JPH1195252A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH1195252A JPH1195252A JP25678997A JP25678997A JPH1195252A JP H1195252 A JPH1195252 A JP H1195252A JP 25678997 A JP25678997 A JP 25678997A JP 25678997 A JP25678997 A JP 25678997A JP H1195252 A JPH1195252 A JP H1195252A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号が複数の映像信号入力線によって画
素に供給される場合に、映像信号入力線の数に応じて生
じていた表示ムラを簡易な構成によって解消し、良好な
表示画像を確保できる表示装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 すべての映像信号入力線について、他の
配線等との交差により生じる段差の数が同じとなるよう
な構造物を下層に設けることによって、段差数に起因す
る配線抵抗や配線容量が等しくなり、各映像信号線に供
給される映像信号の電圧に「ずれ」が生じにくくなる。
その結果として、映像信号入力線を複数に分割して高速
駆動を図った場合であっても、映像信号入力線の分割に
起因した表示ムラの発生を解消することができる。
素に供給される場合に、映像信号入力線の数に応じて生
じていた表示ムラを簡易な構成によって解消し、良好な
表示画像を確保できる表示装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 すべての映像信号入力線について、他の
配線等との交差により生じる段差の数が同じとなるよう
な構造物を下層に設けることによって、段差数に起因す
る配線抵抗や配線容量が等しくなり、各映像信号線に供
給される映像信号の電圧に「ずれ」が生じにくくなる。
その結果として、映像信号入力線を複数に分割して高速
駆動を図った場合であっても、映像信号入力線の分割に
起因した表示ムラの発生を解消することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の表示画素が配
列されている表示装置において、映像信号線駆動回路
を、表示画素が形成された表示パネルと同一基板上に集
積化した表示装置に関する。
列されている表示装置において、映像信号線駆動回路
を、表示画素が形成された表示パネルと同一基板上に集
積化した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶テレビジョンをはじめとする各種デ
ィスプレイに利用されている画像表示装置として、いわ
ゆるアクティブマトリクス型の表示装置がある。アクテ
ィブマトリクス型の表示装置とは、スイッチング素子が
マトリクス状に配置された表示画素部と、その周囲に設
けられた駆動回路部とを有するものである。この駆動回
路部は、映像信号線駆動回路部と、走査信号線駆動回路
部とに大別される。
ィスプレイに利用されている画像表示装置として、いわ
ゆるアクティブマトリクス型の表示装置がある。アクテ
ィブマトリクス型の表示装置とは、スイッチング素子が
マトリクス状に配置された表示画素部と、その周囲に設
けられた駆動回路部とを有するものである。この駆動回
路部は、映像信号線駆動回路部と、走査信号線駆動回路
部とに大別される。
【0003】映像信号線駆動回路部は、各信号線を介し
て、画像表示部の各スイッチング素子に映像信号を順次
供給する。走査信号線駆動回路部は、各走査線を介し
て、各スイッチング素子のゲートを順次駆動し、ソース
・ドレイン間を導通させることにより、前記映像信号を
それぞれの画素に書き込む。このような動作が、表示画
素部の各列に対して順次行われることにより所定の画像
が表示される。
て、画像表示部の各スイッチング素子に映像信号を順次
供給する。走査信号線駆動回路部は、各走査線を介し
て、各スイッチング素子のゲートを順次駆動し、ソース
・ドレイン間を導通させることにより、前記映像信号を
それぞれの画素に書き込む。このような動作が、表示画
素部の各列に対して順次行われることにより所定の画像
が表示される。
【0004】ここで、液晶表示装置などを利用した投射
型画像表示システムにおいては、光源側の光学系や投射
側の光学系の小型化や低価格化を達成するために、特に
投射レンズやミラーを小さくする必要がある。このため
には各種光学部品のサイズにあわせて液晶表示装置など
の表示装置の画像表示部を小型化することが必要とされ
る。同時に、画像表示部の各表示画素をより微細なピッ
チで形成する必要も生ずる。ところが、このように表示
画素部を小さくすると、前述した各駆動回路部との接続
端子も小さくする必要がある。従って、駆動回路部を外
部に設けた場合には、これらの接続が困難となってく
る。
型画像表示システムにおいては、光源側の光学系や投射
側の光学系の小型化や低価格化を達成するために、特に
投射レンズやミラーを小さくする必要がある。このため
には各種光学部品のサイズにあわせて液晶表示装置など
の表示装置の画像表示部を小型化することが必要とされ
る。同時に、画像表示部の各表示画素をより微細なピッ
チで形成する必要も生ずる。ところが、このように表示
画素部を小さくすると、前述した各駆動回路部との接続
端子も小さくする必要がある。従って、駆動回路部を外
部に設けた場合には、これらの接続が困難となってく
る。
【0005】そこで、このような表示装置においては、
駆動回路部と画像表示部とを同一の基板上に形成するこ
とにより、表示画素部と駆動回路部との接続の煩雑さが
解消され、小型化が達成されている。このように駆動回
路部と表示画素部とが一体に集積化された液晶表示装置
は、マトリクス・アレイ基板と対向基板との間に液晶層
が保持されて構成される。
駆動回路部と画像表示部とを同一の基板上に形成するこ
とにより、表示画素部と駆動回路部との接続の煩雑さが
解消され、小型化が達成されている。このように駆動回
路部と表示画素部とが一体に集積化された液晶表示装置
は、マトリクス・アレイ基板と対向基板との間に液晶層
が保持されて構成される。
【0006】マトリクス・アレイ基板は、複数の映像信
号線と走査信号線とがマトリクス状に配置されており、
各交点部分にスイッチング素子が配置されている。スイ
ッチング素子の活性層は多結晶シリコンあるいはアモル
ファス・シリコンにより構成され、その一端は画素電極
に接続されている。そして、各映像信号線、各走査信号
線は、同一基板上に一体的に集積化されて形成された映
像信号線駆動回路部と、走査信号線駆動回路部とにそれ
ぞれ接続されている。
号線と走査信号線とがマトリクス状に配置されており、
各交点部分にスイッチング素子が配置されている。スイ
ッチング素子の活性層は多結晶シリコンあるいはアモル
ファス・シリコンにより構成され、その一端は画素電極
に接続されている。そして、各映像信号線、各走査信号
線は、同一基板上に一体的に集積化されて形成された映
像信号線駆動回路部と、走査信号線駆動回路部とにそれ
ぞれ接続されている。
【0007】この映像信号線駆動回路部は、シフトレジ
スタまたはデコーダで構成された選択制御回路部と、外
部から映像信号が入力される映像信号入力線と、映像信
号入力線の映像信号を選択制御回路部からの出力によっ
て各映像信号線に出力するための選択素子としてのアナ
ログスイッチ群と、を備えている。
スタまたはデコーダで構成された選択制御回路部と、外
部から映像信号が入力される映像信号入力線と、映像信
号入力線の映像信号を選択制御回路部からの出力によっ
て各映像信号線に出力するための選択素子としてのアナ
ログスイッチ群と、を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような表示装置に
おいては、高精細な表示画像あるいはハイビジョン対応
の表示画像を実現すべく、表示画素数を増加させる試み
がされている。しかし、表示画素数が増加するに伴っ
て、映像信号線駆動回路を構成する選択制御回路部の高
速動作を確保し、アナログスイッチの書き込み能力の増
大を図る必要がある。
おいては、高精細な表示画像あるいはハイビジョン対応
の表示画像を実現すべく、表示画素数を増加させる試み
がされている。しかし、表示画素数が増加するに伴っ
て、映像信号線駆動回路を構成する選択制御回路部の高
速動作を確保し、アナログスイッチの書き込み能力の増
大を図る必要がある。
【0009】図3は、このような要求に応じるために改
善された液晶表示装置の回路構成を例示する概略図であ
る。すなわち、同図に示した回路は、表示画素部と、走
査線駆動回路と、映像信号線駆動回路とを有する。表示
画素部の液晶画素101を除いた残りの回路は、アレイ
基板上に形成されている。一方、液晶画素101の他方
の電極は、対向基板上に形成されている。
善された液晶表示装置の回路構成を例示する概略図であ
る。すなわち、同図に示した回路は、表示画素部と、走
査線駆動回路と、映像信号線駆動回路とを有する。表示
画素部の液晶画素101を除いた残りの回路は、アレイ
基板上に形成されている。一方、液晶画素101の他方
の電極は、対向基板上に形成されている。
【0010】液晶画素101の一端は薄膜トランジスタ
102を介して映像信号線104に接続され、他の一端
は対向電極107に接続されている。薄膜トランジスタ
102のゲートは走査信号線105に接続されている。
保持容量103は画素電位保持容量線106に接続され
ている。以上のように構成された一画素が所定の個数縦
横に並べられて表示画面が構成される。
102を介して映像信号線104に接続され、他の一端
は対向電極107に接続されている。薄膜トランジスタ
102のゲートは走査信号線105に接続されている。
保持容量103は画素電位保持容量線106に接続され
ている。以上のように構成された一画素が所定の個数縦
横に並べられて表示画面が構成される。
【0011】縦方向の各液晶画素において映像信号線1
04は共通で、横方向の各液晶画素において走査信号線
105は共通である。映像信号線104には映像信号線
駆動回路によって所定の電圧が印加され、走査信号線1
05には走査信号線駆動回路によって薄膜トランジスタ
102のソース・ドレイン間を開閉させる電圧が印加さ
れる。走査信号線が選択されている期間に、映像信号線
に出力される映像データが薄膜トランジスタ102を介
して画素電極に書き込まれ、画素電極と対向電極との間
の電位差が次に走査信号線が選択されるまでの期間保持
され、表示がなされる。
04は共通で、横方向の各液晶画素において走査信号線
105は共通である。映像信号線104には映像信号線
駆動回路によって所定の電圧が印加され、走査信号線1
05には走査信号線駆動回路によって薄膜トランジスタ
102のソース・ドレイン間を開閉させる電圧が印加さ
れる。走査信号線が選択されている期間に、映像信号線
に出力される映像データが薄膜トランジスタ102を介
して画素電極に書き込まれ、画素電極と対向電極との間
の電位差が次に走査信号線が選択されるまでの期間保持
され、表示がなされる。
【0012】映像信号線駆動回路の第1〜第4の映像信
号入力線には、4分割されて位相が1/4周期づつずれ
た映像信号が供給され、シフトレジスタ111〜114
によってオン・オフ制御されるアナログスイッチAS、
AS、・・・のドレイン側に接続されている。また、ア
ナログスイッチAS、AS、・・・のソース側は、保持
容量部C、C、・・・を介して映像信号線104、10
4、・・・に接続されている。
号入力線には、4分割されて位相が1/4周期づつずれ
た映像信号が供給され、シフトレジスタ111〜114
によってオン・オフ制御されるアナログスイッチAS、
AS、・・・のドレイン側に接続されている。また、ア
ナログスイッチAS、AS、・・・のソース側は、保持
容量部C、C、・・・を介して映像信号線104、10
4、・・・に接続されている。
【0013】同図に示した構成によれば、選択制御回路
部を、並列に動作する複数の選択制御回路に分割するこ
とにより、個々の選択制御回路の動作速度は1/(分割
数)程度の低速化が許容される。
部を、並列に動作する複数の選択制御回路に分割するこ
とにより、個々の選択制御回路の動作速度は1/(分割
数)程度の低速化が許容される。
【0014】また、映像信号入力線を複数の入力線に分
割して映像信号を供給することにより、アナログスイッ
チ群による選択期間をその分割数倍程度に増加させるこ
とが可能となり、アナログスイッチの書き込み能力を増
大させることも可能となる。
割して映像信号を供給することにより、アナログスイッ
チ群による選択期間をその分割数倍程度に増加させるこ
とが可能となり、アナログスイッチの書き込み能力を増
大させることも可能となる。
【0015】しかし、映像信号入力線を分割して映像信
号を供給すると、分割数に応じて表示画面上に表示ムラ
が発生するという問題があった。
号を供給すると、分割数に応じて表示画面上に表示ムラ
が発生するという問題があった。
【0016】図4は、このような表示ムラを例示する模
式図である。同図に表したように、例えば、映像信号入
力線を4分割して映像信号を供給すると、表示画面上で
4列毎に周期的に繰り返される縦方向に縞状の表示ムラ
が発生するという問題があった。
式図である。同図に表したように、例えば、映像信号入
力線を4分割して映像信号を供給すると、表示画面上で
4列毎に周期的に繰り返される縦方向に縞状の表示ムラ
が発生するという問題があった。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のである。すなわち、その目的は映像信号が複数の映像
信号入力線によって画素に供給される場合に、映像信号
入力線の数に応じて生じていた表示ムラを簡易な構成に
よって解消し、良好な表示画像を確保できる表示装置を
提供することを目的とする。
のである。すなわち、その目的は映像信号が複数の映像
信号入力線によって画素に供給される場合に、映像信号
入力線の数に応じて生じていた表示ムラを簡易な構成に
よって解消し、良好な表示画像を確保できる表示装置を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の表示
装置は、複数のスイッチング素子が複数行複数列のマト
リクス状に配置された画像表示部と、前記画像表示部に
おいて前記列毎に前記スイッチング素子に接続され映像
信号を供給する複数の映像信号線と、外部から映像信号
が入力される映像信号入力線と、前記複数の映像信号線
のそれぞれと前記複数の映像信号入力線のいずれかとを
接続している複数の配線経路と、を備え、前記複数の配
線経路は前記複数の映像信号入力線の下層配線として形
成され、前記複数の映像信号入力線のそれぞれが下層配
線すなわち前記複数の配線経路との交差部において有す
る段差の数が同一ではない表示装置であって、前記複数
の映像信号入力線が有する段差の数が、前記複数の映像
信号入力線のそれぞれの間で等しくなるように、前記映
像信号入力線の下層にさらに構造物を設けたことを特徴
とし、このように段差の数を等しくすることにより、配
線抵抗や配線容量を均一にして、表示ムラを解消するこ
とができる。
装置は、複数のスイッチング素子が複数行複数列のマト
リクス状に配置された画像表示部と、前記画像表示部に
おいて前記列毎に前記スイッチング素子に接続され映像
信号を供給する複数の映像信号線と、外部から映像信号
が入力される映像信号入力線と、前記複数の映像信号線
のそれぞれと前記複数の映像信号入力線のいずれかとを
接続している複数の配線経路と、を備え、前記複数の配
線経路は前記複数の映像信号入力線の下層配線として形
成され、前記複数の映像信号入力線のそれぞれが下層配
線すなわち前記複数の配線経路との交差部において有す
る段差の数が同一ではない表示装置であって、前記複数
の映像信号入力線が有する段差の数が、前記複数の映像
信号入力線のそれぞれの間で等しくなるように、前記映
像信号入力線の下層にさらに構造物を設けたことを特徴
とし、このように段差の数を等しくすることにより、配
線抵抗や配線容量を均一にして、表示ムラを解消するこ
とができる。
【0019】さらに、このような構造物は、下層配線と
同一の材料により構成することにより、製造プロセスが
簡易となる。
同一の材料により構成することにより、製造プロセスが
簡易となる。
【0020】また、この構造物の厚さを下層配線と同一
とすれば、段差に起因する配線抵抗を同一にすることが
できる。
とすれば、段差に起因する配線抵抗を同一にすることが
できる。
【0021】さらに、この構造物は、前記映像信号入力
線の配線容量が映像信号入力線ごとに略同一となるよう
に、前記下層配線と接続することができる。
線の配線容量が映像信号入力線ごとに略同一となるよう
に、前記下層配線と接続することができる。
【0022】また、本発明の具体的な表示装置の構成例
としては、複数のスイッチング素子が複数行複数列のマ
トリクス状に配置された画像表示部と、前記画像表示部
において前記スイッチング素子に対して前記列毎に接続
され映像信号を供給する複数の映像信号線と、外部から
前記映像が入力される複数の映像信号入力線と、前記複
数の映像信号入力線のいずれかと前記複数の映像信号線
のいずれかとを接続する複数の選択素子と、を備えた表
示装置であって、前記複数の映像信号入力線は、所定の
間隔を隔てて互いに略平行に配線され、前記複数の映像
信号入力線のいずれかと前記複数の選択素子のいずれか
とは、それぞれ接続配線を介して接続され、前記接続配
線は、前記複数の映像信号入力線の下層において絶縁層
を介してそれぞれ前記映像信号入力線とは略垂直方向に
配線され、且つ、前記複数の映像信号入力線が前記接続
配線との交差部において有する段差の数が映像信号入力
線ごとに等しくなるように、前記接続配線のいずれも、
すべての映像信号入力線の下層に延在するものとして構
成されていることを特徴とするもので、映像信号入力線
を分割しても、表示ムラが生じないという効果を有す
る。
としては、複数のスイッチング素子が複数行複数列のマ
トリクス状に配置された画像表示部と、前記画像表示部
において前記スイッチング素子に対して前記列毎に接続
され映像信号を供給する複数の映像信号線と、外部から
前記映像が入力される複数の映像信号入力線と、前記複
数の映像信号入力線のいずれかと前記複数の映像信号線
のいずれかとを接続する複数の選択素子と、を備えた表
示装置であって、前記複数の映像信号入力線は、所定の
間隔を隔てて互いに略平行に配線され、前記複数の映像
信号入力線のいずれかと前記複数の選択素子のいずれか
とは、それぞれ接続配線を介して接続され、前記接続配
線は、前記複数の映像信号入力線の下層において絶縁層
を介してそれぞれ前記映像信号入力線とは略垂直方向に
配線され、且つ、前記複数の映像信号入力線が前記接続
配線との交差部において有する段差の数が映像信号入力
線ごとに等しくなるように、前記接続配線のいずれも、
すべての映像信号入力線の下層に延在するものとして構
成されていることを特徴とするもので、映像信号入力線
を分割しても、表示ムラが生じないという効果を有す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明者は、独自の検討の結果、
前述したような表示ムラがアレイ基板の映像信号線駆動
回路の配線構造に起因していることを知得した。以下
に、まず、この点について詳述する。
前述したような表示ムラがアレイ基板の映像信号線駆動
回路の配線構造に起因していることを知得した。以下
に、まず、この点について詳述する。
【0024】図5は、従来のアレイ基板の映像信号線駆
動回路部の要部の配線構造を表す概略図である。すなわ
ち、同図(a)はその平面図であり、(b)はそのA−
A線断面図である。同図に示した映像信号線駆動回路部
においては、基板50上において、4本の映像信号入力
線201A〜204Aが所定の間隔を隔てて平行に配線
されている。また、これらの映像信号入力線の下方に
は、アナログ・スイッチAS、AS、・・・が配置され
ている。
動回路部の要部の配線構造を表す概略図である。すなわ
ち、同図(a)はその平面図であり、(b)はそのA−
A線断面図である。同図に示した映像信号線駆動回路部
においては、基板50上において、4本の映像信号入力
線201A〜204Aが所定の間隔を隔てて平行に配線
されている。また、これらの映像信号入力線の下方に
は、アナログ・スイッチAS、AS、・・・が配置され
ている。
【0025】ここで、(4n−3)番目(nは自然数と
する)のアナログスイッチASのドレインは接続配線2
05Aによって第1の映像信号入力線201Aに接続さ
れている。同様にして、(4n−2)番目のアナログス
イッチASのドレインは、接続配線206Aによって第
2の映像信号入力線202Aに、(4n−1)番目のア
ナログスイッチのドレインは、接続配線207Aによっ
て第3の映像信号入力線203Aに、(4n)番目のア
ナログスイッチのドレインは、接続配線208Aによっ
て第4の映像信号入力線204Aにそれぞれ接続されて
いる。
する)のアナログスイッチASのドレインは接続配線2
05Aによって第1の映像信号入力線201Aに接続さ
れている。同様にして、(4n−2)番目のアナログス
イッチASのドレインは、接続配線206Aによって第
2の映像信号入力線202Aに、(4n−1)番目のア
ナログスイッチのドレインは、接続配線207Aによっ
て第3の映像信号入力線203Aに、(4n)番目のア
ナログスイッチのドレインは、接続配線208Aによっ
て第4の映像信号入力線204Aにそれぞれ接続されて
いる。
【0026】また、各アナログ・スイッチASのゲート
電極は、ゲート線320〜323を介して図示しないシ
フト・レジスタに接続されている。さらに、各アナログ
・スイッチASのソースは、映像信号線104、10
4、・・・を介して図示しない各画素のスイッチング素
子に接続されている。
電極は、ゲート線320〜323を介して図示しないシ
フト・レジスタに接続されている。さらに、各アナログ
・スイッチASのソースは、映像信号線104、10
4、・・・を介して図示しない各画素のスイッチング素
子に接続されている。
【0027】図5から分かるように、(4n−3)番目
のアナログスイッチASのドレインと第1の映像信号入
力線とを接続する接続配線205Aは最短配線長がL1
であるのに対して、(4n)番目のアナログスイッチの
ドレインと第4の映像信号入力線とを接続する接続配線
208Aは最短配線長がL4と短くなり、接続配線抵抗
がL1とL4とで異なる。
のアナログスイッチASのドレインと第1の映像信号入
力線とを接続する接続配線205Aは最短配線長がL1
であるのに対して、(4n)番目のアナログスイッチの
ドレインと第4の映像信号入力線とを接続する接続配線
208Aは最短配線長がL4と短くなり、接続配線抵抗
がL1とL4とで異なる。
【0028】また、例えば、映像信号入力線201Aと
映像信号入力線204Aとを対比すると、映像信号入力
線201Aは接続配線205A〜208Aのいずれとも
交差していないが、映像信号入力線204Aは接続配線
205A〜207Aと交差している。映像信号入力線の
配線容量は交差部分の数に応じて増加するので、映像信
号入力線ごとに配線容量が異なることとなる。
映像信号入力線204Aとを対比すると、映像信号入力
線201Aは接続配線205A〜208Aのいずれとも
交差していないが、映像信号入力線204Aは接続配線
205A〜207Aと交差している。映像信号入力線の
配線容量は交差部分の数に応じて増加するので、映像信
号入力線ごとに配線容量が異なることとなる。
【0029】さらに、同図(b)に示したように、映像
信号入力線201A〜204Aが、絶縁層250を介し
て接続配線205A〜208Aよりも上層に配置されて
いる場合には、このような交差部において、映像信号入
力線に段差が生じ、電気的な抵抗が増加することとな
る。つまり、映像信号入力線の配線抵抗は交差部が多い
ほど増加する。
信号入力線201A〜204Aが、絶縁層250を介し
て接続配線205A〜208Aよりも上層に配置されて
いる場合には、このような交差部において、映像信号入
力線に段差が生じ、電気的な抵抗が増加することとな
る。つまり、映像信号入力線の配線抵抗は交差部が多い
ほど増加する。
【0030】以上に説明したような理由から、映像信号
入力線201AからアナログスイッチASを介して信号
線104に接続されている信号経路と、映像信号入力線
204AからアナログスイッチASを介して信号線10
4に接続されている信号経路とでは、隣接して配置され
ているにも関わらず配線容量および配線抵抗が異なって
いる。
入力線201AからアナログスイッチASを介して信号
線104に接続されている信号経路と、映像信号入力線
204AからアナログスイッチASを介して信号線10
4に接続されている信号経路とでは、隣接して配置され
ているにも関わらず配線容量および配線抵抗が異なって
いる。
【0031】このように、従来では各映像信号入力線の
経路ごとに配線抵抗や配線容量が異なることに起因し
て、各映像信号線に印加される電圧に「ずれ」が生じ、
映像信号入力線の分割数に応じた縞状の表示ムラが画面
に発生していたと考えられる。
経路ごとに配線抵抗や配線容量が異なることに起因し
て、各映像信号線に印加される電圧に「ずれ」が生じ、
映像信号入力線の分割数に応じた縞状の表示ムラが画面
に発生していたと考えられる。
【0032】本発明者は、かかる知得に基づいて本発明
の構成を発明するに至った。すなわち、本発明による表
示装置においては、すべての映像信号入力線について、
他の配線等との交差により生じる段差の数が同じとなる
ように構成されているため、段差数に起因する配線抵抗
や配線容量が等しくなり、各映像信号線に供給される映
像信号の電圧に「ずれ」が生じにくくなる。その結果と
して、映像信号入力線を複数に分割して高速駆動を図っ
た場合であっても、映像信号入力線の分割に起因した表
示ムラの発生を解消することができる。
の構成を発明するに至った。すなわち、本発明による表
示装置においては、すべての映像信号入力線について、
他の配線等との交差により生じる段差の数が同じとなる
ように構成されているため、段差数に起因する配線抵抗
や配線容量が等しくなり、各映像信号線に供給される映
像信号の電圧に「ずれ」が生じにくくなる。その結果と
して、映像信号入力線を複数に分割して高速駆動を図っ
た場合であっても、映像信号入力線の分割に起因した表
示ムラの発生を解消することができる。
【0033】以下に図面を参照しつつ本発明の実施の形
態を説明する。図1は、本発明による表示装置の映像信
号線駆動回路部の要部の配線パターンを表す概略図であ
る。すなわち、同図(a)はその平面図であり、(b)
はそのA−A線断面図である。同図に示した映像信号線
駆動回路は、所定の間隔を隔てて平行に配置された4本
の映像信号入力線201〜204を有する。各映像信号
入力線は接続配線205〜208を介して、アナログス
イッチAS、AS、・・・にそれぞれ接続されている。
ここで、まず、接続配線205〜208の配線長L1〜
L4が等しくなるように配線することによって、それぞ
れの配線抵抗を同一にすることができる。
態を説明する。図1は、本発明による表示装置の映像信
号線駆動回路部の要部の配線パターンを表す概略図であ
る。すなわち、同図(a)はその平面図であり、(b)
はそのA−A線断面図である。同図に示した映像信号線
駆動回路は、所定の間隔を隔てて平行に配置された4本
の映像信号入力線201〜204を有する。各映像信号
入力線は接続配線205〜208を介して、アナログス
イッチAS、AS、・・・にそれぞれ接続されている。
ここで、まず、接続配線205〜208の配線長L1〜
L4が等しくなるように配線することによって、それぞ
れの配線抵抗を同一にすることができる。
【0034】さらに、本発明においては、映像信号入力
線201〜203のそれぞれについて、接続配線206
〜208と交差していない部分にも交差部を生じさせる
ために、島状の構造物210、210、・・・が設けら
れている。これらの構造物210は、接続配線205〜
208と同じ材料を用いて形成することができる。すな
わち、接続配線205〜208の形成工程において、同
一の材料を用いて同時に形成することができる。
線201〜203のそれぞれについて、接続配線206
〜208と交差していない部分にも交差部を生じさせる
ために、島状の構造物210、210、・・・が設けら
れている。これらの構造物210は、接続配線205〜
208と同じ材料を用いて形成することができる。すな
わち、接続配線205〜208の形成工程において、同
一の材料を用いて同時に形成することができる。
【0035】また、これらの構造物210の厚さを、接
続配線206〜208と同一とすることによって、映像
信号入力線201〜203の段差に起因する配線抵抗を
同一にすることができる。このように、映像信号入力線
の下層に構造物210を設けることによって、それぞれ
の映像信号入力線201〜204が有する交差部および
段差の数は同一となる。その結果として、各映像信号入
力線201〜204の配線抵抗および配線容量は同一と
なり、映像信号入力線を複数に分割しても、前述したよ
うな縞状の表示ムラが生ずることがなくなる。
続配線206〜208と同一とすることによって、映像
信号入力線201〜203の段差に起因する配線抵抗を
同一にすることができる。このように、映像信号入力線
の下層に構造物210を設けることによって、それぞれ
の映像信号入力線201〜204が有する交差部および
段差の数は同一となる。その結果として、各映像信号入
力線201〜204の配線抵抗および配線容量は同一と
なり、映像信号入力線を複数に分割しても、前述したよ
うな縞状の表示ムラが生ずることがなくなる。
【0036】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図2は、本発明による第2の表示装置の映像信
号線駆動回路部の要部の配線パターンを表す概略図であ
る。すなわち、同図(a)はその平面図であり、(b)
はそのA−A線断面図である。同図に示した表示装置に
おいては、映像信号入力線201〜204とアナログス
イッチAS、AS、・・・とを接続している接続配線2
06B〜208Bが、それぞれ上端の映像信号入力線2
01の下層まで延在して配線されている。
明する。図2は、本発明による第2の表示装置の映像信
号線駆動回路部の要部の配線パターンを表す概略図であ
る。すなわち、同図(a)はその平面図であり、(b)
はそのA−A線断面図である。同図に示した表示装置に
おいては、映像信号入力線201〜204とアナログス
イッチAS、AS、・・・とを接続している接続配線2
06B〜208Bが、それぞれ上端の映像信号入力線2
01の下層まで延在して配線されている。
【0037】このように、接続配線206B〜208B
を延在させることにより、映像信号入力線201〜20
4が有する段差の数は、同一となる。しかも、交差部で
生ずる配線容量も同一となり、配線容量の「ばらつき」
に起因する表示ムラをより効果的に防ぐことができる。
を延在させることにより、映像信号入力線201〜20
4が有する段差の数は、同一となる。しかも、交差部で
生ずる配線容量も同一となり、配線容量の「ばらつき」
に起因する表示ムラをより効果的に防ぐことができる。
【0038】また、このように接続配線206B〜20
8Bを延在させて形成するのは、加工用のマスクの変更
だけで済み、製造工程上極めて作り易いという利点も有
する。
8Bを延在させて形成するのは、加工用のマスクの変更
だけで済み、製造工程上極めて作り易いという利点も有
する。
【0039】以上、本発明の実施形態について具体例を
参照しつつ説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。
参照しつつ説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではない。
【0040】例えば、映像信号入力線の本数は4本に限
定されるものではない。すなわち、本発明は映像信号入
力線の分割数の大小に係わらず同様に適用することがで
きる。しかも、前述したような縞状の表示ムラは、分割
数が多くなるほど顕著になる傾向があるために、映像信
号入力線の分割数が大きくなるほど、本発明を適用する
ことにより、表示ムラを解消することができるという効
果が顕著に得られることとなる。
定されるものではない。すなわち、本発明は映像信号入
力線の分割数の大小に係わらず同様に適用することがで
きる。しかも、前述したような縞状の表示ムラは、分割
数が多くなるほど顕著になる傾向があるために、映像信
号入力線の分割数が大きくなるほど、本発明を適用する
ことにより、表示ムラを解消することができるという効
果が顕著に得られることとなる。
【0041】さらに、図1においては、映像信号入力線
の下層に構造物を設ける場合を例示して説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、映像
信号入力線以外の信号配線部においても、段差の数が配
線毎に異なることによって、複数の配線の間で配線抵抗
や配線容量の相違が生じているような場合には、本発明
を同様に適用して、配線間の配線抵抗や配線容量を均一
にすることができる。
の下層に構造物を設ける場合を例示して説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、映像
信号入力線以外の信号配線部においても、段差の数が配
線毎に異なることによって、複数の配線の間で配線抵抗
や配線容量の相違が生じているような場合には、本発明
を同様に適用して、配線間の配線抵抗や配線容量を均一
にすることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の表示装置によれば、隣接する選
択素子に接続される複数の映像信号入力線の配線抵抗お
よび配線容量をそれぞれ等しくする配線を備えているた
め、各映像信号入力線の周波数特性が略一定となり、映
像信号入力線の分割に起因した映像信号線への供給電圧
のばらつきが無くなる。これによって映像信号入力線の
分割に起因した縞状の表示ムラを解消することができ
る。
択素子に接続される複数の映像信号入力線の配線抵抗お
よび配線容量をそれぞれ等しくする配線を備えているた
め、各映像信号入力線の周波数特性が略一定となり、映
像信号入力線の分割に起因した映像信号線への供給電圧
のばらつきが無くなる。これによって映像信号入力線の
分割に起因した縞状の表示ムラを解消することができ
る。
【0043】すなわち、本発明によれば、縞状の表示ム
ラを生ずることなく、映像信号入力線を分割して高速駆
動を実現することができる。
ラを生ずることなく、映像信号入力線を分割して高速駆
動を実現することができる。
【0044】本発明は、さらに、映像信号入力線の分割
数が増大するに従って、より有効に作用するものであ
る。その結果として、従来よりも高精細の表示装置を高
い画質を維持しつつ安定して駆動することができるよう
になる。
数が増大するに従って、より有効に作用するものであ
る。その結果として、従来よりも高精細の表示装置を高
い画質を維持しつつ安定して駆動することができるよう
になる。
【図1】本発明による表示装置の映像信号線駆動回路部
の要部の配線構造を表す概略図である。すなわち、同図
(a)はその平面図であり、(b)はそのA−A線断面
図である。
の要部の配線構造を表す概略図である。すなわち、同図
(a)はその平面図であり、(b)はそのA−A線断面
図である。
【図2】本発明による第2の表示装置の映像信号線駆動
回路部の要部の配線構造を表す概略図である。すなわ
ち、同図(a)はその平面図であり、(b)はそのA−
A線断面図である。
回路部の要部の配線構造を表す概略図である。すなわ
ち、同図(a)はその平面図であり、(b)はそのA−
A線断面図である。
【図3】改善された液晶表示装置の回路構成を例示する
概略図である。
概略図である。
【図4】画面の表示ムラを例示する模式図である。
【図5】従来のアレイ基板の映像信号線駆動回路部の要
部の配線構造を表す概略図である。すなわち、同図
(a)はその平面図であり、(b)はそのA−A線断面
図である。
部の配線構造を表す概略図である。すなわち、同図
(a)はその平面図であり、(b)はそのA−A線断面
図である。
AS 選択素子 C 保持容量 50 基板 101 液晶画素 102 スイッチング素子 103 補助容量 104 映像信号線 105 走査信号線 106 補助容量線 107 共通電極 111〜114 シフトレジスタ信号線 201〜204 映像信号入力線 205〜208 接続配線 250 絶縁層 320〜323 ゲート線
Claims (7)
- 【請求項1】複数のスイッチング素子が複数行複数列の
マトリクス状に配置された表示画素部と、前記表示画素
部において前記列毎に前記スイッチング素子に接続され
映像信号を供給する複数の映像信号線と、外部から映像
信号が入力される複数の映像信号入力線と、前記複数の
映像信号線のそれぞれと前記複数の映像信号入力線のい
ずれかとを接続している複数の配線経路と、を備え、 前記複数の配線経路は前記複数の映像信号入力線の下層
配線として形成され、 前記複数の映像信号入力線のそれぞれが下層配線すなわ
ち前記複数の配線経路との交差部において有する段差の
数が同一ではない表示装置であって、 前記複数の映像信号入力線が有する段差の数が、前記複
数の映像信号入力線のそれぞれの間で等しくなるよう
に、前記映像信号入力線の下層にさらに構造物を設けた
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】複数のスイッチング素子が複数行複数列の
マトリクス状に配置された表示画素部と、前記表示画素
部において前記スイッチング素子に対して前記列毎に接
続され映像信号を供給する複数の映像信号線と、外部か
ら前記映像が入力される複数の映像信号入力線と、前記
複数の映像信号入力線のいずれかと前記複数の映像信号
線のいずれかとを接続する複数の選択素子と、を備え、 前記複数の配線経路のそれぞれが下層配線との交差部に
おいて有する段差の数が同一でない表示装置であって、 前記複数の映像信号入力線が有する段差の数が、前記複
数の映像信号入力線のそれぞれの間で等しくなるよう
に、前記映像信号入力線の下層にさらに構造物を設けた
ことを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】前記下層配線は、前記選択素子のいずれか
と前記映像信号入力線のいずれかとを接続する配線であ
ることを特徴とする請求項2記載の表示装置。 - 【請求項4】前記構造物は、前記下層配線と同一の材料
により構成されていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1つに記載の表示装置。 - 【請求項5】前記構造物は、前記複数の映像信号入力線
の配線抵抗が同一となるように、前記下層配線と同一の
厚さを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1つに記載の表示装置。 - 【請求項6】前記構造物は、前記映像信号入力線の配線
容量が映像信号入力線ごとに略同一となるように、前記
下層配線と接続されていることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか1つに記載の表示装置。 - 【請求項7】複数のスイッチング素子が複数行複数列の
マトリクス状に配置された表示画素部と、前記表示画素
部において前記スイッチング素子に対して前記列毎に接
続され映像信号を供給する複数の映像信号線と、外部か
ら前記映像が入力される複数の映像信号入力線と、前記
複数の映像信号入力線のいずれかと前記複数の映像信号
線のいずれかとを接続する複数の選択素子と、を備えた
表示装置であって、 前記複数の映像信号入力線は、所定の間隔を隔てて互い
に略平行に配線され、 前記複数の映像信号入力線のいずれかと前記複数の選択
素子のいずれかとは、それぞれ接続配線を介して接続さ
れ、 前記接続配線は、前記複数の映像信号入力線の下層にお
いて絶縁層を介してそれぞれ前記映像信号入力線とは略
垂直方向に配線され、且つ、前記複数の映像信号入力線
が前記接続配線との交差部において有する段差の数が映
像信号入力線ごとに等しくなるように、前記接続配線の
いずれも、すべての映像信号入力線の下層に延在するも
のとして構成されていることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25678997A JPH1195252A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25678997A JPH1195252A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195252A true JPH1195252A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17297474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25678997A Pending JPH1195252A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6414668B1 (en) * | 1998-01-21 | 2002-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal display device |
JP2006064928A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2008064811A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sony Corp | 映像信号供給回路及び表示装置、並びに映像表示装置 |
JP2008271044A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 並列接続トランジスタ |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25678997A patent/JPH1195252A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6414668B1 (en) * | 1998-01-21 | 2002-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Liquid crystal display device |
JP2006064928A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2008064811A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sony Corp | 映像信号供給回路及び表示装置、並びに映像表示装置 |
JP2008271044A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 並列接続トランジスタ |
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