JPH1194356A - ふろ給湯器 - Google Patents

ふろ給湯器

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JPH1194356A
JPH1194356A JP9254523A JP25452397A JPH1194356A JP H1194356 A JPH1194356 A JP H1194356A JP 9254523 A JP9254523 A JP 9254523A JP 25452397 A JP25452397 A JP 25452397A JP H1194356 A JPH1194356 A JP H1194356A
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龍志 岩本
Hirofumi Kawashima
裕文 河島
Kazunori Sonedaka
和則 曽根高
Takashi Shirei
隆 志▲れい▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はふろ給湯器の高温殺菌運転と逆洗浄
運転の制御に関するものであり、所定時間の高温加熱と
高温保持によって浄化装置内部を高温にて殺菌し、逆洗
浄運転にて、高温殺菌によって死滅したばい菌や浴槽水
の汚れや垢を機器の外へ排出するものである。 【解決手段】 給湯熱交器3によって所定温度、所定流
量の湯をふろ釜に供給し、水流検出後風呂熱交換器11
で湯を更に加熱し、高温水を所定時間だけ供給すること
でろ過槽27内部を高温にて殺菌でき、また所定時間の
風呂熱交換器11の加熱終了後、高温状態を所定時間保
持し更に殺菌期間を設けることで、ろ過槽27内に高温
水を流し、ばい菌を高温で殺菌して死滅させ、殺菌した
菌を機器の外へ排出することにより、ろ過槽27を清潔
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用の浄化
機能を有する給湯器付きふろ釜における、高温殺菌に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴槽水を浄化・殺菌する目的で専
用浄化装置や浄化・殺菌機能を有したふろ給湯器が要望
されてきているが、従来の浄化・殺菌機能を有したふろ
給湯器に関して図面を用いて説明する。
【0003】図12は従来のふろ給湯器の構成図であ
る。図12において、水は水入口より水温センサ1,水
量センサ2を通り、給湯交換器3で熱吸収して、給湯セ
ンサ4,水量制御弁5を通り、湯出口より放出される。
ガスはガス入口より給湯元電磁弁6、給湯ガス比例弁7
を通り、給湯バーナ8で燃焼される。
【0004】浴槽水は循環ポンプ32により、風呂接続
アダプタ19,戻り通路13,水位センサ14,切換え
三方弁15,風呂センサ9,水流スイッチ10,風呂交
換器11,往き通路12,風呂接続アダプタ19と循環
し、風呂センサ9で検出する湯温が低下した時には、ガ
スが風呂ガス元電磁弁16,ふろガス比例弁17を通
り、風呂バーナ18で燃焼し、風呂交換器11で熱を吸
収して、浴槽水の追い焚きを行う。
【0005】浴槽への湯張りは、給湯交換器3で熱を吸
収した湯が給湯センサ4,水量制御弁5を通り、給湯電
磁弁20,縁切弁21,往き通路12および風呂の戻り
通路13を通って、風呂接続アダプタ19から浴槽へ入
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、浴槽内で溜る垢や湯の汚れのために、複数の
人が続けて入浴したり、浴槽の水を毎日続けて使用する
ことは大変不潔であり、これをきれいにするためには浴
槽の湯を交換し、浴槽を清掃しなければならないため、
大変不経済であり手間のかかる作業であるという課題を
有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1手段は、給湯器によって所定温度,所
定流量の湯をふろ釜に供給し、水流検出後風呂交換器で
湯を更に加熱し高温水を所定時間だけ供給しすることで
浄化装置内部を高温にて殺菌するようにしたものであ
る。また所定時間の風呂交換器の加熱終了後、高温状態
を所定時間保持し更に殺菌期間を設けたものである。
【0008】上記した第1手段によれば、浄化装置内に
高温水を流し、ばい菌を高温で殺菌して死滅させ、殺菌
した菌を機器の外へ排出することにより、浄化装置を清
潔にすることができる。
【0009】上記した第5手段によれば、高温殺菌運転
や逆洗浄運転途中で、使用者の別の運転操作による動作
停止や何らかのエラー停止が発生した場合は、次回の高
温殺菌運転判定時には必ず高温殺菌運転を行うことがで
き、確実な殺菌を行い、かつ浄化装置を清潔に保つこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態は、給水を
バーナで所定温度に加熱する給湯熱交換器と、出湯流量
を所定流量に制御する流量制御手段とを有する給湯器
と、循環ポンプと、循環水を検出する水流検出手段と、
前記循環ポンプにより循環水を前記水流検出手段によっ
て検出して加熱する風呂熱交換器を有するふろ釜と、浴
槽と前記ふろ釜を接続する戻り通路と往き通路とからな
る循環水回路と、前記循環水回路内に設けた排水口と通
電によって異物を凝集するアルミ電極と凝集した異物を
除去するろ過材とを有する浄化装置と、前記給湯熱交換
器で所定温度に加熱し、かつ前記流量制御手段にて所定
流量に制限した温水を、前記ふろ釜に流し、ふろ釜内の
風呂熱交換器で更に加熱して高温水とし、加熱タイマ手
段の所定時間だけ浄化装置内を高温殺菌する高温殺菌加
熱手段と、前記高温殺菌加熱手段の運転終了後、前記加
熱した高温水を前記循環ポンプで循環しないで前記循環
回路内に保持し、待機タイマ手段の所定時間だけ運転待
機する高温保持手段とを有する高温殺菌制御手段を有す
るものである。
【0011】そして、浄化装置内のばい菌を給湯交換器
と風呂交換器とで加熱した高温水で殺菌して死滅させる
とともに、殺菌した菌を排水口から機器外へ排水するこ
とにより、浄化装置を清潔に保ちながら、浴槽水の水位
と湯温を一定にして入浴することができる。
【0012】また本発明の第2実施形態は、前記高温殺
菌制御手段への運転開始指示を所定時間経過毎に行う高
温殺菌周期タイマ手段と、ふろ自動湯張り運転開始にて
湯張り運転開始から自動保温動作状態までに、少なくと
も1回以上は前記高温殺菌周期タイマ手段の運転指示を
判断する高温殺菌判定手段を有するものである。
【0013】そして、浄化装置内の高温殺菌運転を所定
時間毎に定期的に行い、ばい菌の繁殖を阻止することが
でき、かつふろ自動運転開始からふろ自動運転が沸き上
がるまでに高温殺菌運転するかどうかを判定し、使用者
が入浴する前に高温殺菌運転を行うことができる。
【0014】また、本発明の第3実施形態は、前記高温
殺菌周期タイマ手段の周期時間を複数個の所定時間、ま
たは任意の時間に設定変更する周期時間設定手段を有す
るものである。
【0015】そして、ふろ給湯器を長い間使用して、浄
化装置の汚れや殺菌動作の効果に合わせて、高温殺菌運
転を行う周期時間を所定の何れかの時間、または任意に
設定でき、1日に行う高温殺菌運転の回数を調整するこ
とができる。
【0016】また本発明の第4実施形態は、浴槽水を循
環ポンプを駆動して、戻り通路、風呂熱交換器、往き通
路、浄化装置の下部から上部方向、排水口へ流し、前記
高温殺菌制御手段によって殺菌した異物や前記浄化装置
により凝集した異物を排水口から排水する逆洗浄制御手
段と、前記逆洗浄制御手段への運転指示を上記高温殺菌
制御手段と前記高温保持手段による高温殺菌運転が終了
した時点で行う逆洗浄判定手段とを有するものである。
【0017】そして、浄化手段内に溜る垢や湯の汚れを
凝集した異物を機器の外へ排出することにより、浄化装
置を清潔に保つことができる。また浄化装置内の空気溜
りを機器の外へ排出でき、以降の循環ポンプによる循環
動作を即正常に行うことができる。
【0018】また本発明の第5実施形態は、前記高温殺
菌制御手段の高温殺菌運転と前記逆洗制御手段の逆洗運
転との両方の動作が正常に終了した時点で、今回の高温
殺菌運転と逆洗運転の終了確定を決定する殺菌運転終了
確定手段を有するものである。
【0019】そして、前記高温殺菌制御手段の動作途中
や前記逆洗制御手段の運転途中で、その他の運転操作や
何らかのエラーが発生した場合に高温殺菌運転または逆
洗浄運転を停止しても、次回の前記高温殺菌判定手段の
判定にて、必ず高温殺菌運転と逆洗浄運転を行うので、
定期的に確実に高温殺菌運転を完了することができ、更
に浄化装置を清潔に保つことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施令について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の請求項1に関
する実施例1の構成図である。図2は実施例1の高温殺
菌に関するブロック構成図である。図3は実施例1の概
略フローチャートである。
【0022】図1において、水温センサ1と水量センサ
2と給湯センサ4と水量制御弁5の制御により給湯交換
器3の加熱した約45℃、6L/minの温水を給湯電
磁弁20および縁切弁21からバイパス三方弁22、風
呂交換器11へ流し、風呂交換器11で更に加熱して約
75℃の高温水とし、下部往き通路28、正逆三方弁2
9、ろ過槽27、排水三方弁24、排水口30へ流し、
ろ過槽内の高温殺菌を行う構成である。
【0023】次に前記高温殺菌の詳細な運転について、
図2に基づき説明する。図2において、殺菌開始状態に
なると高温殺菌加熱手段34により前記高温殺菌運転を
開始する。この高温殺菌運転は、所定時間Tkを有する
加熱タイマ手段35により運転時間を制御され、前記加
熱タイマ手段35の所定時間Tkの経過まで、前記高温
殺菌加熱手段34により高温殺菌運転が行われる。
【0024】前記加熱タイマ手段が所定時間Tkの経過
を判定すると、判定結果を高温殺菌加熱手段35に伝
え、前記高温殺菌加熱手段34による高温殺菌加熱(4
5℃注湯+ふろ燃焼)動作が終了する。そして前記高温
殺菌加熱手段34の終了信号を受けて、高温保持手段3
6が待機タイマ手段37内の所定時間Tw経過まで、高
温殺菌待機(45℃注湯終了+ふろ燃焼停止)動作を行
う。
【0025】そして待機タイマ手段37が所定時間Tw
の経過を判定すると、判定結果を高温保持手段36に伝
え、前記高温保持手段36による高温殺菌待機動作が終
了する。以上の動作を図3の概略フローチャートに示
す。
【0026】(実施例2)図4は本発明の請求項2に関
する実施例2の高温殺菌に関するブロック構成図であ
る。図5は実施例2の概略フローチャートである。
【0027】図4において、39は所定の周期時間Ts
(図示せず)をカウントし、前記周期時間Ts経過後に
前記高温殺菌制御手段33へ運転指示を出す高温殺菌周
期タイマ手段、38はふろ自動運転が沸き上がり状態に
なるまでに、前記高温殺菌周期タイマ39の周期時間T
s経過を判断し、高温殺菌制御手段33への運転指示を
出す高温殺菌判定手段である。
【0028】動作について説明すると、前記高温殺菌周
期タイマ手段39では時間のカウントは常時行われ、周
期時間Ts経過を高温殺菌周期タイマ手段39が判定す
ると、周期時間経過結果を高温殺菌判定手段38へ送
る。
【0029】高温殺菌判定手段38は、前記時間経過結
果を受け、ふろ自動運転、かつ、沸き上がり状態前かど
うか(図示せず)を判断し、前記条件を満たした時点で
高温殺菌制御手段33内の高温殺菌加熱手段34へ運転
指示を出す。
【0030】前記高温殺菌加熱手段34以降の動作は、
実施例1と同様でるので省略する。一方、前記高温殺菌
周期タイマ手段自体が、周期時間Tsの時間経過を判定
した時点で、運転指示を高温殺菌制御手段33内部の高
温殺菌加熱手段に送る。
【0031】(実施例3)図6は本発明の請求項3に関
する実施例3の高温殺菌に関するブロック構成図であ
る。図7は実施例3の概略フローチャートである。
【0032】図6において、40は前記高温殺菌周期タ
イマ手段39の所定周期時間Tsを任意の時間に設定変
更操作を行う外部に設けられた周期設定操作手段であ
る。前記周期設定操作手段40は例えば、スイッチ切り
換え操作による所定個数の周期時間の選択する方式や、
EEPROMなどの不揮発性の記憶素子に周期時間を記
憶させ、その記憶した周期時間を読み出す方式などが挙
げられる。
【0033】41は前記周期設定操作手段40にて設定
変更操作された内容を読み取り、設定された周期時間T
s1を決定し、高温殺菌周期タイマ手段39にセットす
る周期時間設定手段である。動作を説明すると、先ず例
えば前記スイッチ切り換え方式による周期設定操作手段
40にて、切り換えスイッチ(図示せず)を操作する。
【0034】前記切り換えスイッチの操作内容を周期時
間設定手段41にて読み取り、切り換えスイッチ操作を
検出する毎に周期時間を例えば時間Tsa、時間Ts
b、時間Tscと言うように切り換えて行く。そして目
的の周期時間(例えば、時間Tsb)を選択した時点
で、周期時間設定手段41が選択された周期時間Tsb
を設定変更された周期時間Ts1として確定し、高温殺
菌周期タイマ手段39への格納を行う。
【0035】そして前記高温殺菌周期タイマ手段39で
は、格納された周期時間Ts1の時間カウントを開始
し、時間経過を判定する。高温殺菌周期タイマ手段の時
間経過判定以降の動作は実施例2と同様であるので省略
する。
【0036】以上の動作を図7の概略フローチャートに
示す。図7(a)は、切り換えスイッチ操作による高温
殺菌周期時間を切り換える方式の一実施例を示した概略
フローチャートである。また図7(b)は、不揮発性メ
モリに記憶した高温殺菌周期時間を読み出して、高温殺
菌周期時間を決定する方式の一実施例を示した概略フロ
ーチャートである。
【0037】(実施例4)図8は本発明の請求項4に関
する実施例4の高温殺菌に関するブロック構成図であ
る。図9は実施例4の概略フローチャートである。
【0038】図8において、42は高温殺菌制御手段3
3内の高温保持手段36の運転が終了したかどうか判定
し、逆洗浄運転を行う指示を出す逆洗浄判定手段であ
る。43は前記逆洗浄判定手段42の運転開始指示を受
けて、逆洗浄運転を行う逆洗浄運転手段である。
【0039】44は前記逆洗浄運転手段の所定運転時間
Tgをカウントする逆洗タイマ手段である。45は前記
逆洗浄判定手段42と前記逆洗浄運転手段43と前記逆
洗タイマ手段44とを有する逆洗浄制御手段である。
【0040】動作を説明すると、前記高温殺菌制御手段
33内の高温加熱手段34の運転と高温保持手段36の
運転が終了した時点を前記逆洗浄判定手段42が判定す
ると、逆洗浄運転手段43に運転開始指示を出し、逆洗
タイマ手段44の所定時間Tgの時間カウントの間だけ
逆洗運転を行う。
【0041】そして前記逆洗タイマ手段44の所定時間
Tgの経過を判定して、逆洗浄運転手段による運転を終
了する。以上の動作を図9の概略フローチャートに示
す。
【0042】(実施例5)図10は本発明の請求項5に
関する実施例5の高温殺菌に関するブロック構成図であ
る。図11は実施例5の概略フローチャートである。
【0043】図10において、46は高温殺菌制御手段
33の所定時間の動作終了と逆洗浄制御手段45の所定
時間の逆洗浄動作終了時点で、今回の殺菌動作が完全に
終了したことを判定する殺菌運転終了確定手段である。
【0044】動作を説明すると、前記高温殺菌制御手段
33の動作途中で高温殺菌動作が中止されたり、また前
記逆洗浄制御手段45の動作途中で高温殺菌動作が中止
された場合には、前記殺菌運転終了確定手段46がこれ
を判定し、今回の殺菌動作が完全に終了していないこと
を認識する。そして次に高温殺菌周期タイマ手段38へ
の次回の高温殺菌周期時間Tsのセットを行わず、殺菌
動作を終了する。
【0045】ここで、前記高温殺菌周期タイマ手段35
は周期時間がセットされないので、常に所定時間経過し
た状態のままとなっており、次回のふろ自動運転時に高
温殺菌判定手段39にて前記高温殺菌周期タイマ手段3
8の時間経過信号を受けて、高温殺菌動作を行うため高
温殺菌加熱手段34へ運転指示を出す。
【0046】次に前記高温殺菌制御手段33の所定時間
が経過し、また前記逆洗浄制御手段45の所定時間が経
過した場合には、前記殺菌運転終了確定手段46がこれ
を判定し、今回の殺菌動作が完全に終了したことを認識
する。そして次に高温殺菌周期タイマ手段38への次回
の高温殺菌周期時間Tsを今度はセットし、殺菌動作を
終了する。
【0047】ここで前記高温殺菌周期タイマ手段35
は、周期時間Tsがセットされたので、以降前記周期時
間Tsのカウントを開始する。そして、次回のふろ自動
運転した場合に、高温殺菌判定手段39にて前記高温殺
菌周期タイマ手段38の時間カウント中の信号を受け
て、今回の高温殺菌動作は行わない様に指示を出す。以
上の動作を図11の概略フローチャートに示す。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明のふろ給湯器は、
浄化装置内に高温水を所定時間だけ流し、かつその後所
定時間の待機動作を行うことで、ばい菌を高温で確実に
殺菌して死滅させ、殺菌した菌を機器の外へ排出するこ
とにより、浄化装置を清潔にすることができる。
【0049】また高温殺菌周期時間を設けることによ
り、浄化装置の高温殺菌運転を自動的に定期的に行うこ
とができる。またふろ自動運転開始から沸き上がり状態
までに、所定時間経過を判断するので、使用者が入浴す
るまでに高温殺菌運転を終了することができ、使用者が
入浴する時期には、ふろ給湯器内部の殺菌が終了状態で
あり、水の汚れやばい菌のない湯を供給できる。
【0050】高温殺菌運転の運転周期(運転回数)が設
定できるので、使用者の入浴パターンの違いや長い間使
用した場合の浄化槽内の蓄積された汚れなどによるばい
菌の増加を使用実態に合わせて設定変更でき、浄化装置
内の殺菌を行い、清潔に保つことができる。
【0051】また、逆洗浄制御装置を高温殺菌制御装置
終了後の行うことで、浴槽内や戻り通路や浄化装置内に
溜る垢や湯の汚れを凝集した異物を機器の外へ排出し
て、浄化装置を清潔に保つことができる。
【0052】また高温殺菌運転や逆洗浄運転途中で、使
用者の別の運転操作による動作停止や何らかのエラー停
止が発生した場合は、次回の高温殺菌運転判定時には必
ず高温殺菌運転を行うことができ、確実な殺菌を行い、
かつ浄化装置を清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に関する実施例1の構成図
【図2】本発明の請求項1に関する実施例1のブロック
構成図
【図3】本発明の請求項1に関する実施例1の概略フロ
ーチャート
【図4】本発明の請求項2に関する実施例2のブロック
構成図
【図5】本発明の請求項2に関する実施例2のタイムチ
ャート
【図6】本発明の請求項3に関する実施例3のブロック
構成図
【図7】(a)本発明の請求項3に関する切り換えスイ
ッチによる切り換え方式の概略フローチャート (b)本発明の請求項3に関する不揮発性メモリによる
切り換え方式の概略フローチャート
【図8】本発明の請求項4に関する実施例4のブロック
構成図
【図9】本発明の請求項4に関する実施例4の概略フロ
ーチャート
【図10】本発明の請求項5に関する実施例5のブロッ
ク構成図
【図11】本発明の請求項5に関する実施例5の概略フ
ローチャート
【図12】従来のふろ給湯器に関する構成図
【符号の説明】
25 ろ過材 26 アルミ電極 27 ろ過槽 34 高温殺菌加熱手段 35 加熱タイマ手段 36 高温殺菌保持手段 37 待機タイマ手段 38 高温殺菌判定手段 39 高温殺菌周期手段 40 周期設定操作手段 41 周期時間設定手段 42 逆洗浄判定手段 43 逆洗浄運転手段 44 逆洗タイマ手段 45 逆洗浄制御手段 46 殺菌運転終了確定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志▲れい▼ 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水をバーナで所定温度に加熱する給湯
    熱交換器と、出湯流量を所定流量に制御する流量制御手
    段とを有する給湯器と、循環ポンプと、循環水を検出す
    る水流検出手段と、前記水流検出手段によって検出され
    た循環水を加熱する風呂熱交換器を有するふろ釜と、浴
    槽と前記ふろ釜を接続する戻り通路と往き通路とからな
    る循環水回路と、前記循環水回路内に設けられた排水口
    と通電によって異物を凝集するアルミ電極と凝集した異
    物を除去するろ過材とを有する浄化装置と、前記給湯熱
    交換器で所定温度に加熱し、かつ前記流量制御手段にて
    所定流量に制限した温水を、前記ふろ釜に流し、ふろ釜
    内の風呂熱交換器で更に加熱して高温水とし、加熱タイ
    マ手段の所定時間だけ浄化装置内を高温殺菌する高温殺
    菌加熱手段と、前記高温殺菌加熱手段の運転終了後、前
    記加熱した高温水を前記循環回路内に保持し、待機タイ
    マ手段の所定時間だけ運転待機する高温保持手段とを有
    する高温殺菌制御手段を備えたふろ給湯器。
  2. 【請求項2】 高温殺菌制御手段への運転開始指示を所
    定時間経過毎に行う高温殺菌周期タイマ手段と、ふろ自
    動湯張り運転開始から自動湯張り運転が終了し、自動保
    温状態までに、少なくとも1回以上は高温殺菌周期タイ
    マ手段の運転指示を判断する高温殺菌判定手段を備えた
    請求項1記載のふろ給湯器。
  3. 【請求項3】 高温殺菌周期タイマ手段の周期時間を複
    数個の所定時間、または周期時間を任意の時間に設定変
    更する周期時間設定手段を備えた請求項2記載のふろ給
    湯器。
  4. 【請求項4】 浴槽水を循環ポンプを駆動して、戻り通
    路、風呂熱交換器、往き通路、浄化装置の下部から上部
    方向、排水口へ流し、高温殺菌制御手段によって殺菌し
    た異物や前記浄化装置により凝集した異物を排水口から
    排水する逆洗浄制御手段と、逆洗浄制御手段への運転指
    示を前記高温殺菌制御手段と高温保持手段による高温殺
    菌運転が終了した時点で行う逆洗浄判定手段とを備えた
    請求項1記載のふろ給湯器。
  5. 【請求項5】 高温殺菌制御手段の高温殺菌運転と逆洗
    制御手段の逆洗運転との両方の動作が正常に終了した時
    点で、今回の高温殺菌運転と逆洗運転の終了確定を決定
    する殺菌運転終了確定手段を設け、前記高温殺菌制御手
    段の動作途中や前記逆洗制御手段の運転途中で停止した
    場合は、次回の高温殺菌判定手段の判定にて、必ず高温
    殺菌運転と逆洗運転を行う請求項2または3記載のふろ
    給湯器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8104625B2 (en) 2004-05-20 2012-01-31 Asahi Kasei Chemicals Corporation Microporous membrane made of polyolefins
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