JPH1192886A - Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法 - Google Patents

Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法

Info

Publication number
JPH1192886A
JPH1192886A JP25573697A JP25573697A JPH1192886A JP H1192886 A JPH1192886 A JP H1192886A JP 25573697 A JP25573697 A JP 25573697A JP 25573697 A JP25573697 A JP 25573697A JP H1192886 A JPH1192886 A JP H1192886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
magnetic shield
less
thickness
ray tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25573697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Shimazu
高英 島津
Takeshi Harada
武 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP25573697A priority Critical patent/JPH1192886A/ja
Publication of JPH1192886A publication Critical patent/JPH1192886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の技術は、打抜き金型摩耗の問題、バ
ッチ焼鈍の問題、環境リサイクルの問題を解決しつつ、
顧客での黒化処理工程を省略できる磁気シールド鋼板を
提供する。 【解決手段】 重量比で、 C≦0.01% 、Si≦2.0%、 P≦
0.4%、Mn≦3.0%、 S≦0.01% 、Al:0.001〜2.0%、 N≦0.
01% 、Ti≦0.01% 、 V≦0.01% 、Nb≦0.01% 、Cu:0.005
〜0.4%、Sn:0.001〜0.2%、Ni:0.005〜0.2%、Cr:0.004〜
0.1%、Mo≦0.1%、Al2 3 /(Al2 3 +CaO+
MnO+SiO2 )比率≧0.1 、残部Feおよび不可避
的成分を含有し、板厚が 0.1〜0.4mm で、鋼板の平均結
晶粒径が15〜 100μmで、Fe−Ni拡散層を有するこ
とを特徴とするTVブラウン管用磁気シールド鋼板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーTVブラウ
ン管用磁気シールド材(マスクフレーム、シャドウマス
ク磁気シールドなどで構成される)のうち、ブラウン管
内部にあって電子線の通過方向に対し側面から覆うよう
に配置される磁気シールド部品の素材、すなわち、TV
ブラウン管用磁気シールド鋼板並びにその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーTVブラウン管の基本構成は電子
銃と電子ビームを映像に変える螢光面から成り立ち、さ
らには、電子ビームが地磁気により偏向されることを防
ぐ磁気シールド材が内部側面を覆っている。この磁気シ
ールド部品は、インナ−シ−ルド材またはインナ−マグ
ネティックシールド材とも称されるものである。
【0003】磁気シールド素材の板厚は通常0.1〜
0.4mmの極薄鋼板であって、従来は、電気メーカーで
プレス成形された後、500〜650℃程度の温度で黒
化処理を施され、Fe3 4 膜を3〜7μm厚に形成
後、ブラウン管内部に組み込まれていた。黒化処理の目
的は錆防止、熱放射率を高くすること、電子の乱反射の
防止などである。
【0004】しかして、電気メーカで行われるこれらの
熱処理は部品になってから実施されるため、コストが高
い難点があった。これに対し、電気メーカでの黒化処理
を省略する技術として、特公昭64−1894号公報が
あり、該公報には、TVブラウン管内の鉄製部品があら
かじめNiめっきまたはCrめっきされることによっ
て、黒化処理を省略する技術が開示されている。
【0005】しかしながら、Niめっきは加工での密着
性が悪いため、プレス加工後の部品でのNiめっきの必
要があり、めっきコストの問題があった。また、TVブ
ラウン管に組み込む前の磁気シールド材部品どうしの引
き剥がしが難しいという滑り性の問題があった。一方、
Crめっきでは、皮膜が硬いため打抜加工時の金型磨耗
の問題があった。
【0006】このため、本出願人らは、極薄FeO膜を
最表層に形成させた鋼板を特開平9−111423号公
報で開示した。しかしながら、この方法では、密着性は
優れていたが硬い酸化膜による打抜金型の磨耗の問題が
残っていた。
【0007】さらに、特開平6−36702号公報と特
開平9−78130号公報では、Niめっきを施した磁
気シールド用素材が提案されている。この方法は、金型
摩耗の問題はなかったが、焼鈍がバッチ処理であるため
コイルの焼き付きの問題やコイルセット(バッチ焼鈍後
のコイルの巻き姿がそのまま残る一種のクリープ現象に
よる巻きぐせ、L反りとも称される)の問題があり、コ
イルセットはレベラーまたは調質圧延で矯正せざるをえ
ないので低磁場磁化特性を劣化させた。
【0008】また、従来の成分系では、トランプエレメ
ントと称される不純物が少ない鋼であったが、今日で
は、環境リサイクルの立場から、鉄スクラップである例
えば、自動車の廃車スクラップなどを鉄鋼メーカで消費
しなければならず、このため、従来極微量元素としてト
ランプエレメントは無視されてきたものを厳密に管理し
て品質問題を生じないようにしなければならない。しか
し、現在まで磁気シールド鋼板について調査されていな
かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題、
すなわち、打抜き金型摩耗の問題、バッチ焼鈍の問題、
環境リサイクルの問題等を解決しつつ、顧客での黒化処
理工程を省略できるTVブラウン管用磁気シールド鋼板
およびその装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)すなわち本発明
は、重量比で、 C ≦0.01%、 Si≦2.0%、 P ≦0.4%、 Mn≦3.0%、 S ≦0.01%、 Al:0.001〜2.0%、 N ≦0.01%、 Ti≦0.01%、 V ≦0.01%、 Nb≦0.01%、 Cu:0.005〜0.4%、 Sn:0.001〜0.2%、 Ni:0.005〜0.2%、 Cr:0.004〜0.1%、 Mo≦0.1%、 Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率≧0.1、 残部Feおよび不可避的成分を含有し、板厚が0.1〜
0.4mmで、鋼板の平均結晶粒径が15〜100μmで
あり、Fe−Ni拡散層を有することを特徴とするTV
ブラウン管用磁気シールド鋼板であり、(2)重量比
で、 C ≦0.01%、 Si≦2.0%、 P ≦0.4%、 Mn≦3.0%、 S ≦0.01%、 Al:0.001〜2.0%、 N ≦0.01%、 Ti≦0.01%、 V ≦0.01%、 Nb≦0.01%、 Cu:0.005〜0.4%、 Sn:0.001〜0.2%、 Ni:0.005〜0.2%、 Cr:0.004〜0.1%、 Mo≦0.1%、 Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率≧0.1、 残部Feおよび不可避的成分を含有する板厚0.1〜
0.4mmの冷延板に対して、Niめっきを0.02〜
0.5μm厚みで施し、次いで、連続焼鈍して、鋼板の
平均結晶粒径を15〜100μmとすると共に、Niの
拡散処理を行い、連続焼鈍後調質圧延を施さないことを
特徴とするTVブラウン管用磁気シールド鋼板の製造方
法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容を詳述する。
本発明は以下の3つのポイントから成立する。すなわち
一点目は、トランプエレメントに対する作用・効果を明
確にして、スクラップ多量消費への道を切り開いたこと
である。二点目は、介在物のAl2 3 重量%の他の介
在物に対する割合が、保磁力を改善する上で非常に重要
であることを発見したことで、この介在物組成制御がス
クラップ多量消費には必須の技術である。三点目として
は、Niめっきの後に無酸化の焼鈍と調質圧延なしとす
ることにより、加工密着性に優れ、金型摩耗もなく、磁
気シールド性に優れた鋼板とすることを可能としたこと
である。
【0012】本発明の成分を限定した理由について述べ
る。まず、製品成分から記す。C量は、0.01%以下
とする。製品素材Cは、磁気時効劣化を防止する意味
で、0.01%以下である必要がある。Si量は、2.
0%以下とする。Siは鋼板の剛性を得るのに有効で焼
鈍時の鋼板破断やインナーシールド材のハンドリング時
の折れなどを防止するのに効果がある。しかし、あまり
多くなると、顧客での封着処理の黒化でSiO2 の選択
酸化によりFeの酸化膜が形成しづらくなり電子線の吸
収に問題が生じる。この限界が、2.0%Siである。
【0013】P量は、0.4%以下に限定する。Pも鋼
板剛性を高めるのに有効であるが、0.4%を超えると
偏析によって製造中に割れが発生し易くなるので問題で
ある。Mnも鋼板剛性を高めるが、あまり多くなると添
加コストの問題があるので3.0%以下とする。
【0014】S量は、0.01%以下とする。Sは、鋼
中に硫化物を析出させて、保磁力を劣化させる。。この
許容限界が0.01%である。Alは、0.001%〜
2.0%とする。Alも鋼板剛性を高めるのに有効であ
るが、あまり多くなると添加コストの問題があるので
2.0%以下とする。また、0.001%未満では、後
述のAl2 3 比率が確保されず保磁力が不満である。
【0015】N量は、0.01%以下とする。N量は
0.01%を超えると、鋼板表面にふくれ欠陥が生じる
ので0.01%以下が必要である。Ti量は、0.01
%以下とする。Tiは、炭化物や窒化物を形成して保磁
力を劣化させるので、0.01%以下でなければならな
い。
【0016】Vは、0.01%以下に制限する。Vも炭
化物や窒化物を形成して保磁力を劣化させるので、0.
01%以下でなければならない。Nbは、0.01%以
下に制限する。Nbも炭化物や窒化物を形成して保磁力
を劣化させるので、0.01%以下でなければならな
い。
【0017】Cuは、0.005〜0.4%とする。C
uは、例えば自動車の廃車スクラップ中の、モータ銅線
などから混入する元素で、従来の高炉銑主体の成分系で
は0.005%未満であったものである。Cuは、あま
り多くなると鋼板表層に濃化してブラウン管のなかで一
部蒸発し蛍光面と反応して色調を変える。この限界が
0.4%Cuである。Snは、0.001〜0.2%と
する。Snは、食缶用のブリキ屑などから混入するが、
従来は0.001%未満であった。Snも表層に濃化
し、電気メーカでの鋼板取り扱い中の耐指紋性を劣化さ
せる。この限界が、0.2%Snである。
【0018】Niは、0.005〜0.2%とする。N
iは、ステンレス鋼などから混入する。Niは、従来
0.005%未満であった。Niによる品質問題は見ら
れなかったが、添加コストの面から0.2%以下とす
る。Crは、0.004〜0.1%に制限する。Crも
ステンレス鋼などから混入する。Crは、従来0.00
4%未満であった。Crは増えても品質問題がないが、
添加コストの面から、0.1%以下とする必要がある。
【0019】Moは、0.1%以下とする。Moの量が
増えると保磁力が劣化する。この限度が、0.1%であ
る。Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+Si
2 )比率は、0.1以上とする。Al2 3 /(Al
2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率は、保磁力に
大きく影響して、この比率が低下すると保磁力が劣化す
る。このため、0.1以上が必要である。Al2 3
(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率を0.
1以下に制御するのに有効な手段としては、公知の方法
ではあるが、製鋼での真空脱ガス装置での脱炭後、成分
元素を添加する際に、Alで先行脱酸してから、他のM
n,Siなどの脱酸剤を添加する方法、並びにAl量と
して、0.001%以上添加することなどがある。
【0020】その他の元素として、無方向性電磁鋼板の
集合組織を改善するとして公知のSb,B,Biなどを
添加しても本発明の効果を損なうものでないが、添加コ
ストの問題からそれぞれ0.05%以下が好ましい。
【0021】上記元素を含む溶鋼を連続鋳造してスラブ
を造り、通常の熱間圧延を行う。この時、スラブ加熱温
度は、通常の950〜1200℃が好ましい。スラブ加
熱が高いとCu2 SやMnS,窒化物などが固溶して熱
延中に微細析出し、製品での保磁力を劣化させる。
【0022】熱間圧延したコイルを酸洗し、冷間圧延す
る。冷延後の仕上厚みは、磁気シールド鋼板に求められ
る0.1〜0.4mmである。
【0023】続くNiめっきについては、通常のめっき
条件で行う。Niめっき厚については、0.02〜0.
5μmに制限する。0.02μm未満では、耐錆性が劣
化する。一方、0.5μmを超えると、Niめっきライ
ンの生産性が劣化するので避ける。
【0024】次いで、焼鈍によりNiの拡散と鋼板の再
結晶および結晶粒成長を行わせる。焼鈍は、連続焼鈍で
実施することで、続く調質圧延またはレベラーによる形
状矯正を省略することができる。焼鈍の到達温度は、結
晶粒径を大きくして透磁率を改善するべく高いほうが好
ましい。到達温度の上限は制限しないが、炉の耐久性か
ら1100℃以下が好ましい。但し、γ相に入ると、冷
却時に変態歪みが入ることなどにより保磁力が劣化する
ため避けなければならない。焼鈍雰囲気は、N2
2 ,Arなどの非酸化性とする。鋼板の酸化を防止
し、打抜き金型の摩耗を防止するためである。結晶粒径
は、15〜100μmとする。15μm未満では、保磁
力が不満である。また、100μm超では、高温熟熱が
必要となるため、生産性の面から規制する。以下、実施
例について説明する。
【0025】
【実施例】
〔実施例1〕表1に示した化学成分を含む溶鋼を真空溶
解して鋼塊とし、これを1000℃で熱間圧延で2.3
mm厚のホットコイルを製造した。なお、Al2 3
(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率は、溶
鋼への合金添加順序、すなわち、Al添加をする時期
を、SiやMnで脱酸する前か後か、脱酸後のフリー酸
素量の制御によってコントロールした。次いで、熱延
後、酸洗してから0.15mmまで冷延した後、Niめっ
きを0.2μm厚実施してから、870℃×30秒均熱
の窒素中連続焼鈍を実施した。次いで、磁気特性測定用
としてエプスタイン試料(30mm×320mm)に切りだ
し、無方向性電磁鋼板と同様にして直流磁気特性をJI
S C 2550に準拠し、最大磁化力を10Oe(エル
ステッド)として保磁力を測定し、表1に示した結果を
得た。なお、Al2 3 比率の意味は、化学分析の重量
比Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+SiO
2 )である。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示す如く、本発明範囲成分の試料は
保磁力が1.2Oe以下の優れた磁性が得られた。また、
S,Al,Ti,V,Nb,Mo,Al2 3 比率など
が本発明範囲を外れる試料は、優れた保磁力を得ること
ができなかった。
【0028】〔実施例2〕重量%で、C:0.002
%、Si:1.85%、Mn:0.12%、P:0.0
2%、S:0.001%、Al:0.005%、N:
0.001%、Ti:0.001%、V:0.002
%、Nb:0.003%、Cu:0.05%、Sn:
0.026%、Ni:0.025%、Cr:0.03
%、Al2 3 比率=0.016、残部が実質的に鉄よ
りなるスラブを、1000℃で加熱し、熱延で3.0mm
厚のホットコイルを製造した。次いで酸洗後、0.30
mmに冷延してから、0.1μm厚のNiめっきを施し、
表2に示す温度条件で20秒均熱の水素5%+窒素95
%中連続焼鈍を実施して、鋼板断面での平均結晶粒径を
測定した。次いで、実施例1と同様にして磁気特性を測
定した。
【0029】
【表2】
【0030】表に示すように、本発明範囲の結晶粒径の
ものは、優れた保磁力を示したが、本発明範囲を外れる
ものは保磁力が不満であった。
【0031】
【発明の効果】本発明の技術は、打抜き金型摩耗の問
題、バッチ焼鈍の問題、環境リサイクルの問題を解決し
つつ、顧客での黒化処理工程を省略できる磁気シールド
鋼板を提供できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量比で、 C ≦0.01%、 Si≦2.0%、 P ≦0.4%、 Mn≦3.0%、 S ≦0.01%、 Al:0.001〜2.0%、 N ≦0.01%、 Ti≦0.01%、 V ≦0.01%、 Nb≦0.01%、 Cu:0.005〜0.4%、 Sn:0.001〜0.2%、 Ni:0.005〜0.2%、 Cr:0.004〜0.1%、 Mo≦0.1%、 Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率≧0.1、 残部Feおよび不可避的成分を含有し、板厚が0.1〜
    0.4mmで、鋼板の平均結晶粒径が15〜100μmで
    あり、Fe−Ni拡散層を有することを特徴とするTV
    ブラウン管用磁気シールド鋼板。
  2. 【請求項2】 重量比で、 C ≦0.01%、 Si≦2.0%、 P ≦0.4%、 Mn≦3.0%、 S ≦0.01%、 Al:0.001〜2.0%、 N ≦0.01%、 Ti≦0.01%、 V ≦0.01%、 Nb≦0.01%、 Cu:0.005〜0.4%、 Sn:0.001〜0.2%、 Ni:0.005〜0.2%、 Cr:0.004〜0.1%、 Mo≦0.1%、 Al2 3 /(Al2 3 +CaO+MnO+SiO2 )比率≧0.1、 残部Feおよび不可避的成分を含有する板厚0.1〜
    0.4mmの冷延板に対して、Niめっきを0.02〜
    0.5μm厚みで施し、次いで、連続焼鈍して、鋼板の
    平均結晶粒径を15〜100μmとすると共に、Niの
    拡散処理を行い、連続焼鈍後調質圧延を施さないことを
    特徴とするTVブラウン管用磁気シールド鋼板の製造方
    法。
JP25573697A 1997-09-19 1997-09-19 Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法 Pending JPH1192886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25573697A JPH1192886A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25573697A JPH1192886A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1192886A true JPH1192886A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17282926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25573697A Pending JPH1192886A (ja) 1997-09-19 1997-09-19 Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1192886A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055752A1 (fr) * 2001-01-15 2002-07-18 Toyo Kohan Co., Ltd. Materiau pour la grille d'ouverture d'un tube cathodique en couleurs, procede de production de ce dernier, grille d'ouverture et tube cathodique
EP1344439A1 (en) * 2000-12-19 2003-09-17 Posco A high strength steel plate having superior electric and magnetic shielding property, and method making the same
JP2012112015A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Jfe Steel Corp 無方向性電磁鋼板およびその製造方法
CN105838961A (zh) * 2016-04-20 2016-08-10 苏州市相城区明达复合材料厂 一种切削用耐磨金属刀片
WO2019057798A1 (de) * 2017-09-25 2019-03-28 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Monolithische eisenbasierte abschirmprodukte

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1344439A1 (en) * 2000-12-19 2003-09-17 Posco A high strength steel plate having superior electric and magnetic shielding property, and method making the same
EP1344439A4 (en) * 2000-12-19 2004-12-15 Posco HIGH STRENGTH STEEL PLATE HAVING SUPERIOR ELECTRICAL AND MAGNETIC PROTECTION PROPERTIES AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME
US6939623B2 (en) 2000-12-19 2005-09-06 Posco High strength steel plate having superior electromagnetic shielding and hot-dip galvanizing properties
WO2002055752A1 (fr) * 2001-01-15 2002-07-18 Toyo Kohan Co., Ltd. Materiau pour la grille d'ouverture d'un tube cathodique en couleurs, procede de production de ce dernier, grille d'ouverture et tube cathodique
JP2012112015A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Jfe Steel Corp 無方向性電磁鋼板およびその製造方法
CN105838961A (zh) * 2016-04-20 2016-08-10 苏州市相城区明达复合材料厂 一种切削用耐磨金属刀片
WO2019057798A1 (de) * 2017-09-25 2019-03-28 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Monolithische eisenbasierte abschirmprodukte

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950006091B1 (ko) 밀착성이 우수한 흑화피막을 지니는 tv브라운관용 인너실드재 및 그 제조방법
RU2109839C1 (ru) Холоднокатаный стальной лист для теневой маски и способ его изготовления
JPH1192886A (ja) Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法
JP3686502B2 (ja) Tvブラウン管マスクフレーム用冷延鋼板およびこの製造方法
JPH08295936A (ja) 表面性状と磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法
JPH1150149A (ja) シャドウマスクフレーム用冷延鋼板の製造方法
JP3233839B2 (ja) Tvブラウン管用磁気シールド材の製造方法
JPH11158548A (ja) Tvブラウン管シュリンクバンド用熱延鋼板およびその製造方法
JP3348398B2 (ja) Tvブラウン管シュリンクバンド用冷延鋼板
JP3775215B2 (ja) 磁気シールド材、磁気シールド材用鋼板とその製造方法
JP3275291B2 (ja) 高透磁率・高延性を有する磁気シールド材の製造方法
JP3599118B2 (ja) 磁気シールド材の製造方法
JPH0564698B2 (ja)
JPH10168551A (ja) Tvブラウン管用磁気シールド材およびその製造方法
JPS641531B2 (ja)
JPH08260051A (ja) 磁気シールド材の製造方法
JP3331402B2 (ja) 全周磁気特性の優れたセミプロセス無方向性電磁鋼板の製造方法
JPH10219409A (ja) 磁気シールド用インナーシールド材とその製造方法
JP2001123261A (ja) Tvブラウン管用磁気シールド鋼板およびその製造方法
KR100851162B1 (ko) 인너실드용 극박 냉연강판 제조방법
JP3457794B2 (ja) シャドウマスク素材の製造法
JP4185000B2 (ja) Tvブラウン管内部磁気シールド用鋼板の製造方法
JP4267486B2 (ja) Tvブラウン管内部磁気シールド用鋼板の製造方法
JP2002180214A (ja) カラー陰極線管磁気シールド用冷延鋼板およびその製造方法
JPH05234736A (ja) 磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050712