JPH1199760A - Ps版用アルミニウム合金支持体 - Google Patents
Ps版用アルミニウム合金支持体Info
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- JPH1199760A JPH1199760A JP26458297A JP26458297A JPH1199760A JP H1199760 A JPH1199760 A JP H1199760A JP 26458297 A JP26458297 A JP 26458297A JP 26458297 A JP26458297 A JP 26458297A JP H1199760 A JPH1199760 A JP H1199760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- uniformity
- aluminum alloy
- roughtened
- etching
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電解エッチングによる粗面の均一性を向上で
きるPS版用アルミニウム合金支持体を提供することを
目的とする。 【解決手段】 重量%で、Fe0.05〜1%、Si
0.01〜0.2%、Cu0.001%以下、Ni、C
rの1種又は2種以上を0.003〜0.1%、残部A
l及び不可避的不純物からなることを特徴とするPS版
用アルミニウム合金支持体。
きるPS版用アルミニウム合金支持体を提供することを
目的とする。 【解決手段】 重量%で、Fe0.05〜1%、Si
0.01〜0.2%、Cu0.001%以下、Ni、C
rの1種又は2種以上を0.003〜0.1%、残部A
l及び不可避的不純物からなることを特徴とするPS版
用アルミニウム合金支持体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平版印刷に用いる
PS版用のアルミニウム合金支持体に関し、特に電解エ
ッチングによる粗面の均一性に優れるアルミニウム合金
支持体に関するものである。
PS版用のアルミニウム合金支持体に関し、特に電解エ
ッチングによる粗面の均一性に優れるアルミニウム合金
支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は、アルミニウム合金からなる
支持体とジアゾ化合物等を感光物とする感光体とからな
るPS版(Presensitized Plate)に画像露光、現像等
の製版処理を行って画像部を形成した版を印刷機の円筒
状版胴に巻付け、非画像部に付着した湿し水の存在のも
とにインキを画像部に付着させてこのインキをゴム製ブ
ランケットに転写、紙面に印刷するものである。
支持体とジアゾ化合物等を感光物とする感光体とからな
るPS版(Presensitized Plate)に画像露光、現像等
の製版処理を行って画像部を形成した版を印刷機の円筒
状版胴に巻付け、非画像部に付着した湿し水の存在のも
とにインキを画像部に付着させてこのインキをゴム製ブ
ランケットに転写、紙面に印刷するものである。
【0003】PS版の支持体としては、電解エッチング
による粗面化処理(砂目立て)、陽極酸化処理などの表
面処理を施したアルミニウム合金板が用いられている。
アルミニウム合金としては、当初、JIS1050(純
度99.5%以上の純Al)、JIS1100(Al−
0.05〜0.20%Cu合金)、JIS3003(A
l−0.05〜0.20%Cu−1.5%Mn合金)が
主に用いられてきた。
による粗面化処理(砂目立て)、陽極酸化処理などの表
面処理を施したアルミニウム合金板が用いられている。
アルミニウム合金としては、当初、JIS1050(純
度99.5%以上の純Al)、JIS1100(Al−
0.05〜0.20%Cu合金)、JIS3003(A
l−0.05〜0.20%Cu−1.5%Mn合金)が
主に用いられてきた。
【0004】アルミニウム合金支持体には、 (1)電解エッチングによる粗面が均一であること。 (2)感光剤の密着性が良好であること。 (3)印刷中に画像部に汚れが生じないこと等の種々の
特性が要求される。しかし、JIS1050、JIS1
100、JIS3003そのものでは以上の各要求を十
分に満足させることができなかったため、種々の改良が
行われてきた。
特性が要求される。しかし、JIS1050、JIS1
100、JIS3003そのものでは以上の各要求を十
分に満足させることができなかったため、種々の改良が
行われてきた。
【0005】例えば、特開昭58−221254号公報
には、Si0.02〜0.15%、Fe0.1〜1.0
%、Cu0.003%以下、残部Alおよび不可避的不
純物からなるオフセット印刷用素板が開示されている。
また、特開昭62−148295号公報には、Fe0.
05〜1.0%、Si0.2%以下、Cu0.05%以
下、残部Alおよび不可避的不純物からなり、金属組織
中に分布する単体Siが0.012%以下である平版印
刷用アルミニウム合金支持体が開示されている。
には、Si0.02〜0.15%、Fe0.1〜1.0
%、Cu0.003%以下、残部Alおよび不可避的不
純物からなるオフセット印刷用素板が開示されている。
また、特開昭62−148295号公報には、Fe0.
05〜1.0%、Si0.2%以下、Cu0.05%以
下、残部Alおよび不可避的不純物からなり、金属組織
中に分布する単体Siが0.012%以下である平版印
刷用アルミニウム合金支持体が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭58−22
1254号は、Cu含有量の増加に伴い耐食性が低下
し、その影響で印刷中に非画像部の汚れが増大するため
に、Cu含有量を0.003%以下に規制することを提
案している。また、特開昭62−148295号による
と、電解エッチングによるピットが均一な粗面が得ら
れ、ストリーク(筋状ムラ)の発生がみられず、しかも
印刷中に非画像部の汚れを抑制することができるという
効果を有する。
1254号は、Cu含有量の増加に伴い耐食性が低下
し、その影響で印刷中に非画像部の汚れが増大するため
に、Cu含有量を0.003%以下に規制することを提
案している。また、特開昭62−148295号による
と、電解エッチングによるピットが均一な粗面が得ら
れ、ストリーク(筋状ムラ)の発生がみられず、しかも
印刷中に非画像部の汚れを抑制することができるという
効果を有する。
【0007】しかるに、近時の高い印刷精度の要求に対
して、前記特開昭58−221254号、特開昭62−
148295号に記載の従来のアルミニウム合金支持体
では十分に対応することが困難となってきた。特に、電
解エッチングによる粗面の均一をより向上することが必
要である。そこで本発明は、電解エッチングによる粗面
の均一性を向上できるPS版用アルミニウム合金支持体
の提供を課題とする。
して、前記特開昭58−221254号、特開昭62−
148295号に記載の従来のアルミニウム合金支持体
では十分に対応することが困難となってきた。特に、電
解エッチングによる粗面の均一をより向上することが必
要である。そこで本発明は、電解エッチングによる粗面
の均一性を向上できるPS版用アルミニウム合金支持体
の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべくPS版用アルミニウム合金支持体に含まれる微
量元素について調査したところ、Cuが電解エッチング
後の粗面を不均一にさせる元素であり、Cuを従来にな
いレベルに極力低減することが粗面の均一性向上に有効
であることを知見した。
決すべくPS版用アルミニウム合金支持体に含まれる微
量元素について調査したところ、Cuが電解エッチング
後の粗面を不均一にさせる元素であり、Cuを従来にな
いレベルに極力低減することが粗面の均一性向上に有効
であることを知見した。
【0009】しかし、近時要求される粗面の均一性を満
足するためにはCuの低減のみでは不十分であり、さら
に検討を行った結果、Ni、Crを添加することが粗面
の均一性向上に有効であることを知見した。この理由は
明らかでないが、以下によるものと推察される。すなわ
ち、本系アルミニウム合金には、主にAl3Feである
Al−Fe系の金属間化合物が分散しているが、Ni、
CrはAl−Fe系金属間化合物に含有され、Ni、C
rを含まないAl−Fe系金属間化合物よりもその電位
が貴となり、その結果マトリックスとの電位差が拡大す
ることにより電解エッチング時のエッチング性が向上
し、未エッチング部分が減少することにより粗面の均一
性が向上するものと推察される。
足するためにはCuの低減のみでは不十分であり、さら
に検討を行った結果、Ni、Crを添加することが粗面
の均一性向上に有効であることを知見した。この理由は
明らかでないが、以下によるものと推察される。すなわ
ち、本系アルミニウム合金には、主にAl3Feである
Al−Fe系の金属間化合物が分散しているが、Ni、
CrはAl−Fe系金属間化合物に含有され、Ni、C
rを含まないAl−Fe系金属間化合物よりもその電位
が貴となり、その結果マトリックスとの電位差が拡大す
ることにより電解エッチング時のエッチング性が向上
し、未エッチング部分が減少することにより粗面の均一
性が向上するものと推察される。
【0010】本発明は以上の知見に基づくものであり、
重量%で、Fe0.05〜1%、Si0.01〜0.2
%、Cu0.001%以下、Ni、Crの1種又は2種
を0.003〜0.1%、残部Al及び不可避的不純物
からなることを特徴とするPS版用アルミニウム合金支
持体である。
重量%で、Fe0.05〜1%、Si0.01〜0.2
%、Cu0.001%以下、Ni、Crの1種又は2種
を0.003〜0.1%、残部Al及び不可避的不純物
からなることを特徴とするPS版用アルミニウム合金支
持体である。
【0011】本発明PS版用アルミニウム合金支持体
は、前述の通り、Ni、Crを含む電位が貴のAl−F
e系金属間化合物の存在と0.001%以下という従来
にはない低減されたCu量とが相俟って、電解エッチン
グによる粗面の均一性を向上させるものである。
は、前述の通り、Ni、Crを含む電位が貴のAl−F
e系金属間化合物の存在と0.001%以下という従来
にはない低減されたCu量とが相俟って、電解エッチン
グによる粗面の均一性を向上させるものである。
【0012】また、本発明PS版用アルミニウム合金支
持体は、In、Pb、Sn、Biの1種又は2種以上を
0.001〜0.05%含むことができる。In、P
b、Sn、Biは、適切な熱処理を施すことにより表面
部に偏析する挙動を示す。In、Pb、Sn、Biが偏
析したマトリックスは電位が下がり、その結果マトリッ
クスと金属間化合物との電位差が拡大し、より一層粗面
の均一性が向上する。
持体は、In、Pb、Sn、Biの1種又は2種以上を
0.001〜0.05%含むことができる。In、P
b、Sn、Biは、適切な熱処理を施すことにより表面
部に偏析する挙動を示す。In、Pb、Sn、Biが偏
析したマトリックスは電位が下がり、その結果マトリッ
クスと金属間化合物との電位差が拡大し、より一層粗面
の均一性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の成分限定理由を説明
する。 <Fe:0.05〜1%>Feは、Al−Fe系金属間
化合物を形成し、耐疲労強度を向上するとともに、結晶
粒を微細化して組織を均一化する効果を有する。しか
し、0.05%未満ではこの効果が不十分であり、また
1%を超えると化合物の粗大化により電解エッチングに
よる粗面の均一性を害する傾向にあるので、0.05〜
1%の範囲とする。望ましいFeの含有量は、0.1〜
0.5%である。
する。 <Fe:0.05〜1%>Feは、Al−Fe系金属間
化合物を形成し、耐疲労強度を向上するとともに、結晶
粒を微細化して組織を均一化する効果を有する。しか
し、0.05%未満ではこの効果が不十分であり、また
1%を超えると化合物の粗大化により電解エッチングに
よる粗面の均一性を害する傾向にあるので、0.05〜
1%の範囲とする。望ましいFeの含有量は、0.1〜
0.5%である。
【0014】<Si:0.01〜0.2%>Siは、
0.01%未満では強度が不足し、また、0.2%を超
えると電解エッチングによる粗面の均一性を害するた
め、0.01〜0.2%の範囲とする。望ましいSiの
含有量は、0.03〜0.1%である。
0.01%未満では強度が不足し、また、0.2%を超
えると電解エッチングによる粗面の均一性を害するた
め、0.01〜0.2%の範囲とする。望ましいSiの
含有量は、0.03〜0.1%である。
【0015】<Cu:0.001%以下>Cuは電解エ
ッチング後の粗面の均一性を阻害する元素であり、本発
明では、0.001%以下に低減する。
ッチング後の粗面の均一性を阻害する元素であり、本発
明では、0.001%以下に低減する。
【0016】<Ni、Cr1種又は2種以上:0.00
3〜0.1%>Ni、CrはAl−Fe系金属間化合物
に含有され、Ni、Crを含まないAl−Fe系金属間
化合物よりもその電位が貴となり、その結果マトリック
スとの電位差が拡大する。具体的には、Ni、Crを含
まない場合にはAl−Fe系金属間化合物とマトリック
スとの電位差は0.29Vであるのに対し、Ni、Cr
を含む場合には0.30V以上となる。このように電位
差が拡大することによりエッチング性が向上し、これに
ともない粗面の均一性が向上する。この効果を得るため
に、Ni、Crの1種又は2種で0.003%以上とす
る。しかし、0.1%を超えるとマトリックス中に過度
に固溶し、逆に粗面の均一性を阻害するとともに、印刷
中の汚れの原因にもなる。そこで、0.003〜0.1
%とする。望ましいNi、Crの含有量は、0.008
〜0.05である。なお、本発明における電位差は、5
3g/lNaCl+3g/lH2O2水溶液(25℃)中
にて0.1Nカロメル・スケールを用いて測定した自然
電極電位で定義される。
3〜0.1%>Ni、CrはAl−Fe系金属間化合物
に含有され、Ni、Crを含まないAl−Fe系金属間
化合物よりもその電位が貴となり、その結果マトリック
スとの電位差が拡大する。具体的には、Ni、Crを含
まない場合にはAl−Fe系金属間化合物とマトリック
スとの電位差は0.29Vであるのに対し、Ni、Cr
を含む場合には0.30V以上となる。このように電位
差が拡大することによりエッチング性が向上し、これに
ともない粗面の均一性が向上する。この効果を得るため
に、Ni、Crの1種又は2種で0.003%以上とす
る。しかし、0.1%を超えるとマトリックス中に過度
に固溶し、逆に粗面の均一性を阻害するとともに、印刷
中の汚れの原因にもなる。そこで、0.003〜0.1
%とする。望ましいNi、Crの含有量は、0.008
〜0.05である。なお、本発明における電位差は、5
3g/lNaCl+3g/lH2O2水溶液(25℃)中
にて0.1Nカロメル・スケールを用いて測定した自然
電極電位で定義される。
【0017】<In、Pb、Sn、Biの1種又は2種
以上:0.001〜0.05%>In、Pb、Sn、B
iは、適切な熱処理を施すことにより板材の表面部に偏
析しマトリックスの電位を下げる効果を有する。そのた
めマトリックスとAl−Fe系金属間化合物との電位差
が拡大し、より一層粗面の均一性が向上する。この効果
を得るためには0.001%以上必要であるが、過度に
添加すると耐食性が低下するので、その上限を0.05
%とする。望ましいIn、Pb、Sn、Biの量は0.
01〜0.03%である。また、偏析による最表面部に
おける濃度は中心部の濃度の1.5倍以上100倍以下
であることが望ましい。1.5倍未満では電位差拡大に
十分な効果がなく、また100倍を超えると電解エッチ
ング時に過溶解を起こし微細なエッチングピットが得ら
れなくなるからである。
以上:0.001〜0.05%>In、Pb、Sn、B
iは、適切な熱処理を施すことにより板材の表面部に偏
析しマトリックスの電位を下げる効果を有する。そのた
めマトリックスとAl−Fe系金属間化合物との電位差
が拡大し、より一層粗面の均一性が向上する。この効果
を得るためには0.001%以上必要であるが、過度に
添加すると耐食性が低下するので、その上限を0.05
%とする。望ましいIn、Pb、Sn、Biの量は0.
01〜0.03%である。また、偏析による最表面部に
おける濃度は中心部の濃度の1.5倍以上100倍以下
であることが望ましい。1.5倍未満では電位差拡大に
十分な効果がなく、また100倍を超えると電解エッチ
ング時に過溶解を起こし微細なエッチングピットが得ら
れなくなるからである。
【0018】<その他不純物元素>本発明PS版用アル
ミニウム合金支持体においては、以上の元素以外に不純
物元素が含まれるが、以下の範囲であれば本発明の目的
を阻害しない。 Mg:0.02%以下、Zn:0.02%以下、Ti:
0.03%以下 V:0.01%以下、B:0.002%以下
ミニウム合金支持体においては、以上の元素以外に不純
物元素が含まれるが、以下の範囲であれば本発明の目的
を阻害しない。 Mg:0.02%以下、Zn:0.02%以下、Ti:
0.03%以下 V:0.01%以下、B:0.002%以下
【0019】次に、本発明PS版用アルミニウム合金支
持体の製造方法について説明する。 <鋳造>鋳造は、本発明PS版用アルミニウム合金支持
体を製造する上で特に限定されるものではなく、例えば
DC鋳造法等従来公知の鋳造法を適用することができ
る。
持体の製造方法について説明する。 <鋳造>鋳造は、本発明PS版用アルミニウム合金支持
体を製造する上で特に限定されるものではなく、例えば
DC鋳造法等従来公知の鋳造法を適用することができ
る。
【0020】<熱処理>鋳造により得られた鋳塊に45
0〜600℃の温度範囲における均質熱処理を施す。こ
の均質熱処理によりFeの一部が固溶するとともに、A
l−Fe系金属間化合物が均一微細に分散する。熱処理
の保持時間は鋳塊のサイズ等により適宜定めればよい。
均質熱処理後、一旦鋳塊を冷却した後に次工程である熱
間圧延のための均熱処理を行うこともできるが、均質熱
処理から直に熱間圧延を行うこともできる。
0〜600℃の温度範囲における均質熱処理を施す。こ
の均質熱処理によりFeの一部が固溶するとともに、A
l−Fe系金属間化合物が均一微細に分散する。熱処理
の保持時間は鋳塊のサイズ等により適宜定めればよい。
均質熱処理後、一旦鋳塊を冷却した後に次工程である熱
間圧延のための均熱処理を行うこともできるが、均質熱
処理から直に熱間圧延を行うこともできる。
【0021】<熱間圧延>均質熱処理を経た後に熱間圧
延を行う。熱間圧延は200〜500℃の温度範囲で行
うのが適当である。500℃を超えると再結晶粒が粗大
化して、粗面化処理によりストリークが発生しやすくな
る。
延を行う。熱間圧延は200〜500℃の温度範囲で行
うのが適当である。500℃を超えると再結晶粒が粗大
化して、粗面化処理によりストリークが発生しやすくな
る。
【0022】<冷間圧延>熱間圧延後、冷間圧延を行
う。この冷間圧延によりAl−Fe系の金属間化合物が
分散して結晶組織が均一微細となる。この効果を得るた
めには、50%、望ましくは70%以上の減面率とする
ことが必要である。
う。この冷間圧延によりAl−Fe系の金属間化合物が
分散して結晶組織が均一微細となる。この効果を得るた
めには、50%、望ましくは70%以上の減面率とする
ことが必要である。
【0023】<焼鈍>冷間圧延後に、適度な強度及び伸
びを板材に付与すること、さらにIn、Pb、Sn、B
iを含む場合には、これら元素を板材の表面部に偏析さ
せるために焼鈍を行う。In、Pb、Sn、Biの偏析
については、板厚が厚いときにはこれら成分が表面に移
動する距離が長いため所望する偏析状態を得難いが、冷
間圧延により薄板化した状態なので、偏析しやすい。
びを板材に付与すること、さらにIn、Pb、Sn、B
iを含む場合には、これら元素を板材の表面部に偏析さ
せるために焼鈍を行う。In、Pb、Sn、Biの偏析
については、板厚が厚いときにはこれら成分が表面に移
動する距離が長いため所望する偏析状態を得難いが、冷
間圧延により薄板化した状態なので、偏析しやすい。
【0024】焼鈍は300〜600℃の温度範囲で行
う。300℃未満では目的を達成することができず、6
00℃を超えると表面の酸化が著しくなり好ましくない
からである。望ましい焼鈍温度は350〜500℃であ
る。焼鈍は連続焼鈍炉、バッチ式焼鈍炉の何れであって
も構わない。
う。300℃未満では目的を達成することができず、6
00℃を超えると表面の酸化が著しくなり好ましくない
からである。望ましい焼鈍温度は350〜500℃であ
る。焼鈍は連続焼鈍炉、バッチ式焼鈍炉の何れであって
も構わない。
【0025】<仕上げ冷間圧延>焼鈍後、再度冷間圧延
を行う。この冷間圧延は、PS版用アルミニウム合金支
持体に要求される硬さに調整、仕上げすることを目的と
する。PS版用アルミニウム合金支持体に要求される硬
さはH16であるので、これに適合するように圧下率を調
整する。
を行う。この冷間圧延は、PS版用アルミニウム合金支
持体に要求される硬さに調整、仕上げすることを目的と
する。PS版用アルミニウム合金支持体に要求される硬
さはH16であるので、これに適合するように圧下率を調
整する。
【0026】<表面処理>仕上げ冷間圧延終了後、塩
酸、硝酸等の電解液中に浸漬して電解エッチングによる
粗面化処理を行う。粗面化処理は、画像部においては感
光層との密着性、非画像部においては親水性及び保水性
を向上させるために施される。粗面化処理を行った後
に、陽極酸化処理を行って表面の耐摩耗性、親水性を向
上させることもできる。
酸、硝酸等の電解液中に浸漬して電解エッチングによる
粗面化処理を行う。粗面化処理は、画像部においては感
光層との密着性、非画像部においては親水性及び保水性
を向上させるために施される。粗面化処理を行った後
に、陽極酸化処理を行って表面の耐摩耗性、親水性を向
上させることもできる。
【0027】
【実施例】以下本発明を実施例に基づき説明する。 <実施例1>表1に示す組成(wt.%)の合金スラブをD
C鋳造法により得た。鋳造速度は30mm/min、ス
ラブ厚は200mmである。このスラブを合金組成によ
り500〜550℃で1時間加熱・保持する均質・均熱
処理を施した後、5mm厚まで熱間圧延を行った。その
後0.5mm厚まで冷間圧延し、次いで焼鈍した。焼鈍
は連続焼鈍炉により、実体温度450℃の条件で行っ
た。焼鈍後に再度冷間圧延により板厚0.3mm、硬度
H16の供試材を得た。
C鋳造法により得た。鋳造速度は30mm/min、ス
ラブ厚は200mmである。このスラブを合金組成によ
り500〜550℃で1時間加熱・保持する均質・均熱
処理を施した後、5mm厚まで熱間圧延を行った。その
後0.5mm厚まで冷間圧延し、次いで焼鈍した。焼鈍
は連続焼鈍炉により、実体温度450℃の条件で行っ
た。焼鈍後に再度冷間圧延により板厚0.3mm、硬度
H16の供試材を得た。
【0028】 (表1) No. Fe Si Cu Ni,Cr Al 均一性 備考 1 0.14 0.12 0.0009 Ni:0.014 残部 ○ 実施例 2 0.29 0.06 0.0008 Ni:0.050 残部 ○ 実施例 3 0.58 0.16 0.0007 Ni:0.083 残部 ○ 実施例 4 0.05 0.02 0.0009 Cr:0.005 残部 ○ 実施例 5 0.05 0.06 0.0005 Cr:0.070 残部 ○ 実施例 6 0.15 0.12 0.0006 Cr:0.093 残部 ○ 実施例 7 0.29 0.06 0.02 Ni:0.20 残部 × 比較例 8 0.26 0.04 0.0015 Cr:0.20 残部 × 比較例 9 0.12 0.02 0.0006 Mn:0.010 残部 × 比較例 10 0.28 0.07 0.003 − 残部 × 従来例 ○:粗面均一性良好、×:粗面均一性劣る
【0029】下記の条件で供試材に電解エッチングを施
した後、粗面をSEMにより観察、評価した。結果を表
1に併せて示すが、本発明に係るNo.1〜6は何れも
粗面の均一性が良好であるのに対し、Cu及びNi含有
量がともに本発明を超える値のNo.7、Cu含有量は
本発明範囲内にあるがCr含有量が本発明を超えるN
o.8、Ni、Crの代わりにMnを添加したNo.9
は何れも粗面均一性が劣る。また、Ni、Crを含ま
ず、かつCu含有量が本発明範囲を超えるNo.10
は、粗面の均一性が本発明であるNo.1〜6より劣
る。
した後、粗面をSEMにより観察、評価した。結果を表
1に併せて示すが、本発明に係るNo.1〜6は何れも
粗面の均一性が良好であるのに対し、Cu及びNi含有
量がともに本発明を超える値のNo.7、Cu含有量は
本発明範囲内にあるがCr含有量が本発明を超えるN
o.8、Ni、Crの代わりにMnを添加したNo.9
は何れも粗面均一性が劣る。また、Ni、Crを含ま
ず、かつCu含有量が本発明範囲を超えるNo.10
は、粗面の均一性が本発明であるNo.1〜6より劣
る。
【0030】電解エッチング条件 脱脂:70℃の20%Na3PO4水溶液に5分間浸漬 スマット除去:70%HNO3に1分間浸漬 電解エッチング:30℃の1.5%HCl水溶液中で2
0A/dm2以上で交流電解
0A/dm2以上で交流電解
【0031】<実施例2>実施例1と同様の工程により
表2に示す組成(In,Pb,Sn,Biは板厚中心部の値)のP
S版用アルミニウム合金支持体を製造した。その後、や
はり実施例1と同様にして電解エッチングを行った。電
解エッチング後の粗面均一性及びIn、Pb、Sn、B
iの最表面における含有量を添加量とともに表3に示
す。なお、最表面の含有量分析は、GDMS(グロー放
電質量分析計)にて表面から連続的に深さ方向の含有量
を測定して求めた。
表2に示す組成(In,Pb,Sn,Biは板厚中心部の値)のP
S版用アルミニウム合金支持体を製造した。その後、や
はり実施例1と同様にして電解エッチングを行った。電
解エッチング後の粗面均一性及びIn、Pb、Sn、B
iの最表面における含有量を添加量とともに表3に示
す。なお、最表面の含有量分析は、GDMS(グロー放
電質量分析計)にて表面から連続的に深さ方向の含有量
を測定して求めた。
【0032】 (表2) No. Fe Si Cu Ni In,Pb,Sn,Bi AL 備考 11 0.76 0.06 0.0009 Ni:0.005 In:0.005 残部 実施例 12 0.29 0.06 0.0005 Ni:0.035 Pb:0.015 残部 実施例 13 0.14 0.16 0.0007 Ni:0.083 Sn:0.010 残部 実施例 14 0.76 0.06 0.0009 Ni:0.005 Bi:0.015 残部 実施例 1 0.14 0.12 0.0009 Ni:0.014 − 残部 実施例
【0033】表3から、In、Pb、Sn、Biを含有
させ、かつこれら元素を表面部に偏析させることによ
り、粗面の均一性を一層向上できることが解る。
させ、かつこれら元素を表面部に偏析させることによ
り、粗面の均一性を一層向上できることが解る。
【0034】 (表3) 粗面 In,Pb,Sn,Bi In,Pb,Sn,Bi 備考 No. 均一性 最表面 中心部 11 ◎ 0.012 0.005 実施例 12 ◎ 0.028 0.015 実施例 13 ◎ 0.023 0.010 実施例 14 ◎ 0.031 0.015 実施例 1 ○ − − 実施例 ◎:粗面均一性優れる、○:粗面均一性良好、×:粗面均一性劣る
【0035】<実施例3>下記組成の供試材を実施例1
と同様の方法により得て、Cu含有量とエッチング組織
の均一性について調査した。電解エッチングの条件は、
実施例1と同様であり、電解エッチング後の表面をSE
Mで観察した。結果を表4に示すが、Cu含有量が0.
001%以下の範囲で均一なエッチング面が得られるこ
とが判る。 供試材化学組成:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-Xwt.%Cu-0.03
5Cr-Al
と同様の方法により得て、Cu含有量とエッチング組織
の均一性について調査した。電解エッチングの条件は、
実施例1と同様であり、電解エッチング後の表面をSE
Mで観察した。結果を表4に示すが、Cu含有量が0.
001%以下の範囲で均一なエッチング面が得られるこ
とが判る。 供試材化学組成:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-Xwt.%Cu-0.03
5Cr-Al
【0036】 (表4) Cu含有量 0.0002 0.0006 0.001 0.0012 0.0018 0.0024 エッチンク゛表面 ○ ○ ○ △ × ×
【0037】<実施例4>下記組成の供試材を実施例1
と同様の方法により得て、Ni,Crの含有有無とエッ
チング速度との関係を調査した。なお、エッチング速度
の測定条件は以下の通りである。すなわち、45℃の
1.5%HCl水溶液(1リットル)中に100mm×1
00mmの試料を浸漬し、発生するガスをビューレットで
捕集し、水素ガス量が予め設定された一定量になるまで
の時間から、それまでの平均速度として求めた。 供試材化学組成 供試材A:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-Al 供試材B:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-0.043w
t.%Ni-Al 供試材C:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-0.044w
t.%Cr-Al 結果を図1に示すが、Ni,Crを含有することにより
エッチング速度が著しく向上することが解る。
と同様の方法により得て、Ni,Crの含有有無とエッ
チング速度との関係を調査した。なお、エッチング速度
の測定条件は以下の通りである。すなわち、45℃の
1.5%HCl水溶液(1リットル)中に100mm×1
00mmの試料を浸漬し、発生するガスをビューレットで
捕集し、水素ガス量が予め設定された一定量になるまで
の時間から、それまでの平均速度として求めた。 供試材化学組成 供試材A:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-Al 供試材B:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-0.043w
t.%Ni-Al 供試材C:0.5wt.%Fe-0.06wt.%Si-0.0009wt.%Cu-0.044w
t.%Cr-Al 結果を図1に示すが、Ni,Crを含有することにより
エッチング速度が著しく向上することが解る。
【0038】次に、供試材A〜Cの金属間化合物中の化
学組成をフェノール溶解残さ法により求めた。結果を図
2に示すが、供試材B、Cの金属間化合物には、それぞ
れNi,Crが含まれていることが確認された。
学組成をフェノール溶解残さ法により求めた。結果を図
2に示すが、供試材B、Cの金属間化合物には、それぞ
れNi,Crが含まれていることが確認された。
【0039】また、供試材A〜Cについて、Al−Fe
系金属間化合物とマトリックスの間の電位差を測定し
た。具体的には、図2で示された組成となるような金属
間化合物を作成し、53g/lNaCl+3g/lH2
O2水溶液(25℃)中にて0.1Nカロメル・スケー
ルを用い、自然電極電位を測定した。結果を表5に示す
が、Ni,Crを含む供試材B、Cの電位差がNi,C
rを含まない供試材Aに比べて大きいことが確認され
た。
系金属間化合物とマトリックスの間の電位差を測定し
た。具体的には、図2で示された組成となるような金属
間化合物を作成し、53g/lNaCl+3g/lH2
O2水溶液(25℃)中にて0.1Nカロメル・スケー
ルを用い、自然電極電位を測定した。結果を表5に示す
が、Ni,Crを含む供試材B、Cの電位差がNi,C
rを含まない供試材Aに比べて大きいことが確認され
た。
【0040】 (表5) Alマトリックス電位 金属間化合物電位 電位差 供試材A −0.85 −0.56 0.29 供試材B −0.85 −0.52 0.33 供試材C −0.85 −0.53 0.32 (単位:V)
【0041】
【発明の効果】以上説明のように、本発明は、Fe0.
05〜1%、Si0.01〜0.2%、Cu0.001
%以下、Ni、Crの1種又は2種を0.003〜0.
1%、残部Al及び不可避的不純物からなることを特徴
とするPS版用アルミニウム合金支持体としたので、電
解エッチングによる粗面を従来の支持体より均一に形成
することができる。
05〜1%、Si0.01〜0.2%、Cu0.001
%以下、Ni、Crの1種又は2種を0.003〜0.
1%、残部Al及び不可避的不純物からなることを特徴
とするPS版用アルミニウム合金支持体としたので、電
解エッチングによる粗面を従来の支持体より均一に形成
することができる。
【0042】本発明において、In、Pb、Sn、Bi
の1種又は2種以上を0.001〜0.05%含有せし
めることにより、粗面の均一性を一段と向上させること
ができる。
の1種又は2種以上を0.001〜0.05%含有せし
めることにより、粗面の均一性を一段と向上させること
ができる。
【図1】 Ni,Crの含有有無とエッチング速度との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図2】 供試材A〜Cの金属間化合物中の化学組成を
示すグラフである。
示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 重量%で、Fe0.05〜1%、Si
0.01〜0.2%、Cu0.001%以下、Ni、C
rの1種又は2種を0.003〜0.1%、残部Al及
び不可避的不純物からなることを特徴とするPS版用ア
ルミニウム合金支持体。 - 【請求項2】 Ni、Crの1種又は2種がAl−Fe
系の金属間化合物中に存在する請求項1に記載のPS版
用アルミニウム合金支持体。 - 【請求項3】 In、Pb、Sn、Biの1種又は2種
以上を0.001〜0.05%含む請求項1または2に
記載のPS版用アルミニウム合金支持体。 - 【請求項4】 In、Pb、Sn、Biの1種又は2種
以上の元素は表面部に偏析しており、最表面部における
濃度が中心部の濃度の1.5倍以上100倍以下である
請求項3に記載のPS版用アルミニウム合金支持体。 - 【請求項5】 合金組織中に存在する金属間化合物とマ
トリックスの電位差が0.30V以上(53g/lNa
Cl+3g/lH2O2水溶液(25℃)中にて0.1N
カロメル・スケールを使用して測定)である請求項1〜
4の何れかに記載のPS版用アルミニウム合金支持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458297A JPH1199760A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ps版用アルミニウム合金支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26458297A JPH1199760A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ps版用アルミニウム合金支持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199760A true JPH1199760A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17405303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26458297A Pending JPH1199760A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | Ps版用アルミニウム合金支持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199760A (ja) |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26458297A patent/JPH1199760A/ja active Pending
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