JPS5810051B2 - シ−ト状食品の製造方法 - Google Patents

シ−ト状食品の製造方法

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JPS5810051B2
JPS5810051B2 JP55154783A JP15478380A JPS5810051B2 JP S5810051 B2 JPS5810051 B2 JP S5810051B2 JP 55154783 A JP55154783 A JP 55154783A JP 15478380 A JP15478380 A JP 15478380A JP S5810051 B2 JPS5810051 B2 JP S5810051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
sheet
thin film
pieces
irregularly shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP55154783A
Other languages
English (en)
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JPS5779851A (en
Inventor
亀山義弘
高橋末男
山岸眞夏
渡辺寛美
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Nissui Corp
Original Assignee
Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Suisan Kaisha Ltd filed Critical Nippon Suisan Kaisha Ltd
Priority to JP55154783A priority Critical patent/JPS5810051B2/ja
Publication of JPS5779851A publication Critical patent/JPS5779851A/ja
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なシート状食品の製造方法、より詳細には
不整形片状の多数の食品材料に澱粉薄膜を加圧、接着す
ることにより、その食品材料よりなる連続したシート状
食品を製造する方法に関する。
従来、シュウマイ、ギョーザ、春巻等の食品の外側には
小麦粉のドウからつくられた皮が巻かれコノ皮とともに
内容物も食べるようになっている又魚肉のすり身などを
プレスして麺帯状としこれを乾燥、切断してたとえばの
しいか様の外観を有する魚介珍味も知られている。
しかしこれらの皮或いは魚介珍味も近年消費者の間にそ
ろそろ飽きが生じ、新しい材料を用いた新製品が出現が
要望されていた。
か(て本発明者らはこのような要望に応じて前記の皮と
して或は珍味としても用いうる新しいシート状食品を製
造する方法を開発することを目的として種々研究、実験
を重ねた結果、本発明方法に到達したものである。
よって、本発明は不整形片状の多数の食品材料を隙間な
く並べて加圧して余分の水分を除去して一定の厚さとし
、澱粉薄膜を加圧、接着することにより、前記不整形片
状の多数の食品材料を連続したシート状に形成すること
に特徴とするシート状食品の製造方法を提供するもので
ある。
本発明について更に詳細に説明すれば、本発明において
は不整形片状の多数の食品材料を原料として用いる。
原料として用いる食品材料としては野菜類、魚介類その
他各種のものをあげることができる。
野菜類として好ましく用いられるのは例えばキャベツ、
白菜、紫蘇などの葉菜類、ニンジン、ゴボウ、タマネギ
などの根菜類であり、魚介類としてたとえば鮭、鱈、ア
ナゴ、ドジョウ、イカ、タコ、ホタテ貝、オキアミ、エ
ビなどを用いることができる。
この外生、豚、羊、鶏の肉等の食肉類、ハム、ベーコン
等の食肉加工品、チーズ等の乳製品、海苔、わかめ、昆
布などの海藻或は果実なども用いられる。
これはいずれも片状に形成し得、適度の水分を有し、圧
縮して拡大させることができる。
これらの食品材料は不整形片状の形で用いられる。
即ち種々バラバラの大きさ、形状の薄片の形で用いられ
る。
たとえばキャベツ、白菜の類にあっては大きさ、形状が
少しづN異なる葉を一枚づつ剥離して原料とする。
ニンジン、ゴボウの類は薄切又は刻んで用い、鮭、鱈な
どは肉の部分を薄(切身状にし、カイ、エビ類は薄く切
断するか又は内部をそのまま押圧して用いる。
食肉類はスライスして、或いはひき画状で用い、ハム、
ベーコン、チーズの類はスライスして用いる。
海藻類はそのま又或は適宜大きさに切って用い、果実類
は通常剥皮し、芯部などをとりスライスして用いる。
これら食品材料は簡単にスライスして不整形片状としう
るものもあるが、また成る程度の前処理を要するものも
ある。
例えば、野菜類にあっては一枚づつバラバラにして茎の
太い部分を除去した葉を蒸気又は熱湯でブランチングし
、後乾燥して表面の水分を除去して用いる。
又鮭肉を不整形片状に形成するに当っては三枚におろし
、皮、骨をとり、スキンレスボンレスフイレーとし、生
のまま又は加熱後これを包丁で適当に切るか、適当な機
械でスライスし希望の厚さの魚肉片として用いる。
このような食品材料は同種のものを多数用いてもよ(、
又互に異なる2種以上の食品材料を適宜組合せて用いる
こともできる。
このようにしてつ(られた大きさ、形状の異なる不整形
片状の多数の食品材料をたとえば吸水性のよい布か合成
樹脂の細い網状のコンベアベルト上に、隙間なく並べる
隙間を設けるとシート状に形成したときそこより破断す
るおそれがあるので隙間な(並べたのち、ローラーの下
を通してプレスして一定の厚みにし、同時に食品材料中
に含有される余分の水分を滲出、除去させて適度の水分
とする。
か(て不整形片状の多数の食品材料を隙間な(並べて加
圧して一定の厚みにした後、これに澱粉薄膜を重ね加圧
して澱粉薄膜を食品材料に接着させる。
澱粉薄膜としては種々の厚みの澱粉膜が用いられるが例
えばロール状に巻いたオブラートを用いると便利である
かかる澱粉薄膜を食品材料に接着させるに当っては、隙
間なく並べられ一定の厚みに加圧された食品材料の片面
に接着してもよく、両面に接着させてもよく、又澱粉薄
膜の両面にかかる食品材料を接着させるようにしてもよ
い。
加圧、接着するに当っては食品材料中に適度に含まれる
水分の存在により澱粉薄膜の食品材料との接触面が糊状
になって澱粉薄膜と食品材料とが互に強(接着する。
一方食品材料と接触していない面は膜としての形状を保
ち食品材料とともにシート状食品を形成している。
このようにして澱粉薄膜と食品材料を接着させると澱粉
薄膜の力をかりて不整形片状の多数の食品材料は連続し
たシート状に形成される。
これを適宜の長さに切断すれば、隙間なく並べられた一
定厚み、長さ、幅の連続した食品材料と澱粉薄膜とより
なる新しいシート状食品かえられるのである。
このようにして与えられたシート状食品はそのままでも
興趣ある食品として利用しうるが、通常は更に加工して
食品の皮として或は珍味として種種の形態で利用される
たとえばキャベツのシート状食品をシューマイ、ギョー
ザ等の皮として用いてキャベツで包まれたシューマイ、
ギョーザ等となしうるし、その他種々の形態の新しい食
品とすることができる。
苗種々の形態の食品とするときは、シート状食品を製造
し澱粉薄膜が膜としての形状を保っている間につづいて
加工することが好ましい。
加工されたものは通常真空包装として冷凍保存される。
このように本発明によれば、新しい感覚の興趣ある食品
を得ることができるが、更に次のような効果かえられる
■ 従来大きさに差のある食品材料にあっては小さな材
料は利用されず、又大きな材料でも良好な部分のみ利用
されていて他は切って捨てられる場合があったが、本発
明によるときは大きなものも小さなものも、形状の異な
るものもそのままでつないで圧着してシート状食品とす
ることができるので、食品材料を無駄なく効率的に利用
することができ、歩留りを著しく向上することができる
■ シート状食品を切断するか、打抜くことにより、形
状、大きさを任意に選択することができ、大きさ、形状
に差のある不整形の食品材料から定形、定量の規格化さ
れた食品を得ることができる。
■ 又上記のようにシート状食品を連続的に切断、打抜
きしたり他の食品と組合わせたりするのに、定形、定量
の食品なので加工機械に対する良好な適応性を有してお
り、人手によらず機械により自動的に連続的に大量生産
することができ、工程の合理化、生産性の向上をはかる
ことができる。
以下に本発明の実施例をあげる。
実施例 1 生のキャベツの葉を芯から一散一枚はずし、茎の太い部
分は包丁で除去した後、篭にいれて蒸気で95℃〜10
0℃の雰囲気で15分間蒸す。
蒸し終ったものに、扇風機で風をあて蒸されたキャベツ
の表面をある程度乾燥させる。
このようにしてえられた不整形片状の多数のキャベツ片
を、吸水性のあるテトロン製網状のベルトコンベアー上
に隙間なく並べ複数のローラーで加圧して一定の厚さと
する。
この際表面に滲出した水分は網状ベルトコンベアーで吸
収して除去する。
次いで、シート状の澱粉薄膜をキャベツの裏表にローラ
ーで加圧することにより接着させてシート状とし、幅L
5cmのシート状のキャベツを製造した。
このキャベツは丸く打ち抜いてシュウマイやギョーザの
皮として利用すれば新規で美味な食品を創製できる。
実施例 2 豚肉の脂身の少ない部分の肉塊をスライサーにかげて厚
さ2mm程度の肉片とし、この豚肉片を吸水性のあるテ
トロン製網状ベルトコンベアーの上に互に隙間な(並ベ
ローラーが加圧して1.8mm程度の厚さとする。
次いで連続したシート状の澱粉薄膜を連続した肉片の表
面にローラーで加圧することにより接着させて、豚肉の
シートを製造した一方、粉末のマツシュポテト]Okg
にバター5002、食塩1507、コシヨー50g、グ
ルタミン酸ナトリウム60グ、核酸系調味料202を添
加混和し、次いで水31を添加して混練したマツシュド
ポテトを練ったものをつくり、このマツシュドポテトを
ノズルから円柱状にシート状豚肉の一トに押し出し、こ
のマツシュドポテトを芯にしてシート状豚肉で巻いてや
り棒状の両巻きを5cm毎に切断し、発泡スチロール製
トレイに並べ、トレイごとポリエチレン製の袋に詰め真
空包装後、凍結してマツシュドポテトの両巻きを製造し
た。
この両巻を袋詰のまま10分間湯煮して袋から出した。
食器に並べればスナック風食品又はオードプルとして賞
味できる。
実施例 3 水戻し後でも5〜10cm幅の狭い昆布を5分間湯煮後
金網の上にひろげて扇風機で風を送って表面の水分をと
ばした後木綿の帆布よりなるベルトコンベアー上に幅が
大体20cm以上になるように互に隙間なく並ベローラ
ーで加圧して、滲出する余分の水分を帆布製ベルトで除
去し、次いで連続した二枚重ねてのシート状の澱粉薄膜
を連続した昆布の表面にローラーで加圧することにより
接着させシートの幅が20cmになるように両端をカッ
ターで切断して昆布のシートを製造した。
この昆布のシートを切断し一方味付けしたみがきニシン
を52の棒状とし、この棒状ニシンに昆布のシートを巻
きつげポリエチン袋に詰めた後凍結することにより幅の
狭い昆布を用いて冷凍食品の昆布巻きを製造することが
できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不整形片状の多数の食品材料を隙間なく並べ加圧し
    て一定の厚さとし、次いで澱粉薄膜を加圧、接着するこ
    とにより前記不整形片状の多数の食品材料を連続したシ
    ート状に形成することを特徴とするシート状食品の製造
    方法。 2 澱粉薄膜を食品材料の片面又は両面に加圧、接着す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項の製造方法。
JP55154783A 1980-11-04 1980-11-04 シ−ト状食品の製造方法 Expired JPS5810051B2 (ja)

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JP55154783A JPS5810051B2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 シ−ト状食品の製造方法

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JP55154783A JPS5810051B2 (ja) 1980-11-04 1980-11-04 シ−ト状食品の製造方法

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JPS5779851A JPS5779851A (en) 1982-05-19
JPS5810051B2 true JPS5810051B2 (ja) 1983-02-24

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ID=15591794

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JPH0665894B2 (ja) * 1983-10-22 1994-08-24 ヤマハ発動機株式会社 摩擦クラツチ
JPH0376899A (ja) * 1989-08-11 1991-04-02 Eitaro Eguchi ネギシート及びその製法

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JPS5779851A (en) 1982-05-19

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