JPH1198671A - ケーブルクロージャ用端面部材 - Google Patents
ケーブルクロージャ用端面部材Info
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- JPH1198671A JPH1198671A JP9267720A JP26772097A JPH1198671A JP H1198671 A JPH1198671 A JP H1198671A JP 9267720 A JP9267720 A JP 9267720A JP 26772097 A JP26772097 A JP 26772097A JP H1198671 A JPH1198671 A JP H1198671A
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- JP
- Japan
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- grommet
- end surface
- cable
- main body
- sealing tape
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】端面部材本体１０とグロメット抑え部材１
１とを、適当な固着手段により、接離可能に構成すると
ともに、端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面
に、その長手方向端部が、グロメットＧの周面に巻回さ
れたシーリングテープに密着状に当接するようにパッキ
ンＰを配設したケーブルクロージャ用端面部材に関する
ものである。 【効果】ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用
端面部材の配設作業の作業性が向上するとともに、端面
部材本体とグロメット抑え部材との接合面からのシーリ
ングテープの除去作業を省略することができる。
１とを、適当な固着手段により、接離可能に構成すると
ともに、端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面
に、その長手方向端部が、グロメットＧの周面に巻回さ
れたシーリングテープに密着状に当接するようにパッキ
ンＰを配設したケーブルクロージャ用端面部材に関する
ものである。 【効果】ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用
端面部材の配設作業の作業性が向上するとともに、端面
部材本体とグロメット抑え部材との接合面からのシーリ
ングテープの除去作業を省略することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ケーブル等の
種々のケーブルの接続部を収容するケーブルクロージャ
の両端部に配設されるケーブルクロージャ用端面部材に
関するものである。
種々のケーブルの接続部を収容するケーブルクロージャ
の両端部に配設されるケーブルクロージャ用端面部材に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、円筒等の筒体を長手方向に２分割
して形成された半円筒状のスリーブを、ケーブルの接続
部の収容後に接合してケーブルクロージャを形成する
が、該ケーブルクロージャの両端部に配設されるケーブ
ルクロージャ端面部材が知られている。
して形成された半円筒状のスリーブを、ケーブルの接続
部の収容後に接合してケーブルクロージャを形成する
が、該ケーブルクロージャの両端部に配設されるケーブ
ルクロージャ端面部材が知られている。
【０００３】図５及び図６を用いて、一例としての従来
のケーブルクロージャ用端面部材Ｅ’について説明す
る。
のケーブルクロージャ用端面部材Ｅ’について説明す
る。
【０００４】１は、正面形状が正三角形状の端面部材本
体であり、端面部材本体１の各辺の略中央部には半円状
凹部１ａが形成されている。端面部材本体１の３つの角
部の１つの角部１ｂ付近には、外側面２ａが円弧状に形
成されているとともに、内側面２ｂに、上記の半円状凹
部１ａと同じ半円状凹部２ｃが形成された回動部材２の
一端が枢支点３ａに枢支されている。また、端面部材本
体１の他の１つの角部１ｃを挟んで両側面には、それぞ
れ、上記の回動部材２と同様に半円状凹部４ａ、５ａが
形成された回動部材４、５が枢支点３ｂ、３ｃに枢支さ
れている。
体であり、端面部材本体１の各辺の略中央部には半円状
凹部１ａが形成されている。端面部材本体１の３つの角
部の１つの角部１ｂ付近には、外側面２ａが円弧状に形
成されているとともに、内側面２ｂに、上記の半円状凹
部１ａと同じ半円状凹部２ｃが形成された回動部材２の
一端が枢支点３ａに枢支されている。また、端面部材本
体１の他の１つの角部１ｃを挟んで両側面には、それぞ
れ、上記の回動部材２と同様に半円状凹部４ａ、５ａが
形成された回動部材４、５が枢支点３ｂ、３ｃに枢支さ
れている。
【０００５】端面部材本体１の回動部材２、４、５が枢
支されていない角部１ｄの角部１ｄを挟んだ両側面に
は、それぞれ、ナット６が埋設されており、また、回動
部材２の一端が枢支された角部１ｂの反対側の側面に
も、ナット６が埋設されている。更に、回動部材２、
４、５の自由端部には、それぞれ、ボルトｂの胴部ｂ’
が挿通可能な透孔２ｄ、４ｂ、５ｂが穿設されている。
支されていない角部１ｄの角部１ｄを挟んだ両側面に
は、それぞれ、ナット６が埋設されており、また、回動
部材２の一端が枢支された角部１ｂの反対側の側面に
も、ナット６が埋設されている。更に、回動部材２、
４、５の自由端部には、それぞれ、ボルトｂの胴部ｂ’
が挿通可能な透孔２ｄ、４ｂ、５ｂが穿設されている。
【０００６】回動部材２、４の自由端部を、端面部材本
体１の回動部材２、４、５が枢支されていない角部１ｄ
の両側面に当接させるとともに、回動部材２、４の自由
端部に穿設された透孔２ｄ、４ｂに挿通されたボルトｂ
を、端面部材本体１の回動部材２、４、５が枢支されて
いない角部１ｄの両側面に埋設されたナット６に螺合さ
せることにより、端面部材本体１の回動部材２、４、５
が枢支されていない角部１ｄに、回動部材２、４の自由
端部が取着されるように構成されており、また、回動部
材５の自由端部を、端面部材本体１の回動部材２が枢支
されている角部１ｂの側面に当接させるとともに、回動
部材５の自由端部に穿設された透孔５ｂに挿通されたボ
ルトｂを、端面部材本体１の回動部材２が枢支されてい
る角部１ｂの側面に埋設されたナット６に螺合させるこ
とにより、端面部材本体１の回動部材２が枢支されてい
る角部１ｂに、回動部材５の自由端部が取着されるよう
に構成されている。
体１の回動部材２、４、５が枢支されていない角部１ｄ
の両側面に当接させるとともに、回動部材２、４の自由
端部に穿設された透孔２ｄ、４ｂに挿通されたボルトｂ
を、端面部材本体１の回動部材２、４、５が枢支されて
いない角部１ｄの両側面に埋設されたナット６に螺合さ
せることにより、端面部材本体１の回動部材２、４、５
が枢支されていない角部１ｄに、回動部材２、４の自由
端部が取着されるように構成されており、また、回動部
材５の自由端部を、端面部材本体１の回動部材２が枢支
されている角部１ｂの側面に当接させるとともに、回動
部材５の自由端部に穿設された透孔５ｂに挿通されたボ
ルトｂを、端面部材本体１の回動部材２が枢支されてい
る角部１ｂの側面に埋設されたナット６に螺合させるこ
とにより、端面部材本体１の回動部材２が枢支されてい
る角部１ｂに、回動部材５の自由端部が取着されるよう
に構成されている。
【０００７】図示されていないスリーブの両端部に、上
述した構成を有する端面部材Ｅ’を配設する際には、先
ず最初に、適当な硬度を有する円筒状のゴム製グロメッ
トＧのケーブル孔にケーブルＣを挿通し、次いで、グロ
メットＧの周面にシーリングテープを巻回する。また、
端面部材Ｅ’の端面部材本体１の回動部材２、４、５が
枢支されていない角部１ｄの両側面と回動部材２、４と
の接合面及び端面部材本体１の回動部材２が枢支されて
いる角部１ｂの側面と回動部材５との接合面とに、同じ
くシーリングテープを配置するとともに、端面部材本体
１と回動部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ付
近の端面部材本体１と回動部材２、４、５との接合面に
もシーリングテープを挿入する。
述した構成を有する端面部材Ｅ’を配設する際には、先
ず最初に、適当な硬度を有する円筒状のゴム製グロメッ
トＧのケーブル孔にケーブルＣを挿通し、次いで、グロ
メットＧの周面にシーリングテープを巻回する。また、
端面部材Ｅ’の端面部材本体１の回動部材２、４、５が
枢支されていない角部１ｄの両側面と回動部材２、４と
の接合面及び端面部材本体１の回動部材２が枢支されて
いる角部１ｂの側面と回動部材５との接合面とに、同じ
くシーリングテープを配置するとともに、端面部材本体
１と回動部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ付
近の端面部材本体１と回動部材２、４、５との接合面に
もシーリングテープを挿入する。
【０００８】このようにしてシーリングテープが配置さ
れた後、周面にシーリングテープが巻回されたグロメッ
トＧを、回動部材２、４、５の半円状凹部２ｃ、４ａ、
５ａと端面部材本体１の半円状凹部１ａとにより形成さ
れる円形状孔部に配置するとともに、回動部材２、４の
自由端部を、端面部材本体１の角部１ｄの両側面に当接
させ、ボルトｂをナット６に螺合させて取着し、また、
回動部材５の自由端部を、端面部材本体１の角部１ｂ当
接させ、ボルトｂをナット６に螺合させて取着して、ケ
ーブルＣが挿通されたグロメットＧを、端面部材Ｅ’に
配設する。なお、ケーブルＣを挿通しない場合には、ケ
ーブル孔が穿設されていないめくらのグロメットＧを配
設する。
れた後、周面にシーリングテープが巻回されたグロメッ
トＧを、回動部材２、４、５の半円状凹部２ｃ、４ａ、
５ａと端面部材本体１の半円状凹部１ａとにより形成さ
れる円形状孔部に配置するとともに、回動部材２、４の
自由端部を、端面部材本体１の角部１ｄの両側面に当接
させ、ボルトｂをナット６に螺合させて取着し、また、
回動部材５の自由端部を、端面部材本体１の角部１ｂ当
接させ、ボルトｂをナット６に螺合させて取着して、ケ
ーブルＣが挿通されたグロメットＧを、端面部材Ｅ’に
配設する。なお、ケーブルＣを挿通しない場合には、ケ
ーブル孔が穿設されていないめくらのグロメットＧを配
設する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブルクロー
ジャ用端面部材Ｅ’においては、端面部材本体１と回動
部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ付近の端面
部材本体１と回動部材２、４、５との接合面にシーリン
グテープを挿入することが行われているが、端面部材本
体１と回動部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ
付近の接合面間隙は狭く、この間隙に、柔らかいシーリ
ングテープを挿入には、熟練と相当の時間を要し、従っ
て、ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用端面
部材の配設作業の作業性が悪いという問題があった。
ジャ用端面部材Ｅ’においては、端面部材本体１と回動
部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ付近の端面
部材本体１と回動部材２、４、５との接合面にシーリン
グテープを挿入することが行われているが、端面部材本
体１と回動部材２、４、５との枢支点３ａ、３ｂ、３ｃ
付近の接合面間隙は狭く、この間隙に、柔らかいシーリ
ングテープを挿入には、熟練と相当の時間を要し、従っ
て、ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用端面
部材の配設作業の作業性が悪いという問題があった。
【００１０】また、ケーブルクロージャ用端面部材Ｅ’
を、ケーブルクロージャから取り外し、再度、ケーブル
クロージャに配設する際には、ケーブルクロージャ用端
面部材Ｅ’から古いシーリングテープを除去する必要が
あるが、端面部材本体１と回動部材２、４、５との枢支
点３ａ、３ｂ、３ｃ付近の接合面から古いシーリングテ
ープを除去する作業には、熟練と相当の時間を要すると
いう問題があった。
を、ケーブルクロージャから取り外し、再度、ケーブル
クロージャに配設する際には、ケーブルクロージャ用端
面部材Ｅ’から古いシーリングテープを除去する必要が
あるが、端面部材本体１と回動部材２、４、５との枢支
点３ａ、３ｂ、３ｃ付近の接合面から古いシーリングテ
ープを除去する作業には、熟練と相当の時間を要すると
いう問題があった。
【００１１】本発明の目的は、上述した従来のケーブル
クロージャ用端面部材が有する課題を解決するととも
に、ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用端面
部材の配設作業性が向上したケーブルクロージャ用端面
部材を提供することにある。
クロージャ用端面部材が有する課題を解決するととも
に、ケーブルクロージャへのケーブルクロージャ用端面
部材の配設作業性が向上したケーブルクロージャ用端面
部材を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、端面部材本体とグロメット抑え部材
とを、適当な固着手段により、接離可能に構成するとと
もに、端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面
に、その長手方向端部が、グロメットの周面に巻回され
たシーリングテープに密着状に当接するようにパッキン
を配設したものである。
を達成するために、端面部材本体とグロメット抑え部材
とを、適当な固着手段により、接離可能に構成するとと
もに、端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面
に、その長手方向端部が、グロメットの周面に巻回され
たシーリングテープに密着状に当接するようにパッキン
を配設したものである。
【００１３】
【実施例】以下に、本発明のケーブルクロージャ用端面
部材の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越え
ない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
部材の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越え
ない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【００１４】本発明のケーブルクロージャ用端面部材Ｅ
は、主として、端面部材本体１０と、端面部材本体１０
の周囲に取着されるグロメット抑え部材１１と、板状パ
ッキンＰとから構成されている。以下、上記の端面部材
本体１０、グロメット抑え部材１１及びパッキンＰにつ
いて説明する。
は、主として、端面部材本体１０と、端面部材本体１０
の周囲に取着されるグロメット抑え部材１１と、板状パ
ッキンＰとから構成されている。以下、上記の端面部材
本体１０、グロメット抑え部材１１及びパッキンＰにつ
いて説明する。
【００１５】端面部材本体１０は、所定の厚さを有する
正三角形状の三角柱に形成されており、三角柱の３つの
側面の中央部には、半円状凹部１０ａが形成されてお
り、半円状凹部１０ａが形成された側面には、周状に溝
部１０ｂが形成されている。また、端面部材本体１０の
角部１０ｃ付近の両側面には、ナット１０ｄが埋設され
ている。
正三角形状の三角柱に形成されており、三角柱の３つの
側面の中央部には、半円状凹部１０ａが形成されてお
り、半円状凹部１０ａが形成された側面には、周状に溝
部１０ｂが形成されている。また、端面部材本体１０の
角部１０ｃ付近の両側面には、ナット１０ｄが埋設され
ている。
【００１６】グロメット抑え部材１１は、一側面が円形
側面１１ａで、他面が平面１１ｂに形成された蒲鉾状に
形成されており、グロメット抑え部材１１の平面１１ｂ
の中央部には、端面部材本体１０に形成された半円状凹
部１０ａと同じ半径を有する半円状凹部１１ｃが形成さ
れている。グロメット抑え部材１１の円形側面１１ａに
は、シーリングテープが貼着される凹溝１１ａ’が形成
されており、また、グロメット抑え部材１１の平面１１
ｂには、後述する板状パッキンＰが挿着される凹溝１１
ｂ’が形成されている。グロメット抑え部材１１の半円
状凹部１０ａが形成されていない両端部には、ボルトの
胴部が挿通可能なボルト孔１１ｄが穿設されている。
側面１１ａで、他面が平面１１ｂに形成された蒲鉾状に
形成されており、グロメット抑え部材１１の平面１１ｂ
の中央部には、端面部材本体１０に形成された半円状凹
部１０ａと同じ半径を有する半円状凹部１１ｃが形成さ
れている。グロメット抑え部材１１の円形側面１１ａに
は、シーリングテープが貼着される凹溝１１ａ’が形成
されており、また、グロメット抑え部材１１の平面１１
ｂには、後述する板状パッキンＰが挿着される凹溝１１
ｂ’が形成されている。グロメット抑え部材１１の半円
状凹部１０ａが形成されていない両端部には、ボルトの
胴部が挿通可能なボルト孔１１ｄが穿設されている。
【００１７】パッキンＰは、天然ゴム、合成ゴム、軟質
合成樹脂で成形された板状に形成されており、パッキン
Ｐの長手方向両端部には、ボルトが挿通可能な孔ｐ１が
穿設されている。パッキンＰは、端面部材本体１０の角
部１０ｃに配置されるが、パッキンＰを平板状に形成
し、端面部材本体１０の角部１０ｃを形成する側面に沿
って屈曲させることも、また、予め、端面部材本体１０
の角部１０ｃを形成する側面に沿って、Ｖ字状に形成す
ることもできる。
合成樹脂で成形された板状に形成されており、パッキン
Ｐの長手方向両端部には、ボルトが挿通可能な孔ｐ１が
穿設されている。パッキンＰは、端面部材本体１０の角
部１０ｃに配置されるが、パッキンＰを平板状に形成
し、端面部材本体１０の角部１０ｃを形成する側面に沿
って屈曲させることも、また、予め、端面部材本体１０
の角部１０ｃを形成する側面に沿って、Ｖ字状に形成す
ることもできる。
【００１８】図示されていないスリーブの両端部に、上
述した構成を有する端面部材Ｅを配設する際には、先ず
最初に、適当な硬度を有する円筒状のゴム製グロメット
Ｇのケーブル孔ｇ１にケーブルＣを挿通し、次いで、グ
ロメットＧの周面にシーリングテープを巻回する。この
ように周面にシーリングテープが巻回されたグロメット
Ｇを、端面部材本体１０に形成された半円状凹部１０ａ
とグロメット抑え部材１１に形成された半円状凹部１１
ｃとで挟持するように配置するが、その際、端面部材本
体１０の角部１０ｃにはパッキンＰを配置する。パッキ
ンＰは、その長手方向端部ｐ２が、グロメットＧの周面
に巻回されたシーリングテープに密着状に当接するよう
な長さに形成されている。
述した構成を有する端面部材Ｅを配設する際には、先ず
最初に、適当な硬度を有する円筒状のゴム製グロメット
Ｇのケーブル孔ｇ１にケーブルＣを挿通し、次いで、グ
ロメットＧの周面にシーリングテープを巻回する。この
ように周面にシーリングテープが巻回されたグロメット
Ｇを、端面部材本体１０に形成された半円状凹部１０ａ
とグロメット抑え部材１１に形成された半円状凹部１１
ｃとで挟持するように配置するが、その際、端面部材本
体１０の角部１０ｃにはパッキンＰを配置する。パッキ
ンＰは、その長手方向端部ｐ２が、グロメットＧの周面
に巻回されたシーリングテープに密着状に当接するよう
な長さに形成されている。
【００１９】ケーブル孔ｇ１にケーブルＣが挿通される
とともに、周面にシーリングテープが巻回されたグロメ
ットＧを、端面部材本体１０に形成された半円状凹部１
０ａとグロメット抑え部材１１に形成された半円状凹部
１１ｃとで挟持するように配置した後、グロメット抑え
部材１１のボルトｂの胴部ｂ’が挿通可能なボルト孔１
０ｄにボルトｂを挿通するとともに、端面部材本体１０
の角部１０ｃ付近の両側面に埋設されたナット１０ｄに
螺合させて、端面部材本体１０にグロメット抑え部材１
１を取着する。
とともに、周面にシーリングテープが巻回されたグロメ
ットＧを、端面部材本体１０に形成された半円状凹部１
０ａとグロメット抑え部材１１に形成された半円状凹部
１１ｃとで挟持するように配置した後、グロメット抑え
部材１１のボルトｂの胴部ｂ’が挿通可能なボルト孔１
０ｄにボルトｂを挿通するとともに、端面部材本体１０
の角部１０ｃ付近の両側面に埋設されたナット１０ｄに
螺合させて、端面部材本体１０にグロメット抑え部材１
１を取着する。
【００２０】上述したように、本発明においては、端面
部材本体１０とグロメット抑え部材１１とを、従来のよ
うに、枢支点６を介して連結することなく、完全に、分
離可能に構成するとともに、端面部材本体１０とグロメ
ット抑え部材１１との当接面に、その長手方向端部ｐ２
が、グロメットＧの周面に巻回されたシーリングテープ
に密着状に当接するようにパッキンＰを配置したので、
端面部材本体１０とグロメット抑え部材１１との当接面
のシーリング作業が簡素化されるとともに、端面部材本
体１０とグロメット抑え部材１１との当接面には、粘着
性のあるシーリングテープに替えて粘着性の少ないゴム
製のパッキンＰを配設したので、端面部材本体１０とグ
ロメット抑え部材１１との当接面から、簡単に、パッキ
ンＰを除去することができる。従って、ケーブルクロー
ジャへのケーブルクロージャ用端面部材Ｅの配設作業の
作業性が向上するとともに、端面部材本体１０とグロメ
ット抑え部材１１との接合面からのシーリングテープの
除去作業を省略することができる。
部材本体１０とグロメット抑え部材１１とを、従来のよ
うに、枢支点６を介して連結することなく、完全に、分
離可能に構成するとともに、端面部材本体１０とグロメ
ット抑え部材１１との当接面に、その長手方向端部ｐ２
が、グロメットＧの周面に巻回されたシーリングテープ
に密着状に当接するようにパッキンＰを配置したので、
端面部材本体１０とグロメット抑え部材１１との当接面
のシーリング作業が簡素化されるとともに、端面部材本
体１０とグロメット抑え部材１１との当接面には、粘着
性のあるシーリングテープに替えて粘着性の少ないゴム
製のパッキンＰを配設したので、端面部材本体１０とグ
ロメット抑え部材１１との当接面から、簡単に、パッキ
ンＰを除去することができる。従って、ケーブルクロー
ジャへのケーブルクロージャ用端面部材Ｅの配設作業の
作業性が向上するとともに、端面部材本体１０とグロメ
ット抑え部材１１との接合面からのシーリングテープの
除去作業を省略することができる。
【００２１】上述した実施例においては、端面部材本体
１０とグロメット抑え部材１１との固着手段として、グ
ロメット抑え部材１１のボルトｂの胴部ｂ’が挿通可能
なボルト孔１０ｄにボルトｂを挿通するとともに、端面
部材本体１０の角部１０ｃ付近の両側面に埋設されたナ
ット１０ｄに螺合させて、端面部材本体１０にグロメッ
ト抑え部材１１を取着する固着手段について説明した
が、グロメット抑え部材１１を囲むようにバンドを緊締
することにより、端面部材本体１０にグロメット抑え部
材１１を取着することもでき、このような端面部材本体
１０へのグロメット抑え部材１１の固着手段に限定され
ることなく、種々の固着手段を適用することができる。
１０とグロメット抑え部材１１との固着手段として、グ
ロメット抑え部材１１のボルトｂの胴部ｂ’が挿通可能
なボルト孔１０ｄにボルトｂを挿通するとともに、端面
部材本体１０の角部１０ｃ付近の両側面に埋設されたナ
ット１０ｄに螺合させて、端面部材本体１０にグロメッ
ト抑え部材１１を取着する固着手段について説明した
が、グロメット抑え部材１１を囲むようにバンドを緊締
することにより、端面部材本体１０にグロメット抑え部
材１１を取着することもでき、このような端面部材本体
１０へのグロメット抑え部材１１の固着手段に限定され
ることなく、種々の固着手段を適用することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏するものである。
ているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【００２３】ケーブルクロージャへのケーブルクロージ
ャ用端面部材の配設作業の作業性が向上するとともに、
端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面からのシ
ーリングテープの除去作業を省略することができる。
ャ用端面部材の配設作業の作業性が向上するとともに、
端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面からのシ
ーリングテープの除去作業を省略することができる。
【図１】図１は本発明のケーブルクロージャ用端面部材
の全体斜視図である。
の全体斜視図である。
【図２】図２は本発明のケーブルクロージャ用端面部材
の端面部材本体の正面図（ａ）及び側面図（ｂ）であ
る。
の端面部材本体の正面図（ａ）及び側面図（ｂ）であ
る。
【図３】図３は本発明のケーブルクロージャ用端面部材
のグロメット抑え部材の正面図（ａ）、左側面図（ｂ）
及び右側面図（ｃ）である。
のグロメット抑え部材の正面図（ａ）、左側面図（ｂ）
及び右側面図（ｃ）である。
【図４】図４は組み立てられた状態の本発明のケーブル
クロージャ用端面部材の正面図である。
クロージャ用端面部材の正面図である。
【図５】図５は従来のケーブルクロージャ用端面部材の
斜視図である。
斜視図である。
【図６】図６は組み立てられた状態の従来のケーブルク
ロージャ用端面部材の正面図である。
ロージャ用端面部材の正面図である。
Ｃ・・・・・・・ケーブル Ｅ・・・・・・・ケーブルクロージャ用端面部材 Ｇ・・・・・・・グロメット Ｐ・・・・・・・板状パッキン １０・・・・・・端面部材本体 １１・・・・・・グロメット抑え部材
Claims (1)
- 【請求項１】端面部材本体とグロメット抑え部材とを、
適当な固着手段により、接離可能に構成するとともに、
端面部材本体とグロメット抑え部材との接合面に、その
長手方向端部が、グロメットの周面に巻回されたシーリ
ングテープに密着状に当接するようにパッキンを配設し
たことを特徴とするケーブルクロージャ用端面部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267720A JPH1198671A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ケーブルクロージャ用端面部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9267720A JPH1198671A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ケーブルクロージャ用端面部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1198671A true JPH1198671A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17448634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9267720A Pending JPH1198671A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ケーブルクロージャ用端面部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1198671A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100730486B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2007-06-20 | 주식회사 대영통신 | 케이블 보호관 밀폐용 마개 |
| WO2007118548A1 (de) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Ccs Technology, Inc. | Dichtungskörper einer kabelmuffe |
| US8207445B2 (en) | 2006-04-11 | 2012-06-26 | Ccs Technology, Inc. | Sealing body for a cable sleeve |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP9267720A patent/JPH1198671A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100730486B1 (ko) * | 2005-10-25 | 2007-06-20 | 주식회사 대영통신 | 케이블 보호관 밀폐용 마개 |
| WO2007118548A1 (de) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Ccs Technology, Inc. | Dichtungskörper einer kabelmuffe |
| AU2007237567B2 (en) * | 2006-04-11 | 2011-03-24 | Corning Optical Communications LLC | Sealing body for a cable sleeve |
| US8207445B2 (en) | 2006-04-11 | 2012-06-26 | Ccs Technology, Inc. | Sealing body for a cable sleeve |
| US8604360B2 (en) | 2006-04-11 | 2013-12-10 | Ccs Technology, Inc. | Sealing body for a cable sleeve |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |