JPS633189B2 - - Google Patents

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JPS633189B2
JPS633189B2 JP11567882A JP11567882A JPS633189B2 JP S633189 B2 JPS633189 B2 JP S633189B2 JP 11567882 A JP11567882 A JP 11567882A JP 11567882 A JP11567882 A JP 11567882A JP S633189 B2 JPS633189 B2 JP S633189B2
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JP
Japan
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hydraulic
oil
driven
piston
pulley
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Application number
JP11567882A
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English (en)
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JPS58102855A (ja
Inventor
Torao Hatsutori
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP11567882A priority Critical patent/JPS58102855A/ja
Publication of JPS58102855A publication Critical patent/JPS58102855A/ja
Publication of JPS633189B2 publication Critical patent/JPS633189B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
    • F16H55/56Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば自動二輪車に用いられるベル
ト式無段変速機に関する。
従来この種変速機として、前進により有効半径
を拡大し、後退により有効半径を縮小し得る可動
プーリ半体をそれぞれ備えた駆動Vプーリ及び従
動Vプーリ間にVベルトを懸張し、駆動Vプーリ
及び従動Vプーリの少なくとも一方の可動プーリ
半体に油圧作動装置を設け、その油圧作動装置
を、軸方向へ移動不能の油圧シリンダと、その油
圧シリンダ内に摺合してその内部を第1油圧室と
第2油圧室とに区画すると共に可動プーリ半体に
連結されたピストンとより構成し、第1及び第2
油圧室への作動油の給排を制御して可動プーリ半
体を進退させるようにしたものがある。
この場合、駆動Vプーリの駆動力をVベルトを
回転させて従動Vプーリに伝達するのでVベルト
には遠心力が作用し、これによりVベルトが真円
となろうとするため可動プーリ半体には有効半径
縮小方向の力が作用して、可動プーリ半体の有効
半径拡大方向への変速応答性が低下するという問
題がある。
本発明は上記に鑑み、前記ピストンに作用する
前進方向の油圧による押圧力を、そのピストンに
作用する後退方向の油圧による押圧力よりも大き
くするように、ピストンの第1及び第2油圧室に
臨む両受圧面の大きさを設定し、これにより可動
プーリ半体の有効半径拡大方向への変速応答性を
向上させた、前記ベルト式無段変速機を提供する
ことを目的とする。
以下、図面により本発明を自動二輪車に採用し
た一実施例について説明すると、先ず第1図にお
いて、自動二輪車のパワーユニツトPuは、エン
ジンE、発進クラツチSc、本発明のベルト式無
段変速機Tm及び歯車式補助変速機Taよりなり、
これらは図示しない車体に支持されるケーシング
C内に構成される。
ケーシングCは第2図に示すように、エンジン
Eのクランク軸1のクランク部及び補助変速機
Taを収容する主ケースC1と、無段変速機Tmを
収容する補助ケースC2と、その補助ケースC2
外側面を閉鎖するカバーC3とに分割されている。
また、クランク軸1その他、パワーユニツトPu
中の各種回転軸は、パワーユニツトPuの後方で
図示しない車体に軸支される後輪Wrの軸線とす
べて平行に配置され、パワーユニツトPuの出力
軸、即ち補助変速機Taの出力軸141がチエン
伝動装置Mを介して後輪Wrを駆動するようにな
つている。
発進クラツチSc及び無段変速機Tmはいずれも
油圧作動式に構成される。それらに作動油を供給
するために、クラツチ弁Vcより延出した制御油
路Lcが発進クラツチScに、またエンジンEに駆
動される油圧ポンプPから延出した第1、第2給
油路L1,L2が無段変速機Tmの駆動、従動部にそ
れぞれ接続される。
尚、第1図中、Vrは油圧ポンプPのリリーフ
弁、RはケーシングCの底部に形成される油溜で
ある。
パワーユニツトPuの各部の構成を第2,3図
により順次説明する。
先ず、発進クラツチScであるが、それはクラ
ンク軸1を支承する最右側の軸受2の外側に隣接
してクランク軸1上に設けられる。この発進クラ
ツチScはクランク軸1にスプライン結合3され
たクラツチアウタ4と、後述する駆動Vプーリ4
0の固定プーリ半体44と一体に形成されたクラ
ツチインナ5とを有し、これらクラツチアウタ及
びインナ4,5間には、クラツチアウタ4に摺動
自在にスプライン嵌合される複数枚の駆動摩擦板
6と、クラツチインナ5に摺動自在にスプライン
嵌合される複数枚の被動摩擦板7とが各枚交互に
重合して介装されると共に、最外側位置の駆動摩
擦板6の外方移動を拘束する受圧環8がクラツチ
アウタ4に係止される。この受圧環8と反対側で
クラツチアウタ4には油圧シリンダ9が形成され
ており、このシリンダ9には最内側位置の駆動摩
擦板6に皿状の緩衝ばね10を挾んで対向するピ
ストン11が摺合されている。このピストン11
は、クラツチインナ5の内側に配置された戻しば
ね12により後退方向、即ち摩擦板6,7群から
離れる方向に弾圧される。油圧シリンダ9の油圧
室13には前記制御油路Lcからクランク軸1に
形成した油路14を通して作動油が供給されるよ
うになつている。
而して、油圧室13に高圧の作動油を供給すれ
ば、ピストン11はその油圧を受けて戻しばね1
2を圧縮しながら前進し、駆動及び被動摩擦板
6,7群を受圧環8に対して押圧することにより
両摩擦板6,7間を半クラツチ状態を経て摩擦連
結することができる。このクラツチ接続状態で
は、クランク軸1からクラツチアウタ4に伝達さ
れる動力は両摩擦板6,7群を介してクラツチイ
ンナ5に伝達し、そして次段の無段変速機Tmへ
と伝達する。また、油圧シリンダ9内の作動油を
排出すれば、ピストン11は戻しばね12の弾圧
力により後退するので、両摩擦板6,7間の摩擦
連結は解かれ(クラツチ遮断状態)、上記の動力
伝達は休止する。
発進クラツチScは両摩擦板6,7を作動油に
より冷却する湿式を採用している。ところで、両
摩擦板6,7に供給する冷却油が過多であれば、
クラツチ遮断時には冷却油の粘性に起因した両摩
擦板6,7間の引摺り現象を起こし、またクラツ
チ接続時には両摩擦板6,7間に滑りが生じ易く
なる。反対に冷却油が過少であれば、摩擦熱を多
量に発する半クラツチ時に各摩擦板6,7が過熱
する嫌いがある。したがつて、冷却油の供給量
は、クラツチ遮断時及び接続時には零若しくは僅
少に、また半クラツチ時には多量にそれぞれ制御
することが要求され、そのような制御のために流
量調節弁15が設けられる。
流量調節弁15は円筒形をなしていて、クラン
ク軸1の前記油路14内に摺合され、該弁15の
左端面には油路14の油圧が、また右端面には大
気圧と戻しばね16の弾発力とがそれぞれ作用す
るようになつている。流量調節弁15は油路14
と連通する弁孔17を有し、該弁15が所定の右
動位置に移動したとき上記弁孔17と連通する、
オリフイス18付油孔19がクランク軸1に穿設
され、またその油孔19をスプライン結合部3を
介してクラツチインナ5の内側に常時連通させる
油孔20がクラツチアウタ4に穿設される。
而して、油路14内が低圧のクラツチ遮断時に
は調節弁15は戻しばね16の力で左動限に保持
されるので、弁孔17と油孔19とは図示のよう
に連通を断たれ、若しくはその連通を適当に絞ら
れ、これにより油路14から発進クラツチScへ
の冷却油の供給量は零若しくは僅少に調節され
る。油路14内の油圧が半クラツチ状態をもたら
すまでに上昇すると、その油圧を受けて調節弁1
5は戻しばね16を圧縮しながら右動し、弁孔1
7を油孔19に連通させ、これにより油路14か
ら弁孔17、油孔19,20を通して発進クラツ
チScに冷却油が充分に供給される。このときの
冷却油の最大流量はオリフイス18により規制さ
れる。さらに、油路14内の油圧がクラツチ接続
状態をもたらすまでに上昇して調節弁15が更に
右動すると、弁孔17と油孔19とは再び連通を
断たれ、若しくはその連通を適当に絞られ、これ
により冷却油の供給量は再び零若しくは僅少に調
節される。
第1図において、上記発進クラツチScを操作
するためのクラツチ弁Vcについて説明すると、
一端が閉塞されたシリンダ状の弁函25には戻し
ばね26、スプール弁27、調圧ばね28及び押
圧板29が順次挿入され、最外側の押圧板29に
は、固定の支軸30に中央部を支持させた作動レ
バー31の一端が連接され、その他端には操向ハ
ンドルHに付設されたクラツチレバー32に連な
る操作ワイヤ33と作動ばね34とが接続され
る。その作動ばね34は前記調圧ばね28よりば
ね力が強く、クラツチレバー32の解放に従い作
動レバー31及び押圧板29を介して調圧ばね2
8を押圧し、そのセツト荷重を増加させることが
できる。
弁函25は、調圧ばね28側から並んでその内
壁に開口する第1〜第4ポート351〜354を有
し、第1ポート351は油溜Rと連通し、第2ポ
ート352から制御油路Lcが延出され、第3ポー
ト353は油圧ポンプPと連通し、また第4ポー
ト354はオリフイス36を介して制御油路Lcと
連通すると共に、弁函25内の戻しばね26を収
容する反力油圧室38と連通する。他方、スプー
ル弁27は、前記第2ポート352と第1ポート
351または第3ポート353との連通を切換え得
る環状溝39を有する。
而して、第1図の状態のように、クラツチレバ
ー32を操向ハンドルH側に引き寄せることによ
り、作動ばね34の力に抗して作動レバー31を
押圧板29から充分に後退させれば、スプール弁
27は戻しばね26により右動されて、第3ポー
ト353を閉じると共に第1及び第2ポート35
,352間を連通させる。その結果、発進クラツ
チScの油圧シリンダ9内の圧力は油溜Rに解放
されるので、発進クラツチScは遮断状態となる。
クラツチレバー32の操作力を徐々に解放して
いき、押圧板29が作動ばね34の力により調圧
ばね28を押圧していくと、スプール弁27は左
動して第1ポート351を閉じると共に第2及び
第3ポート352,353間を連通させるので、油
圧ポンプPの吐出油が制御油路Lcに供給される。
これに伴い制御油路Lcの油圧が上昇すると、そ
の油圧はオリフイス36を経て反力油圧室38に
導入されるため、その油圧による押圧力と調圧ば
ね28のセツト荷重とが平衡するところまでスプ
ール弁27は右方へ押戻される。したがつて、ク
ラツチレバー32の戻し動作に伴う調圧ばね28
のセツト荷重の増加に応じて制御油路Lcの油圧、
即ち発進クラツチScの接続油圧を上昇させるこ
とができる。
このようなクラツチ弁Vcを用いると、クラツ
チレバー32の操作力を軽く設定しても、それに
殆ど関係なく発進クラツチScの接続油圧を充分
に大きく設定することができ、これにより発進ク
ラツチScの小型化が可能となり、また前述のよ
うに、発進クラツチScを、パワーユニツトPu中、
最も回転数が高くてトルクの低いクランク軸1上
に設けることにより、その小型化は更に促進され
る。
次に無段変速機Tmについて説明する。
この変速機Tmは、発進クラツチScの右側に隣
接してクランク軸1上に設けた駆動Vプーリ4
0、その後方に隣接配置した従動Vプーリ41、
及び両Vプーリ40,41間に懸張したVベルト
42を主要素としている。
駆動Vプーリ40は、クランク軸1の右端部に
ベアリング43を介して回転自在に支承される固
定プーリ半体44と、この固定プーリ半体44と
一体の筒状駆動プーリ軸45に2個のボールキー
46を介して摺動可能に連結される可動プーリ半
体47とより構成され、この可動プーリ半体47
はその背面にねじ48で固着されたピストン49
を備え、このピストン49を収容する油圧シリン
ダ50の後壁板50aがケーシングCにボールベ
アリング51を介して支承されると共に、駆動プ
ーリ軸45に止環52により連結される。ピスト
ン49は油圧シリンダ50内をVベルト42側の
第1油圧室501と、それと反対側の第2油圧室
502とに区画し、ピストン49の受圧面は、第
1油圧室501側が第2油圧室502側より狭くな
るように形成される。かくしてピストン49およ
び油圧シリンダ50は可動プーリ半体47を進退
させる油圧作動装置を構成する。
上記構成において両油圧室501,502に同圧
の油圧を導入すると、ピストン49は左右の受圧
面積の差による差動油圧を受けて左方へ移動して
可動プーリ半体47を固定プーリ半体44に近付
け、駆動Vプーリ40の有効半径、即ちVベルト
42との接触半径を拡大させることができる。ま
た、第1油圧室501に油圧をかけた状態で第2
油圧室502の油圧を解放すれば、ピストン49
は第1油圧室501の油圧により右動して可動プ
ーリ半体47を固定プーリ半体44より遠ざけ、
駆動Vプーリ40の有効半径を縮小することがで
きる。このようなピストン49の油圧作動のため
に第1制御弁V1が駆動プーリ軸45内に設けら
れるが、その詳細は後述する。
油圧シリンダ50は、前述のようにその後壁板
50aを駆動プーリ軸45に止環52を介して連
結したので、固定プーリ半体44とも一体的な連
結関係に置かれる。このようにすると、ピストン
49の油圧作動に伴い固定プーリ半体44と油圧
シリンダ50間に作用するスラスト荷重を駆動プ
ーリ軸45に伝達、支承させることができ、その
結果、油圧シリンダ50を回転自在に支承するボ
ールベアリング51の負荷が軽減される。
従動Vプーリ41は、従動プーリ軸56と一体
に形成された固定プーリ半体57と、従動プーリ
軸56に3個のボールキー58を介して軸方向摺
動可能に連結される可動プーリ半体59とより構
成され、そして固定プーリ半体57は駆動Vプー
リ40の可動プーリ半体47の後方に、また可動
プーリ半体59は固定プーリ半体44の後方に、
それぞれ隣接して配置される。可動プーリ半体5
9はその背面にねじ60で固着されたピストン6
1を備え、このピストン61を収容する油圧シリ
ンダ62の後壁板62aが従動プーリ軸56に止
環63を介して連結される。ピストン61は油圧
シリンダ62内をVベルト42側の第1油圧室6
1と、それと反対側の第2油圧室622とに区画
し、ピストン61の受圧面は、第1油圧室621
側が第2油圧室622側より狭くなるように形成
される。かくしてピストン61および油圧シリン
ダ62は可動プーリ半体59を進退させる油圧作
動装置を構成する。
上記構成において両油圧室621,622に同圧
の油圧を導入すると、ピストン61は左右の受圧
面積の差による差動油圧を受けて右方に移動して
可動プーリ半体59を固定プーリ半体57に近付
け、従動Vプーリ41の有効半径を拡大させるこ
とができる。また、第1油圧室621に油圧をか
けた状態で第2油圧室622の油圧を解放すれば、
ピストン61は第1油圧室621の油圧により左
動して可動プーリ半体59を固定プーリ半体57
より遠ざけ、従動Vプーリ41の有効半径を縮小
することができる。このようなピストン61の油
圧作動のために第2制御弁V2が従動プーリ軸5
6内に設けられるが、その詳細は後述する。
従動プーリ軸56は左右両端部及び中央部の3
個所をベアリング64,65,66を介してケー
シングCに支承される。そして、中央のベアリン
グ65と右端部のベアリング66の間において油
圧シリンダ62は、止環63及び従動プーリ軸5
6を介して固定プーリ半体57と一体的な連結関
係に置かれる。このようにすると、ピストン61
の油圧作動に伴い固定プーリ半体57と油圧シリ
ンダ62間に作用するスラスト荷重を従動プーリ
軸56に伝達、支承させることができ、その結
果、ベアリング65,66の負荷が軽減される。
さて、第1、第2制御弁V1,V2並びにその周
囲の油路に説明を移す。
第1制御弁V1は中空の駆動プーリ軸45内に
摺合された筒状の従動スプール弁71と、この従
動スプール弁71内に摺合された筒状の主動スプ
ール弁70とよりなり、主動スプール弁70内に
内,外2重に嵌合した内側連絡管72及び外側連
絡管73が挿入される。内側連絡管72は主動ス
プール弁70を左右に貫通して、ケーシングCの
カバーC3に設けた前記制御油路Lcと発進クラツ
チScの油圧室13に連なる油路14との間を連
通する。
また、内側連絡管72は主動スプール弁70の
内側に筒状油路74を画成し、この油路74は外
側連絡管73を介してカバーC3に設けた前記第
1給油路L1に連通される。
両連絡管72,73は、外側連絡管73の右端
を絞つて内側連絡管72の外周面に溶接すること
により連結しており、また、外側連絡管73の外
周には取付フランジ75が溶接してある。この取
付フランジ75はカバーC3の内壁に形成した段
付取付凹部76の大径部に弾性シールリング77
を介して嵌装され、止環78により抜止めされ
る。段付取付凹部76の小径部には内側連絡管7
2の右方突出部が弾性シールリング79を介して
嵌装される。かくして、2重連絡管72,73は
カバーC3にフローテイング支持され、クランク
軸1及び駆動プーリ軸45の心振れにも追従する
ことができる。尚、80はカバーC3の第1給油
路L1と外側連絡管73の内側とを連通させるた
めに、該連絡管73の周壁に穿設した透孔であ
る。
主動スプール弁70は外周に左右一対の環状給
油溝81,82と1条の環状排油溝83とを有
し、給油溝81,82は透孔84,85を介して
主動スプール弁70内の筒状油路74と連通して
いる。また、従動スプール弁71は外周に左右一
対の環状油溝86,87を有し、その左側油溝8
6は、透孔88を介して主動スプール弁70の左
側給油溝81と常時連通する一方、透孔89、環
状油路90及び油路91を介して油圧シリンダ5
0の第1油圧室501とも常時連通している。右
側油溝87は、透孔92を介して主動スプール弁
70の排油溝83と常時連通する一方、透孔93
を介して油圧シリンダ50の第2油圧室502
も常時連通している。また、従動スプール弁71
には、その右側油溝87と主動スプール弁70の
右側給油溝82との間の連通、遮断を制御する透
孔94と、主動スプール弁70の排油溝83とケ
ーシングC内部との連通、遮断を制御する切欠状
の排油口95が設けられている。さらに、従動ス
プール弁71は、駆動プーリ軸45を半径方向に
貫通する連動ピン96を介して可動プーリ半体4
7に連結されて、それと共に左右動するようにな
つている。駆動プーリ軸45の連動ピン96に貫
通される部分は、連動ピン96の左右動を妨げな
いように長孔97になつている。
第2制御弁V2は中空の従動プーリ軸56内に
摺合された筒状の従動スプール弁101と、この
従動スプール弁101内に摺合された主動スプー
ル弁100とよりなる。主動スプール弁100の
中心部には隔壁102により互いに隔離される給
油路103及び排油路104が形成されており、
給油路103は、それに挿入された連絡管105
を介してカバーC3に形成した前記第2給油路L2
と連通し、排油路104は、ケーシングC内部と
連通する従動プーリ軸56の中空部に開口する。
連絡管105の外周に溶接した取付フランジ1
06はカバーC3の内壁に形成した取付凹部10
7に弾性シールリング108を介して嵌装され、
止環109により抜止めされる。かくして、連絡
管105はカバーC3にフローテイング支持され、
従動プーリ軸56の心振れに追従することができ
る。
また、主動スプール弁100は外周に左右一対
の環状給油溝110,111と1条の環状排油溝
112とを有し、給油溝110,111は透孔1
13,114を介していずれも前記給油路103
と連通し、排油溝112は透孔115を介して前
記排油路104と連通している。また、従動スプ
ール弁101は外周に左右一対の環状油溝11
6,117を有し、その右側油溝117は透孔1
18を介して主動スプール弁100の右側給油溝
111と常時連通する一方、透孔119、環状油
路120及び油路121を介して油圧シリンダ6
2の第1油圧室621とも常時連通し、左側油溝
116は透孔122を介して油圧シリンダ62の
第2油圧室622と常時連通している。また、従
動スプール弁101には、その左側油溝116
と、主動スプール弁100の左側給油溝110及
び排油溝112との各間の連通、遮断を制御する
透孔123,124が設けられている。さらに、
従動スプール弁101は、従動プーリ軸56を半
径方向に貫通する連動ピン125を介して可動プ
ーリ半体59に連結されて、それと共に左右動す
るようになつている。従動プーリ軸56の連動ピ
ン125に貫通される部分は、連動ピン56の左
右動を妨げないように長孔126になつている。
第1、第2両制御弁V1,V2は、駆動側の可動
プーリ半体47と従動側の可動プーリ半体59と
を同期作動させるために、連動機構130により
連結される。連動機構130は、両制御弁V1
V2の中間でケーシングCに両制御弁V1,V2と平
行に設けた支軸131と、この支軸131に摺動
自在に支承されたシフタ132と、このシフタ1
32に中間部を固着されると共に両制御弁V1
V2の主動スプール弁70,100に両端を連結
した連動棒133とよりなり、前記シフタ132
はケーシングCに軸支したシフトレバー134の
回動により作動され、またそのシフトレバー13
4は第1図の操向ハンドルHの左グリツプHgの
回動により操作されるようになつている。
ここで、両制御弁V1,V2の作用を説明すると、
第3図に示すように、シフタ132がカバーC3
に当接した右動限に位置する場合は、第1制御弁
V1では透孔94が主動スプール弁70により閉
じられて右側給油溝82と右側油溝87との間が
遮断されると共に、排油溝83と排油口95とが
連通し、一方、左側給油溝81と右側油溝86間
は常時連通状態にあるので、第1油圧室501
は筒状油路74に待機する作動油圧が油溝81,
86等を通して導入され、第2油圧室502は油
溝82,87等を介して排油口95に開放され
る。したがつて、ピストン11は第1油圧室50
の油圧を受けて右動して可動プーリ半体47を
後退限に保持する。
また、この場合、第2制御弁V2では、左側給
油溝110が透孔123を介して左側油溝116
と連通すると共に、透孔124が主動スプール弁
100に閉じられて排油溝112と左側油溝11
6間が遮断される。一方、右側給油溝111と右
側油溝117間は常時連通状態にあるので、給油
路103に待機する作動油圧が油圧シリンダ62
の第1、第2両油圧室621,622に導入され、
したがつてピストン61は前述のように差動油圧
を受けて右方へ移動して可動プーリ半体59を前
進限に保持する。
このようにして、駆動Vプーリ40の有効半径
は最小に、また従動Vプーリ41の有効半径は最
大に制御されるので、駆動Vプーリ40は最大の
減速比を以て従動Vプーリ41を駆動することが
できる。
次に、シフタ132を左動すれば、連動棒13
3により両主動スプール弁70,100は同時に
左動される。そして、主動スプール弁70の左動
により透孔94が開いて右側給油溝82と右側油
溝87間が連通すると共に排油口95が主動スプ
ール弁70により閉じられると、筒状油路74の
作動油圧が第2油圧室502にも導入されるため、
ピストン49は前述のように差動油圧を受けて左
動を開始し、可動プーリ半体47を前進させる。
すると、この可動プーリ半体47の前進は連動ピ
ン96を介して従動スプール弁71に伝達される
ので、該スプール弁71も同時に移動して主動ス
プール弁70を追跡し、その追跡により透孔94
及び排油口95が主動スプール弁70に閉じられ
て、第2油圧室502が筒状油路74及び排油口
95のいずれとも遮断されたとき、ピストン49
したがつて可動プーリ半体47の移動は停止す
る。即ち、可動プーリ半体47は主動スプール弁
70の左動に応じて前進することができる。
また、主動スプール弁100の左動によれば、
透孔123が主動スプール弁100に閉じられる
と共に、透孔124が開かれて排油溝112と左
側油溝116間が連通するので、第2油圧室62
の油圧が排油路104に解放される。このため、
ピストン61は第1油圧室621の油圧により左
動を開始し、可動プーリ半体59を後退させる。
すると、この可動プーリ半体59の後退は連動ピ
ン125を介して従動スプール弁101に伝動さ
れるので、該スプール弁101も同時に移動して
主動スプール弁100を追跡し、その追跡により
両透孔113,114が主動スプール弁100に
閉じられて、第2油圧室622が給油路103及
び排油路104のいずれとも遮断されたとき、ピ
ストン61したがつて可動プーリ半体59の移動
は停止する。即ち、可動プーリ半体59は主動ス
プール弁100の左動に応じて後退することがで
きる。
このようにして、駆動Vプーリ40の可動プー
リ半体47の前進と、従動Vプーリ41の可動プ
ーリ半体59の後退とが同期して行われるため、
Vベルト42に過度の張力を与えることなく駆動
Vプーリ40の有効半径の縮小と従動Vプーリ4
1の有効半径の拡大とを同時に達成し、両Vプー
リ40,41間の減速比を的確に減じることがで
きる。
以上において、駆動Vプーリ40の油圧シリン
ダ50は従動Vプーリ41の油圧シリンダ62よ
りも大径に形成される。これによれば、同油圧下
においても、駆動側のピストン49が受ける油圧
作動力を従動側のピストン61が受ける油圧作動
力よりも常に大きくすることができ、変速の応答
性を向上させる上に有効である。
また、駆動Vプーリ40のピストン49におい
ては、それの第1油圧室501側の受圧面積を
A1、第2油圧室502側の受圧面積をA2とする
と、 A2−A1>A1 上式が成立し、また従動Vプーリ41のピスト
ン61においては、それの第1油圧室621側の
受圧面積をB1、第2油圧室622側の受圧面積を
B2とすると、 B2−B1>B1 上式が成立している。したがつて、各可動プー
リ半体47,59の油圧による前進力をそれぞれ
の後退力よりも常に大きくすることができ、した
がつてVベルト42に作用する遠心力によつて各
可動プーリ半体47,59に有効半径縮小方向の
力が加わつていても、各可動プーリ半体47,5
9の有効半径拡大方向への変速応答性を向上させ
ることができる。
更に、油圧シリンダ50,62には可動プーリ
半体47,59をそれぞれ前進方向に弾圧するば
ね53,67が縮設される。これらのばね53,
67は各油圧シリンダ50,62内に未だ油圧が
導入されていないとき、Vベルト42に予張力を
与えてその弛みを除去するように機能する。
補助ケースC2において、駆動Vプーリ40の
油圧シリンダ50は前方右側に、従動Vプーリ4
1の油圧シリンダ62は後方内側にそれぞれ配置
され、したがつて従動Vプーリ41の固定プーリ
半体57は後方外側に配置される。この固定プー
リ半体57は油圧シリンダ62のような付属部品
を持たないので、固定プーリ半体57の背面側の
ケーシングCの右外側面後部に凹所135を形成
することができ、第1図に示すように、この凹所
135を利用してブレーキペダルBpが設置され
る。このようにすると、ブレーキペダルBpの外
方突出を無くし、若しくはその突出量を小さくす
ることができる。尚、図中Stはステツプである。
また、両油圧シリンダ50,62を両Vプーリ
40,41の対角線上に配置することは、両Vプ
ーリ40,41の近接配置の場合でも、各油圧シ
リンダ50,62の外径を他方の油圧シリンダ6
2,50に干渉されずに自由に設定し得るので好
都合である。
次に、補助変速機Taの説明をする。
第1及び第2図に示すように、ベアリング6
4,65の間で従動プーリ軸56上にニードルベ
アリング137を介して支承される入力軸138
と、その後方で主ケースC1にニードルベアリン
グ139及びボールベアリング140を介して両
端部を支承される出力軸141とを有し、入力軸
138は減速歯車列142を介して従動プーリ軸
56と連結される一方、低速及び高速歯車列14
3,144を介して出力軸141とも連結され
る。
減速歯車列142は、従動プーリ軸56にスプ
ライン結合した第1小歯車145、この小歯車1
45より中間歯車146を介して駆動される第1
大歯車147、この大歯車147と一体に回転す
る第2小歯車148及びこの小歯車148より駆
動される第2大歯車149より構成され、一体の
第1大歯車147及び第2小歯車148はニード
ルベアリング150を介して出力軸141上に支
承され、第2大歯車149は入力軸138の一端
に一体に形成される。したがつて、従動プーリ軸
56の回転は第1歯車145,147により1段
階減速し、また第2歯車148,149によりも
う1段階減速して入力軸138に伝達することが
できる。
低速歯車列143は入力軸138に一体に形成
された駆動歯車151と、出力軸141に回転自
在に支承されて上記歯車151より駆動される被
動歯車152とより構成され、また高速歯車列1
44も同じく入力軸138に一体に形成された駆
動歯車153と、出力軸141に回転自在に支承
されて上記歯車153より駆動される被動歯車1
54とより構成され、そして減速比は、低速歯車
列143の方を高速歯車列144の方より当然に
大きく設定される。また、出力軸141には両被
動歯車152,154に交互にドツグ結合し得る
シフタ155が摺動自在にスプライン嵌合156
されており、したがつて、シフタ155は、被動
歯車152と結合する低速位置「L0」と、被動
歯車154と結合する高速位置「Hi」との2つ
切換位置を持つが、その外に両被動歯車152,
154のいずれとも結合しない中立位置「N」を
もとり得るものであり、このシフタ155の切換
操作はシフトフオーク157により行われる。か
くして、シフタ155を「L0」または「Hi」の
位置に切換えれば、低速歯車列143または高速
歯車列144が作動状態となるので、入,出力軸
138,141間に高低二段の変速比を与えるこ
とができる。
この補助変速機Taは、前記無段変速機Tmの
不足する変速比幅を補うものであり、換言すれば
補助変速機Taの併設により、無段変速機Tmの
駆動及び従動Vプーリ40,41の軸間距離を可
及的に狭ばめてこれらをパワーユニツトPuのケ
ーシングC内にコンパクトに収めることが可能と
なり、それに伴う無段変速機Tmの変速比幅の多
少の犠牲が許容される。
以上のように本発明によれば、前進により有効
半径を拡大し、後退により有効半径を縮小し得る
可動プーリ半体をそれぞれ備えた駆動Vプーリ及
び従動Vプーリ間にVベルトを懸張し、駆動Vプ
ーリ及び従動Vプーリの少なくとも一方の可動プ
ーリ半体に油圧作動装置を設け、その油圧作動装
置を、軸方向へ移動不能の油圧シリンダと、その
油圧シリンダ内に摺合してその内部を第1油圧室
と第2油圧室とに区画すると共に可動プーリ半体
に連結されたピストンとより構成し、第1及び第
2油圧室への作動油の給排を制御して可動プーリ
半体を進退させるようにしたベルト式無段変速機
において、ピストンに作用する前進方向の油圧に
よる押圧力を、そのピストンに作用する後退方向
の油圧による押圧力よりも大きくするように、ピ
ストンの第1及び第2油圧室に臨む両受圧面の大
きさを設定したので、ピストンの前進を容易に行
つて可動プーリ半体の有効半径拡大方向への変速
応答性を向上きせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は自動二輪車の動力伝達系の概略平面図、第2図
はその動力伝達系内のパワーユニツトの要部縦断
平面図、第3図はそのパワーユニツト内のVベル
ト式無段変速機の拡大縦断平面図である。 Tm…無段変速機、40…駆動Vプーリ、41
…従動Vプーリ、42…Vベルト、47,59…
可動プーリ半体、49,61…ピストン、50,
62…油圧シリンダ、501,621…第1油圧
室、502,622…第2油圧室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前進により有効半径を拡大し、後退により有
    効半径を縮小し得る可動プーリ半体をそれぞれ備
    えた駆動Vプーリ及び従動Vプーリ間にVベルト
    を懸張し、前記駆動Vプーリ及び従動Vプーリの
    少なくとも一方の可動プーリ半体に油圧作動装置
    を設け、該油圧作動装置を、軸方向へ移動不能の
    油圧シリンダと、該油圧シリンダ内に摺合してそ
    の内部を第1油圧室と第2油圧室とに区画すると
    共に前記可動プーリ半体に連結されたピストンと
    より構成し、前記第1及び第2油圧室への作動油
    の給排を制御して前記可動プーリ半体を進退させ
    るようにしたベルト式無段変速機において、前記
    ピストンに作用する前進方向の油圧による押圧力
    を、該ピストンに作用する後退方向の油圧による
    押圧力よりも大きくするように、該ピストンの前
    記第1及び第2油圧室に臨む両受圧面の大きさを
    設定してなる、ベルト式無段変速機。
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JP4039379B2 (ja) 2004-03-23 2008-01-30 トヨタ自動車株式会社 ベルト式無段変速機
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