JPH1192203A - 水硬性硬化体の製造方法 - Google Patents

水硬性硬化体の製造方法

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JPH1192203A
JPH1192203A JP16460798A JP16460798A JPH1192203A JP H1192203 A JPH1192203 A JP H1192203A JP 16460798 A JP16460798 A JP 16460798A JP 16460798 A JP16460798 A JP 16460798A JP H1192203 A JPH1192203 A JP H1192203A
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fiber
pva
treatment
strength
curing treatment
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JP16460798A
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Mitsuo Mayahara
光郎 馬屋原
Yoshinori Hitomi
祥徳 人見
Hirofumi Sano
洋文 佐野
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法安定性及び機械的強度に優れた水硬性成
形物を提供する。 【解決手段】 少なくとも炭素数6以上の脂肪族ジアル
デヒドのアセタール化合物により架橋された特定のPV
A系繊維と水硬性物質を含む混合物を40〜100℃の
温度条件下で養生処理を施した後、130〜180℃で
オ−トクレ−ブ養生処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寸法安定性及び機
械的強度に優れた繊維補強水硬性硬化体の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコ−ル(PVA)系繊維
は、汎用繊維の中で最も高強力高弾性率を有し、かつ接
着性や耐アルカリ性が良好なため、特に石綿代替のセメ
ント補強材として脚光を浴びている。しかしながらPV
A系繊維は耐熱水性(耐湿熱性とも称す)に乏しく、セ
メント製品を高温条件下でオートクレーブ養生すること
が困難である。現在セメント製品の補強繊維としてPV
A系繊維が用いられた場合には、やむなく室温又は低温
加熱条件でのオートクレーブ養生に頼っており、セメン
ト製品の寸法安定性や強度が十分でなく、かつ養生日数
が長くなるという問題がある。
【0003】以上のことから、PVA系繊維の耐熱水性
を高める方法が種々検討されている。たとえば、ジアル
デヒド化合物(炭素数が6以下の脂肪族ジアルデヒド化
合物や芳香族系のジアルデヒド化合物)を紡糸原糸に付
与し、高倍率に乾熱延伸したあと酸処理により繊維内部
に架橋を生じさせる方法(特開平5−163609号公
報)、乾熱延伸したPVA繊維に上記ジアルデヒド化合
物を繊維内部まで浸透させたのち、モノアルデヒドと架
橋触媒を含有する浴に浸漬して架橋反応を起こさせる方
法(特開平5−263311号公報)等が提案されてい
る。特に特開平9−132816号公報に記載の方法に
よれば、極めて高度の耐湿熱性を有しかつ強度の高いP
VA系繊維が得られ、該繊維を用いることによってオ−
トクレ−ブ養生処理を施して高性能の水硬性硬化体が製
造できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
一層優れた寸法安定性及び機械的強度等を有する水硬性
硬化体の効率的な製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部架橋指数
(CI)が75以上のポリビニルアルコ−ル系繊維及び
水硬性物質を含む混合物を、曲げ強度が35〜70kg
/cm2 となるように60〜100℃の温度条件下で養
生処理(初期養生処理)を施した後、130〜180℃
の温度条件下でオ−トクレ−ブ養生処理を施す水硬性硬
化体の製造方法に関する。
【0006】
【本発明の具体的形態】本発明においては内部架橋指数
(CI)が75以上、好ましくは80以上、特に85以
上のPVA系繊維を用いる必要がある。CIが低すぎる
と60℃以上で初期養生を施したり高温でオ−トクレ−
ブ養生を施すと、繊維の強度が著しく劣化するために所
望の硬化体が得られない。なお本発明にいう内部架橋指
数とは、ポリマ−鎖間に設けられた架橋構造(分子間架
橋)が繊維内部まで十分に形成されている程度を示す指
標であり、CIが高い程、分子間架橋が十分に形成され
ており耐湿熱性(耐オ−トクレ−ブ性)に優れているこ
ととなる。
【0007】水硬性材料にかかるPVA系繊維を添加す
ることによって、オ−トクレ−ブ養生を施し繊維補強硬
化体を得ることができるが、本発明者等は、鋭意研究の
結果、130〜180℃でオ−トクレ−ブ養生処理を施
す前に、曲げ強度が35〜70kg/cm2 となるまで
60〜100℃の温度条件下で養生処理(初期養生処
理)を施すことによって、オ−トクレ−ブ処理を短時間
に完了することが可能となり、さらに硬化体の寸法安定
性及び機械的性能等を顕著に改善できることを見出だし
た。CIが75以上の繊維を使用すると、60〜100
℃で初期養生処理を施すことが可能となり、繊維が大き
く収縮しない条件下で水硬性材料が早期に硬化して繊維
が拘束される。従って、次に繊維がフリ−な状態であれ
ば収縮したり分子配向が乱れて強度低下が生じるような
温度条件下でオ−トクレ−ブ養生処理を施しても、水硬
性材料により繊維が拘束されているため、繊維が収縮し
たり分子配向が乱れて強度低下が生じる等の問題が抑制
され、その結果、繊維の収縮により成形体が変形する等
という問題が回避でき、寸法安定性及び機械的性能に優
れた水硬性成形物が得られる。
【0008】初期養生処理は、水硬性材料が硬化すると
同時に、繊維の収縮が起こりにくいまたは収縮応力が小
さい60〜100℃、好ましくは65〜90℃の温度条
件下で行う。かかる温度で初期養生をおこない、次いで
オ−トクレ−ブ養生処理を行うことによって曲げ強度、
たわみ、寸法安定性等の諸性能に優れた硬化体が得られ
る。なお特開平5−194009号公報には50℃で初
期養生処理を施すことが開示されているが、CIの低い
PVA系繊維を用いているために60℃以上で初期養生
処理を行うと繊維が固定される前に収縮したり強度低下
する問題があり、従って、50℃程度の比較的低温で長
時間の初期養生処理を行って繊維を拘束する必要があ
る。本発明においてはCIの高い繊維を用いているため
に60℃以上で初期養生処理を行うことが可能であり、
高温で初期養生処理を行うために水硬性物質の硬化がは
やく、また繊維が水硬性材料によって短時間の間に固定
されるため、オ−トクレ−ブ処理を施した場合に顕著な
効果が得られる。
【0009】また該混合物が35〜70kg/cm2
好ましくは40〜60kg/cm2になるまで養生処理
を行う必要がある。初期養生が不十分である場合(混合
物の強度が35kg/cm2 未満の場合)には、繊維と
マトリックスが十分に固定されていないため、オ−トク
レ−ブ処理により繊維が収縮して硬化体の寸法安定性等
の改善が不十分となる。逆に初期養生処理が過度になる
と(混合物の強度が70kg/cm2 をこえる場合)、
得られる成形品の機械的性能は高くなるが、あまり時間
を長くするとオ−トクレ−ブ処理による寸法安定性の向
上、さらに養生時間が短縮できるという工程上の利点が
小さくなるため好ましくない。好適な曲げ強度になるま
でに必要な初期養生処理時間は、繊維の種類、添加量、
初期養生処理の温度、配合等によって変化する。コスト
的には、初期養生処理を迅速に完了させるのが好まし
い。
【0010】またオ−トクレ−ブ処理は130〜180
℃、特に140〜175℃、さらに150〜165℃で
2〜15時間行うのが好ましい。本発明においてはCI
の高い繊維を用い、かつ比較的高温で初期養生処理を行
っているため高温でオ−トクレ−ブ養生処理を行うこと
が可能である。オ−トクレ−ブ処理温度を高めたり、オ
−トクレ−ブ温度の昇温速度をはやくするほど成形物の
変形は大きくなるが、本発明においては初期養生処理を
行って繊維を拘束しているため、オ−トクレ−ブ処理に
よる変形を抑制できる。オートクレーブ処理は機械的性
能、特に強度呼び寸法安定性の向上への期待が大きい
が、逆にオートクレーブ処理によって得られる成形品は
脆くなり耐衝撃性が低下しやすい問題がある。しかしな
がら、本発明においては特定の条件を採用しているため
に諸性能に優れた成形品を得ることができ、特に150
〜165℃でオートクレーブ処理を行った場合には諸性
能、特に衝撃強度に優れた成形品が得られる。150〜
165℃でオ−トクレ−ブ処理を行う場合には成形物強
度及び寸法安定性の点から処理時間を5〜10時間とす
るのが好ましい。本発明における初期養生処理とオ−ト
クレ−ブ養生処理は明確に区別されるべきものであり、
初期養生処理後に一旦加熱処理を中止した後、オ−トク
レ−ブ養生処理を施すのが好ましい。なお本発明におけ
る初期養生温度及びオ−トクレ−ブ養生処理温度は雰囲
気の温度を示したものであり、硬化体の温度を示したも
のではない。
【0011】本発明で用いるPVA系繊維は、CIが7
5以上であれば特に限定されない。以下に本発明に用い
得るPVA系繊維の好適な製造方法を具体的に説明す
る。まず本発明で使用できるPVA系ポリマーは特に限
定されないが、粘度平均重合度が1500以上、さらに
1700以上、特に2000以上のものが好ましい。P
VA系ポリマーの平均重合度が高いほど結晶間を連結す
るタイ分子の数が多く、かつ欠点となる分子末端数が少
なくなるので、高強度、高弾性率、高耐熱水性が得られ
やすく好ましい。但し、重合度30000を越えるよう
なPVA系ポリマーは一般的に製造が難しく、工業生産
ということからは必ずしも適したものとは言えない。耐
湿熱性及び繊維強度の点からケン化度は98. 5モル%
以上、特に99. 0モル%以上が好ましい。
【0012】またエチレン、アリルアルコール、イタコ
ン酸、アクリル酸、無水マレイン酸とその開環物、アリ
ールスルホン酸、ピバリン酸ビニルの如き脂肪酸ビニル
エステル、ビニルピロリドンや上記イオン性基の一部又
は全量中和物などの変性ユニットにより変性したPVA
系ポリマーを使用してもよい。変性ユニットの量は2モ
ル%以下が好ましく、より好ましくは1モル%以下であ
る。
【0013】PVA系ポリマーを紡糸する方法は特に限
定されず、たとえばPVA水溶液を紡糸原液として乾式
紡糸、湿式紡糸、乾湿式紡糸する方法が挙げられる。製
造工程性、繊維性能の点等からPVA系ポリマーを溶剤
に溶解し、脱泡したものを紡糸原液とするのが好まし
い。この際の溶剤としては、例えばグリセリン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、ブタンジオールなどの多価アルコール類やジ
メチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジエチレ
ントリアミン、水およびこれら2種以上の混合溶媒など
が挙げられる。特にジメチルスルホキシドや、グリセリ
ン、エチレングリコールなどの多価アルコール類が凝固
浴に投入した際に均一なゲル構造を生成し、その結果高
強度の繊維が得られる点で好ましい。また紡糸原液に
は、ホウ酸、界面活性剤、分解抑制剤、各種安定剤、染
料、顔料などが添加されていてもよい。ただし紡糸性や
延伸性を悪化させるようなものは好ましくない。
【0014】紡糸原液中のPVA系ポリマー濃度として
は5〜50重量%が好ましく、特に湿式紡糸方法又は乾
湿式紡糸方法を用いる場合には5〜20重量%が、また
乾式紡糸方法を用いる場合には10〜50重量%が好ま
しい。また紡糸原液の温度としては40〜230℃が一
般的である。
【0015】このようにして得られた紡糸原液を湿式、
乾式、乾湿式のいずれかの紡糸方法により紡糸して固化
する。湿式又は乾湿式紡糸方法では、凝固浴にて固化し
繊維化させるが、その際の凝固浴液としては、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ア
ルカリ水溶液、アルカリ金属塩水溶液など、あるいはこ
れらの混合液が用いられる。なお凝固における溶剤抽出
をゆっくりと行わせて均一ゲル構造を生成させ、より高
い強度と耐熱水性を得るために、該凝固浴液に紡糸原液
を構成する溶剤を10重量%以上混合させるのが好まし
い。特にメタノールで代表されるアルコールと原液溶媒
との重量比が9/1〜6/4の混合溶媒が好ましい。さ
らに凝固浴液を20℃以下にして、吐出された紡糸原液
を急冷させるのも均一な微結晶構造のゲルとするのが高
強度繊維を得る上で好ましい。さらに凝固浴温度を10
℃以下にすると凝固糸篠がさらに均質となるので好まし
い。
【0016】このようにして固化された繊維は、繊維間
の膠着を少なくし、その後の乾熱延伸を容易にするため
に溶剤を含んだ状態で2倍以上の湿延伸を行うのが好ま
しい。なお、凝固浴液がアルカリ水溶液あるいはアルカ
リを含む液の場合には、湿延伸の前に、張力下で中和を
行うのが好ましい。次いでPVA系ポリマーを溶剤に溶
解したものを紡糸原液としている場合には溶剤抽出を行
うが、抽出剤としては、メタノール、エタノール、プロ
パノールなどの第1級アルコール類、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン類や、ジメチルエーテル、メチル
エチルエーテルなどのエーテル類、および水などが使用
される。続いて、必要に応じて油剤などを付与して該抽
出繊維を乾燥させる。乾式紡糸方法の場合には、抽出剤
を使用せずに紡糸時および紡糸後に該溶剤を蒸発させて
乾燥糸条を得る。
【0017】本発明においては、CIを75以上とする
ために架橋処理を施す必要があるが、繊維の耐湿熱性及
び繊維強度等の点からは、炭素数6以上の脂肪族ジアル
デヒド又はそのアセタール化物を架橋剤として用いるの
が好ましい。特に炭素数6以上の脂肪族ジアルデヒド又
はそのアセタール化物は、繊維を乾熱延伸する際に熱に
より繊維内部から飛散することが少なく、延伸後も繊維
内部に残存し170〜180℃のオートクレーブ養生に
耐え得る耐熱水性が達成されるに十分な架橋結合をもた
らす。
【0018】架橋剤の付与方法としては、紡糸から乾燥
までの間のいずれかの工程で紡糸原糸に付与し、紡糸原
糸の内部まで架橋剤を浸透させた後に架橋反応を進行さ
せるのが好ましい。架橋剤は紡糸から乾燥までの工程で
付与するのが好ましく、この場合、繊維の配向結晶化が
それほど進行していないために架橋剤が繊維内部まで容
易に浸透でき、従って、繊維表面のみでなく繊維内部ま
で十分に架橋構造を形成することができる。
【0019】特に本発明において、架橋剤の好ましい付
与方法は、抽出浴のアルコールやケトン類などに架橋剤
を添加溶解し、抽出浴を通過中の膨潤状態の糸条中に架
橋剤を浸透させる方法であり、この方法を用いると繊維
内部まで容易に架橋剤が浸透することとなる。したがっ
て本発明においては、紡糸方法として、抽出浴を用いる
湿式紡糸方法又は乾湿式紡糸方法を用いるのが好まし
い。
【0020】本発明で言う脂肪族ジアルデヒド化合物と
しては、例えば、ヘキサンジアール、ヘプタンジアー
ル、オクタンジアール、ノナンジアール、デカンジアー
ル、2, 4−ジメチルヘキサンジアール、5−メチルヘ
プタンジアール、4−メチルオクタンジアールなどが挙
げられ、脂肪族ジアルデヒドのアセタ−ル化物として
は、前記の脂肪族ジアルデヒド類と、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどのアルコール類を反応さ
せて、両末端又は片末端をアセタール化した化合物が挙
げられ、好ましくは沸点が230℃以上、より好ましく
は260℃以上のものである。なお炭素数が14を越え
る脂肪族ジアルデヒドの場合には、架橋反応が起こりず
らくかつ分子配向を阻害して高強度が得難く好ましくな
い。
【0021】また、末端がアセタール化されている場合
には、乾熱延伸時にもほとんど酸化されないためPVA
が分解したり発煙や分解ガス等が発生する、さらに延伸
時に架橋反応が起こり高倍率延伸を行うことが難しくな
る等の問題が生じにくいことから、ジアルデヒド類のア
セタ−ル化物がより好適に使用される。架橋剤として炭
素数6以上の脂肪族ジアルデヒドを用いた場合と比べて
そのアセタール化物を用いた場合には、得られる繊維の
引張強度は、PVA系ポリマーの重合度にもよるが、い
ずれも1g/d以上高い高強度繊維となる。
【0022】また脂肪族以外のジアルデヒド化合物又は
そのアセタ−ル化物、例えば芳香族ジアルデヒド又はそ
のアセタール化物を用いることも可能であるが、立体障
害により繊維内部へ浸透しにくくかつ強度低下が起こり
やすいため、やはり脂肪族ジアルデヒド又はそのアセタ
−ル化物を用いるのが好ましい。
【0023】特に好ましい炭素数6以上の脂肪族ジアル
デヒドのアセタール化物としては、1, 9−ノナンジア
ールとメタノールが反応して得られる1, 1, 9, 9−
テトラメトキシノナン、1, 9−ノナンジアールとエチ
レングリコールが反応して得られる1, 9−ノナンジア
ール−ビスエチレンアセタールなどが挙げられ、これら
のアセタール化物は繊維の強度低下を抑え、耐熱水性に
有効な分子間架橋を生成させる点において極めて優れて
いる。さらにこれら化合物で、その両末端がともにアセ
タール化された化合物は熱に極めて安定であり、特に好
ましい。
【0024】本発明における該アセタール化物の付着量
としては、架橋密度及び繊維強度の点から乾熱延伸糸に
対して0. 3〜10重量%であり、より好ましくは0.
7〜6重量%である。
【0025】次いで高強度を維持する為に、架橋剤を含
有する乾燥処理後の紡糸原糸を220℃以上260℃以
下、好ましくは240℃以上で255℃以下で全延伸倍
率が15倍以上、好ましくは17倍以上の乾熱延伸を行
うのが好ましい。ここで言う全延伸倍率とは、乾燥処理
前に行った湿延伸の延伸倍率と乾熱延伸の延伸倍率の積
で表される値である。好ましくは湿延伸倍率2〜5倍で
乾熱延伸倍率3〜10倍の延伸である。なお乾熱延伸温
度としては、PVA系ポリマーが高重合度であるほど高
くするのが好ましいが、260℃を越えるとPVA系ポ
リマーの溶融や分解が起こり好ましくない。
【0026】このようにして得られた架橋剤を含有した
延伸繊維は、その後に行う架橋処理により繊維の引張強
度が大きく低下するため引張強度13g/d以上、特に
15g/d以上とするのが好ましい。一般に強度の高い
繊維は配向結晶化が進行している反面、高温多湿状態で
は配向結晶化が乱されて大きく収縮して硬化体がたわ
み、寸法安定性も劣化する問題がある。しかしながら、
本発明においては60℃以上の比較的高温で初期養生処
理を施して迅速にかつ十分に繊維と水硬性材料を固定し
ているため、かかる問題は生じない。
【0027】前記炭素数6以上の脂肪族ジアルデヒドの
アセタール化物を架橋剤として用いた場合のその具体的
な架橋処理としては、硫酸を含有する水溶液浴中に前記
炭素数6以上の脂肪族ジアルデヒドのアセタール化物を
含有した延伸繊維を5〜120分間浸漬する方法が用い
られ、その方法によりPVA系ポリマーの水酸基と該ア
セタール化合物との間で反応が起こり分子間架橋が生じ
る。
【0028】なお、架橋処理の際には、硫酸とともにホ
ルマリンを添加し、ホルマール化を同時に起こさせても
よい。さらには少量の塩化亜鉛や界面活性剤などを添加
し架橋を促進させてもよい。
【0029】本発明において、上記架橋処理は、繊維を
所定の長さ、例えば繊維がステープルとして利用される
場合には15〜100mm長に、またショートカット繊
維として用いられる場合には2〜15mm長にカットし
た後に行うのが繊維の耐熱水性を高める上で好ましい。
架橋した後に繊維をカットすると、カットした断面は繊
維周面と比べて架橋の程度が低く、苛酷な湿熱条件では
カットした断面からPVAが溶出するという問題が生じ
るが、カットした後に架橋処理を行うと、カットした断
面も繊維周面と同様に十分に架橋が行われているため、
苛酷な湿熱条件でもカットした断面からPVAが溶出す
ることがない。
【0030】かかるPVA系繊維はあらゆる形態で使用
することができ、たとえばショ−トカットした短繊維や
チョップドストランドでもよいし、フィラメントヤ−ン
状または集束したフィラメントヤ−ンを長繊維状で利用
したり、或いはいわゆるファイバ−ロッドで利用しても
よい。さらに不織布、マット状物、メッシュ状物、ニッ
ト状物、二次元ある三次元織物として用いることができ
る。尚、繊維をショ−トカットして短繊維として用いる
場合、分散性及び補強効果の点からアスペクト比(繊維
の平均直径に対する繊維長の比)を150〜1500、
特に300〜800とすることが望ましい。水硬性成形
物における合成繊維の添加率は,分散性及び補強性等の
点から0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量
%とする。
【0031】本発明で使用される水硬性材料は特に限定
されないが、セメントが典型的であり、ポルトランドセ
メントやその他各種のセメントやセッコウ、セッコウス
ラグ、マグネシア等用いることができ、石灰質原料とシ
リカ質原料を混合して用いることができる。また水硬性
物質と砂や砂利を混合してモルタルやコンクリ−トとし
て用いることができる。
【0032】本発明においてはPVA系繊維及び水硬性
物質以外の添加剤を配合してもかまわない。該添加剤と
しては、本発明で規定した繊維以外の繊維、木材パルプ
等が挙げられる。PVA系繊維及び水硬性物質以外の添
加物は、成形物全重量の1〜50重量%とするのが好ま
しい。また初期養生処理時間やオ−トクレ−ブ処理時間
を短縮するために、シリカヒュ−ム(シリカH)、珪藻
土、不溶性の無水石膏、亜硫酸カルシウム半水和物や、
特開昭51−79119号公報に開示されている水熱反
応添加剤、たとえば酸化カルシウム、硫酸鉄、硫酸マン
ガン、硫酸ニッケル、硫酸コバルト、硫酸マグネシウ
ム、硫酸亜鉛、硫酸バリウムのうちの1成分以上の主成
分とするケイ酸カルシウム系の水熱反応を促進させる添
加剤等を配合するのが好ましい。これらの添加剤を配合
することにより、初期養生処理やオ−トクレ−ブ処理に
よる繊維性能の劣化が極めて小さくなり、また成形物の
機械的性能も顕著に向上する。
【0033】特にシリカを用いた場合、成形物の機械的
強度が顕著に改善されるために好適に使用できる。シリ
カの配合割合は、成形物全重量の1〜50重量%とする
のが好ましい。シリカのブレ−ン値によって硬化速度が
変化し、ブレ−ン値が大きいほど硬化がはやくなるた
め、ブレ−ン値の高いものがより効果的に使用できる。
ブレ−ン値は3000〜6000cm2 /g程度とする
のが好ましい。
【0034】また湿式抄造法、長網法においては抄造助
剤、補強材として木材パルプを配合するのが好ましい。
木材パルプを配合すると、パルプに含まれるリグニンの
影響により硬化が遅延するが、初期養生処理を行うこと
によりかかる問題を改善できる。木材パルプは、成型物
全重量の1〜10重量%配合するのが好ましい。オ−ト
クレ−ブ製品の製造方法は特に限定されないが、従来使
用されている湿式抄造法、長網法、振動成形法、遠心力
成形法、押出成形法等が採用できる。
【0035】本発明に得られる水硬性成形物はあらゆる
用途に使用することができるが、たとえばスレ−ト板、
パイプ類、ブロック、壁パネル、床パネル、屋根材、間
仕切りなどのセメント・コンクリ−ト成形物や2次製品
等として使用できる。
【0036】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により詳細に
説明する。実施例及び比較例においては%や部は特にこ
とわりがない場合は重量に基づく値を意味する。なお本
発明における各種の物性値は以下の方法により測定され
る値である。
【0037】[PVA系ポリマ−の粘度平均重合度
(P)]JIS K−6726に基づき、30℃におけ
るPVA系ポリマ−の稀薄水溶液の比粘度(ηsp)を
5点測定し、次式(1)により極限粘度[η]を求め、
さらに下記式(2)により粘度平均重合度Pを算出し
た。なお試料の未架橋延伸繊維を1〜10g/リットル
の濃度になるように、140℃以上の水に加圧溶解する
が、完全溶解できないゲル物が少量生成した場合は、そ
のゲル物を5μmガラスフィルタ−で濾過して、その濾
過液の粘度を測定した。またその時の水溶液濃度は、残
渣のゲル物重量を試料重量より引いた補正値を用いて算
出した。 [η]=lim(c→0)ηsp/c …(1) P =([η]×104 /8.29)1.613 …(2)
【0038】[脂肪族ジアルデヒドのアセタ−ル化物の
含有量]未架橋延伸糸を140℃以上の重水素化したジ
メチルスルホキシドに溶解せしめ、NMRによりPVA
系ポリマ−のCH2 基ピ−クに対するアセタ−ル化物の
ピ−ク面積比を算出し含有量を求めた。 [内部架橋指数(CI)]試料約1gを6mmにカット
して重量W1 を精秤し、人工セメント水溶液(KOHを
3.5g/リットルとNaOHを0.9g/リットルと
Ca(OH)2 を0.4g/リットル溶解した水溶液)
100ccと共に、耐圧ステンレスポットに入れて密栓
した後、150℃で2時間処理する。次いで残渣を濾紙
で濾過した後、乾燥して残渣重量W2 を測定し、次式に
よりCIを算出する。 CI=W2 /W1 ×100
【0039】[繊維の引張強度(g/d)]JIS L
−1015に準じ、予め調湿された単繊維を試長10c
mになるように台紙に貼り、25℃×60%RHの条件
下で12時間以上放置し、次いでインストロン1122
で2kg用チャックを用い、初荷重1/20g/d、引
張強度50%/分にて破断強度(引張強度)を求め、n
≧10の平均値を採用した。デニ−ル(d)は、1/2
0g/d,荷重下で30cm長にカットし、重両方によ
りn≧10の平均値で示した。なおデニ−ル測定後の単
繊維を用いて引張強度を測定し、1本ずつデニ−ルと対
応させた。また繊維長が短く試長10cmを取ることが
できない場合には最大長を試料長として、上記測定条件
にしたがって測定した。
【0040】[曲げ強度(kg/cm2 )]初期養生後
の曲げ強度は初期養生後の硬化体をそのまま用いて測定
し、オ−トクレ−ブ養生後の曲げ強度は、オ−トクレ−
ブ養生後の硬化体を3日間水中に浸漬した後、濡れてい
る状態でJISk−6911に準じて測定した。 [スレ−ト成形品の比重(g/cm3 )]オ−トクレ−
ブ養生後のスレ−ト成形品を100℃×24時間乾燥後
に重量測定し、そのスレ−ト成形品の重量と見掛け上の
体積から算出した。 [衝撃強度 kJ/m2]JIS A=5430に準じ
て測定した。 [吸水による寸法変化率(%)]JIS A−5430
に準じて測定した。
【0041】[参考例1]粘度平均重合度が4700の
完全ケン化PVAを濃度12重量%になるようにジメチ
ルスルホキシド(DMSO)に110℃で溶解し、得ら
れた溶液を400ホールのノズルより吐出させ、メタノ
ール/DMSO=7/3(重量比)からなる7℃の凝固
浴で湿式紡糸した。さらに40℃のメタノール浴で4倍
に湿延伸したあと、メタノールで該溶媒をほとんど全部
除去した。最後のメタノール抽出浴に、1, 9−ノナン
ジアールの両末端アルデヒドをメトキシ化した沸点が約
300℃の1, 1, 9, 9−テトラメトキシノナンを5
重量%含むように添加して均一溶液としたあとで、繊維
を1.5分間滞留させてメタノール含有繊維の内部及び
表面に該アセタール化合物を含有させ、120℃にて乾
燥した。得られた繊維原糸を170℃、200℃および
230℃の3セクションからなる熱風炉で全延伸倍率1
7. 2倍の乾熱延伸を行い、1500デニール/400
フィラメントのマルチフィラメントを得た(単繊維強度
17.8g/d)。次いで延伸糸を8mmにカットし、
硫酸80g/lの75℃水溶液に30分間浸漬して架橋
反応を起こさせた.得られたPVA系繊維の引張強度は
14.1g/d、CIは86.4、架橋剤含有量は4.
1%であった。
【0042】[参考例2]架橋剤としてグルタルアルデ
ヒドを用いた以外は参考例1と同様にして、PVA系繊
維を製造した。得られた繊維の性能は、引張強度12.
9g/d、CIは71、架橋剤含有量は4.1%であっ
た。
【0043】[実施例1〜10、比較例1]参考例1で
得られた繊維及び各材料を表1に示したような配合割合
にてTAPPI抄造機で湿式抄造し、150kg/cm
2 にてプレスした後、70℃で初期養生を行った。初期
養生後の曲げ強度を測定した後、140〜170℃でオ
−トクレ−ブ処理を行った。結果を表1に示す。なお表
中の養生時間の単位はhrであり、以下の材料を使用し
た。 木材パルプ:NUKP (パルテック株式会社製 叩解
度100csf) シリカ :ブレ−値4000(啓和炉材株式会社製) セメント :普通ポルトランドセメント(秩夫小野田セ
メント製) シリカH :EFACO SILICA(ユニオン化成
株式会社)
【0044】[比較例2,3]PVA系繊維として、参
考例2のPVA系繊維を用い、かつ初期養生条件を変更
した以外は、実施例1と同様に行った。得られた硬化体
は曲げ強度、寸法変化、表面変化ともに実施例よりも劣
ったものであった。結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】[実施例11〜13、比較例4,5]各実
施例又は比較例により得られた水硬性成形物を用いて耐
久性試験を実施した。耐久性の評価は、オ−トクレ−ブ
養生後の成形板を60℃の温水に入れて1週間浸漬を行
った後、60℃の熱風乾燥機で1週間乾燥した。これを
1サイクルとして8サイクル同様に行い、0,1,4,
8サイクル後の曲げ強度を測定し、0サイクル時の曲げ
強度を基準とする保持率で評価した。結果を表2に示
す。
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、曲げ強度、耐衝撃性、
寸法安定性、耐久性等の諸性能に優れた水硬性硬化体を
短時間に製造することができ、得られた硬化体は、屋根
材、外壁材として好適に使用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部架橋指数(CI)が75以上のポリ
    ビニルアルコ−ル系繊維及び水硬性物質を含む混合物
    を、曲げ強度が35〜70kg/cm2 となるように6
    0〜100℃の温度条件下で養生処理を施した後、13
    0〜180℃の温度条件下でオ−トクレ−ブ養生処理を
    施す水硬性硬化体の製造方法。
  2. 【請求項2】 内部架橋指数(CI)が75以上のポリ
    ビニルアルコ−ル系繊維及び水硬性物質を含む混合物
    を、曲げ強度が35〜70kg/cm2 となるように6
    0〜100℃の温度条件下で養生処理を施した後、15
    0〜165℃の温度条件下でオ−トクレ−ブ養生処理を
    施す水硬性硬化体の製造方法。
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