JPH1196151A - 郵便番号住所変換装置 - Google Patents

郵便番号住所変換装置

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JPH1196151A
JPH1196151A JP9259727A JP25972797A JPH1196151A JP H1196151 A JPH1196151 A JP H1196151A JP 9259727 A JP9259727 A JP 9259727A JP 25972797 A JP25972797 A JP 25972797A JP H1196151 A JPH1196151 A JP H1196151A
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JP
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address
postal code
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JP9259727A
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English (en)
Inventor
Hirokatsu Akiyama
広勝 秋山
Takeshi Hirose
岳史 廣瀬
Yoshiyuki Koyama
至幸 小山
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 辞書容量を無駄に使用することなく、住所か
ら郵便番号の検索を簡単に且つ確実に行う。 【解決手段】 住所から郵便番号に変換する装置におい
て、都道府県市区町村の行政レベルの地名には、算用数
字と漢数字の読み替えを行なわないことで、「四丁目」
を「4丁目」のように置き換えることは正しいが、「四
日市市」を「4日市市」のように置き換えることはしな
いようにできるので、住所から郵便番号への変換の誤変
換をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語ワードプロ
セッサ、DTP、携帯端末などの郵便番号変換装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の技術においても、郵便番号を入力することによって、
対応する住所データを表示・登録する機能はすでに存在
する。
【0003】例えば、図15に示すように、郵便番号に
対応した住所データを1つのレコードとして登録した辞
書を作成しておき、入力された郵便番号で検索を行う機
能である。
【0004】また、住所データをあらかじめ、図16に
示すように、都道府県名/市区郡名/町村名で分類し、
階層化しておき、各階層で入力者に選択させることで住
所データから郵便番号を、認識する手法も既に存在して
いる。
【0005】図17にその手順を簡単に示す。まず、都
道府県名選択ウィンドウの中から入力したい都道府県名
を選択すると、その都道府県名に対応した市区郡名を表
示し、選択を行う。次に、この市区郡名選択ウィンドウ
から希望の市区郡名を選択し、その市区郡名に対応した
町村名を表示し、選択を行う。このように階層を下がっ
ていくことで、選択された住所データから郵便番号を認
識することができる。
【0006】しかし、郵便番号と住所の組み合わせは数
多くあり、行政レベルの地名は数多く重複して出てくる
ので、郵便番号と住所の組み合わせをそのまま辞書に登
録すると辞書容量が非常に大きくなってしまっていた。
【0007】また、特開平2−289041号公報に
は、テキスト上の通常文の地名から郵便番号を検索する
場合に、地名を階層ごとに比較して市や県等の表示が抜
けていても、検索される地名を特定し郵便番号を見つけ
ることが記載されているが、ほとんど書くことがない市
名のために余分なデータを持つことになり、記憶容量を
無駄に使用することになる。
【0008】また、特公平3−58465号公報には、
地名辞書メモリと郵便番号住所メモリを備え、郵便番号
から住所、地名の入力が簡単で、また入力された地名か
ら郵便番号が求められることが記載されているが、逆変
換のときにあいまいな書き方では変換できないといった
問題がある。
【0009】また、特開平7−160701号公報に
は、入力された地名から郵便番号を求められるが、逆変
換のときにあいまいな書き方では変換できないといった
問題がある。
【0010】また、特開昭62−284464号公報に
は、入力した町村名からその上位地名である都道府県市
区郡を検索し出力することが記載されているが、町名か
らは上位地名の候補が多く出てしまうという問題があ
る。
【0011】また、特開平4−252354号公報に
は、住所しか分かっていないときに住所を入力するだけ
で郵便番号を表示することが記載されているが、あいま
いな書き方では変換できないといった問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の発
明は、郵便番号と住所を対応付けて記憶する記憶手段
と、郵便番号または住所を指定する指定手段と、前記指
定手段によって指定された郵便番号を前記記憶手段に記
憶された対応する住所に変換する、または前記指定手段
によって指定された住所を前記記憶手段に記憶された対
応する郵便番号に変換する変換手段と、前記変換手段に
よって変換された住所または郵便番号を出力する出力手
段とを備える郵便番号住所変換装置であって、住所の郵
便番号変換時に、指定された住所および前記記憶手段に
記憶された住所の中の特定の住所用語を予め定められる
特定住所用語に置き換えて変換する置換変換手段と、住
所の特定部分には、前記置換変換手段による置き換え処
理を禁止する禁止手段とを具備することを特徴とする郵
便番号住所変換装置である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所の中
の特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変
換手段と、住所の特定部分には、前記読み飛ばし変換手
段による読み飛ばし処理を禁止する禁止手段とを具備す
ることを特徴とする郵便番号住所変換装置である。
【0014】また、請求項3記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所中の
特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変換
手段と、前記変換手段によって変換された郵便番号を、
前記読み飛ばし変換手段によって変換された郵便番号よ
りも優先して、前記出力手段に出力する出力制御手段と
を具備することを特徴とする郵便番号住所変換装置であ
る。
【0015】また、請求項4記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所の中
の特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変
換手段と、前記記憶手段に記憶された住所の特定部分に
は、前記読み飛ばし変換手段による読み飛ばし処理を禁
止する情報を付与する付与手段とを具備することを特徴
とする郵便番号住所変換装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図をもとに本発明について
説明する。なお、これによって本発明は限定されるもの
ではない。
【0017】図1は郵便番号住所変換装置21の全体の
構成図である。図1において、郵便番号住所変換装置2
1は、制御部22、入力部23、仮名漢字変換部24、
郵便番号変換部25、文章バッファ27、印刷部28、
表示部29およびカーソルポインタ30を含んで構成さ
れる。
【0018】制御部22は、予め定められる動作プログ
ラムに従って郵便番号住所変換装置21の全体の動作を
制御し、例えばCPU(中央演算処理装置)で実現され
る。
【0019】入力部23は、例えばキーボードで実現さ
れ、郵便番号や住所を表す仮名が入力される。該入力部
23から入力された住所を表す仮名データは仮名漢字変
換部24に与えられ、漢字データに変換される。
【0020】郵便番号変換部25は、順方向変換部25
aおよび逆方向変換部25bを備える。順方向変換部2
5aは、前記入力部23から入力された郵便番号の住所
への変換処理(以降、「順変換処理」という)の動作を
実行する。逆方向変換部25bは、前記入力部23から
入力され、前記仮名漢字変換部24で漢字データに変換
された住所の郵便番号への変換処理(以降、「逆変換処
理」という)の動作を実行する。
【0021】また、郵便番号変換部25は、前記順変換
処理時および逆変換処理時に用いられる郵便番号辞書部
26を備える。該郵便番号辞書部26は、郵便番号と住
所とを互いに対応付けて記憶する。
【0022】また前記郵便番号変換部25は、3および
5桁の郵便番号を取り扱う変換処理と7桁の郵便番号を
取り扱う変換処理とが適宜実施可能である。また、3お
よび5桁の郵便番号と7桁の郵便番号とを相互に変換す
ることが可能である。
【0023】このような3および5桁と7桁とにかかわ
る変換処理のために前記郵便番号辞書部26は、互いに
対応する3および5桁の郵便番号で記憶した辞書部と7
桁の郵便番号で記憶した辞書部とを有しても構わない。
また、3および5桁の郵便番号と7桁の郵便番号とを記
憶した単一の辞書部であっても構わない。
【0024】文章バッファ27は、前記仮名漢字変換部
24による仮名漢字変換処理や、郵便番号変換部25に
よる郵便番号住所変換処理などの実行時に用いられ、郵
便番号や住所などの文章データが一時的に格納される。
【0025】印刷部28では、入力された郵便番号や住
所および変換された住所や郵便番号などの文章データが
印刷されて出力される。
【0026】表示部29は、例えばCRT(陰極線管)
で実現され、入力された郵便番号や住所および変換され
た住所や郵便番号などの文章データが表示されて出力さ
れる。カーソルポインタ30によって、表示部29に表
示された文章データ中の所定位置が示される。
【0027】図2は郵便番号から住所への変換の例であ
る。7桁の場合、”6391103”と入力され変換キ
ーが押されると数字で7桁のデータなので、7桁の郵便
番号辞書を検索し”奈良県大和郡山市美濃庄町”と結果
を表示する。
【0028】図3は住所から郵便番号への変換の例であ
る。”奈良県大和郡山市美濃庄町”と入力され、変換キ
ーが押されると、郵便番号辞書を検索し”639110
3”と結果を表示する。
【0029】[実施例1]以下、図4の具体例、図5お
よび図6のフローチャート図をもとに実施例1について
説明する。
【0030】実施例1では、住所の郵便番号への変換処
理において、住所の数字部分の表記は漢数字が正式であ
るが、算用数字であっても、正しい郵便番号に変換でき
る。
【0031】図4(A)は特定住所用語を置き換える処
理の実施例である。ここでは、「北海道札幌市北区北2
1条西」の算用数字を「北海道札幌市北区北二一条西」
のように漢数字に置き換え、郵便番号辞書検索を実行す
る。
【0032】図5は住所の特定の住所用語を置き換える
処理のフローチャート図である。ステップa1では、入
力された文字、すなわち住所を取り込む。ステップa2
では、都道府県部をスキップする。ステップa3では、
入力された文字と郵便番号辞書部26に記憶された文字
とを比較し、一致する郵便番号辞書部26の文字を検索
して、ステップa4に進む。ステップa4では一致した
文字があるかどうかを判断する。ある場合には得られた
住所を郵便番号に変換して動作を終了し、ない場合には
ステップa5に進む。
【0033】ステップa5では、一致した文字が数字で
あるかどうかを判断する。数字ではなかったときにはス
テップa8に進む。数字であったときにはステップa6
に進み、算用数字であれば漢数字に置き換えてステップ
a7に進む。ステップa7では、ステップa3と同様に
して辞書検索を行って、ステップa8に進む。
【0034】ステップa8では、一致した文字が
「が」、「ガ」または「ヶ」であるかどうかを判断す
る。「が」、「ガ」または、「ヶ」でなかったときに
は、ステップa11に進む。「が」、「ガ」または、
「ヶ」であったときには、ステップa9に進み。「ヶ」
や「ガ」であれば「が」に置き換えてステップa10に
進む。ステップa10では、ステップa3と同様に辞書
検索を行ってステップa11に進む。
【0035】ステップa11では、一致した文字が
「の」、「ノ」または「之」であるかどうかを判断す
る。「の」、「ノ」または、「之」でなかったときに
は、得られた住所を郵便番号に変換して動作を終了す
る。「の」、「ノ」または、「之」であったときには、
ステップa12に進み。「ノ」や「之」であれば「の」
に置き換えてステップa13に進む。ステップa13で
は、ステップa3と同様にして辞書検索を行う。その
後、得られた住所を郵便番号に変換して動作を終了す
る。
【0036】ただ、上記処理では、図4(B)のよう
に、「4日市市赤堀」と入力された住所も置き換えられ
て、「四日市市赤堀」となるが、それは住所入力が間違
っているので、入力された住所のままでは不都合が生じ
る。そこで、行政地名の部分の置き換え処理を禁止する
ことによって、住所入力の間違いを使用者に提示するこ
とができる。
【0037】図6は住所の特定の住所用語を置き換える
処理において住所の特定部分には置き換えを行わない処
理のフローチャート図である。
【0038】ステップa1からステップa7までは上記
に説明した通りである。ステップa6で漢数字を算用数
字に置き換えて、ステップa7で辞書検索を行った後、
ステップa14に進む。ステップa14では、置き換え
た文字が都道府県市区町村の行政地名の部分であるかど
うかを判断し、行政地名の部分でないときは、ステップ
a8に進み、行政地名の部分であるときは、ステップa
15に進む。ステップa15では、置き換えた文字が行
政地名の部分であったため、その辞書検索を無効とし
て、ステップa8に進む。後のステップa8からステッ
プa13までは、上記に説明したとおりである。
【0039】以上のように、置き換えた部分が行政地名
の部分であったときに、その検索を無効とすることで、
住所から郵便番号に変換する際に誤変換を減らすことが
でき、変換効率が向上し、郵便番号住所変換装置21の
利便性が著しく向上する。
【0040】[実施例2]以下、図7および図9の具体
例、図8および図10のフローチャート図をもとに実施
例2について説明する。
【0041】図7は特定の住所用語を読み飛ばして変換
することを説明する図である。
【0042】実施例2では、郵便番号辞書部26は図7
(A)に示されるような「北海道札幌市北区北二一条
西」という正式の住所データが記憶されるが、「条」と
いう特定の住所用語が省略されて、「北海道札幌市北区
北二一西」と入力される場合がある。このような場合で
あっても、所望の郵便番号が得られるように、郵便番号
辞書部26に記憶された住所の特定住所用語である
「条」が読み飛ばされて、「北海道札幌市北区北二一
西」というデータが用いられる。
【0043】また、図7(B)に示されるような「京都
市下京区東小路町」という正式データが郵便番号辞書部
26に記憶されるが、「烏丸通七条下る西入」という特
定の住所用語が付加されて、「京都市下京区烏丸通七条
下る西入東小路町」という住所データが入力されること
がある。このような場合であっても所望の郵便番号が得
られるように、入力された住所データの「烏丸通七条下
る西入」という特定住所用語が読み飛ばされて、「京都
市下京区東小路町」が用いられる。
【0044】その他、入力された住所データや記憶され
た住所データの、例えば「町」、「丁目」、「大字」、
「字」、「東入」および「上る」などの特定の住所用語
が読み飛ばされて用いられる。なお、これ以外の特定の
住所用語を読み飛ばすように設定しても構わない。
【0045】図8は特定住所用語の読み飛ばし処理の説
明であり、郵便番号住所変換装置21の逆変換動作を示
すフローチャート図である。
【0046】ステップc1では、入力された文字、すな
わち住所を取り込む。ステップc2では、都道府県部を
スキップする。ステップc3では、入力された文字が
「京都市」であるかどうかを判断する。「京都市」でな
かったときにはステップc4に進み、入力された文字と
郵便番号辞書部26に記憶された文字を比較し、一致す
る郵便番号辞書部26の文字を検索して、ステップc8
に進む。「京都市」であったときには、ステップc5に
進み、「区」までの文字を読み取ってステップc6に進
む。ステップc6では、「西入」、「東入」、「上る」
または「下る」までの文字をスキップしてステップc7
に進む。ステップc7では、ステップc4と同様にして
辞書検索を行って、ステップc8に進む。
【0047】ステップc8では、入力された文字が
「条」であるかどうかを判断する。「条」でなかったと
きにはステップc11に進む。「条」であったときには
ステップc9に進み、「条」の文字をスキップしてステ
ップc10に進む。ステップc10では、ステップc4
と同様にして辞書検索を行って、ステップc11に進
む。
【0048】ステップc11では、入力された文字が
「町」であるかどうかを判断する。「町」でなかったと
きにはステップc14に進む。「町」であったときには
ステップc12に進み、「町」の文字をスキップしてス
テップc13に進む。ステップc13では、ステップc
4と同様にして辞書検索を行って、ステップc14に進
む。
【0049】ステップc14では、入力された文字が
「大字」であるかどうかを判断する。「大字」でなかっ
たときにはステップc17に進む。「大字」であったと
きにはステップc15に進み、「大字」の文字をスキッ
プしてステップc16に進む。ステップc16では、ス
テップc4と同様にして辞書検索を行って、ステップc
17に進む。ステップc17では、入力された文字が
「字」であるかどうかを判断する。「字」でなかったと
きには得られた住所を郵便番号に変換して動作を終了す
る。。「字」であったときにはステップc18に進み、
「字」の文字をスキップしてステップc19に進む。ス
テップc19では、ステップc4と同様にして辞書検索
を行う。その後、得られた住所を郵便番号に変換して動
作を終了する。
【0050】しかし、図9に示すように、郵便番号辞書
部26で、住所「岡山県岡山市中井町」が郵便番号「7
000804」で、住所「岡山県岡山市中井」が郵便番
号「7038205」である。このため、上記処理を実
行して前者の中井町の「町」を読み飛ばすことによっ
て、検索結果である郵便番号が複数検索される場合があ
る。
【0051】そこで、以下の処理では、特定住所用語を
読み飛ばさなかった候補を優先するものとする。
【0052】図10において、ステップd1は、上記に
説明した特定住所用語の読み飛ばし処理を行う。ステッ
プd2で住所から郵便番号への検索結果が複数あったか
どうかを判断する。結果が複数でないときは、処理を終
了する。結果が複数あるときはステップd3に進む。ス
テップd3では、特定住所用語を読み飛ばさなかった候
補を優先し、処理を終了する。
【0053】図9の例で説明すると、「岡山県岡山市中
井」と入力されると、読み飛ばし処理のため、「岡山県
岡山市中井町」も一致し、住所から郵便番号への辞書検
索の結果、郵便番号は「7000804」と「7038
205」の2つが候補となる。しかし、ステップd3
で、読み飛ばさなかった方を優先するので、「岡山県岡
山市中井」の郵便番号「7038205」が優先されて
候補となる。
【0054】[実施例3]以下、図11の具体例、図1
2のフローチャート図をもとに実施例3について説明す
る。
【0055】実施例2の読み飛ばし処理を行うことによ
って、郵便番号が検索できない場合が生じる。例えば、
図11に示すように、住所「奈良県生駒郡安堵町」には
郵便番号「6391100」が記憶されている。しか
し、住所「奈良県生駒郡安堵」には、対応する郵便番号
は記憶されていない。
【0056】そこで、実施例3では、特定部分について
は実施例2の読み飛ばし処理を禁止する。
【0057】図12のフローチャート図をもとに、特定
住所を読み飛ばす処理において住所の特定部分には読み
飛ばすことを行わない処理を説明する。
【0058】ステップe1からステップe13までは、
実施例2の図8で説明したとおりである。入力された文
字が「町」の時、ステップe12で「町」をカットし、
ステップe13で辞書検索を行う。次にステップe20
でカットした「町」を含む地名が行政地名の「郡」に続
く地名に付く「町」であるかを判断する。そうでないと
きは、ステップe14に進む。そうであるときはステッ
プe21に進んで、ステップe20で検索した結果を無
効とし、ステップe14に進む。後の処理のステップe
14からステップe19までは図8で説明したとおりで
ある。
【0059】以上のように、住所の特定部分(例えば行
政地名部分)には、読み飛ばす処理を行わないことによ
り、住所を郵便番号に変換する処理に際して誤変換を減
らすことができ、変換効率が向上し、郵便番号住所変換
装置21の利便性が著しく向上する。
【0060】[実施例4]以下、図13の具体例、図1
4のフローチャート図をもとに実施例4について説明す
る。
【0061】実施例2の読み飛ばし処理を行うことによ
って、郵便番号が検索できない場合や正しい郵便番号が
得られない場合が生じる。
【0062】例えば、「奈良市阿字万字町」という住所
に対して、特定住所用語の「字」を読み飛ばす処理を行
うと、「奈良市阿万町」と入力されたときに「奈良市阿
字万字町」と一致してしまい、誤って「奈良市阿字万字
町」の郵便番号に変換してしまう。
【0063】そこで、実施例4では、図13に示すよう
に、郵便番号辞書に、読み飛ばしていけない文字につい
ては特定記号で挟んで記憶する。つまり、図13の例で
は“奈良県奈良市阿字万字町”に関しては2つの”字”
は読み飛ばしてはいけないことを表している。
【0064】図14のフローチャート図をもとに、特定
住所用語を読み飛ばすに際して読み飛ばしてはいけない
情報がついている場合の処理の説明を行う。
【0065】ステップf1とステップf2は、実施例2
の図8で説明した。入力された文字から都道府県名をス
キップした文字に対し、ステップf20で読み飛ばして
はいけない情報であるかどうかを判断し、読み飛ばして
はいけない情報のときは、ステップf3以下の読み飛ば
す処理を行わずに処理を終了する。ステップf20で読
み飛ばしてはいけない情報ではないときは、ステップf
3に進み、特定住所用語を読み飛ばす処理を行う。ステ
ップf3からステップf19までは、図8で説明した通
りである。
【0066】以上のように、特定住所用語を読み飛ばす
処理において、読み飛ばしてはいけないことを示す情報
を設けることで、住所を郵便番号に変換する処理に際し
て誤変換を減らすことができ、変換効率が向上し、郵便
番号住所変換装置21の利便性が著しく向上する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1記載の発明
は、郵便番号と住所を対応付けて記憶する記憶手段と、
郵便番号または住所を指定する指定手段と、前記指定手
段によって指定された郵便番号を前記記憶手段に記憶さ
れた対応する住所に変換する、または前記指定手段によ
って指定された住所を前記記憶手段に記憶された対応す
る郵便番号に変換する変換手段と、前記変換手段によっ
て変換された住所または郵便番号を出力する出力手段と
を備える郵便番号住所変換装置であって、住所の郵便番
号変換時に、指定された住所および前記記憶手段に記憶
された住所の中の特定の住所用語を予め定められる特定
住所用語に置き換えて変換する置換変換手段と、住所の
特定部分には、前記置換変換手段による置き換え処理を
禁止する禁止手段とを具備するので、住所から郵便番号
への変換で、ユーザが住所を入れる時の入れ方にある程
度の許容を持ち、また、その許容に関して誤りを減らす
工夫をすることで、より細かな変換が可能となり、ユー
ザの効率向上が望める。
【0068】また、請求項2記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所の中
の特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変
換手段と、住所の特定部分には、前記読み飛ばし変換手
段による読み飛ばし処理を禁止する禁止手段とを具備す
るので、住所から郵便番号への変換で、ユーザが住所を
入れる時の入れ方にある程度の許容を持ち、また、その
許容に関して誤りを減らす工夫をすることで、より細か
な変換が可能となり、ユーザの効率向上が望める。
【0069】また、請求項3記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所中の
特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変換
手段と、前記変換手段によって変換された郵便番号を、
前記読み飛ばし変換手段によって変換された郵便番号よ
りも優先して、前記出力手段に出力する出力制御手段と
を具備するので、住所から郵便番号への変換で、ユーザ
が住所を入れる時の入れ方にある程度の許容を持ち、ま
た、その許容に関して誤りを減らす工夫をすることで、
より細かな変換が可能となり、ユーザの効率向上が望め
る。
【0070】また、請求項4記載の発明は、郵便番号と
住所を対応付けて記憶する記憶手段と、郵便番号または
住所を指定する指定手段と、前記指定手段によって指定
された郵便番号を前記記憶手段に記憶された対応する住
所に変換する、または前記指定手段によって指定された
住所を前記記憶手段に記憶された対応する郵便番号に変
換する変換手段と、前記変換手段によって変換された住
所または郵便番号を出力する出力手段とを備える郵便番
号住所変換装置であって、住所の郵便番号変換時に、指
定された住所および前記記憶手段に記憶された住所の中
の特定の住所用語を読み飛ばして変換する読み飛ばし変
換手段と、前記記憶手段に記憶された住所の特定部分に
は、前記読み飛ばし変換手段による読み飛ばし処理を禁
止する情報を付与する付与手段とを具備するので、住所
から郵便番号への変換で、ユーザが住所を入れる時の入
れ方にある程度の許容を持ち、また、その許容に関して
誤りを減らす工夫をすることで、より細かな変換が可能
となり、ユーザの効率向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】郵便番号住所変換装置の全体の構成図である。
【図2】郵便番号から住所への変換例を示す図である。
【図3】住所から郵便番号への変換例を示す図である。
【図4】実施例1の具体例を示す図である。
【図5】実施例1の処理のフローチャート図である。
【図6】実施例1の処理のフローチャート図である。
【図7】実施例2の具体例を示す図である。
【図8】実施例2の処理のフローチャート図である。
【図9】実施例2の具体例を示す図である。
【図10】実施例2の処理のフローチャート図である。
【図11】実施例3の具体例を示す図である。
【図12】実施例3の処理のフローチャート図である。
【図13】実施例4の具体例を示す図である。
【図14】実施例4の処理のフローチャート図である。
【図15】従来の郵便番号辞書の記憶例を示す図であ
る。
【図16】従来の郵便番号辞書の記憶例を示す図であ
る。
【図17】従来の表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
21 郵便番号住所変換装置 22 制御部 23 入力部 24 仮名漢字変換部 25 郵便番号変換部 27 文章バッファ 28 印刷部 29 表示部 30 カーソルポインタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便番号と住所を対応付けて記憶する記
    憶手段と、 郵便番号または住所を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された郵便番号を前記記憶手
    段に記憶された対応する住所に変換する、または前記指
    定手段によって指定された住所を前記記憶手段に記憶さ
    れた対応する郵便番号に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された住所または郵便番号を
    出力する出力手段とを備える郵便番号住所変換装置であ
    って、 住所の郵便番号変換時に、指定された住所および前記記
    憶手段に記憶された住所の中の特定の住所用語を予め定
    められる特定住所用語に置き換えて変換する置換変換手
    段と、 住所の特定部分には、前記置換変換手段による置き換え
    処理を禁止する禁止手段とを具備することを特徴とする
    郵便番号住所変換装置。
  2. 【請求項2】 郵便番号と住所を対応付けて記憶する記
    憶手段と、 郵便番号または住所を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された郵便番号を前記記憶手
    段に記憶された対応する住所に変換する、または前記指
    定手段によって指定された住所を前記記憶手段に記憶さ
    れた対応する郵便番号に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された住所または郵便番号を
    出力する出力手段とを備える郵便番号住所変換装置であ
    って、 住所の郵便番号変換時に、指定された住所および前記記
    憶手段に記憶された住所の中の特定の住所用語を読み飛
    ばして変換する読み飛ばし変換手段と、 住所の特定部分には、前記読み飛ばし変換手段による読
    み飛ばし処理を禁止する禁止手段とを具備することを特
    徴とする郵便番号住所変換装置。
  3. 【請求項3】 郵便番号と住所を対応付けて記憶する記
    憶手段と、 郵便番号または住所を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された郵便番号を前記記憶手
    段に記憶された対応する住所に変換する、または前記指
    定手段によって指定された住所を前記記憶手段に記憶さ
    れた対応する郵便番号に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された住所または郵便番号を
    出力する出力手段とを備える郵便番号住所変換装置であ
    って、 住所の郵便番号変換時に、指定された住所および前記記
    憶手段に記憶された住所中の特定の住所用語を読み飛ば
    して変換する読み飛ばし変換手段と、 前記変換手段によって変換された郵便番号を、前記読み
    飛ばし変換手段によって変換された郵便番号よりも優先
    して、前記出力手段に出力する出力制御手段とを具備す
    ることを特徴とする郵便番号住所変換装置。
  4. 【請求項4】 郵便番号と住所を対応付けて記憶する記
    憶手段と、 郵便番号または住所を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された郵便番号を前記記憶手
    段に記憶された対応する住所に変換する、または前記指
    定手段によって指定された住所を前記記憶手段に記憶さ
    れた対応する郵便番号に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された住所または郵便番号を
    出力する出力手段とを備える郵便番号住所変換装置であ
    って、 住所の郵便番号変換時に、指定された住所および前記記
    憶手段に記憶された住所の中の特定の住所用語を読み飛
    ばして変換する読み飛ばし変換手段と、 前記記憶手段に記憶された住所の特定部分には、前記読
    み飛ばし変換手段による読み飛ばし処理を禁止する情報
    を付与する付与手段とを具備することを特徴とする郵便
    番号住所変換装置。
JP9259727A 1997-09-25 1997-09-25 郵便番号住所変換装置 Pending JPH1196151A (ja)

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