JPH1192750A - 帯電防止性組成物及び帯電防止性反射防止フィルム - Google Patents

帯電防止性組成物及び帯電防止性反射防止フィルム

Info

Publication number
JPH1192750A
JPH1192750A JP25514797A JP25514797A JPH1192750A JP H1192750 A JPH1192750 A JP H1192750A JP 25514797 A JP25514797 A JP 25514797A JP 25514797 A JP25514797 A JP 25514797A JP H1192750 A JPH1192750 A JP H1192750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antistatic
meth
acrylate
film
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25514797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3873397B2 (ja
Inventor
Tetsuya Ito
哲也 伊藤
Shinji Komatsu
慎司 小松
Yoshitaka Goto
義隆 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOF Corp filed Critical NOF Corp
Priority to JP25514797A priority Critical patent/JP3873397B2/ja
Publication of JPH1192750A publication Critical patent/JPH1192750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3873397B2 publication Critical patent/JP3873397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電防止性、耐湿性に優れ、反射防止性能を低
下させない屈折率1.5〜1.7の帯電防止材料及びこ
れを与える帯電防止性組成物、並びに帯電防止性、耐湿
性、反射防止性能、視認性に優れた帯電防止フィルム及
び帯電防止性反射防止フィルム。 【解決手段】粒径1〜100nmの五酸化アンチモン酸
亜鉛微粒子(A)と多官能(メタ)アクリレート(B) 【化1】 (X;C1〜20の直鎖/分岐のアルコール残基、C6
〜20の芳香環状若しくは脂肪族環状の炭化水素、又は
C1〜20のエーテル基、Q1,Q2;(メタ)アクリロ
イル基、R;H又はC1〜20のアルキル又はアシル
基、0≦p≦8、1≦n≦6、mは1≦m≦6)とを含
み、Aの割合がA+Bの20〜80重量%の帯電防止性
組成物;これを重合した帯電防止材料;透明基材上にこ
れを備える帯電防止フィルム;さらに反射防止層を備え
る帯電防止性反射防止フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐湿性に優れ、帯
電防止性能を持つ組成物、該組成物を重合した特定の屈
折率の帯電防止材料、特定の屈折率の透明基材上に該帯
電防止材料を備える帯電防止フィルム、及びこの上に反
射防止層を備える帯電防止性反射防止フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にCRT、LCD、プラズマディス
プレイ等の画像表示装置の表面は帯電しやすく、この静
電気によって表面にほこり等が付着し画面の視認性を悪
くするという問題点がある。また、太陽光や蛍光灯等の
外光が反射して映り込むために画面の視認性が悪くなる
という問題点もある。
【0003】これらの問題点を解決するために、従来よ
り透明基材上にイオン伝導性物質と樹脂成分からなる帯
電防止層を形成し、この上に金属酸化物等から成る反射
防止膜層をスパッタリング法等によりコーティングをす
ることが行われている。
【0004】また、特開平5−339306号公報で
は、1分子中にカルボキシル基と少なくとも2個以上の
アクリロイルオキシ基を有する(メタ)アクリレートオ
リゴマー及び/又は1分子中にカルボキシル基と少なく
とも1個以上のアクリロイルオキシ基を有する(メタ)
アクリレートオリゴマーを含有する光硬化性樹脂組成物
が示されており、その際に併用する帯電防止剤としてア
ルカリ金属、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩と
イミダゾリン型界面活性剤との併用が開示されている。
【0005】特開平5−341103号公報では、透明
基板上に電導性塗膜と有機ポリシロキサン系化合物を2
0重量%含有する液状組成物を用いてなる反射防止性を
有する物品が開示されている。
【0006】またさらに、特開平6−228500号公
報では、平均粒径1〜100nmで屈折率1.6以上で
ある超微粒子とシリコンアルコキシド加水分解物とを溶
媒に分散させてなる塗料で、前記シリコンアルコキシド
加水分解物の一部をジルコニウムアルコキシド又はチタ
ンアルコキシドに代えた帯電防止反射防止形成用塗料が
開示されている。
【0007】しかしながら、上記のような形態にすると
十分な帯電防止性能を得るためには、多くのイオン伝導
性物質の添加が必要となるため耐湿性が悪くなる欠点が
ある。
【0008】また、イオン伝導性物質の屈折率が高いた
め、帯電防止層と基板の屈折率差によって、干渉模様が
見られる。この結果、反射防止層の性能が悪くなり、画
面の視認性を悪くする欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、帯電防止性及び耐湿性に優れ、基材との屈折率差が
小さく反射防止性能を低下させない帯電防止材料を与え
る帯電防止性組成物を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、帯電防止性及び耐
湿性に優れ、反射防止性能を低下させない屈折率1.5
〜1.7の帯電防止材料を提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、帯電防止性、耐湿
性、反射防止性能及び視認性に優れた帯電防止フィルム
を提供することにある。
【0012】本発明の第4の目的は、帯電防止性、耐湿
性、反射防止性能及び視認性に優れた帯電防止性反射防
止フィルムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
点に取り組み、鋭意検討した結果、特定の微粒子と多官
能(メタ)アクリレートの特定とを特定の割合で含有す
る組成物が問題点を改善することを見いだし、本発明を
完成した。
【0014】即ち、本発明によれば、A成分として、平
均粒径が1〜100nmの五酸化アンチモン酸亜鉛微粒
子とB成分として、下記一般式(1)
【0015】
【化1】
【0016】(ただし、Xは炭素数1〜20の直鎖又は
分岐鎖のアルコール残基、炭素数6〜20の芳香環状若
しくは脂肪族環状の炭化水素、又は炭素数1〜20のエ
ーテル基を表し、Q1及びQ2は、同一又は異なる基であ
ってアクリロイル基又はメタアクリロイル基を表し、R
は水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基若しくはア
シル基を表し、pは0≦p≦8を満たす整数であり、n
は1≦n≦6を満たす整数であり、mは1≦m≦6を満
たす整数である)で示される多官能(メタ)アクリレー
トとを含有し、前記A成分の含有割合が前記A成分と前
記B成分との合計に対して20〜80重量%である帯電
防止性組成物が提供される。
【0017】また、本発明によれば、前記帯電防止性組
成物を重合してなる屈折率1.5〜1.7の帯電防止材
料が提供される。
【0018】さらに、本発明によれば、屈折率1.47
〜1.67の透明基材上に前記帯電防止性材料の層を備
える帯電防止フィルムが提供される。
【0019】さらに、本発明によれば、前記帯電防止フ
ィルムの帯電防止性材料の層上に、さらに反射防止層を
備える帯電防止性反射防止フィルムが提供される。
【0020】
【発明の実施形態】本発明の帯電防止性組成物は、A成
分として五酸化アンチモン酸亜鉛微粒子を含有する。
【0021】前記五酸化アンチモン酸亜鉛微粒子の平均
粒径は、1〜100nmであり、好ましくは、10〜5
0nmである。この平均粒径が1nmより小さいと、導
電性が低下し、かつ、凝集しやすくなる。また、平均粒
径が100nmを越えるとレイリー散乱によって透過光
が著しく散乱され、白く見えるようになり透明度が低下
する。前記五酸化アンチモン酸亜鉛微粒子としては、日
産化学社製、商品名「セルナックス」(30重量%メタ
ノール分散溶液、平均粒径10〜15nm)等の市販の
もの等が挙げられる。
【0022】本発明の帯電防止性組成物は、B成分とし
て前記一般式(1)で示される多官能(メタ)アクリレ
ートを含有する。
【0023】前記一般式(1)中、Xは炭素数1〜20
の直鎖又は分岐鎖のアルコール残基、炭素数6〜20の
芳香環状若しくは脂肪族環状の炭化水素、又は炭素数1
〜20のエーテル基を表し、Q1及びQ2は、同一又は異
なる基であってアクリロイル基又はメタアクリロイル基
を表し、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基
若しくはアシル基を表す。またpは0≦p≦8を満たす
整数であり、nは1≦n≦6を満たす整数であり、mは
1≦m≦6を満たす整数である。
【0024】B成分の多官能(メタ)アクリレートの具
体例としては、例えば、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)ア
クリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)
アクリレート、ジトリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレート、ジトリメチロールプロパンジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレ
ート、1,1,1−トリス(アクリロイルオキシプロピ
ルオキシメチル)プロパン、2,2−ビス(4−アクリ
ロイルオキシエトキシエトキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−アクリロイルオキシエトキシエトキ
シシクロヘキシル)プロパン、ビス(4−アクリロイル
オキシエトキシエトキシフェニル)メタン、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、水添ジシクロペ
ンタジエニルジ(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロ
キシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレー
ト、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ
(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、イソボルニルジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポ
リテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート等
を好ましく挙げることができる。特に好ましくは、ジペ
ンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチ
ロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、1,4−ブ
タンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート等を挙げることができ
る。また、前記の化合物の遊離の水酸基を一部エステル
化したものも挙げることができる。
【0025】本発明の帯電防止性組成物において、A成
分の含有割合は、A成分とB成分との合計に対して20
〜80重量%である。A成分が20重量%より少ないと
帯電防止効果が十分に発揮できなくなり、A成分が80
重量%より多いと塗膜の強度が十分でなくなる。
【0026】本発明の帯電防止性組成物を、屈折率が
1.47〜1.57である基材の帯電防止材料の原材料
として用いる場合は、A成分の含有割合がA成分とB成
分との合計に対して20〜50重量%であることが好ま
しい。A成分が20重量%より少ない場合には、十分な
帯電防止効果が得られず、50重量%より多い場合に
は、基板との屈折率差が大きくなり、干渉模様が見られ
るようになるので好ましくない。また、屈折率が1.5
7〜1.67である基材の帯電防止材料の原材料として
用いる場合は、A成分の含有割合がA成分とB成分との
合計に対して50〜80重量%であることが好ましい。
A成分が50重量%より少ない場合には、基板との屈折
率差が大きくなり、干渉模様が見られるようになり、8
0重量%より多い場合には、塗膜中の架橋成分が少なく
なりすぎるため耐湿性が悪くなるので好ましくない。
【0027】ここでいう干渉模様とは、透明基板上に塗
膜を形成したフィルムの反射光で虹色に見える模様のこ
とをいう。また、この干渉模様は、反射スペクトルで
は、山と谷が連続した波形で表される。その強度は、山
と谷の差(フリンジ幅)が大きい程強く見られ、逆に小
さい程弱い。
【0028】本発明の帯電防止性組成物は、前記A成分
及びB成分の他に、必要に応じて他の単官能(メタ)ア
クリレートを本発明の所望の効果を損ねない範囲で含有
しても良い。他の単官能(メタ)アクリレートの具体例
としては、イソアミル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシジ
エチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシト
リエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシ
ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、フェノ
キシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフ
ルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アク
リレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルコハ
ク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルフタル
酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒド
ロキシエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチルヘキサヒドロフタル酸、2−(メタ)アクリロ
イルオキシエチルアシッドフォスフェート等が挙げられ
る。本発明の帯電防止性組成物中の、前記他の単官能
(メタ)アクリレートの含有割合は、B成分の多官能
(メタ)アクリレートに対して50重量%以下、より好
ましくは30重量%以下であることが好ましい。
【0029】本発明の帯電防止材料は、前記帯電防止性
組成物を重合してなる屈折率1.5〜1.7の材料であ
る。
【0030】前記重合は、(イ)加熱による重合、及び
(ロ)紫外線、電子線又は放射線等の活性エネルギー線
の照射による重合を含む。
【0031】加熱による重合あるいは紫外線照射による
重合の際には適宜、重合開始剤を前記帯電防止性組成物
に加えて重合硬化することができる。
【0032】前記重合開始剤としては、例えば、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボ
ニトリル、アゾビスバレロニトリル等のアゾ系のラジカ
ル重合開始剤;過酸化ベンゾイル、t−ブチルヒドロパ
ーオキシド、クメンパーオキシド、ジアシルパーオキシ
ド等の有機過酸化物系のラジカル重合開始剤を用いるこ
とができ、更に光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベ
ンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、
ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン系化合
物;ベンジル、ベンゾフェノン、アセトフェノン、ミヒ
ラーズケトン等のカルボニル化合物、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾジベンゾイル等のアゾ化合物;α−ジ
ケトンと三級アミンとの混合物等が使用できる。前記重
合開始剤を用いる場合の使用量は、B成分100重量部
に対して0.01〜20重量部が好ましい。
【0033】前記重合の具体的な方法は、例えば前記帯
電防止性組成物に必要に応じて重合開始剤とイソプロピ
ルアルコール又はトルエン等の溶媒等を添加混合した
後、通常行われる塗布方法で基材上への塗布等を行い、
前記溶媒を一部揮発させた後重合させることができる。
【0034】本発明の帯電防止フィルムは、屈折率1.
47〜1.67の透明基材上に前記帯電防止材料の層を
備える。
【0035】前記透明基材としては、屈折率が1.47
〜1.67で透明であれば特に限定されないが、PET
(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、ポリカーボ
ネートフィルム、TAC(トリアセチルセルロース)フ
ィルム、アクリルフィルム等を用いることができる。
【0036】前記帯電防止材料の層の厚さは、特に限定
されないが、乾燥膜厚として1〜10μmであることが
好ましい。また、前記透明基材の厚さは、特に限定され
ず所望の厚さとすることができる。本発明の帯電防止フ
ィルムは、基材及び帯電防止材の厚さにより、フィルム
状であってもよく、また可撓性の少ない板状であっても
よい。
【0037】本発明の帯電防止フィルムは、前記透明基
材及び前記帯電防止材料の層に加え、他の層を有してい
てもよい。前記他の層としては、具体的には後述する反
射防止層等を挙げることができる。
【0038】本発明の帯電防止フィルムは、屈折率1.
47〜1.67の前記透明基板上に、前記帯電防止性組
成物を乾燥膜厚が1〜10μmになるように塗布し、乾
燥後、加熱硬化法、若しくは紫外線、電子線又は放射線
等、活性エネルギー線の照射等の方法により重合硬化を
行うことにより製造することができる。
【0039】前記塗布の方法としては、通常公知の方
法、例えば、ロールコート法、グラビアコート法、ディ
ップコート法、スピンコート法等により行うことができ
る。
【0040】本発明の帯電防止性反射防止フィルムは、
前記帯電防止フィルムの帯電防止材料の層上に、さらに
反射防止層を備える。
【0041】前記反射防止層としては、無機物によるも
の、有機物によるもの等の従来公知のものを用いること
ができる。前記無機物としては、酸化チタン、フッ化マ
グネシウム、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、フ
ッ化セリウム、酸化セリウム、フッ化ランタン等の無機
酸化物等の層を挙げることができる。また前記有機物と
しては、フッ素系化合物、シラン化合物等の層を挙げる
ことができる。
【0042】前記反射防止層の膜厚は光学設計により異
なるが、反射率の最低値が、通常420〜720nm、
より好ましくは520〜620nmとなるように設定す
るのが望ましい。
【0043】前記反射防止層の形成方法は特に限定され
ないが、例えば、無機物による反射防止層の場合、前記
各種の無機酸化物等をスパッタ法等により帯電防止フィ
ルム上に形成することができる。また、有機物による反
射防止層の場合、前記各種の化合物等を所望の膜厚とな
るよう塗布、乾燥後そのまま用いるかあるいは加熱硬化
法、若しくは紫外線、電子線又は放射線等、活性エネル
ギー線の照射等の方法により固化することで形成するこ
とができる。前記反射防止層は、このような方法等で形
成された層の1層のみからなってもよく、これらの方法
等を組み合わせて形成された2層以上の層を含んでもよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明の帯電防止性組成物は、特定の五
酸化アンチモン酸亜鉛微粒子と特定の多官能(メタ)ア
クリレートとを特定の割合で含むことにより、これらを
重合してなる本発明の帯電防止材料は、基材との屈折率
差を少なくする事ができるため、フリンジ幅を小さくす
る事ができ、干渉模様を少なくすることができ、かつ帯
電防止性及び耐湿性に優れる。
【0045】本発明の帯電防止フィルムは、前記帯電防
止材料の層を備えるので、帯電防止性、耐湿性、反射防
止性能及び視認性に優れ、画像表示装置等の表面等に使
用する帯電防止フィルム等として有用である。
【0046】また、本発明の帯電防止性反射防止フィル
ムは、前記帯電防止フィルムの帯電防止性材料の層上
に、さらに反射防止層を備えるので、帯電防止性、耐湿
性、反射防止性能及び視認性に優れ、画像表示装置等の
表面等に使用する帯電防止性反射防止フィルム等として
有用である。
【0047】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明は、これらに限定されるもの
ではない。
【0048】実施例1 1リットルのガラス製容器に「セルナックス CX−Z
200M改2」(日産化学社製、商品名、五酸化アンチ
モン亜鉛超微粒子30重量%:メタノール70重量%)
233gを秤取り、かき混ぜ機でかき混ぜながら、多官
能アクリレートとして、ペンタエリスリトールトリアク
リレート(以下「PE−3A」と略す)30gと硬化開
始剤「イルガキュア184」(チバガイギー社製、商品
名)(以下「I184」と略す)4gを添加し帯電防止
性組成物を得た。
【0049】次いでマイクログラビアコーター(康井精
機社製)を用いて厚さ100μmのPET基材上に乾燥
膜厚が4μmとなるように塗布した。乾燥後、紫外線照
射器(岩崎電気社製)により800mJ/cm2の紫外
線を照射し硬化を行って帯電防止フィルムを作製した。
作製した帯電防止性組成物及び帯電防止フィルムの
(イ)屈折率、(ロ)フリンジ幅、(ハ)表面抵抗値、
及び(ニ)耐湿性について、下記に示す手順で評価を行
った。結果を表1及び図1に示す。
【0050】(イ)屈折率 帯電防止性組成物を乾燥後の厚さが100μmになるよ
うにガラス上に塗布し、紫外線照射器により800mJ
/cm2の紫外線を照射し硬化を行い、得られた膜をガ
ラスから剥離し、アッベ屈折率計(アタゴ株式会社製)
を用いて25℃での屈折率を計測した。
【0051】(ロ)フリンジ幅 5°正反射測定装置を備えた分光光度計(日本分光社
製、商品名「U−best50」)により得られた帯電
防止フィルムの反射スペクトルを測定した。このスペク
トルデータから反射率の最大値と最小値の差の絶対値を
フリンジの幅とした。
【0052】(ハ)表面抵抗値 得られた帯電防止フィルムを10×10cmの大きさに
切り出し、極超絶縁計(東亜電波工業株式会社製、商品
名「SM−8210」)により室温25℃湿度50%に
調整された部屋の中で90時間放置し、その後表面抵抗
値を測定した。
【0053】(ニ)耐湿性 温度60℃、湿度90%に保たれた恒温恒湿糟(タバイ
エスペック株式会社製、商品名「Platinous
PR−1SP」)の中に得られた帯電防止フィルムを1
00時間入れた後、碁盤目剥離試験をJIS K 54
00に従って行った。評価は、JIS K 5400に
記載の評価基準に基づき評価した。
【0054】実施例2,3及び比較例1,2 表1に示した配合組成を用いた以外は、実施例1と同様
にして帯電防止性組成物を得た。
【0055】また、得られた帯電防止性組成物を、それ
ぞれ実施例1と同様にして表1に示した基材の上に塗布
して乾燥、重合して、帯電防止フィルムを得た。得られ
た帯電防止性組成物及び帯電防止フィルムの(イ)屈折
率、(ロ)フリンジ幅、(ハ)表面抵抗値、及び(ニ)
耐湿性について、実施例1と同様に評価した。結果を表
1と図2,3,4及び5に示す。
【0056】比較例3 PE−3A 60gに、帯電防止剤としてアクリル酸エ
チルトリメチルアンモニウムクロライド(以下「DMA
EA−Q」と略す)40gと、硬化開始剤としてI18
4 4gとを、固形分の配合比が表1のようになるよう
に混合し単量体組成物を調整した。この組成物100重
量部に溶媒としてイソプロピルアルコール40重量部を
混合して塗液を調整した。次いでマイクログラビアコー
ターを用いてPETの上に乾燥膜厚が4μmとなるよう
に塗布した。乾燥後、紫外線照射器(岩崎電気社製)に
より800mJ/cm2の紫外線を照射し硬化を行って
帯電防止フィルムを作製した。作製した組成物及び帯電
防止フィルムの(イ)屈折率、(ロ)フリンジ幅、
(ハ)表面抵抗値、及び(ニ)耐湿性について、実施例
1と同様に評価した。結果を表1と図6に示す。
【0057】実施例4 実施例1で作製した帯電防止フィルムを真空蒸着装置内
にセットし、真空度を10~7Torrまで排気した後、
酸素ガスを10~4Torrになるまで真空室へ導入し
て、電子線ビーム蒸発源によりフッ化マグネシウムを蒸
発させて、膜厚0.25λ(λ=550nm)になるま
で蒸着を行い反射防止層を形成し、帯電防止性反射防止
フィルムを作製した。
【0058】作製した帯電防止性反射防止フィルムの
(ホ)反射スペクトルと(ヘ)視感平均反射率につい
て、下記に示す手順で評価を行った。結果を表2及び図
7に示す。
【0059】(ホ)反射スペクトル 5°正反射測定装置を備えた分光光度計(日本分光社
製、商品名「U−best50」)により反射スペクト
ルを測定した。但し、塗布面を測定面とし裏面は反射を
遮るためにサンドペーパーで荒らして測定した。
【0060】(ヘ)視感平均反射率 JIS Z 8701に基づき視感平均反射率を求め
た。
【0061】実施例5 ジアクリル酸−2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,9−ヘプタデカフルオロ
ノニルエチレングリコール(以下「OPDA」と略す)
10重量部、ポリ(アクリル酸−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,1
0−ヘプタデカフルオロデシル)(以下「PF17A」
と略す)1重量部、トリフルオロメチルベンゼン80重
量部を混合して反射防止層塗液を調整した。次いでマイ
クログラビアコーターを用いて実施例3で作製した帯電
防止フィルムに乾燥膜厚が0.25λ(λ=550n
m)になるように塗布し、電子線照射器(岩崎電気社
製)により加速電圧175kV、ビーム電流5mAで吸
収線量30Mradの電子線を照射し、硬化を行って反
射防止層を形成し、帯電防止性反射防止フィルムを作製
した。
【0062】作製した帯電防止性反射防止フィルムの
(ホ)反射スペクトルと(ヘ)視感平均反射率につい
て、実施例4と同様に評価を行った。結果を表2及び図
8に示す。
【0063】比較例4 基材として比較例1で作製した帯電防止フィルムを用い
た以外は、実施例4と同様にして帯電防止性反射防止フ
ィルムを得た。
【0064】作製した帯電防止性反射防止フィルムの
(ホ)反射スペクトルと(ヘ)視感平均反射率につい
て、実施例4と同様に評価を行った。結果を表2及び図
9に示す。
【0065】比較例5 基材として比較例2で作製した帯電防止フィルムを用い
た以外は、実施例5と同様にして帯電防止性反射防止フ
ィルムを得た。
【0066】作製した帯電防止性反射防止フィルムの
(ホ)反射スペクトルと(ヘ)視感平均反射率につい
て、実施例4と同様に評価を行った。結果を表2及び図
10に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】以上の結果より、本発明の実施例1〜3の
フィルムは、比較例1〜3に比べて帯電防止性、耐湿性
が優れており、かつフリンジ幅の小さいことが分かる。
【0070】また、上部に反射防止膜を形成させた実施
例4及び5は、比較例4及び5に比べて視感平均反射率
が低く、反射防止性能が優れていることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の反射スペクトルを示す。
【図2】実施例2の反射スペクトルを示す。
【図3】実施例3の反射スペクトルを示す。
【図4】比較例1の反射スペクトルを示す。
【図5】比較例2の反射スペクトルを示す。
【図6】比較例3の反射スペクトルを示す。
【図7】実施例4の反射スペクトルを示す。
【図8】実施例5の反射スペクトルを示す。
【図9】比較例4の反射スペクトルを示す。
【図10】比較例5の反射スペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/00 318 G09F 9/00 318A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A成分として、平均粒径が1〜100n
    mの五酸化アンチモン酸亜鉛微粒子とB成分として、下
    記一般式(1) 【化1】 (ただし、Xは炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖のアル
    コール残基、炭素数6〜20の芳香環状若しくは脂肪族
    環状の炭化水素、又は炭素数1〜20のエーテル基を表
    し、Q1及びQ2は、同一又は異なる基であってアクリロ
    イル基又はメタアクリロイル基を表し、Rは水素原子又
    は炭素数1〜20のアルキル基若しくはアシル基を表
    し、pは0≦p≦8を満たす整数であり、nは1≦n≦
    6を満たす整数であり、mは1≦m≦6を満たす整数で
    ある)で示される多官能(メタ)アクリレートとを含有
    し、前記A成分の含有割合が前記A成分と前記B成分と
    の合計に対して20〜80重量%である帯電防止性組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の帯電防止性組成物を重合
    してなる屈折率1.5〜1.7の帯電防止材料。
  3. 【請求項3】 屈折率1.47〜1.67の透明基材上
    に請求項2記載の帯電防止性材料の層を備える帯電防止
    フィルム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の帯電防止フィルムの帯電
    防止性材料の層上に、さらに反射防止層を備える帯電防
    止性反射防止フィルム。
JP25514797A 1997-09-19 1997-09-19 画像表示装置用帯電防止性反射防止フィルム Expired - Lifetime JP3873397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25514797A JP3873397B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 画像表示装置用帯電防止性反射防止フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25514797A JP3873397B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 画像表示装置用帯電防止性反射防止フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1192750A true JPH1192750A (ja) 1999-04-06
JP3873397B2 JP3873397B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=17274741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25514797A Expired - Lifetime JP3873397B2 (ja) 1997-09-19 1997-09-19 画像表示装置用帯電防止性反射防止フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3873397B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001310912A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Jsr Corp 帯電防止用硬化性組成物、硬化膜及び帯電防止性反射防止積層体
WO2003083524A1 (fr) 2002-03-29 2003-10-09 Toray Industries, Inc. Film stratifie, filtre pour afficheur, et afficheur correspondant
JP2006076292A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Mitsubishi Polyester Film Copp 積層ポリエステルフィルム
JP2006199912A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Jsr Corp 導電性粒子を含有する硬化性組成物、その硬化物及び積層体
JP2007023107A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Asahi Kasei Corp 帯電防止ハードコート及び帯電防止ハードコート用塗布組成物
WO2012133341A1 (ja) 2011-03-28 2012-10-04 凸版印刷株式会社 反射防止フィルム及びその製造方法
WO2012133339A1 (ja) 2011-03-29 2012-10-04 凸版印刷株式会社 反射防止フィルム及び偏光板
US8330914B2 (en) 2009-01-06 2012-12-11 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US8446673B2 (en) 2009-02-17 2013-05-21 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film having an antistatic hard coat and low refractive index layers and manufacturing method thereof
US8570474B2 (en) 2008-09-30 2013-10-29 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US8730441B2 (en) 2009-12-18 2014-05-20 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US9285512B2 (en) 2009-11-12 2016-03-15 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US9310526B2 (en) 2010-01-22 2016-04-12 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film having layers with a binder matrix
US10048406B2 (en) 2009-03-09 2018-08-14 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film, manufacturing method thereof, polarizing plate and transmission type LCD

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001310912A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Jsr Corp 帯電防止用硬化性組成物、硬化膜及び帯電防止性反射防止積層体
WO2003083524A1 (fr) 2002-03-29 2003-10-09 Toray Industries, Inc. Film stratifie, filtre pour afficheur, et afficheur correspondant
JP2006076292A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Mitsubishi Polyester Film Copp 積層ポリエステルフィルム
JP4692819B2 (ja) * 2004-08-13 2011-06-01 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム
JP2006199912A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Jsr Corp 導電性粒子を含有する硬化性組成物、その硬化物及び積層体
JP2007023107A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Asahi Kasei Corp 帯電防止ハードコート及び帯電防止ハードコート用塗布組成物
US8570474B2 (en) 2008-09-30 2013-10-29 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US8330914B2 (en) 2009-01-06 2012-12-11 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US8446673B2 (en) 2009-02-17 2013-05-21 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film having an antistatic hard coat and low refractive index layers and manufacturing method thereof
US10048406B2 (en) 2009-03-09 2018-08-14 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film, manufacturing method thereof, polarizing plate and transmission type LCD
US9285512B2 (en) 2009-11-12 2016-03-15 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US8730441B2 (en) 2009-12-18 2014-05-20 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film
US9310526B2 (en) 2010-01-22 2016-04-12 Toppan Printing Co., Ltd. Anti-reflection film having layers with a binder matrix
WO2012133341A1 (ja) 2011-03-28 2012-10-04 凸版印刷株式会社 反射防止フィルム及びその製造方法
EP2902818A1 (en) 2011-03-28 2015-08-05 Toppan Printing Co., Ltd. Antireflection film and method of producing same
US10620345B2 (en) 2011-03-28 2020-04-14 Toppan Printing Co., Ltd. Antireflection film and method of producing same
WO2012133339A1 (ja) 2011-03-29 2012-10-04 凸版印刷株式会社 反射防止フィルム及び偏光板
US9250361B2 (en) 2011-03-29 2016-02-02 Toppan Printing Co., Ltd. Antireflection film and polarizing plate

Also Published As

Publication number Publication date
JP3873397B2 (ja) 2007-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6164785A (en) Antiglaring film
JP6825825B2 (ja) 積層薄膜、及び積層薄膜の製造方法
TWI301096B (en) Anti glare hard coat film
JP4135232B2 (ja) ハードコートフィルムもしくはシート
JP3873397B2 (ja) 画像表示装置用帯電防止性反射防止フィルム
KR20050031919A (ko) 하드코팅층의 활성(滑性)을 개선한 적층체
JP4069499B2 (ja) ハードコートフィルムもしくはシート
TWI389798B (zh) 抗反射薄膜
CN101224647B (zh) 硬涂膜
JP6787673B2 (ja) 反射防止フィルム、及び反射防止フィルムの製造方法
CN112442205B (zh) 层叠薄膜
JP2004284158A (ja) ハードコートフィルム
JP3453219B2 (ja) 透明ハードコートフィルム
JP2007233320A (ja) 防眩フィルム
KR101031817B1 (ko) 방현성 필름
JP2000167999A (ja) 放射線硬化型樹脂組成物の硬化被膜層を有するフィルム
US6004484A (en) Acrylate polymer abrasion and static resistant coating
JP2001264507A (ja) 減反射材、製造方法および用途
JP3724132B2 (ja) 無機化合物微粒子含有含フッ素単量体組成物及び減反射フィルム
JPH036265A (ja) コーティング組成物
JP2009066757A (ja) 防眩フィルム
JPH10259328A (ja) 導電性透明フィルム又はシートの製造方法
JP2002060526A (ja) ハードコートフイルム及び機能性膜付きハードコートフイルム
JP2008062538A (ja) 防眩フィルム
JP2009091477A (ja) 透明架橋フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term