JPH1196369A - 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体

Info

Publication number
JPH1196369A
JPH1196369A JP9255316A JP25531697A JPH1196369A JP H1196369 A JPH1196369 A JP H1196369A JP 9255316 A JP9255316 A JP 9255316A JP 25531697 A JP25531697 A JP 25531697A JP H1196369 A JPH1196369 A JP H1196369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
color
hue
hls
lightness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9255316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3607059B2 (ja
Inventor
Sumiyo Tanaka
寿美代 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP25531697A priority Critical patent/JP3607059B2/ja
Priority to US09/153,848 priority patent/US6140997A/en
Publication of JPH1196369A publication Critical patent/JPH1196369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3607059B2 publication Critical patent/JP3607059B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/90Determination of colour characteristics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/56Extraction of image or video features relating to colour

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 RGB色空間を人間の感覚に近い色空間に簡
単に変換して、その変換された人間の感覚に近い色空間
でデジタル画像の色の分類,色の領域判定により色特徴
を抽出できる色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法を
提供する。 【解決手段】 デジタル画像の各画素のRGB値をHL
S値に色空間変換部2により変換する。上記HLS値で
表される色空間において、緑色と黄色との間の色相方向
の領域と緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなる
ようにする一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が
拡がるように、上記HLS値のうちの色相値と明度値を
色相補正部3aと明度補正部3cにより夫々補正する。そ
して、上記補正された色相値と明度値に基づいて、色特
徴抽出部4によりデジタル画像の色特徴を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データベー
ス装置等において画像の色特徴を抽出する色特徴抽出装
置および色特徴の抽出方法およびそのプログラム媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像データベースでは、類似
画像を検索する場合、画像の色特徴を限定された色毎に
分類し、分類された色をキーとして画像に付与したり、
色特徴をそのままを画像情報に付与したりして、色とそ
の色の画像に占める割合で類似性を判定している。この
ような類似画像を検索するために用いられる色特徴抽出
装置として、各画素がRGB(赤,緑,青)値で表されたデ
ジタル画像をそのままRGB色空間で色特徴を抽出する
ものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記色特徴
抽出装置では、RGB値を直接評価して判定すると、人
間の視覚が緑領域の色差を判定しにくいため、人間の感
覚に合った色の分類や色の領域判定により色特徴を抽出
するということができないという欠点がある。
【0004】そこで、L*a*b*色空間(JIS Z
8729−(1980))という色差を等距離にする色空
間を用いることが考えられるが、L*a*b*色空間で
は、色差の精度を重視しているため変換が難しく、色の
表現方法も一般の人にはなじみが少ないという問題があ
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、RGB色空間
を人間の感覚に近い色空間に簡単に変換して、その変換
された人間の感覚に近い色空間でデジタル画像の色の分
類,色の領域判定ができる色特徴抽出装置および色特徴
の抽出方法そのプログラム媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の色特徴抽出装置は、デジタル画像の各画
素のRGB(赤,緑,青)値をHLS(色相,明度,彩度)変換
によりHLS値に変換する色空間変換部と、上記色空間
変換部により変換されたHLS値で表される色空間にお
いて、緑色と黄色との間の色相方向の領域と緑色と水色
との間の色相方向の領域が狭くなるようにする一方、赤
色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるように、上記
HLS値のうちの色相値を補正する色相補正部と、上記
色相補正部により補正された色相値に基づいて、上記デ
ジタル画像の色特徴を抽出する色特徴抽出部とを備えた
ことを特徴とする色特徴抽出装置。特徴としている。
【0007】上記請求項1の色特徴抽出装置によれば、
上記色空間変換部によりRGB値をHLS変換によって
HLS値に変換し、その変換されたHLS値で表される
色空間において、緑色と黄色との間の色相方向の領域と
緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるようにす
る一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるよ
うに、上記色相補正部によりHLS値のうちの色相値を
補正する。そうすることによって、HLS色空間におい
て、人間の視覚が色差を判定しにくい緑色の色相方向の
領域を縮小し、色差に敏感な赤色から黄色にかけての色
相方向の領域を拡大して、人間の視覚に近い色空間にす
る。このため、上記色相値が補正されたHLS色空間で
デジタル画像の色特徴を色特徴抽出部により抽出すると
き、複雑な演算をすることなく、色差を単純な差分値で
演算することが可能になる。このように、精度の高い色
空間の変換ではなく、RGB色空間からHLS色空間へ
の標準の変換と色相値の補正によって、RGB色空間を
人間の感覚に近い色空間に簡単に変換して、その変換さ
れた人間の感覚に近い色空間でデジタル画像の色の分
類,色の領域判定により色特徴を抽出できる。したがっ
て、上記デジタル画像の色特徴抽出において、色の分類
や色による領域抽出の判定方法を単純化しても、ユーザ
ーが納得する結果を得ることができる。また、RGB色
空間の各画素が色相,明度および彩度の色空間上にある
ので、ユーザーにもわかりやすい色空間になる。
【0008】また、請求項2の色特徴抽出装置は、請求
項1の色特徴抽出装置において、上記HLS値で表され
る色空間において、明度方向の高い方の領域を広くして
細分化するようにする一方、明度方向の低い方の領域を
狭くしてまとめるように、上記HLS値のうちの明度値
を補正する明度補正部を備え、上記色特徴抽出部は、上
記色相補正部により補正された色相値と上記明度補正部
により補正された明度値に基づいて、上記デジタル画像
の色特徴を抽出することを特徴としている。
【0009】上記請求項2の色特徴抽出装置によれば、
上記色空間変換部により変換されたHLS値の明度方向
の高い方の領域を広くして細分化するようにする一方、
明度方向の低い方の領域を狭くしてまとめるように、上
記HLS値のうちの明度値を上記明度補正部により補正
する。つまり、HLS空間において、人間の視覚が明る
い色の差に敏感な明度方向の高い方の領域を拡大するの
に対して、人間の視覚が暗い色の差に鈍感な明度方向の
低い方の領域を縮小するのである。したがって、上記色
相値の補正とこの明度補正部による明度値の補正とによ
って、より一層人間の感覚に近いHLS色空間にでき
る。
【0010】また、請求項3の色特徴の抽出方法は、デ
ジタル画像の各画素のRGB値をHLS変換によりHL
S値に変換するステップと、上記HLS値で表される色
空間において、緑色と黄色との間の色相方向の領域と緑
色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるようにする
一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるよう
に、上記HLS値のうちの色相値を補正するステップ
と、上記補正された色相値に基づいて、上記デジタル画
像の色特徴を抽出するステップとを備えたことを特徴と
している。
【0011】上記請求項3の色特徴の抽出方法によれ
ば、上記RGB値をHLS変換によってHLS値に変換
し、その変換されたHLS値で表される色空間におい
て、緑色と黄色との間の色相方向の領域と緑色と水色と
の間の色相方向の領域が狭くなるようにする一方、赤色
と黄色との間の色相方向の領域が拡がるように、上記H
LS値のうちの色相値を補正する。そうすることによっ
て、HLS色空間において、人間の視覚が色差を判定し
にくい緑色の色相方向の領域を縮小し、色差に敏感な赤
色から黄色にかけての色相方向の領域を拡大して、人間
の視覚に近い色空間にする。このため、上記色相値が補
正されたHLS色空間でデジタル画像の色特徴を抽出す
るとき、複雑な演算をすることなく、色差を単純な差分
値で演算することが可能になる。このように、精度の高
い色空間の変換ではなく、RGB色空間からHLS色空
間への標準の変換と色相値の補正によって、RGB色空
間を人間の感覚に近い色空間に簡単に変換して、その変
換された人間の感覚に近い色空間でデジタル画像の色の
分類,色の領域判定により色特徴を抽出できる。したが
って、上記デジタル画像の色特徴抽出において、色の分
類や色による領域抽出の判定方法を単純化しても、ユー
ザーが納得する結果を得ることができる。また、RGB
色空間の各画素が色相,明度および彩度の色空間上にあ
るので、ユーザーにもわかりやすい色空間になる。
【0012】また、請求項4の色特徴の抽出方法は、請
求項3の色特徴の抽出方法において、上記HLS値で表
される色空間において、明度方向の高い方の領域を広く
して細分化するようにする一方、明度方向の低い方の領
域を狭くしてまとめるように、上記HLS値のうちの明
度値を補正するステップを有し、上記デジタル画像の色
特徴を抽出するステップは、上記補正された色相値と明
度値に基づいて行うことを特徴としている。
【0013】上記請求項4の色特徴の抽出方法によれ
ば、上記HLS値の明度方向の高い方の領域を広くして
細分化するようにする一方、明度方向の低い方の領域を
狭くしてまとめるように、上記HLS値のうちの明度値
を補正する。つまり、HLS空間において、人間の視覚
が明るい色の差に敏感な明度方向の高い方の領域を拡大
するのに対して、人間の視覚が暗い色の差に鈍感な明度
方向の低い方の領域を縮小するのである。したがって、
上記色相値の補正とこの明度値の補正とによって、より
一層人間の感覚に近いHLS色空間にできる。
【0014】また、請求項5のプログラム記憶媒体は、
デジタル画像の各画素のRGB値をHLS変換によりH
LS値に変換するステップと、上記HLS値で表される
色空間において、緑色と黄色との間の色相方向の領域と
緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるようにす
る一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるよ
うに、上記HLS値のうちの色相値を補正するステップ
と、上記補正された色相値に基づいて、上記デジタル画
像の色特徴を抽出するステップとを有する情報処理プロ
グラムを記憶したことを特徴としている。
【0015】上記請求項5のプログラム記憶媒体によれ
ば、上記RGB値をHLS変換によってHLS値に変換
し、その変換されたHLS値で表される色空間におい
て、緑色と黄色との間の色相方向の領域と緑色と水色と
の間の色相方向の領域が狭くなるようにする一方、赤色
と黄色との間の色相方向の領域が拡がるように、上記H
LS値のうちの色相値を補正する。そうすることによっ
て、HLS色空間において、人間の視覚が色差を判定し
にくい緑色の色相方向の領域を縮小し、色差に敏感な赤
色から黄色にかけての色相方向の領域を拡大して、人間
の視覚に近い色空間にする。このため、上記色相値が補
正されたHLS色空間でデジタル画像の色特徴を抽出す
るとき、複雑な演算をすることなく、色差を単純な差分
値で演算することが可能になる。このように、精度の高
い色空間の変換ではなく、RGB色空間からHLS色空
間への標準の変換と色相値の補正によって、RGB色空
間を人間の感覚に近い色空間に簡単に変換して、その変
換された人間の感覚に近い色空間でデジタル画像の色の
分類,色の領域判定により色特徴を抽出できる。したが
って、上記デジタル画像の色特徴抽出において、色の分
類や色による領域抽出の判定方法を単純化しても、ユー
ザーが納得する結果を得ることができる。また、RGB
色空間の各画素が色相,明度および彩度の色空間上にあ
るので、ユーザーにもわかりやすい色空間になる。
【0016】また、請求項6のプログラム記憶媒体は、
請求項5のプログラム記憶媒体において、上記HLS値
で表される色空間において、明度方向の高い方の領域を
広くして細分化するようにする一方、明度方向の低い方
の領域を狭くしてまとめるように、上記HLS値のうち
の明度値を補正するステップを有し、上記デジタル画像
の色特徴を抽出するステップは、上記補正された色相値
と明度値に基づいて行う情報処理プログラムを記憶した
ことを特徴としている。
【0017】上記請求項6のプログラム記憶媒体によれ
ば、上記HLS値の明度方向の高い方の領域を広くして
細分化するようにする一方、明度方向の低い方の領域を
狭くしてまとめるように、上記HLS値のうちの明度値
を補正する。つまり、HLS空間において、人間の視覚
が明るい色の差に敏感な明度方向の高い方の領域を拡大
するのに対して、人間の視覚が暗い色の差に鈍感な明度
方向の低い方の領域を縮小するのである。したがって、
上記色相値の補正とこの明度値の補正とによって、より
一層人間の感覚に近いHLS色空間にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の色特徴抽出装置
を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0019】図1はこの発明の実施の一形態の色特徴抽
出装置の機能ブロック図であり、1は画像データや各種
指示等が入力される入力部、2はRGB値をHLS値に
変換する色空間変換部、3は上記色空間変換部2からの
HLS値で表される色空間を所定の色空間に補正する色
空間補正部、4は上記色空間補正部3により補正された
HLS値で表される画像データの色特徴を抽出する色特
徴抽出部である。上記色空間補正部3は、色相方向につ
いて緑領域が少なくなるように色相を補正する色相補正
手段3aと、明度を用いて彩度を補正する彩度補正手段
3bと、明度値の高い方の領域より広くして細分化する
ようにする一方、明度値の低い方の領域を狭くしてまと
めるように明度値を補正する明度補正手段3cとを有し
ている。
【0020】図2は図1の機能を実現するためのハード
ウェア構成を示す図である。
【0021】上記色特徴抽出装置は、図2に示すよう
に、装置全体の動作を制御する制御装置11と、画像,
文字等を表示すると共に、操作のための各種表示等を行
うCRT(カソード・レイ・チューブ)12と、各種入力
操作,指示操作等を行うためのキーボード13およびマ
ウス14と、上記制御装置11に内蔵され、データ保管
媒体であるフロッピーディスク15aの記録再生を行う
フロッピーディスクドライブ15bと、ハードディスク
装置16と、画像データあるいは画像編成により作成し
た図面等を出力するためのプリンタ17と、画像データ
を取り込むためのスキャナ18と、CD(コンパクト・
ディスク)19aの再生を行うCD−ROMドライブ19
bと、音声出力のためのスピーカ20と、音声入力のた
めのマイクロフォン21とによって構成されている。上
記CRT12,キーボード13,マウス14,ハードディ
スク装置16,プリンタ17,スキャナ18,CD−RO
Mドライブ19b,スピーカ20およびマイクロフォン2
1を制御装置11に接続している。
【0022】図2は図1の制御装置11に搭載されたC
PU(中央処理装置)25を中心としたブロック図であ
る。
【0023】上記CPU25には、たとえばインテル社
製の品番i80486DX等を用いている。そして、上
記CPU25は、装置全体を制御するプログラムが格納
されるROM(リード・オンリー・メモリー)28と、各
種データおよびプログラムが格納されるRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリー)29と、画像あるいは文字等
をCRT12に表示させる表示制御回路30と、上記キ
ーボード13からの入力を転送制御するキーボード制御
回路31と、上記マウス14からの入力を転送制御する
マウス制御回路32と、上記フロッピーディスクドライ
ブ15bを制御するフロッピーディスクドライブ制御回
路33と、上記ハードディスク装置16を制御するハー
ドディスク制御回路34と、上記プリンタ17への出力
を制御するプリンタ制御回路35と、上記スキャナ18
を制御するスキャナ制御回路36と、上記CD−ROM
ドライブ19bを制御するCD−ROMドライブ制御回
路37と、上記スピーカ20を制御するスピーカ制御回
路38と、上記マイクロフォン21を制御するマイクロ
フォン制御回路39とをデータバス26を介して接続し
ている。
【0024】また、上記CPU25に、装置全体を動作
させるために必要な基準クロックを発生するクロック2
7を接続し、さらにデータバス26を介して各種拡張ボ
ードを接続するための拡張スロット40を接続してい
る。なお、上記拡張スロット40にSCSIIボードを
接続して、フロッピーディスクドライブ15b,ハードデ
ィスク装置16,スキャナ18およびCD−ROMドラ
イブ19b等を接続してもよい。
【0025】上記色特徴抽出装置では、上記キーボード
13,マウス14,スキャナ18およびCD−ROMドラ
イブ19bで入力部1を構成すると共に、CPU25で
色空間変換部2,色空間補正部3および色特徴抽出部4
を構成している。
【0026】上記構成の色特徴抽出装置は、図4,図5
および図6のフローチャートに従って動作する。図4は
上記色特徴抽出装置のプログラムのメインルーチンを示
すフローチャートであり、図5は図4に示す色特徴抽出
処理サブルーチンのフローチャートであり、図6は図5
に示す画像の色空間変換の処理サブルーチンのフローチ
ャートである。
【0027】図4において、まず、プログラムが起動さ
れると、ステップS1において、後述する処理で必要な
フラグの初期化や初期画面表示等が行われる。
【0028】次に、ステップS2に進み、CRT12に
表示された初期画面からジョブメニューの「色特徴抽
出」が選択されたか否かを判定して、「色特徴抽出」が
選択されたと判定すると、ステップS3に進み、色特徴
抽出処理を行って、ステップS7に進む。一方、ステッ
プS2で「色特徴抽出」が選択されていないと判定する
と、ステップS4に進む。
【0029】次に、ステップS4で「その他のメニュ
ー」が選択されたか否かを判定して、「その他のメニュ
ー」が選択されたと判定すると、ステップS5に進み、
その他のメニュー処理を行って、ステップS7に進む。
一方、「その他のメニュー」が選択されていないと判定
すると、ステップS6に進む。
【0030】そして、ステップS6で「終了」が選択さ
れたか否かを判定して、「終了」が選択されたと判定す
ると、この処理を終了する。一方、ステップS6で「終
了」が選択されていないと判定すると、ステップS7に
進み、ステップS7でその他の処理を行った後、ステッ
プS2に戻る。
【0031】以下、上記ステップS3の色特徴抽出処理
について説明する。なお、その他のステップについて
は、この発明に直接関係しないので、詳細な説明は省略
する。
【0032】図4のメインルーチンにおいて色特徴抽出
処理のメニューが選択されると、図5に示す色特徴抽出
処理のサブルーチンが実行される。
【0033】図5において、ステップS11で画像の正
規化を行って、色特徴抽出処理の時間を短縮するために
デジタル画像を適切なサイズにする。
【0034】次に、ステップS12に進み、画像の色空
間変換処理を行う。
【0035】次に、ステップS13に進み、変換した各
画素の色値を利用してそのデジタル画像の色特徴を計算
する。
【0036】次に、ステップS14に進み、画像に特徴
データを付与する。すなわち、抽出した色特徴を他の処
理に利用できるようにデジタル画像の属性に付与する。
【0037】そして、この色特徴抽出処理を終了して、
図4のメインルーチンに戻る。
【0038】図6は図5のステップS12のデジタル画
像の色空間変換処理のサブルーチンのフローチャートを
示し、この色空間変換処理によってデジタル画像の各画
素の色をRGB値からHLS値に変換する。
【0039】図6において、ステップS121で画素の
数だけ変換したか否かを判定して、画素の数だけ変換し
たと判定すると、ステップS122に進む。
【0040】次に、ステップS122に進み、画素の位
置とRGB値を取り出す。
【0041】次に、ステップS123に進み、RGB値
をHLS値に変換する。
【0042】次に、ステップS124に進み、変換され
たHLS値を補正する。
【0043】そして、ステップS125に進み、画素の
位置とHLS値を保存する。すなちわ、デジタル画像の
画素の位置と変換処理したHLS値を色特徴計算(図5
のステップS13)に利用するために保存する。
【0044】一方、ステップS121で画素の数だけ変
換したと判定すると、この色空間変換処理を終了して、
図5の色特徴抽出処理に戻る。
【0045】図6のステップ123におけるRGB値か
らHLS値への変換処理について以下に説明する。
【0046】まず、デジタル画像上のRGB値を標準の
HLS変換でHLS値に変換する。図7は上記標準のH
LS変換をした場合の色相環を示している。
【0047】次に、上記変換されたHLS値(h,l,
s)をさらに人間の感覚に近づけたHLS値に補正す
る。
【0048】(1) 色相について 同色相内での一番鮮やかな色のRGB値(r,g,b)で
以下の変換を行う。つまり、上記変換されたHLS値の
うち明度値を0.5、彩度値を1.0として、色が鮮やか
になるRGB値(r,g,b)に逆変換した後、 R'=0.5r, G'=0.66g, B'=0.5b R=R'/(R'+G'+B') G=G'/(R'+G'+B') B=B'/(R'+G'+B') とする。そして、このRGB値(R,G,B)を標準のH
LS変換して、変換されたHLS値のうちの色相値のみ
を用いる。この色相の補正によって、図7に示す通常の
HLS変換をした場合の色相環よりも、図8に示すよう
に、変化の大きい赤色から黄色にかけての色相を細分化
し、また変化の小さい黄色から水色(シアン)にかけて
の色相をまとめている。
【0049】(2) 彩度について 次に、彩度値(s)を、黒,白の値が必ず1つの値に決
まるように明度(l)を利用して変換し、彩度値(S)
とする。
【0050】S=s・d ただしd=−2.0・l+2.0 (l≧0.5) d=2.0・l (l<0.5) (3) 明度について 次に、上記(2)で求めた彩度値(S)とモニタのガンマ
特性(γ)の考え方を利用して、明るさが滑らかに変化
するように変換して、明度値(L)とする。すなわち、 γ=1.2 lmn=0.5・S lmx=−0.5・S+1.0 l'=(l−lmn)/(lmx−lmn) l''=l'γ として、明度値(L)を L=l''(lmx−lmn)+lmn により求める。
【0051】図9は上記明度と彩度をとりうる色のイメ
ージを示しており、明るい方の領域を広くして細分化
し、暗い方の領域を狭くしてまとめている。また、図1
0は明度方向と彩度方向においてRGB値が存在する範
囲を示している。図10に示すように、明度値Lが0.
0から0.5までの範囲では、明度値Lに正比例して彩
度値Sが0.0から徐々に増大して1.0になり、明度値
Lが0.5から1.0までの範囲では、明度値Lに正比例
して彩度値Sが1.0から徐々に減少して0.0になる。
【0052】また、図5のステップS13の特徴量計算
について以下に説明する。なお、デジタル画像の色から
求められる色特徴としては、画像内を多く占める色か、
または画像内にある物体の色等が挙げられる。ここで
は、この2つの特徴量の抽出について説明する。
【0053】(a) 画像内を多く占める色の求め方 (i) まず、HLS色空間上を分割する。
【0054】(ii) 次に、各画素のHLS値を分類し、
それぞれの色の代表色と画像内の占有率を計算する。
【0055】(iii) 次に、占有率の大きい複数の代表色
を、この画像の色特徴として採用する。
【0056】こうして、RGB値が人間の感覚にあった
色空間に変換されたHLS値で代表色の値が示されてい
るので、ユーザーにも直感的にわかりやすい値となる。
【0057】(b) 画像内にある物体の色の求め方 (i) まず、HLS色空間上を分割する。
【0058】(ii) 次に、同じグループになったHLS
値には同じ番号を付ける。
【0059】(iii) 次に、各画素位置に対応するマトリ
ックスを作成し、各画素のHLS値から得た先の番号を
保存する(図11に示す)。
【0060】(iv) 次に、隣合う領域が同じ番号のとき
には、1つの領域に含まれるとして改めて領域毎の番号
を付け直す。
【0061】(v) 次に、各領域の平均色を求め、領域
間の最大色差からしきい値を計算する。
【0062】(vi) 次に、領域間の色差がしきい値以下
のときには同じ領域として領域をまとめる。
【0063】(vii) 次に、画像の端に多くかかる領域
は背景とみなし、物体領域候補からはずす。
【0064】(viii) 次に、画像に占める割合が小さい
領域の画像も物体領域候補からはずす。
【0065】(ix) そして、残った領域について物体
領域とみなし、それぞれの物体領域の位置や形、平均色
をこの画像の色特徴として採用する(図12に示す)。
【0066】このように、RGB値を人間の感覚にあっ
た色空間に変換しているので、各色間の色差が色相値,
明度値および彩度値の単純な差分で求めることができ、
領域の色の近さによる統合が容易にできる。
【0067】したがって、上記色特徴抽出装置では、色
空間変換部2,色空間補正部3により予めRGB値を単
純な変換式で人間の感覚に近い色空間に変換し、その変
換された人間の感覚に近い色空間で画像内の色の分類や
色の領域判定により色特徴抽出部4により色特徴を抽出
でき、人間の感覚に近い抽出結果を得ることができる。
また、RGB色空間の各画素が変換された色相,明度お
よび彩度の色空間上にあるので、ユーザーにもわかりや
すい色空間になっている。
【0068】また、上記色空間補正部3の明度補正部3
cにより明度値を補正することによって、人間の視覚が
明るい色の差に敏感な明度方向の高い方の領域を拡大す
るのに対して、人間の視覚が暗い色の差に鈍感な明度方
向の低い方の領域をまとめる。したがって、上記明度値
の補正によって、より人間の感覚に近いHLS色空間に
できる。
【0069】上記実施の形態では、デジタル画像の色か
ら求められる色特徴を計算するとき、標準変換されたH
LS値の色相値,明度値および彩度値が夫々補正された
色空間上を分割して用いたが、色相値のみが補正された
色空間上または色相値と明度値が補正された色空間上を
分割して用いてもよい。また、標準変換されたHLS値
のうちの補正された色相値のみに基づいて、または、上
記HLS値のうちの補正された色相値と明度値のみに基
づいて、デジタル画像の色特徴を抽出してもよい。
【0070】また、上記実施の形態では、画像データ保
管媒体としてフロッピーディスク15aおよびハードデ
ィスク装置16で構成しているが、光磁気ディスク装置
等の他の情報記憶装置であってもよい。また、上記入力
部1としては、スキャナ18,CD−ROMドライブ1
9bを用いているが、スチルビデオカメラやデジタルカ
メラ等の他の入力装置を用いてもよい。また、出力装置
としてプリンタ17を用いているが、デジタル複写機等
の他の出力装置を用いてもよい。
【0071】また、上記実施の形態では、制御装置11
全体を制御するプログラムがROM28に記憶されてい
る色特徴抽出装置について説明しているが、この発明に
よるプログラムの一部または全部をフロッピーディスク
等のプログラム記憶媒体に保管して、必要に応じて上記
プログラムをパーソナルコンピュータ等の装置に読み込
んで、実行させてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の色特徴抽出装置は、デジタル画像の各画素のRGB
値をHLS変換によりHLS値に色空間変換部により変
換し、上記色空間変換部により変換されたHLS値で表
される色空間において、緑色と黄色との間の色相方向の
領域と緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるよ
うにする一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡
がるように、上記HLS値のうちの色相値を色相補正部
により補正して、上記色相補正部により補正された色相
値に基づいて、上記デジタル画像の色特徴を抽出するも
のである。
【0073】したがって、請求項1の発明の色特徴抽出
装置によれば、RGB空間からHLS変換されたHLS
空間において、人間の視覚が色差を判定しにくい緑色の
色相方向の領域を縮小し、色差に敏感な赤色から黄色に
かけての色相方向の領域を拡大して、人間の視覚に近い
色空間にするため、上記色相値が補正されたHLS色空
間でデジタル画像の色特徴を色特徴抽出部により抽出す
るとき、複雑な演算をすることなく、色差を単純な差分
値で演算でき、デジタル画像の色の分類,色の領域判定
を行うことができる。したがって、上記デジタル画像の
色特徴抽出において、色の分類や色による領域抽出の判
定方法を単純化しても、ユーザーが納得する結果を得る
ことができ、RGB色空間の各画素が色相,明度および
彩度の色空間上にあるので、ユーザーにもわかりやすい
色空間になる。
【0074】また、請求項2の発明の色特徴抽出装置
は、請求項1の色特徴抽出装置において、上記HLS値
で表される色空間において、明度方向の高い方の領域を
広げて細分化するようにする一方、明度方向の低い方の
領域を狭くしてまとめるように、明度補正部により上記
HLS値のうちの明度値を補正して、上記色相補正部に
より補正された色相値と明度補正部により補正された明
度値に基づいて、上記色特徴抽出部により上記デジタル
画像の色特徴を抽出するので、人間の視覚が明るい色の
差に敏感な明度方向の高い方の領域を拡大するのに対し
て、人間の視覚が暗い色の差に鈍感な明度方向の低い方
の領域を縮小する明度値の補正と上記色相値の補正とが
相俟って、より人間の感覚に近いHLS色空間にするこ
とができる。
【0075】また、請求項3の発明の色特徴の抽出方法
は、デジタル画像の各画素のRGB値をHLS変換によ
りHLS値に変換し、上記HLS値で表される色空間に
おいて、緑色と黄色との間の色相方向の領域と緑色と水
色との間の色相方向の領域が狭くなるようにする一方、
赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるように、上
記HLS値のうちの色相値を補正して、上記補正された
色相値に基づいて、上記デジタル画像の色特徴を抽出す
るものである。
【0076】したがって、請求項3の発明の色特徴の抽
出方法によれば、上記RGB色空間が変換されたHLS
色空間において、人間の視覚が色差を判定しにくい緑色
の色相方向の領域を縮小し、色差に敏感な赤色から黄色
にかけての色相方向の領域を拡大して、人間の視覚に近
い色空間にするため、上記色相値が補正されたHLS色
空間でデジタル画像の色特徴を抽出するとき、複雑な演
算をすることなく、色差を単純な差分値で演算でき、デ
ジタル画像の色の分類,色の領域判定を行うことができ
る。したがって、上記デジタル画像の色特徴抽出におい
て、色の分類や色による領域抽出の判定方法を単純化し
ても、ユーザーが納得する結果を得ることができ、RG
B色空間の各画素が色相,明度および彩度の色空間上に
あるので、ユーザーにもわかりやすい色空間になる。
【0077】また、請求項4の発明の色特徴の抽出方法
は、請求項3の色特徴の抽出方法において、上記HLS
値で表される色空間において、明度方向の高い方の領域
を広くして細分化するようにする一方、明度方向の低い
方の領域を狭くしてまとめるように、上記HLS値のう
ちの明度値を補正して、上記補正された色相値と明度値
に基づいて、上記デジタル画像の色特徴を抽出するの
で、人間の視覚が明るい色の差に敏感な明度方向の高い
方の領域を拡大するのに対して、人間の視覚が暗い色の
差に鈍感な明度方向の低い方の領域を縮小する明度値の
補正と上記色相値の補正とが相俟って、より人間の感覚
に近いHLS色空間にすることができる。
【0078】また、請求項5の発明のプログラム記憶媒
体は、デジタル画像の各画素のRGB値をHLS変換に
よりHLS値に変換するステップと、上記HLS値で表
される色空間において、緑色と黄色との間の色相方向の
領域と緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるよ
うにする一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡
がるように、上記HLS値のうちの色相値を補正するス
テップと、上記補正された色相値に基づいて、上記デジ
タル画像の色特徴を抽出するステップとを有する情報処
理プログラムを記憶したものである。
【0079】したがって、請求項5の発明のプログラム
記憶媒体によれば、上記RGB色空間が変換されたHL
S色空間において、人間の視覚が色差を判定しにくい緑
色の色相方向の領域を縮小し、色差に敏感な赤色から黄
色にかけての色相方向の領域を拡大して、人間の視覚に
近い色空間にするため、上記色相値が補正されたHLS
色空間でデジタル画像の色特徴を抽出するとき、複雑な
演算をすることなく、色差を単純な差分値で演算でき、
デジタル画像の色の分類,色の領域判定を行うことがで
きる。したがって、上記デジタル画像の色特徴抽出にお
いて、色の分類や色による領域抽出の判定方法を単純化
しても、ユーザーが納得する結果を得ることができ、R
GB色空間の各画素が色相,明度および彩度の色空間上
にあるので、ユーザーにもわかりやすい色空間になる。
【0080】また、請求項6の発明のプログラム記憶媒
体は、請求項4のプログラム記憶媒体において、上記H
LS値で表される色空間において、明度方向の高い方の
領域を広くして細分化するようにする一方、明度方向の
低い方の領域を狭くしてまとめるように、上記HLS値
のうちの明度値を補正して、上記補正された色相値と明
度値に基づいて、上記デジタル画像の色特徴を抽出する
ので、人間の視覚が明るい色の差に敏感な明度方向の高
い方の領域を拡大するのに対して、人間の視覚が暗い色
の差に鈍感な明度方向の低い方の領域を縮小する明度値
の補正と上記色相値の補正とが相俟って、より人間の感
覚に近いHLS色空間にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の色特徴抽出
装置の機能ブロック図である。
【図2】 図2は図1の機能を実現するハードウェア構
成を示す図である。
【図3】 図3は図2に示す制御装置に搭載されたCP
Uを中心としたブロック図である。
【図4】 図4は図3のCPUの基本処理動作を説明す
るフローチャートである。
【図5】 図5は図4の色特徴抽出処理サブルーチンの
フローチャートである。
【図6】 図6は図5の画像の色空間変換処理サブルー
チンのフローチャートである。
【図7】 図7は通常の変換をした場合の色相環を示す
図である。
【図8】 図8は人間の感覚に合わせた変換をした場合
の色相環を示す図である。
【図9】 図9は変換後の色空間で明度方向と彩度方向
においてRGB値が存在する範囲を示す図である。
【図10】 変換後の色空間で明度値と彩度値の関係を
示す図である。
【図11】 図11は各画素の色毎に番号をつけた例を
示す図である。
【図12】 図12は図11において領域判定をして物
体領域を選び出した結果を示す図である。
【符号の説明】
1…入力部、2…色空間変換部、3…色空間補正部、3
a…色相補正部、3b…彩度補正部、3c…明度補正部、
4…色特徴抽出部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像の各画素のRGB値をHL
    S変換によりHLS値に変換する色空間変換部と、 上記色空間変換部により変換されたHLS値で表される
    色空間において、緑色と黄色との間の色相方向の領域と
    緑色と水色との間の色相方向の領域が狭くなるようにす
    る一方、赤色と黄色との間の色相方向の領域が拡がるよ
    うに、上記HLS値のうちの色相値を補正する色相補正
    部と、 上記色相補正部により補正された色相値に基づいて、上
    記デジタル画像の色特徴を抽出する色特徴抽出部とを備
    えたことを特徴とする色特徴抽出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の色特徴抽出装置におい
    て、 上記HLS値で表される色空間において、明度方向の高
    い方の領域を広くして細分化するようにする一方、明度
    方向の低い方の領域を狭くしてまとめるように、上記H
    LS値のうちの明度値を補正する明度補正部を備え、 上記色特徴抽出部は、上記色相補正部により補正された
    色相値と上記明度補正部により補正された明度値に基づ
    いて、上記デジタル画像の色特徴を抽出することを特徴
    とする色特徴抽出装置。
  3. 【請求項3】 デジタル画像の各画素のRGB値をHL
    S変換によりHLS値に変換するステップと、 上記HLS値で表される色空間において、緑色と黄色と
    の間の色相方向の領域と緑色と水色との間の色相方向の
    領域が狭くなるようにする一方、赤色と黄色との間の色
    相方向の領域が拡がるように、上記HLS値のうちの色
    相値を補正するステップと、 上記補正された色相値に基づいて、上記デジタル画像の
    色特徴を抽出するステップとを備えたことを特徴とする
    色特徴の抽出方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の色特徴の抽出方法にお
    いて、 上記HLS値で表される色空間において、明度方向の高
    い方の領域を広くして細分化するようにする一方、明度
    方向の低い方の領域を狭くしてまとめるように、上記H
    LS値のうちの明度値を補正するステップを有し、 上記デジタル画像の色特徴を抽出するステップは、上記
    補正された色相値と明度値に基づいて行うことを特徴と
    する色特徴の抽出方法。
  5. 【請求項5】 デジタル画像の各画素のRGB値をHL
    S変換によりHLS値に変換するステップと、 上記HLS値で表される色空間において、緑色と黄色と
    の間の色相方向の領域と緑色と水色との間の色相方向の
    領域が狭くなるようにする一方、赤色と黄色との間の色
    相方向の領域が拡がるように、上記HLS値のうちの色
    相値を補正するステップと、 上記補正された色相値に基づいて、上記デジタル画像の
    色特徴を抽出するステップとを有する情報処理プログラ
    ムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプログラム記憶媒体に
    おいて、 上記HLS値で表される色空間において、明度方向の高
    い方の領域を広くして細分化するようにする一方、明度
    方向の低い方の領域を狭くしてまとめるように、上記H
    LS値のうちの明度値を補正するステップを有し、 上記デジタル画像の色特徴を抽出するステップは、上記
    補正された色相値と明度値に基づいて行う情報処理プロ
    グラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒
    体。
JP25531697A 1997-09-19 1997-09-19 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体 Expired - Fee Related JP3607059B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25531697A JP3607059B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体
US09/153,848 US6140997A (en) 1997-09-19 1998-09-16 Color feature extracting apparatus and method therefor capable of easily transforming a RGB color space into a color space close to human sense

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25531697A JP3607059B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1196369A true JPH1196369A (ja) 1999-04-09
JP3607059B2 JP3607059B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=17277097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25531697A Expired - Fee Related JP3607059B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6140997A (ja)
JP (1) JP3607059B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438159B1 (ko) * 2002-03-13 2004-07-01 삼성전자주식회사 색대역의 효율적인 저장과 이를 이용한 색신호 처리장치및 방법
KR100463831B1 (ko) * 2001-11-23 2004-12-29 한국전자통신연구원 인간 시각 특성을 이용한 최적화 화질 추출장치 및 방법
JP2005309914A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2008234124A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujifilm Corp 代表色抽出方法、および代表色抽出装置
WO2008152870A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha 色判別装置
JP2010182330A (ja) * 2010-04-05 2010-08-19 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2010186485A (ja) * 2010-04-05 2010-08-26 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2010218560A (ja) * 2010-04-05 2010-09-30 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2013106173A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置
CN110570362A (zh) * 2019-08-02 2019-12-13 佛山科学技术学院 一种虹膜血管成像方法及装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002514762A (ja) * 1998-05-09 2002-05-21 アイコニシス,インコーポレーテッド コンピュータによって制御された、胎児細胞を含む希少細胞に基づく診断のための方法および装置
US20090111101A1 (en) * 1998-05-09 2009-04-30 Ikonisys, Inc. Automated Cancer Diagnostic Methods Using FISH
US20080241848A1 (en) * 1998-05-09 2008-10-02 Ikonisys, Inc. Methods for prenatal diagnosis of aneuploidy
US7901887B2 (en) * 1998-05-09 2011-03-08 Ikonisys, Inc. Automated cancer diagnostic methods using fish
US6233007B1 (en) * 1998-06-22 2001-05-15 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for tracking position of a ball in real time
TW454424B (en) * 1999-11-24 2001-09-11 Umax Data Systems Inc Digital image reader with Rule-base color adjusting function
CN1489744A (zh) * 2000-12-29 2004-04-14 NIK��ý�幫˾ 数字偏振滤波器
CA2469850A1 (en) * 2001-06-04 2002-12-12 Ikonisys Inc. Automated image analysis for detecting microalgae and other organisms in the environment
US7190487B2 (en) * 2001-09-25 2007-03-13 Sharp Laboratories Of America, Inc. Color conversion with hue straightening using multiple look-up tables and interpolation
JP3898075B2 (ja) * 2002-03-18 2007-03-28 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体
FR2844898B1 (fr) * 2002-09-20 2005-03-11 Thales Sa Procede de traitement d'image couleur pour supprimer les ombres et les reflets.
KR100507780B1 (ko) * 2002-12-20 2005-08-17 한국전자통신연구원 고속 마커프리 모션 캡쳐 장치 및 방법
CN100369065C (zh) * 2005-11-24 2008-02-13 北京金山软件有限公司 一种动态变换图像颜色的方法
JP2007206920A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Sony Corp 画像処理装置および方法、検索装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
TW200803533A (en) * 2006-06-23 2008-01-01 Realtek Semiconductor Corp Color adjusting device and the method thereof
JP4609674B2 (ja) * 2007-08-09 2011-01-12 セイコーエプソン株式会社 画像処理システム、表示装置、プログラムおよび情報記憶媒体
US9218673B2 (en) 2012-10-11 2015-12-22 Nike, Inc. Method and system for manipulating camera light spectrum for sample article false color rendering

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251147A (ja) * 1993-02-23 1994-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像特徴処理方法
JPH07203231A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Canon Inc カラー画像処理装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157681A (ja) * 1984-01-27 1985-08-17 Hitachi Ltd 画像図形の凹凸検出方法
US5204948A (en) * 1989-09-08 1993-04-20 Advantest Corporation Method and apparatus for evaluating color image signals
JPH0528266A (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 Nec Corp テクスチヤ解析方法及び装置
US5307182A (en) * 1991-12-30 1994-04-26 Xerox Corporation Methods and apparatus for multigeneration color image processing
JPH05274372A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Mitsubishi Electric Corp 画像の特徴色自動付加装置
US5528261A (en) * 1992-06-09 1996-06-18 Apple Computer, Inc. Operating system software architecture and methods for supporting color processing
EP0608053B1 (en) * 1993-01-11 1999-12-01 Canon Kabushiki Kaisha Colour display system
EP0611231B1 (en) * 1993-02-12 1999-09-29 Eastman Kodak Company Method for cross-device color calibration and enhancement using explicit constraints
JP3545007B2 (ja) * 1993-03-17 2004-07-21 新日鉄ソリューションズ株式会社 データベース検索システム
US5489921A (en) * 1993-04-08 1996-02-06 Linotype-Hell Ag Method for generating uniform color area definitions with addition and removal operators
JPH06295318A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Omron Corp キーワード付与方法及びその装置
US5909220A (en) * 1993-05-10 1999-06-01 Sandow; Robin Interactive computerized image coloring systems and methods for processing combinations of color with automated subroutines and color standardization for diverse color systems
JPH07271949A (ja) * 1994-03-29 1995-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像編集装置及び電子ファイリング装置
JPH0816789A (ja) * 1994-07-05 1996-01-19 Kajima Corp 景観の色彩判定方法
DE19506595C1 (de) * 1995-02-24 1996-02-01 Schneider Rundfunkwerke Ag Verfahren zur Farbtransformation und ein Farbvideosystem
DE69601592T2 (de) * 1995-05-03 1999-09-16 Agfa-Gevaert N.V., Mortsel Farbtonbereiche angewandte selektive Farbkorrektur
JPH08329096A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Minolta Co Ltd 画像データ検索装置
US6011595A (en) * 1997-09-19 2000-01-04 Eastman Kodak Company Method for segmenting a digital image into a foreground region and a key color region

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251147A (ja) * 1993-02-23 1994-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像特徴処理方法
JPH07203231A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Canon Inc カラー画像処理装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100463831B1 (ko) * 2001-11-23 2004-12-29 한국전자통신연구원 인간 시각 특성을 이용한 최적화 화질 추출장치 및 방법
KR100438159B1 (ko) * 2002-03-13 2004-07-01 삼성전자주식회사 색대역의 효율적인 저장과 이를 이용한 색신호 처리장치및 방법
JP2005309914A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP4513394B2 (ja) * 2004-04-23 2010-07-28 オムロン株式会社 カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2008234124A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujifilm Corp 代表色抽出方法、および代表色抽出装置
WO2008152870A1 (ja) * 2007-06-14 2008-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha 色判別装置
JP2010182330A (ja) * 2010-04-05 2010-08-19 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2010186485A (ja) * 2010-04-05 2010-08-26 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2010218560A (ja) * 2010-04-05 2010-09-30 Omron Corp カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP4670993B2 (ja) * 2010-04-05 2011-04-13 オムロン株式会社 カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP4670995B2 (ja) * 2010-04-05 2011-04-13 オムロン株式会社 カラー画像の処理方法および画像処理装置
JP2013106173A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置
CN110570362A (zh) * 2019-08-02 2019-12-13 佛山科学技术学院 一种虹膜血管成像方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6140997A (en) 2000-10-31
JP3607059B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1196369A (ja) 色特徴抽出装置および色特徴の抽出方法およびプログラム記憶媒体
US8666156B2 (en) Image-based backgrounds for images
US7519219B2 (en) Method and program for correcting facial image and recording medium
US8274580B2 (en) Signal processing device, signal processing program and electronic camera
US20090027732A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer program
JP2003110868A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、記憶媒体及びプログラム
JPH10145582A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2002016818A (ja) 色補正方法および装置並びに記録媒体
US6906826B1 (en) Medium on which image modifying program is recorded, image modifying apparatus and method
CN107113411A (zh) 一种基于元数据的图像显示方法和设备及其记录介质
JP4208384B2 (ja) 画像変換方法および装置、ならびに画像変換プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JPH1166301A (ja) カラー画像分類方法及び装置及びこの方法を記録した記録媒体
JP2001175843A (ja) 画像処理方法、装置および記憶媒体
US20100266199A1 (en) Color-image representative color decision apparatus and method of controlling operation thereof
WO2009093294A1 (ja) 画像信号処理装置及び画像信号処理プログラム
JP2001189862A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP3708476B2 (ja) 合成色空間を使用した色域マッピング・システムおよび方法
JP2005159850A (ja) 画像と文字列の合成
JP2000013616A (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JP3452212B2 (ja) 減色処理を行なうカラー画像処理装置
JP2001144973A (ja) フィルムスキャナおよびカラーマッチングプログラムを記録した記録媒体
KR102160247B1 (ko) 전자 장치 및 이의 제어 방법
JP2001045303A (ja) 画像2値化方法
JP3817371B2 (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JP2005045769A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040616

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees