JPH10145582A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents
画像処理方法及び装置Info
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- JPH10145582A JPH10145582A JP8292551A JP29255196A JPH10145582A JP H10145582 A JPH10145582 A JP H10145582A JP 8292551 A JP8292551 A JP 8292551A JP 29255196 A JP29255196 A JP 29255196A JP H10145582 A JPH10145582 A JP H10145582A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6011—Colour correction or control with simulation on a subsidiary picture reproducer
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0489—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
- G06F3/04897—Special input arrangements or commands for improving display capability
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6097—Colour correction or control depending on the characteristics of the output medium, e.g. glossy paper, matt paper, transparency or fabrics
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2310/00—Command of the display device
- G09G2310/02—Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
- G09G2310/0232—Special driving of display border areas
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- Signal Processing (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Image Processing (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】プレビュー画像に対して背景を表示するととも
に、その背景色の設定を可能とし、プレビュー画像の色
味と原稿の色味を高度に一致させることを可能とする。 【解決手段】表示装置上には、画像111と、画像11
1の四辺に、左右20ドット、上下15ドットの幅の余
白領域112とを形成する。画像111には、画像デー
タに基づく画像が表示される。また、余白領域112に
は背景色が表示される。余白領域112に表示する背景
色は、例えばRGB値を所望の値に設定することによ
り、所望の色を設定することが可能である。また、背景
色として、その色温度を所望の照明光下におかれた白紙
の色温度に概略一致させるようにしてもよい。
に、その背景色の設定を可能とし、プレビュー画像の色
味と原稿の色味を高度に一致させることを可能とする。 【解決手段】表示装置上には、画像111と、画像11
1の四辺に、左右20ドット、上下15ドットの幅の余
白領域112とを形成する。画像111には、画像デー
タに基づく画像が表示される。また、余白領域112に
は背景色が表示される。余白領域112に表示する背景
色は、例えばRGB値を所望の値に設定することによ
り、所望の色を設定することが可能である。また、背景
色として、その色温度を所望の照明光下におかれた白紙
の色温度に概略一致させるようにしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視画像を表示す
る画像処理方法及び装置に関するものである。
る画像処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像を表示装置に表示で
きる画像処理装置が増えてきている。例えば、プレビュ
ー機能を有する複写機や、スキャナを有するパーソナル
コンピュータシステムが提案されている。この種の装置
においては、ハードコピー出力する直前のカラー画像イ
メージを表示装置にプレビュー表示することができる。
きる画像処理装置が増えてきている。例えば、プレビュ
ー機能を有する複写機や、スキャナを有するパーソナル
コンピュータシステムが提案されている。この種の装置
においては、ハードコピー出力する直前のカラー画像イ
メージを表示装置にプレビュー表示することができる。
【0003】なお、プレビュー画像の色味を原稿の色味
に一致させるためには、モニタ特性(ガンマ特性、発色
特性、色温度)を知る必要がある。また、照明光が変わ
ると知覚される色が変化する(色順応)という視覚特性
の問題があるため、照明光の種類を知る必要がある。こ
のため、モニタの色温度、モニタの種類、照明に用いる
蛍光灯等の種類、及び画像の濃度(モニタのガンマ値)
を操作部から選択できるようになっており、これによっ
て、モニタに表示されたプレビュー画像の色味が原稿の
色味に最も近くなるように調整できるようになってい
る。
に一致させるためには、モニタ特性(ガンマ特性、発色
特性、色温度)を知る必要がある。また、照明光が変わ
ると知覚される色が変化する(色順応)という視覚特性
の問題があるため、照明光の種類を知る必要がある。こ
のため、モニタの色温度、モニタの種類、照明に用いる
蛍光灯等の種類、及び画像の濃度(モニタのガンマ値)
を操作部から選択できるようになっており、これによっ
て、モニタに表示されたプレビュー画像の色味が原稿の
色味に最も近くなるように調整できるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】人間の視覚は背景色の
影響を強く受けるため、2つの同じ色表を異なる背景色
の上に置いて見ると、両者は別な色として認識されるこ
とが広く知られている。しかしながら、上記従来例で
は、こういった背景色に関する人間の視覚特性が考慮さ
れておらず、単にプレビュー画像を表示装置の表示可能
範囲いっぱいに表示していた。そのため、プレビュー画
像の色味と原稿の色味を完全に一致させることは困難と
なっている。例えばスキャナから読み込んだ原稿の下地
の白色を色順応予測式を用いて表示しようとすると、原
稿の下地が黄色味を帯びて見えるといった問題があっ
た。
影響を強く受けるため、2つの同じ色表を異なる背景色
の上に置いて見ると、両者は別な色として認識されるこ
とが広く知られている。しかしながら、上記従来例で
は、こういった背景色に関する人間の視覚特性が考慮さ
れておらず、単にプレビュー画像を表示装置の表示可能
範囲いっぱいに表示していた。そのため、プレビュー画
像の色味と原稿の色味を完全に一致させることは困難と
なっている。例えばスキャナから読み込んだ原稿の下地
の白色を色順応予測式を用いて表示しようとすると、原
稿の下地が黄色味を帯びて見えるといった問題があっ
た。
【0005】また、マスキング処理や、下色除去処理に
おける演算は一般に非線形であり、4行8列のマスキン
グ・UCR行列を用いて例えば次式のように表される。
おける演算は一般に非線形であり、4行8列のマスキン
グ・UCR行列を用いて例えば次式のように表される。
【0006】
【数1】
【0007】プレビュー画像の表示を行う場合は、この
ような非線形演算の逆演算(逆マスキング処理)を行わ
なければならない。このような非線形演算の場合、その
逆変換を解析的に求めることは一般に不可能である。し
かも、マスキング処理におけるマスキング・UCR行列
が持つ二次の非線形項に加えて、データが0以上255
以下に限定されているため生じるオーバーフローやアン
ダーフローによって高次の非線形項が発生しており、逆
変換を求めることを一層困難にしている。そのため、従
来は、この逆マスキング処理の演算係数を求めるのに、
マスキング処理及び下色除去処理において実際に使用す
るマスキング・UCR行列とは別に、4行4列のマスキ
ング・UCR行列を求めて、その逆行列を計算してい
た。
ような非線形演算の逆演算(逆マスキング処理)を行わ
なければならない。このような非線形演算の場合、その
逆変換を解析的に求めることは一般に不可能である。し
かも、マスキング処理におけるマスキング・UCR行列
が持つ二次の非線形項に加えて、データが0以上255
以下に限定されているため生じるオーバーフローやアン
ダーフローによって高次の非線形項が発生しており、逆
変換を求めることを一層困難にしている。そのため、従
来は、この逆マスキング処理の演算係数を求めるのに、
マスキング処理及び下色除去処理において実際に使用す
るマスキング・UCR行列とは別に、4行4列のマスキ
ング・UCR行列を求めて、その逆行列を計算してい
た。
【0008】しかしながら、4行4列のマスキング・U
CR行列は4行8列のマスキング・UCR行列に比べて
変換誤差(色差)が大きく、4行4列のマスキング・U
CR行列を用いて逆マスキング行列を求める上記従来例
では、表示される色の種類によってはプレビュー画像の
色味が原稿の色味と異なって見えるという問題があっ
た。
CR行列は4行8列のマスキング・UCR行列に比べて
変換誤差(色差)が大きく、4行4列のマスキング・U
CR行列を用いて逆マスキング行列を求める上記従来例
では、表示される色の種類によってはプレビュー画像の
色味が原稿の色味と異なって見えるという問題があっ
た。
【0009】さらに、一般に表示装置は、入力輝度と出
力輝度との関係が非線形となるガンマ特性を有する。こ
の非線形性を補正するためにガンマ補正が施されるが、
表示装置の非直線性が強い場合、ガンマ補正後のデータ
が離散化して画像の階調性が失われ、擬似輪郭が発生し
やすくなるという問題があった。
力輝度との関係が非線形となるガンマ特性を有する。こ
の非線形性を補正するためにガンマ補正が施されるが、
表示装置の非直線性が強い場合、ガンマ補正後のデータ
が離散化して画像の階調性が失われ、擬似輪郭が発生し
やすくなるという問題があった。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、表示画像に対して背景を表示するとともに、その
背景色の設定を可能とし、表示画像の色味を良好にする
ことを可能とする画像処理方法及び装置を提供すること
を目的とする。
あり、表示画像に対して背景を表示するとともに、その
背景色の設定を可能とし、表示画像の色味を良好にする
ことを可能とする画像処理方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0011】また、本発明の目的は、逆マスキング処理
の変換誤差を縮小して、プレビュー画像の色再現性を向
上させる画像処理方法及び装置を提供することにある。
の変換誤差を縮小して、プレビュー画像の色再現性を向
上させる画像処理方法及び装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の目的は、ガンマ補正による
データの離散化を防止することを可能とし、画像の劣化
を防止する画像処理方法及び装置を提供することにあ
る。
データの離散化を防止することを可能とし、画像の劣化
を防止する画像処理方法及び装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すな
わち、入力画像データに基づき表示画像を示す画像デー
タを生成する画像処理装置であって、表示画像にかかる
表示条件及び照明光に関する情報を入力する入力手段
と、前記入力主だんで入力された前記表示条件及び照明
光に関する情報に基づき背景色を自動的に設定する設定
手段と、前記表示画像の背景として前記設定手段で設定
された前記背景色を表示する表示手段とを備える。
めの本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すな
わち、入力画像データに基づき表示画像を示す画像デー
タを生成する画像処理装置であって、表示画像にかかる
表示条件及び照明光に関する情報を入力する入力手段
と、前記入力主だんで入力された前記表示条件及び照明
光に関する情報に基づき背景色を自動的に設定する設定
手段と、前記表示画像の背景として前記設定手段で設定
された前記背景色を表示する表示手段とを備える。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成の画像処理装置は、マスキング処理を施された濃度
データに基づいて表示する画像処理装置であって、複数
のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃度デ
ータと、該マスキング処理および所定の逆マスキング処
理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする該逆
マスキング処理の演算係数を格納する格納手段と、入力
された濃度データについて前記格納手段に格納された演
算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキング処
理手段と、前記逆マスキング処理を施された濃度データ
を輝度データに変換する変換手段と、前記変換手段で得
られた輝度データに基づいて可視像を表示する表示手段
とを備える。
構成の画像処理装置は、マスキング処理を施された濃度
データに基づいて表示する画像処理装置であって、複数
のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃度デ
ータと、該マスキング処理および所定の逆マスキング処
理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする該逆
マスキング処理の演算係数を格納する格納手段と、入力
された濃度データについて前記格納手段に格納された演
算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキング処
理手段と、前記逆マスキング処理を施された濃度データ
を輝度データに変換する変換手段と、前記変換手段で得
られた輝度データに基づいて可視像を表示する表示手段
とを備える。
【0015】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の構成の画像処理装置は、画像データを表示装置上
に表示するための画像処理装置であって、前記表示装置
の入力値と出力輝度の非直線性を示すガンマ特性に基づ
いて前記画像データを補正する補正手段と、ノイズ成分
データを生成し、該ノイズ成分データを前記補正手段で
補正された画像データに重畳する重畳手段とを備える。
の他の構成の画像処理装置は、画像データを表示装置上
に表示するための画像処理装置であって、前記表示装置
の入力値と出力輝度の非直線性を示すガンマ特性に基づ
いて前記画像データを補正する補正手段と、ノイズ成分
データを生成し、該ノイズ成分データを前記補正手段で
補正された画像データに重畳する重畳手段とを備える。
【0016】また、上記の目的を達成する本発明の画像
処理方法は、入力画像データに基づき表示画像を示す画
像データを生成する画像処理方法であって、表示画像に
かかる表示条件及び照明光に関する情報を入力し、前記
表示条件及び照明光に関する情報に基づき背景色を自動
的に設定し、前記表示画像の背景として前記背景色が表
示されるようにする。
処理方法は、入力画像データに基づき表示画像を示す画
像データを生成する画像処理方法であって、表示画像に
かかる表示条件及び照明光に関する情報を入力し、前記
表示条件及び照明光に関する情報に基づき背景色を自動
的に設定し、前記表示画像の背景として前記背景色が表
示されるようにする。
【0017】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成の画像処理方法は、マスキング処理を施された濃度
データに基づいて表示する画像処理方法であって、複数
のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃度デ
ータと、該マスキング処理および所定の逆マスキング処
理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする該逆
マスキング処理の演算係数を格納する格納工程と、入力
された濃度データについて前記格納工程に格納された演
算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキング処
理工程と、前記逆マスキング処理を施された濃度データ
を輝度データに変換する変換工程と、前記変換工程で得
られた輝度データに基づいて可視像を表示する表示工程
とを備える。
構成の画像処理方法は、マスキング処理を施された濃度
データに基づいて表示する画像処理方法であって、複数
のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃度デ
ータと、該マスキング処理および所定の逆マスキング処
理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする該逆
マスキング処理の演算係数を格納する格納工程と、入力
された濃度データについて前記格納工程に格納された演
算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキング処
理工程と、前記逆マスキング処理を施された濃度データ
を輝度データに変換する変換工程と、前記変換工程で得
られた輝度データに基づいて可視像を表示する表示工程
とを備える。
【0018】また、上記の目的を達成するための他の構
成の画像処理方法は、画像データを表示装置上に表示す
るための画像処理方法であって、前記表示装置の入力値
と出力輝度の非直線性を示すガンマ特性に基づいて前記
画像データを補正する補正工程と、ノイズ成分データを
生成し、該ノイズ成分データを前記補正工程で補正され
た画像データに重畳する重畳工程とを備える。
成の画像処理方法は、画像データを表示装置上に表示す
るための画像処理方法であって、前記表示装置の入力値
と出力輝度の非直線性を示すガンマ特性に基づいて前記
画像データを補正する補正工程と、ノイズ成分データを
生成し、該ノイズ成分データを前記補正工程で補正され
た画像データに重畳する重畳工程とを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
明の好適な実施形態を説明する。
【0020】[第1の実施形態]図15は第1の実施形
態における画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、1101〜1105のブロックがフ
ルカラー複写機を構成し、1106〜1110がプレビ
ュー機能を構成し、106〜109のブロックが制御部
を構成している。
態における画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、1101〜1105のブロックがフ
ルカラー複写機を構成し、1106〜1110がプレビ
ュー機能を構成し、106〜109のブロックが制御部
を構成している。
【0021】1101はスキャナ部であり、不図示の反
射原稿を画素毎にデジタル的に読み取り、RGB信号を
得る。1102はRGB(レッド、グリーン、ブルー)
輝度信号をCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)濃度
信号に変換する対数変換回路、1103はプリンタの特
性に色を合わせるマスキング・UCR(Under ColorRem
oval:下色除去)回路、1104はトリミング、ペイン
ト、変倍等種々の画像編集を行う画像編集回路である。
1105はプリンタであり、レーザ露光方式またはイン
クジェット方式により、CMYK(Kはブラック)のト
ナーまたはインクの濃度を制御してフルカラー画像をハ
ードコピー出力する。
射原稿を画素毎にデジタル的に読み取り、RGB信号を
得る。1102はRGB(レッド、グリーン、ブルー)
輝度信号をCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)濃度
信号に変換する対数変換回路、1103はプリンタの特
性に色を合わせるマスキング・UCR(Under ColorRem
oval:下色除去)回路、1104はトリミング、ペイン
ト、変倍等種々の画像編集を行う画像編集回路である。
1105はプリンタであり、レーザ露光方式またはイン
クジェット方式により、CMYK(Kはブラック)のト
ナーまたはインクの濃度を制御してフルカラー画像をハ
ードコピー出力する。
【0022】1106は逆マスキング回路であり、マス
キング・UCR回路1103の逆変換を実現する。11
07は逆対数変換回路であり、CMY濃度信号をRGB
輝度信号に戻す。1108は3×3マトリックス変換回
路であり、RGB画像信号の色味を調整する。1109
はモニタガンマ補正回路であり、表示装置の非直線性を
補正するべくガンマ補正を行う。1110は表示装置で
ある。
キング・UCR回路1103の逆変換を実現する。11
07は逆対数変換回路であり、CMY濃度信号をRGB
輝度信号に戻す。1108は3×3マトリックス変換回
路であり、RGB画像信号の色味を調整する。1109
はモニタガンマ補正回路であり、表示装置の非直線性を
補正するべくガンマ補正を行う。1110は表示装置で
ある。
【0023】また、106は当該画像形成装置の全体を
制御するCPUである。107はROMであり、CPU
106が実行する各種制御プログラムを格納する。10
8はRAMであり、CPU106が各種制御を実行する
に際しての作業用エリアを提供する。109は操作部で
あり、オペレータよりの各種指示を入力する。110は
データバスであり、上述の各構成を接続する。
制御するCPUである。107はROMであり、CPU
106が実行する各種制御プログラムを格納する。10
8はRAMであり、CPU106が各種制御を実行する
に際しての作業用エリアを提供する。109は操作部で
あり、オペレータよりの各種指示を入力する。110は
データバスであり、上述の各構成を接続する。
【0024】次に、この装置の動作の概要を説明する。
図15において、まずフルカラー複写機のブロックにつ
いて説明すると、図示しない原稿台上のカラー反射原稿
はスキャナ部1101によって読みとられ、RGB3色
各8ビットのデジタル信号が生成される。これらの色分
解データは、LUT(Look up Table)からなる対数変換
回路1102にてRGB輝度信号からCMY濃度信号へ
変換される。そしてマスキング・UCR回路1103に
てプリンタ特性に適したCMYK色信号が生成される。
さらに画像処理を施したい場合は、画像処理回路110
4によって所望の画像処理(トリミング、ペイント、変
倍等)を施した後、得られるCMYK信号を、図示しな
いレーザ露光装置やインクジェット方式のプリンタ部1
105へ送り、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
のトナーまたはインクの濃度を制御してハードコピー出
力する。
図15において、まずフルカラー複写機のブロックにつ
いて説明すると、図示しない原稿台上のカラー反射原稿
はスキャナ部1101によって読みとられ、RGB3色
各8ビットのデジタル信号が生成される。これらの色分
解データは、LUT(Look up Table)からなる対数変換
回路1102にてRGB輝度信号からCMY濃度信号へ
変換される。そしてマスキング・UCR回路1103に
てプリンタ特性に適したCMYK色信号が生成される。
さらに画像処理を施したい場合は、画像処理回路110
4によって所望の画像処理(トリミング、ペイント、変
倍等)を施した後、得られるCMYK信号を、図示しな
いレーザ露光装置やインクジェット方式のプリンタ部1
105へ送り、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック
のトナーまたはインクの濃度を制御してハードコピー出
力する。
【0025】一方、プレビュー処理部では、ハードコピ
ー出力する直前のCMYK画像信号を、逆マスキング回
路1106によってCMY信号に変換し、さらに逆対数
変換回路1107によってCMY信号をRGB信号に逆
変換する。ところで、ここで得られるRGB信号はスキ
ャナのRGB色分解フィルタの各分光特性に依存するも
のであり、この信号をそのまま表示装置に出力しても、
表示装置の発色特性や非直線性の影響で元画像を正しく
再現することはできない。そこで、スキャナの色分解特
性と表示装置の発色特性を考慮して予め決められた3×
3マトリックス回路1108によって色再現性を改善
し、ガンマ補正回路1109によって表示装置の非直線
性を補正した後、表示装置1110に出力するものであ
る。
ー出力する直前のCMYK画像信号を、逆マスキング回
路1106によってCMY信号に変換し、さらに逆対数
変換回路1107によってCMY信号をRGB信号に逆
変換する。ところで、ここで得られるRGB信号はスキ
ャナのRGB色分解フィルタの各分光特性に依存するも
のであり、この信号をそのまま表示装置に出力しても、
表示装置の発色特性や非直線性の影響で元画像を正しく
再現することはできない。そこで、スキャナの色分解特
性と表示装置の発色特性を考慮して予め決められた3×
3マトリックス回路1108によって色再現性を改善
し、ガンマ補正回路1109によって表示装置の非直線
性を補正した後、表示装置1110に出力するものであ
る。
【0026】図1は第1の実施形態による画像処理装置
の表示装置の詳細を表すブロック図である。
の表示装置の詳細を表すブロック図である。
【0027】101−1,101−2,101−3はメ
モリであり、それぞれモニタガンマ補正回路1109に
よって処理された後の画像データ(R3,G3,B3)
を一時的に蓄える。102はデジタル信号をアナログ信
号に変換するD/Aコンバータ、103は画像を表示す
るモニタである。104は書き込みアドレス制御部であ
り、入力画像データをメモリ上のどの位置に書き込むか
を制御する。105は、背景色のRGB値を保持するレ
ジスタである。
モリであり、それぞれモニタガンマ補正回路1109に
よって処理された後の画像データ(R3,G3,B3)
を一時的に蓄える。102はデジタル信号をアナログ信
号に変換するD/Aコンバータ、103は画像を表示す
るモニタである。104は書き込みアドレス制御部であ
り、入力画像データをメモリ上のどの位置に書き込むか
を制御する。105は、背景色のRGB値を保持するレ
ジスタである。
【0028】ところで、モニタ103に表示できる画像
サイズはモニタの種類によって予め決まっている。例え
ば、パーソナルコンピュータでよく使われるVGAモニ
タでは、640×480ドットであるが、ワークステー
ション等で用いられる高性能モニタではその数倍のサイ
ズの画像を表示できるものである。ここではVGAモニ
タを例にとって説明する。
サイズはモニタの種類によって予め決まっている。例え
ば、パーソナルコンピュータでよく使われるVGAモニ
タでは、640×480ドットであるが、ワークステー
ション等で用いられる高性能モニタではその数倍のサイ
ズの画像を表示できるものである。ここではVGAモニ
タを例にとって説明する。
【0029】図1に於いて、ガンマ補正後のRGB各8
ビットの画像データは、各色ごとにそれぞれメモリ10
1−1〜3に蓄えられる。メモリ101−1〜3のサイ
ズはそれぞれ640×480×8ビットである。
ビットの画像データは、各色ごとにそれぞれメモリ10
1−1〜3に蓄えられる。メモリ101−1〜3のサイ
ズはそれぞれ640×480×8ビットである。
【0030】図2は、メモリに格納される画像データを
説明する図である。メモリ101−1〜3に画像データ
を格納する際には、図2に示すように、表示する画像1
11のサイズを600×450ドットとして画像の横と
縦の比を保存できるようにする。そして、画像111の
四辺に、左右20ドット、上下15ドットの幅の余白領
域112を形成するよう、読み込んだRGB画像データ
を図1の書き込みアドレス制御回路104によってメモ
リ上に格納していく。ここで、レジスタ105は、予め
操作部109から入力した背景色のRGB値を保持して
おり、この値を書き込みアドレス制御回路104の制御
によってメモリ上の余白領域112に書き込んでいく。
メモリ上に格納されたデジタル画像データはD/Aコン
バータ102によってアナログ信号に変換され、モニタ
103に表示される。
説明する図である。メモリ101−1〜3に画像データ
を格納する際には、図2に示すように、表示する画像1
11のサイズを600×450ドットとして画像の横と
縦の比を保存できるようにする。そして、画像111の
四辺に、左右20ドット、上下15ドットの幅の余白領
域112を形成するよう、読み込んだRGB画像データ
を図1の書き込みアドレス制御回路104によってメモ
リ上に格納していく。ここで、レジスタ105は、予め
操作部109から入力した背景色のRGB値を保持して
おり、この値を書き込みアドレス制御回路104の制御
によってメモリ上の余白領域112に書き込んでいく。
メモリ上に格納されたデジタル画像データはD/Aコン
バータ102によってアナログ信号に変換され、モニタ
103に表示される。
【0031】次に背景色の設定方法について説明する。
図3は、操作部109における背景色設定方法選択メニ
ューの表示例を示す図である。図4は、背景色のRGB
値を設定するための操作画面の表示例を示す図である。
また、図5は、プレビュー画面の表示条件を設定するた
めの操作画面の表示例を示す図である。
図3は、操作部109における背景色設定方法選択メニ
ューの表示例を示す図である。図4は、背景色のRGB
値を設定するための操作画面の表示例を示す図である。
また、図5は、プレビュー画面の表示条件を設定するた
めの操作画面の表示例を示す図である。
【0032】まず、操作部109には、図3に示すよう
な背景色の設定方法を選択する画面が表示さる。ここ
で、RGB値入力ボタン131を選択すると、操作部1
09には図4に示すような背景色のRGB値をそれぞれ
独立に入力できる画面が表示される。この操作画面にお
いて、ユーザは、ボックス140に所望の数値を入力す
るか、数値減少用ボタン141、数値増加用ボタン14
2を操作して各色成分の値を所望の値にセットする。こ
うして、任意のRGB値を入力して背景色の色味を調整
することができるので、プレビュー画像の色味と原稿の
色味を高度に一致させることができる。なお、設定され
たRGB値による色を表示する領域を図4のウインドウ
内に設けてもよい。
な背景色の設定方法を選択する画面が表示さる。ここ
で、RGB値入力ボタン131を選択すると、操作部1
09には図4に示すような背景色のRGB値をそれぞれ
独立に入力できる画面が表示される。この操作画面にお
いて、ユーザは、ボックス140に所望の数値を入力す
るか、数値減少用ボタン141、数値増加用ボタン14
2を操作して各色成分の値を所望の値にセットする。こ
うして、任意のRGB値を入力して背景色の色味を調整
することができるので、プレビュー画像の色味と原稿の
色味を高度に一致させることができる。なお、設定され
たRGB値による色を表示する領域を図4のウインドウ
内に設けてもよい。
【0033】一方、図3の画面において、自動設定ボタ
ン132を選択すると予め設定されているプレビュー画
面の表示条件(指定されたモニタの色温度と種類、及び
濃度(ガンマ値)及び照明光の種類(蛍光灯の種類))
にしたがって背景色RGB値を自動的に設定する。
ン132を選択すると予め設定されているプレビュー画
面の表示条件(指定されたモニタの色温度と種類、及び
濃度(ガンマ値)及び照明光の種類(蛍光灯の種類))
にしたがって背景色RGB値を自動的に設定する。
【0034】その手順は、図5の設定画面に示された各
照明光及び色温度の組み合わせについて、予め照明下に
白紙を置いて測定され、格納されているそれぞれの三刺
激値から、図5の設定画面で選択された照明光に対応す
る三刺激値(X,Y,Z)を、当該設定画面で選択され
たモニタの種類及び色温度に対応した、次式のような3
行3列のマトリックス演算によってモニタRGB値に変
換する。
照明光及び色温度の組み合わせについて、予め照明下に
白紙を置いて測定され、格納されているそれぞれの三刺
激値から、図5の設定画面で選択された照明光に対応す
る三刺激値(X,Y,Z)を、当該設定画面で選択され
たモニタの種類及び色温度に対応した、次式のような3
行3列のマトリックス演算によってモニタRGB値に変
換する。
【0035】
【数2】
【0036】そして、モニタの非直線性を補償するた
め、得られたRGB値に次式に示すようなガンマ補正演
算を施す。
め、得られたRGB値に次式に示すようなガンマ補正演
算を施す。
【0037】
【数3】
【0038】但し、Roffset,Goffset,
BoffsetはそれぞれR,G,Bのオフセット成分
(輝度設定値ゼロのときの発光量、及び照明光がモニタ
に反射して目に入る成分)である。また、ガンマの値
は、予め図5の設定画面で選択された濃度値から一意に
求められる。
BoffsetはそれぞれR,G,Bのオフセット成分
(輝度設定値ゼロのときの発光量、及び照明光がモニタ
に反射して目に入る成分)である。また、ガンマの値
は、予め図5の設定画面で選択された濃度値から一意に
求められる。
【0039】以上の手順によって得られたRGB値は図
1のレジスタ105に保持される。そして、画像データ
がメモリ101−1〜3に書き込まれる際に、メモリ上
の画像の余白領域にそのRGB値が書き込まれ、背景色
がプレビュー表示される。
1のレジスタ105に保持される。そして、画像データ
がメモリ101−1〜3に書き込まれる際に、メモリ上
の画像の余白領域にそのRGB値が書き込まれ、背景色
がプレビュー表示される。
【0040】図7は第1の実施形態のプレビュー表示に
係る制御手順を説明するフローチャートである。まず、
ステップS101において、操作部109を介して背景
色設定が指示されたか否かを判定する。背景色設定が指
示されればステップS102へ進み、指示された背景色
設定方法が「RGB値入力」か「自動設定」かを判定す
る。RGB値入力ボタン131によってRGB値入力が
指定された場合はステップS103へ進み、図4に示す
ような背景色のRGB値入力画面を表示する。そして、
所望のRGB値を設定した後、OKボタン143がクリ
ックされるとステップS104からステップS106へ
進む。
係る制御手順を説明するフローチャートである。まず、
ステップS101において、操作部109を介して背景
色設定が指示されたか否かを判定する。背景色設定が指
示されればステップS102へ進み、指示された背景色
設定方法が「RGB値入力」か「自動設定」かを判定す
る。RGB値入力ボタン131によってRGB値入力が
指定された場合はステップS103へ進み、図4に示す
ような背景色のRGB値入力画面を表示する。そして、
所望のRGB値を設定した後、OKボタン143がクリ
ックされるとステップS104からステップS106へ
進む。
【0041】一方、ステップS102において、自動設
定ボタン132がクリックされていれば、ステップS1
05へ進む。ステップS105では、図5に示したよう
なプレビュー処理設定画面を用いて予め設定された条件
(モニタの色温度、種類、照明光の種類、濃度)と、予
め各照明光の下に白紙を置いて測定した3刺激値に基づ
いて背景色のRGB値を算出する。そして、ステップS
106へ進む。
定ボタン132がクリックされていれば、ステップS1
05へ進む。ステップS105では、図5に示したよう
なプレビュー処理設定画面を用いて予め設定された条件
(モニタの色温度、種類、照明光の種類、濃度)と、予
め各照明光の下に白紙を置いて測定した3刺激値に基づ
いて背景色のRGB値を算出する。そして、ステップS
106へ進む。
【0042】ステップS106では、ステップS103
あるいはS105で設定されたRGB値をレジスタ10
5へ格納し、背景色の設定処理を終える。
あるいはS105で設定されたRGB値をレジスタ10
5へ格納し、背景色の設定処理を終える。
【0043】また、プレビュー表示の実行が操作部10
9より指示された場合は、ステップS107よりステッ
プS108へ進み、RGB画像データを600×450
ドットの大きさで、メモリ101−1〜3へ展開する
(画像111)。そして、ステップS109において、
メモリ101−1〜3の各余白領域112に、レジスタ
105に格納されたRGB値を書き込む。以上の様にし
てメモリ101−1〜3に書き込まれたデータに基づい
てモニタ103への表示を行う。
9より指示された場合は、ステップS107よりステッ
プS108へ進み、RGB画像データを600×450
ドットの大きさで、メモリ101−1〜3へ展開する
(画像111)。そして、ステップS109において、
メモリ101−1〜3の各余白領域112に、レジスタ
105に格納されたRGB値を書き込む。以上の様にし
てメモリ101−1〜3に書き込まれたデータに基づい
てモニタ103への表示を行う。
【0044】この結果、従来は、例えば、モニタの色温
度が6500K、照明光が白色蛍光灯との場合、読み取
った原稿の白地は、色順応予測式によって変換され、や
や黄味がかった白色となってしまう問題があったが、本
第1の実施形態における上記処理を実行することによ
り、さらに黄味がかっている背景色が表示されるため、
白地が白く感じられるようになり、プレビュー画像の色
味と原稿の色味を高度に一致させることができる。
度が6500K、照明光が白色蛍光灯との場合、読み取
った原稿の白地は、色順応予測式によって変換され、や
や黄味がかった白色となってしまう問題があったが、本
第1の実施形態における上記処理を実行することによ
り、さらに黄味がかっている背景色が表示されるため、
白地が白く感じられるようになり、プレビュー画像の色
味と原稿の色味を高度に一致させることができる。
【0045】なお、本発明は上記実施形態に限られるも
のではない。例えば、背景のサイズを自由に変えられる
ようにしてもよい。また、メモリのサイズをもっと大き
くとって、モニタの画面サイズの数倍の大きさの画像デ
ータを保持し、通常は画像データを間引いて等倍表示
し、必要に応じて画像を拡大表示できるようにしてもよ
い。
のではない。例えば、背景のサイズを自由に変えられる
ようにしてもよい。また、メモリのサイズをもっと大き
くとって、モニタの画面サイズの数倍の大きさの画像デ
ータを保持し、通常は画像データを間引いて等倍表示
し、必要に応じて画像を拡大表示できるようにしてもよ
い。
【0046】[第2の実施形態]モニタを見るとき、人
間の目にはモニタのフレーム部分も見えており、しか
も、フレーム部分の面積はかなり広いため、人間の目
は、このフレームの色にも順応していると考えられる。
よって、本第2の実施形態では、画像の余白部分をフレ
ームの色と等しくすることで良好なカラーマッチングを
実現する。
間の目にはモニタのフレーム部分も見えており、しか
も、フレーム部分の面積はかなり広いため、人間の目
は、このフレームの色にも順応していると考えられる。
よって、本第2の実施形態では、画像の余白部分をフレ
ームの色と等しくすることで良好なカラーマッチングを
実現する。
【0047】図6は第2の実施形態によるフレームの色
度値入力用画面の表示例を示す図である。本第2の実施
形態の構成は、第1の実施形態1と同様であるが、図1
の操作部109には図6に示すようなフレームの色度値
を入力する画面が表示される。色度値はCIE1931
表色系(XYZ表色系)の輝度Yと色度座標(x,y)
から構成されるYxy値を用いる。フレームの色度値
は、測色計を用いてもよいし、色票を使って最も近い色
を探して、対応する色度値を入力してもよい。この場
合、輝度Yは視覚的に適度な値に設定すればよい。
度値入力用画面の表示例を示す図である。本第2の実施
形態の構成は、第1の実施形態1と同様であるが、図1
の操作部109には図6に示すようなフレームの色度値
を入力する画面が表示される。色度値はCIE1931
表色系(XYZ表色系)の輝度Yと色度座標(x,y)
から構成されるYxy値を用いる。フレームの色度値
は、測色計を用いてもよいし、色票を使って最も近い色
を探して、対応する色度値を入力してもよい。この場
合、輝度Yは視覚的に適度な値に設定すればよい。
【0048】入力されたYxy値は、予め設定されたマ
トリックス演算及びガンマ補正演算によりRGB値に変
換される。即ち、Yxy値はその定義から次式によって
XYZ値に変換できる。
トリックス演算及びガンマ補正演算によりRGB値に変
換される。即ち、Yxy値はその定義から次式によって
XYZ値に変換できる。
【0049】
【数4】
【0050】このXYZ値を、図5の設定画面で選択さ
れたモニタの種類及び色温度に対応した、上述の(1)
式のような3行3列のマトリックス演算によってモニタ
RGB値に変換する。そして、最後に、モニタの非直線
性を補償するため、得られたRGB値に対して(2)式
に示すようなガンマ補正演算を施す。
れたモニタの種類及び色温度に対応した、上述の(1)
式のような3行3列のマトリックス演算によってモニタ
RGB値に変換する。そして、最後に、モニタの非直線
性を補償するため、得られたRGB値に対して(2)式
に示すようなガンマ補正演算を施す。
【0051】以上の手順によって得られたRGB値は、
第1の実施形態と同様に図1のレジスタ105に保持さ
れる。そして、画像データがメモリ101−1〜3に書
き込まれる際に、メモリ上の画像の余白領域112にそ
のRGB値が書き込まれる。この結果、フレームと同色
の背景色がプレビュー表示されることになり、プレビュ
ー画像の色味と原稿の色味を高度に一致させることがで
きる。
第1の実施形態と同様に図1のレジスタ105に保持さ
れる。そして、画像データがメモリ101−1〜3に書
き込まれる際に、メモリ上の画像の余白領域112にそ
のRGB値が書き込まれる。この結果、フレームと同色
の背景色がプレビュー表示されることになり、プレビュ
ー画像の色味と原稿の色味を高度に一致させることがで
きる。
【0052】なお、画像を画面いっぱいに表示すれば背
景を用いる必要がないように考えられるが、実際はモニ
タの端部は歪みが大きく、像が歪んだり色ズレが発生す
る場合が多い。従って、背景をフレームと同じ色にする
ことによって、歪みがなく、色味が原稿とよく一致した
プレビュー画像を表示することが可能となる。
景を用いる必要がないように考えられるが、実際はモニ
タの端部は歪みが大きく、像が歪んだり色ズレが発生す
る場合が多い。従って、背景をフレームと同じ色にする
ことによって、歪みがなく、色味が原稿とよく一致した
プレビュー画像を表示することが可能となる。
【0053】なお、第2の実施形態の動作手順は、「背
景色の設定方法が背景色をモニタのフレームと一致させ
る」という点を除いて第1の実施形態と同じであり、そ
の制御手順は図7のフローチャートより明らかである。
景色の設定方法が背景色をモニタのフレームと一致させ
る」という点を除いて第1の実施形態と同じであり、そ
の制御手順は図7のフローチャートより明らかである。
【0054】以上説明したように、上記第1及び第2の
実施形態によれば、表示装置に表示する画像のサイズ
を、表示装置に表示可能な画像サイズより小さくして表
示し、画像の四辺に余白領域を形成するとともに、前記
余白領域の色を任意に設定可能としたことにより、プレ
ビュー画像の色味と原稿の色味を高度に一致させること
ができ、しかも、表示装置の端部におけるプレビュー画
像の歪みや色ズレを防止できるという効果がある。
実施形態によれば、表示装置に表示する画像のサイズ
を、表示装置に表示可能な画像サイズより小さくして表
示し、画像の四辺に余白領域を形成するとともに、前記
余白領域の色を任意に設定可能としたことにより、プレ
ビュー画像の色味と原稿の色味を高度に一致させること
ができ、しかも、表示装置の端部におけるプレビュー画
像の歪みや色ズレを防止できるという効果がある。
【0055】[第3の実施形態]次に第3の実施形態に
ついて説明する。第3の実施形態では、逆マスキング処
理に用いる演算係数を、複数のカラーパッチに関するマ
スキング・UCR処理前の濃度データと、逆マスキング
処理後の濃度データとの色差の二乗の総和が最小となる
様に最適化する。さらに、最適化の対象がCIE197
6L*a*b*色空間における色差、または、CIE1
976L*u*v*色空間における色差となるよう、濃
度データに重み係数を掛けることを特徴とする。このよ
うな構成により、逆マスキング処理の変換誤差を従来よ
りも小さくして、プレビュー画像の色再現性を向上させ
る。
ついて説明する。第3の実施形態では、逆マスキング処
理に用いる演算係数を、複数のカラーパッチに関するマ
スキング・UCR処理前の濃度データと、逆マスキング
処理後の濃度データとの色差の二乗の総和が最小となる
様に最適化する。さらに、最適化の対象がCIE197
6L*a*b*色空間における色差、または、CIE1
976L*u*v*色空間における色差となるよう、濃
度データに重み係数を掛けることを特徴とする。このよ
うな構成により、逆マスキング処理の変換誤差を従来よ
りも小さくして、プレビュー画像の色再現性を向上させ
る。
【0056】なお、第3の実施形態における画像処理装
置の構成は第1の実施形態と同様であり(図1及び図1
5)、ここでは詳細な説明を省略する。以下では、第3
の実施形態の特徴的な構成である逆マスキング回路、逆
対数変換回路について説明する。
置の構成は第1の実施形態と同様であり(図1及び図1
5)、ここでは詳細な説明を省略する。以下では、第3
の実施形態の特徴的な構成である逆マスキング回路、逆
対数変換回路について説明する。
【0057】図8は第3の実施形態による逆マスキング
行列の最適化処理を説明するフローチャートである。同
図において、1はプリンタ特性に適したCMYK色信号
を生成するためのマスキング・UCR演算であり、2は
1の逆変換を実現するための逆マスキング演算である。
この逆マスキング演算2は、例えば次式に示すような行
列演算で表される。
行列の最適化処理を説明するフローチャートである。同
図において、1はプリンタ特性に適したCMYK色信号
を生成するためのマスキング・UCR演算であり、2は
1の逆変換を実現するための逆マスキング演算である。
この逆マスキング演算2は、例えば次式に示すような行
列演算で表される。
【0058】
【数5】
【0059】この逆マスキング演算係数の導出方法を、
図8のフローチャートに沿って説明する。
図8のフローチャートに沿って説明する。
【0060】最適化手法においては、初期値によって得
られる解が異なるため、まず、逆マスキング行列の各係
数を乱数によって初期化する(ステップS201)。次
に、ステップS202において、変数iを1に、変数D
を0に夫々セットする。
られる解が異なるため、まず、逆マスキング行列の各係
数を乱数によって初期化する(ステップS201)。次
に、ステップS202において、変数iを1に、変数D
を0に夫々セットする。
【0061】続いて、N個のカラーパッチを用意し、i
番目のカラーパッチのCMY値を得て、これにマスキン
グ・UCR処理を施すとともに、逆マスキング処理を施
す(ステップS203)。なお、ここで得られるi番目
のカラーパッチのCMY値を(Ci,Mi,Yi)と
し、(Ci,Mi,Yi)にマスキング・UCR処理及
び逆マスキング演算処理を施した結果のCMY値を(C
i”,Mi”,Yi”)とする。そして、ステップS2
04において、色差の二乗の和を求め、前回までのDの
値に足し込む。ステップS205、S206により、i
=1〜Nにわたる色差の二乗の総和が得られる。すなわ
ち、以下の(6)式が演算されることになる。
番目のカラーパッチのCMY値を得て、これにマスキン
グ・UCR処理を施すとともに、逆マスキング処理を施
す(ステップS203)。なお、ここで得られるi番目
のカラーパッチのCMY値を(Ci,Mi,Yi)と
し、(Ci,Mi,Yi)にマスキング・UCR処理及
び逆マスキング演算処理を施した結果のCMY値を(C
i”,Mi”,Yi”)とする。そして、ステップS2
04において、色差の二乗の和を求め、前回までのDの
値に足し込む。ステップS205、S206により、i
=1〜Nにわたる色差の二乗の総和が得られる。すなわ
ち、以下の(6)式が演算されることになる。
【0062】
【数6】
【0063】(6)式の演算を終えると、ステップS2
07へ進み、Dを極小にするよう逆マスキング行列を最
適化する。Dが一度で極小値に達しない場合は、極小値
に達するまで上記ステップS202〜S206の手順を
繰り返す。なお、最適化手法としては、最急降下法や共
役勾配法(例えばフレッチャー・パウエル法)といった
公知の手法を用いることができる。
07へ進み、Dを極小にするよう逆マスキング行列を最
適化する。Dが一度で極小値に達しない場合は、極小値
に達するまで上記ステップS202〜S206の手順を
繰り返す。なお、最適化手法としては、最急降下法や共
役勾配法(例えばフレッチャー・パウエル法)といった
公知の手法を用いることができる。
【0064】以上の手順により、逆マスキング演算係数
が求められるが、Dの極小値がDの最小値であるという
保証はない。最適化された逆マスキング演算係数を得る
ためには、上記の手順を複数回繰り返し、得られた結果
の中から最も小さいDを与える逆マスキング演算係数を
選択しなければならない。
が求められるが、Dの極小値がDの最小値であるという
保証はない。最適化された逆マスキング演算係数を得る
ためには、上記の手順を複数回繰り返し、得られた結果
の中から最も小さいDを与える逆マスキング演算係数を
選択しなければならない。
【0065】ここで、(6)式のWCi,WMi,WY
iは最適化する色差をCIE1976L*a*b*色空
間の色差(CIELAB色差)に近づけるための重み係
数であり、i番目のカラーパッチ(Ci,Mi,Yi)
の各成分をそれぞれ単位量変化させたときのCIELA
B色差である。
iは最適化する色差をCIE1976L*a*b*色空
間の色差(CIELAB色差)に近づけるための重み係
数であり、i番目のカラーパッチ(Ci,Mi,Yi)
の各成分をそれぞれ単位量変化させたときのCIELA
B色差である。
【0066】重み係数WCiを例にとってその求め方を
説明する。図9は第3の実施形態における重み係数の獲
得手順を説明する図である。図9に示すように、CMY
値(Ci,Mi,Yi)及びシアンの値を単位量変化さ
せた(Ci+1,Mi,Yi)を逆対数変換処理21
1、211’によってそれぞれRGB値(Ri,Gi,
Bi)及び(Ri’,Gi’,Bi’)に変換する。続
いて、第1色空間変換212、212’により、XYZ
表色系へ変換する。逆対数変換211、211’によっ
て得られるRGB値はスキャナの色空間に依存した値で
あり、スキャナの特性を予め測定することにより、RG
B値をXYZ表色系(CIE1931表色系)へ変換す
る第1色空間変換の色空間変換行列を次式のように求め
ることができる。
説明する。図9は第3の実施形態における重み係数の獲
得手順を説明する図である。図9に示すように、CMY
値(Ci,Mi,Yi)及びシアンの値を単位量変化さ
せた(Ci+1,Mi,Yi)を逆対数変換処理21
1、211’によってそれぞれRGB値(Ri,Gi,
Bi)及び(Ri’,Gi’,Bi’)に変換する。続
いて、第1色空間変換212、212’により、XYZ
表色系へ変換する。逆対数変換211、211’によっ
て得られるRGB値はスキャナの色空間に依存した値で
あり、スキャナの特性を予め測定することにより、RG
B値をXYZ表色系(CIE1931表色系)へ変換す
る第1色空間変換の色空間変換行列を次式のように求め
ることができる。
【0067】
【数7】
【0068】また、XYZ値をL*a*b*値に変換す
る変換式(色空間変換2)は公知である。よって第1色
空間変換211、211’でRGB値(Ri,Gi,B
i)及び(Ri’,Gi’,Bi’)をそれぞれXYZ
値(Xi,Yi,Zi)及び(Xi’,Yi’,Z
i’)に変換した後、第2色空間変換212、212’
でXYZ値(Xi,Yi,Zi)及び(Xi’,Y
i’,Zi)をそれぞれL*a*b*値(Li*,ai
*,bi*)及び(Li*’,ai*’,bi*)に変
換すれば、次式に従ってWCiを算出することができ
る。
る変換式(色空間変換2)は公知である。よって第1色
空間変換211、211’でRGB値(Ri,Gi,B
i)及び(Ri’,Gi’,Bi’)をそれぞれXYZ
値(Xi,Yi,Zi)及び(Xi’,Yi’,Z
i’)に変換した後、第2色空間変換212、212’
でXYZ値(Xi,Yi,Zi)及び(Xi’,Y
i’,Zi)をそれぞれL*a*b*値(Li*,ai
*,bi*)及び(Li*’,ai*’,bi*)に変
換すれば、次式に従ってWCiを算出することができ
る。
【0069】
【数8】
【0070】この様にして求めた逆マスキング演算係数
は、実際に使用するマスキング・UCR行列とは別に4
行4列のマスキング・UCR行列を求めてその逆行列を
計算する従来の方法に比べて、直接最適解を求めている
ため色差が小さく、色再現性が高い。さらに、最適化計
算は、数多くある極小値の中から最小値を選択しなけれ
ばならず、しかも最適化の過程で偏微分計算をしなけれ
ばならないため、どうしても計算時間が長くなるが、こ
のように各重み係数を予め計算しておき、CMY空間上
で最適化計算をすることにより、直接CIELAB空間
上で最適化計算をする場合に比べて演算回数が大幅に減
るため、計算時間を大幅に短縮することができる。
は、実際に使用するマスキング・UCR行列とは別に4
行4列のマスキング・UCR行列を求めてその逆行列を
計算する従来の方法に比べて、直接最適解を求めている
ため色差が小さく、色再現性が高い。さらに、最適化計
算は、数多くある極小値の中から最小値を選択しなけれ
ばならず、しかも最適化の過程で偏微分計算をしなけれ
ばならないため、どうしても計算時間が長くなるが、こ
のように各重み係数を予め計算しておき、CMY空間上
で最適化計算をすることにより、直接CIELAB空間
上で最適化計算をする場合に比べて演算回数が大幅に減
るため、計算時間を大幅に短縮することができる。
【0071】なお、カラーパッチの作り方は、例えば、
プリンタの出力設定値をC,M,Y,Kそれぞれ段階的
に変化させて、機械的に全ての組み合わせを出力して作
ってもよいし、肌色やグレースケールのような色再現性
が重視される色を重点的に用いるようにしてもよい。
プリンタの出力設定値をC,M,Y,Kそれぞれ段階的
に変化させて、機械的に全ての組み合わせを出力して作
ってもよいし、肌色やグレースケールのような色再現性
が重視される色を重点的に用いるようにしてもよい。
【0072】また、CIE1976L*a*b*色空間
の代わりにCIE1976L*u*v*色空間を用いて
もよいし、さらに別の色空間を用いることもできる。
の代わりにCIE1976L*u*v*色空間を用いて
もよいし、さらに別の色空間を用いることもできる。
【0073】以上説明したように、第3の実施形態によ
れば,逆マスキング演算係数の最適解を最適化手法を用
いて直接求めるようにしたため、逆マスキング処理の変
換誤差を従来よりも小さくして、プレビュー画像の色再
現性を向上させることができるという効果がある。ま
た、重み係数を予め計算しておき、CMY空間上でCI
ELAB色差の最適化計算が出来るようにしたため、計
算時間を大幅に短縮することができるという効果があ
る。
れば,逆マスキング演算係数の最適解を最適化手法を用
いて直接求めるようにしたため、逆マスキング処理の変
換誤差を従来よりも小さくして、プレビュー画像の色再
現性を向上させることができるという効果がある。ま
た、重み係数を予め計算しておき、CMY空間上でCI
ELAB色差の最適化計算が出来るようにしたため、計
算時間を大幅に短縮することができるという効果があ
る。
【0074】[第4の実施形態]次に第4の実施形態を
説明する。第4の実施形態では,表示装置の非直線性
(ガンマ特性)を補正するガンマ補正式に乱数によるノ
イズ成分を重畳することにより、離散化したデータを所
定の範囲にランダムに分布させ、プレビュー画像に擬似
輪郭が発生することを防止する。
説明する。第4の実施形態では,表示装置の非直線性
(ガンマ特性)を補正するガンマ補正式に乱数によるノ
イズ成分を重畳することにより、離散化したデータを所
定の範囲にランダムに分布させ、プレビュー画像に擬似
輪郭が発生することを防止する。
【0075】図10は第4の実施形態における画像処理
装置の構成を示すブロック図である。同図において、3
01は不図示の画像読み取り部によって生成されたRG
Bデジタル画像信号を入力する画像入力回路である。な
お、入力回路301としては、RGBデータを格納する
記憶装置であってもよい。302は入力画像信号の色味
を調整する3×3マトリックス変換回路、303は表示
装置の非直線性を補正するガンマ補正回路、304はノ
イズ重畳回路、305は表示装置である。そして、30
6は本画像処理装置を制御するCPU、307はプログ
ラムを格納するROM、308は作業用のRAM、30
9はオペレータの指示を入力する操作部、310はデー
タバスである。上述の参照番号306〜310が制御部
を構成し、CPU306がROM307に格納された制
御プログラムに従って装置全体を以下に述べるように制
御する。
装置の構成を示すブロック図である。同図において、3
01は不図示の画像読み取り部によって生成されたRG
Bデジタル画像信号を入力する画像入力回路である。な
お、入力回路301としては、RGBデータを格納する
記憶装置であってもよい。302は入力画像信号の色味
を調整する3×3マトリックス変換回路、303は表示
装置の非直線性を補正するガンマ補正回路、304はノ
イズ重畳回路、305は表示装置である。そして、30
6は本画像処理装置を制御するCPU、307はプログ
ラムを格納するROM、308は作業用のRAM、30
9はオペレータの指示を入力する操作部、310はデー
タバスである。上述の参照番号306〜310が制御部
を構成し、CPU306がROM307に格納された制
御プログラムに従って装置全体を以下に述べるように制
御する。
【0076】図11は第4の実施形態における画像表示
処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11
のフローチャートを参照して図10に示した画像処理装
置の動作を説明する。
処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11
のフローチャートを参照して図10に示した画像処理装
置の動作を説明する。
【0077】まず、図10において、図示しない画像読
み取り装置によって読み取られた画像は、画像入力回路
301によってRGB3色各8ビットのデジタル信号と
して本画像処理装置に取り込まれる(ステップS30
1)。この入力画像信号は上記画像読み取り装置の色空
間に基づくものであり、この信号をそのまま表示装置に
出力しても、表示装置の発色特性や非直線性(ガンマ特
性)の影響で元画像を正しく再現することはできない。
そこで、まず画像の色味を3×3マトリックス回路2に
よって調整する(ステップS302)。この3×3マト
リックス演算は次式で与えられる。
み取り装置によって読み取られた画像は、画像入力回路
301によってRGB3色各8ビットのデジタル信号と
して本画像処理装置に取り込まれる(ステップS30
1)。この入力画像信号は上記画像読み取り装置の色空
間に基づくものであり、この信号をそのまま表示装置に
出力しても、表示装置の発色特性や非直線性(ガンマ特
性)の影響で元画像を正しく再現することはできない。
そこで、まず画像の色味を3×3マトリックス回路2に
よって調整する(ステップS302)。この3×3マト
リックス演算は次式で与えられる。
【0078】
【数9】
【0079】そして、LUTからなるモニタガンマ補正
回路3によって表示装置の非直線性を補正する(S
3)。このガンマ補正式は、一般に次のように表され
る。
回路3によって表示装置の非直線性を補正する(S
3)。このガンマ補正式は、一般に次のように表され
る。
【0080】
【数10】
【0081】ここで、例えば表示装置がCRTモニタの
場合、ガンマの実測値は1.8から2.2程度の範囲に
分布しており、このときのLUTは図12のようにな
る。従って、入力値が小さい場合には出力値が離散化し
て階調性が失われ、画像の低輝度部分に擬似輪郭が発生
しやすくなる。
場合、ガンマの実測値は1.8から2.2程度の範囲に
分布しており、このときのLUTは図12のようにな
る。従って、入力値が小さい場合には出力値が離散化し
て階調性が失われ、画像の低輝度部分に擬似輪郭が発生
しやすくなる。
【0082】この様にして生じる擬似輪郭を防止するに
は、ガンマ補正値にノイズを重畳させて離散的な出力値
を強制的に所定の範囲にランダムに分布させてやればよ
い。そこで、第4の実施形態においては、画素毎に乱数
rnd(0<rnd≦1)を発生させて、入力値iに対
するガンマ補正値f(i)にノイズ成分を重畳し、出力
画素値g(i)を獲得する。まず、入力値iに対するガ
ンマ補正値f(i)は次式のようにして得られる(ステ
ップS303)。
は、ガンマ補正値にノイズを重畳させて離散的な出力値
を強制的に所定の範囲にランダムに分布させてやればよ
い。そこで、第4の実施形態においては、画素毎に乱数
rnd(0<rnd≦1)を発生させて、入力値iに対
するガンマ補正値f(i)にノイズ成分を重畳し、出力
画素値g(i)を獲得する。まず、入力値iに対するガ
ンマ補正値f(i)は次式のようにして得られる(ステ
ップS303)。
【0083】
【数11】
【0084】次に、ガンマ補正後の画素値f(i)を用
いて、出力値g(i)を次式によって求める。次式で
は、f(i−1)とf(i)の間の値をランダムに取る
ようにしている(ステップS304)。
いて、出力値g(i)を次式によって求める。次式で
は、f(i−1)とf(i)の間の値をランダムに取る
ようにしている(ステップS304)。
【0085】
【数12】
【0086】こうして、画像データにノイズ成分を重畳
した後、表示装置5に出力する(ステップS305)。
但し、上記式において、nint[]は小数点以下を四
捨五入して整数化する関数である。また、乱数の発生方
法は、乗算合同法のような既知の乱数発生アルゴリズム
を用いてもよいし、ROM上に乱数表を保持しておいて
もよい。
した後、表示装置5に出力する(ステップS305)。
但し、上記式において、nint[]は小数点以下を四
捨五入して整数化する関数である。また、乱数の発生方
法は、乗算合同法のような既知の乱数発生アルゴリズム
を用いてもよいし、ROM上に乱数表を保持しておいて
もよい。
【0087】以上の処理によって、画像の低輝度部分に
も階調性が与えれるため、ガンマ補正処理によって生じ
る擬似輪郭は消滅する。しかも、ガンマ特性の性質か
ら、ノイズが重畳されるのは低輝度部分だけなので、重
畳されたノイズは視覚的にほとんど知覚できないため、
画質を損なうこともない。
も階調性が与えれるため、ガンマ補正処理によって生じ
る擬似輪郭は消滅する。しかも、ガンマ特性の性質か
ら、ノイズが重畳されるのは低輝度部分だけなので、重
畳されたノイズは視覚的にほとんど知覚できないため、
画質を損なうこともない。
【0088】尚、本発明は上記実施形態に限られるもの
ではない。例えば、画像が輝度信号から成る白黒画像の
場合にも本発明を適用することができる。この場合、画
像信号は輝度信号一つだけとなり、3×3マトリックス
回路2は省略することになる。
ではない。例えば、画像が輝度信号から成る白黒画像の
場合にも本発明を適用することができる。この場合、画
像信号は輝度信号一つだけとなり、3×3マトリックス
回路2は省略することになる。
【0089】また、処理時間を短くするため、入力値が
小さい場合(例えばi<10、あるいはi<20)にの
みノイズ重畳処理を施すようにしてもよい。
小さい場合(例えばi<10、あるいはi<20)にの
みノイズ重畳処理を施すようにしてもよい。
【0090】更に、出力値g(i)の値は、f(i)の
近傍の値であれば何でもよく、例えば、次式に示す様に
f(i−1)とf(i+1)の間の値をランダムに取る
ようにしてもよい。
近傍の値であれば何でもよく、例えば、次式に示す様に
f(i−1)とf(i+1)の間の値をランダムに取る
ようにしてもよい。
【0091】
【数13】
【0092】また、乱数の分布は一様であってもよい
し、ガウス分布のような不均一な形にしてもよい。
し、ガウス分布のような不均一な形にしてもよい。
【0093】[第5の実施形態]図13は第5の実施形
態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
306〜310のブロックが制御部を構成し、311〜
315のブロックがフルカラー複写機を構成し、321
〜326がプレビュー機能を構成する。
態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。
306〜310のブロックが制御部を構成し、311〜
315のブロックがフルカラー複写機を構成し、321
〜326がプレビュー機能を構成する。
【0094】同図において、306〜310の各構成は
第4の実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明を省
略する。
第4の実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明を省
略する。
【0095】また、311は不図示の反射原稿をRGB
信号として画素毎にデジタル的に読み取るスキャナ、3
12はRGB輝度信号をCMY濃度信号に変換する対数
変換回路、313はプリンタの特性に色を合わせるマス
キング・UCR回路、314はトリミング、ペイント、
変倍等種々の画像編集を行う画像編集回路、315はレ
ーザ露光方式またはインクジェット方式のプリンタで、
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー又はイ
ンクの濃度を制御してフルカラー画像をハードコピー出
力する。
信号として画素毎にデジタル的に読み取るスキャナ、3
12はRGB輝度信号をCMY濃度信号に変換する対数
変換回路、313はプリンタの特性に色を合わせるマス
キング・UCR回路、314はトリミング、ペイント、
変倍等種々の画像編集を行う画像編集回路、315はレ
ーザ露光方式またはインクジェット方式のプリンタで、
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー又はイ
ンクの濃度を制御してフルカラー画像をハードコピー出
力する。
【0096】また、321は逆マスキング回路であり、
マスキング・UCR回路313の逆変換を実現する。3
22は逆対数変換回路であり、CMY濃度信号をRGB
輝度信号に戻す。323はRGB画像信号の色味を調整
する3×3マトリックス変換回路、324は表示装置の
非直線性を補正するガンマ補正回路、325はノイズ重
畳回路、326は表示装置である。
マスキング・UCR回路313の逆変換を実現する。3
22は逆対数変換回路であり、CMY濃度信号をRGB
輝度信号に戻す。323はRGB画像信号の色味を調整
する3×3マトリックス変換回路、324は表示装置の
非直線性を補正するガンマ補正回路、325はノイズ重
畳回路、326は表示装置である。
【0097】尚、画像編集回路314は、わかりやすい
ように一ヵ所に示してあるが、実際にはカラーバランス
変更や色変換、マスク処理等の各種画像処理の種類に応
じて様々な位置に画像処理回路が設けられている。
ように一ヵ所に示してあるが、実際にはカラーバランス
変更や色変換、マスク処理等の各種画像処理の種類に応
じて様々な位置に画像処理回路が設けられている。
【0098】次に、この装置の動作を説明する。図13
において、まずフルカラー複写機のブロックについて説
明すると、図示しない原稿台上のカラー反射原稿はスキ
ャナ311によって読み取られ、RGB3色各8ビット
のデジタル信号が生成される。これらの色分解データ
は、LUTからなる対数変換回路312にてRGB輝度
信号からCMY濃度信号へ変換される。そしてマスキン
グ・UCR回路313にてプリンタ特性に適したCMY
K色信号が生成される。尚、このマスキング・UCR演
算はK0を次式のようにして決定し、式(1)を用いて
実行される。
において、まずフルカラー複写機のブロックについて説
明すると、図示しない原稿台上のカラー反射原稿はスキ
ャナ311によって読み取られ、RGB3色各8ビット
のデジタル信号が生成される。これらの色分解データ
は、LUTからなる対数変換回路312にてRGB輝度
信号からCMY濃度信号へ変換される。そしてマスキン
グ・UCR回路313にてプリンタ特性に適したCMY
K色信号が生成される。尚、このマスキング・UCR演
算はK0を次式のようにして決定し、式(1)を用いて
実行される。
【0099】
【数14】
【0100】その後、ユーザーの設定に応じて、画像編
集回路314でトリミング、ペイント、変倍等種々の画
像編集処理が施された後、プリンタ315によってハー
ドコピー出力される。
集回路314でトリミング、ペイント、変倍等種々の画
像編集処理が施された後、プリンタ315によってハー
ドコピー出力される。
【0101】一方、プレビューシステムでは、ハードコ
ピー出力される直前のC2,M2,Y2.K2の4色の
濃度情報が、逆マスキング回路21によってC3,M
3,Y3の3色の濃度情報に変換される。この逆マスキ
ングの演算は次式で与えられる。
ピー出力される直前のC2,M2,Y2.K2の4色の
濃度情報が、逆マスキング回路21によってC3,M
3,Y3の3色の濃度情報に変換される。この逆マスキ
ングの演算は次式で与えられる。
【0102】
【数15】
【0103】次に、CMY信号はLUTからなる逆対数
変換回路322によってRGB信号に逆変換される。こ
のRGB画像信号はスキャナの色空間に基づくものであ
り、この信号をそのまま表示装置に出力しても、表示装
置の発色特性や非直線性(ガンマ特性)の影響で元画像
を正しく再現することはできない。そこで、まず画像の
色味を3×3マトリックス回路23によって調整する。
この3×3マトリックス演算は、上記の(9)式で与え
られる。
変換回路322によってRGB信号に逆変換される。こ
のRGB画像信号はスキャナの色空間に基づくものであ
り、この信号をそのまま表示装置に出力しても、表示装
置の発色特性や非直線性(ガンマ特性)の影響で元画像
を正しく再現することはできない。そこで、まず画像の
色味を3×3マトリックス回路23によって調整する。
この3×3マトリックス演算は、上記の(9)式で与え
られる。
【0104】そして、LUTからなるガンマ補正回路2
4によって表示装置の非直線性を補正する。このガンマ
補正式は、一般的に(10)式で与えられる。ここで、
表示装置がCRTモニタの場合、ガンマの実測値は1.
8から2.2程度の範囲に分布し取り、この時のLUT
は図12のようになる。即ち、入力値が小さい場合には
出力値が離散化して階調性が失われ、画像の低輝度部分
に擬似輪郭が発生しやすくなる。
4によって表示装置の非直線性を補正する。このガンマ
補正式は、一般的に(10)式で与えられる。ここで、
表示装置がCRTモニタの場合、ガンマの実測値は1.
8から2.2程度の範囲に分布し取り、この時のLUT
は図12のようになる。即ち、入力値が小さい場合には
出力値が離散化して階調性が失われ、画像の低輝度部分
に擬似輪郭が発生しやすくなる。
【0105】この様にして生じる擬似輪郭を防止するに
は、第4の実施形態で説明したように、ガンマ補正値に
ノイズを重畳させて離散的な出力値を強制的に所定の範
囲にランダムに分布させてやればよい。ノイズの重畳は
ノイズ重畳回路325によって行うが、その動作は第4
の実施形態におけるノイズ重畳回路304と同様であ
り、ここでは詳細な説明を省略する。
は、第4の実施形態で説明したように、ガンマ補正値に
ノイズを重畳させて離散的な出力値を強制的に所定の範
囲にランダムに分布させてやればよい。ノイズの重畳は
ノイズ重畳回路325によって行うが、その動作は第4
の実施形態におけるノイズ重畳回路304と同様であ
り、ここでは詳細な説明を省略する。
【0106】尚、本発明は上記実施形態に限られるもの
ではない。例えば、複写機が白黒複写機の場合にも本発
明を適用することができる。この場合、画像信号が輝度
信号一つだけとなり、3×3マトリクス変換回路323
は省略することになる。また、マスキング・UCR回路
313等の色処理回路も不要となるため、装置の構成は
図14に示す様なものとなる。
ではない。例えば、複写機が白黒複写機の場合にも本発
明を適用することができる。この場合、画像信号が輝度
信号一つだけとなり、3×3マトリクス変換回路323
は省略することになる。また、マスキング・UCR回路
313等の色処理回路も不要となるため、装置の構成は
図14に示す様なものとなる。
【0107】また、処理時間を短くするため、入力値が
小さい場合(例えばi<10、あるいはi<20)のみ
ノイズ重畳処理を施すようにしてもよい。
小さい場合(例えばi<10、あるいはi<20)のみ
ノイズ重畳処理を施すようにしてもよい。
【0108】さらに、出力値g(i)の値は、f(i)
の近傍の値であれば何でもよく、例えば、上述の(1
3)式に示した様にf(i−1)とf(i+1)の間の
値をランダムに取るようにしてもよい。
の近傍の値であれば何でもよく、例えば、上述の(1
3)式に示した様にf(i−1)とf(i+1)の間の
値をランダムに取るようにしてもよい。
【0109】また、乱数の分布は一様であってもよい
し、ガウス分布のような不均一な形にしてもよい。
し、ガウス分布のような不均一な形にしてもよい。
【0110】以上説明したように第4および第5の実施
形態によれば、表示装置の非直線性(ガンマ特性)を補
正するガンマ補正式に乱数によるノイズ成分を重畳する
ことにより、プレビュー画像に擬似輪郭が発生すること
を防止できるという効果がある。
形態によれば、表示装置の非直線性(ガンマ特性)を補
正するガンマ補正式に乱数によるノイズ成分を重畳する
ことにより、プレビュー画像に擬似輪郭が発生すること
を防止できるという効果がある。
【0111】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0112】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0113】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0114】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0115】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画像に対して背景を表示するとともに、その背景色
を設定することが可能となり、表示画像の色味を良好に
することが可能となる。
表示画像に対して背景を表示するとともに、その背景色
を設定することが可能となり、表示画像の色味を良好に
することが可能となる。
【0118】また、本発明によれば、逆マスキング処理
の変換誤差を縮小して、プレビュー画像の色再現性を向
上させることが可能となる。
の変換誤差を縮小して、プレビュー画像の色再現性を向
上させることが可能となる。
【0119】また、本発明によれば、ガンマ補正によっ
て生じるデータの離散化を防止することが可能となり、
画像の劣化を防止することが可能となる。
て生じるデータの離散化を防止することが可能となり、
画像の劣化を防止することが可能となる。
【0120】
【図1】第1の実施形態による画像処理装置の構成を表
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】メモリに格納される画像データを説明する図で
ある。
ある。
【図3】操作部109における背景色設定方法選択メニ
ューの表示例を示す図である。
ューの表示例を示す図である。
【図4】背景色のRGB値を設定するための操作画面の
表示例を示す図である。
表示例を示す図である。
【図5】プレビュー画面の表示条件を設定するための操
作画面の表示例を示す図である。
作画面の表示例を示す図である。
【図6】第2の実施形態によるフレームの色度値入力用
画面の表示例を示す図である。
画面の表示例を示す図である。
【図7】第1の実施形態のプレビュー表示に係る制御手
順を説明するフローチャートである。
順を説明するフローチャートである。
【図8】第3の実施形態による逆マスキング行列の最適
化処理を説明するフローチャートである。
化処理を説明するフローチャートである。
【図9】第3の実施形態における重み係数の獲得手順を
説明する図である。
説明する図である。
【図10】第4の実施形態における画像処理装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図11】第4の実施形態における画像表示処理の手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図12】ガンマ補正処理のルックアップテーブルの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図13】第5の実施形態による画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図14】第5の実施形態による画像処理を白黒の画像
処理装置に適用した場合の構成を示す図である。
処理装置に適用した場合の構成を示す図である。
【図15】第1の実施形態による画像処理装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z
Claims (20)
- 【請求項1】 入力画像データに基づき表示画像を示す
画像データを生成する画像処理方法であって、 表示画像にかかる表示条件及び照明光に関する情報を入
力し、 前記表示条件及び照明光に関する情報に基づき背景色を
自動的に設定し、 前記表示画像の背景として前記背景色が表示されるよう
にすることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 前記表示画像にかかる表示条件は、マニ
ュアル指示によって設定される表示装置の色温度及び/
又はガンマ値であることを特徴とする請求項1に記載の
画像処理方法。 - 【請求項3】 更に、前記表示条件に応じた色処理を行
う画像処理方法であって、 予め格納されている複数の照明光の種類に対応した背景
色データの中から、前記照明光に関する情報に対応した
背景色データを選択し、 前記選択された背景色データに対して前記表示条件に応
じた色処理を行い、前記表示画像の背景に表示されるよ
うにすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方
法。 - 【請求項4】 前記背景色の色温度を前記照明光下の記
録媒体の色温度に概略等しくすることを特徴とする請求
項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項5】 前記背景色を前記表示装置のフレームの
色と概略等しくすることを特徴とする請求項1に記載の
画像処理方法。 - 【請求項6】 前記表示画像はプレビュー画像であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 【請求項7】 マスキング処理を施された濃度データに
基づいて表示する画像処理装置であって、 複数のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃
度データと、該マスキング処理および所定の逆マスキン
グ処理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする
該逆マスキング処理の演算係数を格納する格納手段と、 入力された濃度データについて前記格納手段に格納され
た演算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキン
グ処理手段と、 前記逆マスキング処理を施された濃度データを輝度デー
タに変換する変換手段と、 前記変換手段で得られた輝度データに基づいて可視像を
表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項8】 複数のカラーパッチの濃度データを保持
する保持手段と、 前記複数のカラーパッチの濃度データについて前記マス
キング処理を施し、得られた濃度データに逆マスキング
処理を施し、逆マスキング後の濃度データを得る処理手
段と、 前記処理手段で得られた濃度データと前記保持手段で保
持された濃度データの色差の二乗の総和がほぼ最少とな
るように逆マスキングの演算係数を設定する設定手段と
をさらに備え、 前記格納手段は前記設定手段で設定された演算係数を格
納することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装
置。 - 【請求項9】 前記色差をCIE1976L*a*b*
色空間における色差とするべく、前記濃度データの色差
を変換する変換手段をさらに備えることを特徴とする請
求項7に記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記色差をCIE1976L*u*v
*色空間における色差とするべく、前記濃度データの色
差を変換する変換手段をさらに備えることを特徴とする
請求項7に記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記濃度データがシアン、マゼンタ、
イエローの色成分で構成されることを特徴とする請求項
7に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 画像データを表示装置上に表示するた
めの画像処理装置であって、 前記表示装置の入力値と出力輝度の非直線性を示すガン
マ特性に基づいて前記画像データを補正する補正手段
と、 ノイズ成分データを生成し、該ノイズ成分データを前記
補正手段で補正された画像データに重畳する重畳手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 前記画像データの値が所定値よりも小
さい場合に、前記重畳手段によるノイズ成分データの重
畳を行うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理
装置。 - 【請求項14】 前記画像データがレッド、グリーン、
ブルーの各色成分に対応したデータからなることを特徴
とする請求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項15】 前記画像データが、輝度信号からなる
白黒画像データであることを特徴とする請求項12に記
載の画像処理装置。 - 【請求項16】 カラー画像をスキャナで読み取って得
られた信号に基づいてシアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックのCMYK濃度データを得て、該CMYK濃度デ
ータにしたがって印刷出力を行う印刷手段と、 前記CMYK濃度データをレッド、グリーン、ブルーの
RGB信号に変換して画像データを得て前記補正手段に
供給する変換手段とをさらに備えることを特徴とする請
求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項17】 画像をスキャナで読み取って得られた
輝度信号に基づいて濃度データを得て、該濃度データに
したがって印刷出力を行う印刷手段と、前記濃度データ
を輝度信号に変換し、これを画像データとして前記補正
手段に供給する変換手段とを備えることを特徴とする請
求項12に記載の画像処理装置。 - 【請求項18】 入力画像データに基づき表示画像を示
す画像データを生成する画像処理装置であって、 表示画像にかかる表示条件及び照明光に関する情報を入
力する入力手段と、 前記入力手段で入力された前記表示条件及び照明光に関
する情報に基づき背景色を自動的に設定する設定手段
と、 前記表示画像の背景として前記設定手段で設定された前
記背景色を表示する表示手段とを備えることを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項19】 マスキング処理を施された濃度データ
に基づいて表示する画像処理方法であって、 複数のカラーパッチに関して前記マスキング処理前の濃
度データと、該マスキング処理および所定の逆マスキン
グ処理を経た後の濃度データとの色差をほぼ最少とする
該逆マスキング処理の演算係数を格納する格納工程と、 入力された濃度データについて前記格納工程に格納され
た演算係数を用いて逆マスキング処理を施す逆マスキン
グ処理工程と、 前記逆マスキング処理を施された濃度データを輝度デー
タに変換する変換工程と、 前記変換工程で得られた輝度データに基づいて可視像を
表示する表示工程とを備えることを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項20】 画像データを表示装置上に表示するた
めの画像処理方法であって、 前記表示装置の入力値と出力輝度の非直線性を示すガン
マ特性に基づいて前記画像データを補正する補正工程
と、 ノイズ成分データを生成し、該ノイズ成分データを前記
補正工程で補正された画像データに重畳する重畳工程と
を備えることを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8292551A JPH10145582A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 画像処理方法及び装置 |
US08/962,643 US6343147B2 (en) | 1996-11-05 | 1997-11-03 | Print preview and setting background color in accordance with a gamma value, color temperature and illumination types |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8292551A JPH10145582A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 画像処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10145582A true JPH10145582A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17783239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8292551A Withdrawn JPH10145582A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 画像処理方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6343147B2 (ja) |
JP (1) | JPH10145582A (ja) |
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