JPS58101770A - フツ素樹脂被覆のための下地処理方法 - Google Patents

フツ素樹脂被覆のための下地処理方法

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JPS58101770A
JPS58101770A JP20229281A JP20229281A JPS58101770A JP S58101770 A JPS58101770 A JP S58101770A JP 20229281 A JP20229281 A JP 20229281A JP 20229281 A JP20229281 A JP 20229281A JP S58101770 A JPS58101770 A JP S58101770A
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resin
fluororesin
primer
coating
adhesion aid
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JP20229281A
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Mutsusuke Nanba
陸祐 難波
Shigeyoshi Hayashida
林田 成好
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフッ素樹脂塗装のための下地処理方法に関する
従来から金蝿質幕材にフッ素樹脂を被覆塗装することは
良く知られた所である。しかし乍もフッ素樹脂は融点以
上に加熱しても溶融流IIII性を示さないという性質
のために、たとえ被覆加工時に焼成しても得られる塗膜
は木質的に多孔性であること倉免れ得ない。このためフ
ッ素樹脂を被覆加工した金sIi材が腐蝕性液体と接触
すると、該液体はフッ素樹脂塗装を通って浸透し、金属
基材が腐蝕し、その結果塗膜にふくれが出来た)剥離が
生じたりする。この欠点を解消するために従来から各種
の方法が開発されており、その−っに金属基材表面にほ
うろうやガラス被膜を形成しておきそのヒからフッ素樹
脂を被覆する方法がある。しかし乍らこの方法ではほう
ろうやガラスとフッ素樹脂との接着性が悪いという解決
困難な問題がある。
また一方ガラスや陶磁器自体K 7 ・ソ素樹脂を被覆
することも良く知られている。しかし乍らこの場合もや
はりガラスや陶磁器とフッ素樹脂との接着性が悪いとい
う解決困難な問題が存在する。
上記問題を解決する手段として、ガラス、陶磁器、f&
瑯等の表面に予めプライマーを塗布する方法が知られて
いる。このプライマーは上記ガラス、陶磁器、′f&瑯
等へ接着する成分即ち接着助剤とフッ素樹脂とを主成分
とするものであって適当な液状媒体を用いて液状で塗布
される。
しかし乍らこのプライマーを用いる方法で上記基材表面
にフッ素樹脂を塗布しても、熱水中への浸漬又は水蒸気
に曝露した場合、容易に被膜が基材からはがれるため実
用性に極めて乏しい。
また他の方法として上記基材表面に、アルミナ、チク5
ヤ等の高融点耐火材料を半熔融の状態で密着させて非常
に凸凹の多い表面を形成し、アンカー効果を増してフッ
素樹脂被膜の密着度を改良する方法も試みられているが
、やは〕いまだ不充分で満足すべき耐熱水性、耐水蒸気
性を有するものが得られるに至っていない。
本発明は上記難点を解決するために成されたものであっ
て、即ち本発明は珪酸質基材表面にフッ素樹脂プライマ
ーの被覆を行い、ついでフッ素樹脂塗装を行うに際し、
該フッ素樹脂プライマー中に含まれる接着助剤若しくは
該接着助剤から焼成後にプライマー被膜中に生成する成
分と同−成分又は焼成して同一成分を生成する成分を含
有するガラス粉末、琺瑯釉又は陶磁四軸を予め基材に塗
布し焼成することを特徴とするフッ素樹脂被覆のための
下地処理方法に係るものである。
本発明に於いては基材表面に従来のプライマーを塗布す
るに先だち、予め 印 接着助剤と同一成分、 1口)接着助剤から焼成後にプライマー被膜中に生成す
る成分と同一成分。
(ハ)焼成して上記(イ)の同一成分を生成する成分。
(ロ)焼成して上記1口)の同一成分を生成する成分、
の少くともいずれかを含有するガラス粉末、堵瑯釉又は
陶磁四軸を予めプライマーを塗布する前に基材に塗布し
焼成することを特徴とするものである。これKよって極
めて優れた耐熱水性差に耐水蒸気性を賦与することが出
来る。
本発明において、上記接着助剤とは、全開、セラミック
ス、ガラスなどの基材外密着した塗膜を形成し、その塗
膜は使用するフッ素樹脂と同郷以上の耐熱性tもちしか
も200℃における鉛鉦硬度がHB以上であるものを云
う。−異体的にはポリアミトイきド樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホ側しLポリ
オキVペンシイ1LyHI)エステ〃樹脂、エボキy樹
脂、$/リコーン樹脂などの耐熱性合成樹脂、コロイド
状Vリカ、アζンVリケード、リチウムポリVリケード
などの珪酸塩類、テトラブチ〃チタ傘−ト、テトラプロ
ピルチタネート、テトラブチpジルコネートなどの有機
チタンまたはジルコニウム化合物、水酸化アルミニウム
とオルトりん酸との反応生成物の如き燐酸塩を例示出来
る。辷れ等接着助剤は必要に応じ液状媒体と併用出来、
耐熱性合成樹脂の場合はたとえばN−メチルビクリトン
やりメチルホルムアミド等が、珪酸塩の場合は水が、有
機チタン又はジルコニウム化合物の場合はアルコール類
が、また燐酸塩の場合は水を異体例として挙げることが
出来る。
而して本発明に於いて上記(ロ)の成分としては、焼成
後に#接着助剤からプライマー被膜中に生成する成分と
同一成分であれば良く、使用する接着助剤の種類に合せ
て選択使用される。たとえば耐熱性樹脂や珪酸塩ではほ
ぼそのまま焼成後残存するので、そのもの?有機チタン
又はジルコニウム化合物では酸化チタンやytvコニャ
等が使用される。また上記(ハ)の成分としては、たと
えば、Vランカップリング、シリコン樹脂等t、上記(
ロ)の成分としては金属チタン、金属ジルコニウムを具
体例として例示出来る。
これ等(イ)〜に)の成分は単独でまたは2種以上混合
り、てガラス粉末、@瑯釉又は陶aS釉に通常これ等粉
末又社釉に対し体積比で2/100〜1007100程
度の量で含有せしめられる。この際のガラス粉末、堆瑯
釉又は陶磁四軸としては、特に限定されず、従来から使
用されて来た各種のものが広い範囲で使用出来る。
本発明法実施に際しては、先ず珪酸質基材に上記(イ)
〜に)の少くとも一成分を含有するガラス粉末、班瑯釉
または陶a四軸を常法に従って適用してこれ等の被膜を
形成する。珪酸質基材としては斑瑯、ガラス、各種セI
′pミツクヌ基材が例示出来る。しかる後フッ素樹脂プ
ライマーを通常焼成後の膜厚で8〜12μ稲度になるよ
うに塗布し、好ましくは揮発性成分を除去した後850
℃以上通常880℃前後で焼成する。この際のフッ素樹
脂プライマーとじては従来から使用されて来たものが使
用される・該フッ素樹脂プライマーは基材に7ツ禦樹脂
を塗布する場合にフッ素樹脂と基材との間に中間層を形
成して接着力を増すために使用されるもので、通常基材
へ良く接着する成分即ち接着助剤とフッ素樹脂とを含む
ものである。フッ素樹脂としてはテトフフルオロエチレ
ンの単独又は共重合体が通常使用され、共重合成分とし
てはたとえばヘキサフルオロプロピレン、エチレン、プ
ロピレン、フッ化ビニリデン、フルオロアルキルビニル
エーテル、りaロトリフルオロエチレン等を例示出来る
かくしてフッ素樹脂プライマーが塗布された基材は次い
で常法に従ってフッ素樹脂塗料が塗布され焼[1Z−i
れる。この際のフッ素樹脂塗料としても従来から使用さ
れて来たものが使用される。この際のフッ素樹脂として
はフッ素樹脂プライマー中のフッ素樹脂と同様なものが
使用される。
本発明法に依れば、フッ素樹脂プライマーを基材に塗布
するに先だち、上記U)〜に)の少(とも−成分を含有
するガラス粉末、琺瑯釉又は陶磁器釉層を設けることに
より、熱水中に浸漬した場合または水蒸気に接した場合
の被膜の接着力が著しく向上し、実用上極めて好ましい
ものとなる。
以下に実施例を挙げて木発明倉説明する。
実施例1 下記第1表に示す二種の組成の琺瑯用釉薬を用いて常法
に従って環瑯鋼板を調製する。
第  1  表 次いで@2表に示す所定の成分を所定量上記上塗用釉薬
と混合し、上記班瑯鋼板上に所定の焼付条件で焼付ける
。しかる後この上から第2表に示す所定のフッ素樹脂プ
ライマー塗膜上後の膜厚が8〜12μとなるように塗布
し、赤外線乾燥器で揮発性成分を充分揮発させた後、8
80℃に保持した電気炉中で10分間焼成し、室温で放
冷する。
次いでこのプライマー塗膜上に、フッ素樹脂上塗J)用
1m’l (yt! リフ 0 yz+メ#rES−6
109BKJ)會焼匝後の膜厚が20〜25μとなるよ
うに塗布し、プライマーと同様に揮発性成分を除去した
後、880 ’Cに保持した電気炉で16分間焼成した
後室温で放冷した。かくして得られた塗膜について各々
90〜95℃の熱水中での8時間浸漬試験を行い、その
塗膜物状を測定した。このi果を第2表に示す、尚第2
表には比較のために上塗り用珊瑯釉に所定の成分を全く
添加しないものを使用し。
その他は全く同様に処理したものについての物性を併記
した。
第  2  表 (注1):特公昭52−89647の実施例1に記載ラ
ウリル硫酸ソーダ        80 Iトリトン 
X−10080# 水                1200  #2
鳴メチ〜セルロース水MI液    10#ポリテトフ
7A/オロエチレン 水分散液(磯度60憾)     8000  #上記
各成分を均一に混合した分散体塗 料 ※l:日立化成■製rHI−400」、樹脂分25鴫の
キシレン溶液 実施例2 実施例10番号10例において、添加粉末/琺瑯釉の配
合比を種々変えた以外は全く同様にして沸素樹脂被覆班
瑯板倉作成した。得たるとの沸素樹脂被覆堆瑯板倉実施
例1と同様にして熱水中に浸漬しその塗膜の密着力の変
化を調べた。その結果を第8表に示した。
第  8  表 (以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 珪酸質基材表面にフッ素樹脂プライマーの被覆を行
    い、ついで7”/素樹脂塗装を行うに際し、該フッ素樹
    脂プライマー中に富まれる接着助剤若しくは該接着助剤
    から焼成後にプライマー被膜中に生成する成分と同−成
    分又は焼成して同一成分を生成する成分を含有するガラ
    ス粉末、斑瑯釉又は陶磁器軸を予め基材に塗布し焼成す
    ることを特徴とするフッ素樹脂被覆のための下地処理方
    法。 ■ 接着助剤が耐熱性合成樹脂、有機チタン又は有機ジ
    ルコニウム化合物、珪酸塩及び燐酸塩の少くとも1種で
    ある特許請求の範囲第1項記載の下地処理方法。 ■ 耐熱性樹脂がポリアンドインド側しボリイ之ド樹脂
    、ポ樹脂−テルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリ
    オキVベンシイμポリエステル樹脂、エポキシ樹脂及び
    Vリコーン樹脂の少くとも1種から成る耐熱性合成樹脂
    である特許請求の範囲@2項記載の下地処理方法。 ■ 接着助剤がテトラプチルジA/pネート、テトラプ
    ロピルチタネート、及びテトラブチルチタネートの少く
    とも1種から成る有機チタン又は有機ジA/コニウム化
    合物である特許請求の範囲第1項記載の下地処理方法。 ■ 接着助剤がコロイド状シリカ、アミンシリケート、
    リチウムポリVリケードの少くとも1種である珪酸塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の下地処理方法。 ■ 接着助剤が水酸化アA/#ニウムとオルトリン酸の
    ゛反応生成物から成る燐酸塩である特許請求の範口第1
    項記載の下地処理方法。
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