JPH1195627A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH1195627A JPH1195627A JP9258033A JP25803397A JPH1195627A JP H1195627 A JPH1195627 A JP H1195627A JP 9258033 A JP9258033 A JP 9258033A JP 25803397 A JP25803397 A JP 25803397A JP H1195627 A JPH1195627 A JP H1195627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- transfer material
- transfer
- carrying means
- toner image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体を用いた両面画像形成装置におい
ては、転写材のジャム等の事故時に、特有の安全機能が
要求される。この様な安全機能を実現する。 【解決手段】 中間転写体、中間転写体のクリーニング
手段、転写材の帯電手段、転写材の中間転写体からの分
離手段、同分離補助手段、分離後の転写材案内手段等に
事故時に対応できるそれぞれ特有の安全機構を持たせ
る。
ては、転写材のジャム等の事故時に、特有の安全機能が
要求される。この様な安全機能を実現する。 【解決手段】 中間転写体、中間転写体のクリーニング
手段、転写材の帯電手段、転写材の中間転写体からの分
離手段、同分離補助手段、分離後の転写材案内手段等に
事故時に対応できるそれぞれ特有の安全機構を持たせ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特に
電子写真法により転写材の両面に画像を形成するのに適
した画像形成装置に関する。本発明による画像形成装置
は複写機、プリンター及びファクシミリ等に使用するこ
とができる。
電子写真法により転写材の両面に画像を形成するのに適
した画像形成装置に関する。本発明による画像形成装置
は複写機、プリンター及びファクシミリ等に使用するこ
とができる。
【0002】
【従来の技術】従来、両面画像形成においては、像形成
体上に形成された一方の面の画像を転写材上に転写、定
着し、これを一旦反転給送装置に収納し、再び像形成体
上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転給
送装置より転写材を給送し、転写材上の他方の面に画像
を転写、定着する方法がとられている。
体上に形成された一方の面の画像を転写材上に転写、定
着し、これを一旦反転給送装置に収納し、再び像形成体
上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転給
送装置より転写材を給送し、転写材上の他方の面に画像
を転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面画像形成装置は、上記の如く、両
面反転給送装置への給送や定着装置を2度通す等の転写
材の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、
ジャムを引き起こす原因となっていた。このような欠点
を改良するものとして、古くは特公昭49−37538
号公報等で、感光体上に第1の画像を形成した後、一旦
この画像を中間転写体上に転写する一方、第2の画像を
感光体上に形成し、中間転写体上の第1の画像と感光体
上の第2の画像をそれぞれ転写材の両面に転写し、第
1、第2の画像を同時に転写材に定着して、転写材の両
面に画像を形成する両面画像形成装置が提案されてい
る。本発明者は、この両面画像形成方式の実用化研究を
行い、特願平8−135010号を始めとして多数の特
許出願をしている。
面反転給送装置への給送や定着装置を2度通す等の転写
材の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、
ジャムを引き起こす原因となっていた。このような欠点
を改良するものとして、古くは特公昭49−37538
号公報等で、感光体上に第1の画像を形成した後、一旦
この画像を中間転写体上に転写する一方、第2の画像を
感光体上に形成し、中間転写体上の第1の画像と感光体
上の第2の画像をそれぞれ転写材の両面に転写し、第
1、第2の画像を同時に転写材に定着して、転写材の両
面に画像を形成する両面画像形成装置が提案されてい
る。本発明者は、この両面画像形成方式の実用化研究を
行い、特願平8−135010号を始めとして多数の特
許出願をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の中間転写体を用
いた両面画像形成装置は、ジャムの発生を非常に低く抑
えることができる、プリント速度の高速化ができる等の
面で優れているが、上記の実用化研究の過程で、改良さ
れた両面画像形成装置では、中間転写体を使用している
ためにジャムの発生率が低いとは言え、ジャム等の事故
に対して従来の画像形成装置にはない対策が必要である
ことが判明した。即ち、中間転写体は、トナー像の転写
及び支持の機能を有するものであるが、転写材のジャム
処理で、転写材と強く摩擦して損傷を受けると、電気的
な性質が変化して転写が不均一になり、画像ムラ、画像
汚れ、かぶり等の望ましくない現象が起こることが判明
した。また、中間転写体の近傍には、転写材を中間転写
体から分離するのを確実にするための転写材分離補助手
段や分離後の転写材を案内する案内手段が設けられてお
り、ジャム処理時に、転写材分離補助手段或いは案内手
段それ自身が損傷を受けるだけでなく、これらによっ
て、中間転写体が損傷を受ける事故の発生も少なくない
ことが分かった。
いた両面画像形成装置は、ジャムの発生を非常に低く抑
えることができる、プリント速度の高速化ができる等の
面で優れているが、上記の実用化研究の過程で、改良さ
れた両面画像形成装置では、中間転写体を使用している
ためにジャムの発生率が低いとは言え、ジャム等の事故
に対して従来の画像形成装置にはない対策が必要である
ことが判明した。即ち、中間転写体は、トナー像の転写
及び支持の機能を有するものであるが、転写材のジャム
処理で、転写材と強く摩擦して損傷を受けると、電気的
な性質が変化して転写が不均一になり、画像ムラ、画像
汚れ、かぶり等の望ましくない現象が起こることが判明
した。また、中間転写体の近傍には、転写材を中間転写
体から分離するのを確実にするための転写材分離補助手
段や分離後の転写材を案内する案内手段が設けられてお
り、ジャム処理時に、転写材分離補助手段或いは案内手
段それ自身が損傷を受けるだけでなく、これらによっ
て、中間転写体が損傷を受ける事故の発生も少なくない
ことが分かった。
【0005】さらには、中間転写体には、トナー像の中
間転写体から転写材への転写後に中間転写体上に残留す
るトナーをクリーニングするクリーニング手段が設けら
れるが、詰まった転写材を取り除くために中間転写体を
動かしたりすると、クリーニングによって集められたト
ナーが飛散し、機内を汚すことが起こった。また、中間
転写体はジャム処理等でその表面が汚れ、装置の作動再
開時には、クリーニングして表面を清浄にしておく必要
がある。更には、中間転写体から転写材へトナー像を転
写する2次転写手段や転写材を徐電して中間転写体から
分離する転写材分離手段が中間転写体に近接して設けら
れているために、ジャム処理等において、2次転写手段
或いは転写材分離手段であるコロナ帯電器のワイヤ切れ
を起こしたり、詰まった転写材上の未定着のトナーによ
って汚される。同様に、転写材を帯電する帯電手段もジ
ャム処理等において、損傷を受け易い。
間転写体から転写材への転写後に中間転写体上に残留す
るトナーをクリーニングするクリーニング手段が設けら
れるが、詰まった転写材を取り除くために中間転写体を
動かしたりすると、クリーニングによって集められたト
ナーが飛散し、機内を汚すことが起こった。また、中間
転写体はジャム処理等でその表面が汚れ、装置の作動再
開時には、クリーニングして表面を清浄にしておく必要
がある。更には、中間転写体から転写材へトナー像を転
写する2次転写手段や転写材を徐電して中間転写体から
分離する転写材分離手段が中間転写体に近接して設けら
れているために、ジャム処理等において、2次転写手段
或いは転写材分離手段であるコロナ帯電器のワイヤ切れ
を起こしたり、詰まった転写材上の未定着のトナーによ
って汚される。同様に、転写材を帯電する帯電手段もジ
ャム処理等において、損傷を受け易い。
【0006】従って、本発明の目的は、中間転写体を有
する画像形成装置において、中間転写体を設けることに
起因する上記のような様々な問題を解消することにあ
り、中間転写体を有する画像形成装置において、事故等
により装置を停止させる場合に中間転写体を有する画像
形成装置特有のフェールセーフ機能、即ち、安全保証機
能を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
する画像形成装置において、中間転写体を設けることに
起因する上記のような様々な問題を解消することにあ
り、中間転写体を有する画像形成装置において、事故等
により装置を停止させる場合に中間転写体を有する画像
形成装置特有のフェールセーフ機能、即ち、安全保証機
能を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は次
の画像形成装置によって達成される。
の画像形成装置によって達成される。
【0008】(1)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2像担持
手段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形
成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2像担持
手段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形
成装置。
【0009】(2)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段に供給される前記転写材を帯電し、
前記第2像担持手段に吸着させる転写材帯電手段を設
け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材
帯電手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段に供給される前記転写材を帯電し、
前記第2像担持手段に吸着させる転写材帯電手段を設
け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材
帯電手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。
【0010】(3)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段に当接及び当接解除可能なクリーニ
ング部材を有し、前記第2像担持手段をクリーニングす
るクリーニング手段を設け、前記画像形成装置を停止す
る事故時に、前記クリーニング部材を前記第2像担持手
段に当接させることを特徴とする画像形成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段に当接及び当接解除可能なクリーニ
ング部材を有し、前記第2像担持手段をクリーニングす
るクリーニング手段を設け、前記画像形成装置を停止す
る事故時に、前記クリーニング部材を前記第2像担持手
段に当接させることを特徴とする画像形成装置。
【0011】(4)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2転写手
段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形成
装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2転写手
段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形成
装置。
【0012】(5)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段により搬送される前記転写材を除電
し、前記第2像担持手段から分離する転写材分離手段を
設け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写
材分離手段を作動位置から退避させることを特徴とする
画像形成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段により搬送される前記転写材を除電
し、前記第2像担持手段から分離する転写材分離手段を
設け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写
材分離手段を作動位置から退避させることを特徴とする
画像形成装置。
【0013】(6)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記転写材を前記第2像担持手段から分離する際に、前
記転写材の分離を補助する転写材分離補助手段を設け、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材分離
補助手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記転写材を前記第2像担持手段から分離する際に、前
記転写材の分離を補助する転写材分離補助手段を設け、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材分離
補助手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。
【0014】(7)トナー像形成手段により形成された
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段と前記定着装置の間に、前記第2像
担持手段から分離された前記転写材を前記定着装置へ案
内する転写材案内手段を設け、前記画像形成装置を停止
する事故時に、前記転写材案内手段を作動位置から退避
させることを特徴とする画像形成装置。
トナー像を担持する第1像担持手段と、前記第1像担持
手段から転写されたトナー像を担持するとともに、転写
材を搬送する第2像担持手段と、前記第1像担持手段に
担持されたトナー像を前記第2像担持手段又は前記転写
材の第1面に転写する第1転写手段と、前記第2像担持
手段に担持されたトナー像を前記転写材の第2面に転写
する第2転写手段と、前記転写材に転写されたトナー像
を定着する定着手段とを有する画像形成装置において、
前記第2像担持手段と前記定着装置の間に、前記第2像
担持手段から分離された前記転写材を前記定着装置へ案
内する転写材案内手段を設け、前記画像形成装置を停止
する事故時に、前記転写材案内手段を作動位置から退避
させることを特徴とする画像形成装置。
【0015】本発明において、トナー像は電子写真方式
によって形成される。即ち、静電潜像の形成と該静電潜
像の現像によってトナー像が形成される。従って、トナ
ー像形成手段によって形成されるトナー像を担持する代
表的なものは電子写真感光体であるが、必ずしも感光体
である必要はなく、広い意味では静電潜像が形成され、
現像によってトナー像が形成されるものであり、前記の
請求項及び課題の達成手段の項では第1像担持手段と称
されている。また、中間転写体は、前記第1像担持手段
から転写されたトナー像を担持するもので、転写材を搬
送する機能をも有する。前記の請求項及び課題の達成手
段の項では第2像担持手段と称されている。
によって形成される。即ち、静電潜像の形成と該静電潜
像の現像によってトナー像が形成される。従って、トナ
ー像形成手段によって形成されるトナー像を担持する代
表的なものは電子写真感光体であるが、必ずしも感光体
である必要はなく、広い意味では静電潜像が形成され、
現像によってトナー像が形成されるものであり、前記の
請求項及び課題の達成手段の項では第1像担持手段と称
されている。また、中間転写体は、前記第1像担持手段
から転写されたトナー像を担持するもので、転写材を搬
送する機能をも有する。前記の請求項及び課題の達成手
段の項では第2像担持手段と称されている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1によって、本発明の実施の形
態にかかる画像形成装置を説明する。この画像形成装置
は後に説明する本発明の要部に関する各実施の形態が組
み込まれる画像形成装置である。
態にかかる画像形成装置を説明する。この画像形成装置
は後に説明する本発明の要部に関する各実施の形態が組
み込まれる画像形成装置である。
【0017】図1に示す実施の形態にかかる画像形成装
置の特徴は、第2像担持手段を用いて両面画像を形成す
るところにある。即ち、両面画像を形成するのに、一方
の画像、例えば、裏面画像を第1像担持手段上に形成し
た後、第2像担持手段に転写し、他方の画像、例えば、
表面画像を前記第1像担持手段に再度形成して、前記第
2像担持手段上の裏面画像を転写材の第2面に、前記第
1像担持手段上の表面画像を転写材の第1面にそれぞれ
転写して転写材の両面に画像を形成するところにある。
置の特徴は、第2像担持手段を用いて両面画像を形成す
るところにある。即ち、両面画像を形成するのに、一方
の画像、例えば、裏面画像を第1像担持手段上に形成し
た後、第2像担持手段に転写し、他方の画像、例えば、
表面画像を前記第1像担持手段に再度形成して、前記第
2像担持手段上の裏面画像を転写材の第2面に、前記第
1像担持手段上の表面画像を転写材の第1面にそれぞれ
転写して転写材の両面に画像を形成するところにある。
【0018】前記第1像担持手段の具体例として実施の
形態において使用される感光体ドラム10は、例えば、
光学ガラスや透明アクリル樹脂製の透明物質で構成され
た円筒基体の外周に導電性層及びアモルファスシリコ
ン、有機光導電層等の感光層を順次形成したものであ
り、前記導電層が接地された状態で矢印で示す時計方向
に回転される。
形態において使用される感光体ドラム10は、例えば、
光学ガラスや透明アクリル樹脂製の透明物質で構成され
た円筒基体の外周に導電性層及びアモルファスシリコ
ン、有機光導電層等の感光層を順次形成したものであ
り、前記導電層が接地された状態で矢印で示す時計方向
に回転される。
【0019】前記第2像担持手段の具体例として実施の
形態において使用される中間転写体14aは厚さ0.5
〜2.0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム、
或いはウレタンゴムの1010〜1015Ωcmの抵抗を持
つ半導電性のゴム基体と基体の外側にトナーフィルミン
グ防止層として厚さ5〜50μmのフッ素樹脂コーティ
ングを行った2層構成のものが好ましい。なお、コーテ
ィング層も半導電性のものが好ましい。ゴム基体の代わ
りに厚さ0.1〜0.5mmの半導電性のポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
イミド、エチレンテトラフルオロエチレン等の樹脂基体
を使用することができる。
形態において使用される中間転写体14aは厚さ0.5
〜2.0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム、
或いはウレタンゴムの1010〜1015Ωcmの抵抗を持
つ半導電性のゴム基体と基体の外側にトナーフィルミン
グ防止層として厚さ5〜50μmのフッ素樹脂コーティ
ングを行った2層構成のものが好ましい。なお、コーテ
ィング層も半導電性のものが好ましい。ゴム基体の代わ
りに厚さ0.1〜0.5mmの半導電性のポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
イミド、エチレンテトラフルオロエチレン等の樹脂基体
を使用することができる。
【0020】帯電器11Y,11M,11C,11Kは
帯電極とグリッドを備えたスコロトロン帯電器、露光器
12Y,12M,12C,12Kは発光素子であるLE
D及び結像素子であるセルフォックレンズの感光体ドラ
ム回転軸方向に配列されたアレイで構成される。現像器
13Y,13M,13C,13Kはそのスリーブ131
に直流が重畳された交流バイアスが印加されて、非接触
反転現像を行う現像器である。現像剤としては、2成分
現像剤が用いられるが、1成分現像剤を使用することも
できる。
帯電極とグリッドを備えたスコロトロン帯電器、露光器
12Y,12M,12C,12Kは発光素子であるLE
D及び結像素子であるセルフォックレンズの感光体ドラ
ム回転軸方向に配列されたアレイで構成される。現像器
13Y,13M,13C,13Kはそのスリーブ131
に直流が重畳された交流バイアスが印加されて、非接触
反転現像を行う現像器である。現像剤としては、2成分
現像剤が用いられるが、1成分現像剤を使用することも
できる。
【0021】符号中のY,M,C,Kは各段階で形成さ
れるトナー像の色を表しており、例えば、12Yはイエ
ロートナー像を形成するための露光手段であり、イエロ
ー像を形成する画像信号によって駆動されて発光する。
れるトナー像の色を表しており、例えば、12Yはイエ
ロートナー像を形成するための露光手段であり、イエロ
ー像を形成する画像信号によって駆動されて発光する。
【0022】画像形成スタートによって、感光体ドラム
10は矢印で示す時計方向に回転するが、先ず、感光体
ドラム10はスコロトロン帯電器11Yによって一様帯
電され、露光器12Yにより、イエロー画像の像様露光
が行われ、感光体ドラム10上には、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像器13Yにより現像されてイ
エロートナー像が形成される。続く感光体ドラム10の
回転で、スコロトロン帯電器11Mによる帯電、露光器
12Mによる露光、現像器13Mによる現像によって、
マゼンタトナー像が形成され、スコロトロン帯電器11
Cによる帯電、スコロトロン露光器12Cによる露光、
現像器13Cによる現像によってシアントナー像が形成
され、スコロトロン帯電器11Kによる帯電、露光器1
2Kによる露光、現像器13Kによる現像によって黒ト
ナー像が形成される。これら原色トナー像の重ね合わせ
で、感光体ドラム10上には裏面カラートナー像が形成
される。
10は矢印で示す時計方向に回転するが、先ず、感光体
ドラム10はスコロトロン帯電器11Yによって一様帯
電され、露光器12Yにより、イエロー画像の像様露光
が行われ、感光体ドラム10上には、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像器13Yにより現像されてイ
エロートナー像が形成される。続く感光体ドラム10の
回転で、スコロトロン帯電器11Mによる帯電、露光器
12Mによる露光、現像器13Mによる現像によって、
マゼンタトナー像が形成され、スコロトロン帯電器11
Cによる帯電、スコロトロン露光器12Cによる露光、
現像器13Cによる現像によってシアントナー像が形成
され、スコロトロン帯電器11Kによる帯電、露光器1
2Kによる露光、現像器13Kによる現像によって黒ト
ナー像が形成される。これら原色トナー像の重ね合わせ
で、感光体ドラム10上には裏面カラートナー像が形成
される。
【0023】感光体ドラム10の続く回転で、転写域1
4bにおいて、感光体ドラム10は中間転写体14aと
接触して、1次転写器14cによる転写作用で感光体ド
ラム10上の裏面カラートナー像は中間転写体14aに
転写される。1次転写器14cは中間転写体14aの感
光体ドラム10と対向する面と反対側の面にトナーと反
対極性の帯電を行って転写域14bに転写電界を形成す
るが、転写同時露光器12dによって転写率は高められ
る。
4bにおいて、感光体ドラム10は中間転写体14aと
接触して、1次転写器14cによる転写作用で感光体ド
ラム10上の裏面カラートナー像は中間転写体14aに
転写される。1次転写器14cは中間転写体14aの感
光体ドラム10と対向する面と反対側の面にトナーと反
対極性の帯電を行って転写域14bに転写電界を形成す
るが、転写同時露光器12dによって転写率は高められ
る。
【0024】転写後、感光体ドラムクリーニング装置1
9及び一様露光器12eが作動して、感光体ドラム10
の表面がクリーニングされて、次のカラートナー像を形
成するプロセスに入る。
9及び一様露光器12eが作動して、感光体ドラム10
の表面がクリーニングされて、次のカラートナー像を形
成するプロセスに入る。
【0025】裏面カラートナー像の形成後、感光体ドラ
ム10は更に回転し、前記と同様な作像プロセスによっ
て感光体ドラム10上にはイエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の原色トナー像が重ね合わせられた表面カラ
ートナー像が形成される。この表面カラートナー像は原
画像に対して鏡像処理、即ち、左右反転処理した像とし
て感光体ドラム10上に形成される。というのは、後に
説明するように裏面カラートナー像は2回の転写で転写
材上に形成される結果、像は2回左右反転されて結果と
して元の像と正像の関係になるが、表面カラートナー像
は1回の転写で転写材上に形成されるので、元の像と左
右反転した鏡像の関係になるからである。
ム10は更に回転し、前記と同様な作像プロセスによっ
て感光体ドラム10上にはイエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の原色トナー像が重ね合わせられた表面カラ
ートナー像が形成される。この表面カラートナー像は原
画像に対して鏡像処理、即ち、左右反転処理した像とし
て感光体ドラム10上に形成される。というのは、後に
説明するように裏面カラートナー像は2回の転写で転写
材上に形成される結果、像は2回左右反転されて結果と
して元の像と正像の関係になるが、表面カラートナー像
は1回の転写で転写材上に形成されるので、元の像と左
右反転した鏡像の関係になるからである。
【0026】表面カラートナー像の形成と同期して、転
写材Pが給紙カセット15より送り出しローラ15aに
より送り出され、タイミングローラ15bへ搬送され
る。タイミングローラ15bは表面カラートナー像形成
と同期して作動し、転写材Pを転写域14bに搬送す
る。転写材Pは転写材帯電器14fによりトナーと同極
性に帯電されて中間転写体14aに吸着される。このよ
うに、転写材Pをトナーと同極性に帯電するのは、帯電
によってトナーが引きつけられて像が乱れることがない
ようにするためである。
写材Pが給紙カセット15より送り出しローラ15aに
より送り出され、タイミングローラ15bへ搬送され
る。タイミングローラ15bは表面カラートナー像形成
と同期して作動し、転写材Pを転写域14bに搬送す
る。転写材Pは転写材帯電器14fによりトナーと同極
性に帯電されて中間転写体14aに吸着される。このよ
うに、転写材Pをトナーと同極性に帯電するのは、帯電
によってトナーが引きつけられて像が乱れることがない
ようにするためである。
【0027】感光体ドラム10上の表面カラートナー像
は転写域14bにおいて、転写器14cによる転写作用
で転写材Pの上面(第1面)に転写される。転写に際し
ては、転写前露光器12dによって転写率は高められ
る。
は転写域14bにおいて、転写器14cによる転写作用
で転写材Pの上面(第1面)に転写される。転写に際し
ては、転写前露光器12dによって転写率は高められ
る。
【0028】表面カラートナー像の転写材Pへの転写の
後に、転写材P及び中間転写体14aは2次転写器14
gに至り、2次転写器14gによるトナーと反対極性の
帯電により、中間転写体14a上の裏面カラートナー像
が転写材Pの下面(第2面)に転写される。このように
して両面にカラートナー像が形成された転写材Pは転写
材分離であるAC徐電器14h及び分離爪20による分
離作用更には、従動ローラ14dによる曲率分離作用に
よって中間転写体14aから分離され、両面に未定着の
トナー像を担持する転写材Pは転写材案内手段である拍
車21によって案内されて定着装置17に搬送される。
定着装置17では、それぞれの中に熱源を有する上加熱
体である上ローラ17a及び下加熱体である下ローラ1
7b間で熱と圧力がかけられてカラートナー像が定着さ
れる。
後に、転写材P及び中間転写体14aは2次転写器14
gに至り、2次転写器14gによるトナーと反対極性の
帯電により、中間転写体14a上の裏面カラートナー像
が転写材Pの下面(第2面)に転写される。このように
して両面にカラートナー像が形成された転写材Pは転写
材分離であるAC徐電器14h及び分離爪20による分
離作用更には、従動ローラ14dによる曲率分離作用に
よって中間転写体14aから分離され、両面に未定着の
トナー像を担持する転写材Pは転写材案内手段である拍
車21によって案内されて定着装置17に搬送される。
定着装置17では、それぞれの中に熱源を有する上加熱
体である上ローラ17a及び下加熱体である下ローラ1
7b間で熱と圧力がかけられてカラートナー像が定着さ
れる。
【0029】カラートナー像の定着後、中間転写体14
a上に残ったトナーは中間転写体クリーニング装置14
iのクリーニングブレードを中間転写体14aに接触さ
せることによってクリーニングされる。また、転写後に
感光体ドラム10上に残ったトナーは感光体ドラムAC
除電器16により除電された後、感光体ドラムクリーニ
ング装置19のクリーニングブレード19aによって感
光体ドラムクリーニング装置19内に掻き落とされ、ス
クリュウ19bによって図示せぬトナー容器に回収され
る。
a上に残ったトナーは中間転写体クリーニング装置14
iのクリーニングブレードを中間転写体14aに接触さ
せることによってクリーニングされる。また、転写後に
感光体ドラム10上に残ったトナーは感光体ドラムAC
除電器16により除電された後、感光体ドラムクリーニ
ング装置19のクリーニングブレード19aによって感
光体ドラムクリーニング装置19内に掻き落とされ、ス
クリュウ19bによって図示せぬトナー容器に回収され
る。
【0030】上記の画像形成プロセスは、重ね合わせカ
ラートナー像の一括転写であるので、中間転写体上のカ
ラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が起こりに
くく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像が得られ
る。
ラートナー像の一括転写であるので、中間転写体上のカ
ラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が起こりに
くく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像が得られ
る。
【0031】次に、中間転写体14a及び転写材帯電器
14fの作動を図2(a)、(b)によって説明する。
14fの作動を図2(a)、(b)によって説明する。
【0032】前記の駆動ローラ14eと従動ローラ14
dは、一体化された前後の2枚の支持板140の間に軸
受け支持されていて、引っ張りバネ150により、支持
板140はストップピンP1に当接されている。
dは、一体化された前後の2枚の支持板140の間に軸
受け支持されていて、引っ張りバネ150により、支持
板140はストップピンP1に当接されている。
【0033】それによって前記の中間転写体14aは感
光体ドラム10の周面に一定の圧力で接触する。なお、
テンションローラ181の調節により、中間転写体14
aの感光体ドラム10への接触圧力は微調整される。中
間転写体14aの感光体ドラム10への接触、離間はモ
ータM1によってプーリー151、152を回転させ、
ピン154によって支持板140に結合されたワイヤ1
53を駆動することによって行われる。ジャムが起こっ
たことを示す信号によって、モータM1が作動して、ワ
イヤ153を駆動して支持板140を図2(a)から図
2(b)の状態に移動させ、中間転写体14aが感光体
ドラム10に接触する状態から離れた状態にする。
光体ドラム10の周面に一定の圧力で接触する。なお、
テンションローラ181の調節により、中間転写体14
aの感光体ドラム10への接触圧力は微調整される。中
間転写体14aの感光体ドラム10への接触、離間はモ
ータM1によってプーリー151、152を回転させ、
ピン154によって支持板140に結合されたワイヤ1
53を駆動することによって行われる。ジャムが起こっ
たことを示す信号によって、モータM1が作動して、ワ
イヤ153を駆動して支持板140を図2(a)から図
2(b)の状態に移動させ、中間転写体14aが感光体
ドラム10に接触する状態から離れた状態にする。
【0034】感光体ドラム10と中間転写体14aが接
触してトナー像を転写するプロセス中に転写材Pは図1
における送り出しローラ15a、給送ローラ15bによ
って、転写位置に向けて搬送される過程にある。かかる
転写材Pの搬送過程において、転写材Pのジャムが発生
した場合、ジャム信号を受けて感光体ドラム10及び中
間転写体14aの回動は停止するとともに、モータM1
が作動し、図2(b)に示すように、中間転写体14a
を感光体ドラム10から離す。
触してトナー像を転写するプロセス中に転写材Pは図1
における送り出しローラ15a、給送ローラ15bによ
って、転写位置に向けて搬送される過程にある。かかる
転写材Pの搬送過程において、転写材Pのジャムが発生
した場合、ジャム信号を受けて感光体ドラム10及び中
間転写体14aの回動は停止するとともに、モータM1
が作動し、図2(b)に示すように、中間転写体14a
を感光体ドラム10から離す。
【0035】この動作によって、感光体ドラム10と中
間転写体14a間に広い空間が形成されて詰まった転写
材のジャム処理がし易くなり、転写材Pのジャム処理で
中間転写体14aが転写材Pと強く摩擦して損傷を受け
ることが防止される。転写材Pへのトナー像の転写後の
転写材搬送過程においてジャムが起こった場合にも同様
に感光体ドラム10及び中間転写体14aの回動は停止
するとともに、中間転写体14a及びその支持板140
は上に説明したように移動する。
間転写体14a間に広い空間が形成されて詰まった転写
材のジャム処理がし易くなり、転写材Pのジャム処理で
中間転写体14aが転写材Pと強く摩擦して損傷を受け
ることが防止される。転写材Pへのトナー像の転写後の
転写材搬送過程においてジャムが起こった場合にも同様
に感光体ドラム10及び中間転写体14aの回動は停止
するとともに、中間転写体14a及びその支持板140
は上に説明したように移動する。
【0036】前後の各支持板140は駆動ローラ14e
の上部に位置決め部材140aを一体に突設し、一方転
写材帯電手段たる前記の転写材帯電器14fは支持レバ
ー160に取り付けられ、引張バネ161の作用により
軸160aを支点として反時計方向に付勢されていて、
転写材帯電器14fを支持するバックプレートの内側面
の両端部を前記の位置決め部材140aに当接すること
により、図2(a)に示す如く転写材帯電器14fの電
極が転写材Pの搬送面に対し所定の間隔を置いて正対さ
れるようになっている。
の上部に位置決め部材140aを一体に突設し、一方転
写材帯電手段たる前記の転写材帯電器14fは支持レバ
ー160に取り付けられ、引張バネ161の作用により
軸160aを支点として反時計方向に付勢されていて、
転写材帯電器14fを支持するバックプレートの内側面
の両端部を前記の位置決め部材140aに当接すること
により、図2(a)に示す如く転写材帯電器14fの電
極が転写材Pの搬送面に対し所定の間隔を置いて正対さ
れるようになっている。
【0037】また、モータM1で駆動されて支持板14
0が反時計方向へ回動すると、後方の支持板140の備
える折曲げ部材140bが移動レバー170先端の移動
軸170aに係合して移動レバー170を引張バネ17
1に抗し軸170bを支点として反時計方向に回動す
る。
0が反時計方向へ回動すると、後方の支持板140の備
える折曲げ部材140bが移動レバー170先端の移動
軸170aに係合して移動レバー170を引張バネ17
1に抗し軸170bを支点として反時計方向に回動す
る。
【0038】前記の移動レバー170は反時計方向への
回動により、前記の支持レバー160の備える係合ピン
160bに当接して引張バネ161に抗して支持レバー
160を軸160aを支点として時計方向に回動し、そ
れによって前記転写材帯電器14fは上方に移動して転
写材Pの搬送面を開放すると共に安全な位置に退避され
る。
回動により、前記の支持レバー160の備える係合ピン
160bに当接して引張バネ161に抗して支持レバー
160を軸160aを支点として時計方向に回動し、そ
れによって前記転写材帯電器14fは上方に移動して転
写材Pの搬送面を開放すると共に安全な位置に退避され
る。
【0039】転写材帯電器14fの上記のような退避に
よって、中間転写体14aと転写材紙帯電器14fの間
に詰まった転写材Pを取り除く場合に、転写材帯電器1
4fの放電ワイヤの断線或いは中間転写体14aの損傷
を引き起こすことは防止される。そして、転写材Pを取
り除く作業も容易になる。
よって、中間転写体14aと転写材紙帯電器14fの間
に詰まった転写材Pを取り除く場合に、転写材帯電器1
4fの放電ワイヤの断線或いは中間転写体14aの損傷
を引き起こすことは防止される。そして、転写材Pを取
り除く作業も容易になる。
【0040】図3は、中間転写体14aをクリーニング
する中間転写体クリーニング装置14iの作動機構を示
す図である。同図において、中間転写体クリーニングブ
レード300は軸302に軸支されており、偏心カム3
04とこれに接触するブレード支持レバー305によっ
て中間転写体14aとの当接、当接解除動作を行う。ブ
レード支持レバー305はバネ303によって偏心カム
304に圧接している。偏心カム304はモータM2 に
よって回転駆動され、中間転写体14a上にトナー像を
形成するときには、ブレード支持レバー305を反時計
方向に回転させて、中間転写体クリーニングブレード3
00を中間転写体14aから離し、トナー像形成が終了
して、中間転写体14aをクリーニングするときには、
図示のように、接触状態にする。ジャムが発生したとき
には、中間転写体クリーニングブレード300が中間転
写体14aから離れた状態にあるときには、上記のよう
に中間転写体14aの感光体ドラム10からの離間及び
転写材紙帯電器14fの退避はモータM1の駆動によっ
て行われるが、ジャムが起こったことを示す信号が発生
した時にモータM2が作動して、中間転写体クリーニン
グブレード300を中間転写体14aから離れた位置よ
り、中間転写体14aに接触した位置に移動させる。ま
た、ジャムが中間転写体クリーニングブレード300が
中間転写体14aに接触した状態で起きたときは、中間
転写体クリーニングブレード300の接触はそのまま維
持される。
する中間転写体クリーニング装置14iの作動機構を示
す図である。同図において、中間転写体クリーニングブ
レード300は軸302に軸支されており、偏心カム3
04とこれに接触するブレード支持レバー305によっ
て中間転写体14aとの当接、当接解除動作を行う。ブ
レード支持レバー305はバネ303によって偏心カム
304に圧接している。偏心カム304はモータM2 に
よって回転駆動され、中間転写体14a上にトナー像を
形成するときには、ブレード支持レバー305を反時計
方向に回転させて、中間転写体クリーニングブレード3
00を中間転写体14aから離し、トナー像形成が終了
して、中間転写体14aをクリーニングするときには、
図示のように、接触状態にする。ジャムが発生したとき
には、中間転写体クリーニングブレード300が中間転
写体14aから離れた状態にあるときには、上記のよう
に中間転写体14aの感光体ドラム10からの離間及び
転写材紙帯電器14fの退避はモータM1の駆動によっ
て行われるが、ジャムが起こったことを示す信号が発生
した時にモータM2が作動して、中間転写体クリーニン
グブレード300を中間転写体14aから離れた位置よ
り、中間転写体14aに接触した位置に移動させる。ま
た、ジャムが中間転写体クリーニングブレード300が
中間転写体14aに接触した状態で起きたときは、中間
転写体クリーニングブレード300の接触はそのまま維
持される。
【0041】306はその先端が中間転写体14aに接
触するように設けられた弾性板を示し、弾性板306は
プラスチックフィルム等から構成され、かきとられたト
ナーを集める機能を有する。弾性板306は軸308で
軸支された弾性板支持レバー309で支持されており、
ブレード支持レバー305の左下部に接触して、中間転
写体クリーニングブレード300の中間転写体14aと
の当接、当接解除と連動して当接、当接解除の作動をす
る。310は弾性板支持レバー309を常にブレード支
持レバー305に接触させるバネである。
触するように設けられた弾性板を示し、弾性板306は
プラスチックフィルム等から構成され、かきとられたト
ナーを集める機能を有する。弾性板306は軸308で
軸支された弾性板支持レバー309で支持されており、
ブレード支持レバー305の左下部に接触して、中間転
写体クリーニングブレード300の中間転写体14aと
の当接、当接解除と連動して当接、当接解除の作動をす
る。310は弾性板支持レバー309を常にブレード支
持レバー305に接触させるバネである。
【0042】転写材Pのジャムが発生した場合、図2
(b)に示すように、中間転写体14aは感光体ドラム
10から離れた位置に移動するが、かかる移動の際に中
間転写体クリーニング装置14iからトナーがこぼれる
ことが少なくなく発生する。上記のように、中間転写体
クリーニング装置14i内の中間転写体クリーニングブ
レード300及び弾性板306が確実に中間転写体14
aと接触するので、トナーこぼれは完全に防止される。
(b)に示すように、中間転写体14aは感光体ドラム
10から離れた位置に移動するが、かかる移動の際に中
間転写体クリーニング装置14iからトナーがこぼれる
ことが少なくなく発生する。上記のように、中間転写体
クリーニング装置14i内の中間転写体クリーニングブ
レード300及び弾性板306が確実に中間転写体14
aと接触するので、トナーこぼれは完全に防止される。
【0043】次に、図4(a)、(b)によって、転写
材Pのジャム時の第2転写手段である2次転写器14
g、転写材分離手段である分離AC除電器14h、転写
材分離補助手段である分離爪20及び転写材案内手段で
ある拍車21の事故時の作動を説明する。
材Pのジャム時の第2転写手段である2次転写器14
g、転写材分離手段である分離AC除電器14h、転写
材分離補助手段である分離爪20及び転写材案内手段で
ある拍車21の事故時の作動を説明する。
【0044】前記の駆動ローラ14eと従動ローラ14
dは、一体化された前後の支持板140の間に軸受け支
持されていて、支持板140は引っ張りバネ150によ
ってストップピンP1に当接されている。
dは、一体化された前後の支持板140の間に軸受け支
持されていて、支持板140は引っ張りバネ150によ
ってストップピンP1に当接されている。
【0045】それによって前記の中間転写体14aは感
光体ドラム10の周面に僅かに離間した位置に設定さ
れ、さらに前後の各支持板140の間に設置したテンシ
ョンローラ181が設けられており、中間転写体14a
に適当な張力を与えている。
光体ドラム10の周面に僅かに離間した位置に設定さ
れ、さらに前後の各支持板140の間に設置したテンシ
ョンローラ181が設けられており、中間転写体14a
に適当な張力を与えている。
【0046】前記の各支持板140には従動ローラ14
dの近傍に位置決め部材140cが一体に設けられ、一
方第2転写手段たる前記の2次転写器14g及び転写材
分離手段であるAC除電器14hは支持レバー260に
取り付けられ、引張バネ261の作用により軸260a
を支点として反時計方向に付勢されていて、2次面転写
器14gのバックプレートの外側面の両端部を前記の位
置決め部材140cに当接することにより図4(a)に
示す如く電極が転写材Pの搬送面に対し所定の間隔を置
いて正対されるようになっている。
dの近傍に位置決め部材140cが一体に設けられ、一
方第2転写手段たる前記の2次転写器14g及び転写材
分離手段であるAC除電器14hは支持レバー260に
取り付けられ、引張バネ261の作用により軸260a
を支点として反時計方向に付勢されていて、2次面転写
器14gのバックプレートの外側面の両端部を前記の位
置決め部材140cに当接することにより図4(a)に
示す如く電極が転写材Pの搬送面に対し所定の間隔を置
いて正対されるようになっている。
【0047】前記の駆動ローラ14eと従動ローラ14
dは、一体化された前後の支持板140の間に軸受け支
持されていて、引っ張りバネ150により、支持板14
0はストップピンP1に当接されている。
dは、一体化された前後の支持板140の間に軸受け支
持されていて、引っ張りバネ150により、支持板14
0はストップピンP1に当接されている。
【0048】それによって前記の中間転写体14aは感
光体ドラム10の周面に一定の圧力で接触する。なお、
テンションローラ181の調節により、中間転写体14
aの感光体ドラム10への接触圧力は微調整される。中
間転写体14aの感光体ドラム10への接触、離間はモ
ータM1によってワイヤ153を駆動することによって
行われる。ジャムが起こったことを示す信号によって、
モータM1が作動して、ワイヤ153を駆動して支持板
140を図2(a)から図2(b)の状態に移動させる
ことは上に説明した通りである。
光体ドラム10の周面に一定の圧力で接触する。なお、
テンションローラ181の調節により、中間転写体14
aの感光体ドラム10への接触圧力は微調整される。中
間転写体14aの感光体ドラム10への接触、離間はモ
ータM1によってワイヤ153を駆動することによって
行われる。ジャムが起こったことを示す信号によって、
モータM1が作動して、ワイヤ153を駆動して支持板
140を図2(a)から図2(b)の状態に移動させる
ことは上に説明した通りである。
【0049】一方では前記の支持板140の反時計方向
への回動により、後方の支持板140の備える折曲げ部
材140dが移動レバー270の一方の端部の移動軸2
70aに係合して移動レバー270を引張バネ271に
抗し軸270bを支点として反時計方向に回動する。
への回動により、後方の支持板140の備える折曲げ部
材140dが移動レバー270の一方の端部の移動軸2
70aに係合して移動レバー270を引張バネ271に
抗し軸270bを支点として反時計方向に回動する。
【0050】前記の移動レバー270は反時計方向への
回動により、他方の端部の移動軸270Cを介して前記
の支持レバー260を引張バネ261に抗して時計方向
へと回動し、それによって前記の2次面転写器14g及
び分離AC除電器14hは上方に移動して転写材Pの搬
送面を開放すると共に安全な位置に退避する。
回動により、他方の端部の移動軸270Cを介して前記
の支持レバー260を引張バネ261に抗して時計方向
へと回動し、それによって前記の2次面転写器14g及
び分離AC除電器14hは上方に移動して転写材Pの搬
送面を開放すると共に安全な位置に退避する。
【0051】転写材Pが中間転写体14aから分離する
のを確実にする分離爪20及び分離後の転写材Pを案内
する拍車21が中間転写体14aと定着装置17の間に
設けられている。拍車21は図5(a)、(b)に示す
ように外周に多数の突起21aを有し、外力を受けた時
に自由に回転するように低摩擦で軸支された案内部材で
ある。転写材Pに接触する面積が極めて微小な拍車21
は、未定着トナー像を乱すことなく、転写材Pを案内す
ることができる。分離爪20は転写材Pの先端に接触し
て、転写材Pの中間転写体14aからの分離を補助する
機能を有する。
のを確実にする分離爪20及び分離後の転写材Pを案内
する拍車21が中間転写体14aと定着装置17の間に
設けられている。拍車21は図5(a)、(b)に示す
ように外周に多数の突起21aを有し、外力を受けた時
に自由に回転するように低摩擦で軸支された案内部材で
ある。転写材Pに接触する面積が極めて微小な拍車21
は、未定着トナー像を乱すことなく、転写材Pを案内す
ることができる。分離爪20は転写材Pの先端に接触し
て、転写材Pの中間転写体14aからの分離を補助する
機能を有する。
【0052】移動レバー270はその左端に作用ピン2
70dが分離爪20及び拍車21を支持する支持レバー
200の腕201の左端に接触している。図4(a)の
状態から支持板140が反時計方向に回転して移動レバ
ー270が反時計方向に回転すると、作用ピン270d
が下方に後退して、支持レバー200はバネ203の力
で、反時計方向に回転する。図4(b)の状態、即ち、
支持レバー200がストッパー204で係止された状態
まで回転して停止する。この状態では、分離爪20及び
拍車21は転写材搬送路から退避し、且つ、中間転写体
14aからも離れた位置に退避している。
70dが分離爪20及び拍車21を支持する支持レバー
200の腕201の左端に接触している。図4(a)の
状態から支持板140が反時計方向に回転して移動レバ
ー270が反時計方向に回転すると、作用ピン270d
が下方に後退して、支持レバー200はバネ203の力
で、反時計方向に回転する。図4(b)の状態、即ち、
支持レバー200がストッパー204で係止された状態
まで回転して停止する。この状態では、分離爪20及び
拍車21は転写材搬送路から退避し、且つ、中間転写体
14aからも離れた位置に退避している。
【0053】このように、分離爪20及び拍車21が転
写材Pのジャム時に退避することによって、これらの部
材によって中間転写体14aを損傷することが防止され
ることは勿論、分離爪20、及び拍車21自身が損傷を
受けることも防止される。勿論、これらの部材の退避の
結果、転写材搬送路は広く開放されて、詰まった転写材
の処理が容易になる。
写材Pのジャム時に退避することによって、これらの部
材によって中間転写体14aを損傷することが防止され
ることは勿論、分離爪20、及び拍車21自身が損傷を
受けることも防止される。勿論、これらの部材の退避の
結果、転写材搬送路は広く開放されて、詰まった転写材
の処理が容易になる。
【0054】以上の動作はモータM1の駆動によって行
われる。モータM1は上記のように、ジャムが起こった
時に作動する。このようにして、ジャム時、中間転写体
14aの退避と同時に2次転写器14g、分離AC徐電
器14h、分離爪20及び拍車21が退避し、ジャム処
理時に転写器14g、分離AC徐電器14h及び中間転
写体14aが損傷を受ける事故が防止される。
われる。モータM1は上記のように、ジャムが起こった
時に作動する。このようにして、ジャム時、中間転写体
14aの退避と同時に2次転写器14g、分離AC徐電
器14h、分離爪20及び拍車21が退避し、ジャム処
理時に転写器14g、分離AC徐電器14h及び中間転
写体14aが損傷を受ける事故が防止される。
【0055】以上説明した本発明の実施形態である画像
形成装置は請求項に記載した発明にかかる画像形成装置
の構成要素を、次に説明するように有している。各請求
項に記載した画像形成装置の構成要素は下記の対応関係
にある実施の形態における構成要素に限定されるもので
はない。
形成装置は請求項に記載した発明にかかる画像形成装置
の構成要素を、次に説明するように有している。各請求
項に記載した画像形成装置の構成要素は下記の対応関係
にある実施の形態における構成要素に限定されるもので
はない。
【0056】 第1像担持手段 感光体ドラム10 第2像担持手段 中間転写体14a トナー像形成手段 スコロトロン帯電器11Y,1
1M,11C,11K露光器12Y,12M,12C,
12K,現像器13Y,13M,13C,13K 第1転写手段 1次転写器14c 第2転写手段 2次転写器14g 定着手段 定着装置17 転写材帯電手段 転写材帯電器14f 第2像担持体をクリーニングする手段 中間転写
体クリーニング装置14i 転写材分離手段 分離AC除電器14h 転写材分離補助手段 分離爪20 転写材案内手段 拍車21
1M,11C,11K露光器12Y,12M,12C,
12K,現像器13Y,13M,13C,13K 第1転写手段 1次転写器14c 第2転写手段 2次転写器14g 定着手段 定着装置17 転写材帯電手段 転写材帯電器14f 第2像担持体をクリーニングする手段 中間転写
体クリーニング装置14i 転写材分離手段 分離AC除電器14h 転写材分離補助手段 分離爪20 転写材案内手段 拍車21
【0057】
【発明の効果】本発明により、転写材のジャム等の事故
時に、第2像担持手段、転写材帯電手段、第2転写手
段、転写材分離手段、転写材分離補助手段、転写材案内
手段等がジャム処理等で損傷を受けることが防止され、
また、第2像担持手段のクリーニング手段からトナーが
こぼれる等による機内汚れが防止され、信頼性の高い画
像形成装置、特に両面画像形成装置が実現される。
時に、第2像担持手段、転写材帯電手段、第2転写手
段、転写材分離手段、転写材分離補助手段、転写材案内
手段等がジャム処理等で損傷を受けることが防止され、
また、第2像担持手段のクリーニング手段からトナーが
こぼれる等による機内汚れが防止され、信頼性の高い画
像形成装置、特に両面画像形成装置が実現される。
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の断
面構成図である。
面構成図である。
【図2】前記実施の形態の要部の機構の説明図である。
【図3】前記実施の形態における第2像担持手段のクリ
ーニング手段の作動機構を示す図である。
ーニング手段の作動機構を示す図である。
【図4】前記実施の形態の要部の機構の説明図である。
【図5】前記実施の形態における拍車の正面図、断面図
である。
である。
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 13 現像器 14a 中間転写体 14b 転写域 14c 1次転写器 14d 従動ローラ 14e 駆動ローラ 14f 転写材帯電器 14g 2次転写器 14h 分離AC除電器 14i 中間転写体のクリーニング装置 20 分離爪 21 拍車 140 支持板 140a,140c 位置決め部材 140b,140d 折曲げ部材 150 カムレバー 160,260 支持レバー 170,270 移動レバー S1,S2,S3 ストップピン 300 中間転写体クリーニングブレード 306 弾性板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2像担持
手段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記第2像担持手段に供給される前記転写材を帯電し、
前記第2像担持手段に吸着させる転写材帯電手段を設
け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材
帯電手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項3】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記第2像担持手段に当接及び当接解除可能なクリーニ
ング部材を有し、前記第2像担持手段をクリーニングす
るクリーニング手段を設け、前記画像形成装置を停止す
る事故時に、前記クリーニング部材を前記第2像担持手
段に当接させることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記クリーニング手段が前記第2像担持
手段に当接及び当接解除可能なトナー受け部材を有し、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記トナー受け
部材を前記第2像担持手段に当接させることを特徴とす
る請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記画像形成装置を停止する事故時に、前記第2転写手
段を作動位置から退避させることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項6】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記第2像担持手段により搬送される前記転写材を除電
し、前記第2像担持手段から分離する転写材分離手段を
設け、前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写
材分離手段を作動位置から退避させることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項7】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記転写材を前記第2像担持手段から分離する際に、前
記転写材の分離を補助する転写材分離補助手段を設け、
前記画像形成装置を停止する事故時に、前記転写材分離
補助手段を作動位置から退避させることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項8】 トナー像形成手段により形成されたトナ
ー像を担持する第1像担持手段と、 前記第1像担持手段から転写されたトナー像を担持する
とともに、転写材を搬送する第2像担持手段と、 前記第1像担持手段に担持されたトナー像を前記第2像
担持手段又は前記転写材の第1面に転写する第1転写手
段と、 前記第2像担持手段に担持されたトナー像を前記転写材
の第2面に転写する第2転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、 前記第2像担持手段と前記定着装置の間に、前記第2像
担持手段から分離された前記転写材を前記定着装置へ案
内する転写材案内手段を設け、前記画像形成装置を停止
する事故時に、前記転写材案内手段を作動位置から退避
させることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258033A JPH1195627A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258033A JPH1195627A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195627A true JPH1195627A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17314611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9258033A Pending JPH1195627A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195627A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139801A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012179730A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
US8955833B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-02-17 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP9258033A patent/JPH1195627A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010139801A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012179730A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
US8955833B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-02-17 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4924236B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1195627A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011095557A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP2000206755A (ja) | カラ―画像形成装置 | |
JPH10171205A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000267519A (ja) | 両面画像形成装置 | |
JP3826565B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3716558B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3826594B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4773843B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10207247A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11102125A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4058844B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3750297B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3796999B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1195572A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001013799A (ja) | 両面画像形成装置 | |
JPH11272020A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1152631A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000162943A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000056588A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10268661A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003208050A (ja) | 定着装置・画像形成装置 | |
JPH10228138A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11288136A (ja) | 画像形成装置 |