JPH1193793A - 燃料フィルタ - Google Patents
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Abstract
を通過する際に発生する静電気によって火花放電等が発
生するのを防止する。 【解決手段】 フィルタ部材20は、非導電性樹脂等に
より形成された保持部材と、保持部材により保持される
濾材28とにより構成されている。保持部材の側面部2
1、上面部22、底面部23には、それぞれシ−ルド用
の側面側突起リブ26、上面側突起リブ27、底面側突
起リブが形成されている。一方、ケ−ス30には内側面
側突起リブ34、内底面側突起リブ35が形成され、カ
バ−40には内上面側突起リブ46が形成されている。
そして、フィルタ部材20、ケ−ス30、カバ−40に
形成されているシ−ルド用の突起リブを溶着させること
によってフィルタ部材20をフィルタケ−スに収納す
る。保持部材を非導電性樹脂等で形成することにより、
保持部材に蓄えられた静電気が放電する場合に静電気の
電圧変化を小さくすることができ、火花放電等の発生を
防止することができる。
Description
て燃料タンクから吐出された燃料中の異物を除去する燃
料フィルタに関する。
ルタは、濾材及び金属等の導電性材料によって形成さ
れ、濾材を保持する保持部材とにより構成されるフィル
タ部材を備えている。そして、このフィルタ部材は、燃
料流入口及び燃料流出口を有するフィルタケ−ス内にシ
−ルドされて取り付けられている。
が通過する際には、濾材と燃料間の摩擦帯電、フィルタ
ケ−スと燃料間の流動帯電等によって静電気が発生す
る。また、濾材を通過した燃料と鉛直方向に保持部材が
配置されている場合には、燃料が保持部材に衝突するこ
とによっても静電気が発生する。従来の燃料フィルタの
保持部材は導電性材料によって形成されているため、保
持部材に蓄積された静電気が放電する時に火花放電等が
発生するという問題点があった。そこで、本発明は、前
記従来技術の問題点を解決するために創案されたもので
あり、簡単な構成で、容易に燃料が燃料フィルタ内を通
過する際に発生する静電気によって火花放電等が発生す
るのを防止することができる燃料フィルタを提供するこ
とを課題とする。
に、請求項1に記載の発明は、濾材と、前記濾材を保持
する保持部材とにより構成されるフィルタ部材を備える
燃料フィルタにおいて、前記保持部材を非導電性材料に
より形成する。また、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の燃料フィルタにおいて、前記フィルタ部材が
取り付けられるフィルタケ−スを設ける。請求項1、2
に記載の燃料フィルタを用いれば、簡単な構成で、容易
に燃料が燃料フィルタ内を通過する際に発生する静電気
により火花放電等が発生するのを防止することができ
る。また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2
に記載の燃料フィルタにおいて、前記保持部材を非導電
性樹脂により形成する。請求項3に記載の燃料フィルタ
を用いれば、保持部材を容易に製造することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の燃料
フィルタにおいて、前記フィルタ部材を樹脂の溶着によ
って前記フィルタケ−スにシ−ルドする。請求項4に記
載の燃料フィルタを用いれば、シ−ルド部材を用いる必
要がないため、構成が簡単になり、安価に製造すること
ができる。また請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載の燃料フィルタにおいて、前記フィルタ部材を突起リ
ブの溶着によって前記フィルタケ−スにシ−ルドする。
請求項5に記載の燃料フィルタを用いれば、容易に樹脂
の溶着を行うことができる。また、請求項6に記載の発
明は、請求項1〜5のいずれかに記載の燃料フィルタに
おいて、前記フィルタ部材を断面がC型に形成する。請
求項6に記載の燃料フィルタを用いれば、フィルタケ−
スを断面D型やC型等に形成することができるため、円
筒形状からカットされた部分に付属品を組付けることが
でき、付属部品を組付けた燃料フィルタを既存のタンク
穴から燃料タンク内に挿入することができる。
面を用いて説明する。図1及び図2は本発明の一実施の
形態の燃料フィルタを示す図であり、図1は斜視図、図
2は平面図である。図1及び図2に示す燃料フィルタ1
0は、フィルタ部材20、ケ−ス30、カバ−40によ
り構成されている。フィルタ部材20は、非導電性樹脂
等の非導電性材料によって形成された保持部材、保持部
材により保持されている濾材28により構成され、断面
がC型に形成されている。ケ−ス30は、導電性樹脂あ
るいは非導電性樹脂によって断面がD型に形成され、カ
バ−40は導電性樹脂あるいは非導電性樹脂によって断
面がC型に形成されている。このケ−ス30及びカバ−
40によって、フィルタ部材20を収納するフィルタケ
−スが構成されている。フィルタ部材20は、保持部材
の側面部、上面部、底面部がケ−ス30及びカバ−4
0、すなわちフィルタケ−スにシ−ルドされて取り付け
られている。これにより、フィルタケ−ス内にはフィル
タ部材20の内周側及び外周側に燃料流入室及び燃料流
出室が形成されている。本実施の形態では、フィルタ部
材20の外周側に燃料流入室が形成され、内周側に燃料
流出室が形成されている。ケ−ス30には、燃料ポンプ
挿入部36が形成されているとともに、燃料ポンプ挿入
部36に挿入された燃料ポンプの吐出口が取り付けられ
る流入側取付孔が形成されている。カバ−40には、燃
料流入室に連通される燃料流入口42、燃料流出室に連
通される燃料流出口43、流入側取付孔と燃料流入口4
2とを連通する通路44、燃料流出口43と連通する流
出側取付孔45が形成されている。流出側取付孔45に
は、燃料供給パイプやプレッシャ−レギュレ−タが取り
付けられる。なお、燃料流入口42及び燃料流出口43
を取り付けるスペ−スを確保するために、フィルタ部材
20とカバ−40とのシ−ルド部27はオフセットされ
ている。
する。フィルタ部材20は、保持部材と、保持部材によ
り保持されている濾材28により構成されている。濾材
28は、例えばシ−ト状の濾紙を菊花形に折り曲げて形
成されている。保持部材は、非導電性樹脂等の非導電性
材料により形成され、側面部21、上面部22、底面部
23、内周面部24を有している。側面部21には、フ
ィルタ部材20をケ−ス30の収納部32に位置決めす
るための係合部25が形成されているとともに、シ−ル
ド用の側面側突起リブ26が形成されている。また、上
面部22にはシ−ルド用の上面側突起リブ27が形成さ
れており、底面部23には底面側突起リブ(図示せず)
が形成されている。上面側突起リブ27は、上面部22
にオフセットして形成されている。なお、内周面部24
は燃料が通過可能に構成されている。この内周面部24
は省略することもできる。また、内周面部に代えて外周
面部を設けてもよい。静電気の発生量は、燃料が濾材を
通過する速度及び燃料と濾材との接触時間によって変化
する。このため、濾材の厚さ方向に燃料が通過するよう
に濾材28を配置し、燃料が濾材28と接触する時間を
短くして静電気の発生量を減少させるのが好ましい。
ケ−ス30の本体部31には、フィルタ部材20を収納
する収納部32が形成されている。この収納部32に
は、挿入ガイド33、内側面側突起リブ34及び内底面
側突起リブ35が形成されている。挿入ガイド33は、
フィルタ部材20を収納部32に収納する際に、フィル
タ部材20の係合部25をガイドして収納部32内の所
定位置に位置決めするためのものである。内側面側突起
リブ34及び内底面側突起リブ35は、収納部32にフ
ィルタ部材20が位置決めされた時に、フィルタ部材2
0の側面側突起リブ26及び底面側突起リブと当接する
位置に形成されている。係合部25と挿入ガイド33に
よって、フィルタ部材20をフィルタケ−ス内に位置決
めして収納する位置決め部が構成されている。なお、位
置決め部の構成は種々変更可能である。さらに、本体部
31には、内側に燃料ポンプ挿入部36が形成されてい
るとともに、燃料ポンプ挿入部36に挿入された燃料ポ
ンプの吐出口が取り付けられる流入側取付孔37が形成
されている。
なお、図5aは斜視図であり、図5bは裏面から見た図
である。カバ−40の本体部41には、収納部32に収
納されたフィルタ部材20によって形成される燃料流入
室38に連通する燃料流入口42、燃料流出室39に連
通する燃料流出口43が形成されている。また、燃料流
入口42と流入側取付孔37を連通する通路44が形成
されている。また、燃料流出口43と連通され、燃料供
給パイプやプレッシャ−レギュレ−タが取り付けられる
流出側取付孔45が形成されている。さらに、本体部4
1の裏面には、シ−ルド用の内上面側突起リブ46が形
成されている。本体部41の裏面には、収納室32の開
口部をシ−ルドする外周側突起リブも形成されている。
方法を説明する。まず、フィルタ部材20の側面側突起
リブ26、底面側突起リブ及びケ−ス30の内側面側突
起リブ34、内底面側突起リブ35をL形状の熱板等に
よって、例えば260度で10秒間加熱する。加熱終了
後、直ちに、図6に示すようにフィルタ部材20をケ−
ス30の収納部32内に挿入する。この時、フィルタ部
材20の係合部25とケ−ス30の挿入ガイド33とを
係合させることによって、フィルタ部材20は、フィル
タ部材20の側面側突起リブ26及び底面側突起リブが
ケ−ス30の内側面側突起リブ34及び内底面側突起リ
ブ35に当接する所定位置までガイドされる。そして、
フィルタ部材20の側面側突起リブ26及び底面側突起
リブをケ−ス30の内側面側突起リブ34及び内底面側
突起リブ35に押し当てた状態で、例えば10秒間保持
する。これにより、フィルタ部材20の側面側突起リブ
26及び底面側突起リブとケ−ス30の内側面側突起リ
ブ34及び内底面側突起リブ35とが溶着される。次
に、カバ−40の裏面の内上面側突起リブ45、外周側
突起リブ、フィルタ部材20の上面側突起リブ27、ケ
−ス30の開口部外周を、例えば260度で10秒間加
熱する。加熱終了後、直ちにカバ−40をケ−ス30の
開口部に位置決めする。そして、カバ−40をケ−ス3
0に押し当てた状態で、例えば10秒間保持する。これ
により、カバ−40の外周側突起リブとケ−ス30の開
口部外周及びフィルタ部材20の上面側突起リブ27と
カバ−40の内上面側突起リブ45とが溶着される。以
上のようにして、フィルタ部材20がケ−ス30及びカ
バ−40、すなわちフィルタケ−スにシ−ルドされた状
態で取り付けられる。これにより、収納部32がフィル
タ部材20によって分離され、外周側の燃料流入室38
及び内周側の燃料流出室39が形成される。また、フィ
ルタ部材20をケ−ス30及びカバ−40に樹脂の溶着
によって取り付けるため、シ−ルド部材が不要であり、
部品点数が少なくなるとともに、取り付け作業が容易と
なる。
ケ−ス30及びカバ−40にシ−ルド用の突起リブを設
け、突起リブを溶着させてフィルタ部材20をフィルタ
ケ−スに取り付けたが、シ−ルドゴム等のシ−ルド部材
を用いてフィルタ部材をフィルタケ−スに取り付けるこ
ともできる。この実施の形態を図7、図8に示す。な
お、図7はフィルタ部材50にシ−ルドゴム60を取り
付けた図であり、図8はシ−ルドゴム60を用いてフィ
ルタ部材20をフィルタケ−スに取り付けた燃料フィル
タの平面図である。図7において、フィルタ部材50
は、非導電性樹脂等の非導電性材料によって形成され、
側面部51、上面部52及び底面部53を有する保持部
材と、保持部材により保持されている濾材58により構
成されている。一方、シ−ルドゴム60は、直線状に形
成され、フィルタ部材50の側面部51に取り付けられ
る側面部材61と、C型に形成され、フィルタ部材50
の上面部52に取り付けられる上面部材62とにより構
成されている。なお、シ−ルドゴムを用いてシ−ルドを
行う場合には、図3〜図5に示したフィルタ部材20、
ケ−ス30、カバ−40の突起リブは省略してもよい。
ルタ部材50をフィルタケ−スに取り付けるには、先ず
シ−ルドゴム60の側面部材61及び上面部材62をフ
ィルタ部材50の側面部51及び上面部52に接着す
る。次に、シ−ルドゴム60を取り付けたフィルタ部材
50をケ−ス30の収納部に収納し、シ−ルドゴム60
の側面部材61及びフィルタ部材50の底面部53をケ
−ス30に接着する。次に、カバ−40をケ−ス30の
開口部に位置決めし、カバ−40の外周部をケ−ス30
の外周部に溶着等によって接着するとともに、シ−ルド
ゴム60の上面部材62をカバ−40に接着する。この
時、燃料流入口42及び燃料流出口43を取り付けるス
ペ−スを確保するため、図8に示すように、シ−ルドゴ
ム60の上面部材62をフィルタ部材50の上面部52
にオフセットさせて接着する。
シ−ルドゴム70は、フィルタ部材50の側面部51、
上面部52、底面部53にそれぞれ取り付けられる側面
部材71、上面部材72、底面部材73により構成され
ている。このようなシ−ルド部材70を用いてフィルタ
部材50をフィルタケ−スにシ−ルドして取り付けるに
は、先ずシ−ルドゴム70の側面部材71、上面部材7
2、底面部材73をフィルタ部材50の側面部51、上
面部52、底面部53に接着する。次に、シ−ルドゴム
70を取り付けたフィルタ部材50をケ−ス30の収納
部に収納し、シ−ルドゴム70の側面部材71及び底面
部材73をケ−ス30に接着する。次に、カバ−40を
ケ−ス30の開口部に位置決めし、カバ−40の外周部
をケ−ス30の外周部に接着するとともに、シ−ルドゴ
ム70の上面部材72をカバ−40に接着する。
面をC型に形成しているため、フィタケ−スの断面をD
型やC型に形成することができる。フィルタケ−スの断
面をD型やC型に形成すると、円筒形状からカットされ
た部分に燃料ゲ−ジやサ−ミスタ等の付属部品を取り付
けることができる。これにより、付属部品を燃料フィル
タに取り付けても外周径が変化しないため、既存のタン
ク穴から燃料タンク内に挿入することができる。
に限定されず、種々の形状のものを用いることができ
る。図10及び図11に円筒状に形成したフィルタ部材
を示す。なお、図10a及び図11aは平面図、図10
b及び図11bは半断面図である。図10に示すフィル
タ部材80は、非導電性樹脂により形成され、内周面部
81、リング状の上面部82及び底面部83を有する保
持部材と、保持部材により保持されている濾材85によ
り構成されている。内周面部81には、燃料を通過させ
るための軸方向に沿った通過孔84が形成されている。
また、図11に示すフィルタ部材90は、非導電性樹脂
により形成され、内周面部91、リング状の上面部92
及び底面部93を有する保持部材と、保持部材により保
持されている濾材95により構成されている。内周面部
91には、燃料を通過させるための周方向に沿った通過
孔94が形成されている。なお、内周面部に形成する通
過孔の形状、位置等は適宜変更可能である。このような
フィルタ部材80あるいは90をフィルタケ−スに取り
付けるには、前記したシ−ルド用の突起リブを溶着させ
て取り付ける方法や、シ−ルドゴムを介して取り付ける
方法等を用いることができる。
保持部材を非導電性樹脂等の非導電性材料によって形成
したので、燃料が燃料フィルタ内を通過する際に発生す
る静電気によって保持部材から火花放電等が発生するの
を防止することができる。すなわち、非導電性樹脂等の
非導電性材料は導電性材料に比較して体積抵抗率が高
い。これにより、蓄えられた静電気が保持部材より放電
される場合、蓄えられた静電気の電圧変化は小さく(エ
ネルギ−変化は小さい)、火花放電等が発生する恐れは
ない。なお、濾材と燃料間の摩擦帯電、フィルタケ−ス
と燃料間の流動帯電、燃料と保持部材との衝突等によっ
て発生した静電気がフィルタケ−スに溜ることがある。
しかしながら、燃料タンク内の燃料残量が多くて燃料と
フィルタケ−スとの接触面積が多い時には、フィルタケ
−スに溜まった静電気は除去される。また、フィルタケ
−スを導電性樹脂等の導電性材料によって形成し、フィ
ルタケ−スに燃料ポンプ等の導電部材を接触させておけ
ば、フィルタケ−スに溜まった静電気を導電路を介して
放電させることができる。あるいは、フィルタケ−スを
非導電性樹脂等の非導電性材料によって形成することに
より、フィルタケ−スに溜まった静電気が放電する際の
静電気の電圧変化を小さくして火花放電等が発生するの
を防止することもできる。
にするために双方に突起リブを形成したが、突起リブは
一方のみでもよく、あるいは突起リブを省略してもよ
い。また、樹脂の溶着によってフィルタ部材をフィルタ
ケ−スに取り付けたが、接着等の溶着以外の方法で取り
付けてもよい。また、フィルタケ−スは合成樹脂以外の
材料で形成してもよい。また、フィルタ部材やフィルタ
ケ−スの構造等は種々変更可能である。また、フィルタ
ケ−ス内にフィルタ部材を取り付けた燃料フィルタにつ
いて説明したが、フィルタ部材のみで燃料フィルタを構
成することもできる。
載の燃料フィルタを用いれば、簡単な構成で、容易に燃
料が燃料フィルタ内を通過する際に発生する静電気によ
って火花放電等が発生するのを防止することができる。
また、請求項3に記載の燃料フィルタを用いれば、保持
部材を容易に製造することができる。また、請求項4に
記載の燃料フィルタを用いれば、シ−ルド部材が不要と
なるため、構成が簡単になり、安価に製造することがで
きる。また、請求項5に記載の燃料フィルタを用いれ
ば、容易に樹脂の溶着を行うことができる。また、請求
項6に記載の燃料フィルタを用いれば、付属部品を組付
けた燃料フィルタを既存のタンク穴から燃料タンク内に
挿入することができる。
構成図である。
である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 濾材と、前記濾材を保持する保持部材と
により構成されるフィルタ部材を備える燃料フィルタに
おいて、前記保持部材が非導電性材料により形成されて
いることを特徴とする燃料フィルタ。 - 【請求項2】 前記フィルタ部材を収納するフィルタケ
−スを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料フ
ィルタ。 - 【請求項3】 前記保持部材が非導電性樹脂により形成
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
燃料フィルタ。 - 【請求項4】 前記フィルタ部材が樹脂の溶着によって
前記フィルタケ−スにシ−ルドされていることを特徴と
する請求項3に記載の燃料フィルタ。 - 【請求項5】 前記フィルタ部材が突起リブの溶着によ
って前記フィルタケ−スにシ−ルドされていることを特
徴とする請求項4に記載の燃料フィルタ。 - 【請求項6】 前記フィルタ部材は断面がC型に形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の燃料フィルタ。
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Country | Link |
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JP (1) | JP3562614B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005065802A1 (ja) * | 2004-01-09 | 2005-07-21 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | フィルタ装置 |
JP2009008018A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用燃料供給装置 |
JP2013000689A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Toyo Element Industry Co Ltd | フィルタエレメント用インナーチューブ及びフィルタエレメント |
KR101432614B1 (ko) * | 2013-04-25 | 2014-09-25 | 맑은에어텍주식회사 | 연료필터장치 |
KR101466041B1 (ko) * | 2013-07-23 | 2014-11-27 | 주식회사 코아비스 | 연료펌프모듈용 필터의 하우징 및 그것을 갖는 필터 |
CN109690066A (zh) * | 2016-09-16 | 2019-04-26 | 曼·胡默尔有限公司 | 由塑料构成的过滤器壳体和过滤系统 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25079597A patent/JP3562614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3562614B2 (ja) | 2004-09-08 |
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