JPH1193259A - 建築物の柱梁の接合構造及びこの接合構造を有する建築物 - Google Patents

建築物の柱梁の接合構造及びこの接合構造を有する建築物

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JPH1193259A
JPH1193259A JP27191297A JP27191297A JPH1193259A JP H1193259 A JPH1193259 A JP H1193259A JP 27191297 A JP27191297 A JP 27191297A JP 27191297 A JP27191297 A JP 27191297A JP H1193259 A JPH1193259 A JP H1193259A
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beams
flat plates
columns
girder
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JP27191297A
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English (en)
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Toshiaki Hotta
俊明 堀田
Hidehiko Watanabe
英彦 渡辺
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通しダイアフラムの利点を生かす柱梁の接合
構造を提供すること。 【解決手段】 2つの梁を鋼管製の柱(14)に接合す
る構造は、第1のダイアフラム(20)と、第2のダイ
アフラム(22)とを備える。第1のダイアフラムは、
柱に貫通され、柱に固着された2枚の平板(24,2
5)からなり、これら2枚の平板が1つの梁(10)の
一対のフランジの間隔と同じ間隔をおくように上下に配
置され、水平の一方向へ伸びて1つの梁に接合される。
第2のダイアフラムは、柱に貫通され、第1のダイアフ
ラムとは異なるレベルで柱に固着された2枚の平板(2
6,27)からなり、これら2枚の平板が別の梁(1
2)の一対のフランジの間隔と同じ間隔をおくように上
下に配置され、前記一方向と実質的に直交する水平方向
へ伸びて別の梁に接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼管製の柱とH型鋼
又はI型鋼の梁との接合構造と、この接合構造を有する
建築物とに関する。
【0002】
【従来の技術】柱が鋼管製である場合、梁と接合される
柱の中空部内にダイアフラムを溶接することが柱の強度
を確保する上で好ましい。しかし、中空部内にダイアフ
ラムを溶接するためには、このダイアフラムの上下とな
る部分で鋼管を切断し、ダイアフラムを溶接した後、切
断した鋼管を溶接する必要があり、かなり手間がかかる
作業となる。そこで、通しダイアフラムタイプとも言う
べき接合構造が提案されている(特開平2-225738号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記接合構造では、1
つの柱から互いに直交する方向へ伸びる2つの梁のレベ
ルを同一に保っているため、複雑な接合構造を採用しな
ければならず、通しダイアフラムタイプとした利点は必
ずしも生かされていない。
【0004】本発明は、1つの柱から互いに直交する方
向へ伸びる2つの梁のレベルを同一にすることなく、こ
れによって通しダイアフラムタイプの利点を十分に生か
しうる柱梁の接合構造と、この接合構造を有する建築物
とを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上下に間隔を
おいた一対のフランジを有するH 型鋼又はI型鋼製の少
なくとも2つの梁を鋼管製の柱に接合する構造であっ
て、第1のダイアフラムと、第2のダイアフラムとを備
える。第1のダイアフラムは、前記柱に貫通され、柱に
固着された2枚の平板からなり、これら2枚の平板が1
つの前記梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔
をおくように上下に配置され、水平の一方向へ伸びて前
記1つの梁に接合される。第2のダイアフラムは、前記
柱に貫通され、前記第1のダイアフラムとは異なるレベ
ルで前記柱に固着された2枚の平板からなり、これら2
枚の平板が別の前記梁の一対のフランジの間隔と実質的
に同じ間隔をおくように上下に配置され、前記一方向と
実質的に直交する水平方向へ伸びて前記別の梁に接合さ
れる。
【0006】本発明に係る建築物は、基本的には前記接
合構造を4つの柱のそれぞれに設けたものである。その
結果、建築物にはレベルの異なる2種類の梁が存在す
る。このレベル差は、直接的には建築物の床を敷くとき
に問題となるが、本発明ではデッキプレート及び調整金
物によって、又は特殊形状のデッキプレートによってレ
ベル差に起因する問題を解消している。
【0007】
【作用及び効果】本発明に係る接合構造によれば、第1
のダイアフラムの2枚の平板を鋼管製の柱に貫通させて
溶接し、また第2のダイアフラムの2枚の平板を第1の
ダイアフラムとは異なるレベルで鋼管製の柱に貫通させ
て溶接することから、柱と梁との接合のためには、平板
を貫通させる孔を柱に開け、平板を柱に溶接し、平板と
梁とを接合するだけでよく、ダイアフラムを鋼管製の柱
の中空部に設ける場合と比べて作業は著しく簡単にな
る。
【0008】第1のダイアフラム及び第2のダイアフラ
ムそれぞれの2枚の平板が鋼管製の柱を貫通して柱に固
着され、いわゆる通しダイアフラムを形成しているた
め、柱の梁との接合部の強度を十分に高めることができ
る。
【0009】本発明に係る建築物によれば、独自の柱梁
の接合構造を有し、この接合構造が通しダイアフラムを
柱に有することから、柱の十分な強度を確保できる。ま
た、接合構造が簡単に構築できることから、建築物の施
工工期を短くすることができる。
【0010】梁のレベル差をデッキプレートと調整金物
とによって補償した後、床を敷く際、床の厚みを異なら
せることにより、床の上面を各所で同じレベルにするこ
とができるため、完成した建築物では梁にレベル差があ
ることは全く分からない。
【0011】
【発明の実施の形態】柱梁の接合構造は、斜視状態を示
す図1を参照すると、少なくとも2つの梁10,12を
鋼管製の柱14に接合する構造である。梁10,12
は、上下に間隔をおいた一対のフランジ16,17を有
するH 型鋼又はI型鋼からなる。梁10と梁12とは、
同じ大きさ又は異なる大きさである。柱14は、図示の
ような角筒の他、円筒にすることもできる。
【0012】接合構造は第1のダイアフラム20と、第
2のダイアフラム22とを備える。第1のダイアフラム
20は、柱14に貫通され、柱14に固着された2枚の
平板24,25からなり、2枚の平板24,25が1つ
の梁10の一対のフランジ16,17の間隔と実質的に
同じ間隔をおくように上下に配置され、水平の一方向へ
伸びている。第1のダイアフラム20は梁10と接合さ
れる。一方、第2のダイアフラム22は、柱14に貫通
され、第1のダイアフラム20とは異なるレベルで柱1
4に固着された2枚の平板26,27からなり、2枚の
平板26,27が別の梁12の一対のフランジ16,1
7の間隔と実質的に同じ間隔をおくように上下に配置さ
れ、前記一方向と実質的に直交する水平方向へ伸びてい
る。第2のダイアフラム22は梁12と接合される。
【0013】柱14と各平板24,25,26,27と
は、各平板が貫通できる2つの長方形の孔を柱の側部に
開けて各平板を柱14に貫通させ、柱14の外周面で柱
と各平板とにすみ肉溶接して、又は柱14に開先加工を
しておき、ここに溶接して接合することができる。各平
板は、通常、柱14から互いに逆向きに等しい長さ突出
するように寸法を定めるが、柱梁の接合構造が建築物の
隅部にくる場合、各平板が柱14から一方の向きへ突出
するように寸法を定めることができる。また、各平板の
柱14からの突出長さは、柱と梁とを接合する場合、通
常柱に設けるガセットプレートと同じ長さとすることが
できる。各平板の厚みは、この平板が接合されることと
なる梁のフランジの厚みと実質的に等しくなるように定
める。
【0014】第1のダイアフラム20と第2のダイアフ
ラム22とは、そのレベル差が平板の厚み程度になるよ
うに取付位置を定めることが好ましい。これによって、
レベル差を最小に保ちつつ、通しダイアフラムによって
柱14の強度を確保でき、作業性を向上できる。
【0015】各平板24,25,26,27を柱14に
固着した後、各平板と梁10,12の各フランジ16,
17とをガセットプレートを介在してボルト接合する。
さらに、必要に応じて、柱14から梁10,12のウエ
ブ18に向けてガセットプレートを張り出し、このガセ
ットプレートとウエブ18とをボルト接合する。
【0016】図2ないし図7に平面状態及び断面状態で
示した建築物は、前記接合構造を使用して柱と梁とを接
合したものである。従って、柱から互いに直交して伸び
ている梁相互間にはレベル差がある。なお、説明及び理
解の便宜のため、高いレベルにある梁にはクロスハッチ
を入れて示してある。
【0017】図2及び図3に示した建築物は、上下に間
隔をおいた一対のフランジを有するH 型鋼又はI型鋼製
の4つの大梁であって互いに対向して配置される2つの
第1の大梁30,32、及び互いに対向して配置される
2つの第2の大梁34,36からなる4つの大梁と、水
平方向に間隔をおいて鉛直に配置される鋼管製の4本の
柱38,40,42,44とを少なくとも備える。ここ
で、大梁とは前記接合構造の梁である。
【0018】前記各柱には、2枚の平板からなる第1の
ダイアフラムと、このダイアフラムに対してレベル差を
持った、2枚の平板からなる第2のダイアフラムとが固
着されている。4本の柱38,40,42,44は、前
記第1のダイアフラム又は前記第2のダイアフラムが平
面視において同じ方向となるように配置されている。第
1のダイアフラムの2枚の平板が第1の大梁30,32
の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおくよう
に上下に配置され、水平の一方向へ伸びている。さら
に、第2のダイアフラムの2枚の平板が第2の大梁3
4,36の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔を
おくように上下に配置され、前記一方向と実質的に直交
する水平方向へ伸びている。
【0019】第1の大梁30が互いに対向する2本の柱
38,40の前記第1のダイアフラムに接合され、第1
の大梁32が互いに対向する2本の柱42,44の前記
第1のダイアフラムに接合され、それぞれx 方向へ伸び
ている。さらに、第2の大梁34が互いに対向する2本
の柱38,44の前記第2のダイアフラムに接合され、
第2の大梁36が互いに対向する2本の柱40,42の
前記第2のダイアフラムに接合され、それぞれy 方向へ
伸びている。
【0020】小梁46が2つの第1の大梁30,32に
固着され、この大梁と実質的に直交してy 方向へ伸びて
いる。小梁は大梁に固着され、主として建築物の床に加
わる荷重を受けるもので、少なくとも1つ設ける。小梁
46は、第1の大梁30,32の上方のフランジと同一
レベルとなるフランジを有する。図2に示した実施例で
は、第1の大梁30,32は第2の大梁34,36より
低いレベルにあるため、小梁46と第2の大梁36と
は、図3に示すように、小梁46が大梁36よりLだけ
低い位置となるように配置されている。そして、小梁4
6と第1の大梁30とは同じレベルに位置する。
【0021】デッキプレート48が2つの第2の大梁の
うちの1つの大梁36と小梁46とに掛け渡されてい
る。大梁34と小梁46との間にも同様に掛け渡され
る。デッキプレート48は、小梁46に沿って伸びてい
る2つの側部50,51を有し、こらら側部が次のよう
に支持される。小梁46相互間に掛け渡されるデッキプ
レートは、小梁46のレベルが同じであるため、従来と
同様でよい。
【0022】図3の(a )に示した実施例では、デッキ
プレート48の1つの側部50が小梁46に載って支持
され、別の側部51が第2の大梁36に固着された調整
金物52によって支持されている。調整金物52はアン
グル鋼からなり、大梁36のフランジ37に溶接されて
いる。調整金物52は、デッキプレート48の下側面を
小梁46と同じレベルで支えるように取り付けられてい
る。図3の(b )に示した実施例では、デッキプレート
48の1つの側部51が第2の大梁36に載って支持さ
れ、別の側部50が小梁46に固着された調整金物54
によって支持されている。調整金物54はアングル鋼か
らなり、小梁46のフランジ47に溶接されている。調
整金物54は、デッキプレート48の下側面を第2の大
梁36と同じレベルで支えるように取り付けられてい
る。デッキプレート48と小梁46、調整金物52,5
4又は大梁36とは、ボルト止め又は溶接接合してデッ
キプレート48のずれを防止する。
【0023】図4及び図5に示した建築物では、2つの
第1の大梁30,32は2つの第2の大梁34,36よ
り高いレベルにあり、x 方向へ伸びている。小梁46は
第1の大梁30,32に固着されてy 方向へ伸びてお
り、第1の大梁30,32と同じレベルにある。その結
果、小梁46と第2の大梁36とは、図5に示すよう
に、小梁46の方が大梁36より高いレベルに位置す
る。
【0024】デッキプレート48の1つの側部50が小
梁46に載って支持され、別の側部51が第2の大梁3
6に固着された調整金物56によって支持されている。
調整金物56はアングル鋼からなり、大梁36のフラン
ジ37に溶接されている。調整金物56は、デッキプレ
ート48の下側面が小梁46と同じレベルとなるように
大梁36に取り付けられている。デッキプレート48
は、デッキプレート48の下側面が大梁36と同じレベ
ルとなるように調整金物を小梁46に取り付けて支持す
ることもできる。
【0025】図6及び図7に示した建築物では、2つの
第1の大梁30,32は2つの第2の大梁34,36よ
り低いレベルにあり、x 方向へ伸びている。小梁46は
第1の大梁30,32に固着されてy 方向へ伸びてお
り、第2の大梁34,36と同じレベルにある。その結
果、小梁46と第1の大梁30とは、図7に示すよう
に、小梁46の方が大梁30より高いレベルに位置す
る。
【0026】デッキプレート58は、第2の大梁36と
小梁46とに載って支持されている。この場合、調整金
物60は、デッキプレート58と第1の大梁30との間
に配置される帯材からなり、コンクリートのこばれ止め
又は小口ふさぎの機能を果たす。換言すると、図6及び
図7に示した形態では、調整金物60にはデッキプレー
トのレベル調整の機能はない。
【0027】図8に示した実施例は、図3に示した実施
例とは次の点で異なる。すなわち、小梁62は第2の大
梁36と同じ大きさのH型鋼からなり、第2の大梁36
に対してLだけ低いレベルにある。小梁62は図示しな
い第1の大梁と同じレベルとなるように第1の大梁に固
着されている。
【0028】デッキプレート64は、2つの第2の大梁
のうちの1つの大梁36と小梁62とに掛け渡されるも
のであり、第2の1つの大梁36に載る側部66と、小
梁62に載る側部67とを有する。2つの側部66,6
7は、第1のダイアフラムと第2のダイアフラムとのレ
ベル差、すなわち第1の大梁と第2の大梁36とのレベ
ル差に等しい間隔が上下方向におかれるように形成され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築物の柱梁の接合構造の実施例
を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る接合構造を有する建築物の実施例
を示す平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って切断した断面図で、
(a )及び(b)は異なる実施例を示している。
【図4】本発明に係る接合構造を有する建築物の別の実
施例を示す平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】本発明に係る接合構造を有する建築物のさらに
別の実施例を示す平面図である。
【図7】図6の7−7線に沿って切断した断面図であ
る。
【図8】本発明に係る接合構造を有する建築物のさらに
別の実施例を示す、図3と同様な断面図である。
【符号の説明】
10,12 梁 14,38,40,42,44 柱 16,17,37,47 フランジ 20 第1のダイアフラム 22 第2のダイアフラム 24,25,26,27 平板 30,32 第1の大梁 34,36 第2の大梁 46,62 小梁 48,58,64 デッキプレート 52,54,56,60 調整金物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に間隔をおいた一対のフランジを有
    するH 型鋼又はI型鋼製の少なくとも2つの梁を鋼管製
    の柱に接合する構造であって、 前記柱に貫通され、柱に固着された2枚の平板からなる
    第1のダイアフラムであって前記2枚の平板が1つの前
    記梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおく
    ように上下に配置され、水平の一方向へ伸びて前記1つ
    の梁に接合される第1のダイアフラムと、 前記柱に貫通され、前記第1のダイアフラムとは異なる
    レベルで前記柱に固着された2枚の平板からなる第2の
    ダイアフラムであって前記2枚の平板が別の前記梁の一
    対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおくように上
    下に配置され、前記一方向と実質的に直交する水平方向
    へ伸びて前記別の梁に接合される第2のダイアフラムと
    を備える、建築物の柱梁の接合構造。
  2. 【請求項2】 上下に間隔をおいた一対のフランジを有
    するH 型鋼又はI型鋼製の4つの大梁であって互いに対
    向して配置される2つの第1の大梁、及び互いに対向し
    て配置される2つの第2の大梁からなる4つの大梁と、
    水平方向に間隔をおいて配置される鋼管製の4本の柱と
    を少なくとも備える建築物であって、 前記各柱に貫通され、各柱に固着された2枚の平板から
    なる第1のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記
    第1の大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔
    をおくように上下に配置され、水平の一方向へ伸びる第
    1のダイアフラムと、 前記各柱に貫通され、前記第1のダイアフラムとは異な
    るレベルで前記各柱に固着された2枚の平板からなる第
    2のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記第2の
    大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおく
    ように上下に配置され、前記一方向と実質的に直交する
    水平方向へ伸びる第2のダイアフラムと、 前記2つの第1の大梁に固着され、この第1の大梁と実
    質的に直交する少なくとも1つの小梁であって前記第1
    の大梁の上方のフランジと同一レベルとなるフランジを
    有する小梁と、 前記2つの第2の大梁のうちの1つの大梁と前記小梁と
    に掛け渡されるデッキプレートとを備え、 前記4本の柱は、前記第1のダイアフラム又は前記第2
    のダイアフラムが平面視において同じ方向となるように
    配置されており、前記2つの第1の大梁のそれぞれは、
    互いに対向する2本の柱の前記第1のダイアフラムに接
    合されており、前記2つの第2の大梁のそれぞれは、互
    いに対向する2本の柱の前記第2のダイアフラムに接合
    されており、 前記デッキプレートは、前記小梁に沿って伸びている2
    つの側部のうちの1つの側部が第2の前記1つの大梁及
    び前記小梁の一方に載って支持され、2つの側部のうち
    の別の側部が第2の前記1つの大梁及び前記小梁の他方
    に固着された調整金物によって支持されている、建築
    物。
  3. 【請求項3】 上下に間隔をおいた一対のフランジを有
    するH 型鋼又はI型鋼製の4つの大梁であって互いに対
    向して配置される2つの第1の大梁、及び互いに対向し
    て配置される2つの第2の大梁からなる4つの大梁と、
    水平方向に間隔をおいて配置される鋼管製の4本の柱と
    を少なくとも備える建築物であって、 前記各柱に貫通され、各柱に固着された2枚の平板から
    なる第1のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記
    第1の大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔
    をおくように上下に配置され、水平の一方向へ伸びる第
    1のダイアフラムと、 前記各柱に貫通され、前記第1のダイアフラムとは異な
    るレベルで前記各柱に固着された2枚の平板からなる第
    2のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記第2の
    大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおく
    ように上下に配置され、前記一方向と実質的に直交する
    水平方向へ伸びる第2のダイアフラムと、 前記2つの第1の大梁に固着され、この第1の大梁と実
    質的に直交する少なくとも1つの小梁であって前記第2
    の大梁の上方のフランジと同一レベルとなるフランジを
    有する小梁と、 前記2つの第2の大梁のうちの1つの大梁と前記小梁と
    に掛け渡されるデッキプレートと、 このデッキプレートと前記2つの第1の大梁のうちの1
    つの大梁との間に配置された調整金物とを備え、 前記4本の柱は、前記第1のダイアフラム又は前記第2
    のダイアフラムが平面視において同じ方向となるように
    配置されており、前記2つの第1の大梁のそれぞれは、
    互いに対向する2本の柱の前記第1のダイアフラムに接
    合されており、前記2つの第2の大梁のそれぞれは、互
    いに対向する2本の柱の前記第2のダイアフラムに接合
    されている、建築物。
  4. 【請求項4】 上下に間隔をおいた一対のフランジを有
    するH 型鋼又はI型鋼製の4つの大梁であって互いに対
    向して配置される2つの第1の大梁、及び互いに対向し
    て配置される2つの第2の大梁からなる4つの大梁と、
    水平方向に間隔をおいて配置される鋼管製の4本の柱と
    を少なくとも備える建築物であって、 前記各柱に貫通され、各柱に固着された2枚の平板から
    なる第1のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記
    第1の大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔
    をおくように上下に配置され、水平の一方向へ伸びる第
    1のダイアフラムと、 前記各柱に貫通され、前記第1のダイアフラムとは異な
    るレベルで前記各柱に固着された2枚の平板からなる第
    2のダイアフラムであって前記2枚の平板が前記第2の
    大梁の一対のフランジの間隔と実質的に同じ間隔をおく
    ように上下に配置され、前記一方向と実質的に直交する
    水平方向へ伸びる第2のダイアフラムと、 前記2つの第1の大梁に固着され、この第1の大梁と実
    質的に直交する少なくとも1つの小梁であって前記第1
    の大梁の上方のフランジと同一レベルとなるフランジを
    有する小梁と、 前記2つの第2の大梁のうちの1つの大梁と前記小梁と
    に掛け渡されるデッキプレートであって第2の前記1つ
    の大梁に載る側部と、前記小梁に載る側部とを有し、前
    記2つの側部が前記第1のダイアフラムと前記第2のダ
    イアフラムとのレベル差に等しい間隔を上下方向におい
    たデッキプレートとを備え、 前記4本の柱は、前記第1のダイアフラム又は前記第2
    のダイアフラムが平面視において同じ方向となるように
    配置されており、前記2つの第1の大梁のそれぞれは、
    互いに対向する2本の柱の前記第1のダイアフラムに接
    合されており、前記2つの第2の大梁のそれぞれは、互
    いに対向する2本の柱の前記第2のダイアフラムに接合
    されている、建築物。
JP27191297A 1997-09-19 1997-09-19 建築物の柱梁の接合構造及びこの接合構造を有する建築物 Withdrawn JPH1193259A (ja)

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