JP2003208050A - 定着装置・画像形成装置 - Google Patents

定着装置・画像形成装置

Info

Publication number
JP2003208050A
JP2003208050A JP2002008634A JP2002008634A JP2003208050A JP 2003208050 A JP2003208050 A JP 2003208050A JP 2002008634 A JP2002008634 A JP 2002008634A JP 2002008634 A JP2002008634 A JP 2002008634A JP 2003208050 A JP2003208050 A JP 2003208050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
belt
bias voltage
fixing belt
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002008634A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Hachisuga
利治 蜂須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002008634A priority Critical patent/JP2003208050A/ja
Publication of JP2003208050A publication Critical patent/JP2003208050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙を定着ニップ部に通した場合に定着ベ
ルトに生じる剥離放電跡電位をキャンセルするためにバ
イアス電圧を印加する構成において、定着横黒帯現象の
発生を防止して画質の低下を抑制できるとともに定着ベ
ルトの高寿命化を達成できるようにする。 【解決手段】 転写紙102の搬送間隔(紙間)が定着
ベルト61の1周長よりも短い場合にのみバイアス電圧
印加手段としての高圧電源101により定着ベルト61
の表面にバイアス電圧を印加し、紙間が定着ベルト61
の1周長よりも長い場合にはバイアス電圧を印加しない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ベルト定着方式の定着装置、該
定着装置を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト定着方式の定着装置は、例えば内
部に熱源を有する加熱ローラと、表面に弾性層を有する
定着ローラと、これらのローラ間に張架された無端状の
定着ベルトと、定着ベルトを挟んで定着ローラに圧接す
る加圧ローラを有している。定着ローラと加圧ローラの
間にはニップ部が形成され、トナー画像を保持した転写
材(以下、転写紙又は用紙という)がこのニップ部を通
過することにより熱と圧力が加えられてトナーが溶融
し、定着がなされる。定着ベルト102の基材として
は、金属、ゴム、樹脂、あるいは繊維(布)等が挙げら
れ、特に樹脂フィルム表面に高抵抗の離型層を設けたも
のが多数実用化されている。ベルト定着方式は、定着ロ
ーラと加圧ローラを圧接してニップ部を形成するいわゆ
るローラ定着方式に比べ、小径のローラでニップ幅を大
きくとれるため装置を小型化できるという利点を有して
いる。しかしながら、ニップ幅を大きくとれるが故にこ
れに起因した問題も生じている。
【0003】この種の定着装置では、ニップ部に転写紙
を通すと、定着部材(定着ローラ)や加圧部材(加圧ロ
ーラ)と転写紙との摩擦帯電や剥離帯電により、定着部
材や加圧部材が帯電する。ニップ部を転写紙が通過し、
ニップ部の出口で定着ベルト(又は定着ローラ)から剥
離されると、剥離放電が生じ、定着ベルト(又は定着ロ
ーラ)の表面が帯電する。白紙を通紙すると、図8に示
すように、定着ベルトの一般的な表層材料であるシリコ
ンゴム(高抵抗の離型層)の表面、すなわち定着ベルト
の表面はマイナスに帯電するが、転写紙後端が剥離する
際にはプラスに帯電する。その帯電量は、線速が速いほ
ど大きく、また、定着部材の表面に弾性層としてのシリ
コンゴムを用いたフルカラーの定着装置で大きくなる。
また、ベルト定着方式では、ローラ定着方式に比べてニ
ップ幅が広いため、帯電電位が高くなる傾向がある。
【0004】このプラス帯電の部分はその他の部分と比
較して電位が高いために、紙間(転写紙の搬送間隔)で
減衰せず、定着ベルト上に横帯電位ムラとして残り、こ
の状態のままで次の転写紙の定着がなされる。次の転写
紙の定着では、定着ベルト上に残った横帯ラス電位によ
り画像が乱されてしまうことになる。特にハーフトーン
で顕著であり、ドットが乱れて横黒帯(以下、「定着横
黒帯」という)として定着ベルト周期で発生する。この
異常画像は、ベルト定着方式のなかでも特に、ニップ部
前にプレヒート部分を持った構成において顕著であり、
従来のローラ定着方式に近い構成のものではほとんど発
生しない。これは、プレヒート部分では未定着画像が十
分な圧力がかからない状態で定着ベルト上の電位に影響
されるのに対し、ローラ定着方式に近い構成では未定着
画像が定着ベルトに近づくと直ちにニップ部により圧力
がかかるため、トナー像が動かないためと考えられる。
【0005】定着横黒帯現象を解決するためには、定着
ベルト上の転写紙剥離放電跡のプラス電位を取り除けば
よい。しかしながら、モノクロ定着装置におけるテフロ
ン(登録商標)のローラと異なり、カラー定着で用いる
シリコンゴムの場合には、定着ベルト上の電位は除電ブ
ラシ程度では除去できない。ローラ定着方式では、テフ
ロン(登録商標)ローラの非画像領域に除電ブラシを当
接させることによりローラ表面を除電できる。定着ベル
トにおける剥離放電跡電位の問題を解決するものとし
て、定着ベルトの表面の材質を導電性にする方法が知ら
れている。これは、主にシリコンゴム内にカーボンなど
の導電性物質を分散して作るものであるが、トナーに対
する離型性が損なわれるため、定着ベルトにトナーが転
移するいわゆるホットオフセット等の副作用が大きい。
【0006】定着ベルトの表面にバイアス電圧を印加し
て剥離放電跡電位をキャンセルないし低減する方法も知
られている。この中には、定着ベルトに当接したブラシ
やブレードにバイアス電圧を印加する方法や、特開平1
0−221983号公報や特開2000−305388
号公報に記載されているように、定着ベルト表面に接触
するローラを介してバイアス電圧を印加する方法があ
る。これらの方法は、定着ベルト上に均一にバイアス電
圧を印加することができ、定着横黒帯に対して有効であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気的
に高抵抗な定着ベルト表面にバイアス電圧を印加するこ
とによって剥離放電跡電位をキャンセルするには高圧バ
イアス(2〜3kV)が必要であり、定着ベルト表面の
高抵抗層にキズやピンホール等があるとリークが発生す
る。初期的に存在するキズやピンホールについては装置
組付け時に選別することにより排除することができる
が、定着ベルトの表面層内部に気泡状に存在するものに
ついては目視及びリーク検査により抽出することは困難
である。このような潜在的に欠陥を有する定着ベルトに
対して高圧のバイアス電圧を印加し続けた場合、経時で
気泡により表面層の総厚が薄い部位で絶縁破壊が発生
し、リークが発生する。初めは微小なリークであるが、
リークを繰り返すことによって表面層の物理的な破壊ひ
いては定着ベルトの基材の破壊が始まる。すなわち、定
着ベルトに高圧のバイアス電圧を印加し続けることは定
着ベルトひいては定着装置の寿命を短くすることに他な
らない。この不具合は印加するバイアス電圧が高いほど
大きい。
【0008】そこで、本発明は、定着横黒帯の発生を防
止して画質の低下を抑制できるとともに定着ベルトの高
寿命化を達成できる定着装置、該定着装置を備えた画像
形成装置の提供を、その主な目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、表面に離型層を有する定
着ベルトと、該定着ベルトとニップ部を形成する加圧ロ
ーラと、上記定着ベルトの表面にバイアス電圧を印加す
るバイアス電圧印加手段を有し、上記ニップ部でトナー
像を保持した転写材を挟持・搬送して定着を行う定着装
置において、上記転写材の搬送間隔が上記定着ベルトの
1周長よりも短い場合にのみバイアス電圧を印加する、
という構成を採っている。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
定着装置において、上記転写材の搬送方向のサイズに応
じて印加するバイアス電圧の値を変化させる、という構
成を採っている。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
定着装置において、上記転写材の搬送方向のサイズが所
定値以下の場合には印加するバイアス電圧の値を低くす
る、という構成を採っている。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
定着装置において、上記転写材の搬送方向のサイズが短
く、且つ、上記定着ベルトに対する放電跡ランクが許容
値以上の場合にはバイアス電圧を印加しない、という構
成を採っている。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
定着装置において、上記定着ベルトの上記転写材の後端
部分に対応する部分にのみバイアス電圧を印加する、と
いう構成を採っている。
【0014】請求項6記載の発明では、像担持体上に形
成されたトナー像を転写材に転写し、該転写材を定着装
置に通して定着を行う画像形成装置において、上記定着
装置が、請求項1乃至5の何れかに記載のものである、
という構成を採っている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図6に基づいて説明する。先ず、図1に基づい
て本実施形態における画像形成装置としての電子写真方
式カラープリンタ(以下、単にカラープリンタという)
1の概略構成及び動作を説明する。カラープリンタ1
は、感光体ユニット10と、書き込み光学ユニット20
と、現像手段としての現像ユニット30と、中間転写ユ
ニット40と、転写手段としての2次転写ユニット50
と、定着装置60と、両面印刷用紙反転ユニット70等
を有している。カラープリンタ1は、Black:黒
(以下、Bkという)、Cyan:シアン(以下、Cと
いう)、Magenta:マゼンタ(以下、Mとい
う)、Yellow:イエロー(以下、Yという)のカ
ラー画像を感光体ユニット10の像担持体としての感光
体ベルト11上に順次顕像化し、これらを重ね合わせて
最終的な4色フルカラー画像を形成する。
【0016】ベルト状の像担持体としての感光体ベルト
11は矢印Aで示す時計回り方向に回転し、その周りに
は、感光体クリーニング装置12、帯電ローラ13、現
像ユニット30の選択された現像器、中間転写ユニット
40の中間転写ベルト41などが配置されている。感光
体ベルト11は、駆動ローラ14、1次転写対向ローラ
15、張架ローラ16間に張架され、矢印A方向に図示
しない駆動モータによって回転移動する。なお、つなぎ
目のある感光体ベルト11を用いる場合には、感光体ベ
ルト11端部の非画像領域につなぎ目マークを設け、図
示しないセンサにより検出を行い、つなぎ目を避けて画
像形成を行う。
【0017】書き込み光学ユニット20は、カラー画像
データを光信号に変換して、各色画像に対応した光書き
込みを行い、感光体ベルト11に静電潜像を形成する。
書き込み光学ユニット20は、光源としての半導体レー
ザー21、図示しないレーザー発光駆動制御部、ポリゴ
ンミラー22、3つの反射ミラー23a,23b,23
c等で構成されている。
【0018】現像ユニット30は、Bk現像器31K、
C現像器31C、M現像器31M、Y現像器31Yと、
各現像器を図中左右方向へ移動させ感光体ベルト11に
対し接離動作を行う図示しない接離機構等で構成されて
いる。各現像器31K,31C,31M,31Yは、感
光体ベルト11表面の静電潜像を現像するために現像剤
を表面に担持して回転する現像スリーブ32K,32
C,32M,32Yと、現像剤を汲み上げて攪拌するた
めに回転する現像剤パドル33K,33C,33M,3
3Yと、現像剤を収容する現像剤収容ケース34K,3
4C,34M,34Y等で構成されている。各現像剤収
容ケース34K,34C,34M,34Yには、現像剤
としての各色のトナーからなる一成分現像剤がそれぞれ
収容されている。図示の例では、装置本体下側から順
に、黒トナーを収容したBk現像器31K、シアントナ
ーを収容したC現像器31C、マゼンタトナーを収容し
たM現像器31M、イエロートナーを収容したY現像器
31Yが設けられている。
【0019】各現像器31K,31C,31M,31Y
内のトナーは所定の極性に帯電され、また、各現像スリ
ーブ32K,32C,32M,32Yには図示しない現
像バイアス電源によって現像バイアスが印加され、現像
スリーブ32K,32C,32M,32Yが感光体ベル
ト11に対して所定電位にバイアスされている。また、
上記接離機構は、図示しないモータから各現像器31
K,31C,31M,31Yに駆動を伝達するための図
示しない電磁クラッチがオンになるとその駆動力で現像
剤収容ケース34K,34C,34M,34Yを感光体
ベルト11側(図中右側)に移動させるようになってい
る。現像時には、各現像器31K,31C,31M,3
1Yのうち選択されたいずれか一つが移動し、感光体ベ
ルト11に当接する。一方、電磁クラッチをオフにして
駆動伝達を解除すると、感光体ベルト11に当接してい
た現像器が感光体ベルト11から離間する方向(図中左
側)に移動する。
【0020】カラープリンタ本体の待機状態では、現像
ユニット30のいずれの現像器31K,31C,31
M,31Yも感光体ベルト11と離間した位置にセット
されている。プリント動作が開始されると、カラー画像
データに基づき、レーザー光による光書き込み、静電潜
像形成が始まる(以下、Bk画像データによる静電潜像
をBk静電潜像という。C、M、Yについても同様)。
Bk静電潜像の先端部から現像可能とすべく、Bk現像
位置にBk静電潜像の先端部が到達する前にBk現像ス
リーブ32Kを回転開始して、Bk静電潜像をBkトナ
ーで現像する。以後、Bk静電潜像領域の現像動作を続
けるが、Bk静電潜像の後端部がBk現像位置を通過し
た時点で、Bk現像器31Kが感光体ベルト11から離
間し、速やかに次の色の現像器が感光体ベルト11に当
接する。これは少なくとも、次の画像データによる静電
潜像先端部が現像位置に到達する前に完了させる。
【0021】中間転写ユニット40は、ベルト状の像担
持体としての中間転写ベルト41、ベルトクリーニング
装置42、位置検出用センサ43等で構成されている。
中間転写ベルト41は、駆動ローラ44、1次転写ロー
ラ45、2次転写対向ローラ46、クリーニング対向ロ
ーラ47及びテンションローラ48に張架されており、
図示しない駆動モータにより矢印B方向に駆動制御され
る。中間転写ベルト41端部の非画像領域には図示しな
い複数の位置検出用マークが設けられており、これらの
位置検出用マークのうちのいずれか一つ(画像形成動作
開始時に位置検出用センサ43を最初に通過した位置検
出用マーク)を位置検出用マークで検出し、この検出タ
イミングで画像形成を開始する。
【0022】べルトクリーニング装置42は、クリニー
ングブラシ42a、図示しない接離機構等で構成されて
おり、1色目のBk画像を中間転写ベルト41に転写し
ている間、及び、2、3、4色目の画像を中間転写ベル
ト41に転写している間は接離機構によって中間転写ベ
ルト41面からクリニーングブラシ42aを離間させて
おく。中間転写ベルト41面からクリーニングされたト
ナーは、中間転写ユニット40内部(内方空間)に設け
られた廃トナータンク49に蓄えられる。
【0023】装置本体下部に設けられた転写紙カセット
80内には、転写材としての転写紙が収容されており、
該転写紙は給紙コロ81a、81b、81cによってレ
ジストローラ対82へ向けて給紙、搬送される。カラー
プリンタ1の右側面には、OHP用紙や厚紙などの手差
し給紙用の手差しトレイ83が設けられている。
【0024】2次転写ユニット50は、2次転写ローラ
51、該2次転写ローラ51を中間転写ベルト41に対
して接離するためのクラッチ等を備えた図示しない揺動
機構等で構成されている。転写紙が転写位置に到達する
タイミングに合わせて2次転写ローラ51が揺動機構の
回転軸を中心に揺動する。2次転写ローラ51と2次転
写対向ローラ46とにより転写紙と中間転写ベルト41
とを一定の圧力で接触させる。2次転写ローラ51は中
間転写ユニット40に設けられた図示しない位置決め部
材により2次転写対向ローラ46との平行度の位置精度
が保たれている。2次転写ローラ51に設けた図示しな
い位置決めコロにより、中間転写ベルト41に対する2
次転写ローラ51の接触圧を均一にしている。2次転写
ローラ51を中間転写ベルト41に接触させると同時
に、2次転写ローラ51はトナーと逆極性の転写バイア
スを印加され、中間転写ベルト41上の重ねトナー像を
転写紙に一括転写する。
【0025】上記構成のカラープリンタ1において、画
像形成サイクルが開始されると、まず感光体ベルト11
は矢印Aの時計回り方向に、中間転写ベルト41は矢印
Bの反時計回り方向に図示しない駆動モータによって回
転される。中間転写ベルト41上に設けられた図示しな
い位置検出用マークを位置検出用センサ43で検出し、
位置検出用マークの検知タイミングに応じて感光体ベル
ト11上にBkトナー像形成、Cトナー像形成、Mトナ
ー像形成、Yトナー像形成が行われ、最終的にBk、
C、M、Yの順に中間転写ベルト41上に重ねてトナー
像が形成される。このとき、1次転写ローラ45に印加
するバイアスは順次電圧を高くすることが一般的である
が、中間転写ベルト41の抵抗特性等に応じて異なる。
【0026】Bkトナー像形成は次のように行われる。
図示しない電源の印加電圧により、帯電ローラ13は感
光体ベルト11を一様に帯電する。書き込みのためのレ
ーザー光LDはBkカラー画像信号に基づいて露光を行
う。この露光が行われたとき、当初一様荷電された感光
体ベルト11の露光された部分は、露光光量に比例する
電荷が消失し、Bk静電潜像が形成される。このBk静
電潜像にBk現像スリーブ32K上のBkトナーが接触
することにより、感光体ベルト11の電荷が残っている
部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分すなわち露
光された部分にはBkトナーが吸着され、静電潜像と相
似なBkトナー像が形成される。感光体ベルト11上に
形成されたBkトナー像は、1次転写位置において中間
転写ベルト41に接する。この1次転写位置では、1次
転写ローラ45と1次転写対向ローラ15とにより中間
転写ベルト41と感光体ベルト11との間にニップが形
成されており、1次転写ローラ45にBkトナー像と逆
極性のバイアスを印加することによりBkトナー像を中
間転写ベルト41に転写する。
【0027】感光体ベルト11上の若干の未転写残留ト
ナーは、感光体ベルト11の再使用に備えて感光体クリ
ーニング装置12で清掃される。ここで回収されたトナ
ーは図示しない回収パイプを経由して図示しない廃トナ
ータンクに蓄えられる。
【0028】感光体ベルト11側では、Bk画像形成工
程の次にC画像形成工程に進み、位置検出用センサ43
の検知タイミングに応じてC画像データによるレーザー
光LDによる書き込みが行われ、C静電潜像が形成され
る。先のBk静電潜像の後端部が通過した後で、且つ、
C静電潜像の先端部が到達する前にBk現像器31Kが
現像位置から退避し、C現像器31Cが現像位置にセッ
トされてC静電潜像がCトナーで現像される。以後、C
静電潜像領域の現像を続けるが、C静電潜像の後端部が
通過した時点で、先のBk現像器31Kの場合と同様に
C現像器31Cが現像位置から退避し、次のM現像器3
1Mを現像位置に移動させる。これもやはり次のM静電
潜像の先端部が現像位置に到達する前に完了させる。な
お、M及びYの画像形成工程については、それぞれの静
電潜像形成、現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様
であるので説明は省略する。
【0029】中間転写ベルト41には、感光体ベルト1
1に順次形成するBk、C、M、Yのトナー像を、同一
面に順次位置合わせして、4色重ねのトナー像が形成さ
れ、次の2転写工程において、この4色のトナー像が転
写紙に一括転写される。
【0030】上記画像形成動作が開始される時期に、転
写紙は転写紙カセット80又は手差しトレイ83のいず
れかから給送され、レジストローラ対82のニップで待
機している。2次転写ローラ51に中間転写ベルト41
上の4色重ねのトナー像の先端がさしかかるときに、丁
度転写紙の先端がこのトナー像の先端に一致するように
レジストローラ対82が駆動され、転写紙とトナー像と
の位置合わせが行われる。そして、転写紙が中間転写ベ
ルト41上のトナー像と重ねられて2次転写位置を通過
する。このとき、2次転写ローラ51による転写バイア
スで転写紙が荷電され、トナー画像のほとんどが転写紙
上に転写される。
【0031】中間転写ベルト41から4色重ねトナー像
を一括転写された転写紙は、定着装置60に搬送され
る。所定温度に制御された定着ベルト61と加圧ローラ
62のニップ部でトナー像が溶融定着され、装置本体外
に送り出され(矢印C方向)、排紙トレイ84に裏向き
にスタックされてフルカラーコピーを得る。
【0032】両面印刷を行う場合には、定着装置60を
通過した転写紙は、両面切替爪85により矢印D方向に
案内され、両面印刷用紙反転ユニット70に送られる。
転写紙後端が反転切替爪71を通過した後、反転ローラ
対72が停止し、転写紙も停止する。反転ローラ対72
が一定のブランク時間ののち逆転を開始し、転写紙はス
イッチバックを始める。このとき反転切替爪71が切り
替わり、転写紙は矢印E方向に案内され、レジストロー
ラ対82に送られる。レジストローラ対82に送られた
転写紙は、表裏反転した状態でレジストローラ対82の
ニップ部で待機する。所定のタイミングでレジストロー
ラ対82が駆動され、転写紙は2次転写位置に送られて
中間転写ベルト41から4色重ねトナー像を一括転写さ
れた後、定着装置60でトナー像が溶融定着され、装置
本体外に送り出される。
【0033】1次転写後の感光体ベルト11の表面は、
感光体クリーニング装置12でクリーニングされ、図示
しない除電ランプで均一に除電される。転写紙にトナー
像を転写した後の中間転写ベルト41の表面は、べルト
クリーニング装置42のクリニーングブラシ42aを接
離機構で押圧することによってクリーニングされる。中
間転写ベルト41からクリーニングされたトナーは、廃
トナータンク49に蓄えられる。
【0034】次に、図2に基づいて定着装置60の構成
を詳細に説明する。定着ローラ90と、内部にヒータ9
1を有する加熱ローラ92と、定着ローラ90と加熱ロ
ーラ92間に張架された定着ベルト61と、内部にヒー
タ93を有し定着ベルト61を挟んで定着ローラ90に
圧接する加圧ローラ62と、加圧ローラ62に対する定
着ベルト61の巻き付き角を大きくして実質的に加圧ロ
ーラ62とのニップ部Nを大きくする補助ローラ94を
有している。加熱ローラ92と加圧ローラ62にはそれ
ぞれ温度検知手段としてのサーミスタ95、96が当接
しており、これらの検知情報に基づいて図示しない制御
手段により定着温度が制御される。
【0035】定着ローラ90部位の定着ベルト61の表
面にはクリーニングローラ97が当接しており、定着ベ
ルト61上に付着したトナーを回収するようになってい
る。クリーニングローラ97上のトナーはスクレーパ9
8により掻き落とされ、図示しないトナー回収タンクに
収容される。クリーニングローラ97の定着ベルト61
回転方向下流には、定着ベルト61の表面にトナーオフ
セット防止のためのオイルを塗布するオイル塗布ローラ
99が当接しており、このオイル塗布ローラ99にはオ
イルタンク100よりオイルガ供給される。オイル塗布
ローラ99はバイアス電圧印加手段としての高圧電源1
01に接続されており、図示しない制御手段(カラープ
リンタのメインコントローラが兼ねることもできる)は
高圧電源101を制御して定着ベルト61の表面に必要
に応じてバイアス電圧を印加する(後述)。
【0036】本実施形態における加圧ローラ62は外径
が40mmで、厚みが1.5mmのシリコンゴムローラ
である。定着ローラ90は外径が30mmで、厚みが6
mmのシリコンスポンジローラである。加熱ローラ92
は外径が30mmで、厚みが1mmのアルミニウム製の
パイプである。補助ローラ94は、外径が8mmのステ
ンレス製のローラである。定着ベルト61は、径が60
mmで、厚みが90μmのポリイミドベルト(基材)の
表面に厚みが150μmのシリコンゴム(高抵抗の離型
層)をコーティングしたものである。オイル塗布ローラ
99の表面には導電性のシリコンゴムがコーティングし
てあり、芯金に高圧電源101からバイアス電圧が印加
される。図示しないが、ニップ部Nの出口下流には、排
紙用のガイド部材が設けられている。符号102はトナ
ー像を保持した転写紙を示す。
【0037】本実施形態における転写紙102のサイズ
及びモードの紙間の関係は以下のとおりである。定着ベ
ルト61の周長は188mmである。 (モノクロプリント時) A4横 86.8mm A3縦 173.5mm B4縦 228.5mm A4縦 295.5mm (フルカラー2面取り) A4横 53.8mm フルカラー1面取りは中間転写ベルト4回転で1枚プリ
ントなので紙間はベルト周長188mmに対して非常に
長く、定着横黒帯は問題にならない。
【0038】定着ベルト61上の剥離放電跡電位は時間
とともに減衰する。特に1周目の電位に対して2周目の
電位は半分以下であり、例えばA3ハーフトーンを定着
した場合、ベルト1周目に相当する位置の定着横黒帯は
レベルが悪いが2周目以降の位置の定着横黒帯はほとん
ど目立たない(図3、図4)。すなわち、図3に示すよ
うに、紙間がベルト周長よりも短い場合のみ定着横黒帯
が問題となるのである。定着ベルト61上の剥離放電跡
電位は転写紙サイズにより異なる。大サイズの場合には
転写紙に溜まる電荷が多く、このような転写紙を通紙し
た場合定着ベルト61に溜まる電位も高くなる。小サイ
ズの場合には紙後端が定着ベルト61から離間する際に
溜まっている電荷が少ないため、剥離放電跡電位も低
い。この剥離放電跡電位の違いにより(図5)、画像に
現れる定着横黒帯のレベルが変化する。大サイズの場合
には定着横黒帯のランクが悪いが、小サイズでは悪くな
い。剥離放電跡電位が低く、定着横黒帯レベルがよい転
写紙サイズの場合には、低いバイアス電圧で定着横黒帯
を防止できるが、剥離放電跡電位が高く、定着横黒帯レ
ベルが悪い転写紙サイズの場合にはバイアス電圧を高く
して定着横黒帯を防止する必要がある。
【0039】(実施例1)紙間がベルト周長188mm
よりも短い場合、バイアス電圧を3kVとし、長い場合
にはバイアス電圧を1kVとする。すなわち、定着横黒
帯が発生する場合のみ高いバイアス電圧を印加し、それ
以外は低いバイアス電圧を印加する。この印加パターン
を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】図6は、剥離放電跡電位に対して逆極性の
バイアス電圧を印加した場合の抑制効果を示す図であ
る。定着横黒帯が発生する場合のみ高いバイアス電圧を
印加し、それ以外は低いバイアス電圧を印加するので、
高いバイアス電圧を印加する時間を少なくでき、定着ベ
ルト61の寿命を向上させることができる。 (実施例2:第2の実施形態)定着横黒帯が発生しない
転写紙サイズ、モードによってはバイアス電圧をオフ
(ゼロ)してもよい。この印加パターンを表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】通紙サイズをA4横50%、A3縦50%
とし、カラー比率を、カラー50%、モノクロ50%で
通紙中転写紙サイズ分バイアス電圧を印加して比較した
場合、全てのプリントでバイアス電圧を印加した場合の
バイアス電圧印加時間を100%とすると、実施例2で
は67%に減少した。この分定着ベルト61の寿命を向
上させることができる。
【0044】(実施例3:第3の実施形態)上述のよう
に、紙間が短くても転写紙のサイズが小さければ剥離放
電跡電位は小さくなる。A4横以下のサイズ(通紙長さ
210mm)ではバイアス電圧を印加しなくても剥離放
電跡電位ランク(定着横黒帯ランク)は3以上となるた
め、定着ベルト61の寿命を考慮してバイアス電圧を低
くする。この印加パターンを表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】すなわち、剥離放電跡電位が低く、定着横
黒帯レベルがよい転写紙サイズの場合にはバイアス電圧
を低くしてリークによる定着ベルト61の破壊を極力少
なくし、剥離放電跡電位が高く、定着横黒帯レベルが悪
い転写紙サイズの場合にはバイアス電圧を高くして確実
に定着横黒帯を防止するものである。 (実施例4:第4の実施形態)実施例3において、紙間
が広く、定着横黒帯が発生しない場合にはバイアス電圧
をオフしてもよい。この印加パターンを表4に示す。
【0047】
【表4】
【0048】カラー比率を、カラー50%、モノクロ5
0%で通紙中転写紙サイズ分バイアス電圧を印加して比
較した場合、全てのプリントでバイアス電圧を印加した
場合のバイアス電圧印加時間を100%とすると、実施
例4では33%に減少した。この分定着ベルト61の寿
命を向上させることができる。
【0049】(実施例5:第5の実施形態)実施例3に
おいて、転写紙のサイズが小さく、定着横黒帯のレベル
が悪くない場合にはバイアス電圧をオフしてもよい。こ
の印加パターンを表5に示す。
【0050】
【表5】
【0051】(実施例6:第6の実施形態)例えば、A
3縦モノクロプリント時、転写紙通紙長さは410mm
であるが、実際に定着横黒帯に関連するベルト位置は、
転写紙後端の30mm程度である。本実施形態ではこの
部分のみに局所的にバイアス電圧を印加することを特徴
としている。図7は、剥離放電跡電位に対して逆極性の
バイアス電圧を局所的に印加した場合の抑制効果を示す
図である。定着横黒帯が発生する転写紙後端の30mm
程度の部位に対応する部分にのみバイアス電圧を印加
し、それ以外はバイアス電圧をオフするので、バイアス
電圧を印加する時間を少なくでき、定着ベルト61の寿
命を向上させることができる。表6にこの印加パターン
を示す。
【0052】
【表6】
【0053】定着ベルト61の特定の部分にのみバイア
ス電圧を印加し、その他の部分にはバイアス電圧を印加
しないことにより、バイアス電圧の印加によるリークの
確率を減らし、定着ベルト61の寿命を延ばすことがで
きる。実施例6では、バイアス電圧の印加時間を9.5
%に低減することができる。実施例6において、転写紙
のサイズが小さく、定着横黒帯のレベルが悪くない場合
にはバイアス電圧をオフしてもよい。この印加パターン
を表7に示す。この場合のバイアス電圧の印加時間は
2.4%に減少する。
【0054】
【表7】
【0055】
【発明の効果】請求項1又は6記載の発明によれば、表
面に離型層を有する定着ベルトと、該定着ベルトとニッ
プ部を形成する加圧ローラと、上記定着ベルトの表面に
バイアス電圧を印加するバイアス電圧印加手段を有し、
上記ニップ部でトナー像を保持した転写材を挟持・搬送
して定着を行う定着装置において、上記転写材の搬送間
隔が上記定着ベルトの1周長よりも短い場合にのみバイ
アス電圧を印加する構成としたので、定着横黒帯の発生
を防止しつつ定着ベルトの高寿命化を達成できる。
【0056】請求項2又は6記載の発明によれば、請求
項1記載の定着装置において、上記転写材の搬送方向の
サイズに応じて印加するバイアス電圧の値を変化させる
構成としたので、バイアス電圧の印加を必要性に応じて
効率的にでき、定着ベルトの高寿命化を高精度に達成で
きる。
【0057】請求項3又は6記載の発明によれば、請求
項1記載の定着装置において、上記転写材の搬送方向の
サイズが所定値以下の場合には印加するバイアス電圧の
値を低くする構成としたので、バイアス電圧の印加を必
要性に応じて効率的にでき、定着ベルトの高寿命化を高
精度に達成できる。
【0058】請求項4又は6記載の発明によれば、請求
項1記載の定着装置において、上記転写材の搬送方向の
サイズが短く、且つ、上記定着ベルトに対する放電跡ラ
ンクが許容値以上の場合にはバイアス電圧を印加しない
構成としたので、バイアス電圧の印加を必要性に応じて
効率的にでき、定着ベルトの高寿命化を高精度に達成で
きる。
【0059】請求項5又は6記載の発明によれば、請求
項1記載の定着装置において、上記定着ベルトの上記転
写材の後端部分に対応する部分にのみバイアス電圧を印
加する構成としたので、定着ベルトの高寿命化をさらに
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像形成装置
としてのカラープリンタの概要正面図である。
【図2】定着装置の概要正面図である。
【図3】A3縦サイズの転写紙の通紙における剥離放電
跡電位の発生状態を示す図である。
【図4】B4縦サイズの転写紙の通紙における剥離放電
跡電位の発生状態を示す図である。
【図5】転写紙サイズと剥離放電跡ランクの関係を示す
グラフである。
【図6】剥離放電跡電位に対して逆極性のバイアス電圧
を印加した場合の抑制効果を示す図で、(a)は転写紙
の通紙における剥離放電跡電位の発生状態を示す図、
(b)は印加したバイアス電圧の波形を示す図、(c)
はバイアス電圧の印加によって剥離放電跡電位が低減さ
れた状態を示す図である。
【図7】剥離放電跡電位に対して逆極性のバイアス電圧
を転写材の後端部分に対応する部分にのみ印加した場合
の抑制効果を示す図で、(a)は転写紙の通紙における
剥離放電跡電位の発生状態を示す図、(b)は印加した
バイアス電圧の波形を示す図、(c)はバイアス電圧の
印加によって剥離放電跡電位が低減された状態を示す図
である。
【図8】白紙を通紙したときの定着ベルト表面の帯電状
態を示す図である。
【符号の説明】
61 定着ベルト 62 加圧ローラ 101 バイアス電圧印加手段としての高圧電源 102 転写材としての転写紙 N ニップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DC05 DC10 DE07 DE09 EA18 EB04 EC02 EC06 ED25 EE01 EE06 EF09 ZA07 2H033 AA01 BA08 BA11 BA12 BA13 BA43 BB30 BB33 CA17 CA22 CA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に離型層を有する定着ベルトと、該定
    着ベルトとニップ部を形成する加圧ローラと、上記定着
    ベルトの表面にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印
    加手段を有し、上記ニップ部でトナー像を保持した転写
    材を挟持・搬送して定着を行う定着装置において、 上記転写材の搬送間隔が上記定着ベルトの1周長よりも
    短い場合にのみバイアス電圧を印加することを特徴とす
    る定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の定着装置において、 上記転写材の搬送方向のサイズに応じて印加するバイア
    ス電圧の値を変化させることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の定着装置において、 上記転写材の搬送方向のサイズが所定値以下の場合には
    印加するバイアス電圧の値を低くすることを特徴とする
    定着装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の定着装置において、 上記転写材の搬送方向のサイズが短く、且つ、上記定着
    ベルトに対する放電跡ランクが許容値以上の場合にはバ
    イアス電圧を印加しないことを特徴とする定着装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の定着装置において、 上記定着ベルトの上記転写材の後端部分に対応する部分
    にのみバイアス電圧を印加することを特徴とする定着装
    置。
  6. 【請求項6】像担持体上に形成されたトナー像を転写材
    に転写し、該転写材を定着装置に通して定着を行う画像
    形成装置において、 上記定着装置が、請求項1乃至5の何れかに記載のもの
    であることを特徴とする画像形成装置。
JP2002008634A 2002-01-17 2002-01-17 定着装置・画像形成装置 Pending JP2003208050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002008634A JP2003208050A (ja) 2002-01-17 2002-01-17 定着装置・画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002008634A JP2003208050A (ja) 2002-01-17 2002-01-17 定着装置・画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003208050A true JP2003208050A (ja) 2003-07-25

Family

ID=27646842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002008634A Pending JP2003208050A (ja) 2002-01-17 2002-01-17 定着装置・画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003208050A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230462A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230462A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7317890B2 (en) Apparatus for and method of printing a mono-color image using a single-pass color printer
US7627269B2 (en) Image forming apparatus with charging member cleaning capabilities
JP2009086140A (ja) 画像形成装置
JP2006163267A (ja) 画像形成装置
JP2003208050A (ja) 定着装置・画像形成装置
JP4068704B2 (ja) カラー画像形成方法
JP2000081805A (ja) 画像形成装置
JP2000019863A (ja) 画像形成装置
JP3826565B2 (ja) 画像形成装置
JP2004252061A (ja) 画像形成装置
JP2009042460A (ja) 画像形成装置
JP2009058821A (ja) 画像形成装置
JP2002207373A (ja) 画像形成装置
JPH1152781A (ja) 画像形成装置
JP2000321890A (ja) 画像形成装置
JP4018887B2 (ja) 両面印刷記録装置
JPH1195627A (ja) 画像形成装置
JP4680586B2 (ja) 画像形成装置
JP2007065423A (ja) 画像形成装置
JP2001166600A (ja) 画像形成装置
JP2011090071A (ja) 画像形成装置
JP3441561B2 (ja) 画像形成装置
JP2002251077A (ja) 画像形成装置
JP4773843B2 (ja) 画像形成装置
JPH06161302A (ja) 電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061226