JPH1196934A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
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- JPH1196934A JPH1196934A JP9256311A JP25631197A JPH1196934A JP H1196934 A JPH1196934 A JP H1196934A JP 9256311 A JP9256311 A JP 9256311A JP 25631197 A JP25631197 A JP 25631197A JP H1196934 A JPH1196934 A JP H1196934A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- neck
- coil
- deflection
- separator body
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
Abstract
(57)【要約】
【課題】偏向ヨークに適用して、形状を簡略化し、また
組み立て作業を簡略化する。 【解決手段】偏向コイルの外形形状に沿った略漏斗形状
のセパレータ本体部２と、偏向コイルを陰極線管のネッ
クに保持するネック部３とを組み合わせてセパレータ１
を形成する。
組み立て作業を簡略化する。 【解決手段】偏向コイルの外形形状に沿った略漏斗形状
のセパレータ本体部２と、偏向コイルを陰極線管のネッ
クに保持するネック部３とを組み合わせてセパレータ１
を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏向ヨークに関
し、例えば金型巻線により水平偏向コイルを形成する場
合に適用することができる。本発明は、偏向コイルの外
形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部と、偏向
コイルを陰極線管のネックに保持するネック部とを組み
合わせてセパレータを形成することにより、形状を簡略
化し、また組み立て作業を簡略化することができるよう
にする。
し、例えば金型巻線により水平偏向コイルを形成する場
合に適用することができる。本発明は、偏向コイルの外
形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部と、偏向
コイルを陰極線管のネックに保持するネック部とを組み
合わせてセパレータを形成することにより、形状を簡略
化し、また組み立て作業を簡略化することができるよう
にする。
【０００２】
【従来の技術】従来、偏向ヨークにおいては、セパレー
タを介して偏向コイルを陰極線管のネックに保持するよ
うになされ、偏向磁界を補正する各種補正用コイル等を
このセパレータに配置するようになされている。
タを介して偏向コイルを陰極線管のネックに保持するよ
うになされ、偏向磁界を補正する各種補正用コイル等を
このセパレータに配置するようになされている。
【０００３】すなわちセパレータは、樹脂を射出成形し
て、陰極線管のファンネル部からネック部間の外形形状
に沿った形状に、すなわち略漏斗形状の小径側に円筒形
状を接続した形状に形成される。
て、陰極線管のファンネル部からネック部間の外形形状
に沿った形状に、すなわち略漏斗形状の小径側に円筒形
状を接続した形状に形成される。
【０００４】偏向ヨークは、例えば金型により鞍型に巻
線した水平偏向コイルが、このセパレータの略漏斗形状
部分の内側に配置され、コアに巻線した垂直偏向コイル
がこのセパレータの略漏斗形状部分の外側に配置され
る。さらに偏向ヨークは、略漏斗形状の部分と円筒形状
の部分との接続部につばが形成され、このつばに、さら
には円筒形状の部分に、コンバーゼンス特性補正用の補
正機構が配置され、さらにはこれら補正機構と偏向コイ
ルを接続する端子板が配置される。さらに偏向ヨーク
は、この円筒形状の部分の端部に、バンドが配置され、
陰極線管のネックを差し込んでこのバンドを締め付ける
ことにより、陰極線管のネックに配置保持されるように
なされている。
線した水平偏向コイルが、このセパレータの略漏斗形状
部分の内側に配置され、コアに巻線した垂直偏向コイル
がこのセパレータの略漏斗形状部分の外側に配置され
る。さらに偏向ヨークは、略漏斗形状の部分と円筒形状
の部分との接続部につばが形成され、このつばに、さら
には円筒形状の部分に、コンバーゼンス特性補正用の補
正機構が配置され、さらにはこれら補正機構と偏向コイ
ルを接続する端子板が配置される。さらに偏向ヨーク
は、この円筒形状の部分の端部に、バンドが配置され、
陰極線管のネックを差し込んでこのバンドを締め付ける
ことにより、陰極線管のネックに配置保持されるように
なされている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、コンバ
ーゼンス特性を向上するために、偏向ヨークにおいて
は、種々のコンバーゼンス補正機構が配置される傾向に
ある。
ーゼンス特性を向上するために、偏向ヨークにおいて
は、種々のコンバーゼンス補正機構が配置される傾向に
ある。
【０００６】これら種々のコンバーゼンス補正機構を配
置可能にすると、偏向ヨークにおいては、その分セパレ
ータの形状が複雑になる問題がある。またこれらコンバ
ーゼンス補正機構等の取付け作業に時間を要するように
なり、その分組み立てに時間を要する問題もある。
置可能にすると、偏向ヨークにおいては、その分セパレ
ータの形状が複雑になる問題がある。またこれらコンバ
ーゼンス補正機構等の取付け作業に時間を要するように
なり、その分組み立てに時間を要する問題もある。
【０００７】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、形状を簡略化することができ、また組み立て作業を
簡略化することができる偏向ヨークを提案しようとする
ものである。
で、形状を簡略化することができ、また組み立て作業を
簡略化することができる偏向ヨークを提案しようとする
ものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、水平偏向コイルの外形形状、又は
垂直偏向コイルの外形形状に沿った略漏斗形状のセパレ
ータ本体部と、このセパレータ本体部とは別体に形成さ
れて、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルを陰極線管の
ネックに保持する略円筒形状のネック部とを組み合わせ
てセパレータを形成する。
め本発明においては、水平偏向コイルの外形形状、又は
垂直偏向コイルの外形形状に沿った略漏斗形状のセパレ
ータ本体部と、このセパレータ本体部とは別体に形成さ
れて、水平偏向コイル及び垂直偏向コイルを陰極線管の
ネックに保持する略円筒形状のネック部とを組み合わせ
てセパレータを形成する。
【０００９】セパレータ本体部と、ネック部とを組み合
わせてセパレータを形成すれば、それぞれセパレータ本
体部と、ネック部とを別工程でアッセンブリして組み立
てることができ、その分コンバーゼンス補正機構等の取
付け作業を簡略化することができる。またセパレータ本
体部と、ネック部とを別体により成形できることによ
り、金型の抜き方向等の種々の設計上の拘束条件が緩和
され、その分形状を簡略化することができる。
わせてセパレータを形成すれば、それぞれセパレータ本
体部と、ネック部とを別工程でアッセンブリして組み立
てることができ、その分コンバーゼンス補正機構等の取
付け作業を簡略化することができる。またセパレータ本
体部と、ネック部とを別体により成形できることによ
り、金型の抜き方向等の種々の設計上の拘束条件が緩和
され、その分形状を簡略化することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【００１１】図１は、本発明の実施の形態に係る偏向ヨ
ークに適用されるセパレータを示す分解斜視図である。
この実施の形態に係る偏向ヨークは、このセパレータ１
の内側に鞍型に巻線された１対の水平偏向コイルが配置
され、またこのセパレータ１の外側にコアに巻線した垂
直偏向コイルが配置される。
ークに適用されるセパレータを示す分解斜視図である。
この実施の形態に係る偏向ヨークは、このセパレータ１
の内側に鞍型に巻線された１対の水平偏向コイルが配置
され、またこのセパレータ１の外側にコアに巻線した垂
直偏向コイルが配置される。
【００１２】このセパレータ１においては、セパレータ
本体部２と、ネック部３とを組み合わせて作成され、セ
パレータ本体部２は、１対のセパレータ本体部分４及び
５を組み合わせて作成される。
本体部２と、ネック部３とを組み合わせて作成され、セ
パレータ本体部２は、１対のセパレータ本体部分４及び
５を組み合わせて作成される。
【００１３】すなわちセパレータ本体部分４及び５は、
樹脂を射出成形して同一形状により形成され、陰極線管
のネック部側、ファンネル部の外形形状に沿った形状
を、すなわち略漏斗形状を、陰極線管の管軸を含む仮想
平面により切り取った形状に形成される。さらにセパレ
ータ本体部分４及び５は、表示画面側端面に円弧形状の
つば４Ａ及び５Ａが形成され、ネック側に長方形形状の
つば４Ｂ、４Ｃ及び５Ｂ、５Ｃが形成される。
樹脂を射出成形して同一形状により形成され、陰極線管
のネック部側、ファンネル部の外形形状に沿った形状
を、すなわち略漏斗形状を、陰極線管の管軸を含む仮想
平面により切り取った形状に形成される。さらにセパレ
ータ本体部分４及び５は、表示画面側端面に円弧形状の
つば４Ａ及び５Ａが形成され、ネック側に長方形形状の
つば４Ｂ、４Ｃ及び５Ｂ、５Ｃが形成される。
【００１４】これらセパレータ本体部分４及び５は、表
示画面側のつば４Ａ及び５Ａと、ネック側外側のつば４
Ｂ及び５Ｂとに、それぞれ対向するようにつめ６Ａと、
このつめ６Ａと嵌合する嵌合部６Ｂが形成され、矢印Ａ
により示すように、つめ６Ａを嵌合部６Ｂの開口に差し
込んで押圧することにより一体化されてセパレータ本体
部２を形成するようになされている。
示画面側のつば４Ａ及び５Ａと、ネック側外側のつば４
Ｂ及び５Ｂとに、それぞれ対向するようにつめ６Ａと、
このつめ６Ａと嵌合する嵌合部６Ｂが形成され、矢印Ａ
により示すように、つめ６Ａを嵌合部６Ｂの開口に差し
込んで押圧することにより一体化されてセパレータ本体
部２を形成するようになされている。
【００１５】さらにセパレータ本体部分４及び５は、ネ
ック側のつば４Ｂ、４Ｃ及び５Ｂ、５Ｃの内側が、陰極
線管の外形に沿った円弧形状に形成される。セパレータ
本体部分４及び５は、この円弧形状の内側端面により、
ネック部３を挟み込んで、ネック部３を保持する。
ック側のつば４Ｂ、４Ｃ及び５Ｂ、５Ｃの内側が、陰極
線管の外形に沿った円弧形状に形成される。セパレータ
本体部分４及び５は、この円弧形状の内側端面により、
ネック部３を挟み込んで、ネック部３を保持する。
【００１６】さらにセパレータ本体部分４及び５は、外
側のつば４Ｂ及び５Ｂにおいて、この円弧形状のほぼ中
央部分が内側に突出して、突起４Ｄ、５Ｄが形成され
る。ここでこの突起４Ｄ、５Ｄは、内側が円弧形状に形
成され、矢印Ｂにより示すように、後述するネック部３
の開口９Ｂに差し込まれて、ネック部３の変位を防止す
る。
側のつば４Ｂ及び５Ｂにおいて、この円弧形状のほぼ中
央部分が内側に突出して、突起４Ｄ、５Ｄが形成され
る。ここでこの突起４Ｄ、５Ｄは、内側が円弧形状に形
成され、矢印Ｂにより示すように、後述するネック部３
の開口９Ｂに差し込まれて、ネック部３の変位を防止す
る。
【００１７】さらにセパレータ本体部分４及び５は、つ
ば４Ｂ及び５Ｂのネック側面が部分的に立ち上がって、
中心側に向かって開口する略コの字状の壁４Ｅ及び５Ｅ
が形成され、矢印Ｃにより示すように、ネック部３に形
成されたコイル８をそれぞれコの字状の壁４Ｅ及び５Ｅ
により形成される空間に差し込んで、ネック部３の回動
を防止するようになされている。
ば４Ｂ及び５Ｂのネック側面が部分的に立ち上がって、
中心側に向かって開口する略コの字状の壁４Ｅ及び５Ｅ
が形成され、矢印Ｃにより示すように、ネック部３に形
成されたコイル８をそれぞれコの字状の壁４Ｅ及び５Ｅ
により形成される空間に差し込んで、ネック部３の回動
を防止するようになされている。
【００１８】図２に示すように、ネック部３は、ボビン
９と補正コイル保持部１０とにより構成される。
９と補正コイル保持部１０とにより構成される。
【００１９】補正コイル保持部１０は、樹脂を射出成形
して形成され、略円筒形状の本体部１０Ａのファンネル
側に長方形形状のつば１０Ｂが配置される。さらに補正
コイル保持部１０は、このつば１０Ｂの延長する方向と
直交する方向に、１対のコイルボビン１０Ｃが形成され
る。ここで本体部１０Ａは、後述するボビン９に巻線さ
れたコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……が露出しない
ように、ボビン９の側面を覆うように形成される。
して形成され、略円筒形状の本体部１０Ａのファンネル
側に長方形形状のつば１０Ｂが配置される。さらに補正
コイル保持部１０は、このつば１０Ｂの延長する方向と
直交する方向に、１対のコイルボビン１０Ｃが形成され
る。ここで本体部１０Ａは、後述するボビン９に巻線さ
れたコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……が露出しない
ように、ボビン９の側面を覆うように形成される。
【００２０】補正コイル保持部１０は、マグネットワイ
ヤ１１を巻線できるよう、１対のコイルボビン１０Ｃに
それぞれにつばが形成され、さらにこれらコイルボビン
１０Ｃの中心にコアを保持する開口が形成される。補正
コイル保持部１０は、ボビン９と組み合わせる前の事前
のアッセンブリにおいて、この１対のコイルボビン１０
Ｃに、それぞれマグネットワイヤ１１が巻線されて、陰
極線管の管軸を横切る磁界を発生するコイル８が形成さ
れる。さらに中心の開口にコア１２が配置され、これに
よりこのコイル８で、陰極線管の管軸を横切るコンバー
ゼンス特性補正用の磁界を効率良く発生できるように形
成される。
ヤ１１を巻線できるよう、１対のコイルボビン１０Ｃに
それぞれにつばが形成され、さらにこれらコイルボビン
１０Ｃの中心にコアを保持する開口が形成される。補正
コイル保持部１０は、ボビン９と組み合わせる前の事前
のアッセンブリにおいて、この１対のコイルボビン１０
Ｃに、それぞれマグネットワイヤ１１が巻線されて、陰
極線管の管軸を横切る磁界を発生するコイル８が形成さ
れる。さらに中心の開口にコア１２が配置され、これに
よりこのコイル８で、陰極線管の管軸を横切るコンバー
ゼンス特性補正用の磁界を効率良く発生できるように形
成される。
【００２１】かくするにつき図３に示すように、補正コ
イル保持部１０は、セパレータ本体部２と組み立てられ
た際に、この１対のコイルボビン１０Ｃのつばが、セパ
レータ本体部分４及び５の壁４Ｅ及び５Ｅにより挟み込
まれ、これにより矢印Ｄにより示すような、管軸を回動
中心にした変位が防止されるようになされている。
イル保持部１０は、セパレータ本体部２と組み立てられ
た際に、この１対のコイルボビン１０Ｃのつばが、セパ
レータ本体部分４及び５の壁４Ｅ及び５Ｅにより挟み込
まれ、これにより矢印Ｄにより示すような、管軸を回動
中心にした変位が防止されるようになされている。
【００２２】さらに補正コイル保持部１０は（図２）、
つば１０Ｂに、他のコンバーゼンス補正用コイル１３を
保持する。このとき補正コイル保持部１０は、つば１０
Ｂのセパレータ本体部２側面に、これら補正用コイル１
３を保持し、セパレータ本体部２と組み合わせて偏向ヨ
ークに組み立てられた際に、これら補正用コイル１３を
つば１０Ｂにより覆い、調整員等が容易にこれらの補正
用コイル１３に触れることがないようにする。
つば１０Ｂに、他のコンバーゼンス補正用コイル１３を
保持する。このとき補正コイル保持部１０は、つば１０
Ｂのセパレータ本体部２側面に、これら補正用コイル１
３を保持し、セパレータ本体部２と組み合わせて偏向ヨ
ークに組み立てられた際に、これら補正用コイル１３を
つば１０Ｂにより覆い、調整員等が容易にこれらの補正
用コイル１３に触れることがないようにする。
【００２３】さらに補正コイル保持部１０は、つば１０
Ｂの１端面が突出し、その先端に長方形形状の端子板保
持部１０Ｅが形成され、この端子板保持部１０Ｅに端子
板１４を保持する。
Ｂの１端面が突出し、その先端に長方形形状の端子板保
持部１０Ｅが形成され、この端子板保持部１０Ｅに端子
板１４を保持する。
【００２４】これらにより補正コイル保持部１０は、ボ
ビン９と組み合わせる前の事前のアッセンブリにおい
て、上述したように、コイルボビン１０Ｃにマグネット
ワイヤ１１及びコア１２が配置されてコンバーゼンス特
性補正用コイル８が形成された後、つば１０Ｂに補正用
コイル１３が、端子板保持部１０Ｅに端子板１４が配置
され、この端子板１４に、コイル８及び補正用コイル１
３が配線されるようになされている。
ビン９と組み合わせる前の事前のアッセンブリにおい
て、上述したように、コイルボビン１０Ｃにマグネット
ワイヤ１１及びコア１２が配置されてコンバーゼンス特
性補正用コイル８が形成された後、つば１０Ｂに補正用
コイル１３が、端子板保持部１０Ｅに端子板１４が配置
され、この端子板１４に、コイル８及び補正用コイル１
３が配線されるようになされている。
【００２５】ボビン９は、外周面に、所定の角間隔で、
中心軸に平行に延長するつばが形成され、このつばを用
いたマグネットワイヤの巻線により、複数のコイル１５
Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……が形成される。ここでこれら
複数のコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……は、ほぼ４
５度の角間隔により順次ボビン９にマグネットワイヤを
巻線して形成される。ボビン９は、これらの磁界により
コンバーゼンス特性補正用の磁界を形成する。
中心軸に平行に延長するつばが形成され、このつばを用
いたマグネットワイヤの巻線により、複数のコイル１５
Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……が形成される。ここでこれら
複数のコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……は、ほぼ４
５度の角間隔により順次ボビン９にマグネットワイヤを
巻線して形成される。ボビン９は、これらの磁界により
コンバーゼンス特性補正用の磁界を形成する。
【００２６】さらにボビン９は、セパレータ本体部２側
の外周が、階段状に立ち下がって溝９Ａが形成され、さ
らにこの溝９Ａに、矩形形状の開口９Ｂが形成される。
ボビン９は、セパレータ本体部２と組み合わされると、
矢印Ｆにより部分的に断面を取って拡大して示すように
（図３）、この開口９Ｂにセパレータ本体部分４及び５
の突起４Ｄ、５Ｄが差し込まれ、矢印Ｇにより示すよう
な、管軸を中心にした回動を防止するようになされてい
る。また図３をＨ−Ｈ線により断面を取って図４に示す
ように、溝９Ａとセパレータ本体部分４及び５のつば４
Ｂ、５Ｂが噛み合って、さらには開口９Ｂにセパレータ
本体部分４及び５の突起４Ｄ、５Ｄが差し込まれて、矢
印Ｉにより示すような、陰極線管の管軸に沿った方向の
変位が防止されるようになされている。
の外周が、階段状に立ち下がって溝９Ａが形成され、さ
らにこの溝９Ａに、矩形形状の開口９Ｂが形成される。
ボビン９は、セパレータ本体部２と組み合わされると、
矢印Ｆにより部分的に断面を取って拡大して示すように
（図３）、この開口９Ｂにセパレータ本体部分４及び５
の突起４Ｄ、５Ｄが差し込まれ、矢印Ｇにより示すよう
な、管軸を中心にした回動を防止するようになされてい
る。また図３をＨ−Ｈ線により断面を取って図４に示す
ように、溝９Ａとセパレータ本体部分４及び５のつば４
Ｂ、５Ｂが噛み合って、さらには開口９Ｂにセパレータ
本体部分４及び５の突起４Ｄ、５Ｄが差し込まれて、矢
印Ｉにより示すような、陰極線管の管軸に沿った方向の
変位が防止されるようになされている。
【００２７】さらにボビン９（図２）は、溝９Ａと逆側
の外側面に、突起９Ｃが形成されこの偏向ヨークを陰極
線管のネックに固定するバンド１８がこの突起９Ｃによ
り配置される（図４）。ボビン９は（図２）は、セパレ
ータ本体部分４、５と一体化された後、補正コイル保持
部１０、バンド１８が順次差し込まれて押圧され、この
バンド１８の管軸方向の変位が突起９Ｃにより防止され
ることにより、このバンド１８とセパレータ本体部分４
及び５のつば４Ｂ、５Ｂにより、矢印Ｊにより示すよう
な、補正コイル保持部１０の管軸に沿った方向の変位を
防止するようになされている。
の外側面に、突起９Ｃが形成されこの偏向ヨークを陰極
線管のネックに固定するバンド１８がこの突起９Ｃによ
り配置される（図４）。ボビン９は（図２）は、セパレ
ータ本体部分４、５と一体化された後、補正コイル保持
部１０、バンド１８が順次差し込まれて押圧され、この
バンド１８の管軸方向の変位が突起９Ｃにより防止され
ることにより、このバンド１８とセパレータ本体部分４
及び５のつば４Ｂ、５Ｂにより、矢印Ｊにより示すよう
な、補正コイル保持部１０の管軸に沿った方向の変位を
防止するようになされている。
【００２８】この実施の形態に係る偏向ヨークは、この
ようにして別工程によりアッセンブリされたボビン９、
補正コイル保持部１０がセパレータ本体部分４、５、水
平偏向コイルと一体化され、その後垂直偏向コイルが取
付けられる。
ようにして別工程によりアッセンブリされたボビン９、
補正コイル保持部１０がセパレータ本体部分４、５、水
平偏向コイルと一体化され、その後垂直偏向コイルが取
付けられる。
【００２９】以上の構成において、この偏向ヨークは、
ボビン９のアッセンブリ工程において（図２）、ボビン
９にマグネットワイヤが巻線されて、コンバーゼンス特
性補正用のコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……がボビ
ン９に配置される。
ボビン９のアッセンブリ工程において（図２）、ボビン
９にマグネットワイヤが巻線されて、コンバーゼンス特
性補正用のコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……がボビ
ン９に配置される。
【００３０】また補正コイル保持部１０のアッセンブリ
工程において、コイルボビン１０Ｃにマグネットワイヤ
が巻線されてコンバーゼンス特性補正用のコイル８が配
置され、このコイルボビン１０Ｃの中心にコア１２が配
置される。さらに補正コイル保持部１０のアッセンブリ
工程において、つば１０Ｂのセパレータ本体部２側面
に、コンバーゼンス特性補正用のコイル１３が配置さ
れ、端子板保持部１０Ｅに端子板１４が配置され、これ
らコイル８、１３の引き出し線が端子板１４に接続さ
れ、これにより補正コイル保持部１０のアッセンブリが
完了する。
工程において、コイルボビン１０Ｃにマグネットワイヤ
が巻線されてコンバーゼンス特性補正用のコイル８が配
置され、このコイルボビン１０Ｃの中心にコア１２が配
置される。さらに補正コイル保持部１０のアッセンブリ
工程において、つば１０Ｂのセパレータ本体部２側面
に、コンバーゼンス特性補正用のコイル１３が配置さ
れ、端子板保持部１０Ｅに端子板１４が配置され、これ
らコイル８、１３の引き出し線が端子板１４に接続さ
れ、これにより補正コイル保持部１０のアッセンブリが
完了する。
【００３１】偏向ヨークは、これらのアッセンブリとは
別工程において、水平偏向コイルが金型により巻線さ
れ、また所定のコアに垂直偏向コイルが巻線される。偏
向ヨーク（図１）は、セパレータ本体部分４及び５の内
側に水平偏向コイルが配置された状態で、ボビン９、補
正コイル保持部１０と順次一体化され、これにより各種
構成部品を事前にアッセンブリしてなるセパレータ１が
形成される。
別工程において、水平偏向コイルが金型により巻線さ
れ、また所定のコアに垂直偏向コイルが巻線される。偏
向ヨーク（図１）は、セパレータ本体部分４及び５の内
側に水平偏向コイルが配置された状態で、ボビン９、補
正コイル保持部１０と順次一体化され、これにより各種
構成部品を事前にアッセンブリしてなるセパレータ１が
形成される。
【００３２】かくするにつきこのようにしてネック部３
とセパレータ本体部２とが別体に形成されていることに
より、偏向ヨークにおいては、金型の抜き方向、樹脂の
流動性等の、設計上の拘束条件が緩和されることにな
る。従ってその分ネック部３、セパレータ本体部分４、
５の構成を簡略化することができ、また射出成形におけ
る生産性が向上される。また金型作成等の期間も短縮さ
れる。
とセパレータ本体部２とが別体に形成されていることに
より、偏向ヨークにおいては、金型の抜き方向、樹脂の
流動性等の、設計上の拘束条件が緩和されることにな
る。従ってその分ネック部３、セパレータ本体部分４、
５の構成を簡略化することができ、また射出成形におけ
る生産性が向上される。また金型作成等の期間も短縮さ
れる。
【００３３】さらにネック部３においては、別工程によ
り単体で、アッセンブリすることができ、その分組み立
て作業が簡略化される。
り単体で、アッセンブリすることができ、その分組み立
て作業が簡略化される。
【００３４】このネック部３との一体化において、偏向
ヨークは、セパレータ本体部分４及び５によりボビン９
を間に挟んで、セパレータ本体部分４及び５のつば４
Ａ、５Ａ等に配置された爪６Ａを嵌合部６Ｂと噛み合わ
せて押圧することにより、簡易な組み立て作業で、ボビ
ン９とセパレータ本体部分４、５とが一体化される。
ヨークは、セパレータ本体部分４及び５によりボビン９
を間に挟んで、セパレータ本体部分４及び５のつば４
Ａ、５Ａ等に配置された爪６Ａを嵌合部６Ｂと噛み合わ
せて押圧することにより、簡易な組み立て作業で、ボビ
ン９とセパレータ本体部分４、５とが一体化される。
【００３５】さらにこのときセパレータ本体部分４及び
５のつば４Ｂ、５Ｂの円弧形状の部分が、ボビン９の溝
９Ａ（図４）と噛み合うように、またこの円弧形状の部
分に形成された突起４Ｄ、５Ｄが、溝９Ａに形成された
開口９Ｂと嵌合するように、セパレータ本体部分４及び
５がネック部３を挟み込んで一体化することにより、ネ
ック部３を構成するボビン９の管軸を中心にした回動、
管軸に沿った方向の変位が防止される。
５のつば４Ｂ、５Ｂの円弧形状の部分が、ボビン９の溝
９Ａ（図４）と噛み合うように、またこの円弧形状の部
分に形成された突起４Ｄ、５Ｄが、溝９Ａに形成された
開口９Ｂと嵌合するように、セパレータ本体部分４及び
５がネック部３を挟み込んで一体化することにより、ネ
ック部３を構成するボビン９の管軸を中心にした回動、
管軸に沿った方向の変位が防止される。
【００３６】その後偏向ヨークは、ボビン９が補正コイ
ル保持部１０に差し込まれて、補正コイル保持部１０が
一体化され、バンド１８が突起９Ｃに配置され、ボビン
９に巻線されたコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……の
引き出し線が端子板１４に接続される。
ル保持部１０に差し込まれて、補正コイル保持部１０が
一体化され、バンド１８が突起９Ｃに配置され、ボビン
９に巻線されたコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……の
引き出し線が端子板１４に接続される。
【００３７】このときボビン９の突起９Ｃによりバンド
１８の変位が防止され、このバンド１８と、セパレータ
本体部分４、５のつば４Ｂ、５Ｂにより補正コイル保持
部１０の管軸に沿った方向の変位が防止される。また、
補正コイル保持部１０に形成されたコイルボビン１０Ｃ
のつばが、セパレータ本体部分４、５に形成されたコの
字状の壁４Ｅ、５Ｅに挟み込まれ、これにより補正コイ
ル保持部１０の管軸を中心にした回動が防止される。
１８の変位が防止され、このバンド１８と、セパレータ
本体部分４、５のつば４Ｂ、５Ｂにより補正コイル保持
部１０の管軸に沿った方向の変位が防止される。また、
補正コイル保持部１０に形成されたコイルボビン１０Ｃ
のつばが、セパレータ本体部分４、５に形成されたコの
字状の壁４Ｅ、５Ｅに挟み込まれ、これにより補正コイ
ル保持部１０の管軸を中心にした回動が防止される。
【００３８】このようにして組み立てられた偏向ヨーク
においては、補正用コイル１３がつば１０Ｂのセパレー
タ本体部２側に配置されていることにより（図２）、ま
たコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……の外側を補正コ
イル保持部１０が覆っていることにより、これらのコイ
ル１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……を調整員等が誤
って触る等の事故が未然に防止される。さらにこのよう
なカバー等による保護機構を別途設けなくてもこれらの
事故を防止できることにより、その分これらのコイル１
３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……等の放熱が向上され
る。
においては、補正用コイル１３がつば１０Ｂのセパレー
タ本体部２側に配置されていることにより（図２）、ま
たコイル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……の外側を補正コ
イル保持部１０が覆っていることにより、これらのコイ
ル１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……を調整員等が誤
って触る等の事故が未然に防止される。さらにこのよう
なカバー等による保護機構を別途設けなくてもこれらの
事故を防止できることにより、その分これらのコイル１
３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……等の放熱が向上され
る。
【００３９】以上の構成によれば、水平偏向コイルの外
形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部と、水平
偏向コイル及び垂直偏向コイルを陰極線管のネックに保
持する略円筒形状のネック部とを別体に形成し、これら
セパレータ本体部とネック部とを組み合わせてセパレー
タを形成することにより、金型の抜き方向、樹脂の流動
性等の、設計上の拘束条件が緩和され、これらによりネ
ック部、セパレータ本体部の構成を簡略化することがで
き、また射出成形における生産性が向上され、さらには
金型作成等の期間も短縮される。またネック部だけ別工
程でアッセンブリでき、その分組み立て作業を簡略化す
ることができる。さらには、機種に応じてこの実施の形
態に係るセパレータ本体部分に、形状の異なるネック部
を組み合わせることもでき、さらには特性の異なるコイ
ル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……等を配置したネック部
とも組み合わせることができ、これらにより少ない金型
により多くの機種に対応することができ、またこのよう
に種々に組み合わせ可能なことにより設計効率をも向上
することができる。
形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部と、水平
偏向コイル及び垂直偏向コイルを陰極線管のネックに保
持する略円筒形状のネック部とを別体に形成し、これら
セパレータ本体部とネック部とを組み合わせてセパレー
タを形成することにより、金型の抜き方向、樹脂の流動
性等の、設計上の拘束条件が緩和され、これらによりネ
ック部、セパレータ本体部の構成を簡略化することがで
き、また射出成形における生産性が向上され、さらには
金型作成等の期間も短縮される。またネック部だけ別工
程でアッセンブリでき、その分組み立て作業を簡略化す
ることができる。さらには、機種に応じてこの実施の形
態に係るセパレータ本体部分に、形状の異なるネック部
を組み合わせることもでき、さらには特性の異なるコイ
ル１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……等を配置したネック部
とも組み合わせることができ、これらにより少ない金型
により多くの機種に対応することができ、またこのよう
に種々に組み合わせ可能なことにより設計効率をも向上
することができる。
【００４０】また陰極線管の管軸を含む仮想平面により
分割した形状のセパレータ本体部分によりセパレータ本
体部を形成し、このセパレータ本体部分によりネック部
を挟持してセパレータを形成することにより、簡易な組
み立て作業で偏向ヨークを組み立てることができる。
分割した形状のセパレータ本体部分によりセパレータ本
体部を形成し、このセパレータ本体部分によりネック部
を挟持してセパレータを形成することにより、簡易な組
み立て作業で偏向ヨークを組み立てることができる。
【００４１】さらにボビン９の開口９Ｂにセパレータ本
体部分４及び５の突起４Ｄ、５Ｄが嵌合することによる
制限機構、ボビン９の溝９Ａにセパレータ本体部分４及
び５におけるつば４Ｂ及び５Ｂの円弧形状部分が噛み合
うことによる制限機構により、ボビン９の変位を防止で
き、これによりネック部及びセパレータ本体部を別体に
した簡易な組み立てによっても、コンバーゼンス特性等
の経時変化、ばらつきを低減することができる。
体部分４及び５の突起４Ｄ、５Ｄが嵌合することによる
制限機構、ボビン９の溝９Ａにセパレータ本体部分４及
び５におけるつば４Ｂ及び５Ｂの円弧形状部分が噛み合
うことによる制限機構により、ボビン９の変位を防止で
き、これによりネック部及びセパレータ本体部を別体に
した簡易な組み立てによっても、コンバーゼンス特性等
の経時変化、ばらつきを低減することができる。
【００４２】またボビン９の突起９Ｃに配置されたバン
ド１８とセパレータ本体部分４及び５のつば４Ｂ及び５
Ｂとが補正コイル保持部１０を上下より挟持することに
よる制限機構、補正コイル保持部１０に形成されたコイ
ルボビン１０Ｃのつばを、つば４Ｂ及び５Ｂに形成され
た壁４Ｅ、５Ｅが挟み込むことによる制限機構により、
補正コイル保持部１０の変位を防止でき、これによりネ
ック部及びセパレータ本体部を別体にした簡易な組み立
てによっても、コンバーゼンス特性等の経時変化、ばら
つきを低減することができる。
ド１８とセパレータ本体部分４及び５のつば４Ｂ及び５
Ｂとが補正コイル保持部１０を上下より挟持することに
よる制限機構、補正コイル保持部１０に形成されたコイ
ルボビン１０Ｃのつばを、つば４Ｂ及び５Ｂに形成され
た壁４Ｅ、５Ｅが挟み込むことによる制限機構により、
補正コイル保持部１０の変位を防止でき、これによりネ
ック部及びセパレータ本体部を別体にした簡易な組み立
てによっても、コンバーゼンス特性等の経時変化、ばら
つきを低減することができる。
【００４３】またネック部３に、コンバーゼンス特性補
正用のコイル８、１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……
を配置することにより、これらのコイルの取付け作業等
を別工程で実行して、その分組み立て作業を簡略化し
て、組み立てに要する時間を短縮することができる。
正用のコイル８、１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……
を配置することにより、これらのコイルの取付け作業等
を別工程で実行して、その分組み立て作業を簡略化し
て、組み立てに要する時間を短縮することができる。
【００４４】さらにこれらの場合に、つば１０Ｂのセパ
レータ本体部２側面にコイル１３を配置したことによ
り、またボビン９に巻線したコイル１５Ａ、１５Ｂ、１
５Ｃ、……を補正コイル保持部１０により覆うことによ
り、これらコイル１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……
が露出しないようにし得、これにより検査員の事故等を
有効に回避でき、また放熱を向上してネック部分の温度
上昇を低減することができる。
レータ本体部２側面にコイル１３を配置したことによ
り、またボビン９に巻線したコイル１５Ａ、１５Ｂ、１
５Ｃ、……を補正コイル保持部１０により覆うことによ
り、これらコイル１３、１５Ａ、１５Ｂ、１５Ｃ、……
が露出しないようにし得、これにより検査員の事故等を
有効に回避でき、また放熱を向上してネック部分の温度
上昇を低減することができる。
【００４５】さらにこれらの場合に、端子板１４を補正
コイル保持部１０に保持し、この端子板１４にこれらコ
イル８、１３を配線することにより、これらのコイル
８、１３の配線作業も補正コイル保持部１０のアッセン
ブリ工程で実行でき、その分組み立て作業を簡略化する
ことができる。
コイル保持部１０に保持し、この端子板１４にこれらコ
イル８、１３を配線することにより、これらのコイル
８、１３の配線作業も補正コイル保持部１０のアッセン
ブリ工程で実行でき、その分組み立て作業を簡略化する
ことができる。
【００４６】なお上述の実施の形態においては、ボビン
９の開口９Ｂにセパレータ本体部分４及び５の突起４
Ｄ、５Ｄを嵌合させ、またボビン９の溝９Ａにセパレー
タ本体部分４及び５におけるつば４Ｂ及び５Ｂの円弧形
状部分を噛み合わせる等により、種々の変位を防止する
制限機構を構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、必要に応じて種々の制限機構を広く適用す
ることができる。
９の開口９Ｂにセパレータ本体部分４及び５の突起４
Ｄ、５Ｄを嵌合させ、またボビン９の溝９Ａにセパレー
タ本体部分４及び５におけるつば４Ｂ及び５Ｂの円弧形
状部分を噛み合わせる等により、種々の変位を防止する
制限機構を構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、必要に応じて種々の制限機構を広く適用す
ることができる。
【００４７】また上述の実施の形態においては、ボビン
９及びセパレータ本体部分４、５を一体化した後、補正
コイル保持部１０を取り付ける場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ボビン９及び補正コイル保持部
１０を一体化してネック部を形成した後、このネック部
３をセパレータ本体部分４、５と一体化してもよい。
９及びセパレータ本体部分４、５を一体化した後、補正
コイル保持部１０を取り付ける場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ボビン９及び補正コイル保持部
１０を一体化してネック部を形成した後、このネック部
３をセパレータ本体部分４、５と一体化してもよい。
【００４８】さらに上述の実施の形態においては、ネッ
ク部３をボビン９及び補正コイル保持部１０により構成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必
要に応じてネック部を１の成形部品により構成してもよ
い。
ク部３をボビン９及び補正コイル保持部１０により構成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必
要に応じてネック部を１の成形部品により構成してもよ
い。
【００４９】また上述の実施の形態においては、金型巻
線により作成した水平偏向コイルをセパレータの内側に
配置する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、セパレータを用いた巻線によるいわゆるセクション
巻きにより水平偏向コイルを作成する場合にも広く適用
することができる。
線により作成した水平偏向コイルをセパレータの内側に
配置する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、セパレータを用いた巻線によるいわゆるセクション
巻きにより水平偏向コイルを作成する場合にも広く適用
することができる。
【００５０】さらに上述の実施の形態においては、金型
巻線により作成した水平偏向コイルをセパレータの内側
に配置することにより、水平偏向コイルの外形形状にセ
パレータ本体を形成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、垂直偏向コイルを鞍型に形成する場合
にも広く適用することができ、さらに鞍型に形成した垂
直偏向コイルを内側に配置するセパレータを、セパレー
タ本体部とネック部とにより別体に構成してもよい。な
おこの場合、セパレータ本体部は、垂直偏向コイルの外
形形状に形成されることになる。
巻線により作成した水平偏向コイルをセパレータの内側
に配置することにより、水平偏向コイルの外形形状にセ
パレータ本体を形成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、垂直偏向コイルを鞍型に形成する場合
にも広く適用することができ、さらに鞍型に形成した垂
直偏向コイルを内側に配置するセパレータを、セパレー
タ本体部とネック部とにより別体に構成してもよい。な
おこの場合、セパレータ本体部は、垂直偏向コイルの外
形形状に形成されることになる。
【００５１】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、偏向コイ
ルの外形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部
と、偏向コイルを陰極線管のネックに保持するネック部
とを組み合わせてセパレータを形成することにより、形
状を簡略化し、また組み立て作業を簡略化することがで
きる。
ルの外形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部
と、偏向コイルを陰極線管のネックに保持するネック部
とを組み合わせてセパレータを形成することにより、形
状を簡略化し、また組み立て作業を簡略化することがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態に係る偏向ヨークに適用さ
れるセパレータを示す分解斜視図である。
れるセパレータを示す分解斜視図である。
【図２】図１のネック部の構成を示す分割斜視図であ
る。
る。
【図３】図１のセパレータの平面図である。
【図４】図３をＨ−Ｈ線により切り取って示す断面図で
ある。
ある。
１……セパレータ、２……セパレータ本体部、３……ネ
ック部、４、５……セパレータ本体部分、８、１３……
コイル、９……ボビン、１０……補正コイル保持部、１
４……端子板
ック部、４、５……セパレータ本体部分、８、１３……
コイル、９……ボビン、１０……補正コイル保持部、１
４……端子板
Claims (7)
- 【請求項１】セパレータに水平偏向コイル及び又は垂直
偏向コイルを保持する偏向ヨークにおいて、 前記水平偏向コイルの外形形状、又は前記垂直偏向コイ
ルの外形形状に沿った略漏斗形状のセパレータ本体部
と、 前記セパレータ本体部とは別体に形成されて、前記水平
偏向コイル及び垂直偏向コイルを陰極線管のネックに保
持する略円筒形状のネック部とを組み合わせて前記セパ
レータを形成したことを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項２】前記セパレータ本体部は、陰極線管の管軸
を含む仮想平面により分割された１組のボビン部を組み
合わせて形成され、 前記ネック部は、 前記１組のボビン部により挟持されて、前記セパレータ
本体部と組み合わされることを特徴とする請求項１に記
載の偏向ヨーク。 - 【請求項３】前記セパレータ本体部は、 前記ネック部の回動を制限する制限機構を有することを
特徴とする請求項１に記載の偏向ヨーク。 - 【請求項４】前記セパレータ本体部は、 前記陰極線管の管軸に沿った方向への前記ネック部の変
位を制限する制限機構を有することを特徴とする請求項
１に記載の偏向ヨーク。 - 【請求項５】前記ネック部は、 前記水平偏向コイル及び垂直偏向コイルの形成する偏向
磁界を補正する磁界補正機構を保持することを特徴とす
る請求項１に記載の偏向ヨーク。 - 【請求項６】前記ネック部は、 前記仮想平面に略垂直なつばを有し、前記つばの前記セ
パレータ本体部側面に、前記磁界補正機構を保持するこ
とを特徴とする請求項５に記載の偏向ヨーク。 - 【請求項７】前記ネック部は、 前記磁界補正機構の引き出し線を配線する端子板を保持
することを特徴とする請求項５に記載の偏向ヨーク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256311A JPH1196934A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 偏向ヨーク |
| US09/156,624 US6559587B1 (en) | 1997-09-22 | 1998-09-18 | Deflection yoke with two-piece coil separator body and neck portion with movement prevention elements |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256311A JPH1196934A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 偏向ヨーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1196934A true JPH1196934A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17290910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9256311A Pending JPH1196934A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 偏向ヨーク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6559587B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1196934A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002298758A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-11 | Samsung Electro Mech Co Ltd | 偏向ヨーク |
| KR100439508B1 (ko) * | 2002-05-08 | 2004-07-09 | 삼성전기주식회사 | 편향 요크 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR930000341Y1 (ko) * | 1990-10-24 | 1993-01-25 | 삼성전관 주식회사 | 편향 요크 |
| JP2566787Y2 (ja) * | 1991-02-12 | 1998-03-30 | ソニー株式会社 | 偏向装置 |
| US5432401A (en) * | 1992-10-05 | 1995-07-11 | Murata Mfg. Co., Ltd. | Correcting coil of deflection yoke |
| JPH0799027A (ja) * | 1993-08-05 | 1995-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 電子ビーム集束装置 |
| US5696425A (en) * | 1993-12-16 | 1997-12-09 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Method for mounting a deflection yoke and support structure therefor |
| KR960028150A (ko) * | 1994-12-23 | 1996-07-22 | 구자홍 | 티브이(tv)의 코마에러 보정장치 |
| JPH0950772A (ja) * | 1995-06-01 | 1997-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | カラーｃｒｔ |
| JP3332198B2 (ja) * | 1996-02-05 | 2002-10-07 | 日本ビクター株式会社 | 偏向ヨーク |
| JP3322384B2 (ja) * | 1996-02-29 | 2002-09-09 | 日本ビクター株式会社 | 偏向ヨーク |
| KR100193615B1 (ko) * | 1996-07-31 | 1999-06-15 | 이형도 | 편향요크용 코일 세퍼레이터 |
| JPH10172473A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-06-26 | Toshiba Corp | 偏向ヨーク装置 |
| JPH10188847A (ja) * | 1996-12-19 | 1998-07-21 | Sony Corp | 分割型コイルセパレータ |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP9256311A patent/JPH1196934A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-18 US US09/156,624 patent/US6559587B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6559587B1 (en) | 2003-05-06 |
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