JPH1190921A - ワイヤーソーによる切断工法およびワイヤーソーによる切断工法を実施するための切断装置 - Google Patents

ワイヤーソーによる切断工法およびワイヤーソーによる切断工法を実施するための切断装置

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JPH1190921A
JPH1190921A JP27197897A JP27197897A JPH1190921A JP H1190921 A JPH1190921 A JP H1190921A JP 27197897 A JP27197897 A JP 27197897A JP 27197897 A JP27197897 A JP 27197897A JP H1190921 A JPH1190921 A JP H1190921A
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    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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    • B28D1/088Sawing in situ, e.g. stones from rocks, grooves in walls

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ワイヤーソーを切断することなく
運転を持続し、作業性を向上させ、狭隘な作業場におい
ても適用可能な切断工法および切断装置を提供するもの
である。 【解決手段】 ワイヤーソー巻回機のプーリーと石材等
間において石材等の切断過程時に変わるワイヤーソーの
離間長さを、別設したプーリーによって調整する石材等
の切断工法であり、他方、ワイヤーソー巻回機のプーリ
ーに対して他のプーリー別設するのみの簡易な構造から
なる切断装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、石材やコンクリート構
築物等の切断工法および切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤーソーを用いた石材等の切
断技術としては、ワイヤーに人工ダイヤモンド等の超硬
質材を間隔を置いて固設したワイヤーソーを、予め石材
等に穿った貫通孔に挿通したあと、レール上を走行可能
な自走式ワイヤーソー巻回機のプーリーに懸架して両端
を連結し、前記自走式ワイヤーソー巻回機を石材等から
離間する方向に移動させてワイヤーソーに張力を付与し
て該ワイヤーソーを前記プーリーに巻回させることによ
り、石材等の切断をなす工法及び装置が、例えば、特公
平3−53426号公報、実用新案登録第253234
1号公報に開示されるように知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のワイヤーソーを用いた石材等の切断技術にあ
っては、狭隘な領域での切断作業においては自走式ワイ
ヤーソー巻回機の後退に限界があり、このため一旦自走
式ワイヤーソー巻回機の運転を中止し、ワイヤーソーを
切断して短縮するといった一連の作業が繰り返し必要と
されるものであった。
【0004】この発明は、上記従来の切断技術が有する
問題に鑑みてなされたもので、ワイヤーソーの長さの調
整毎にワイヤーソーを切断することなく迅速に運転を再
開することができ、ワイヤーソーの切断・接合によって
生じるワイヤーソー自体の強度の劣化を無くし、かつ、
コストの上昇の抑制を図るとともに作業性を向上させ、
狭隘な作業場においても適用可能な切断工法および切断
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、ワイヤーソー巻回機のプーリーと石
材等間において石材等の切断過程時に変わるワイヤーソ
ーの離間長さを、別設したプーリーによって調整する石
材等の切断工法が採用され、狭隘な作業場においても効
率的な切断作業が達成でき、他方、前記ワイヤーソー巻
回機のプーリーとは別に設けたプーリーへワイヤーソー
を懸架するのみの簡易な構造からなる切断装置の採用に
より、操作者にとって容易に使用し得るものである。
【0006】本発明の具体的解決手段は以下の通りであ
る。 (1)ワイヤーに人工ダイヤモンド等の超硬質材を間隔
を置いて固設したワイヤーソーを、予め石材等に穿った
貫通孔に挿通し、または石材等の外周に掛渡したあと、
ワイヤーソー巻回機のプーリーに懸架して両端を連結
し、前記ワイヤーソー巻回機を石材等から離間する方向
に移動させてワイヤーソーに張力を付与し、プーリーの
駆動によりワイヤーソーを移送して石材等の切断をなす
工法において、前記ワイヤーソー巻回機のプーリーと石
材等間において石材等の切断過程時に変わるワイヤーソ
ーの離間長さを、前記ワイヤーソー巻回機のプーリーと
は別に設けたプーリーへワイヤーソーを懸架して吸収し
た上で、石材等の切断をなすようにした切断工法。 (2)前記の別設したプーリーをワイヤーソー巻回機の
プーリーに対して流体圧シリンダーにより相対的に移動
させることによりワイヤーソーを緊張させ、石材等の切
断をなすようにした前記(1)記載の切断工法。 (3)前記の別設したプーリーとワイヤーソー巻回機の
プーリーとにワイヤーソーを複数回懸架して石材等の切
断をなすようにした前記の(1)または(2)記載の切
断工法。 (4)外周に1本のみの溝を備えたプーリー単体が複数
個軸支された構造である前記の別設したプーリーとワイ
ヤーソー巻回機のプーリーに、ワイヤーソーを懸架して
石材等の切断をなすようにした前記(3)記載の切断工
法。 (5)ワイヤーに人工ダイヤモンド等の超硬質材を間隔
を置いて固設したワイヤーソーを、予め石材等に穿った
貫通孔に挿通し、または石材等の外周に掛渡したあとに
ワイヤーソー巻回機のプーリーに懸架して両端を連結
し、ワイヤーソー巻回機を石材等から離間する方向に走
行させてワイヤーソーに張力を付与し、前記プーリーの
駆動によりワイヤーソーを移送して石材等の切断をなす
装置において、前記ワイヤーソー巻回機のプーリーと石
材等間において石材等の切断過程時に変わるワイヤーソ
ーの離間長さを吸収すべく、前記ワイヤーソー巻回機の
プーリーに対して他のプーリーを別設して両プーリーに
ワイヤーソーを懸架するように構成したことを特徴とす
る切断装置。 (6)前記の別設したプーリーは、ワイヤーソー巻回機
に別設したレール上で流体圧シリンダーによりワイヤー
ソー巻回機のプーリーに対して移動可能に形成され、前
記の別設したプーリーの前記移動によりワイヤーソーを
緊張するように構成したことを特徴とする請求項5記載
の切断装置。 (7)前記の別設したプーリーとワイヤーソー巻回機の
プーリーはワイヤーソーが複数回懸架可能であることを
特徴とする前記の(5)または(6)記載の切断装置。 (8)前記の別設したプーリーとワイヤーソー巻回機の
プーリーの各々は外周に1本のみの溝を備えたプーリー
単体を複数個軸支した構造である前記(8)記載の切断
装置。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面により説
明する。
【0008】図1は本発明のワイヤーソーによる切断工
法およびワイヤーソーによる切断工法を実施するための
切断装置に係る概観図であり、図2は切断装置の側面図
であり、図3は切断装置の正面図である。
【0009】同図1に示した切断装置はワイヤーソー巻
回機1と第1レール2とから形成され、図2に示す前記
ワイヤーソー巻回機1は、第1プーリー4および該第1
プーリー4を回転駆動するモーター3、第2プーリー6
および該第2プーリー6を前記第1プーリー4に対して
離間自在となす流体圧シリンダー10を作動させる流体
圧発生機(エアーコンプレッサー等、以下同)11、G
L上(地上)に設置された第1レール2上を走行するた
めの本体車輪7、7、前記第1レール2上を自走するた
めのワイヤーソー巻回機走行用モーター13、ワイヤー
ソー5の垂れ止めプーリー12等がフレームDに固設さ
れて構成されたものであり、ワイヤーソー5が、例え
ば、切断対象としての自然の石山A等の所定部位に形成
在れた穿孔Bと前記自走式ワイヤーソー巻回機1に備え
た第1プーリー4に無端状に掛渡されている。
【0010】このような構成からなるワイヤーソー巻回
機1を用いて自然の石山A等から石材を切出すには、予
め、ドリルにより所定部位を穿孔Bした石山Aの前方の
GL上に第1レール2を固設し、この第1レール2上に
本体車輪7、7を介してワイヤーソー巻回機1を案内し
て載置する。この際、ワイヤーソー巻回機走行用モータ
ー13もまた第1レール2間に設置された他のレール
(図示せず)に適合され、前記ワイヤーソー巻回機1自
体が第1レール2に添って自走可能になっている。
【0011】ここで、ワイヤーソー5を、石山Aの所定
部位の穿孔Bを通して前記自走式ワイヤーソー巻回機1
に備えた第1プーリー4に無端状に掛渡したあと、ワイ
ヤーソー巻回機走行用モーター13の駆動によりワイヤ
ーソー巻回機1を第1レール2上で後退移動させ、掛渡
された前記ワイヤーソー5に適当量の張力を付与して、
この状態で、石山Aの所定部位に水Cを噴射しながら第
1プーリー駆動用モーター3を駆動する。該第1プーリ
ー駆動用モーター3は第1プーリー4を回転駆動してワ
イヤーソー5を移送させることとなり、石山Aの所定部
位を切削し続ける。なお、図中の点線は前記ワイヤーソ
ー5の切削過程における状態を示す。
【0012】前記切削の過程で、第1レール2上でのワ
イヤーソー巻回機1の後退移動に限界が生じた時には、
ワイヤーソー巻回機走行用モーター13および第1プー
リー駆動用モーター3の駆動を停止してワイヤーソー巻
回機1の後退移動およびワイヤーソー5の移送を共に停
止し、一時的にワイヤーソー巻回機1を前進移動する。
この前進移動によって生じさせたワイヤーソー5の弛み
は第2レール8上の第2プーリー6に懸架することによ
り吸収することとなる。このように前進した位置にある
ワイヤーソー巻回機1を再度後退移動を開始させたあと
でワイヤーソー5の移送を再度開始すると、石山Aの残
余の部分が切削されて該石山Aの切断が終了することと
なる。
【0013】次に、前記のようなワイヤーソー5の弛み
の吸収量をより一層増大しながら石山Aの切断を行う工
法について述べると、予め、ワイヤーソー5を石山Aの
所定部位の穿孔Bおよびワイヤーソー巻回機1における
第1プーリー4と第2プーリー6に掛渡しておき、既設
の流体圧シリンダー10に流体圧発生機11から流体圧
を供給して第2レール8上にて前記第2プーリー6を第
1プーリー4から図2中で示した第2プーリー6′の部
位方向へ離間移動させ、ワイヤーソー5に張力を付与し
たあとに第1プーリー駆動用モーター3により第1プー
リー4を駆動してワイヤーソー5を移送させて石山Aの
所定部位を切削する。また、この切断作業中に漸次生ず
るワイヤーソー5の弛みを、第2プーリー6を第2レー
ル8上にて前記流体圧シリンダー10により第1プーリ
ー4から離間移動し続けることにより吸収する。この吸
収作用により、第1レール2上でのワイヤーソー巻回機
1の後退移動距離を最小限に抑えながら該石山Aの切断
を終了することとなる。(なお、図2中では第2プーリ
ー6が石山A方向に離間移動する状態となっているけれ
ども、第2プーリー6の離間移動によってワイヤーソー
5の弛みが吸収できれば良いことから、第2プーリー6
の離間移動方向は図1に示した態様に限定されるもので
はない。)
【0014】更に、より一層大きな切断面を有する石山
Aの切断時に生ずるワイヤーソー5の弛みを吸収する場
合は、第1プーリー4と第2プーリー6間へのワイヤー
ソー5の巻回数を増加させることとなる。このワイヤー
ソー5の多数の巻回を得るには、図4および図5に示し
た断面形状からなる第1プーリー4および第2プーリー
6が採用される。
【0015】前記図4に示した第1プーリー4は、例え
ば、耐磨耗性のゴム材からなり、かつ、複数条の溝を有
する波形の被覆体41が外周に取り付けられように複数
条の溝411、411を備えており、ベルト等を介して
伝導される第1プーリー駆動用モーター3からの駆動力
により回転する駆動軸9に固定されている。
【0016】前記図5に示した第2プーリー6は、前記
図4に示した第1プーリー4と同様な材質と形状からな
る被覆体61が外周に取り付けられように複数条の溝6
11、611を備えるもので、第2レール8上に移動可
能に設けられ、かつ、回転自在に枢支された遊動軸に固
定されている。
【0017】次にプーリーへの多数の巻回によって生じ
る不均等な回動に対しては、図6に示すように、外周に
1本のみの溝611を備えたプーリー単体61の複数個
がボールベアリング等を介して回転自在に軸支された構
造とし、第2プーリー6が第1プーリー4から離間移動
される際に生じる各プーリー単体61のそれぞれの異な
る回動量を許容可能になっている。このような第2プー
リー6に対応すべく、前記第1プーリー4もまた第2プ
ーリー6と同形状の複数のプーリー単体から構成され、
これらのプーリー単体の中の1個は回転駆動されるもの
の他のプーリー単体は回転自在に軸支されるもので、該
他のプーリー単体は第2プーリー6が離間移動される際
に生じるそれぞれの異なる回動量を許容する。
【0018】上記の説明においては自然の石山Aを切断
対象としているけれども、既に切出された石材を切断対
象とすることも可能であり、この切り出された石材Aを
前記の構成からなる自走式ワイヤーソー巻回機1を用い
て切断するには、石材Aの前方のGL上に自走式のワイ
ヤーソー巻回機1を固設し、また、必要に応じて石材A
の前方のGL上に設置した第1レール2上に、本体車輪
7、7を介して自走式のワイヤーソー巻回機1を載置す
る。次いで、ワイヤーソー5を石材Aの所定部位及び第
1、第2プーリー4、6に掛渡し、上述と同様のワイヤ
ーソー5移送を行って石材Aの切断を達成するものであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のとおりの本発明の切断工法は、石
材の切断過程において駆動用の第1プーリーに別設した
第2プーリーに余分なワイヤーソーを懸架することでワ
イヤーソー巻回機の走行距離を短縮し、ワイヤーソーを
切断することなくこの作業を行うものであるから、狭隘
な作業領域での作業性が向上し、切断・接合によって生
じるワイヤーソー自体の強度の劣化を無くし、かつ、切
断・接合によるワイヤーソーのコストの上昇を抑制で
き、また、本発明の切断工法を実施するための切断装置
は、石材の切断過程において生じるワイヤーソーの弛み
を離間可能に別設したプーリーによって吸収する構造か
らなり、狭隘な作業領域に最適なコンパクト化が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤーソーによる切断工法およびワ
イヤーソーによる切断工法を実施するための切断装置を
示す概観図である。
【図2】本発明のワイヤーソーによる切断工法およびワ
イヤーソーによる切断工法を実施するための切断装置を
示す側面図である。
【図3】本発明のワイヤーソーによる切断工法およびワ
イヤーソーによる切断工法を実施するための切断装置を
示す正面図である。
【図4】本発明の切断装置に適用され、駆動用モーター
により回動されてワイヤーソーを移送すべくワイヤーソ
ーを多数巻回し得る第1プーリーの断面図である。
【図5】本発明の切断装置に適用され、ワイヤーソーを
多数巻回し得る回動自在な第2プーリーの断面図であ
る。
【図6】本発明の切断装置に適用され、外周に1本のみ
の溝を備えたプーリー単体が複数個軸支されたプーリー
の断面図である。
【符号の説明】
A 自然の石山または切出された石材 B 穿孔 C 噴霧水 D フレーム 1 ワイヤーソー巻回機 2 第1レール 3 第1プーリー駆動用モーター 4 第1プーリー 42 被覆体 411 溝 5 ワイヤーソー 6 第2プーリー 62 被覆体 611 溝 7 本体車輪 8 第2レール 9 駆動用モーターにより回動される駆動軸 9' 回動自在に枢支された駆動軸 10 流体圧シリンダー 11 流体圧発生機 12 垂れ止めプーリー 13 ワイヤーソー巻回機走行用モーター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーに人工ダイヤモンド等の超硬質
    材を間隔を置いて固設したワイヤーソーを、予め石材等
    に穿った貫通孔に挿通し、または石材等の外周に掛渡し
    たあと、ワイヤーソー巻回機のプーリーに懸架して両端
    を連結し、前記ワイヤーソー巻回機を石材等から離間す
    る方向に移動させてワイヤーソーに張力を付与し、プー
    リーの駆動によりワイヤーソーを移送して石材等の切断
    をなす工法において、前記ワイヤーソー巻回機のプーリ
    ーと石材等間において石材等の切断過程時に変わるワイ
    ヤーソーの離間長さを、前記ワイヤーソー巻回機のプー
    リーとは別に設けたプーリーへワイヤーソーを懸架して
    吸収した上で、石材等の切断をなすようにしたことを特
    徴とする切断工法。
  2. 【請求項2】 前記の別設したプーリーをワイヤーソー
    巻回機のプーリーに対して流体圧シリンダー(エアーシ
    リンダー、オイルシリンダー等、以下同)により相対的
    に移動させることによりワイヤーソーを緊張させ、石材
    等の切断をなすようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の切断工法。
  3. 【請求項3】 前記の別設したプーリーとワイヤーソー
    巻回機のプーリーとにワイヤーソーを複数回懸架して石
    材等の切断をなすようにしたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の切断工法。
  4. 【請求項4】 外周に1本のみの溝を備えたプーリー単
    体が複数個軸支された構造である前記の別設したプーリ
    ーとワイヤーソー巻回機のプーリーに、ワイヤーソーを
    懸架して石材等の切断をなすようにしたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の切断工法。
  5. 【請求項5】 ワイヤーに人工ダイヤモンド等の超硬質
    材を間隔を置いて固設したワイヤーソーを、予め石材等
    に穿った貫通孔に挿通し、または石材等の外周に掛渡し
    たあと、ワイヤーソー巻回機のプーリーに懸架して両端
    を連結し、ワイヤーソー巻回機を石材等から離間する方
    向に走行させてワイヤーソーに張力を付与し、前記プー
    リーの駆動によりワイヤーソーを移送して石材等の切断
    をなす装置において、前記ワイヤーソー巻回機のプーリ
    ーと石材等間において石材等の切断過程時に変わるワイ
    ヤーソーの離間長さを吸収すべく、前記ワイヤーソー巻
    回機のプーリーに対して他のプーリーを別設して両プー
    リーにワイヤーソーを懸架するように構成したことを特
    徴とする切断装置。
  6. 【請求項6】 前記の別設したプーリーは、ワイヤーソ
    ー巻回機に別設したレール上で流体圧シリンダーにより
    ワイヤーソー巻回機のプーリーに対して移動可能に形成
    され、前記の別設したプーリーの前記移動によりワイヤ
    ーソーを緊張するように構成したことを特徴とする請求
    項5記載の切断装置。
  7. 【請求項7】 前記の別設したプーリーとワイヤーソー
    巻回機のプーリーはワイヤーソーが複数回懸架可能であ
    ることを特徴とする請求項5または請求項6記載の切断
    装置。
  8. 【請求項8】 前記の別設したプーリーとワイヤーソー
    巻回機のプーリーの各々は外周に1本のみの溝を備えた
    プーリー単体を複数個軸支した構造であることを特徴と
    する請求項7記載の切断装置。
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