JPH1195746A - Midiデータ処理装置 - Google Patents

Midiデータ処理装置

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Publication number
JPH1195746A
JPH1195746A JP9275286A JP27528697A JPH1195746A JP H1195746 A JPH1195746 A JP H1195746A JP 9275286 A JP9275286 A JP 9275286A JP 27528697 A JP27528697 A JP 27528697A JP H1195746 A JPH1195746 A JP H1195746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
note
damper pedal
midi
pedal event
Prior art date
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Pending
Application number
JP9275286A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Naito
丈嗣 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9275286A priority Critical patent/JPH1195746A/ja
Publication of JPH1195746A publication Critical patent/JPH1195746A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MIDIデータのダンパーペダルイベントを
再生する場合にMIDI音源の同時発音数の制限を超え
ることを防止して正常に演奏可能にする。 【解決手段】 ペダルイベントの検出及びノートイベン
トのデュレーション変更部1は、ダンパーペダルイベン
トを検出するとダンパーペダルイベントの有効期間内の
ノートオフイベントの時間情報をダンパーペダルイベン
トの終了時間に書き換えて、その複数のノートイベント
の同時発音数がMIDI音源の同時発音可能な数を超え
るか否かを判断し、超える場合に超えないようにノート
オフイベントの時間情報を書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーペダルイ
ベントを含むMIDIデータを処理するMIDIデータ
処理装置に関し、特にMIDIデータを再生する必要が
ある例えば通信カラオケなどのシステムにおいて音源の
同時発音数の制限によりMIDIデータ制作者の制作意
図通りに音楽を再生することができないようなデータ損
失が発生する場合に好適なMIDIデータ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、楽音を発生させるための演奏情
報の伝達手段としてはMIDI(Musical Instrument D
igital Interface)が広く知られている。このMIDI
とは、シンセサイザや電子ピアノなどの電子楽器などの
音源を発音させるための情報を交換するために定められ
たハードウエアとソフトウエアの規格である。
【0003】MIDI情報は大別して以下のような情報
から成る。 (1)打鍵などを表す発音開始(ノートオン)、離鍵な
どを表す発音停止(ノートオフ)のような音符的な情
報。この情報は鍵盤番号により示される音の高さの情
報、及び発音の強さを表すアクセント情報なども含む。 (2)演奏者がダンパーペダルやレバーなどを用いて演
奏した場合の抑揚表現を音源に伝えるための制御情報。
【0004】このMIDI情報はデータファイルとして
媒体に記録したり、媒体を介して伝送することができ
る。よく使用されるMIDIフォーマットとしてはSM
F(Standard MIDI File)が知られているが、MIDI
情報は実時間の演奏情報であるので、発音開始(ノート
オンイベント)、発音停止(ノートオフイベント)など
の各情報要素をこのSMFで記録、伝送する場合には発
生時間情報が付加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(1)ところで、MIDI情報にはピアノを演奏する際
に使用されるダンパーペダルを表現するためのダンパー
ペダルイベントが用意されており、また、ダンパーペダ
ルの踏み加減をダンパーペダルイベントに付随する引数
で表すことができる。このダンパーペダルイベントはM
IDIデータを作成する際に、MIDI出力可能な鍵盤
でリアルタイム入力を行う場合に頻繁に使用されるイベ
ントである。
【0006】しかしながら、ダンパーペダルイベントを
使用するとダンパーペダルが有効である期間はノートオ
フイベントがあってもそのノートオフイベントに対応す
る音は発音を停止せず、ダンパーペダルイベントが無効
になるまで発音を継続するので、MIDIデータ再生時
に同時発音数が非常に増加し、ときにはMIDI音源の
同時発音数の制限を超えるという問題点がある。
【0007】(2)また、ギターのMIDIデータを作
成する場合、MIDIギターコントローラなどを用いず
に、鍵盤楽器などで作成するときには、アルペジオフレ
ーズを表現するためにダンパーペダルを使用することが
ある。しかしながら、このようなMIDIデータを再生
すると、実際のギターでは起こりえないような発音の仕
方をする場合があるという問題点がある。この理由は発
音数が非常に増加してギターの弦の本数を超えてしまっ
たり、最低音と最高音が大きく離れてギターの本来の分
散和音になっていないなどの原因が考えられる。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、MID
Iデータのダンパーペダルイベントを再生する場合にM
IDI音源の同時発音数の制限を超えることを防止して
正常に演奏することができるMIDIデータ処理装置を
提供することを第1の目的とする。本発明はまた、ギタ
ーの音色が指定されたMIDIデータのダンパーペダル
イベントを再生する場合に弦の同時発音数の制限を超え
ることを防止して正常に演奏することができるMIDI
データ処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、ダンパーペダルイベントの有効期間
内のノートイベントの同時発音数がMIDI音源の同時
発音可能な数を超えるか否かを判断し、超える場合に超
えないようにノートオフイベントの時間情報を書き換え
るようにしたものである。すなわち第1の発明によれ
ば、ダンパーペダルイベントを検出するダンパーペダル
イベント検出手段と、前記ダンパーペダルイベント検出
手段によりダンパーペダルイベントが検出された場合に
そのダンパーペダルイベントを削除するとともに、前記
ダンパーペダルイベントの有効期間内のノートオフイベ
ントの時間情報を前記ダンパーペダルイベントの終了時
間に書き換えて、その複数のノートイベントの同時発音
数がMIDI音源の同時発音可能な数を超えるか否かを
判断し、超える場合に超えないようにノートオフイベン
トの時間情報を書き換えるデュレーション変更手段と
を、有するMIDIデータ処理装置が提供される。
【0010】本発明は上記第2の目的を達成するため
に、ダンパーペダルイベントの有効期間におけるノート
イベントの最低音と最高音をそれぞれギターの弦が演奏
可能な最低音と最高音に割り当てて他のノートイベント
を他の適正な弦に割り当てるようにしたものである。す
なわち第2の発明によれば、ギターの音色が指定された
MIDIデータ内のダンパーペダルイベントを検出する
ダンパーペダルイベント検出手段と、前記ダンパーペダ
ルイベント検出手段によりダンパーペダルイベントが検
出された場合にそのダンパーペダルイベントを削除する
とともに、ダンパーペダルイベントの有効期間内のノー
トイベントの最低音と最高音をそれぞれギターの弦が演
奏可能な最低音と最高音に割り当てて他のノートイベン
トを他の適正な弦の音に割り当てる割り当て手段と、こ
の割り当て情報を基に同時発音不可能な複数の音をノー
トオフイベントの時間情報を変更することにより取り除
く手段とを、有するMIDIデータ処理装置が提供され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るMIDIデー
タ処理装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1
のMIDIデータ処理装置のダンパーペダルイベント処
理を説明するためのフローチャート、図3は図1のMI
DIデータ処理装置の入力データと処理後のデータを示
す説明図である。
【0012】図1において、ペダルイベントの検出及び
ノートイベントのデュレーション変更部1は、MIDI
データ内のノートイベントをノートオンイベントからノ
ートオフイベントまで記憶するバッファを有し、また、
ダンパーペダルイベントを検出するとダンパーペダルイ
ベントの有効期間内のノートオフイベントの時間情報を
ダンパーペダルイベントの終了時間に書き換えて、その
ノートイベントの同時発音数がMIDI音源の同時発音
可能な数を超えるか否かを判断し、超える場合に超えな
いようにノートオフイベントの時間情報を書き換える。
また、ペダルイベントの削除部2はMIDIデータ内の
ダンパーペダルイベントを削除してバッファ内のMID
Iデータを不図示のMIDI音源に出力する。
【0013】図2はペダルイベントの検出及びノートイ
ベントのデュレーション変更部1の処理を示している。
まず、ノートの同時発音数n Voice を初期化(n Voice
=0)するとともにMIDI音源の最大同時発音数maxv
oiceを設定し(ステップS1)、次いで次のMIDIイ
ベントを判断する(ステップS2)。そして次のMID
Iイベントがノートオンイベントの場合には同時発音数
n Voice を1つインクリメントし(ステップS2→S
3)、次いでそのノートオンイベントをバッファに書き
込み(ステップS4)、次いでステップS2に戻る。
【0014】また、次のMIDIイベントがノートオフ
イベントの場合には同時発音数n Voice を1つデクリメ
ントし(ステップS2→S5)、次いでそのノートオフ
イベントに対応するノートオンイベントをバッファから
取り除き(ステップS6)、次いでステップS2に戻
る。この処理によりバッファには、発音中のノート、す
なわちノートオンイベントが入力しているが、ノートオ
フイベントは入力していないノートイベントが全て格納
される。
【0015】また、ステップS2において次のMIDI
イベントがダンパーペダルイベントの場合には、そのダ
ンパーペダルイベントのレベル(ペダルレベル)が閾値
(TH)を超えるか否かを判断し(ステップS7)、閾
値を超えない場合にはステップS2に戻り、他方、閾値
を超える場合にはステップS8に進んで次のMIDIイ
ベントを判断する。そして、次のMIDIイベントがノ
ートオフイベントの場合には同時発音数n Voice を1つ
デクリメントし(ステップS9)、次いで、そのノート
オフイベントの時間情報をダンパーペダルイベントの終
了時間TpedalOffに設定し(ステップS10)、次いで
ステップS8に戻る。
【0016】また、ステップS8において次のMIDI
イベントがノートオンイベントの場合にはそのノートオ
ンイベントの音程とバッファに格納されているノートオ
ンイベントの音程を比較することにより、同じ音程の2
以上のノートが存在するか否かを判断し(ステップS1
1)、YESの場合には同時発音にならないようにその
同一イベントのノートオフイベントの時間情報を現在時
刻Tnow に設定し(ステップS12)、次いでステップ
S8に戻る。ここで、現在時刻Tnow とは絶対時間では
なく、現在処理中のMIDIイベントが有する時間情報
である。
【0017】他方、ステップS11において同じ音程の
2以上のノートが存在しない場合には、同時発音数n Vo
ice を1つインクリメントし(ステップS13)、次い
でそのノートオンイベントをバッファに書き込む(ステ
ップS14)。次いで同時発音数n Voice がMIDI音
源の最大同時発音数maxvoiceを超えているか否かを判断
し(ステップS15)、超えていない場合にはそのまま
ステップS8に戻り、他方、超えている場合にはバッフ
ァ内の一番古いノートオンイベントに対応するノートオ
フイベントの時間情報を現在時刻Tnow に設定すること
により最大同時発音数maxvoiceを超えないようにし(ス
テップS16)、次いでステップS8に戻る。また、ス
テップS8において次のMIDIイベントがダンパーペ
ダルイベントの場合には、そのダンパーペダルイベント
のレベル(ペダルレベル)が閾値(TH)を超えるか否
かを判断し(ステップS17)、閾値を超える場合には
ステップS8に戻り、他方、閾値を超えない場合にはこ
の処理を終了する。
【0018】図3(a)、(b)はそれぞれ変換前、変
換後のピアノフレーズを示している。変換前の第1、第
2のノート群N1、N2は共に3つのノートイベントよ
り成り、第3〜第6のノートN3〜N6は共に1つのノ
ートイベントより成る。そして、ダンパーペダルイベン
トは第1のノート群N1の後にオンになり、第6のノー
トN6の後の休止マークの後にオフになる。図3(b)
は最大同時発音数maxvoice=5の場合の処理を示し、こ
のようなMIDIデータに対して上記の処理を行うと、
最後のノートN6が入力すると変換後のノート群N6’
では最も古いノート群N2の1音が消去される。なお、
最も古いノートを消去する代わりに、最も低い優先度の
ノートを削除するようにしてもよい。ここで、変換後の
ノート群N7’は実際のノートイベントではなく、実際
の演奏状態を示している。
【0019】次に図4〜図6を参照して第2の実施形態
について説明する。図4は第2の実施形態のMIDIデ
ータ処理装置を示すブロック図、図5は図4のMIDI
データ処理装置のダンパーペダルイベント処理を説明す
るためのフローチャート、図6は図4のMIDIデータ
処理装置の入力データと処理後のデータを示す説明図で
ある。
【0020】図4において、ペダルイベントの検出及び
ノートイベントのデュレーション変更部1は、MIDI
データ内のノートイベントをノートオンイベントからノ
ートオフイベントまで記憶するバッファを有し、また、
ギターの音色が指定されたMIDIデータ内のダンパー
ペダルイベントを検出する。弦割り当て部3はダンパー
ペダルイベントの有効期間内のノートイベントの最低音
と最高音をそれぞれギターの弦の演奏可能な最低音と最
高音に割り当てて他のノートイベントを他の適正な弦に
割り当てる。また、デュレーション変更部1は弦割り当
て部3により割り当てられた同一の弦が同時に発音する
場合に、先の音のノートオフイベントの時間情報を後の
音のノートオンイベントが発生した直前の時点の時間情
報に書き換える。ペダルイベントの削除部2はMIDI
データ内のダンパーペダルイベントを削除してバッファ
内のMIDIデータをMIDI音源に出力する。
【0021】図5において、まず次のMIDIイベント
を判断する(ステップS22)。そして次のMIDIイ
ベントがノートオンイベントの場合には、そのノートオ
ンイベントをバッファに書き込み(ステップS23)、
次いでステップS22に戻る。また、次のMIDIイベ
ントがノートオフイベントの場合には、そのノートオフ
イベントに対応するノートオンイベントをバッファから
取り除き(ステップS24)、次いでステップS22に
戻る。この処理によりバッファには、発音中のノート、
すなわちノートオンイベントが入力しているがノートオ
フイベントは入力していないノートイベントが全て格納
される。
【0022】また、ステップS22において次のMID
Iイベントがダンパーペダルイベントの場合には、その
ダンパーペダルイベントのレベル(ペダルレベル)が閾
値(TH)を超えるか否かを判断し(ステップS2
5)、閾値を超えない場合にはステップS22に戻り、
他方、閾値を超える場合にはステップS26に進んで次
のMIDIイベントを判断する。
【0023】そして、次のMIDIイベントがノートオ
フイベントの場合には、そのノートオフイベントの時間
情報をダンパーペダルイベントの終了時間TpedalOffに
設定し(ステップS28)、次いでステップS26に戻
る。また、ステップS26において次のMIDIイベン
トがノートオンイベントの場合には、そのノートオンイ
ベントをバッファに書き込み(ステップS27)、次い
でステップS26に戻る。
【0024】ステップS26において次のMIDIイベ
ントがダンパーペダルイベントの場合には、そのダンパ
ーペダルイベントのレベル(ペダルレベル)が閾値(T
H)を超えるか否かを判断し(ステップS29)、閾値
を超える場合にはステップS26に戻り、他方、閾値を
超えない場合にステップS30以下に進む。
【0025】ステップS30以下では、まず、バッファ
に格納されているノートイベントの音程情報に基づいて
最低音と最高音を検出し(ステップS30)、次いでこ
の最低音を音源が演奏可能な最も低く調弦された弦に割
り当てるとともに、最高音を音源が演奏可能な最も高く
調弦された弦に割り当てる(ステップS31)。このと
き、最も低く調弦された弦をLstringとし、指板上の位
置をLpos とする。また、最も高く調弦された弦をHst
ringとし、指板上の位置をHpos とする。
【0026】次いで、(Lpos −Hpos )が閾値より大
きい場合、Lstringの次に低く調弦された弦を新たにL
stringとし、Hstringの次に高く調弦された弦を新たに
Hstringとする。また、これに応じてLpos 又はHpos
を変更する。残りのノートイベントについては全ての音
がLpos とHpos のいずれからも一定の閾値以上離れた
指板上の位置にならないように弦を割り振る(ステップ
S32)。ここで、この割り振る方法では複数の組み合
わせが可能であるので、同一の弦に割り振られる音の数
が最小になる組み合わせを優先して最適化することによ
り、全ての音をどの弦で演奏するかを決定する(ステッ
プS33)。
【0027】次いで、同一の弦に割り当てられた音が同
時に発音しているか否かを判断し(ステップS34)、
NOの場合にはこの処理を終了し、他方、YESの場合
には同時に発音している音の先の音のノートオフイベン
トの時間情報を、後の音のノートオンイベントが発生し
た直前の時点に書き換えることにより同時発音不可能な
和音を除去し(ステップS35)、次いでこの処理を終
了する。
【0028】図6(a)、(b)はそれぞれ変換前、変
換後のギターフレーズを示している。変換前では時間順
に第1〜第8のノートN1〜N8より成る。ここで、ノ
ートN3とN8、N4とN7が同一の音程、長さであ
り、また、ダンパーペダルイベントは第1のノートN1
の前でオンになり、第8のノートN8の後にオフにな
る。このようなMIDIデータに対して上記の処理を行
うと、図6(b)に示すように同一の弦により演奏され
るノートが削除される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、ダンパーペダルイベントの有効期間内のノートイベ
ントの同時発音数がMIDI音源の同時発音可能な数を
超えるか否かを判断し、超える場合に超えないようにノ
ートオフイベントの時間情報を書き換えるようにしたの
で、MIDIデータのダンパーペダルイベントを再生す
る場合にMIDI音源の同時発音数の制限を超えること
を防止して正常に演奏することができる。また第2の発
明によれば、ダンパーペダルイベントの有効期間におけ
るノートイベントの最低音と最高音をそれぞれギターの
弦が演奏可能な最低音と最高音に割り当てて他のノート
イベントを他の適正な弦に割り当てるようにしたので、
ギターの音色が指定されたMIDIデータのダンパーペ
ダルイベントを再生する場合に弦の同時発音数の制限を
超えることを防止して正常に演奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMIDIデータ処理装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】図1のMIDIデータ処理装置のダンパーペダ
ルイベント処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】図1のMIDIデータ処理装置の入力データと
処理後のデータを示す説明図である。
【図4】第2の実施形態のMIDIデータ処理装置を示
すブロック図である。
【図5】図4のMIDIデータ処理装置のダンパーペダ
ルイベント処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図6】図4のMIDIデータ処理装置の入力データと
処理後のデータを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ペダルイベントの検出及びノートイベントのデュレ
ーション変更部(ダンパーペダルイベント検出手段、デ
ュレーション変更手段) 2 ペダルイベントの削除部(デュレーション変更手
段) 3 各ノートの弦割り当て部(割り当て手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパーペダルイベントを検出するダン
    パーペダルイベント検出手段と、 前記ダンパーペダルイベント検出手段によりダンパーペ
    ダルイベントが検出された場合にそのダンパーペダルイ
    ベントを削除するとともに、前記ダンパーペダルイベン
    トの有効期間内のノートオフイベントの時間情報を前記
    ダンパーペダルイベントの終了時間に書き換えて、その
    複数のノートイベントの同時発音数がMIDI音源の同
    時発音可能な数を超えるか否かを判断し、超える場合に
    超えないようにノートオフイベントの時間情報を書き換
    えるデュレーション変更手段とを、 有するMIDIデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記デュレーション変更手段は、ノート
    オフイベントの時間情報を書き換える場合に、最も古い
    ノートオンイベントに対応するノートオフイベントから
    書き換えることを特徴とする請求項1記載のMIDIデ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記デュレーション変更手段は、ノート
    オフイベントの時間情報を書き換える場合に、あらかじ
    め設定されたノートイベントの優先順位に従って書き換
    えることを特徴とする請求項1記載のMIDIデータ処
    理装置。
  4. 【請求項4】 ギターの音色が指定されたMIDIデー
    タ内のダンパーペダルイベントを検出するダンパーペダ
    ルイベント検出手段と、 前記ダンパーペダルイベント検出手段によりダンパーペ
    ダルイベントが検出された場合にそのダンパーペダルイ
    ベントを削除するとともに、ダンパーペダルイベントの
    有効期間内のノートイベントの最低音と最高音をそれぞ
    れギターの弦が演奏可能な最低音と最高音に割り当てて
    他のノートイベントを他の適正な弦の音に割り当てる割
    り当て手段と、 前記割り当て手段により割り当てられた同一の弦が同時
    に発音する場合に、先の音のノートオフイベントの時間
    情報を後の音のノートオンイベントが発生した直前の時
    点の時間情報に書き換えるデュレーション変更手段と
    を、 有するMIDIデータ処理装置。
JP9275286A 1997-09-22 1997-09-22 Midiデータ処理装置 Pending JPH1195746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015690A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Dainippon Printing Co Ltd 音響信号の符号化方法

Cited By (2)

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JP2003015690A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Dainippon Printing Co Ltd 音響信号の符号化方法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031118