JPH1191762A - 紙 箱 - Google Patents
紙 箱Info
- Publication number
- JPH1191762A JPH1191762A JP24633997A JP24633997A JPH1191762A JP H1191762 A JPH1191762 A JP H1191762A JP 24633997 A JP24633997 A JP 24633997A JP 24633997 A JP24633997 A JP 24633997A JP H1191762 A JPH1191762 A JP H1191762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- paper box
- plate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙箱の身において、内容積を減少させること
なく、伝票類の保持部を形成する。 【解決手段】 端板3の上端縁に重合板4を連設し、重
合板4を端板3の内側に重ね合わせ、端板3にその上端
縁に沿う切欠部6を設け、重合板4に切欠部6に臨む2
条の切込線7、7に挟まれた揺動片8を形成し、揺動片
8を押し広げてポケットを形成する。仕切板等が身の内
側に張り出すことがないので、身の内容積を減少させる
ことなく、ポケットに挿入した伝票類を保持できる。
なく、伝票類の保持部を形成する。 【解決手段】 端板3の上端縁に重合板4を連設し、重
合板4を端板3の内側に重ね合わせ、端板3にその上端
縁に沿う切欠部6を設け、重合板4に切欠部6に臨む2
条の切込線7、7に挟まれた揺動片8を形成し、揺動片
8を押し広げてポケットを形成する。仕切板等が身の内
側に張り出すことがないので、身の内容積を減少させる
ことなく、ポケットに挿入した伝票類を保持できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として通信販
売等において、商品の配送に用いられる紙箱に関するも
のである。
売等において、商品の配送に用いられる紙箱に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の紙箱として、登録実用新案公報
第3019156号に記載されたものが知られている。
この紙箱は、図10に示すように、トレー状の身Dと、
その上面開口を覆う蓋Mとから成り、身Dの内側に、少
なくとも1つの端板50と5〜10mmの間隔をあけて
平行に配置された仕切板51を設け、前記端板50と仕
切板51との間に、伝票類を取り出し自在に収納可能な
伝票収納空間52を形成することにより、伝票収納空間
52に収納した納品書や請求書等の伝票類の散逸を防止
しようとするものである。
第3019156号に記載されたものが知られている。
この紙箱は、図10に示すように、トレー状の身Dと、
その上面開口を覆う蓋Mとから成り、身Dの内側に、少
なくとも1つの端板50と5〜10mmの間隔をあけて
平行に配置された仕切板51を設け、前記端板50と仕
切板51との間に、伝票類を取り出し自在に収納可能な
伝票収納空間52を形成することにより、伝票収納空間
52に収納した納品書や請求書等の伝票類の散逸を防止
しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような紙箱では、仕切板が身の内側に張り出すため、伝
票収納空間を有しない同一外寸の紙箱に比べて、身の内
容積が減少するという問題があった。
ような紙箱では、仕切板が身の内側に張り出すため、伝
票収納空間を有しない同一外寸の紙箱に比べて、身の内
容積が減少するという問題があった。
【0004】そこで、この発明は、紙箱の身において、
内容積を減少させることなく、伝票類の保持部を形成す
ることを課題とする。
内容積を減少させることなく、伝票類の保持部を形成す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1に係る発明は、底板の周縁から各一
対の側板及び端板が立ち上がるトレー状の身と、その上
面開口を覆う蓋とから成る紙箱において、前記身を、少
なくとも一方の端板の上端縁に重合板を連設し、この重
合板を前記端板の内側に重ね合わせ、前記端板又は重合
板にその上端縁に沿う切欠部を設け、この切欠部に臨む
2条の切込線に挟まれた揺動片を形成し、この揺動片を
押し広げてポケットを形成した構成としたのである。
するため、請求項1に係る発明は、底板の周縁から各一
対の側板及び端板が立ち上がるトレー状の身と、その上
面開口を覆う蓋とから成る紙箱において、前記身を、少
なくとも一方の端板の上端縁に重合板を連設し、この重
合板を前記端板の内側に重ね合わせ、前記端板又は重合
板にその上端縁に沿う切欠部を設け、この切欠部に臨む
2条の切込線に挟まれた揺動片を形成し、この揺動片を
押し広げてポケットを形成した構成としたのである。
【0006】また、前記身を、底板の周縁から各一対の
側板及び端板が立ち上がるトレー状の身と、その上面開
口を覆う蓋とから成る紙箱において、前記身を、少なく
とも一方の端板の内側に、両側板から延出されたフラッ
プを重ね合わせ、この端板に、上端縁から下方へ向かう
2条の切込線に挟まれた揺動片を形成し、この揺動片を
押し広げてポケットを形成した構成としてもよい。
側板及び端板が立ち上がるトレー状の身と、その上面開
口を覆う蓋とから成る紙箱において、前記身を、少なく
とも一方の端板の内側に、両側板から延出されたフラッ
プを重ね合わせ、この端板に、上端縁から下方へ向かう
2条の切込線に挟まれた揺動片を形成し、この揺動片を
押し広げてポケットを形成した構成としてもよい。
【0007】この紙箱では、仕切板等が身の内側に張り
出すことがないので、身の内容積を減少させることな
く、ポケットに挿入した伝票類を保持できる。
出すことがないので、身の内容積を減少させることな
く、ポケットに挿入した伝票類を保持できる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明に係る紙箱の第1実施形
態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1に示す紙箱
の身の展開基板において、底板1の両側縁には側板2
が、両端縁には端板3がそれぞれ連設され、一方の端板
3の外端縁には重合板4が連設されている。各端板3の
両側縁には継代片5が連設され、重合板4が連設された
端板3には、重合板4との稜線に沿って切欠部6が設け
られている。重合板4には、切欠部6の両側縁を起点と
して2条の切込線7が設けられ、両切込線7、7間に揺
動片8が形成されている。
態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1に示す紙箱
の身の展開基板において、底板1の両側縁には側板2
が、両端縁には端板3がそれぞれ連設され、一方の端板
3の外端縁には重合板4が連設されている。各端板3の
両側縁には継代片5が連設され、重合板4が連設された
端板3には、重合板4との稜線に沿って切欠部6が設け
られている。重合板4には、切欠部6の両側縁を起点と
して2条の切込線7が設けられ、両切込線7、7間に揺
動片8が形成されている。
【0009】この展開基板を組み立てるには、図2に示
すように、両側板2、2及び両端板3、3を、継代片5
を内側に折り曲げつつ起立させ、継代片5を側板2の内
面に貼着する。そして、重合板4を内側下方に折り曲げ
て端板3の内面に重ね合わせ、揺動片8を押し広げる
と、図3及び図4に示すように、ポケット9が形成さ
れ、トレー状の身Bが完成する。
すように、両側板2、2及び両端板3、3を、継代片5
を内側に折り曲げつつ起立させ、継代片5を側板2の内
面に貼着する。そして、重合板4を内側下方に折り曲げ
て端板3の内面に重ね合わせ、揺動片8を押し広げる
と、図3及び図4に示すように、ポケット9が形成さ
れ、トレー状の身Bが完成する。
【0010】このように身Bを構成した紙箱を、例えば
通信販売の商品発送に使用するには、伝票類10をポケ
ット9に挿入し、その散逸を防止する。
通信販売の商品発送に使用するには、伝票類10をポケ
ット9に挿入し、その散逸を防止する。
【0011】この身Bでは、揺動片8を備えた重合板4
が端板3に沿っていることから、ポケット9の形成のた
めに身Bの内容積が減少することはなく、書籍類等の定
型商品も無理なく収納できる。
が端板3に沿っていることから、ポケット9の形成のた
めに身Bの内容積が減少することはなく、書籍類等の定
型商品も無理なく収納できる。
【0012】そして、身Bに商品を収納した後、図5に
示すように、身Bにその上面開口を覆う蓋Lを被せる。
この図は、蓋Lのジッパを破って開梱した状態を示す。
示すように、身Bにその上面開口を覆う蓋Lを被せる。
この図は、蓋Lのジッパを破って開梱した状態を示す。
【0013】なお、この実施形態において、切欠部6を
重合板4に設け、これに隣接する端板3に揺動片8を形
成してもよい。
重合板4に設け、これに隣接する端板3に揺動片8を形
成してもよい。
【0014】次に、この発明に係る紙箱の第2実施形態
を図6乃至図9に基づいて説明する。図6に示す紙箱の
身の展開基板において、底板11の両側縁には側板12
が、両端縁には端板13がそれぞれ連設されている。側
板12の両側縁には継代片14が連設され、一方の継代
片14の先端縁にはフラップ15が連設されている。ま
た、一方の端板13には、先端縁から基端側へ向けて2
条の切込線16、16が設けられ、両切込線16、16
に挟まれた揺動片17が形成されている。揺動片17の
基端縁及び継代片14とフラップ15との稜線には、そ
れぞれ折目線18、19が形成されている。
を図6乃至図9に基づいて説明する。図6に示す紙箱の
身の展開基板において、底板11の両側縁には側板12
が、両端縁には端板13がそれぞれ連設されている。側
板12の両側縁には継代片14が連設され、一方の継代
片14の先端縁にはフラップ15が連設されている。ま
た、一方の端板13には、先端縁から基端側へ向けて2
条の切込線16、16が設けられ、両切込線16、16
に挟まれた揺動片17が形成されている。揺動片17の
基端縁及び継代片14とフラップ15との稜線には、そ
れぞれ折目線18、19が形成されている。
【0015】この展開基板を組み立てて図7に示すよう
なトレー状の身Cを形成するには、継代片14を内側に
折り曲げつつ、両側板12、12及び両端板13、13
を起立させ、継代片14を端板13の内面に貼着する。
この状態において、端板3の内側にフラップ15が重ね
合わせられ、図7及び図8に示すように、折目線18を
軸とする揺動片17の押し広げによりポケット20が形
成される。
なトレー状の身Cを形成するには、継代片14を内側に
折り曲げつつ、両側板12、12及び両端板13、13
を起立させ、継代片14を端板13の内面に貼着する。
この状態において、端板3の内側にフラップ15が重ね
合わせられ、図7及び図8に示すように、折目線18を
軸とする揺動片17の押し広げによりポケット20が形
成される。
【0016】このように身Cを構成した紙箱を使用して
商品を発送する際には、伝票類10をポケット20に挿
入し、その散逸を防止する。
商品を発送する際には、伝票類10をポケット20に挿
入し、その散逸を防止する。
【0017】なお、揺動片17の高さはフラップ15よ
りも低く設定されているので、伝票類10をフラップ1
5に押しつけ、フラップ15を折目線19を軸として内
側に揺動させ、ポケット20の差込口を拡大することに
より、伝票類10をポケット20へ容易に挿入すること
ができる。そして、図9に示すように、身Cに開梱用ジ
ッパを有する蓋Lを被せる。
りも低く設定されているので、伝票類10をフラップ1
5に押しつけ、フラップ15を折目線19を軸として内
側に揺動させ、ポケット20の差込口を拡大することに
より、伝票類10をポケット20へ容易に挿入すること
ができる。そして、図9に示すように、身Cに開梱用ジ
ッパを有する蓋Lを被せる。
【0018】この紙箱では、フラップ15が端板3に沿
うため、ポケット9により身Bの内容積が減少すること
はなく、定型商品でも無理なく収納することができる。
また、少量の用紙で製作できる。
うため、ポケット9により身Bの内容積が減少すること
はなく、定型商品でも無理なく収納することができる。
また、少量の用紙で製作できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る紙
箱では、揺動片の押し広げによりポケットを形成したの
で、仕切板等が身の内側に張り出すことがなく、身の内
容積を確保しつつ、ポケットに挿入した伝票類を保持で
きる。
箱では、揺動片の押し広げによりポケットを形成したの
で、仕切板等が身の内側に張り出すことがなく、身の内
容積を確保しつつ、ポケットに挿入した伝票類を保持で
きる。
【0020】また、側縁から延出したフラップと端板を
切り込んだ揺動片とでポケットを形成すると、少量の用
紙で製作できる。
切り込んだ揺動片とでポケットを形成すると、少量の用
紙で製作できる。
【図1】この発明に係る紙箱の第1実施形態の身の展開
基板を示す図
基板を示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の使用状態を示す斜視図
【図4】同上の要部縦断側面図
【図5】同上の身に蓋を被せた紙箱の開梱状態を示す斜
視図
視図
【図6】この発明に係る紙箱の第2実施形態の身の展開
基板を示す図
基板を示す図
【図7】同上の使用状態を示す斜視図
【図8】同上の要部縦断側面図
【図9】同上の身に蓋を被せた紙箱の開梱状態を示す斜
視図
視図
【図10】従来の紙箱の身を示す斜視図
B、C 身 L 蓋 1 底板 2 側板 3 端板 4 重合板 6 切欠部 7 切込線 8 揺動片 9 ポケット 11 底板 12 側板 13 端板 15 フラップ 16 切込線 17 揺動片 20 ポケット
Claims (2)
- 【請求項1】 底板の周縁から各一対の側板及び端板が
立ち上がるトレー状の身と、その上面開口を覆う蓋とか
ら成る紙箱において、前記身を、少なくとも一方の端板
の上端縁に重合板を連設し、この重合板を前記端板の内
側に重ね合わせ、前記端板又は重合板にその上端縁に沿
う切欠部を設け、この切欠部に臨む2条の切込線に挟ま
れた揺動片を形成し、この揺動片を押し広げてポケット
を形成した構成としたことを特徴とする紙箱。 - 【請求項2】 底板の周縁から各一対の側板及び端板が
立ち上がるトレー状の身と、その上面開口を覆う蓋とか
ら成る紙箱において、前記身を、少なくとも一方の端板
の内側に、両側板から延出されたフラップを重ね合わ
せ、この端板に、上端縁から下方へ向かう2条の切込線
に挟まれた揺動片を形成し、この揺動片を押し広げてポ
ケットを形成した構成としたことを特徴とする紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24633997A JPH1191762A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙 箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24633997A JPH1191762A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙 箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191762A true JPH1191762A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17147102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24633997A Pending JPH1191762A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 紙 箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191762A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087799A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装箱 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24633997A patent/JPH1191762A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087799A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装箱 |
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