆動Vプーリの有効半径との比により表わ
されるので、各Vプーリを大径に形成することにより大
きい変速比幅を簡単に得ることができる。そこで、Vベ
ルト式無段変速装置を備えた従来の変速機では、所望の
変速比幅を得るために、各Vプーリ径の選定のみに頼っ
てきたが、ここに次のような問題がある。
(1)  大きい変速比幅を得るために大径のrプーリ
を用いると、Vベルトの周速度及び遠心力が高(なり、
それらが成る値を超えるとVベルトの寿命を著しく損う
ので、Vプーリの大径化にも一定の限界がある。
(2)  変速比が大きくなるほど、伝動効率が低下す
るので、変速比幅を大きく設定する場合には、低速領域
で伝動効率の著しい低下を招き、良好な加速性を得るこ
とが困難となる。
(3)大径のVプーリを用いて大きい変速比幅を得よう
とすると、駆動及び従動Vプーリの軸間距離を太き(と
らなければならないのみならず、一般に駆動及び従動V
プーリの各可動プーリ半体は互いに反対側に配置される
ので、スペース上では両方の可動プーリ半体の軸方向移
動量の和をも考慮しなければならず、したがって、これ
らを収容するケーシングが必然的に大型化する。
(4)無段変速機能のため、変速比を所望の値に瞬時に
変えることはできないので、特に急加速運転をすべ(、
変速比を所望の値に急増させる、所謂キックダウン操作
を行う際には時間遅れがあり、加速遅れを免れない。
本発明は上記問題に鑑み提案されたもので、エンジンの
クランク軸と駆動車輪間を結ぶ動力伝達系にVベルト式
無段変速装置と歯車式有段変速装置を直列に介装し、V
ベルト式無段変速装置の変速比幅を伝動効率の比較的高
い領域に設定しても、それに伴い不足する変速比を歯車
式有段変速装置の変速比幅で補うようにし、これにより
Vベルトの寿命を損じることなく総合変速比幅が充分底
(得られ、且つ常に高い伝動効率な保ち、しかもキック
ダウン操作を迅速に行うことができる、コンパクトな前
記変速機を提供することを第1の目的とする。また、前
記Vベルト式無段変速装置の変速操作をエンジンの絞弁
開度と車速との関連により自動的に行う一方、前記歯車
式有段変速装置の変速操作を人為的に行うようにし、も
って、変速操作が容易で特にキックダウン操作を容易、
的確に行い得る前記変速機を提供することを第2の目的
とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図においてPtbは自動二輪車のパワーユニ
ットで、エンジンE1発進クラッチSC1本発明の変速
機を構成するVベルト式無段変速装置Tm及び歯車式有
段変速装置Tαよりなり、これらは図示しない車体に支
持されるクーシングC内に構成される。
ケーシングCは第2図に示すように、エンジンEのクラ
ンク軸1のクランク部及び有段変速装置Taを収容する
主ケースC3と、無段変速装置Tmを収容する補助クー
スC2と、その補助ケースC2の外側面を閉鎖するカバ
ー03とに分割されている。また、クランク軸1その他
、パワーユニット/JW中の各種回転軸は、パワーユニ
ットPuの後方で図示しない車体に軸支される、駆動車
輪たる後輪Wrの軸線とすべて平行に配置され、パワー
ユ二ッ)7’TLの出力軸、即ち有段変速装置Tαの出
力軸141がチェン伝動装置Mを介して後輪Wrを駆動
するようになっている。
発進クラッチSc及び無段変速装置Tmはいずれも油圧
作動式に構成される。それらに作動油を供給するために
、クラッチ弁Vcより延出した制御油路Lcが発進クラ
ッチScに、またエンジンEに駆動される油圧ポンプP
から延出した第1゜第2給油路り、、L、が無段変速装
置TrlLの駆動。
従動部にそれぞれ接続される。
尚、第1図中、Vrは油圧ポンプPのリリーフ弁、Rは
ケーシングCの底部に形成される油溜である。
パワーユニットPLLの各部の構成を第2.3図により
順次説明する。
先ず、発進クラッチScであるが、それはクランク軸1
を支承する最右側の軸受2の外側に隣接してクランク軸
1上に設けられる。この発進クラッチScはクランク軸
1にスプライン結合3されたクラッチアウタ4と、後述
する駆動Vプーリ40の固定プーリ半体44と一体に形
成されたクラッチインナ5とを有し、これらクラッチア
ウタ及びインナ4,5間には、クラッチアウタ4に摺動
自在にスプライン嵌合される複数枚の駆動摩擦板6と、
クラッチインナ5に摺動自在にスプライン嵌合される複
数枚の被動摩擦板Tとが各板交互に重合して介装される
と共に、最外側位置の駆動摩擦板6の外方移動を拘束す
る受圧環8がクラッチアウタ4に係止される。この受圧
環8と反対側でクラッチアウタ4には油圧シリンダ9が
形成されており、このシリンダ9には最内側位置の駆動
摩擦板6に皿状の緩衝ばね10を挟んで対向するピスト
ン11が摺合されている。このピストン11は、クラッ
チインナ5の内側に配置された戻しばね12により後退
方向、即ち摩擦板6,7群から離れる方向に弾圧される
。油圧シリンダ9の油圧室13には前記制御油路Lcか
らクランク軸1に形成した油路14を通して作動油が供
給されるようになっている。
而して、油圧室13に高圧の作動油を供給すれば、ピス
トン11はその油圧を受けて戻しばね12を圧縮しなが
ら前進し、駆動及び被動摩擦板6゜1群を受圧環8に対
して押圧することにより両摩擦板6.7間を半クラツチ
状態を経て摩擦連結することができる。このクラッチ接
続状態では、クランク軸1からクラッチアウタ4に伝達
される動力は両摩擦板6,7群を介してクラッチインナ
5に伝達し、そして次段の無段変速装置Tmへと伝達す
る。また、油圧シリンダ9内の作動油を排出すれば、ピ
ストン11は戻しばね12の弾発力により後退するので
、両摩擦板6.7間の摩擦連結は解かれ(クラッチ遮断
状態)、上記の動力伝達は休止する。
発進クラッチSCは両摩擦板6.7を作動油により冷却
する湿式を採用している。ところで、両摩擦板6,7に
供給する冷却油が過多であれば、クラッチ遮断時には冷
却油の粘性に起因した両摩擦板6,7間の引摺り現象を
起こし、またクラッチ接続時には両摩擦板6,7間に滑
りが生じ易くなる。反対に冷却油が過少であれば、摩擦
熱を多量に発する半クラツチ時に各摩擦板6,7が過熱
する嫌いがある。したがって、冷却油の供給量は、クラ
ッチ遮断時及び接続時には零若しくは僅少に、また半ク
ラツチ時には多量にそれぞれ制御することが要求され、
そのような制御のために流量調節弁15が設けられる。
流量調節弁15は円筒形をなしていて、クランク軸1の
前記油路14内に摺合され、該弁15の左端面には油路
14の油圧が、また右端面には大気圧と戻しばね16の
弾発力とがそれぞれ作用するようになつ【いる。流量調
節弁15は油路14と連通する弁孔ITを有し、該弁1
5が所定の右動位置に移動したとき上記弁孔11と連通
する、オリスイス1B付油孔19がクランク軸1に穿設
され、またその油孔19をスプライン結合部3を介して
クラッチインナ5の内側に常時連通させる油孔20がク
ラッチアウタ4に穿設される。
而して、油路14内が低圧のクラッチ遮断時には調節弁
15は戻しばね16の力で左動限に保持されるので、弁
孔17と油孔19とは図示のように連通を断たれ、若し
くはその連通を適当に絞られ、これにより油路14から
発進クラッチScへの冷却油の供給量は零若しくは僅少
に調節される。
油路14内の油圧が半クラツチ状態をもたらすまでに上
昇すると、その油圧を受けて調節弁15は戻しばね16
を圧縮しながら右動し、弁孔17を油孔19に連通させ
、これにより油路14から弁孔17、油孔19,20を
通して発進クラッチSCに冷却油が充分に供給される。
このときの冷却油の最大流量はオリフィス18により規
制される。
さらに、油路14内の油圧がクラッチ接続状態をもたら
すまでに上昇して調節弁15が更に右動すると、弁孔1
7と油孔19とは再び連通を断たれ、若しくはその連通
を適当に絞られ、これにより冷却油の供給量は再び零若
しくは僅少に調節される。
第1図において、上記発進クラッチScを操作するため
のクラッチ弁Vcについて説明すると、一端が閉塞され
たシリンダ状の弁面25には戻しばね26、スプール弁
27、調圧ばね28及び押圧板29が順次挿入され、最
外側の抑圧板29には、固定の支軸30に中央部を支持
させた作動レバー31の一端が連接され、その他端には
操向ノ・ンドルHに付設されたクラッチレバ−32に連
なる操作ワイヤ33と作動ばね34とが接続される。
その作動ばね34は前記調圧ばね28よりばね力が強(
、クラッチレバ−32の解放に従い作動レバー31及び
押圧板29を介して調圧ばね28を押圧し、そのセット
荷重を増加させることができる。
弁面25は、調圧ばね28側から並んでその内壁に開口
する第1〜第4ポート35.〜3!L4を有し、第1ポ
ート35□は油溜Rと連通し、第2ポート352から制
御油路Lcが延出され、第3ポート353は油圧ポンプ
Pと連通し、また第4ポート354はオリフィス36を
介して制御油路Lcと連通ずると共に、弁面25内の戻
しばね26を収容する反力油圧室38と連通ずる。他方
、スプール弁2Tは、前記第2ポート35.と第1ポー
)351 または第2ボート35.との連通を切換え得
る環状溝39を有する。
而して、第1図の状態のように、クラッチレバ−32を
操向ハンドルH側に引き寄せることにより、作動ばね3
4の力に抗して作動レバー31を押圧板29から充分に
後退させれば、スプール弁2Tは戻しばね26により右
動されて、第3ボート352を閉じると共に第1及び第
2ボー)35.。
352間を連通させる。その結果、発進クラッチScの
油圧シリンダ9内の圧力は油溜Rに解放されるので、発
進クラッチScは遮断状態となる。
クラッチレバ−32の操作力を徐々に解放していき、押
圧板29が作動ばね34の力により調圧ばね28を押圧
していくと、スプール弁27は左動して第1ポート35
1を閉じると共に第2及び第3ポート352.353間
を連通させるので、油圧ポンプPの吐出油が制御油路L
cに供給される。これに伴い制御油路Lcの油圧が上昇
すると、その油圧はオリフィス36を経て反力油圧室3
8に導入されるため、その油圧による押圧力と調圧ばね
28のセット荷重とが平衡するところまでスプール弁2
1は右方へ押し戻される。したがって、クラッチレバ−
32の戻し動作に伴う調圧ばね28のセット荷重の増加
に応じて制御油路Lcの油圧、即ち発進クラッチScの
接続油圧を上昇させることができる。
このようなりラッチ弁Vcを用いると、クラッチレバ−
32の操作力を軽(設定しても、それに殆ど関係な(発
進クラッチScの接続油圧を充分に大きく設定すること
ができ、これにより発進クラッチScの小型化が可能と
なり、また前述のように、発進クラッチScを、バヮー
ユニッ)Pμ中、最も回転数が高くてトルクの低いクラ
ンク軸1上に設けることにより、その小型化は更に助長
される。
次に無段変速装置Tmについて説明する。
無段変速装置Tmは、発進クラッチScの右側に隣接し
てクランク軸1上に設けた駆動Vプーリ40、その後方
に隣接配置した従動Vプーリ41、及び両Vブー!74
0.41間に懸張したVベルト42を主要素としている
駆動Vプーリ40は、クランク軸1の右端部にベアリン
グ43を介して回転自在に支承される固定プーリ半体4
4と、この固定プーリ半体44と一体の筒状駆動プーリ
軸45に2個のボールキー46を介して摺動可能に連結
される可動プーリ半体4Tとより構成され、この可動プ
ーリ半体47はその背面にねじ48で固着されたピスト
ン49を備え、このピストン49を収容する油圧シリン
ダ50の後壁板50αがケーシングCにボールベアリン
グ51を介して支承されると共に、駆動プーリ軸45に
止環52により連結される。ピストン49は油圧シリン
ダ50内をVベルト42側の第1油圧室50mと、それ
と反対側の第2油圧室50tとに区画し、ピストン49
の受圧面は、第1油圧室50、側が第2油圧室50.側
より狭くなるように形成される。
したがって、両油圧室5L−50tに同圧の油圧を導入
すると、ピストン49は左右の受圧面積の差による差動
油圧を受けて左方へ移動して可動プーリ半体4Tを固定
プーリ半体44に近付け、駆動Vプーリ40の有効半径
、即ちVベルト42との接触半径を拡大させることがで
きる。また、第1油圧室50.に油圧をかけた状態で第
2油圧室502の油圧を解放すれば、ピストン49は第
1油圧室50、の油圧により右動して可動プーリ半体4
Tを固定プーリ半体44より遠去け、駆動Vプーリ40
の有効半径を縮少することができる。
このようなピストン49の油圧作動のために第1制御弁
V、が駆動プーリ軸45内に設けられるが、その詳細は
後述する。
油圧シリンダ50は、前述のようにその後壁板50αを
駆動プーリ軸45に止環52を介して連結したので、固
定プーリ半体44とも一体的な連結関係に置かれる。こ
のようにすると、ピストン49の油圧作動に伴い固定プ
ーリ半体44と油圧シリンダ50間に作用するスラスト
荷重を駆動プーリ軸45に伝達、支承させることができ
、その結果、油圧シリンダ50を回転自在に支承するボ
ールベアリング51の負荷が軽減される。
従動Vプーリ41は、従動プーリ軸56と一体に形成さ
れた固定プーリ半体5Tと、従動プーリ軸56に3個の
ボールキー58を介して軸方向摺動可能に連結される可
動プーリ半体59とより構成され、そして固定プーリ半
体57は駆動Vプーリ40の可動プーリ半体47の後方
に、また可動プーリ半体59は固定プーリ半体44の後
方に、それぞれ隣接して配置される。可動プーリ半体5
9はその背面にねじ60で固着されたピストン61を備
え、このピストン61を収容する油圧シリンダ62の後
壁板62αが従動プーリ56に止環63を介して連結さ
れる。ピストン61は油圧シリンダ62内をVベルト4
2側の第1油圧室621と、それと反対側の第2油圧室
62□とに区画し、ピストン61の受圧面は、第1油圧
室62□側が第2油圧室622側より狭くなるように形
成される。
したがって、両油圧室62□ 、62.に同圧の油圧を
導入すると、ピストン61は左右の受圧面積の差による
差動油圧を受けて右方に移動して可動プーリ半体59を
固定プーリ半体5Tに近付け、従動Vプーリ41の有効
半径を拡大させることができる。また、第1油圧室62
□に油圧をかけた状態で第2油圧室62.の油圧を解放
すれば、ピストン61は第1油圧室621の油圧により
左動して可動プーリ半体59を固定プーリ半体57より
遠去け、従動Vプーリ41の有効半径を縮少することが
できる。このようなピストン61の油圧作動のための第
2制御弁V2が従動プーリ軸56内に設けられるが、そ
の詳細は後述する。
従動プーリ軸56は左右両端部の2個所をベアリング6
5.66を介してケーシングCに支承される。そして、
両ベアリング65.66の間において油圧シリンダ62
は、止環63及び従動プーリ軸56を介して固定プーリ
半体5Tと一体的な連結関係に置かれる。このようにす
ると、ピストン61の油圧作動に伴い固定プーリ半体5
1と油圧シリンダ62間に作用するスラスト荷重を従動
プーリ軸56に伝達、支承させることができ、その結果
、ベアリング65.66の負荷が軽減される。
さて、第1.第2制御弁V□ yV2並びにその周囲の
油路に説明を移す。
第1制御弁V□は中空の駆動プーリ軸45内に摺合され
た筒状の従動スプール弁71と、この従動スプール弁7
1内に摺合された筒状の主動スプール弁70とよりなり
、主動スプール弁70内に内、外2重に嵌合した内側連
絡管72及び外側連絡管T3が挿入される。両連絡管7
2.73はカバー〇、にそれぞれ取付部材75.76を
介して取付けられ、そして、内側連絡管72は主動スプ
ール弁70を左右に貫通して、ケーシングCのカバーC
3に設けた前記制御油路Lcと発進クラッチSc・の油
圧室13に連なる油路14との間を連通ずる。また、内
側連絡管72は主動スプール弁70の内側に筒状油路7
4を画成し、この油路74は外側連絡管T3を介して補
助ケースC1及びカバーC3に設けた前記第1給油路L
1に連通される。
主動スプール弁10は外周に左右一対の環状給油溝81
,82と1条の環状排油溝83とを有し、給油溝81.
82は透孔84,85を介して主動スプール弁70内の
筒状油路74と連通している。
また、従動スプール弁T1は外周に左右一対の環状前$
86.87を有し、その左側油溝86は、透孔88を介
して主動スプール弁70の左側給油溝81と常時連通す
る一方、透孔89、環状油路90及び油WIr91を介
して油圧シリンダ50の第1油圧室50□とも常時連通
している。右側油溝8Tは、透孔92を介して主動スプ
ール弁70の排油溝83と常時連通する一方、透孔93
を介して油圧シリンダ50の第2油圧室502とも常時
連通している。また、従動スプール弁71には、その右
側油溝8Tと主動スプール弁7Gの右側給油溝82との
間の連通、遮断を制御する透孔94と、主動スプール弁
70の排油溝83とケーシングC内部との連通、遮断を
制御する切欠状の排油口95が設けられている。さらに
、従動スプール弁T1は、駆動プーリ軸45を半径方向
に貫通する連動ビン96を介して可動プーリ半体4Tに
連結されて、それと共に左右動するようになっている。
駆動プーリ軸45の連動ピア9Gに貫通される部分は、
連動ビン96の左右動を妨げないように長孔97になっ
ている。
第2制御弁V2は中空の従動プーリ軸56内に摺合され
た筒状の従動スプール弁?(lと、この従動スプール弁
101内に摺合された主動スプール弁100とよりなる
。主動スプール弁100の中心部には隔壁102により
互いに隔離される給油路103及び排油路104が形成
されており、給油路103は、それに挿入された連絡管
1o5−を介してカバー03に形成した前記第2給油路
り。
と連通し、排油路104は、ケーシングC内部と連通す
る従動プーリ軸56の中空部に開口する。
連絡管105はカバーC8に取付部材106を介して取
付けられる。
また、主動スプール弁100は外周に左右一対の環状給
油溝110,111と1条の環状排油溝112とを有し
、給油溝110,111は透孔113.114を介して
いずれも前記給油路103と連通し、排油溝112は透
孔115を介して前記排油路104と連通している。ま
た、従動スプール弁101は外周に左右一対の環状油溝
116゜117を有し、その右側油溝117は透孔11
8を介して主動スプール弁100の右側給油溝111と
常時連通する一方、透孔119、環状油路120及び油
路121を介して油圧シリンダ62の第1油圧室62□
とも常時連通し、右側油溝117は透孔122を介して
油圧シリンダ62と常時連通している。また、従動スプ
ール弁101には、その左側油溝116と、主動スプー
ル弁100の左側給油溝110及び排油溝112との各
間の連通、遮断を制御する透孔123.124が設けら
れている。さらに、従動スプール弁1Q?は、従動プー
リ軸56を半径方向に貫通する連動ビン125を介して
可動プーリ半体59に連結されて、それと共に左右動す
るようになっている。従動プーリ軸56の連動ビン12
5に貫通される部分は、連動ビン125の左右動を妨げ
ないように長孔126になっている。
第1.第1制御弁V1 、V、は、駆動側の可動プーリ
半体47と従動側の可動プーリ半体59とを同期作動さ
せるために、連動機構130により連結される。連動機
構130は、両制御弁7゜V2の中間でケーシングCに
両制御弁V□ 、V。
と平行に設けた支軸131と、この支軸131に摺動自
在に支承されたシフタ132と、このシフタ132にそ
れぞれ基端を固着されると共に両制御弁V1*V2の主
動スプール弁70,100に先端を連結した一対の連動
棒133+  t133tとよりなり、前記シフタ13
2はケーシングCに軸支したシフトレバ−134の回動
により作動され、またそのシフトレバ−134は後述す
る自動変速操作装置Acにより作動される。
ここで、両制御弁V1 、V2の作用を説明すると、第
3図に示すように、シフタ132がカバーC3に当接し
た右動限に位置する場合は、第1制御弁V、では透孔9
4が主動スプール弁70により閉じられて右側給油溝8
2と右側油溝8Tとの間が遮断されると共に、排油溝8
3と排油口95とが連通し、一方、左側給油溝81と左
側油溝86間は常時連通状態にあるので、第1油圧室5
0□には筒状油路74に待機する作動油圧が油溝81゜
86等を通して導入され、第2油圧室502は油溝82
.87等を介して排油口95に開放される。
したがって、ピストン11は第1油圧室501の油圧を
受けて右動して可動プーリ半体4Tを後退限に保持する
また、この場合、第2制御弁V、では、左側給油溝11
1が透孔123を介して左側油溝116と連通すると共
に、透孔124が主動スプール弁100に閉じられて排
油溝112と左側油溝116間が遮断される。一方、右
側給油溝111と右側油溝117間は常時連通状態にあ
るので、給油路103に待機する作動油圧が油圧シリン
ダ62の第1.第2両油圧室62x−62tに導入され
、したがってピスト/61は前述のように差動油圧を受
けて右方へ移動して可動プーリ半体59を前進限に保持
する。
このようにして、駆動Vプーリ40の有効半径は最小に
、また従動Vプーリ41の有効半径は最犬に制御される
ので、駆動Vプーリ40は最大の変速比を以て従動Vプ
ーリ41を駆動することができる。
次に、シフタ132を左動すれば、連動棒too+13
3、により両主動スプール弁70,100は同時に左動
される。そして、主動スプール弁70の左動により透孔
94が開いて右側給油溝82と右側油溝87間が連通ず
ると共に排油口95が主動スプール弁70により閉じら
れると、筒状油路74の作動油圧が第2油圧室502に
も導入されるため、ピストン61は前述のように差動油
圧を受けて左動を開始し、可動グーり半体47を前進さ
せる。すると、この可動プーリ半体47の前進は連動ピ
ン96を介して従動スプール弁T1に伝達させるので、
該スプール弁71も同時に移動し−C主動スプール弁7
0を追跡し、その追跡により透孔94及び排油口95が
主動スプール弁70に閉じられて、第2油圧室50.が
筒状油路T4及び排油口95のいずれとも遮断されたと
き、ピストン49したがって可動プーリ半体41の移動
は停止する。即ち、可動プーリ半体41は主動スプール
弁70の左動に応じて前進することができる。
また、第2主動スプール弁100の左動によれば、透孔
123が主動スプール弁100に閉じられると共に、透
孔124が開かれて排油溝112と左側油溝116間が
連通ずるので、第2油圧室622の油圧が排油路104
に解放される。このため、ピストン61は第1油圧室6
21の油圧により左動を開始し、可動プーリ半体59を
後退させる。すると、この可動プーリ半体59の後退は
連動ビン125を介して従動スプール弁101に伝動さ
れるので、該スプール弁101も同時に移動して主動ス
プール弁100を追跡し、その追跡により両送孔113
,115が主動スプール弁100に閉じられて、第2油
圧室622が給油路103及び排油路104のいずれと
も遮断されたとき、ピストン61したがって可動プーリ
半体59の移動は停止する。即ち、可動プーリ半体59
は主動スプール弁100の左動に応じて後退することが
できる。
このようにして、駆動Vプーリ40の可動プーリ半体4
7の前進と、従動Vプーリ41の可動プーリ半体59の
後退とが同期して行われるため、Vベルト42に過度の
張力を与えることなく駆動Vプーリ40の有効半径の縮
小と従動Vプーリ41の有効半径の増大とを同時に達成
し、両Vプーリ40.41間の変速比を的確に減じるこ
とができる。
油圧シリンダ50.62には可動プーリ半体47゜59
をそれぞれ前進方向に弾圧するばね53 、67が縮設
される。これらのばね53,67は各油圧シリンダ50
.62内に未だ油圧が導入されていないとき、Vベルト
42に予張力を与えてその弛みを除去するように機能す
る。
さて、Vベルト式無段変速装置7’7mのための自動変
速操作装置Acは、第4図に示すように、車輪の回転数
を車速として感知して車速に比例した周波数の電気的パ
ルスを発生する車速検出器Dvと、この車速検出器Dv
の発生パルスを受けてその周波数に応じた電圧を発生す
る周波数電圧変換回路E□と、この回路E1の出力電圧
を増幅し且つ増幅度合を変更し得る増幅度可変型増幅回
路E2と、第1図のエンジンEの絞弁開度を感知し、そ
の開度に応じて増幅回路E、の増幅度合を変えるための
信号を発生する絞弁開度検出器ntと、増幅回路E、の
出力電圧e1と後述のフィードバック回路E、の出力電
圧g2とを入力され、61 41の値の正負に応じて正
負の電圧6を出力する差動回路E、と、モータytを有
しこれを差動回路E3の出力電圧Cの正負に応じて正、
逆転させる駆動回路E4と、上記モータMtの出力軸の
角度位置を感知して、その位置に応じた電圧e、を増幅
回路E2に対して出力するフィードバック回路E5とよ
り構成される。駆動回路E4のモータytはその出力軸
を前記無段変速装置Tmのシフトレバ−134に連結す
るもので、その正転時にシフトレバ−134を無段変速
装置Tmの変速比を最小にするTnp位置に向って回動
し、また逆転時には同変速比を最大にするLow位置に
向って°回動することができる。
而して、エンジンEの絞弁開度が最小のときは、絞弁開
度検出器Dtの出力信号により増幅回路E2の増幅度合
が最大にセットされ、このため増幅回路E2は周波数電
圧変換回路E1から受ける僅かな入力によるも、比較的
高い出力電圧e1を生じる。一方、第5図に示すように
、車速がvIIv!+v3 と上昇すれば、増幅回路E
、の出力電圧e、はP、、P、、P、と上昇する。
また絞弁開度が最大のときは、絞弁開度検出器Dtの出
力信号により増幅回路の増幅度合が最小にセットされる
ため、この状態で前記Pg  s P、  sP、と同
等の出力電圧を増幅回路E、に求めるには車速を前記v
1  t v!  lυ、より値が大きいv4゜υ5 
、v6と上昇させる必要がある。したがって、線P1 
、P、、P、は等出力電圧線であり、それらは増幅回路
E!の増幅特性を選定することにより図示のような直線
のみならず適当な曲線にすることもできる。
こうして、絞弁開度及び車速に対応した電圧c1が増幅
回路E、から出力されると、それは差動回路E、に入力
される。他方、フィードバック回路E、が差動回路E、
に入力する出力電圧りはモータMtの正転が進むにつれ
て上昇する。
そこで、81>12であれば、差動回路E、の出力eが
正の値をもち、これにより駆動回路E4カ作動してモー
タMtを正転させるのでシフトレバ−134はTop位
置に向けて回動され、無段変速装置Tmの変速比は減少
される。すると、シフトレバ−134の上記回動に伴い
フィードバック回路E、の出力電圧e、が上昇すること
により、上記変速比の減少状態が差動回路E3にフィー
ドバックされ、eにe2となったとき差動回路E3は出
力を停止する。
またelくC2であれば、差動回路E、の出力eが負の
値を持つので、今度はモータMtが逆転してシフトレバ
−134を、e t ”’= e 2 となるまでLo
w位置に向って回動する。かくして、無段変速装置Tm
には、車速及び絞弁開度に対応した所定の変速比が自動
的に与えられる。
次に、有段変速装置Tαについて第1及び第2図により
説明する。
有段変速装置Tαは、両端をベアリング136゜137
を介して主ケースC1に支承される入力軸138と、両
端をベアリング139.140を介して主ケースC1と
前記従動プーリ軸56とに支承される出力軸141とを
有する。したがって、出力軸141は従動プーリ軸56
と同軸線上に配置され、この出力軸141とクランク軸
1との間に入力軸138が配置される。入力軸138は
、補助ケースC2内において中継歯車列142を介して
従動プーリ軸56と連結される一方、主ケースC8内に
おいて低速及び高速歯車列143#144を介して出力
軸141とも連結される。
中継歯車列142は、油圧シリンダ62の後壁板62α
に一体的に形成されると共に従動プーリ軸56にスプラ
イン結合した小歯車145と、入力@138の端部に固
着されて上記小歯車145と直接噛合する大歯車146
とより構成される。
したがって、従動プーリ軸56の回転は中継歯車列14
2により1段減速されて入力軸138に伝達される。
低速歯車列143は入力軸13Bに一体に形成された駆
動歯車151と、出力軸141に回転自在に支承されて
上記歯車151より駆動される被動歯車152とより構
成され、また高速歯車列144は入力軸138に一体に
形成された駆動歯車153と、出力軸141または従動
プーリ軸56に回転自在に支承されて上記歯車153よ
り駆動される被動歯車154とより構成され、そして変
速比は、低速歯車列143の方を高速歯車列144の方
より当然に大きく設定される。
上記被動歯車152,154にはクラッチ部材158.
159がダンパ160,161を介してそれぞれ連結さ
れており、これらクラッチ部材j58,159に交互に
ドッグ結合し得るシフタ155が複数個のボールキー1
62を介して出力軸141に摺動自在に連結される。し
たがって、シフタ155は、被動歯車152のクラッチ
部材158と結合する低速位置Loと、被動歯車154
のクラッチ部材159と結合する高速位置Hiとの2つ
の切換位置を持つが、その外に両クラッチ部材158 
、159のいずれとも結合しない中立位置Nをもとり得
るものであり、このシフタ155の切換操作は、第1図
の操向ハンドルHに設けた手動変速グリップHg、即ち
人為変速操作装置に連動したシフトフォーク157によ
り行われる。
かくして、シフタ155をLoまたはHiの位置に切換
えれば、低速歯車列143または高速歯車列144が作
動状態となるので、人、出力軸138.141間に高低
二段の変速比を与えることができる。特に、シフタ15
5はボールキー162により出力軸141.1を滑らか
に摺動し得るので、無段変速装置Tmによる伝動中でも
、発進クラッチScを遮断せずにシフタ155をり。
位置からHi位置に、あるいはそれと反対に切換作動さ
せることができ、その切換に伴う伝動系のショックは各
被動歯車152,154のダンパ160.161は勿論
、無段変速装置T m ノVベルト42によっても吸収
させることができるので、乗心地を害するようなことも
ない。また通常、有段変速装置Tαをシフタ155のH
i位置で使用していれば、無段変速装置Tmの如何なる
変速状態においても、単に変速グリップHgの手動操作
によりシフタ155をLo位置に切換えるだけで、キッ
クダウン状態が瞬時に得られる。
以上のように本発明によれば、エンジンのクランク軸と
駆動車輪間を結ぶ動力伝達系にVベルト式無段変速装置
と歯車式有段変速装置とを直列に介装したので、Vベル
ト式無段変速装置の変速比比幅で補うことにより、Vベ
ルトの寿命を損じることな(総合変速比幅を充分床(設
定でき、且つ常に高い伝動効率を維持することもできる
。また、有段変速装置の切換操作によりキックダウン状
態が瞬時に得られるから、変速に時間遅れのある無段変
速装置は同等操作せずに迅速な加速運転が可能となる。
さらに、歯車式有段変速装置の併設によりVベルト式無
段変速装置の変速比幅を狭ばめ得ることは、該無段変速
装置の駆動及び被動Vプーリの軸間距離の大幅な短縮を
もたらし、変速機全体をコンパクトに構成することがで
きる。
また第2発明によれば、前記Vベルト式無段変速装置の
変速操作をエンジンの絞弁開度と車速との関連により自
動的に行う一方、前記歯車式有段変速装置の変速操作を
人為的に行うようにしたので、操縦者は無段変速装置の
面倒な変速操作から解放され、有段変速装置のみを操作
すれば足り、それのキックダウン操作を容易、的確に行
うことかできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の動力伝達系の概略平面図、第2図はその動力伝達
系内のパワーユニットの要部縦断平面図、第3図はその
パワーユニット内の無段変速装置の拡大縦断平面図、第
4図は無段変速装置の自動変速操作装置の回路図、第5
図は自動変速操作装置における増幅回路の出力特性線図
である。 Ac・・・自動変速操作装置、Dt・・・絞弁開度検出
器、Dv・・・車速検出器、H9・・・人為変速操作装
置としての変速グリップ、E・・・エンジン、Ta・・
・有段変速装置、Tm・・・無段変速装置、Wr・・・
駆動車輪としての後輪 特許出願人 本田技研工業株式会社 手続補正書輸引 昭和58年 28−2 日 特許庁長官殿 1.1ト件の表示 昭和57年 特 願第30943号 2、発明の名称 車両用変速機 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  (532)本田技研工業株式会社4、代  
 理   人  〒105 電話東京434−4151 5補正の対象 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンのクランク軸と駆動車輪間を結ぶ動力伝
    達系にVベルト式無段変速装置と歯車式有段変速装置と
    を互いに直列に介装してなる、車両用変速機。
  2. (2)  エンジンのクランク軸と駆動車輪間を結ぶ動
    力伝達系にVベルト式無段変速装置と歯車式有段変速装
    置とを互いに直列に介装し、前記無段変速装置にその変
    速操作をエンジンの絞弁開度と車速とに関連して自動的
    に行う自動変速操作装置を接続する一方、前記有段変速
    装置にその変速操作を人為的に行う人為変速操作装置を
    接続してなる、車両用変速機。
JP57030943A 1982-02-08 1982-02-27 車両用変速機 Pending JPS58149457A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57030943A JPS58149457A (ja) 1982-02-27 1982-02-27 車両用変速機
NLAANVRAGE8300410,A NL189731C (nl) 1982-02-08 1983-02-03 Variabele transmissie.
FR838301882A FR2521078B1 (fr) 1982-02-08 1983-02-07 Mecanisme de changement de vitesse pour vehicule motorise
US06/465,018 US4674359A (en) 1982-02-08 1983-02-08 Vehicular speed change gear having a continuously variable transmission connected in series with a stepped gear transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57030943A JPS58149457A (ja) 1982-02-27 1982-02-27 車両用変速機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58149457A true JPS58149457A (ja) 1983-09-05

Family

ID=12317756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57030943A Pending JPS58149457A (ja) 1982-02-08 1982-02-27 車両用変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58149457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332522U (ja) * 1989-08-02 1991-03-29
JP2022537270A (ja) * 2019-08-29 2022-08-25 カワサキモータース株式会社 ユーティリティビークルのパワーユニット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652653A (en) * 1979-10-05 1981-05-11 Toyota Motor Corp Stepless transmission
JPS5670162A (en) * 1979-11-08 1981-06-11 Aisin Warner Ltd Transmission device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652653A (en) * 1979-10-05 1981-05-11 Toyota Motor Corp Stepless transmission
JPS5670162A (en) * 1979-11-08 1981-06-11 Aisin Warner Ltd Transmission device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332522U (ja) * 1989-08-02 1991-03-29
JP2022537270A (ja) * 2019-08-29 2022-08-25 カワサキモータース株式会社 ユーティリティビークルのパワーユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5899548A (ja) ベルト式無段変速機
US4674359A (en) Vehicular speed change gear having a continuously variable transmission connected in series with a stepped gear transmission
US6997831B2 (en) Vehicular transmission
US5662547A (en) Continuously variable transmission
CA2023866A1 (en) Dual range infinitely variable transmission
JP2748511B2 (ja) 変速機の制御装置
US4530256A (en) Motor vehicle transmission having a variable pulley in parallel with an interlocking gear
JP2605788B2 (ja) 変速機の制御装置
KR970008501B1 (ko) 자동 변속기 유압제어장치의 n-d-r 제어밸브
US5086671A (en) Quick downshift control in hybrid continuously variable transmission
JPS58149457A (ja) 車両用変速機
JPS58102827A (ja) 油圧作動式摩擦クラツチの冷却油量調節装置
JPS58102857A (ja) ベルト式無段変速機の作動制御装置
JPS58156764A (ja) 車両用変速機
JPS58136520A (ja) 車両用パワ−ユニツト
JPS58156763A (ja) 車両用変速機
JPS58102863A (ja) 車両用パワ−ユニツト
JPS58101828A (ja) 鞍乗り型車両
JPS633190B2 (ja)
JPS58102856A (ja) ベルト式無段変速機のvプ−リ
JPS58102828A (ja) 自動二輪車用摩擦クラツチの作動装置
JP3100656B2 (ja) 車両の動力伝達装置
JPS633189B2 (ja)
JPS58156762A (ja) 車両用変速機
JP3416255B2 (ja) トロイダル型無段変速機の変速比制御装置