JP2007016595A - 主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法 - Google Patents

主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】主桁と鉄筋コンクリート橋脚との剛結部に配筋する鉄筋を省略し、かつコンクリートの施工性を向上し、主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合面のコンクリートの圧壊を防止することのできる主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法を提供する。
【解決手段】橋脚Pは上部が下部橋脚P1から突出し、橋軸直角方向に対向配置されかつ橋軸方向に所定の間隔で設けられた主鉄筋を有し、主桁Gを構成する対向配置された鋼桁41の間には主鉄筋に対応してセル室45,46が設けられた多室セル横桁40が対向して接合され、多室セル横桁40のセル室45,46を主鉄筋の突出部にこれを覆うように嵌合し、下部橋脚P1と主桁Gとの間にコンクリートを打設すると共に、セル室45,46内にコンクリートを充填して主桁Gを橋脚Pに剛結合した。
【選択図】図16

Description

本発明は、主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法に関するものである。
主桁と鉄筋コンクリート橋脚とを剛結合した橋梁の一例として、特開平8−302919号公報に記載された発明がある。この発明に係る複合部材の接合構造は、鋼構造梁部材の接合端を形成する鋼製主桁と、鉄筋コンクリート橋脚の頂部から鋼製主桁内に延在するように設けられた鉄筋コンクリート梁の接合端とを直接相互に一体的に接合したものである。
そして、施工にあたっては、鉄筋を配筋しコンクリートを打設して鉄筋コンクリート橋脚の一部を建設し、その頂部に仮受け材を設置してさらにこの仮受け材上に鋼製主桁を設置し、この仮受け材の下端部より上方の部分に鉄筋を配筋してこの部分にコンクリートを打設し、鉄筋コンクリート橋脚の完成と共に橋脚と鋼製主桁を一体化するようにしたものであり、鉄筋コンクリート橋脚から鋼製主桁への力の伝達は、鋼製主桁に設けたスタッドを介して行われる。
上記のような従来の接合構造においては、鋼製主桁と鉄筋コンクリート橋脚とをスタッドを介して接合するため、スタッドの設置に付随して多量の鉄筋が必要となり、配筋が面倒でコストアップになるばかりでなく、コンクリートの施工性が悪いという問題がある。また、鋼製主桁の下フランジあるいは横桁ウエブと、鉄筋コンクリート橋脚との接合面のコンクリートに過大な支圧応力が発生するため、この部分のコンクリートが圧壊して剥離するおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、主桁と鉄筋コンクリート橋脚との剛結部に配筋する鉄筋を省略し、かつコンクリートの施工性を向上し、主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合面のコンクリートの圧壊を防止することのできる主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法を提供することを目的としたものである。
本発明は、橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合構造であって、前記橋脚は上部が下部橋脚から突出し、橋軸直角方向に対向配置されかつ橋軸方向に所定の間隔で設けられた主鉄筋を有し、前記主桁を構成する対向配置された鋼桁の間には前記主鉄筋に対応してセル室が設けられた多室セル横桁が対向して接合され、前記多室セル横桁のセル室を前記主鉄筋の突出部にこれを覆うように嵌合し、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設すると共に、前記セル室内にコンクリートを充填して前記主桁を橋脚に剛結合したものである。
また、本発明は、橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合構造であって、前記橋脚は上部が下部橋脚から突出し、橋軸直角方向に対向配置されかつ橋軸方向に所定の間隔で設けられた主鉄筋を有し、前記主桁を構成する対向配置された鋼桁には前記橋脚に設けた主鉄筋に対応して鋼管が一体に設けられ、前記鋼管を前記主鉄筋の突出部にこれを覆うように嵌合し、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設すると共に、前記鋼管内にコンクリートを充填して、前記主桁を橋脚に剛結合したものである。
上記の鋼桁に一体に設けた鋼管に代えて、対向配置された鋼桁を連結する連結板に鋼管を設けた。
上記の鋼桁をI形断面の鋼桁又は鋼箱桁で構成した。
上記のいずれかの鋼桁の下フランジの支圧応力卓越部に弾性体を設置した。
また、本発明に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法は、下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上方に鋼桁を対向配置する工程と、該対向配置された鋼桁を、セル室を前記下部橋脚から突出した主鉄筋に嵌合した多室セル横桁で連結して主桁を構成する工程と、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して前記下部橋脚と一体化する工程と、前記セル室内にコンクリートを充填する工程とを含み、前記主桁を橋脚に剛結合するようにしたものである。
本発明に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法は、下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上部に、鋼桁に又は鋼箱桁に前記主鉄筋に対応して設けた鋼管を嵌合して前記鋼桁又は鋼箱桁を対向配置し、連結板で連結して主桁を構成する工程と、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して両者を一体化する工程と、前記鋼管内にコンクリートを充填する工程とを含み、前記主桁を橋脚に剛結合するようにしたものである。
本発明に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法は、下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上部に、連結板が設けられた鋼管を嵌合する工程と、前記鋼管の両側に鋼桁を設置して該鋼桁と前記連結板とを接合して主桁を構成する工程と、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して両者を一体化する工程と、前記鋼管内にコンクリートを打設する工程とを含み、前記主桁を橋脚に剛結合するようにしたものである。
本発明に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造及び接合方法によれば、橋脚と主桁との剛結部が多室セル横桁(又は鋼管)を含む鋼殻で被覆され、かつスタッドを用いないめ、剛結部の帯鉄筋を省略することができ、このため配筋の手間を省けるばかりでなく、コンクリート打設時の施工性を向上することができる。
また、橋脚に作用する支圧応力を鋼桁の下面に設けた弾性体によって柔かく受け、弾性体が完全に圧漬する前に鋼管の付着抵抗により支圧力を受けるため、限界値を越える支圧応力が橋脚面に作用することがなく、この部分のコンクリートが剥離することもない。
さらに主桁と橋脚とを付着接合するため、橋脚の施工誤差をある程度吸収することができる。
図18は本発明に係る橋梁における主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造の基本的構成を示す模式図である。図において、Pは鉄筋コンクリート橋脚(以下、単に橋脚という)、Aはアバット、Sは沓、Gは橋脚P上に設けた主桁、Dは主桁G上に設置した床版で、これら主桁Gと床版Dとにより上部構造Bを構成し、橋脚Pと主桁Gは剛結合されている。
本発明は、上記のような主桁と橋脚との接合構造及び接合方法に関するもので、以下にその実施の形態を説明する。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る主桁と橋脚との接合構造の正面模式図、図2は図1の平面図、図3は図1の側面図である。
図において、50は例えばI形断面の鋼材からなり、下部が橋脚頂部を除いて建設された橋脚Pの一部をなす鉄筋コンクリート(以下下部橋脚P1という)に埋没された主鉄骨で、橋軸直角方向に対向し、橋軸方向に所定の間隔で設けられている。なお、主鉄骨50に代えて、主鉄骨50に相当する主鉄筋を用いてもよい(以下、主鉄筋を含めて主鉄骨という)。
Gは橋軸方向に対向配置された一対の鋼桁1等からなる主桁で、図4に示すよに、I形断面からなる鋼桁1のウエブ1aの内側面の上下方向の中央部よりやや上方には、ほぼM字状の鋼板からなる横桁上フランジ2aがウエブ1aと直交して溶接により接合されており、また、鋼桁1の下フランジ1cには、横桁上フランジ2aと対向してほぼM字状の鋼板からなる横桁下フランジ2bが溶接により接合されている。なお、この横桁上フランジ2a及び横桁下フランジ2bはそれぞれ1枚の鋼板で形成してもよく、あるいは、図4に示すように、それぞれ複数枚の鋼板を溶接接合して形成してもよい。
3a,3bは横桁上フランジ2aと横桁下フランジ2bの両端部近傍において、鋼桁1のウエブ1aと直交して両者の間に配設され、両者及びウエブ1aに溶接接合された鋼板からなる横フランジである。
10は主鉄骨50に嵌合しうる内径の鋼管で、横桁上フランジ2aと横桁下フランジ2bの横フランジ3a,3bの内側に設けた貫通穴2cを貫通し、上端部は横桁上フランジ2aの上面とほぼ同一平面上に位置し、下部は横桁下フランジ2bから下方に突出して、横桁上フランジ2aと横桁下フランジ2bに溶接又は添接により接合されている。なお、鋼管10の間隔は、下部橋脚P1の橋軸方向に立設した主鉄骨50の間隔と等しくなっている。
主桁Gは、鋼桁1と一体化された鋼管10を橋軸方向に隣接する主鉄骨50にそれぞれ嵌合して対向配置し、対向する横桁上フランジ2aと横桁下フランジ2bとの間にそれぞれ横桁連結板4a,4bを配設し、上下に設けた添接板7aにより一体に接合する。また、同様にして、横フランジ3a,3bの間にそれぞれ横フランジ連結板5a,5bを配設し、前後に設けた添接板7bにより一体に接合して構成される。
これにより、両鋼桁1の間には、鋼桁1のウエブ1a、横桁上フランジ2a、横桁下フランジ2b、横桁連結板4a,4b、横フランジ3a,3b及び横フランジ連結板5a,5bで囲まれた空間領域Spが形成される。8は鋼桁1の下部フランジ1cの下面の支圧応力卓越部に設けられた弾性体、9は鋼桁1と横桁上フランジ2aとの間に、スムーズに応力が伝達するように設けた補剛材である。
51は下部橋脚P1と主桁Gの下面との間に打設されて橋脚頂部を構成するコンクリートで、下部橋脚P1と一体化されて橋脚Pが構成される。52は鋼管10内に充填されたコンクリート、53は空間領域Spに打設されたコンクリートである。
次に、上記のような主桁と橋脚との接合構造の施工手順の一例について説明する。
この場合、鋼桁1には、あらかじめ工場等において、図4に示すように、横桁上フランジ2a、横桁下フランジ2b、横フランジ3a,3b及び鋼管10が剛接合されて組立てられており、トラック等により工事現場に輸送されるものとする。なお、輸送上の問題等によっては、鋼管10を接合しない状態で輸送し、工事現場において横桁上フランジ2a及び横桁下フランジ2bに鋼管10を剛接合してもよい。
先ず、図5に示すように、主鉄骨50の下部を所定の間隔で埋設して立設し、下部橋脚P1を施工する。
次に、下部橋脚P1から突出した橋軸方向の一対の主鉄骨50に、鋼桁1に設けた鋼管10を嵌合する。このとき、下部橋脚P1の上面に鋼管10の下端部が当接することにより、鋼桁1が位置決めされて下部橋脚P1上に載っている状態になる。同様にして、この主鉄骨50と橋軸直角方向に対向して設けられた主鉄骨50に鋼管10を嵌合して鋼桁1を設置し、一対の鋼桁1を対向配置する。なお、必要に応じて、下部橋脚P1と鋼管10の下端部との間にスペーサ等を挿入し、対向する鋼桁1が同じ高さ位置になるように調整する。
この状態で、対向設置された鋼桁1の前後の横フランジ3a,3bの間に横フランジ連結板5a,5bを配設し、添接板7bにより一体に接合する。また、左右の横桁上フランジ2aと横桁下フランジ2bとの間に横桁連結板4a,4bを配設し、添接板7aにより一体に接合して主桁Gを構成する。また、これらにより空間領域Spが形成される。
次に、図6に示すように、下部橋脚P1と主桁Gの下面との間に鉄筋を配筋し、コンクリート51を打設して橋脚頂部を形成し、両者を一体化して橋脚Pを構築する。このとき、鋼桁1の下フランジ1cの下面に設けた弾性体8の一部は、コンクリート51、したがって橋脚Pに埋設される。ついで、鋼管10内に上部開口部からコンクリート52を充填し、さらに、鋼桁1の間に形成された空間領域Spに、横桁上フランジ2aの上面とほぼ同一平面になるまでコンクリート53を打設して橋脚Pと一体化し、主桁Gを橋脚Pに剛結合する。
この場合、必要に応じて、鋼桁1と横桁上フランジ2aとの間に補剛材9を接合する。なお、図示してないが、主桁Gの上部には床版Dが設けられ、その上に舗装が施工される。
以上により主桁Gが橋脚Pに剛結合される。なお、上記の施工手順は一例を示すもので、橋梁の規模、工事現場の状況等により適宜変更することができる。
上記のような本実施の形態において、鋼管10の外面に突起を設け、また、必要に応じて鋼管10の内面にも突起を設けてコンクリートとの付着力を増大させれば、橋脚Pと鋼管10、したがって、橋脚Pと主桁Gとの結合力をさらに向上させることができ、負荷を鋼管10、充填コンクリート52、主鉄骨50を介して確実に橋脚Pに伝達することができる(以下の実施の形態においても同様である)。なお、鋼桁1の下部のみに主鉄骨50を設けた場合を示したが、これら主鉄骨50の間に1本又は複数本の主鉄骨50を設けてもよい(以下の実施の形態においても同様である)。
上記のように構成した本実施の形態によれば、鋼桁1と橋脚Pとの剛結部が鋼殻で被覆され、かつスタッドを設けないため剛結部の帯鉄筋を省略することができ、また、これにより、コンクリート打設の施工性を向上させることができる。
また、図7に示すように、鋼桁1の下フランジ1cにより橋脚Pに過大な支圧応力が発生する部分に弾性体8を介在させたので、橋脚Pに作用する支圧応力を弾性体8により柔軟に受けることができ、弾性体8が完全に圧漬する前に支圧力を鋼管10の付着抵抗によって受けることができるので、限界値を越える支圧応力が橋脚面に作用するのを防止できる。さらに、主桁Gを橋脚Pに付着接合するため、橋脚Pの施工誤差をある程度吸収することができる。
実施の形態2
図8は本発明の実施の形態2に係る主桁と橋脚の接合構造の模式的正面図、図9は図8の平面図で、本実施の形態は多数の鋼桁と橋脚との接合構造に関するものである。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略し又は簡単に行う。
図において、11は横軸直角方向の両側に設置された主桁Gを構成する外側鋼桁、11Aは外側鋼桁11の間に設置された主桁Gを構成する内側鋼桁である。
外側鋼桁11は、図10に示すように、I形断面からなる鋼材のウエブ11aの内側面の上下方向の中央部よりやや上方には、長方形状の鋼板からなる一対の横桁上フランジ12aがウエブ11aと直交し、かつ橋軸方向に所定の間隔を隔てて溶接により接合されており、また、鋼桁11の下フランジ11cには、横桁上フランジ12aと対向してこれとほぼ同じ形状、同じ材料からなる横桁下フランジ12bが溶接により接合されている。
13a,13bは横桁上フランジ12aと横桁下フランジ12bの両外端部近傍において、両者の間に鋼桁11のウエブ11aと直交して配設され、横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b及び鋼桁11のウエブ11aに溶接接合された鋼板からなる横フランジである。
内側鋼桁11Aは、外側鋼桁11とほぼ同じ構造であるが、ウエブ11aの両面の対応する位置に、横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b及び横フランジ13a,13bがそれぞれ設けられている。
8は鋼桁11,11Aの下部フランジ11cの下面の支圧応力卓越部に設けられた弾性体である。
14a,14bは対向配置された外側鋼桁11と内側鋼桁11A、内側鋼桁11Aと11A、内側鋼桁11Aと外側鋼桁11の横桁上フランジ12aと横桁下フランジ12bとの間にそれぞれ配設され、添接板7aにより一体に接合された横桁連結板である。
この横桁連結板14a,14bには、図11に示すように、同一鉛直線上に貫通穴14cが設けられており、この貫通穴14cを主鉄骨50に嵌合しうる内径の鋼管10に嵌合し、上部の横桁連結板14aを鋼管10の上端部に溶接接合すると共に、下部の横桁連結板14bを横桁下フランジ12bと対応した位置において、鋼管10に溶接接合したものである。
15は鋼桁11,11Aの横フランジ13a,13bに対応して、横桁連結板14a,14bの間に溶接接合された横フランジ連結板である。
Spは各隣接する鋼桁11と11A、11Aと11Aのウエブ1a、横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b、横桁連結板14a,14b、及び横フランジ13a,13b、横桁連結板15a,15bで囲まれた空間領域である。
51は下部橋脚P1と主桁Gの下面との間に打設されたコンクリートで、下部橋脚P1と一体化されて橋脚Pが構築される。52は鋼管10内に充填されたコンクリート、53は空間領域Spに打設されたコンクリートである。
次に、上記のような本実施の形態の施工手順の一例について説明する。
この場合、外側鋼桁11及び内側鋼桁11Aには、あらかじめ工場等において、図10に示すように横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b及び横フランジ13a,13bが接合されて組立てられており、また、鋼管10には図11に示すように横桁フランジ14a,14b及び横フランジ連結板15が接合されているものとする。
先ず、図8に示すように、主鉄骨50の下部を所定の間隔で埋設し、下部橋脚P1を施工する。
次に、下部橋脚P1から突出した橋軸方向の一対の主鉄骨50に、横桁連結板14a,14b及び横フランジ連結板15が設けられた鋼管10を嵌合する。このとき、下部橋脚P1の上面に鋼管10の下端部が当接することにより、位置決めされる。なお、必要に応じて下部橋脚P1と鋼管10の下端部との間にスペーサ等を挿入し、各鋼管10の上端部、したがって上部の横桁連結板14a,14bの上面が同一平面になるように調整する。
ついで、一方の外側鋼桁11を例えばクレーンで吊上げて、その横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b及び横フランジ13a,13bを、橋軸方向に設置した一対の鋼管10に設けた上下の横桁連結板14a,14b及び横フランジ連結板15とそれぞれ整合させ、添接板7a,7bにより一体に接合する。同様にして、他方の外側鋼桁11及び内側鋼桁11Aの横桁上フランジ12a、横桁下フランジ12b及び横フランジ13a,13bを、鋼管10に設けた上下の横桁連結板14a,14b及び横フランジ15に、それぞれ添接板7a,7bにより一体に接合し、主桁Gを構成する。この場合、内側鋼桁11Aを先に鋼管10に連結してもよい。
そして、実施の形態1の場合と同様に、下部橋脚P1と主桁Gの下面との間、鋼管10内及び空間領域Spにそれぞれコンクリート51,52,53を打設し、主桁Gを橋脚Pに剛結合する。
以上により、主桁Gが橋脚Pに剛結合される。なお、上記の施工手順は一例を示すもので、橋梁の規模、工事現場の状況等により適宜変更することができる。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3
図12は本発明の実施の形態3に係る主桁と橋脚との接合構造の模式的正面図、図13はその平面図である。本実施の形態は、鋼桁として鋼箱桁を使用し、この鋼箱桁と橋脚とを剛結合したものである。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略し又は簡単に行う。
図において、21は横軸直角方向に対向設置した主桁Gを構成する一対の鋼箱桁で、図14に示すように、上鋼板22aと下鋼板22bの間には、前後(橋軸方向)の端部より内側に鋼板からなるダイヤフラム23a,23bが溶接により接合されており、このダイヤフラム23a,23bの両側(橋軸直角方向)には鋼板からなる側板24a,24bが溶接により接合されている。25はダイヤフラム23a,23bと側板24a,24bで囲まれた領域内において、上鋼板22aよりやや下方に上鋼板22aと平行に配設された中鋼板で、その周辺がダイヤフラム23a,23bと側板24a,24bの内壁に溶接接合されている。
26aは一方の側板(この場合は24b)の外面の中鋼板25に対応した位置に、側板24bと直交して溶接接合された鋼板からなる横桁上フランジ、26bは下鋼板22bに横桁上フランジ26aと対向して溶接接合された鋼板からなる横桁下フランジ、27a,27bは横桁上フランジ26aと横桁下フランジ26bの両端部に溶接合された鋼板からなる横フランジである。
25aはダイヤフラム23a,23bの近傍おいて中鋼板25に設けた複数の貫通穴(図には、橋軸直角方向にそれぞれ3個ずつ設けた場合が示してある)、25bは下鋼板22bに貫通穴25aと対向して設けた貫通穴である。
そして、鋼管10がこの貫通穴25b,25aに貫挿され、上端部は中鋼板25に、下部は下鋼板22bにそれぞれ溶接により剛接合されている。
28a,28bは横桁連結板、29a,29bは横フランジ連結板で、添接板7a,7bにより対向設置された鋼箱桁21の横桁上フランジ26a、横桁下フランジ26b、横フランジ27a,27bに一体に接合されている。
30は上下の横桁連結板28a、28bに設けられ、下部橋脚P1と主桁Gとの間にコンクリートを打設するための1個又は複数個のコンクリート打設穴、31は上鋼板22aの鋼管10と対向する位置に設けられ、鋼管10内にコンクリートを充填するためのコンクリート打設穴、32は上鋼板22aに設けられて鋼箱桁21内にコンクリートを投入するためのコンクリート打設穴、33は中鋼板25に設けられて内部にコンクリートを投入するためのコンクリート打設穴である。
次に、本実施の形態の施工手順の一例について説明する。この場合、図14に示すような鋼箱桁21はあらかじめ工場等で組立てられているものとする。
先ず、図12に示すように、下部橋脚P1から突出した橋軸方向の一対(各3本で一対となる)の主鉄骨50に鋼箱桁21に設けた鋼管10を嵌合する。このとき、下部橋脚P1の上面に鋼管10の下端部が当接し、鋼箱桁21が位置決めされて下部橋脚P1上に載っている状態になる。同様にして、この主鉄骨50と橋軸直角方向に対向して設けられた主鉄骨50に鋼管10を嵌合して他方の鋼箱桁21を設置し、一対の鋼箱桁21を対向配置する。なお、必要に応じて下部橋脚P1と鋼管10の下端部との間にスペーサ等を挿入し、対向する鋼箱桁21の上鋼板22aの上面が同一平面上に位置するように調整する。
この状態で、対向設置された鋼箱桁21の前後の横フランジ27a,27bに添接板7bにより横フランジ連結板29a,29bを接合し、また、左右の横桁上フランジ26aと横桁下フランジ26bに、添接板7aにより横桁連結板28a,28bを接合する。
次に、コンクリート打設穴30から下部橋脚P1と主桁Gの下面との間にコンクリート51を投入して打設し、両者を一体化して橋脚Pを構築する。ついで、上鋼板22aに設けたコンクリート打設穴31から鋼管10内にコンクリート53を充填し、さらに上鋼板22a及び中鋼板25に設けたコンクリート打設穴32,33から鋼箱桁21内にコンクリート54を投入して打設し、主桁Gと橋脚Pを一体化して剛結合する。
以上により、鋼箱桁21からなる主桁Gが橋脚Pに剛結合される。なお、上記の施工手順は一例を示すもので、橋梁の規模、工事現場の状況等により適宜変更することができる。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
実施の形態4
図15は本発明の実施の形態4に係る主桁と橋脚の接合構造の模式的正面図、図16はその平面図である。本実施の形態は、鋼桁と多室セル構造の横桁とにより主桁を構成し、この主桁を橋脚に接合するようにしたものである。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略し又は簡単に行う。
図において、41は橋軸直角方向に対向設置され、主桁Gを構成するI形断面の鋼桁で、図17に示すように、ウエブ41aの内側面の両端部から若干内側には、上下方向の中央部よりやや上方から下フランジ1cにかけて、ウエブ41aと直交しかつ所定の間隔で、2枚の鋼板43a,43bと43c,43dがそれぞれ溶接接合され、鋼板43aと43b、43cと43dの間にはそれぞれ鋼板からなる隔壁44が溶接接合された固定セル42a,42bが設けられており、鋼桁41のウエブ41aと隔壁44と間には、それぞれセル室45a,46aが形成されている。
47a,47bは対向設置された鋼桁41の固定セル42a,42bの間を連結する連結セルで、固定セル42a,42bの鋼板43a〜43dと同じ高さ、同じ間隔に配設された鋼板からなる2枚の連結板48a,48b及び48c,48dと、両連結板48a,48b及び48c,48dの間にそれぞれ溶接接合された隔壁44とからなり、これらにより複数のセル室45b,45c,45d及び46b,46c,46dが形成されている(図には、2枚の隔壁により各3個のセル室を設けた場合が示してある)。
また、本実施の形態においては、下部橋脚P1に設けた主鉄骨50のうち、鋼桁41の下に位置する主鉄骨50の上端部は、鋼桁41を設置したときのその下面(弾性体8を含む)より若干低い位置にあり、その間に設けられた複数の主鉄骨50a〜50eは、鋼桁41を設置したときの固定セル42a,42bの上端部とほぼ等しい位置まで延設されている。
次に、本実施の形態の施工手順の一例について説明する。なお、鋼桁41にはあらかじめ工場等で固定セル42a,42bが接合されて組立てられており、連結セル47a,47bも工場等において組立てられているものとする。また、下部橋脚P1には主鉄骨50,50a〜50eが埋込まれて立設されているものとする。
先ず、一方の鋼桁41をクレーン等で吊上げて、そのセル室45a,46aを橋軸方向の2本の主鉄骨50aに挿入し、下フランジ41cをこの主鉄骨50aの外側に隣接する主鉄骨50上に位置させる。このとき、鋼桁41の下フランジ41c(弾性体8を含む)の下面と主鉄骨50の上端部との間には、若干のすき間を形成する。同様にして、他方の鋼桁41のセル室45e,46eを主鉄骨50eに挿入し、その下フランジ41cをこの主鉄骨50eの外側に隣接する主鉄骨50上に位置させる。
次に、一方の連結セル47aのセル室45b,45c,45dを主鉄骨50b,50c,50dに挿入して両鋼桁41の固定セル42aの間に配設し、位置決めしたのち添接板7bにより一体に接合する。同様にして他方の連結セル47bを添接板7bにより固定セル42bに接合し、主桁Gを構成する。これにより、両鋼桁41の間には多室セル横桁40a,40bが構成される。
次に、両鋼桁41と多室セル横桁40a,40bの間から、下部橋脚P1と主桁Gとの間にコンクリート51を打設して両者を一体化し、橋脚Pを構築する。ついで、両鋼桁41と多室セル横桁40a,40bとによって形成された空間領域Spに、その上面が多室セル横桁40a,40aの上端部とほぼ等しくなるまでコンクリート53を打設する。さらに、各セル室45a〜45e、46e〜46e内にコンクリート55を充填してこれらを一体化し、主桁Gを橋脚Pに剛結合する。
上記の説明では、多室セル横桁40a,40bの各セル室45a〜45e、46a〜46eにそれぞれ主鉄骨50a〜50eを挿入した場合を示したが、これらに挿入する主鉄骨50a〜50eの一部を省略してもよい。また、多室セル横桁40a,40bの内面には、コンクリートの付着力を増すために突起を設けることが望ましい。なお、鋼桁41と多室セル横桁40a,40bによって形成された空間領域Spにコンクリート53を打設した場合を示したが、この部分のコンクリート打設を省略してもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態1〜4について説明したが、これらはそれぞれ単独で実施してもよく、適宜組合わせて実施してもよい。
次に、実施の形態1の実施例(主として各部の寸法関係)について説明する。
鋼桁1は、高さ2.5m、ウエブ1aの板厚25mm、上下のフランジ1b,1cの幅0.65m、板厚50mmのH形断面の鋼材を用い、鋼桁1間の距離は5.5mであった。また、鋼桁1のウエブ1aに設けた横桁上フランジ2aの幅は0.5m、板厚25mmm、横桁下フランジ2bの幅は0.285m、板厚25mmで、両者の上下の間隔は2mであり、横フランジ3a,3bの板の板厚は19mmであった。
また、鋼管10は、外径0.5m、板厚6mm、高さ2mで、内外面に突起が設けられているものを用いた。添接板7a,7bの板厚は8mm、弾性体8はクロロプレンゴムにより構成され、その板厚は5mmであった。
橋脚Pの断面は橋軸直角方向が7.5m、橋軸方向が3mで、主鉄骨50はH350×350×12×19(主鉄筋の場合は、D51)で、高さは30mであった。
上記のような寸法の各部材を溶接結合して鋼桁1を作成し、下部が下部橋脚P1に埋設された主鉄骨50に鋼管10を挿入し、それぞれコンクリート51〜53を打設して一対の鋼桁1等からなる主桁Gを橋脚Pに剛結合した結果、短時間でズムーズに施工することができた。
本発明の実施の形態1に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造の模式的正面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 図1の鋼桁の斜視図である。 実施の形態1の施工手順の説明図である。 実施の形態1の施工手順の説明図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態2に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造の模式的正面図である。 図8の平面図である。 図8の鋼桁の斜視図である。 図8の鋼管の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造の模式的正面図である。 図12の平面図である。 図12の鋼箱桁の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造の正面模式図である。 図15の平面図である。 図15の鋼桁及び連結セルの斜視図である。 本発明を実施する橋梁の説明図である。
符号の説明
1 鋼桁
2a 横桁上フランジ
2b 横桁下フランジ
3a 横フランジ
4a 横桁連結板
5a 横フランジ連結板
7a,7b 添接板
8 弾性体
10 鋼管
11 外側鋼桁
11A 内側鋼桁
21 鋼箱桁
40a,40b 多室セル横桁
42a,42b 固定セル
45a〜45e、46a〜46e セル室
47a,47b 連結セル
50 主鉄骨(主鉄筋)
P1 下部橋脚
P 橋脚
G 主桁

Claims (8)

  1. 橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合構造であって、
    前記橋脚は上部が下部橋脚から突出し、橋軸直角方向に対向配置されかつ橋軸方向に所定の間隔で設けられた主鉄筋を有し、
    前記主桁を構成する対向配置された鋼桁の間には前記主鉄筋に対応してセル室が設けられた多室セル横桁が対向して接合され、
    前記多室セル横桁のセル室を前記主鉄筋の突出部にこれを覆うように嵌合し、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設すると共に、前記セル室内にコンクリートを充填して前記主桁を橋脚に剛結合したことを特徴とする主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造。
  2. 橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合構造であって、
    前記橋脚は上部が下部橋脚から突出し、橋軸直角方向に対向配置されかつ橋軸方向に所定の間隔で設けられた主鉄筋を有し、
    前記主桁を構成する対向配置された鋼桁には前記橋脚に設けた主鉄筋に対応して鋼管が一体に設けられ、
    前記鋼管を前記主鉄筋の突出部にこれを覆うように嵌合し、前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設すると共に、前記鋼管内にコンクリートを充填して、前記主桁を橋脚に剛結合したことを特徴とする主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造。
  3. 前記鋼桁に一体に設けた鋼管に代えて、対向配置された鋼桁を連結する連結板に鋼管を設けたことを特徴とする請求項2記載の主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造。
  4. 前記鋼桁がI形断面の鋼桁又は鋼箱桁であることを特徴とする請求項2記載の主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造。
  5. 前記鋼桁の下フランジの支圧応力卓越部に弾性体を設置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造。
  6. 橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合方法であって、
    下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上方に鋼桁を対向配置する工程と、
    該対向配置された鋼桁を、セル室を前記下部橋脚から突出した主鉄筋に嵌合した多室セル横桁で連結して主桁を構成する工程と、
    前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して両者を一体化する工程と、
    前記セル室にコンクリートを充填する工程とを含み、
    前記主桁を橋脚に剛結合することを特徴とする主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法。
  7. 橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合方法であって、
    下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上部に、鋼桁又は鋼箱桁に前記主鉄筋に対応して設けられた鋼管を嵌合して前記鋼桁又は鋼箱桁を対向配置し、連結板で連結して主桁を構成する工程と、
    前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して両者を一体化する工程と、
    前記鋼管内にコンクリートを充填する工程とを含み、
    前記主桁を橋脚に剛結合することを特徴とする主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法。
  8. 橋梁の主桁と鉄筋コンクリートからなる橋脚との接合方法であって、
    下部が下部橋脚に埋設された主鉄筋の上部に、連結板が設けられた鋼管を嵌合する工程と、
    前記鋼管の両側に鋼桁を設置して該鋼桁と前記連結板とを接合して主桁を構成する工程と、
    前記下部橋脚と主桁との間にコンクリートを打設して両者を一体化する工程と、
    前記鋼管内にコンクリートを充填する工程とを含み、
    前記主桁を橋脚に剛結合することを特徴とする主桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合方法。
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