JP2000041323A - 架空ドロップケーブルの引き留め部保持具および光ケーブル保持具 - Google Patents

架空ドロップケーブルの引き留め部保持具および光ケーブル保持具

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JP2000041323A
JP2000041323A JP10218687A JP21868798A JP2000041323A JP 2000041323 A JP2000041323 A JP 2000041323A JP 10218687 A JP10218687 A JP 10218687A JP 21868798 A JP21868798 A JP 21868798A JP 2000041323 A JP2000041323 A JP 2000041323A
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JP
Japan
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cable
divided
optical
drop cable
holding device
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Application number
JP10218687A
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English (en)
Inventor
Osamu Koyasu
修 子安
Masahiro Kusakari
雅広 草刈
Akio Mogi
章夫 茂木
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】架空ドロップケーブルの引き留め部分を保護、
保持する保持具に関し、支持線と光ファイバの分離部分
で光ファイバが支持線から分裂していくという障害を簡
便な手段で効果的に防止できることをその課題とする。 【解決手段】光ケーブル保持具10を左右二分割型に
し、その一方の分割部11の合わせ面にY字状の保持溝
14を設け、一方の分割部の上記Y字状の保持溝に、架
空ドロップケーブル本体、分離された支持線T及び光フ
ァイバケーブルCの分離部分C1を嵌め込み、他方の分
割部12で押えて、上記光ケーブル保持具を架空ドロッ
プケーブルDCに装着した、架空ドロップケーブルの引
き留め部保護具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は架空ドロップケーブル
の引き留め部分を保護、保持する保持具に関し、支持線
と光ファイバの分離部分で光ファイバ(又は光ファイバ
ケーブル、光ケーブル)が支持線から分裂していくとい
う障害を簡便な手段で効果的に防止できるものである。
【0002】
【従来の技術】支持線Tと光ファイバケーブルCとを一
体に被覆した架空ドロップケーブルDCは図4に示すよ
うに、支持線Tの端部をS金物Gの断面T形のアンカー
A、Aにたすき掛けに巻き掛けて係止し、S金物Gのフ
ックFをケーブル支柱に引っ掛けて架設される。光ファ
イバケーブルCを支持線Tから引き裂いて分離させて、
その分離部分C1を家屋等の端末部に引き込むことにな
る。引き裂いたままで架設されると、光ファイバケーブ
ルCと支持線Tの引き裂け部Sは、光ファイバケーブル
Cの支持線Tからの分離部分C1の振動、重み等によっ
て徐々に後退するので、分離部分C1が弛んでしまうこ
とになる。このために、従来は、架空ドロップケーブル
DCにビニールテープtを巻き付けて引き裂け部が自然
に後退することを阻止することにしている。符号1は基
板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ビニールテー
プtが劣化して徐々に伸びてしまって、引き裂け部の後
退を阻止することが必ずしも十分にできず、このために
光ファイバケーブルCの分離部分C1の弛みの進行を完
全に阻止することはできない。また、ビニールテープt
を相当に強く引き締めながら巻き付けなければならない
こともあって、このビニールテープtの巻き付け作業は
容易でなく、多くの手間を要する。そこで、本発明は、
架空ドロップケーブルDCに簡単に装着することがで
き、かつ引き裂け部の進行を確実に阻止できる光ケーブ
ルの引き留め部保持具を開発することをその課題とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた手段は次の(イ)及び(ロ)によって構成され
るものである。 (イ)光ケーブル保持具を、ヒンジ接手を介した左右二
分割型にし、その一方の分割部の合わせ面にY字状の保
持溝を設け、他方の分割部の合わせ面に同Y字状の押え
凸部を設けたこと、(ロ)一方の分割部の上記Y字状の
保持溝に、架空ドロップケーブル本体、分離された支持
線及び光ファイバケーブルの分離部分を嵌め込み、他方
の分割部の上記Y字状の押え凸部で押えて、上記光ケー
ブル保持具を架空ドロップケーブルに装着したこと。
【0005】
【作 用】上記の光ケーブル保持具を開いた状態にし
て、そのY字状の保持溝に架空ドロップケーブルDC本
体、分離された支持線T及び光ファイバケーブルの分離
部分C1をそれぞれ収納した状態で閉じ、適宜の係止手
段によって左右両分割部分を互いに連結固定する。これ
によって当該光ケーブル保持具は引き裂け部Sの根元部
分において架空ドロップケーブルDCに装着される。こ
の光ケーブル保持具は、架空ドロップケーブルDC本
体、分離された支持線T及び光ファイバケーブルの分離
部分C1と、Y字状保持溝の内面との摩擦係合によって
架空ドロップケーブルDCに固定され、また、光ファイ
バケーブルの分離部分C1の重量等によって当該保持具
が伸びることもない。したがって、この保持具によって
引き裂け部Sの後退は確実に阻止され、光ファイバケー
ブルの分離部分C1が自然に弛んでくることは確実に防
止される。なお、その一方の分割部の合わせ面にY字状
の保持溝を設け、他方の分割部の合わせ面に同Y字状の
押え凸部を設けたことによって、架空ドロップケーブル
DC本体、分離された支持線T及び光ファイバケーブル
の分離部分C1に対する各保持部による保持がより確実
になるが、一方の分割部の合わせ面のY字状保持溝に嵌
め込んだ架空ドロップケーブルDC本体、分離された支
持線T及び光ファイバケーブルの分離部分C1が、他方
分割部の合わせ面によって直接押圧されるように上記保
持溝の深さを定めても、各保持部による保持力は十分確
保されるから、他方の分割部の合わせ面に同Y字状の押
え凸部を設けることは、必ずしも必要なことではない。
【0006】
【その他】なお、左右の分割部の間にヒンジを介在させ
ることによって、光ケーブル保持具の取扱いを極めて簡
単、容易にすることができるが、ヒンジを介在させなく
て、左右の分割部を別個のものとしても、実用上支障は
ない。また、他方の分割部の合わせ面を平坦面とすると
きは、当該分割部に変えて、一方の分割部のY字状溝に
架空ドロップケーブルDC本体、光ファイバケーブルの
分離部分C1、支持線Tを固定するための締結バンド等
の他の押さえ部材を用いることもできる。
【0007】
【実 施 例】次いで図面を参照しつつ実施例を説明す
る。光ケーブル保持具10は長さLが約35mm、幅W
が約20mmの四角なプラスチック製ブロックであり、
この左右二つの分割部11、12から構成されている。
分割部11、12は、その厚さが5mmであり、またそ
の長辺に沿って薄肉のヒンジ部13が一体に設けられて
いて、この薄肉のヒンジ部13を介して両分割部11、
12は開閉自在に連結されている。一方の分割部11の
合わせ面に平面形状がY字状の保持溝14を設け、他方
の分割部12の合わせ面に同Y字状の押え凸部15を設
けている。この保持溝14は架空ドロップケーブルDC
が嵌まるケーブル本体保持部Dと、これから分かれてい
て、支持線Tが嵌まる支持線保持部B1(長さは約15
mm)及び光ファイバケーブルの分離部分C1が嵌まる
光ケーブル保持部B2とからなるものである。また、他
方の分割部12の外側長辺に係止舌片16が設けられ、
一方の分割部11の外側長辺に係止突起17が設けられ
ている。架空ドロップケーブルDCをケーブル本体保持
部Dに、支持線Tが支持線保持部B1に、また光ファイ
バケーブルの分離部分C1を光ケーブル保持部B2にそ
れぞれ嵌めた状態で左右両分割部11、12を閉じ、係
止舌片16を係止突起17に係合させて光ケーブル保持
具10を架空ドロップケーブルDCに装着する。このと
き、架空ドロップケーブルDC、支持線T、光ファイバ
ケーブルの分離部分C1はY字状の押え凸部15によっ
て押え付けられるから、係止舌片16を係止突起17か
ら外さない限り、光ケーブル保持具10は架空ドロップ
ケーブルDCにしっかりと保持され、光ファイバケーブ
ルの分離部分C1の根元部分が光ケーブル保持具10に
よってしっかりと保持される。
【0008】なお、光ケーブル保持具10は必ずしも四
角なブロックである必要はなく、断面円形、楕円形等任
意である。また、ヒンジ部13については光ケーブル保
持具の長辺全面に設ける必要はなく、中央と左右両端の
3点に設けてもよい。さらに、左右両分割部を互いに固
定する手段としては、締結バンド、締結ねじ等従来周
知、公知の締結手段を用いることができる。また、他方
の分割部12の合わせ面に同Y字状の押え凸部15を設
けないときは、他方の分割部12の合わせ面で、架空ド
ロップケーブルDC、支持線T、光ファイバケーブルの
分離部分C1がそれぞれ押えられることになる。さら
に、他方の分割部12の合わせ面に同Y字状の保持溝を
設けて、両分割部の保持溝によって、架空ドロップケー
ブルDC、支持線T、光ファイバケーブルの分離部分C
1をそれぞれ保持させる構造も採れるが、この場合は、
架空ドロップケーブルDC、支持線T、光ファイバケー
ブルの分離部分C1を両保持溝に嵌め込まなければなら
ないので、作業性が劣るばかりでなく、両分割部の保持
溝にしっかりと嵌め込まないままで両分割部を連結して
しまう危険性もあるから、このような構造は必ずしも推
奨されるものではないが、全く実用性がないものではな
い。
【0009】
【効 果】以上のとおり、この発明の光ケーブル保持具
はプラスチック製の二つ割りのブロックで構成されるも
のであるから、その架空ドロップケーブルへの装着が簡
単、容易であり、かつ迅速に行われ、作業能率を向上さ
せることができる。また、本発明の光ケーブル保持具は
従来技術におけるテープと違って、強度に優れ、徐々に
伸びたり変形したりすることはないので、長期間その保
持機能が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】架空ドロップケーブルの斜視図である。
【図2】(a)実施例の引き留め部保護具の展開平面
図、(b)同実施例の展開正面図である。
【図3】(a)架空ドロップケーブルに実施例の光ケー
ブル保持具を装着した状態の正面図、(b)上記架空ド
ロップケーブルの端面図である。
【図4】(a)架空ドロップケーブルの従来の架空状態
の正面図、(b)前記(a)のX−X断面図である。
【符号の説明】
10・・・光ケーブル保持具 11、12・・・分割部 13・・・ヒンジ部 14・・・Y字状の保持溝 16・・・係止舌片 17・・・係止突起 DC・・・架空ドロップケーブル T・・・支持線 C・・・光ファイバケーブル C1・・・光ファイバケーブルの分離部分 D・・・ケーブル本体保持部 B1・・・支持線保持部 B2・・・光ケーブル保持部 G・・・S金物 F・・・フック S・・・引き裂け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 章夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 Fターム(参考) 2H038 CA65 CA73 5G367 DA02 DB08 DB15 DB17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ケーブル保持具を左右二分割型にし、そ
    の一方の分割部の合わせ面にY字状の保持溝を設け、 一方の分割部の上記Y字状の保持溝に、架空ドロップケ
    ーブル本体、分離された支持線及び光ファイバケーブル
    の分離部分を嵌め込み、他方の分割部で押えて、上記光
    ケーブル保持具を架空ドロップケーブルに装着した、架
    空ドロップケーブルの引き留め部保持具。
  2. 【請求項2】光ケーブル保持具を、ヒンジ接手を介した
    左右二分割型にし、その一方の分割部の合わせ面にY字
    状の保持溝を設け、他方の分割部の合わせ面に同Y字状
    の押え凸部を設け、 一方の分割部の上記Y字状の保持溝に、架空ドロップケ
    ーブル本体、分離された支持線及び光ファイバケーブル
    の分離部分を嵌め込み、他方の分割部の上記Y字状の押
    え凸部で押えて、上記光ケーブル保持具を架空ドロップ
    ケーブルに装着した、架空ドロップケーブルの引き留め
    部保持具。
  3. 【請求項3】ヒンジ接手を介した左右二分割型であり、
    その一方の分割部の合わせ面にY字状の保持溝を設け、
    他方の分割部の合わせ面に同Y字状の押え凸部を設けた
    光ケーブル保持具。
JP10218687A 1998-07-17 1998-07-17 架空ドロップケーブルの引き留め部保持具および光ケーブル保持具 Pending JP2000041323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101471960B1 (ko) * 2014-07-22 2014-12-11 (주)알파아이엔씨 광 접속함용 광케이블 분기클립

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101471960B1 (ko) * 2014-07-22 2014-12-11 (주)알파아이엔씨 광 접속함용 광케이블 분기클립

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