JPH06161302A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH06161302A
JPH06161302A JP4304234A JP30423492A JPH06161302A JP H06161302 A JPH06161302 A JP H06161302A JP 4304234 A JP4304234 A JP 4304234A JP 30423492 A JP30423492 A JP 30423492A JP H06161302 A JPH06161302 A JP H06161302A
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Hirofumi Ihara
宏文 井原
Yuzo Kawano
裕三 川野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高画質で消耗品の寿命低下の少ない電子写真
装置を提供する。くすことができる。 【構成】 用紙転写ローラと中間転写体との間の記録紙
の有無を検出する記録紙検出手段Fと、用紙転写ローラ
の中間転写体への当接、離間を制御する用紙転写制御手
段Bと、異常を検出する異常検出手段Cと、異常検出手
段Cで異常検出された場合にプロセスを停止さるプロセ
ス停止手段Dと、中央処理演算装置Aとを備え、中央処
理演算装置Aにより、印字処理中に装置の異常が発生し
て、用紙転写ローラと中間転写体との間に記録紙が有る
場合には、中間転写体の駆動を停止させた後、用紙転写
ローラを離間させることにより、記録紙による中間転写
体上の傷発生を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高画質の記録画像を得
るための電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ、ワー
クステーションなどの出力端末として、様々な原理のプ
リンタが提案されているが、特に電子写真プロセスとレ
ーザ技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBP
と略す)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急
速に普及しつつある。
【0003】一方、市場ではLBPのフルカラー化に対
する要求が高まっているが、フルカラーLBPの場合、
印刷の原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、さらに
ブラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体
上に各色の画像を正確な位置に形成しなければならな
い。一般にこの各色の画像の位置合わせには、画像を重
ねる像担持体上に基準マークを設けておき、マークを検
出した時点で各色の画像形成プロセスを開始する方法が
とられている。
【0004】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それら
の単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚の転写
材にカラー画像を形成する方法を採用している。
【0005】図3は従来の電子写真装置の構成を示す図
であり、図4は従来例の中間転写体および用紙転写ロー
ラ周辺を示す図である。図3において、1は閉ループ状
のNi(ニッケル)のベルト基材の外周面上に、有機光
導電体(OPC)などの感光層が薄膜状に塗布された潜
像担持体としての感光体であり、完全なシームレス(継
目なし)構造となっている。感光体1は、2本の感光体
搬送ローラ2、3によって垂直平面を感光体搬送ローラ
2、3間で形成するように支持され、駆動モータ(図示
せず)によって感光体搬送ローラ2、3に沿って矢印A
方向に周回動する。
【0006】ベルト状の感光体1の周面には矢印Aで示
す感光体回転方向の順に帯電器4、露光光学系5、ブラ
ック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各色の現像器6K、6Y、6M、6C、中間転
写体ユニット7、感光体クリーニング装置8、および除
電器9が設けられている。帯電器4はタングステンワイ
ヤなどからなる帯電線10と金属板からなるシールド板
11、およびグリッド板12によって構成されている。
帯電線10へ4〜5kv程度の高電圧を印加することに
よって帯電線10がコロナ放電を起こしてグリッド板1
2を介して感光体1を一様に帯電する。
【0007】13は露光光学系5から発射される露光光
線である。露光光線13は階調変換装置(図示せず)か
らの画像信号をレーザ駆動回路(図示せず)により光強
度変調やパルス幅変調して得られ、感光体1上に特定色
に対応する静電潜像を形成する。各現像器6K、6Y、
6M、6Cはそれぞれの色に対応したトナーを収納して
いる。各色の現像は、各色に対応して両端が機体本体に
回動自在に軸支された離接カム14K、14Y、14
M、14Cが色選択信号に対応して回転し、選択された
現像器、例えば現像器6Kを感光体1に当接させて行
う。選択外の現像器6Y、6M、6Cは感光体1から離
間している。
【0008】中間転写体ユニット7は導電性の樹脂など
からなる継ぎ目のないループベルト状の像担持体として
の中間転写体15と、中間転写体15を支持している2
本の中間転写体搬送ローラ16、17と、中間転写体1
5へ感光体1上のトナー像を転写するため中間転写体1
5を間に挟んで感光体1に対向して配置される中間転写
ローラ18を有している。
【0009】19は中間転写体15の基準位置を検出す
る中間転写体基準検知センサーであり、中間転写体15
の一端部に配置されたスリットなどの中間転写体基準マ
ークで基準位置を検知する。20は中間転写体15上の
残留トナーを掻き取るための中間転写体クリーニング装
置であり、中間転写体15上に合成像を形成している間
は中間転写体15から離間しており、クリーニングに共
する時のみ中間転写体15に当接する。21は記録紙2
2を収納している記録紙カセットである。記録紙22は
記録紙カセット21から半月形をした給紙ローラ23に
よって1枚づつ用紙搬送路24へ送り出される。25は
記録紙22と中間転写体15上の合成像の位置を一致さ
せるため一次的に記録紙22を停止待機させるためのレ
ジストローラであり、従動ローラ26と圧接している。
27は中間転写体15上の合成像を記録紙22に転写す
るための転写ローラであり、転写時のみ中間転写体15
と接触回動する。28は内部に熱源を有するヒートロー
ラ29と加圧ローラ30とからなる定着器であり、記録
紙22上に転写された合成像をヒートローラ29と加圧
ローラ30の挟持回転に伴い圧力と熱によって記録紙2
2に定着させカラー画像を形成する。
【0010】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。画像の現像はブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるも
のとする。
【0011】感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆
動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の
一定速度になるように制御される。さらに中間転写体1
5は基準位置を決定するための中間転写体基準マークを
検知する中間転写体基準検知センサー19により予め画
像形成領域を設定してある。
【0012】この状態で、まず高圧電源に接続された帯
電器4内の帯電線10に−4000vから−5000v
程度の高電圧を印加してコロナ放電を行わせ、感光体1
の表面を一様に−700v程度に帯電させる。次に、感
光体1を矢印A方向に回転させて一様に帯電された感光
体1の表面上に、複数のカラー成分の中の所定の、例え
ばブラック(K)に相当するレーザビームの露光光線1
3を照射すると、感光体1上の照射された部分は電荷が
消えて静電潜像が形成される。この時の潜像形成開始の
タイミングは中間転写体15の基準位置を検出する中間
転写基準検知センサー19からの信号により決定され
る。一方、ブラック現像器6Kは、中間転写体基準検知
センサー19で基準位置を検出して、所定時間経過後に
離接カム14Kの回転により矢印B方向に押され感光体
1に当接するとともに、当接直前にトナーを表面に有す
る現像スリーブ31Kに−300V程度の負電位を印加
する。トナーに予め負電荷を与えておけば、感光体1上
の露光光線が照射されて電荷がなくなった部分(静電潜
像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネガポジプロ
セスによる現像が行われる。現像が終了した現像器6K
は離接カム14Kの180度の回転により、感光体1と
の当接位置(図4において実線で示す)から離間位置
(図4において仮想線で示す)へ移動する。現像器6K
により感光体1上に形成されたトナー像は、各色毎に感
光体1と接触配置された中間転写ローラ18に+800
vの高電圧を印加することにより中間転写体15に転写
される。感光体1から中間転写体15へ転写されなかっ
た残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去さ
れ、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られた感
光体1上の電荷は除去される。
【0013】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し、今度は現像器6Cを感光体1の
方向へ押して感光体1へ当接させ、シアン(C)の現像
を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの
場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い、中間転
写体15上に4色B、C、M、Yのトナー像を重ね合成
像を形成する。そして、今まで離間していた用紙転写ロ
ーラ27が中間転写体15に接触して用紙転写ローラ2
7に+1000V程度の高電圧が印加されるとともに圧
力によって記録紙カセット21から用紙搬送路24に沿
って送られてきた記録紙22に、上記のようにして形成
された合成像が一括転写される。続いて、トナー像が転
写された記録紙22は定着器28に送られ、ここでヒー
トローラ29の熱と加圧ローラ30の挟持圧によって定
着され、カラー画像として出力される。用紙転写ローラ
27により記録紙22上に完全に転写されなかった中間
転写体15上の残留トナーは中間転写体クリーニング装
置20により除去される。中間転写体クリーニング装置
20は一回の合成像が得られるまで、中間転写体15に
対して離間の位置にあり、合成像が用紙転写ローラ27
により転写材22に転写された後、接触状態になり、残
留トナーが除去される。
【0014】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。また連続印字が行われている時には上記一連の動作
を繰り返し実行している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て印字中にジャムやモータロック外れなどの異常検知が
なされた場合、ただちに印字プロセスを停止させ、各ア
クチュエータを初期状態に復帰させて、各アクチュエー
タを駆動しているモータを停止させている。これは、装
置が異常な状態で印字プロセスを進行させると、画質の
劣化を招くばかりでなく、定着器28の付近でジャムが
発生したときには記録紙22が定着器28に巻き付いて
しまうこともあり、ユーザのエラー回避が困難になるか
らである。プロセス停止を実行する際、用紙転写ローラ
27と中間転写体15との間に記録紙22がある場合
に、中間転写体15の駆動停止以前に用紙転写ローラ2
7を離間すると記録紙22と中間転写体15との回転摩
擦により中間転写体15上に傷が発生し、画質低下、中
間転写体15の寿命の低下の一因となるという問題を有
していた。
【0016】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、高画質で消耗品の寿命低下の少ない電子写真装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の電子写真装置は、装置の異常が検出されて印
字プロセスを停止させる際に中間転写体と用紙転写ロー
ラとの間の記録紙の有無を検出し、記録紙がある場合に
は中間転写体の駆動停止後、用紙転写ローラを離間する
ように制御する処理装置を設けたものである。
【0018】
【作用】上記構成によって、装置の異常が検出された際
でも記録紙と中間転写体との回転摩擦により中間転写体
上に傷が発生することが防止されるので、中間転写体上
の傷発生の要因が削減され、中間転写体の寿命低下を防
止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、本発明の一実施例に係る電
子写真装置の機械的な構成は図3および図4に示す従来
例と同等の構成であるため機械的な構成要素の詳細な説
明は省略する。
【0020】また、図1は本発明の電子写真装置を制御
するためのブロック図であり、Aは、用紙転写制御手段
Bと異常検出手段Cとプロセス停止手段Dと中間転写体
駆動制御手段Eと記録紙有無検知手段Fと制御する処理
装置としての中央処理演算装置である。
【0021】以下、この電子写真装置の動作について説
明する。画像の現像はブラック、シアン、マゼンタ、イ
エローの順で行われるものとする。感光体1と中間転写
体15は、それぞれ駆動源(図示せず)により駆動さ
れ、互いの周速が同一の一定速度になるように制御され
る。中間転写体15には基準位置を決定するための中間
転写体基準マークがその両端部に設けられ、中間転写体
15の中間転写ユニット7への装着方向に関係すること
なく中間転写体基準検知センサー19により、基準位置
が検出できるようになっている。
【0022】印字指令が入力されると、まず高圧電源に
接続された帯電器4内の帯電線10に−4000vから
−5000v程度の高電圧を印加してコロナ放電を行わ
せ、感光体1の表面を一様に−700v程度に帯電させ
る。次に、感光体1を矢印A方向に回転させて一様に帯
電された感光体1の表面上に、複数のカラー成分の中の
所定の、例えばブラック(K)に相当するレーザビーム
の露光光線13を照射すると、感光体1上の照射された
部分は電荷が消えて静電潜像が形成される。この時の潜
像形成開始のタイミングは中間転写体15の基準位置を
検出する中間転写基準検知センサー19からの信号によ
り決定される。一方、ブラック現像器6Kは、中間転写
体基準検知センサー19で基準位置を検出して、所定時
間経過後に離接カム14Kの回転により矢印B方向に押
されて感光体1に当接するとともに、当接直前にトナー
を表面に有する現像スリーブ31Kに−300V程度の
負電位が印加される。トナーに予め負電荷を与えておけ
ば、感光体1上の露光光線を照射されて電荷がなくなっ
た部分(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆ
るネガポジプロセスによる現像が行われる。現像が終了
した現像器6Kは離接カム14Kの180度回転によ
り、感光体1との当接位置(図4において実線で示す)
から離間位置(図4において仮想線で示す)へ移動す
る。現像器6Kにより感光体1上に形成されたトナー像
は、各色毎に感光体1と接触配置された中間転写ローラ
18に+800vの高電圧を印加することにより中間転
写体15に転写される。感光体1から中間転写体15へ
転写されなかった残留トナーは感光体クリーニング装置
8により除去され、さらに除電器9により残留トナーが
掻き取られた感光体1上の電荷は除去される。
【0023】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し、今度は現像器6Cを感光体1の
方向へ押して感光体1へ当接させ、シアン(C)の現像
を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの
場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い、中間転
写体15上に4色B、C、M、Yのトナー像を重ね合成
像を形成する。シアンの印字プロセスにおいても、画像
形成タイミングの基準は中間転写体基準位置である。こ
のようにして形成された合成像は、今まで離間していた
用紙転写ローラ27が中間転写体15に接触して用紙転
写ローラ27に+1000V程度の高電圧を印加すると
ともに圧力によって記録紙カセット21から用紙搬送路
24に沿って送られてきた記録紙22に一括転写され
る。続いて、トナー像が転写された記録紙22は定着器
28に送られ、ここでヒートローラ29の熱と加圧ロー
ラ30の挟持圧によって定着され、カラー画像として出
力される。用紙転写ローラ27により記録紙22上に完
全に転写されなかった中間転写体15上の残留トナーは
中間転写体クリーニング装置20により除去される。中
間転写体クリーニング装置20は一回の合成像が得られ
るまで、中間転写体15に対して離間の位置にあり、合
成像が用紙転写ローラ27により転写材22に転写され
た後、接触状態になり、残留トナーが除去される。
【0024】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。連続印字処理が行われている時は上記一連の動作を
繰り返し実行している。印字処理中に異常検出手段Cが
装置の異常を検出し、プロセスが停止するまでのシーケ
ンスについて図2を用いて説明する。
【0025】図2は本発明における電子写真装置の動作
フローチャートである。また、図4は本発明における用
紙転写ローラ周辺図であるが、これは従来例における用
紙転写ローラ周辺図と同等である。
【0026】用紙転写ローラ27が中間転写体15に当
接するのは、中間転写体15上の画像を記録紙22に転
写するときである。記録紙22が用紙転写ローラ27と
中間転写体15との間にある場合に装置の異常が検出さ
れ、用紙転写ローラ27を中間転写体15から離間させ
ると、この時点では中間転写体15はトナー画像を記録
紙22に転写させるために回転しているので中間転写体
15の回転と記録紙22との摩擦によって中間転写体1
5に傷を発生させる。そこで中間転写体15の駆動を停
止した後、用紙転写ローラ27を離間する方法について
説明する。
【0027】通常印字プロセス実行中(STEP1)に
異常検出手段Cによって装置の異常、例えばジャムやモ
ータロック外れなどが検出された場合(STEP2)
に、用紙転写ローラ27と中間転写体15との間に記録
紙があるかどうかを記録紙検出手段Fにより検知する。
【0028】この検知の方法としては、中央処理演算装
置Aのタイマにより用紙転写が行われる時期を監視して
おくことが考えられる。つまり、用紙転写開始の時刻か
ら、記録紙後端が用紙転写点を通過するまでの時刻を中
央処理演算装置Aで監視しておくとよい。ただし、時間
管理の場合、用紙転写位置以前でジャムが発生した場合
には、実際には用紙転写点に記録紙がある時刻であって
も記録紙が検出されない。用紙転写点以前のジャム検知
はレジストローラ25位置で行っており、この位置での
ジャムは判別可能である。レジストローラ25位置でジ
ャムが発生した場合は、用紙転写点に記録紙なしの状態
とする(STEP3)。
【0029】異常検出手段Cにより装置の異常が検出さ
れ、そのとき記録紙検出手段Fにより用紙転写ローラ2
7と中間転写体15との間に記録紙があると検出された
場合には、まず中間転写体15の駆動と用紙転写ローラ
27の駆動を停止した(STEP4)後、用紙転写ロー
ラ27を離間する(STEP5)。その後に他の各アク
チュエータをそれぞれのホームポジションに復帰させ
(STEP6)、印字プロセスを停止させる(STEP
7)。各アクチュエータのホームポジション復帰の確認
は、各アクチュエータホームポジション復帰モード開始
時にフラグaを立て、ホームポジション復帰後このモー
ドを終了する時にフラグaをおろすようにしているの
で、フラグaを参照することで可能である。
【0030】このようにして中間転写体15の駆動を停
止させた後に用紙転写ローラ27を離間することがで
き、中間転写体15上の傷発生の要因を削減できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、処理装置
により、装置の異常が検出されて印字プロセスを停止さ
せる際に中間転写体と用紙転写ローラとの間の記録紙の
有無を検出し、記録紙がある場合には中間転写体の駆動
停止後、用紙転写ローラを離間するように制御すること
により、中間転写体上の傷発生の要因を削減でき、消耗
品の寿命低下の少ない高画質の電子写真装置を実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子写真装置のブロック
【図2】同電子写真装置のフローチャート
【図3】本発明および従来例の電子写真装置の構成を示
す図
【図4】本発明および従来例の用紙転写ローラ周辺を示
す図
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体) 15 中間転写体(像担持体) 22 記録紙 27 用紙転写ローラ A 中央処理演算装置(処理装置) B 用紙転写制御手段 C 異常検出手段 D プロセス停止手段 E 中間転写体駆動制御手段 F 記録紙有無検知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電装置、露光装置、現像装置およびク
    リーニング装置が配設された電子写真装置であって、潜
    像担持体と、前記潜像担持体上のトナー画像を担持させ
    る像担持体と、前記像担持体上のトナー画像を記録用紙
    に転写する用紙転写ローラと、前記用紙転写ローラと前
    記像担持体との間の記録紙の有無を検出する記録紙検出
    手段と、前記用紙転写ローラの前記像担持体への当接、
    離間を制御する用紙転写制御手段と、何れかの前記装置
    の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段で
    異常検出された場合にプロセスを停止さるプロセス停止
    手段と、前記異常検出手段により異常が検出された際に
    前記用紙転写ローラと前記像担持体との間に記録紙があ
    る場合には、前記像担持体の駆動を停止させた後に前記
    用紙転写制御手段により前記用紙転写ローラと前記像担
    持体を離間し、前記プロセス停止手段によりプロセスを
    停止させる処理装置とを備えた電子写真装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001318542A (ja) * 2000-02-29 2001-11-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び定着装置
JP2015114347A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 富士ゼロックス株式会社 転写装置、画像形成装置および媒体の搬送装置

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