JP2003006149A - データ転送装置および画像形成装置 - Google Patents

データ転送装置および画像形成装置

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JP2003006149A
JP2003006149A JP2001186975A JP2001186975A JP2003006149A JP 2003006149 A JP2003006149 A JP 2003006149A JP 2001186975 A JP2001186975 A JP 2001186975A JP 2001186975 A JP2001186975 A JP 2001186975A JP 2003006149 A JP2003006149 A JP 2003006149A
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data
parallel
cpu
image
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JP2001186975A
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Takanao Koike
孝尚 小池
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーネス等削減の目的で、CPUと周辺素子
間の接続をシリアル化した場合であっても、従来と同じ
ソフトウエアを使用できるデータ転送装置を提供する。 【解決手段】 アドレスバス3、データバス4、リード
ライト制御信号6およびタイミング調停信号5によりデ
ータアクセスを行うCPU1と、前記CPU1のバスデ
ータをシリアルデータ化するパラレル−シリアル変換機
能を有し、パラレル−シリアル変換機能によってシリア
ルデータに変換されたデータを転送するパラレル−シリ
アル変換手段11と、前記転送する手段によって転送さ
れたシリアルデータを受け取ってパラレルデータ化する
シリアル−パラレル変換機能を有し、アドレスバス3、
データバス4、リードライト制御信号6およびタイミン
グ調停信号5を作り出すシリアル−パラレル変換手段1
2とを備え、前記シリアル−パラレル変換手段12は、
後段に接続される素子2のアクセスタイミングを満足
し、かつ、データアクセスが完了するタイミングに合わ
せて、前記パラレル−シリアル変換手段11の内部タイ
ミングの制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速シリアル通信
によってプリント基板間または素子間を接続し、データ
転送を行うデータ転送装置およびこのデータ転送装置を
使用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、基板間、素子間を接続する場合、
高速のデータ転送に用いる場合には、 (1)CPUバスで直接接続 (2)ブリッジを介してPCI等の汎用バスで接続 等が行われていた。
【0003】図10はCPUバスで直接接続した例を示
すブロック図である。同図において、CPU1と周辺素
子2間はアドレスバス3とでデータバス4とによって双
方向に送受信可能にバス接続され、READY信号線5
およびリード、ライト(RD、WR)信号線6によるリ
ードタイミング、ライトタイミングに応じて読み出し、
書き込みが行われる。
【0004】しかし(1)ようにCPUバスで直接接続
する場合はタイミング制約が厳しく、接続距離に制約が
ある。また、(2)のブリッジを介してPCI等の汎用
バスで接続する場合も専用のブリッジが必要になり、接
続方法も標準を守る必要があるため、接続距離にも制約
がある。さらに、基板間で接続する場合、両方式とも、
接続ハーネスの数が増えるという問題があった。
【0005】これを解決するため、シリアル通信により
接続する方法がある。この方法の一例として例えば特開
平7−13912号公報に開示された発明が公知であ
る。
【0006】この発明は、制御用のマイクロコンピュー
タに接続され、このマイクロコンピュータとの間で送受
信されるデータが蓄積されるシフトレジスタと、ICの
チップ上に構成された少なくとも入力バッファ回路と出
力バッファ回路とを有し、出力データを前記マイクロコ
ンピュータから前記シフトレジスタにシリアルデータと
して受信して前記出力バッファ回路に出力し、1ビット
ずつの受信に同期して、前記入力バッファ回路に入力さ
れた入力データを前記シフトレジスタを介して前記マイ
クロコンピュータにシリアルデータとして送信する送信
手段を備えたことを特徴としている。この構成によれ
ば、必要となる信号ラインが少なくて済むため、ハーネ
スの本数を大幅に減らすことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式では
データフォーマットが限定されており汎用性に欠ける。
また、従来同一基板上にあったI/O素子を別基板上に
移すため、シリアル接続を行おうとすると、従来使って
いたソフトウエアとの互換性がなくなり、全体のシステ
ムを作り直す必要がでてくる。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、ハーネス
等削減の目的で、CPUと周辺素子間の接続をシリアル
化した場合であっても、従来と同じソフトウエアを使用
できるデータ転送装置を提供することにある。
【0009】また、シリアル通信を行う場合に、バス形
式からシリアル形式へ変換する素子とシリアル形式から
バス形式へ変換する素子の2種類を準備するのは工数が
かかり、コスト面でも不利である。
【0010】そこで、本発明の第2の目的は、2種類の
変換手段を一体化させ、単一の素子を複数個準備するこ
とによってシリアル通信を行えるデータ転送装置を提供
することにある。
【0011】また、シリアル通信の場合、CPU側から
読みにいかないと周辺の現象を知ることができない。
【0012】そこで、本発明の第3の目的は、周辺素子
でインタラプトが発生した場合でもハーネスの本数を増
やすことなく本体側のCPUにインタラプトを知らせる
ことができるデータ転送装置を提供するにある。
【0013】さらに、プリンタ機能、複写機能、および
ファクシミリ機能などを併せ持ったマルチファンクショ
ンペリフェラルとも称されるデジタル複合機では、本体
部に対してスキャナ、プリンタ、通信などの各種機能を
持った周辺機器を接続してシステムを構成する場合が多
い。このようなシステムにおいてもシリアル接続を行お
うとすると、従来使っていたソフトウエアとの互換性が
なくなり、全体のシステムを作り直す必要がでてくる。
【0014】そこで、本発明の第4の目的は、ハーネス
等削減の目的で、本体制御部と周辺機器とをシリアル接
続した場合であっても、従来と同じソフトウエアを使用
できる画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、第1の手段は、アドレスバス、データバス、リ
ードライト制御信号およびタイミング調停信号によりデ
ータアクセスを行うCPUと、前記CPUのバスデータ
をシリアルデータ化するパラレル−シリアル変換機能を
有し、パラレル−シリアル変換機能によってシリアルデ
ータに変換されたデータを転送するパラレル−シリアル
変換手段と、前記転送する手段によって転送されたシリ
アルデータを受け取ってパラレルデータ化するシリアル
−パラレル変換機能を有し、アドレスバス、データバ
ス、リードライト制御信号およびタイミング調停信号を
作り出すシリアル−パラレル変換手段とを備え、前記シ
リアル−パラレル変換手段は、後段に接続される素子の
アクセスタイミングを満足し、かつ、データアクセスが
完了するタイミングに合わせて、前記パラレル−シリア
ル変換手段の内部タイミングの制御を行うことを特徴と
する。
【0016】前記第2の目的を達成するため、第2の手
段は、第1の手段において、前記パラレル−シリアル変
換機能と、前記シリアル−パラレル変換機能を入力され
るモード設定信号に応じて切り換える切り換え手段をさ
らに備え、前記切り換え手段の切り換え動作に応じてC
PUから素子へ、あるいは素子からCPUへシリアルデ
ータの転送を行うことを特徴とする。
【0017】前記第2の目的を達成するため、第3の手
段は、第2の手段において、前記パラレル−シリアル変
換機能と、前記シリアル−パラレル変換機能が1つの素
子内に設定されていることを特徴とする。
【0018】前記第2の目的を達成するため、第4の手
段は、第2の手段において、前記パラレル−シリアル変
換機能および前記シリアル−パラレル変換機能はシーケ
ンス制御によりそれぞれ制御され、前記切り換え手段が
トライステートバッファの接続状態を制御して前記CP
Uから素子へ、あるいは素子からCPUへの方向を設定
することを特徴とする。
【0019】前記第3の目的を達成するため、第5の手
段は、第1の手段において、前記シリアル−パラレル変
換手段にインタラプト入力があったとき、前記パラレル
−シリアル変換手段から前記シリアル−パラレル変換手
段を接続し、シリアルデータを転送するシリアルデータ
ラインのレベルを変化させて前記パラレル−シリアル変
換手段を介してCPUに対してインタラプトが発生した
旨を伝えることを特徴とする。
【0020】前記第4の目的を達成するため、第6の手
段は、入力された画像データを媒体上に可視画像を形成
するための画像データに変換する画像処理手段と、この
画像処理手段によって画像処理された画像データに基づ
いて媒体上に可視画像を形成する画像形成手段と、前記
画像処理手段を含む制御手段から前記画像形成手段に画
像データを転送するデータ転送手段とを備えた画像形成
装置において、前記データ転送手段を前記請求項1ない
し5のいずれか1項に記載のデータ転送装置から構成し
たことを特徴とする。
【0021】なお、以下の実施形態において、パラレル
−シリアル変換手段はパラレル−シリアル変換部11
に、シリアル−パラレル変換手段はシリアル−パラレル
変換部12に、切り換え手段はパラレル−シリアル変換
シーケンス制御部23、シリアル−パラレル変換シーケ
ンス制御部24および出力バッファ31,32,33,
34,35,36に、1つの素子内に設定された前記パ
ラレル−シリアル変換機能と前記シリアル−パラレル変
換機能はバス(パラレル)→シリアル変換ユニット21
と下側のシリアル→バス(パラレル)変換ユニット22
の2つのユニットにそれぞれ対応する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。なお、以下の説明において前
述の従来例を含めて同等な各部には同一の参照符号を付
し、重複する説明は適宜省略する。
【0023】<第1の実施形態>図1は第1の実施形態
に係るCPUと周辺素子との接続状態を示すブロック図
である。この第1の実施形態では、前述の図10に示し
た従来例のCPUバス(アドレスバス3、データバス
4)による直接接続に代えてシリアル接続としたもので
ある。この実施形態では、前述の図10に示した従来例
では、素子間が直接バス接続になっているので長い距離
を接続することができない。そこで、図1に示すように
CPU1と周辺素子2と接続する中間の長い部分は、シ
リアル変換部10によってシリアル信号で接続するよう
にした。このようにCPU1と周辺素子2間をシリアル
接続した方が、タイミング制約も少なくなり、ハーネス
の本数も少なくなる。
【0024】シリアル接続部10は、CPU1とバス接
続されるパラレル−シリアル変換部(素子)11と、周
辺素子2とバス接続されるシリアル−パラレル変換部
(素子)12と、前記パラレル−シリアル変換部11と
このシリアル−パラレル変換部12とをシリアル接続す
るシリアルデータライン13とからなる。シリアルデー
タライン13は例えば4本のシリアル線からなる。この
4本のシリアル線で接続した場合のタイミングチャート
を図2に示す。
【0025】図2から分かるように、CPU1から周辺
素子2に書き込む場合(図2(a))は、CPU1はW
RITE端子をアクティブにして、アドレス、データを
パラレル−シリアル変換部11からシリアルデータとし
てシリアル−パラレル変換部12側に転送する。転送
後、シリアル−パラレル変換部12側でバスデータに再
変換し周辺素子2にアクセスする。連続するアドレスに
書き込む場合はREAD、WRITE端子の両方をアク
ティブにする。この場合、高速書込み動作モード(図2
(b)になり、バイトデータを連続して転送することが
可能になる。読み出しの場合(図2(c))は、WRI
TE端子をアクティブにして、アドレスをシリアル転送
した後、READ端子をアクティブにしてデータライン
からデータをシリアルデータとして読み取る。シリアル
データライン13(DATA線)は双方向になっている
ので、データをREADする時はDATA端子からデー
タを出力させずにハイインピーダンスにする制御が必要
になる。これを実現する回路を図3のブロック図に示
す。
【0026】図3において、データを書き込む時はデー
タバス、アドレスバス、アドレスストローブ等の信号が
パラレル−シリアル変換部11に入力され、図2に示し
たシリアルデータフォーマットにしたがってシリアル変
換される。シリアル変換されたデータは出力バッファ1
4を経由してシリアルデータライン13に出力される。
読み込み動作時は、アドレスをシリアル化して送出した
後で、前述の出力バッファ14がディスエーブルされ、
出力端子はハイインピーダンスになる。読み出されたデ
ータがシリアルデータライン13を通じて入力されてく
ると、シリアル−パラレル変換ユニット12に入力され
る。ここでデータはパラレルデータに変換され、CPU
1側のデータバス4に送り出される。この時、左側の3
ステートバッファ15がイネーブルになり、データバス
4に出力される。通常はこのバッファ15はディスエー
ブル状態になっている。データの読み出し、書き込みは
読み出し/書き込みモード設定部(R/Wモード設定
部)16によって設定され、前記バッファ14,15の
出力状態を制御するとともに、パラレル−シリアル変換
部11に対して図4のタイミングで書き込み/読み出し
制御を行う。
【0027】CPU1の動作とシリアルデータ送信の関
係を示すタイミングチャートを図4示す。同図(a)が
書き込みの場合、同図(b)が読み込みの場合である。
書き込みの場合、アドレスおよびデータを設定し、アド
レスバスストローブ信号を出力すると、CPU1側に対
してはREADY信号がネゲート状態になり引き続き書
き込むことが禁止される。このタイムラグをなくすため
には、変換素子内にバッファを持たせる等の工夫が必要
である。シリアル転送作業が終了すると、READY信
号は再びアサート状態になる。読み込みの場合も読み込
み作業が終了するまで,CPU1に対してはREADY
信号がネゲートされる。この間CPU1の動作はストッ
プするが、それが好ましくない場合は、READYをフ
ラグ扱いにしてCPU1が定期的に読みに行って作業が
完了したか確認するか、インタラプト端子に入力するよ
うにようにすればよい。
【0028】このようにこの第1の実施形態によれば、
シリアル通信で接続してハーネスを削減しても、従来と
同じアドレス空間に周辺素子を配置することが可能とな
り、これにより従来と同じソフトウエアが使用できる。
【0029】<第2の実施形態>図5は第2の実施形態
に係る双方向機能を持った回路構成を示すブロック図、
第1の実施形態における図3の回路に代わるものであ
る。
【0030】この回路は大きく見て、図示上側のバス
(パラレル)→シリアル変換ユニット21と、下側のシ
リアル→バス(パラレル)変換ユニット22の2つのユ
ニットから構成されている。バス(パラレル)→シリア
ル変換ユニット21の制御は、上側のP→S変換シーケ
ンス制御ユニット23で行われる。シリアル→バス(パ
ラレル)変換ユニット22の制御は、下側のS→P変換
シーケンス制御ユニット24で行われる。この両ユニッ
ト23,24で出力バッファ31,32,33,34,
35,36群を制御し、トライステートバッファの接続
により方向制御が行われる。どの方向の変換ユニットと
して使うかは、外部端子から入力された、モード設定信
号25によって決定される。この場合、前述の第1の実
施形態におけるパラレル−シリアル変換素子11と、シ
リアル−パラレル変換素子12は同一の素子を利用で
き、2種類の素子を開発する必要がなくなる。
【0031】その他、特に説明しない各部は前述の第1
の実施形態と同等に構成され、同等に機能するので、重
複する説明は省略する。
【0032】<第3の実施形態>図6は第3の実施形態
に係るCPUと周辺素子との接続状態を示すブロック
図、図7はこの実施形態における動作タイミングを示す
タイミングチャートである。この実施形態は、シリアル
線を使ってインタラプト情報をリアルタイムで伝える例
である。
【0033】右側のブロックのシリアル−パラレル変換
素子12にインタラプト入力37があると、図7から分
かるようにこの素子12内でインタラプトが受け付けら
れる(周辺側受付)。シリアルライン13がWRITE
動作中であれば終了を待ち、終了してREAD、WRI
TE端子の両方がネゲート状態の時に、DATAライン
4をLowにドライブする。通常、READ、WRIT
E端子の両方がネゲート状態の時は、DATAライン4
がハイインピーダンス状態になるので本体側でこのライ
ンをHighにプルアップしておくとHighになるは
ずである。それにも関わらずLowになる場合は、周辺
素子2側からインタラプト要求が来ているということに
なる。
【0034】そこで、これを検知すると本体側の変換素
子11でインタラプトが受け付けられる(本体側受
付)。本体側で受け付けられるとCPU1に対してイン
タラプト要求38が出される。CPU1はインタラプト
ルーチンに入り、どのインタラプトが発生したのか、シ
リアルライン13を経由して周辺素子2側へ読み取りに
行く。
【0035】以上の方式で、シリアル接続の場合でも通
常のシステムと同じように周辺側からインタラプトを発
生させ、本体側でほぼリアルタイムで処理を行うことが
可能となる。
【0036】したがって、図8に示すように、本体側基
板41と周辺側基板42とにプリント基板を分離し、そ
の間をシリアルライン13で結ぶ構成も前記図7に示し
た構成と等価となる。この構成では、シリアル接続によ
りプリント基板は41,42の2つに分離されている
が、I/O、インタラプトとも、CPU1側から見る
と、分離を意識する必要はない。なお、この実施形態で
は、パラレル−シリアル変換部11は変換IC44に、
シリアル−パラレル変換部12は変換IC45にそれぞ
れ対応する。
【0037】その他、特に説明しない各部は前述の第1
および第2の実施形態と同等に構成され、同等に機能す
るので、重複する説明は省略する。
【0038】<第4の実施形態>図9は例えば第3の実
施形態に係るデータ転送装置を適用した画像形成システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【0039】このシステムは原稿読み取り装置としての
スキャナ101と、このスキャナ101の原稿読み取り
位置に原稿を給送する原稿給送装置102と、スキャナ
101で読み取った原稿の読み取りデータに対して処理
の画像処理を施す画像処理部(IPU)103と、IP
U103における画像処理に必要なパラメータの設定な
どのIPU103の制御とともに、システム全体の制御
を司るCPU104と、IPU103から出力される画
像データに基づいてシート上に可視画像を形成するプリ
ンタ105とから基本的に構成されている。このシステ
ムでは、原稿給送装置102により原稿を供給し、スキ
ャナ101によって原稿を読み取り、IPU103内で
一連の画像処理を行い、プリンタ104に画像データを
出力し、プリント出力が行われる。IPU103内の画
像処理に必要なパラメータはCPU104により設定が
行われる。スキャナ101、原稿給送装置102、IP
U103、プリンタ105はそれぞれ従来から使用され
ている公知のものと同等であるので、ここでの説明は省
略する。
【0040】この場合、本体側基板41にはCPU10
4とIPU103が対応し、周辺側基板42にはスキャ
ナ101、プリンタ105および原稿給送装置102が
それぞれ対応する。なお、スキャナ101、プリンタ1
05および原稿給送装置102に対応する周辺側基板4
2はそれぞれ独立して本体側基板41に接続されてい
る。
【0041】このようにこの第4の実施形態によれば、
画像形成装置の本体制御部から周辺機器へのデータ転送
に第3の実施形態に係るデータ転送装置を使用するの
で、ハーネス等削減の目的で、本体制御部と周辺機器と
をシリアル接続した場合であっても、従来と同じソフト
ウエアを使用できる。
【0042】なお、特に説明しない各部は、前述の第1
ないし第3の実施形態と同等に構成され、同等に機能す
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、CPUのバスデータをシリアルデータ化するパラレ
ル−シリアル変換機能を有し、パラレル−シリアル変換
機能によってシリアルデータに変換されたデータを転送
するパラレル−シリアル変換手段と、前記転送する手段
によって転送されたシリアルデータを受け取ってパラレ
ルデータ化するシリアル−パラレル変換機能を有し、ア
ドレスバス、データバス、リードライト制御信号および
タイミング調停信号を作り出すシリアル−パラレル変換
手段とを備え、前記シリアル−パラレル変換手段は、後
段に接続される素子のアクセスタイミングを満足し、か
つ、データアクセスが完了するタイミングに合わせて、
前記パラレル−シリアル変換手段の内部タイミングの制
御を行うので、シリアル通信で接続してハーネスを削減
しても、従来と同じアドレス空間に周辺素子を配置する
ことが可能となり、これにより従来と同じソフトウエア
が使用できる。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、パラ
レル−シリアル変換機能と、前記シリアル−パラレル変
換機能を入力されるモード設定信号に応じて切り換える
切り換え手段をさらに備え、前記切り換え手段の切り換
え動作に応じてCPUから素子へ、あるいは素子からC
PUへシリアルデータの転送を行うので、同一構造のパ
ラレル−シリアル変換素子とシリアル−パラレル変換素
子を使用することが可能となり、変換素子の開発費を少
なくすることができる。
【0045】また、請求項3記載の発明によれば、前記
パラレル−シリアル変換機能と、前記シリアル−パラレ
ル変換機能が1つの素子内に設定されているので、送受
信側の変換素子の共通化を図り、かつ、1つの素子に前
記機能を持たせことができるので、請求項2記載の効果
に加え、コスト低減を図ることができる。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、パラ
レル−シリアル変換機能およびシリアル−パラレル変換
機能はシーケンス制御によりそれぞれ制御され、切り換
え手段がトライステートバッファの接続状態を制御して
CPUから素子へ、あるいは素子からCPUへの方向を
設定するので、簡単な構成で双方向通信が可能になる。
【0047】また、請求項5記載の発明によれば、シリ
アル−パラレル変換手段にインタラプト入力があったと
き、パラレル−シリアル変換手段からシリアル−パラレ
ル変換手段を接続し、シリアルデータを転送するシリア
ルデータラインのレベルを変化させ、パラレル−シリア
ル変換手段を介してCPUに対してインタラプトが発生
した旨を伝えるので、周辺素子でインタラプトが発生し
た場合でもハーネスの本数を増やすことなく本体側のC
PUにインタラプトを知らせることができる。
【0048】さらに、請求項6記載の発明によれば、画
像形成装置の本体制御部から周辺機器へのデータ転送に
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のデータ転送装
置を使用するので、ハーネス等削減の目的で、本体制御
部と周辺機器とをシリアル接続した場合であっても、従
来と同じソフトウエアを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るCPUと周辺素
子との接続状態を示すブロック図である。
【図2】図1のシリアルデータラインを4本のシリアル
線で接続した場合のタイミンを示すタイミングチャート
である。
【図3】図1において、データをREADするにDAT
A端子からデータを出力させずにハイインピーダンスに
する制御を行うための回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の構成におけるCPUの動作とシリアルデ
ータ送信のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る双方向機能を持
った回路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るCPUと周辺素
子との接続状態を示すブロック図である。
【図7】第3の実施形態における動作タイミングを示す
タイミングチャートで、シリアル線を使ってインタラプ
ト情報をリアルタイムで伝えるタイミングを示す。
【図8】第3の実施形態における本体側基板と周辺側基
板とにプリント基板を分離し、その間をシリアルライン
で結ぶ構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置の
システム構成を示すブロック図である。
【図10】従来例に係るCPUと周辺素子との接続状態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 周辺素子 3 アドレスバス 4 データバス 5 RD,WR(リード・ライト)信号線 6 READY信号線 10 シリアル変換部 11 パラレル−シリアル変換部 12 シリアル−パラレル変換部 13 シリアルデータライン 14,15 バッファ 16 R/Wモード設定部 21 シリアル→パラレル変換ユニット 22 パラレル→シリアル変換ユニット 23 パラレル→シリアル変換シーケンス制御部 24 シリアル→パラレル変換シーケンス制御部 25 モード設定信号 31,32,33,34,35,36 バッファ 37 インタラプト入力 38 インタラプト要求 41 本体側基板 42 周辺側基板 101 スキャナ 102 原稿給送装置 103 IPU 104 CPU 105 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスバス、データバス、リードライ
    ト制御信号およびタイミング調停信号によりデータアク
    セスを行うCPUと、 前記CPUのバスデータをシリアルデータ化するパラレ
    ル−シリアル変換機能を有し、パラレル−シリアル変換
    機能によってシリアルデータに変換されたデータを転送
    するパラレル−シリアル変換手段と、 前記転送する手段によって転送されたシリアルデータを
    受け取ってパラレルデータ化するシリアル−パラレル変
    換機能を有し、アドレスバス、データバス、リードライ
    ト制御信号およびタイミング調停信号を作り出すシリア
    ル−パラレル変換手段と、を備え、前記シリアル−パラ
    レル変換手段は、後段に接続される素子のアクセスタイ
    ミングを満足し、かつ、データアクセスが完了するタイ
    ミングに合わせて、前記パラレル−シリアル変換手段の
    内部タイミングの制御を行うことを特徴とするデータ転
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記パラレル−シリアル変換機能と、前
    記シリアル−パラレル変換機能を入力されるモード設定
    信号に応じて切り換える切り換え手段をさらに備え、前
    記切り換え手段の切り換え動作に応じてCPUから素子
    へ、あるいは素子からCPUへシリアルデータの転送を
    行うことを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記パラレル−シリアル変換機能と、前
    記シリアル−パラレル変換機能が1つの素子内に設定さ
    れていることを特徴とする請求項2記載のデータ転送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パラレル−シリアル変換機能および
    前記シリアル−パラレル変換機能はシーケンス制御によ
    りそれぞれ制御され、前記切り換え手段がトライステー
    トバッファの接続状態を制御して前記CPUから素子
    へ、あるいは素子からCPUへの方向を設定することを
    特徴とする請求項2記載のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 前記シリアル−パラレル変換手段にイン
    タラプト入力があったとき、前記パラレル−シリアル変
    換手段から前記シリアル−パラレル変換手段を接続し、
    シリアルデータを転送するシリアルデータラインのレベ
    ルを変化させて前記パラレル−シリアル変換手段を介し
    てCPUに対してインタラプトが発生した旨を伝えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像データを媒体上に可視画
    像を形成するための画像データに変換する画像処理手段
    と、 この画像処理手段によって画像処理された画像データに
    基づいて媒体上に可視画像を形成する画像形成手段と、 前記画像処理手段を含む制御手段から前記画像形成手段
    に画像データを転送するデータ転送手段と、を備えた画
    像形成装置において、 前記データ転送手段が前記請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載のデータ転送装置からなることを特徴とする
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077069A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Seiko Epson Corp 情報通信システム
JP2015070957A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 株式会社藤商事 遊技機

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