JPH1199126A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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Publication number
JPH1199126A
JPH1199126A JP9264132A JP26413297A JPH1199126A JP H1199126 A JPH1199126 A JP H1199126A JP 9264132 A JP9264132 A JP 9264132A JP 26413297 A JP26413297 A JP 26413297A JP H1199126 A JPH1199126 A JP H1199126A
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JP
Japan
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endoscope
channel
distal end
ccd
channel opening
Prior art date
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Application number
JP9264132A
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English (en)
Inventor
Masaru Tsuzuki
勝 都築
Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • G—PHYSICS
    • G02—OPTICS
    • G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2407—Optical details
    • G02B23/2423—Optical details of the distal end

Abstract

(57)【要約】 【課題】モニター画面上にタービンブレードの根元部か
ら先端部までの長手方向全体を表示して内視鏡検査を行
える電子内視鏡を提供すること。 【解決手段】ＣＣＤ有効撮像面３９ａの一有効撮像面長
辺３９ｂと、前記ＣＣＤ有効撮像面３９ａの２つの対角
線を延長した延長線と、先端構成部本体２ａの外周とで
囲まれる斜線に示す領域内で、かつ一対の照明用レンズ
カバー５１，５２が前記チャンネル開口部３３ａを挟ん
で配設でき、チャンネル開口部３３ａが欠けることなく
形成されるようにチャンネル開口部３３ａを挿入部先端
面５ａに配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡用チャンネ
ルを有し、撮像手段である固体撮像素子を先端部に配設
した電子内視鏡に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、細長の挿入部を体腔内に挿入
することにより、体腔内臓器などを観察したり、必要に
応じて処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各
種治療処置のできる医療用の内視鏡が広く利用されてい
る。また、工業分野においても、ボイラ，ガスタービン
エンジン，化学プラントなどの内部の傷や腐蝕などを観
察したり検査することのできる工業用内視鏡が広く利用
されている。
【０００３】前記工業用内視鏡でガスタービンエンジン
内部の検査を行う場合、内視鏡に設けられている内視鏡
用チャンネルに予め挿通されている補助具のフック部材
を可動タービンブレードに引っかけ、内視鏡先端部をエ
ンジン内部まで誘導した状態でてこの可動タービンブレ
ードをゆっくり回転させて、１枚ずつ固定タービンブレ
ードの刃先等に欠けや亀裂等があるか否かの検査を行っ
ていた。
【０００４】例えば、特開昭６０−２３３６１１号公報
には内視鏡のチャンネル内を挿通可能とする可撓性軸部
の先端に鍵状部が形成されたフック部材と、内視鏡の操
作部から突出する前記フック部材の後端側を引張力を与
えて固定する引張固定手段とを設けることによって、内
視鏡を確実に係止状態に保って所望とする部位を観察す
ることができるようにした内視鏡の観察用固定装置が開
示されている。
【０００５】また、特開昭６３−１１９７４７号公報に
は内視鏡に形成された鉗子挿通用のチャンネルにおける
鉗子導入口に着脱自在の接続手段を有し、前記導入口か
ら突出する鉗子の軸部を引張力等を与えた付勢状態で固
定するため、スライド部材及びこのスライド部材を付勢
する付勢手段とを備えた鉗子付勢装置において、スライ
ド部材の移動部及び付勢手段とを長手方向に対し並列状
態に形成することによって、観察の際に邪魔になること
なく鉗子類を固定することのできる鉗子付勢装置が開示
されている。
【０００６】しかし、前記観察用固定装置及び鉗子付勢
装置で使用される内視鏡は撮像手段として光ファイバー
を用いたいわゆるファイバースコープであった。そし
て、近年、撮像手段として固体撮像素子を先端部に配設
した工業用の電子内視鏡の内視鏡用チャンネルに補助具
のフック部材を挿通し、タービンブレードに前記フック
部材を引っかけて上述したファイバースコープ同様にガ
スタービンエンジン内部の検査を行っている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１１
（ａ）に示すように撮像手段としてＣＣＤなどの固体撮
像素子を先端部に配設した工業用の電子内視鏡では被写
体像を撮像する観察光学系を構成するＣＣＤや観察窓１
０１及び被写体に照明光を供給する照明光学系であるラ
イトガイドファイバ及び照明窓１０２の配置位置を優先
して決めていたので、内視鏡用チャンネルの配置位置は
その後の空き領域に適宜配置されていた。このため、図
中の二点鎖線に示すようにＣＣＤの有効撮像面１０３の
形状が長方形の場合、内視鏡用チャンネルの開口部１０
４がＣＣＤ有効撮像面１０３の短辺側に位置して配置さ
れることがあった。
【０００８】前記内視鏡用チャンネル開口部１０４がＣ
ＣＤ有効撮像面１０３の短辺側に配置された電子内視鏡
で、タービンブレードにフック部材を引っかけた固定状
態で検査を行った場合、エンジン軸部から突出している
観察対象部位である細長なタービンブレードの長手方向
寸法及び幅寸法と、前記ＣＣＤ有効撮像面１０３の縦横
比との関係が一致しない。したがって、図１１（ｂ）に
示すようにモニタ１０５の画面短辺方向に対して細長な
タービンブレード１０６の長手方向が表示されてしまう
ので、実際の画面上では欠けや亀裂の発生の可能性の高
いタービンブレード１０６の先端１０６ａを表示する
と、エンジン軸部側の一部が欠けてしまう。
【０００９】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、モニター画面上にタービンブレードの根元部から
先端部までの長手方向全体を表示して内視鏡検査を行え
る電子内視鏡を提供することを目的にしている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡は、
フック部材を設けた内視鏡固定具が配置可能な内視鏡用
チャンネルを有し、挿入部先端部に有効撮像面の形状が
長方形の固体撮像素子を内蔵した電子内視鏡であって、
前記内視鏡用チャンネルのチャンネル開口部を、前記挿
入部先端面における固体撮像素子の有効撮像面の長辺に
対して配置している。
【００１１】この構成によれば、内視鏡用チャンネルに
挿通したフック部材を設けた内視鏡固定具によって内視
鏡を固定状態にしたとき、固体撮像素子の有効撮像面の
長辺と短辺との位置関係とモニタ画面の長辺と短辺との
位置関係とが位置した状態で内視鏡検査を行える。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１ないし図９は本発明の一実施
形態に係り、図１は電子内視鏡の構成を示す説明図、図
２はＬＣＤの操作部に対する配置位置関係を説明する
図、図３は操作部に設けた湾曲操作ノブとチャンネル挿
通口とＬＣＤ用コネクタとの配置位置関係を説明する
図、図４は先端部の構成を説明する断面図、図５は挿入
部先端面に対する固体撮像素子有効撮像面と照明用窓と
チャンネル開口部との配置位置関係を説明する図、図６
は挿入部先端面に設けるチャンネル開口部の領域を説明
する図、図７は内視鏡と内視鏡固定具との関係を示す説
明図、図８は電子内視鏡でガスタービンエンジン内部を
検査している状態を説明する図、図９は電子内視鏡でと
らえた内視鏡像をモニタ画面上に表示した状態を示す図
である。
【００１３】図１に示すように本実施形態の電子内視鏡
（以下内視鏡とも記載する）１は、ガスタービンエンジ
ン等のエンジン内部を検査するものであり、先端側から
順に硬質部材で形成された先端構成部２、複数の湾曲駒
を回動自在に連接して例えば上下左右方向に湾曲自在な
湾曲部３、細長で柔軟な可撓管部４を連設した挿入部５
と、この挿入部５の基端部に連設する操作部６と、この
操作部６の側方から延出する可撓性を有するユニバーサ
ルコード７とで構成されている。
【００１４】前記操作部６には前記挿入部５に設けられ
ている湾曲部３を湾曲操作するための湾曲操作ノブ１１
や後述する内視鏡用チャンネル内にフック部材を設けた
内視鏡固定具等を挿抜するためのチャンネル挿通口１
２、液晶ディスプレイ（以下ＬＣＤと略記する）８を配
置するためのＬＣＤ取付けアタッチメント１３、前記Ｌ
ＣＤモニタ８に供給するビデオ信号と電源を出力するた
めのＬＣＤ用コネクタ１４などが設けられている。
【００１５】前記ユニバーサルコード７の端部には総合
コネクタ２１が設けられており、この総合コネクタ２１
から突出するＬＧコネクタ２２が図示しない光源装置に
着脱自在に接続されるようになっている。また、前記総
合コネクタ２１からはＣＣＵ２４に接続されるＣＣＵコ
ネクタ２９ａがＣＣＵケーブル２９を介して設けられて
いる。さらに、前記総合コネクタ２１にはビデオ用コネ
クタ２３が設けられており、このビデオ用コネクタ２３
からはカメラコントロールユニット（以下ＣＣＵと略記
する）２４に接続される信号コード２５及び前記ＣＣＵ
２４及び前記ＬＣＤモニタ８を駆動する電源を供給する
ＡＣ／ＤＣ電源装置２６を備えた電源コード２７が延出
している。
【００１６】なお、前記操作部６のＬＣＤ用コネクタ１
４と総合コネクタ２１のビデオ用コネクタ２３とはユニ
バーサルコード内を挿通する信号ケーブル２８によって
接続されており、この信号ケーブル２８を介してＣＣＵ
２４から出力されるビデオ信号とＡＣ／ＤＣ電源装置２
６からＬＣＤモニタ８を駆動するために出力される電源
とがＬＣＤ用コネクタ１４に伝達される。このことによ
って、ＣＣＵからＬＣＤモニタに延びる信号線が内視鏡
外部に露出しないので邪魔にならず作業性が向上する。
【００１７】また、図２に示すように前記操作部６には
ＬＣＤ取付けアタッチメント１３の位置決めを行うため
の位置決め用凹部１５が複数（例えば４つ）設けられて
おり、前記ＬＣＤモニタ８を使用者の好みの位置に配置
することによって、操作性及び作業性を向上させること
ができるようになっている。
【００１８】さらに、図３に示すように前記チャンネル
挿通口１２と湾曲操作ノブ１１とを同方向に突出するよ
うに設ける一方、前記ＬＣＤ用コネクタ１４を前記チャ
ンネル挿通口１２の反対側に突出させて設けている。こ
のことによって、ＬＣＤモニタから延出してビデオコネ
クタに接続されるカメラケーブルとチャンネル挿通口か
ら突出する治具とが交叉することを防止して操作性を向
上させている。また、内視鏡を内視鏡収納ケースに収納
する際、チャンネル挿通口と湾曲操作ノブとが同方向に
突出しているため収納性が向上する。
【００１９】図４に示すように内視鏡１の挿入部５の先
端構成部２には金属パイプ３１とこの金属パイプ３１の
基端部に連結されたチャンネルチューブ３２とによって
構成された内視鏡用チャンネル３３と観察用レンズカバ
ー３４や複数のレンズ３５，…によって構成された観察
光学系３６とが設けられている。前記金属パイプ３１は
先端構成部本体２ａに一体的に固定されている。また、
観察用レンズカバー３４及び複数のレンズ３５，…は、
第１レンズ枠３７，第２レンズ枠３８にそれぞれ接着固
定されており、これら第１レンズ枠３７及び第２レンズ
枠３８は前記金属パイプ３１同様先端構成部本体２ａに
一体的に固定されている。
【００２０】前記観察光学系３６の結像位置には固体撮
像素子としてＣＣＤ３９がカバーガラス３９ｃと共に接
着固定されている。このＣＣＤ３９の基端側にはＩＣ４
０等の電子部品を搭載した第１基板４１と、複数の信号
線４３が接続された第２基板４２とがそれぞれが電気的
に接続された状態で配置されている。これらＣＣＤ３９
及び基板４１，４２は封止樹脂４４によって一体的な構
成になっている。
【００２１】なお、前記信号線４３の基端部はＣＣＵコ
ネクタ２９ａを介してＣＣＵ２４に接続されており、前
記ＣＣＤ３９で光電変換された電気信号がＣＣＵ２４で
画像信号に生成され、この画像信号がＬＣＤモニタ８に
伝送されることによって、内視鏡像をＬＣＤモニタ画面
上で観察することができるようになっている。
【００２２】図５に示すように前記挿入部５の先端面５
ａには観察光学系３６を構成する観察用レンズカバー３
４と、照明光学系を構成するライトガイド（不図示）の
先端面が臨まれた一対の照明用レンズカバー５１，５２
と、内視鏡固定具等の治具が挿通される内視鏡用チャン
ネル３３のチャンネル開口部３３ａとが設けられてい
る。
【００２３】前記ＣＣＤ３９の有効撮像面３９ａの形状
は、図中の一点鎖線に示すようにＬＣＤモニタ８のモニ
タ画面の縦横比に略一致した長方形であり、このＣＣＤ
有効撮像面３９ａの長辺側に前記内視鏡用チャンネル３
３のチャンネル開口部３３ａを配置している。そして、
前記一対の照明用レンズカバー５１，５２は、前記内視
鏡用チャンネル３３のチャンネル開口部３３ａを挟んで
それぞれ１つずつ配設されている。このことによって、
前記チャンネル開口部３３ａから突出する治具の影を、
チャンネル開口部３３ａを挟んで配置した２つの照明用
レンズカバー５１，５２から出射される照明光によって
消すことができるようになっている。
【００２４】前記チャンネル開口部３３ａの挿入部先端
面５ａへの具体的な配置位置は、図６に示すようにＣＣ
Ｄ有効撮像面３９ａの一有効撮像面長辺３９ｂと、前記
ＣＣＤ有効撮像面３９ａの２つの対角線を延長した延長
線と、先端構成部本体２ａの外周とで囲まれる斜線に示
す領域内で、かつ一対の照明用レンズカバー５１，５２
が前記チャンネル開口部３３ａを挟んで配設でき、チャ
ンネル開口部３３ａが欠けることなく形成される部分と
なる。
【００２５】上述のように構成した電子内視鏡１の作用
を説明する。まず、図７（ａ），（ｂ）に示すように内
視鏡検査に先立って細長で柔軟なコイルシャフト７１の
先端口金７２にフック部材７３を取り付けたフックアッ
センブリ７４を先込め方式によりチャンネル開口部３３
ａから内視鏡用チャンネル３３内に挿通し、フックアッ
センブリ７４の後端部に設けられている後口金７５を内
視鏡操作部６の所定位置に固定して押し引き、回転、固
定等の操作を可能にしておく。なお、前記後口金７５の
後端部は内視鏡用チャンネル３３への挿通性及びチャン
ネルチューブ３２を傷つけることを防止するため先細で
エッジ部を丸めた形状になっている。また、前記フック
部材７３は先端口金７２に対して着脱自在である。
【００２６】次に、図８に示すように内視鏡１でガスタ
ービンエンジン内部８０を検査するためガイドチューブ
８１を用いてエンジン内まで内視鏡１を挿入しておき、
この状態で内視鏡１及びフックアッセンブリ７４を操作
して、エンジン内部の固定タービン８２，８３の間に回
転するように配置された回転タービン８４の１つのター
ビンブレード８４ａにフック部材７３を引っかける。そ
して、内視鏡先端部を前記タービンブレード８４ａまで
導いて内視鏡先端部を固定配置する。このことによっ
て、挿入部先端面のチャンネル開口部３３ａ側がタービ
ンブレード８４ａの添った形で配置される。
【００２７】次いで、回転タービン８４をゆっくり回転
させる。すると、前記挿入部先端面５ａの前方に位置す
る固定タービン８３のタービンブレード８３ａ，８３ｂ
…８３ｎ，…が順次次々ＬＣＤモニタ８の画面上に表示
される。このとき、ＣＣＤ３９の長辺方向と固定タービ
ン８３のタービンブレード８３ａ，８３ｂ…８３ｎ，…
の長手方向とが一致しているため、図９に示すようにＬ
ＣＤモニタ８の画面上に、各タービンブレード８３ａ，
８３ｂ…８３ｎ，…の基端部８５から先端８６までの長
手方向全長が一度に表示される。
【００２８】このように、内視鏡先端部を所望の位置に
固定配置するためのフック部材が導出されるチャンネル
開口部を、内視鏡先端面におけるＣＣＤ有効撮像面の長
辺側に設けたことによって、ＣＣＤ有効撮像面の長辺方
向に対して観察対象のタービンブレードの長手方向が位
置するので、モニター画面上の長辺方向にタービンブレ
ードの基端部から先端までの長手方向全長が一度に表示
して内視鏡検査を行うことができる。このことによっ
て、モニター画面上にタービンブレードの長手方向全長
を表示して検査することによって内視鏡検査の効率が大
幅に向上する。
【００２９】図１０は本発明の変形例にかかる先端構成
部の他の構成を示す説明図である。図１０（ａ）に示す
ように本実施形態においては先端構成部２の複数のレン
ズ群（不図示）で構成した対物光学系９０の後方にプリ
ズム９１を配置して、前記対物光学系９０を通過した内
視鏡長手方向軸に対して平行な光軸をこのプリズム９１
で略直角に曲げ、この直角に曲げられた光軸に対して直
交するようにＣＣＤ３９を配置している。すなわち、前
記ＣＣＤ３９は内視鏡長手方向軸に対して平行に配置さ
れる。
【００３０】図（ａ）のＡ方向矢視図である同図（ｂ）
に示すとおり、このときＣＣＤ３９の配置位置関係は、
ＣＣＤ有効撮像面３９ａの長辺３９ｂが内視鏡長手方向
軸に直交する位置関係になっている。このＣＣＤ３９に
は基板９２が接続されている。この基板９２は、前記Ｃ
ＣＤ３９に対して平行に配置されており、図示しないＩ
Ｃ等電子部品が搭載され、信号線４３が直接接続されて
いる。そして、この基板９２の裏面側方向には内視鏡用
チャンネル３３を構成するチャンネルチューブ３２及び
金属パイプ３１が配置されている。このため、前記内視
鏡用チャンネル３３のチャンネル開口部３３ａは、上述
の実施形態と同様に挿入部先端面５ａにおけるＣＣＤ有
効撮像面３９ａの長辺側に位置する関係になっている。
なお、その他の構成は上述の実施形態と同様であり、同
部材には同符号を付して説明を省略する。
【００３１】このように、固体撮像素子を内視鏡長手方
向軸に対して平行に配置するとき、ＣＣＤ有効撮像面の
長辺を内視鏡長手方向軸に対して直交する位置関係で配
置すると共に、前記固体撮像素子に対して平行に配置し
た基板の裏面側方向に内視鏡用チャンネルを設けたこと
によって、この内視鏡用チャンネルのチャンネル開口部
が挿入部先端面におけるこの固体撮像素子のＣＣＤ有効
撮像面の長辺に対して配置されて上述の実施形態と同様
の作用及び効果を得ることができる。
【００３２】また、固体撮像素子を内視鏡長手方向軸に
対して平行に配置するとき、ＣＣＤ有効撮像面の長辺を
内視鏡長手方向軸に対して直交する位置関係で先端構成
部の略中央部に配置することによって内視鏡先端部の細
径化を図ることができる。
【００３３】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【００３４】［付記］以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【００３５】（１） フック部材を設けた内視鏡固定具
が配置可能な内視鏡用チャンネルを有し、挿入部先端部
に有効撮像面の形状が長方形の固体撮像素子を内蔵した
電子内視鏡において、前記内視鏡用チャンネルの開口部
を、前記挿入部先端面における固体撮像素子の有効撮像
面の長辺に対して配置したことを特徴とする電子内視
鏡。
【００３６】（２）有効撮像面の形状が長方形の固体撮
像素子を備え、内視鏡用チャンネル内に内視鏡固定具を
挿通し、この内視鏡固定具の先端部に設けたフック部材
を観察部位近傍に配置して、内視鏡先端部を固定した状
態で検査を行う電子内視鏡において、前記内視鏡用チャ
ンネルの開口部を、前記挿入部先端面における固体撮像
素子の有効撮像面の長辺に対して配置した電子内視鏡。
【００３７】（３）有効撮像面の形状が長方形の固体撮
像素子を備え、内視鏡用チャンネル内に挿通した内視鏡
固定具の先端部に設けられたフック部材を、ガスタービ
ンエンジン内部のタービンブレードに引っかけることで
内視鏡先端部を固定して、ガスタービンエンジン内部の
検査を行う電子内視鏡において、前記固体撮像素子が観
察光学系光軸の後方に内視鏡長手方向に対して略垂直に
配置され、この固体撮像素子有効撮像面の長辺側に内視
鏡用チャンネルの開口部を配置した電子内視鏡。
【００３８】（４）有効撮像面の形状が長方形の固体撮
像素子を備え、内視鏡用チャンネル内に挿通した内視鏡
固定具の先端部に設けられたフック部材を、ガスタービ
ンエンジン内部のタービンブレードに引っかけることで
内視鏡先端部を固定して、ガスタービンエンジン内部の
検査を行う電子内視鏡において、前記固体撮像素子が観
察光学系を構成する対物光学系の後方に配置されたプリ
ズムで略直角に曲げられた光軸に対して略垂直で内視鏡
長手方向に対して平行に配置され、かつ、固体撮像素子
有効撮像面長辺が内視鏡長手方向に対して直交するよう
に固定して、この固体撮像素子の裏面側又は表面側方向
に内視鏡用チャンネルを配置した電子内視鏡。
【００３９】（５）前記チャンネル開口部を、ＣＣＤ有
効撮像面の一有効撮像面長辺と、前記ＣＣＤ有効撮像面
の２つの対角線を延長した延長線と、先端構成部本体の
外周とで囲まれる範囲内で、かつ一対の照明用レンズカ
バーが前記チャンネル開口部を挟んで配設できる位置に
設けた付記１ないし付記４の少なくとも１つに記載の電
子内視鏡。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ニター画面上にタービンブレードの根元部から先端部ま
での長手方向全体を表示して内視鏡検査を行える電子内
視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１ないし図９は本発明の一実施形態に係り、
図１は電子内視鏡の構成を示す説明図
【図２】ＬＣＤの操作部に対する配置位置関係を説明す
る図
【図３】操作部に設けた湾曲操作ノブとチャンネル挿通
口とＬＣＤ用コネクタとの配置位置関係を説明する図
【図４】先端部の構成を説明する断面図
【図５】挿入部先端面に対する固体撮像素子有効撮像面
と照明用窓とチャンネル開口部との配置位置関係を説明
する図
【図６】挿入部先端面に設けるチャンネル開口部の領域
を説明する図
【図７】内視鏡と内視鏡固定具との関係を示す説明図
【図８】電子内視鏡でガスタービンエンジン内部を検査
している状態を説明する図
【図９】電子内視鏡でとらえた内視鏡像をモニタ画面上
に表示した状態を示す図
【図１０】図１０は本発明の変形例にかかる先端構成部
の他の構成を示す説明図
【図１１】従来の電子内視鏡の挿入部先端面に対する固
体撮像素子有効撮像面と照明用窓とチャンネル開口部と
の配置位置関係及びモニタ画面上に表示された内視鏡像
を示す説明図
【符号の説明】
１…電子内視鏡 ５…挿入部 ５ａ…挿入部先端面 ３９ａ…ＣＣＤ有効撮像面 ３９ｂ…ＣＣＤ有効撮像面長辺

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フック部材を設けた内視鏡固定具が配置
    可能な内視鏡用チャンネルを有し、挿入部先端部に有効
    撮像面の形状が長方形の固体撮像素子を内蔵した電子内
    視鏡において、 前記内視鏡用チャンネルのチャンネル開口部を、前記挿
    入部先端面における固体撮像素子の有効撮像面の長辺に
    対して配置したことを特徴とする電子内視鏡。
JP9264132A 1997-09-29 1997-09-29 電子内視鏡 Pending JPH1199126A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9264132A JPH1199126A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 電子内視鏡
US09/157,054 US6416463B1 (en) 1997-09-29 1998-09-18 Electronic endoscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9264132A JPH1199126A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 電子内視鏡

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ID=17398913

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