JPH1190377A - 容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置 - Google Patents
容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置Info
- Publication number
- JPH1190377A JPH1190377A JP9273698A JP27369897A JPH1190377A JP H1190377 A JPH1190377 A JP H1190377A JP 9273698 A JP9273698 A JP 9273698A JP 27369897 A JP27369897 A JP 27369897A JP H1190377 A JPH1190377 A JP H1190377A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- container
- pipe
- cleaning
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
9を備えた容器洗浄装置であって、容器の側方に配置さ
れ、昇降自在に支持された上記噴射ノズル9を構成する
ノズルパイプ12と、このノズルパイプ12に洗浄液を
供給する給液管8とを有し、該ノズルパイプ12には洗
浄液を噴射するノズル孔13と、ノズルパイプ12内に
洗浄液を導入する導入孔14が形成されているととも
に、該ノズルパイプ12は、前記給液管8に対し上下に
貫通して設けられ、昇降手段により昇降可能となってい
る容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置。 【効果】 噴射ノズルを昇降自在としたので容器高さに
応じて噴射ノズル高さを変更できる。同一容器であって
もラベル位置など、必要な部位に集中して洗浄すること
ができる。噴射ノズル側から洗浄液を供給し、噴射ノズ
ルにつまった澱などを取り除く逆洗を行うことができ
る。
Description
周面に洗浄液を噴射する噴射ノズルを備えた容器洗浄装
置に係り、特にこの噴射ノズルを昇降可能とした容器洗
浄装置の噴射ノズル昇降装置に関するものである。
面の洗浄を行うものとして、倒立状態でホルダに収容さ
れた容器の周囲にノズル孔を備えた上下に長いノズルパ
イプよりなる噴射ノズルが配置され、この噴射ノズルか
ら噴射される洗浄液により容器の外周面を洗浄するよう
にしたもの(特公昭37−11594号公報参照)が存
在している。
よって複数種の容器を兼用して洗浄する場合、容器の種
類によってその高さは異なるため、すべての容器の外周
面を洗浄できるようにするためには兼用幅のうち最も大
きな容器に合わせて噴射ノズルの位置を設定するように
すればよい。しかしながらこのように設定した場合、最
も小さな容器の洗浄を行う際には不必要に洗浄液が噴射
されることになり、洗浄液を無駄に消費してしまい不経
済である。
類の変更など必要に応じて噴射ノズルの位置を変更でき
るようにすることを目的とするものである。
決するために、次のような技術手段を採用した。請求項
1記載の発明においては、容器の外周面に洗浄液を噴射
する噴射ノズルを備えた容器洗浄装置であって、容器の
側方に配置され、昇降自在に支持された上記噴射ノズル
を構成するノズルパイプと、このノズルパイプに洗浄液
を供給する給液管とを有し、該ノズルパイプには洗浄液
を噴射するノズル孔と、ノズルパイプ内に洗浄液を導入
する導入孔が形成されているとともに、該ノズルパイプ
は、前記給液管に対し上下に貫通して設けられ、昇降手
段により昇降可能となるという技術手段を採用した。
にて構成され、このノズルパイプ内に洗浄液を導入する
導入孔と、洗浄液を噴射するノズル孔とが長手方向に位
置をずらして形成され、この噴射ノズルを洗浄液が供給
される給液管に対し上下に貫通して設けるとともに昇降
自在としたものである。
に収容して搬送するようにした容器洗浄装置について説
明するが、容器の首部を保持して搬送し、容器を反転さ
せて洗浄を行うリンサ等に用いることもできる。なお、
噴射ノズルを昇降させた後固定位置で洗浄を行っても良
いし、連続的に昇降させながら洗浄しても良い。
説明する。図1に示すものは、本発明に係る実施例の容
器洗浄装置の全体を示す概略正面図である。
1と容器排出部2間において、機体3内に複数のスプロ
ケット4を配設し、各スプロケット4に無端状チェン5
を掛け渡している。この無端状チェン5は、従来公知の
ように、進行方向両側のチェンと両チェン間に設けた多
数のブラケット7と、各ブラケット7に設けた多数のホ
ルダ6とを備えており、各ホルダ6内に倒立保持された
容器を搬送しながら洗浄するようになっている。そし
て、19で示す外洗位置には容器の側方に位置するよう
に噴射ノズル9が配置され、容器の外周面に洗浄液を噴
射し洗浄を行うようになっている。
り示した縦断面図であって、11はブラケット7に設け
られたホルダ6に倒立状態で収容された容器であり、こ
の容器11の上方において容器11の進行方向(図面に
対する前後方向)に直交し、容器の搬送幅に渡って設け
られ洗浄液を供給する給液管8が配置されている。
面正方形をした筒状体より構成されており、その上下面
に形成されたノズルパイプ挿入孔16に噴射ノズル9を
構成するノズルパイプ12がシール部材15を介して挿
入され、給液管8を上下に貫通して給液管8に対し上下
に昇降自在に設けられている。17は給液管8の上方に
配置され、各ノズルパイプ12を昇降可能に保持する昇
降ブラケットであり、図3にて示されるように容器11
の搬送経路の両側に設けられたシリンダ10、10に昇
降ロッド18を介して取り付けられ、シリンダ10の上
下動作によりノズルパイプ12を一斉に昇降させるよう
になっている。なお、図2においては異なる高さの昇降
ブラケット17を図示するものであり、図3においては
左右のシリンダ10、10の伸縮状態を示しているもの
である。
ズル孔13が1列に形成されて噴射ノズル9を構成して
おり、このノズル孔13の上方に位置をずらして導入孔
14が配置され形成されている。
浄位置(図2における左から1、2本目のノズルパイプ
12の位置)、上方洗浄位置(図2における左から3、
4本目のノズルパイプ12の位置)のいずれの位置にお
いても給液管8内に位置するように設定され、ノズル孔
13が容器11の側方に位置する場合に給液管8から洗
浄液をノズルパイプ12内に導入するようになってい
る。
示されるように容器11の進行方向前後に容器11の進
行方向に直交する方向において1列に設けられ、ホルダ
6内に収容可能な最大径の容器径よりも大きな間隔を持
って配列されている。
3の開口方向は図5に図示するように、進行方向に直交
する1列においては、ほぼ同方向を向くようになってお
り、一つの容器11に対しては容器11の進行方向前後
の各1本のノズルパイプ12により洗浄されるようにな
っている。
るように、1本の容器11のほぼ中心を挟んで2本のノ
ズルパイプ12A、12Bが配置され、各ノズル孔13
は容器11の中心軸線の方向から容器11の外径の接線
方向側に傾けて形成されているもので、一方のノズルパ
イプ12Aのノズル孔13が容器11に向かって右方向
にずれていれば、ノズルパイプ12Bのノズル孔13も
同様に容器11に向かって右方向にずれるように設定さ
れている。つまり、ノズル孔13は容器11に向かって
同一方向に噴射方向をずらして形成されて洗浄液を噴射
し、その噴射圧によりホルダ6内の容器11を同方向
(矢印B方向)に回転させるよう作用する方向に向けて
設定されているものである。
について説明する。容器供給部1にてホルダ6に収容さ
れた容器11は、搬送されて本発明に係る外洗位置19
に至ると、容器11の側方に位置するノズルパイプ12
のノズル孔13から噴射される洗浄液によりその外周面
が洗浄される。この際、ノズルパイプ12に設けられた
ノズル孔13の上下方向の位置は、シリンダ10を動作
させることにより容器の高さや必要な洗浄位置に応じて
設定することができるようになっており、予めその位置
が設定されている。本実施例の場合、シリンダ10は上
下に2つの圧力室を有し、上方・下方に独立して昇降ロ
ッド18が出没可能となっており、各々の出没状態に応
じて3段階に設定できるようになっている。
としては、他のアクチュエータを用いることも可能で、
その場合には無段階でノズル孔13の位置を設定するこ
ともでき、また、洗浄液を噴射しながら連続的にノズル
パイプ12を昇降させ洗浄を行うようにしても良い。ま
た、ノズルパイプ12の昇降に加えてノズルパイプ12
を昇降ブラケット17に対し回転可能に保持できるよう
構成することにより、容器11の種類等に応じてノズル
孔13の向きを設定し、洗浄液の噴射方向を変更するこ
ともできる。つまり、噴射ノズル9を構成するノズルパ
イプ12は洗浄液を供給する給液管8に対して上下に貫
通して設けられているため、ノズルパイプ12に形成さ
れたノズル孔13の位置を上下方向・回転方向のいずれ
においても自由に設定することができるものである。
射される洗浄液の噴射圧により、ホルダ6内で所定の方
向へ回転されることとなり、その外周面の広い範囲に均
一に洗浄液が噴射され洗浄される。なお、本実施例にお
いては、図1に示す複数の外洗位置19において、図5
に示すように交互に容器11の回転方向を変更するよう
にノズル孔13の方向を設定しているものであるが、高
さの高い容器11に対しては、それぞれノズル孔13の
高さ位置を異ならせるようにしても良い。
ル孔13の洗浄について説明する。ノズルパイプ12を
シリンダ10の動作により最上方位置、つまり図2にお
ける右側から1、2本目のノズルの洗浄位置に位置させ
る。この位置においては、通常給液管8内に位置するよ
うになっている導入管14が給液管8の上方に位置し、
ノズル孔13が給液管8内に位置するように設定され
る。この状態ではノズル孔13から洗浄水がノズルパイ
プ12内に導入されることになり、ノズルパイプ12の
内側からノズル孔13に詰まった洗浄液より発生する澱
などをノズルパイプ12の外側より押し出して取り除
き、導入孔14からノズルパイプ12の外に排出するこ
とができ、ノズルパイプ12を逆洗することができる。
次の効果を得ることができる。 (1)噴射ノズルを昇降自在としたので容器高さに応じ
て噴射ノズル高さを変更できる。 (2)同一容器であってもラベル位置等、必要な部位に
集中して洗浄することができる。 (3)噴射ノズル側から洗浄液を供給し、噴射ノズルに
つまった澱などを取り除く逆洗を行うことができる。
示す概略正面図である。
示す縦断面面図である。
関係を示す説明平面図である。
浄ノズルの位置関係を示す拡大説明平面図である。
部 3‥‥機体 4‥‥スプロケ
ット 5‥‥無端状チェン 6‥‥ホルダ 7‥‥ブラケット 8‥‥給液管 9‥‥噴射ノズル 10‥‥シリンダ
(昇降手段) 11‥‥容器 12‥‥ノズル
パイプ 13‥‥ノズル孔 14‥‥導入孔 15‥‥シール部材 16‥‥ノズル
パイプ挿入孔 17‥‥昇降ブラケット 18‥‥昇降ロ
ッド 19‥‥外洗位置
Claims (1)
- 【請求項1】 容器の外周面に洗浄液を噴射する噴射ノ
ズルを備えた容器洗浄装置であって、容器の側方に配置
され、昇降自在に支持された上記噴射ノズルを構成する
ノズルパイプと、このノズルパイプに洗浄液を供給する
給液管とを有し、該ノズルパイプには洗浄液を噴射する
ノズル孔と、ノズルパイプ内に洗浄液を導入する導入孔
が形成されているとともに、該ノズルパイプは、前記給
液管に対し上下に貫通して設けられ、昇降手段により昇
降可能となっていることを特徴とする容器洗浄装置の噴
射ノズル昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273698A JPH1190377A (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9273698A JPH1190377A (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190377A true JPH1190377A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17531317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9273698A Pending JPH1190377A (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190377A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106111601A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-11-16 | 无锡市湖昌机械制造有限公司 | 多喷头伸缩进位喷刷的清洗喷头 |
CN106391546A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-02-15 | 无锡银联齿轮传动机械有限公司 | 自动闸板清洗机的清洗管路 |
CN108188075A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-22 | 世目特种防护用品科技(江苏)有限公司 | 一种用于清洗手套的喷淋装置 |
CN113560293A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-10-29 | 黄雪文 | 一种医用灭菌装置 |
-
1997
- 1997-09-20 JP JP9273698A patent/JPH1190377A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106111601A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-11-16 | 无锡市湖昌机械制造有限公司 | 多喷头伸缩进位喷刷的清洗喷头 |
CN106391546A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-02-15 | 无锡银联齿轮传动机械有限公司 | 自动闸板清洗机的清洗管路 |
CN108188075A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-22 | 世目特种防护用品科技(江苏)有限公司 | 一种用于清洗手套的喷淋装置 |
CN113560293A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-10-29 | 黄雪文 | 一种医用灭菌装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100641846B1 (ko) | 병버섯 재배용 배지병 세척 장치 | |
KR100901495B1 (ko) | 기판 처리 장치 및 그 세정 방법 | |
TWI638757B (zh) | 晶圓儲存容器 | |
CN102553851A (zh) | 液处理装置及液处理方法 | |
CN2784187Y (zh) | 喷墨记录设备 | |
CN102161028A (zh) | 狭缝喷嘴清洗装置和涂覆装置 | |
KR101833456B1 (ko) | 프로파일 세척장치 | |
JPH1190377A (ja) | 容器洗浄装置の噴射ノズル昇降装置 | |
KR101583111B1 (ko) | 액처리 장치 및 액처리 방법 | |
JP4113182B2 (ja) | ステアリングホイールの表面に柄を自動転写する方法及び装置 | |
JPH1190376A (ja) | 容器洗浄装置 | |
JP4671733B2 (ja) | ボトル洗浄装置 | |
JP4579790B2 (ja) | 洗浄装置 | |
KR20100122445A (ko) | 세정 장치, 기판 처리 시스템, 세정 방법, 및 기억 매체 | |
JP2007125531A (ja) | 洗浄装置 | |
JP2011020117A (ja) | 洗浄ユニット、これを有する処理液塗布装置及びこれを利用した洗浄方法 | |
JP4260132B2 (ja) | 容器内面の水切り装置 | |
KR101870193B1 (ko) | 디지털 프린팅 머신용 헤드의 와이핑 장치 | |
JPH1072098A (ja) | ノズルパイプの洗浄装置を有する洗壜機 | |
JP2004315187A (ja) | 物品の自動搬送水切り装置および自動搬送水切り方法、並びに物品の自動洗浄装置及び自動洗浄方法 | |
JPH06312164A (ja) | 容器洗浄装置 | |
JP2007260502A (ja) | ワーク洗浄装置 | |
JP2009066565A (ja) | 流路切換器、液状体交換方法、液滴吐出装置 | |
JP4288746B2 (ja) | 液抜き装置 | |
JPH11334091A (ja) | インクジェットヘッドの洗浄方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040301 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040601 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 9 |