JPH1199218A - 機械の手動消火器インターロック装置 - Google Patents

機械の手動消火器インターロック装置

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Publication number
JPH1199218A
JPH1199218A JP27821197A JP27821197A JPH1199218A JP H1199218 A JPH1199218 A JP H1199218A JP 27821197 A JP27821197 A JP 27821197A JP 27821197 A JP27821197 A JP 27821197A JP H1199218 A JPH1199218 A JP H1199218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
fire extinguisher
hand
interlock device
operated fire
Prior art date
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Pending
Application number
JP27821197A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Aoki
昇 青木
Kazutoshi Imamura
一登志 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enshu Co Ltd
Original Assignee
Enshu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enshu Co Ltd filed Critical Enshu Co Ltd
Priority to JP27821197A priority Critical patent/JPH1199218A/ja
Publication of JPH1199218A publication Critical patent/JPH1199218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動消火器の不存在時の感知信号により、機
械に繋がる電源ブレーカーを遮断動作させるインターロ
ック装置を提供する。 【解決手段】 機械1又はその近傍に配置した手動消火
器10に対して、その自重又は存在を感知する検知手段
20を備え、上記検知手段は手動消火器の不存在時の感
知信号30により機械に繋がる電源ブレーカー40を遮
断動作させる機械の手動消火器インターロック装置10
0である。これにより、手動消火器の不存在時の感知信
号により、機械に繋がる電源ブレーカーを遮断動作す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】工作機械に配置される手動消
火器に係わり、特に、手動消火器の不存在時の感知信号
により、機械に繋がる電源ブレーカーを遮断動作させる
インターロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場設備である工作機械に火災が
発生した時の対策として、オペレータが機械又はその近
くに設置された手動操作の消火器を持ち上げて消火作業
にかかる。この時、機械は通電状態にあるため、運転を
継続していたり、停止状態にある。オペレータは、危険
を察して機械の電源ブレーカーを遮断操作して、機械運
転を停止させる必要がある。これを行わないと、ミスト
コレクタ等を使用している場合は、ミストを機外へ排気
しているために火煙を外部まで波及させ、これによる二
次災害を発生させてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来方
式における問題点に鑑みてなされたもので、手動消火器
の不存在時の感知信号により、機械に繋がる電源ブレー
カーを遮断動作させるインターロック装置を提供するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記目的を
達成するべく、機械又はその近傍に配置した手動消火器
に対して、その自重又は存在を感知する検知手段を備
え、上記検知手段を手動消火器の不存在時の感知信号に
より機械に繋がる電源ブレーカーを遮断動作させること
を特徴とする機械の手動消火器インターロック装置とし
たものである。
【0005】
【発明の作用】工作機械に火災が発生した時の対策とし
て、オペレータが機械又はその近くに設置された手動操
作の消火器を持ち上げて消火作業にかかる。この時、機
械は通電状態にあるが、検知手段は手動消火器の不存在
時の感知信号により機械に繋がる電源ブレーカーを遮断
動作させて電源を切る。これにより、ミストコレクタ等
を使用している場合は、ミストを機外へまで波及させ
ず、これによる二次災害を防止する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1において、本発明の手
動消火器インターロック装置100は、工作機械1(以
下機械ともいう)の前面位置又はその近傍に手動消火器
10を配置している。上記手動消火器10に対して、そ
の自重又は存在を感知する検知手段20をその低部に備
えている。上記検知手段20は、具体的には、リミット
スイッチ、光電スイッチ、セーフティスイッチ、フット
スイッチ等のセンサが採用されている。そして、上記検
知手段20は、手動消火器10の不存在時の感知信号3
0を出力する。この感知信号30は、機械1の制御装置
80に繋がる電源ブレーカー40を遮断動作させる作動
系50に接続されている。
【0007】上記作動系50は、機械前上部に配置した
火災感知器21からの火災信号22と上記感知信号30
とを入力し、同時に2つの信号入力があるときのみ、電
源ブレーカー40を遮断動作させるように機能する。ま
た、操作パネル60には、メモリモードスイッチS1と
サイクルスタートスイッチS2他を備えている。
【0008】本発明の手動消火器インターロック装置1
00は、上記のように構成されており、以下のように機
能する。図1,2に基づいてその作用を説明する。先
ず、マシニングセンター等の機械1の「起動」(A)を
行い、加工部品を機械1に取付ける「作業」(B)を行
う。続いて、部品加工プログラムを作成し、この「デー
タ」(C)入力するとともに、メモリモードにすべく
「スイッチの設定」(D)を行い、サイクルスタートの
「押釦」(E)を押す。これにより、「データの処理
1」(F)を行い部品加工を実行する。
【0009】上記部品加工時において、常時機械内部の
火災発生状況を煙センサー21が検出して、「判断」
(G)のための火災発生信号Jの有無を出力する。信号
Jがなければ「データの処理2」(H)を行い部品加工
を続行・完了となる。続いて、加工済部品の取外しを行
い「作業続行」(K)となり、再び新しい加工サイクル
を繰り返す。
【0010】ところが、火災発生で機械内部に設置した
煙センサー21は、「異常」を感知して「火災発生信
号」(J)を発信・警報する。これを受けて、オペレー
ターは手動消火器10を取り上げる。「作業」(M)
と、その自重又は存在を感知する「センサー」(N)の
検知手段20が働く。そして、上記検知手段20は、手
動消火器10の不存在時の感知信号30を出力する。こ
の感知信号30は、機械1に繋がる電源ブレーカー40
を遮断作動させる「処理3」(O)情報となり、「電源
ブレーカー」40の遮断コイルを励磁又は消磁させる。
これにより、電源ブレーカーを遮断し、機械1の電源が
完全に遮断される。しかして、機械1が完全な「停止状
態」(P)となる。
【0011】しかして、機械1に火災が発生した時の対
策として、オペレータが機械又はその近くに設置された
手動消火器10を持ち上げて消火作業にかかる。この
時、機械1は通電状態にあるが、検知手段20は手動消
火器10の不存在時の感知信号により機械に繋がる電源
ブレーカー40を遮断動作させて電源を切る。これによ
り、ミストコレクタ等を使用している場合は、ミストを
機外へまで波及させず、これによる二次災害が防止され
る。
【0012】尚、上記機械1の運転と火災発生に伴う電
源ブレーカの遮断作用を実行するフローチャートは、図
2のものに限定されない。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、機械内に火
災が発生したとき、消火のために手動消火器を取り上げ
ると、手動消火器の不存在時の感知信号により、機械の
制御装置に繋がる電源ブレーカーが遮断動作されるか
ら、機械の電源を切る作業をしなくても直ちに消火活動
に入ることができ、消火活動で電源の自動遮断が行わ
れ、迅速・安全に火災を鎮火させられる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図で、手動消火器イン
ターロック装置を備えた工作機械の側面図である。
【図2】本発明の手動消火器インターロック装置のフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 機械 10 手動消火器 20 検知手段 30 感知信号 40 電源ブレーカー 50 作動系 80 制御装置 100 手動消火器インターロック装置 J 火災発生信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械又はその近傍に配置した手動消火器に
    対して、その自重又は存在を感知する検知手段を備え、
    上記検知手段は手動消火器の不存在時の感知信号により
    機械に繋がる電源ブレーカーを遮断動作させることを特
    徴とする機械の手動消火器インターロック装置。
JP27821197A 1997-09-25 1997-09-25 機械の手動消火器インターロック装置 Pending JPH1199218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27821197A JPH1199218A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 機械の手動消火器インターロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27821197A JPH1199218A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 機械の手動消火器インターロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1199218A true JPH1199218A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17594155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27821197A Pending JPH1199218A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 機械の手動消火器インターロック装置

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JP (1) JPH1199218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104138641A (zh) * 2014-07-09 2014-11-12 国家电网公司 一种灭火器放置箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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