JPH1196109A - バスマスタ接続装置 - Google Patents

バスマスタ接続装置

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JPH1196109A
JPH1196109A JP25805797A JP25805797A JPH1196109A JP H1196109 A JPH1196109 A JP H1196109A JP 25805797 A JP25805797 A JP 25805797A JP 25805797 A JP25805797 A JP 25805797A JP H1196109 A JPH1196109 A JP H1196109A
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signal
master
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JP25805797A
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Yoshihiro Yamauchi
内 嘉 博 山
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスアービタ41実装通知信号を要せず、バ
スマスタモジュール10,20仕様変更も要せずに、調
停モジュール40着脱を可とし、単一バスマスタ使用時
の低コスト化。バスマスタ追加時のシステムアップ容易
化。 【解決手段】 外部バスBU1に接続したインタ−フェ
−ス31;これに接続した内部バスBU2,BU3;バ
ス使用要求信号,許可信号用信号ラインUC1;バスB
U3,信号ラインUC1に調停モジュ−ル40を接続す
るためのコネクタCN2;および、コネクタCN2に調
停モジュ−ル40が非接続のとき信号ラインUC1に許
可信号レベルの電位を与え、調停モジュ−ル40の接続
のときは、それが与えるバス使用許可/不許可信号によ
るレベル変化を可とする、プルアップ抵抗を含む終端処
理33;を備える、外部バスBU1に複数のバスマスタ
11,21を接続するための、バスマスタ接続装置3
0。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デ−タバスを共用
する情報処理又は通信において、デ−タバスを利用する
装置の通信装置(バスマスタ)に対してデ−タバスの使
用を割り当てるバスマスタ接続装置に関する。このバス
マスタ接続装置は、例えば、コピー,プリンタ,スキャ
ナ等を選択的に使用しうる複合機能を有する複写機にお
いては、外部バス(デ−タライン)を介して、ワ−プ
ロ,パソコン等のコンピュ−タとプリンタおよびスキャ
ナとの選択的かつ一時的な接続を行なう。複写機は、コ
ンピュ−タ情報の出力(プリント)に使用されるときネ
ットワークプリンタ装置であり、原稿画像を読取ってコ
ンピュ−タに画像デ−タを転送するときにはネットワー
クスキャナ装置である。
【0002】
【従来の技術】上述の複合機能を有する複写機を一例に
説明すると、近年、デジタル複写機の開発が活発に行わ
れるようになり、画像情報をデジタルのデータとして取
り扱うことの利点を生かして、コピー機能の他にプリン
タ機能やスキャナ機能も備えた複合機能複写機も開発さ
れている。さらに、オフィスではネットワーク環境も整
備されてきて、ネットワークに接続可能なプリンタ機能
やスキャナ機能が実現されている。
【0003】図5に従来の複合機能複写機のシステム構
成例を示す。図5では、スキャナ機能用のネットワーク
インターフェースカード(以降、NICと略す)31A
とプリンタ機能用のNIC31Bの両方が実装されてい
る例が示されている。図6に、図5のシステムを機能ブ
ロックで示した。スキャナとプリンタのそれぞれにNI
C31Aと31Bが搭載されてホスト装置であるコンピ
ュ−タA又はBと接続される。
【0004】まず、ネットワークスキャナ機能を概説す
る。複合機能複写機APSのスキャナアプリケーション
制御部10がスキャナ装置SCMから読み取った画像を
NIC31Aを介してLAN上に送出し、ホストコンピ
ュータAのスキャナアプリケーションソフトウエアがそ
の画像を引き取って所望の処理を行う。
【0005】次にネットワークプリンタ機能を概説す
る。ホストコンピュータBのプリンタアプリケーション
ソフトウエアは所望の印刷データをLAN上に送出し、
複合機能複写機APSのプリンタアプリケーション制御
部がNIC31Bを介して印刷データを受け取り、エン
ジン制御部PCCがプリンタエンジンPRMを制御して
所望の画像の印刷出力を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のネッ
トワークプリンタ機能とネットワークスキャナ機能が一
台の複合機能複写機APSに実装されるために、それぞ
れの機能用のネットワークインターフェースカード、す
なわちNIC31Aおよび31Bがそれぞれ別個に実装
されて、一台の複合機能複写機APSから2本のネット
ワークラインが引き出される様な不経済な事態が発生し
ていた。さらに都合の悪いことには、プリンタ機能やス
キャナ機能は、ホスト装置が要求するものであり、ホス
ト装置を使用しない環境では、NIC31Aおよび31
Bは無用で複写機にコストアップをもたらす。したがっ
てNIC31Aおよび31Bは複合機能複写機APSの
オプション機能として搭載されることが多いため、NI
C31A,31Bを複写機本体に標準搭載することもで
きず、また、プリンタかスキャナのどちらか一つ(例え
ばプリンタ)の機能だけ搭載して複写機を納品すると、
他方(スキャナ)のNICが搭載されないので、後のス
キャナ機能の追加が難かしくなる。
【0007】この問題を解決する手段として、NICを
プリンタとスキャナの双方からアクセス可能な共用回路
として搭載することが考えられる。しかし、この手段で
もプリンタかスキャナかどちらか一方のみが実装されて
いる状態では、共用回路を制御するためのバスの調停回
路(バスアービタ)が無駄に実装されているという問題
が残る。
【0008】特開平2−231666号公報には、バス
アービタの実装を示す実装通知信号を設けて、その信号
の発行の有無により、バスマスタが一つでありバスアー
ビタが不用な時の動作と、複数のバスマスタが存在しバ
スアービタが必要な時の動作を切り分けている。そして
該公報上の実施例の記述では、ビスアービタとして、パ
ッケージ化されたLSIを想定し、バスアービタ用LS
Iの実装の有無により、バスの調停機能の有無を実現し
ている。このため、バスアービタが有る状態から無い状
態への変更、あるいはその逆の変更にはLSIの取付や
取り外しが必要となり比較的煩雑な作業を要する。特に
この様な作業は、ユーザー先でのセットアップ作業には
向かない。
【0009】そこで本発明は、バスアービタの存在を示
す実装通知信号を必要とせず、また既存のバスマスタモ
ジュールに何らの仕様変更も要求せずにバスアービタを
含むモジュールの着脱を可能とし、これによりバスマス
タが一つの時における省コスト化と、バスマスタ追加時
のシステムアップ作業の容易化を同時に実現することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)プリンタ機能やスキャナ機能の様なバスマスタ
が、一つしか搭載されない場合において、既存の機能を
妨げることなく容易にバスアービタの機能のみを取り外
す手段を提供することを目的として、複数のバスマスタ
からのバス使用要求信号を入力し、それらのバス使用要
求を調停し、いずれか一つのバスマスタに対してバス使
用許可信号を返信することによりバスの調停を行う共用
回路を含むバスマスタ接続装置において、共用回路を使
用するバスマスタが一つしか存在しない場合には、調停
機能手段であるバスアービタを含む部分的なモジュール
を単純に取り去るだけの作業にて、何ら支障無く単一の
バスマスタが共用回路を使用することができることを特
徴とする。
【0011】これによれば、共用回路を使用するバスマ
スタが一つしかない場合に、このバスマスタの動作に何
ら支障無く、不要となるバスアービタの部分を取り去る
ことができるため不要な部品コスト削減や、不要な電力
の節約ができる効果がある。さらに、バスアービタによ
るバスの調停を受けずにバスマスタと共用回路が直結で
きるためアクセスの際にオーバーヘッドがなく、システ
ムパフォーマンスの低下が無いという効果もある。
【0012】具体的に、複合機能複写機ではネットワー
クスキャナ機能のみが必要であり、ネットワークプリン
タ機能は必要でないとき(あるいはその逆の時)に余分
なアービタ機能を省いて低コストで所望のシステムを構
築できる効果がある。
【0013】(2)前記従来例(特開平2−23166
6号公報)の様に、その手段の為だけに、新たに特別な
信号(バスアービタの実装通知信号)を設けることなく
上記(1)の手段を実現することを目的とし、バスアー
ビタを含む部分的なモジュールの存在の有無を示す特別
な信号を用意することなく、このモジュールを単純に取
り去るだけの作業にて、何ら支持無く単一のバスマスタ
が共用回路を使用することができることを特徴とする。
【0014】これによれば、バスアービタの存在の有無
を示す特別な信号は必要としないため、この信号を処理
するための余分な回路を設ける必要なく、その部分のコ
ストダウン等の効果がある。
【0015】(3)上記(1)を実現するに際して、バ
スマスタとなるプリンタ機能やスキャナ機能に何らかの
特別な仕様変更を求めないことを目的として、バスアー
ビタを含む部分的なモジュールを取り去った後において
も共用回路のモジュールに接続される個々のバスマスタ
のモジュールは、何ら仕様を変更する必要がないことを
特徴とする。
【0016】これによれば、バスアービタの部分の除去
後においても、バスマスタの仕様を変更する必要が無い
ため、バスマスタの改造や取り替え等の作業が必要無い
という効果がある。
【0017】(4)単一のバスマスタ機能(プリンタ機
能かスキャナ機能のいずれか一つ)が既に実装済みの共
用回路(本例ではNIC)を独占使用中である状態に対
して、その機能に何ら変更を加えることなく単純にバス
アービタ機能を付け加えるだけで、複数のバスマスクが
一つの共用回路を共用できることを目的として、単一の
バスマスタが共用回路を独占している状態に対して、既
存の共用回路とバスマスタのモジュールを何ら変更する
ことなく、単純にバスアービタを含むモジュールを付加
するだけの作業にて、複数のバスマスタが一つの共用回
路を共用できる様に変更することができることを特徴と
する。
【0018】これによれば、単一のバスマスタが共用回
路を独占している状態から、バスマスタの仕様を何ら変
更することなく単純にバスアービタを付加するだけで、
複数のバスマスタが一つの共用回路を共用することがで
きるため、システムのアップグレードが簡単に実施でき
るという効果がある。
【0019】具体的に、複合機能複写機では既に使用中
のネットワークスキャナ機能のモジュールを無駄にする
ことなく、新たに必要となるバスアービタのモジュール
とプリンタ機能を追加するだけで、ネットワークスキャ
ナ機能とネットワークプリンタ機能の双方を既存のNI
C一枚だけで構築できるという効果がある。
【0020】
【発明の実施の形態】
(e1)外部バス(BU1)に接続されたインタ−フェ−ス
(31);第1バスマスタ(11)を前記インタ−フェ−ス(31)
に接続するための第1内部バス(BU2);第1バスマスタ
(11)からバス使用要求信号を受ける信号線および第1バ
スマスタ(11)にバス使用許可信号を送る信号線を含む第
1信号ライン(UC1);前記インタ−フェ−ス(31)に接続
された第2内部バス(BU3);第1信号ライン(UC1)および
第2内部バス(BU3)に調停モジュ−ル(40)を接続するた
めの接続手段(CN2);および、該接続手段(CN2)に調停モ
ジュ−ル(40)が非接続のときは、バス使用許可信号を受
ける前記信号線に、バス使用許可信号レベルの電位を与
え、調停モジュ−ル(40)が接続されているときは、調停
モジュ−ル(40)が与えるバス使用許可/不許可信号によ
る前記信号線の電位変化を可とするレベル規定手段(3
3);を含む、外部バス(BU1)に複数のバスマスタを接続
するための、バスマスタ接続装置(30)。なお、理解を容
易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施
例の対応要素の記号を、参考までに付記した。
【0021】これによれば、このバスマスタ接続装置(3
0)を、適用機器例えば複合機能複写機(APS)に備えてお
けば、それに例えばスキャナのバスマスタ〔第1バスマ
スタ(11)〕を接続して、スキャナ機能を実現することが
できるし、代りにプリンタのバスマスタ〔第1バスマス
タ(11)〕を接続して、スキャナ機能を実現することがで
きる。調停モジュ−ル(40)を装備しないので低コストで
ある。加えて、調停モジュ−ル(40)非接続のとき(単一
のバスマスタ接続のとき)はレベル規定手段(33)が、バ
ス使用許可信号レベルを第1バスマスタ(11)への第1信
号ライン(UC1)に与えるので、調停モジュ−ル(40)を装
備しないときにこれを表わす信号をバスマスタ接続装置
(30)に、その外部から与える必要がない。
【0022】一方(例えばスキャナ)のバスマスタ〔第
1バスマスタ(11)〕を接続しているとき、他方(プリン
タ)のバスマスタ〔第2バスマスタ(21)〕を追加接続す
るときには、バスマスタ接続装置(30)に調停モジュ−ル
(40)を接続して、この調停モジュ−ル(40)に他方のバス
マスタ〔第2バスマスタ(21)〕を接続すればよい。この
場合には、第1信号ライン(UC1)に調停モジュ−ル(40)
が与えるバス使用許可/不許可信号のレベル変化が現わ
れるので、第1バスマスタ(11)は調停モジュ−ル(40)の
信号に基づいて外部バスにアクセスする。この場合も、
調停モジュ−ル(40)を装備するときにこれを表わす信号
をバスマスタ接続装置(30)に、その外部から与える必要
がない。
【0023】(e2)第1信号ライン(UC1)および第1
内部バス(BU2)に第1バスマスタ(11)を接続するための
接続手段(CN1);を更に備える上記(e1)のバスマス
タ接続装置(30)。この接続手段(CN1)を用いて、バスマ
スタ接続装置(30)に第1バスマスタ(11)と第2バスマス
タ(21)を選択的に接続しうる。
【0024】(e3)バス使用要求信号を発生しバス使
用許可信号に応答して外部バス(BU1)からデ−タを受信
し又は外部バス(BU1)にデ−タを送信する第1バスマス
タ(11);および、前記外部バス(BU1)に接続されたイン
タ−フェ−ス(31),前記第1バスマスタ(11)を前記イン
タ−フェ−ス(31)に接続する第1内部バス(BU2),前記
バス使用要求信号を受ける信号線および前記バス使用許
可信号を送る信号線を含む第1信号ライン(UC1),前記
インタ−フェ−ス(31)に接続された第2内部バス(BU
3),これら第1信号ライン(UC1)および第2内部バス(BU
3)に調停モジュ−ル(40)を接続するための接続手段(CN
2)、および、該接続手段(CN2)に調停モジュ−ル(40)が
非接続のときは、第1信号ライン(UC1)の、バス使用許
可信号を受ける前記信号線に、バス使用許可信号レベル
の電位を与え、調停モジュ−ル(40)が接続されていると
きは、調停モジュ−ル(40)が与えるバス使用許可/不許
可信号による前記信号線の電位変化を可とするレベル規
定手段(33)、を含む共用モジュ−ル(30);を備える、外
部バス(BU1)に複数のバスマスタを接続するための、バ
スマスタ接続装置(30+10)。
【0025】これによれば、例えば第1バスマスタ(11)
がスキャナのものである場合、スキャナのみ装備すると
きは調停モジュ−ル(40)を装備する必要はなく低コスト
である。例えばプリンタ機能の追加のために第2バスマ
スタ(21)を接続するときに調停モジュ−ル(40)を共用モ
ジュ−ル(30)に接続し、この共用モジュ−ルに第2バス
マスタ(21)を接続する。この場合には、第1信号ライン
(UC1)のバス使用許可信号を受ける前記信号線に調停モ
ジュ−ル(40)が与えるバス使用許可/不許可信号のレベ
ル変化が現われるので、第1バスマスタ(11)は調停モジ
ュ−ル(40)の信号に基づいて外部バスにアクセスする。
調停モジュ−ル(40)を装備するときにこれを表わす信号
をバスマスタ接続装置(30)に、その外部から与える必要
がない。単一のバスマスタのみの接続に戻すとき、調停
モジュ−ル(40)をバスマスタ接続装置(30)から外すと、
レベル規定手段(33)が、バス使用許可信号レベルを第1
バスマスタ(11)への第1信号ライン(UC1)に与えるの
で、調停モジュ−ル(40)を外すときこれを表わす信号を
バスマスタ接続装置(30)に、その外部から与える必要が
ない。
【0026】(e4)共用モジュ−ル(30)および第1バ
スマスタ(11)はそれぞれ、第1信号ライン(UC1)および
第1内部バス(BU2)に第1バスマスタ(11)を接続するた
めの対の接続手段(CN1,CN3)の片方を更に備える上記
(e3)のバスマスタ接続装置(30+10)。共用モジュ−
ル(30)に対して第1バスマスタ(11)と第2バスマスタ(2
1)を選択的に接続する(機能交換をする)ことができる。
【0027】(e5)バス使用要求信号を発生しバス使
用許可信号に応答して外部バス(BU1)からデ−タを受信
し又は外部バス(BU1)にデ−タを送信する第2バスマス
タ(21);および、前記第2バスマスタ(21)を、前記接続
手段(CN2)を介してインタ−フェ−ス(31)に接続するた
めの第3内部バス(BU5),前記共用モジュ−ル(30)の第
1信号ライン(UC1)から前記接続手段(CN2)を介してバス
使用要求信号を受ける信号線および共用モジュ−ル(30)
にバス使用許可信号を送る信号線を含む第2信号ライン
(UC3),第2バスマスタ(21)からバス使用要求信号を受
ける信号線および第2バスマスタ(21)にバス使用許可信
号を送る信号線を含む第3信号ライン(UC4)、および、
第2信号ライン(UC3)よりバス使用要求信号を受けると
第2信号ライン(UC3)に、第3信号ライン(UC4)よりバス
使用要求信号を受けると第3信号ライン(UC4)に、バス
使用許可信号を送るバスア−ビタ(41)、を含む調停モジ
ュ−ル(40);を更に備える上記(e3)又は(e4)の
バスマスタ接続装置(30+10+40+20)。 これは、第1
バスマスタ(11)を接続した共用モジュ−ル(30)に、第2
バスマスタ(21)を接続した調停モジュ−ル(40)を接続し
た状態であり、調停モジュ−ル(40)のバスア−ビタ(41)
が、第1バスマスタ(11)と第2バスマスタ(21)に外部バ
スの使用を割り当てる。
【0028】(e6)調停モジュ−ル(40)および第2バ
スマスタ(21)はそれぞれ、第3信号ライン(UC4)および
第3内部バス(BU5)に第2バスマスタ(21)を接続するた
めの対の接続手段(CN5,CN6)の片方を更に備える上記
(e5)のバスマスタ接続装置(30+10+40+20)。調停
モジュ−ル(40)に接続した第2バスマスタを、他の機能
手段のバスマスタに交換することができる。
【0029】(e7)レベル規定手段(33)は、第1信号
ライン(UC1)の、バス使用許可信号を受ける信号線、に
接続されたプルアップ抵抗を含む、上記(e1),(e
2)(e3),(e4),(e5)又は(e6)のバス
マスタ接続装置。レベル規定手段(33)の構造が簡単であ
り、したがって共用モジュ−ル(30)の構成が簡単であ
る。
【0030】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0031】
【実施例】本発明をプリンタ機能とスキャナ機能を搭載
した複合機能複写機における具体例として説明する。図
1に本発明の一実施例のシステム構成例を示す。図で
は、スキャナ機能用とプリンタ機能用のNICが一枚の
NIC31で共用されている例が示されている。
【0032】図2に、図1に示すシステムの機能要素を
ブロックで示する。図2にある様に一枚のNIC31が
スキャナ機能とプリンタ機能の双方からバスアービトレ
ーション制御部を介して共用されている。
【0033】図3に、図2に示すバスアービトレーショ
ン制御部の構成を示す。図3の共用回路31がNIC、
第1モジュール10がスキャナアプリケーション制御
部、第2モジュール20がプリンタアプリケーション制
御部、調停モジュール40がバスアービトレーション制
御部である。
【0034】ここで、第1モジュ−ル10の第1バスマ
スタ11(スキャナ)が、共用モジュ−ル30上の共用
回路(NIC)31を使用する際には、バス使用要求1
を出力する。この信号は、モジュ−ル10の信号ライン
UC2,互に結合された対のコネクタCN3,CN1,
共用モジュ−ル30の第1信号ラインUC1,互に結合
された対のコネクタCN2,CN4および調停モジュ−
ル40の第2信号ラインUC3を介して、調停モジュ−
ル40のバスアービタ41に入力されて、第2モジュ−
ル20上の第2バスマスタ21(プリンタ)からバス使
用要求2が出力されて第2バスマスタ21が共用回路3
1を使用するモードに入ろうとしている状態か、あるい
は、既にバス使用許可2が出力中で第2バスマスタ21
が共用回路31を使用中のどちらでもないならば、バス
ア−ビタ41から第2信号ラインUC3にバス使用許可
1が出力されて、コネクタCN4,CN2および第1信
号ラインUC1を介して、共用モジュ−ル30上の第1
ゲ−ト32に与えられと共に、コネクタCN1,CN3
および信号ラインUC2を介して第1バスマスタ11に
与えられる。これにより、第1ゲート32が開き、第1
バスマスタ11は共用回路31をアクセスして外部バス
BU1を使用できる。それ以外ならばバス使用許可1は
出力されず、第2バスマスタ21の、外部バスBU1の
使用が終了するまで待たされる。
【0035】以上の説明で、バスバスタの「第1」と
「第2」を読み替えれば、逆に第2バスマスタ21が共
用回路31をアクセスし始めようとする時の動作も説明
できる。
【0036】図4に、図3における調停モジュール40
の部分を取り外して、単独のバスマスタが共用回路31
を独占している状態を示す。これは複合機能複写機AP
Sにおいてネットワークスキャナ機能のみ(図4の
(a))、あるいはネットワークプリンタ機能のみ(図
4の(b))のどちらか一つが実装されている場合に相
当する。
【0037】この時、図4の(a)に示す、ネットワー
クスキャナ機能のみの付加のときには、第1バスマスタ
11は通常と同様にバス使用要求1を出力するが、その
信号は調停モジュール40の接続が無いために、コネク
タCN2の所で開放されており機能を発揮しない。ま
た、バス使用許可1に関しては、この信号を駆動する調
停モジュール40が存在しないが、この信号線は、それ
に終端処理33が施こされており、常にバス使用許可を
示す信号レベルを保つ。そのため、第1バスマスタ11
は通常と同様に、バス使用許可1が「許可」の信号レベ
ルになっていることを認識して、共用回路31をアクセ
スすることが可能である。
【0038】この実施例において終端処理33は、具体
的にはプルアップ抵抗による終端処理であり、図3の様
に調停モジュール40のバスアービタ41がこの信号を
駆動する時には、バスアービタ41の駆動に従って「許
可」と「禁止」の信号レベルに推移でき、バスアービタ
41(調停モジュ−ル40)が存在せず、この信号を駆
動するものが無い場合には、「許可」の信号レベルを推
持する。
【0039】図4の(b)に示す、ネットワ−クプリン
タ機能のみの付加のときには、上述の説明の、第1バス
マスタ11を第2バスマスタ21と読み替えたものとな
る。以上から、図4の(a)又は(b)にに示す様にバ
スマスタがただ一つしか存在しない場合には、調停モジ
ュール40を取り去ってしまっても、バスマスタは何ら
の変更を必要とせずに共用回路31をアクセスすること
が可能である。
【0040】また逆に、図4の(a)の様な状態から、
既存の回路に何ら変更を加えることなく、単純にバスア
ービタ41を含む調停モジュール40を付加するだけ
で、図3に示すように、複数のバスマスタ11,21が
1つの共用回路31を共用できるようにシステムアップ
することが可能である。
【0041】ここまではバスマスタが二つまでの例を説
明してきたが、調停モジュール40の中に必要なだけの
ゲートとそれに対応した数のバス使用要求を処理できる
バスアービタ41を用意することにより、論理的にはい
くつでもバスマスタ数を増やすことができる。すなわ
ち、バスアービタ41はバス使用要求を送出してきたバ
スマスタ以外の残りすべてのバスマスタのバス使用状態
を調べてこれらすべてのバスマスタがバスを使用してい
ないことが確認できた時にバス使用許可を返送すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を装備した複合機能複写機
の、LAN接続システムを示すブロック図である。
【図2】 図1に示す複合機能複写機およびコンピュ−
タの機能構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すバス・ア−ビトレ−ション制御部
の構成を示すブロック図である。
【図4】 (a)は、図3に示すバス・ア−ビトレ−シ
ョン制御部を、ネットワークスキャナ機能のみに限定し
た態様を示すブロック図であり、(b)はネットワ−ク
プリンタ機能のみに限定した態様を示すブロック図であ
る。
【図5】 従来の複合機能複写機のLAN接続システム
を示すブロック図である。
【図6】 図5に示す複合機能複写機およびコンピュ−
タの機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
BU1:外部バス BU2〜6:内部バス UC1〜UC5:信号ライン CN1〜6:コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバスマスタからのバス使用要求信
    号を入力し、それらのバス使用要求を調停し、いずれか
    一つのバスマスタに対してバス使用許可信号を返信する
    ことによりバスの調停を行う共用回路を含むバスマスタ
    接続装置において、 共用回路を使用するバスマスタが一つしか存在しない場
    合には、調停機能手段であるバスアービタを含む部分的
    なモジュールを単純に取り去るだけの作業にて、何ら支
    障無く単一のバスマスタが共用回路を使用することがで
    きることを特徴とするバスマスタ接続装置。
  2. 【請求項2】 バスアービタを含む部分的なモジュール
    の存在の有無を示す特別な信号を用意することなく、こ
    のモジュールを単純に取り去るだけの作業にて、何ら支
    持無く単一のバスマスタが共用回路を使用することがで
    きる請求項1のバスマスタ接続装置。
  3. 【請求項3】 バスアービタを含む部分的なモジュール
    を取り去った後においても共用回路のモジュールに接続
    される個々のバスマスタのモジュールは、何ら仕様を変
    更する必要がないことを特徴とする、請求項1のバスマ
    スタ接続装置。
  4. 【請求項4】 単一のバスマスタが共用回路を独占して
    いる状態に対して、既存の共用回路とバスマスタのモジ
    ュールを何ら変更することなく、単純にバスアービタを
    含むモジュールを付加するだけの作業にて、複数のバス
    マスタが一つの共用回路を共用できる様に変更すること
    ができる請求項1のバスマスタ接続装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006309504A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kwok-Yan Leung 拡充コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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