JPH1189263A - 直流電動機の速度制御装置 - Google Patents

直流電動機の速度制御装置

Info

Publication number
JPH1189263A
JPH1189263A JP9243731A JP24373197A JPH1189263A JP H1189263 A JPH1189263 A JP H1189263A JP 9243731 A JP9243731 A JP 9243731A JP 24373197 A JP24373197 A JP 24373197A JP H1189263 A JPH1189263 A JP H1189263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
motor
voltage
current
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9243731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3596247B2 (ja
Inventor
Yukihiko Okamura
幸彦 岡村
Takashi Yoshida
吉田  孝
Kenji Sakamoto
健二 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24373197A priority Critical patent/JP3596247B2/ja
Publication of JPH1189263A publication Critical patent/JPH1189263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596247B2 publication Critical patent/JP3596247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stopping Of Electric Motors (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的に大きな回転負荷がかかり検出速度が
零になったとしても直ちに停止することはなく、また、
直流電動機や直流電動機に接続される負荷の破損を防止
することができる直流電動機の速度制御装置を提供す
る。 【解決手段】 指令速度を指定する設定器1と、直流電
動機Mの回転速度である検出速度を出力する速度検出器
8と、検出速度と指令速度とが一致するように直流電動
機Mに印加する指令電圧を調整する電圧制御器6と、電
動機電流である検出電流を出力する電流検出器9と、直
流電動機Mが拘束状態にあるのか、速度検出器8が故障
状態にあるのかを検出速度及び指令電圧及び検出電流か
ら判定し、断定信号を出力する速度検出異常判定器10
とを付加し、速度検出異常判定器10が速度検出器8の
拘束または故障を断定した時点で直流電動機Mへ印加し
ていた電圧を停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電動機の速度
を制御する速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直流電動機の速度制御装置は、所
望の回転速度である指令速度を設定する設定器と、直流
電動機に電圧を印加する電圧制御器と、所定時間毎に直
流電動機の回転速度を検出する速度検出器とを備えてい
る。
【0003】そして、指令速度で直流電動機を回転させ
るため、電圧制御器では、速度検出器により得られた回
転速度と所望の回転速度とを比較して、速度検出器によ
り得られた回転速度が高ければ直流電動機に印加する電
圧を低くし、速度検出器により得られた回転速度が低け
れば直流電動機に印加する電圧を高くするといった制御
を行っている。
【0004】さて、検出された回転速度が零の場合、指
令速度に達するまで直流電動機への印加電圧を増加させ
ることになる。しかし、直流電動機に大きな回転負荷が
かかり直流電動機が回転しない状態にあるにもかかわら
ず電圧を印加し続けると、直流電動機には発熱が生じ、
故障の原因となってしまう。そこで、従来の直流電動機
の速度制御装置では、電圧制御器にタイマを備えるとと
もに予め所定時間Tを定めておき、所定時間Tの間連続
して直流電動機に電圧を印加し続けても速度検出器によ
り検出される速度が零である場合には、直流電動機の発
熱を防止するために電圧の印加を停止するようにしてい
る。
【0005】従来、速度検出器に故障が生じ、直流電動
機が所望の回転速度で回転しているにもかかわらず、速
度検出器により検出される速度が零である場合、所望の
回転速度が速度検出器から出力されるように、直流電動
機に印加される電圧が増加されると、所望の回転速度以
上で直流電動機を駆動することになり、直流電動機や直
流電動機に接続される負荷を破損する場合がある。しか
し、前述のように速度検出器により検出される速度が零
である場合には、所定時間Tの経過後に直流電動機に対
する電圧の印加が停止されるため、直流電動機や直流電
動機に接続される負荷に破損を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の直流電動機の速度制御装置において、直流電動
機や直流電動機に接続される負荷を保護するという観点
から所定時間Tを短くすると、急激に大きな回転負荷が
かかり一時的に検出速度が零になると、所定時間Tが経
過すると直ちに直流電動機に印加される電圧が停止され
るため、従来の直流電動機では変動の大きな負荷を回転
駆動できないという問題点を有していた。また、この問
題点を回避するために所定時間Tを長くすると、直流電
動機や直流電動機に接続される負荷に対する保護が不完
全なものになってしまうという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、直流電動機に一
時的に大きな回転負荷がかかり検出速度が零になったと
しても直ちに停止することはなく、また、直流電動機や
直流電動機に接続される負荷の破損を防止することがで
きる直流電動機の速度制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
直流電動機を回転させようとする速度である指令速度を
指定する設定器と、直流電動機の回転速度を検出し検出
速度を出力する速度検出器と、前記検出速度と前記指令
速度とが一致するように直流電動機に印加する指令電圧
を調整する電圧制御器とを備えた直流電動機の速度制御
装置において、直流電動機の電動機電流を検出し検出電
流を出力する電流検出器と、前記直流電動機に大きな付
加が印加されたため前記検出速度が零となる拘束状態に
あるのか、前記速度検出器が故障しているため前記検出
速度が零となる故障状態にあるのかを前記検出速度及び
前記指令電圧及び前記検出電流から判定し、断定信号を
出力する速度検出異常判定器とを付加し、前記速度検出
異常判定器が前記速度検出器の拘束または故障を断定し
た時点で直流電動機へ印加していた電圧を停止すること
を特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の直
流電動機の速度制御装置において、前記検出速度が零で
あるときに直流電動機に印加する電圧を第1の所定電圧
に制限する電圧制限器を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の直流電動機の速度制御装置において、前記速
度検出異常判定器は、前記検出速度が零であり直流電動
機に印加する電圧が前記第1の所定電圧であるときに前
記検出電流が第1の所定電流以上であれば前記拘束状態
にあると判定する第1の判定手段と、前記検出速度が零
であり直流電動機に印加する電圧が前記第1の所定電圧
よりも低く設定した第2の所定電圧以上であるときに前
記検出電流が前記第1の所定電流よりも高く設定した第
2の所定電流以下であれば前記故障状態にあると判定す
る第2の判定手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記
載の直流電動機の速度制御装置において、前記速度検出
異常判定器は、前記拘束状態にあると判定してから拘束
断定信号を出力するまでの拘束断定時間を任意に設定で
きる第1のタイマと、前記故障状態にあると判定してか
ら故障断定信号を出力するまでの故障断定時間を任意に
設定できる第2のタイマとを備えたことを特徴とするも
のである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の直
流電動機の速度制御装置において、前記故障断定時間が
前記拘束断定時間よりも短くなるように前記第1のタイ
マ及び前記第2のタイマにおいて前記拘束断定時間及び
前記故障断定時間を設定したことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1乃至図7に基づき詳細に説明する。図1は速度
制御装置のブロック図である。図2は速度検出異常判定
器のブロック図である。図3は正常動作時における各種
出力と時間との関係を表すタイミングチャートであり、
(a)は起動・停止信号の出力を表し、(b)は指令電
圧の出力を表し、(c)は検出電流の出力を表し、
(d)は実際の直流電動機の回転速度である電動機速度
の出力を表し、(e)は指令速度と検出速度の出力を表
し、(f)は拘束信号の出力を表し、(g)は故障断定
信号の出力を表す。図4は拘束状態が発生した場合にお
ける各種出力と時間との関係を表すタイミングチャート
であり、(a)は起動・停止信号の出力を表し、(b)
は指令電圧の出力を表し、(c)は検出電流の出力を表
し、(d)は実際の直流電動機の回転速度である電動機
速度の出力を表し、(e)は指令速度と検出速度の出力
を表し、(f)は拘束信号の出力を表し、(g)は故障
断定信号の出力を表す。図5は速度検出器が故障した状
態において、指令速度の増加率が比較的小さい場合にお
ける各種出力と時間との関係を表すタイミングチャート
であり、(a)は起動・停止信号の出力を表し、(b)
は指令電圧の出力を表し、(c)は検出電流の出力を表
し、(d)は実際の直流電動機の回転速度である電動機
速度の出力を表し、(e)は指令速度と検出速度の出力
を表し、(f)は拘束信号の出力を表し、(g)は故障
断定信号の出力を表す。図6は速度検出器が故障した状
態において、指令速度の増加率が比較的小さい場合にお
ける各種出力と時間との関係を表すタイミングチャート
であり、(a)は起動・停止信号の出力を表し、(b)
は指令電圧の出力を表し、(c)は検出電流の出力を表
し、(d)は実際の直流電動機の回転速度である電動機
速度の出力を表し、(e)は指令速度と検出速度の出力
を表し、(f)は拘束信号の出力を表し、(g)は故障
断定信号の出力を表す。図7は正常動作中に速度検出器
に故障が発生した場合における各種出力と時間との関係
を表すタイミングチャートであり、(a)は起動・停止
信号の出力を表し、(b)は指令電圧の出力を表し、
(c)は検出電流の出力を表し、(d)は実際の直流電
動機の回転速度である電動機速度の出力を表し、(e)
は指令速度と検出速度の出力を表し、(f)は拘束信号
の出力を表し、(g)は故障断定信号の出力を表す。
【0014】図1に示した直流電動機Mの速度制御装置
は、設定器1と、全体制御器2と、表示器3と、速度制
御器4と、電圧制限器5と、電圧制御器6と、電源電圧
7と、速度検出器8と、電流検出器9と、速度検出異常
判定器10とを備えてなる。
【0015】直流電動機Mは、電動機電流Imに比例し
たトルクを出力するものである。なお、印加電圧Vm、
電動機電流Im、電動機速度ωmの関係は、電動機抵抗
R、逆起電圧定数Keとすると、Im=(Vm−Ke×
ωm)/Rとなる。
【0016】設定器1は、直流電動機Mに対して起動や
停止といった動作状態を設定・指示するものでり、直流
電動機Mの回転方向を設定すると、直流電動機Mに対し
て指令方向を出力したり、直流電動機Mの回転速度を設
定すると、直流電動機Mに対して指令速度ω1を出力し
たりするものである。
【0017】全体制御器2は、中央演算器やメモリ(と
もに図示せず)等から構成されるものであり、演算機能
や記憶機能を有している。全体制御器2は、設定器1の
出力信号や後述する速度検出異常判定器10の出力信号
に基づいて、指令速度ω1を出力したり、起動する場合
には起動・停止信号Start/Stopを出力したり、直流電動
機Mの動作状態を表示するための信号である表示信号S
ignを出力する。
【0018】表示器3は、全体制御器2から出力される
表示信号Signを受信して、現在や過去における直流
電動機Mの動作状況等を表示するものである。
【0019】速度制御器4は、指令速度ω1と速度検出
器8により検出された検出速度ω2とが一致するよう
に、例えば、PI制御(比例・積分制御)により直流電
動機Mに印加すべき電圧である指令電圧V1を演算する
ものである。
【0020】電圧制限器5は、検出速度ω2が零の場
合、指令電圧V1を拘束最大電圧Vrockに制限する。従
って、ω2が零の場合において、直流電動機Mに対して
印加される指令電圧の最大値は拘束最大電圧Vrockとい
うことになる。
【0021】電圧制御器6は、全体制御器2を介して設
定器1から起動・停止信号Start/Stopがオンされている
状態において、PWM制御等により、電源電圧7を調整
して指令電圧V1に応じた電圧Vmを直流電動機Mに印
加するものである。また、起動・停止信号Start/Stopが
オフされると直流電動機Mへの電圧の印加を停止するも
のである。
【0022】速度検出器8は、タコジェネレータ、ある
いは、エンコーダ及びF/V変換器(周波数/電圧変換
器)等で構成されるものであり、直流電動機Mの実際の
回転速度である電動機速度ωmに比例した検出速度ω2
を出力する。
【0023】電流検出器9は、シャント抵抗器等を介し
て出力される直流電動機Mの電動機電流Imを増幅して
検出電流I1を出力するものである。
【0024】速度検出異常判定器10は、指令電圧V
1、検出速度ω2、検出電流I1から、直流電動機Mの
検出速度ω2が零であるときに、その原因が、速度検出
器8が故障状態にあるからなのか、若しくは、急激に大
きな回転負荷が直流電動機Mにかかった状態(以下、こ
の状態を拘束状態と記載する)にあるからなのかを判定
する。
【0025】これにより、従来、検出速度ω2のみから
直流電動機Mに対する制御を行っていたのに対して、指
令電圧V1及び検出電流I1から直流電動機Mの動作を
判定し、その結果を直流電動機Mの制御に反映させるこ
とが可能となる。従って、従来の速度制御装置よりも直
流電動機Mに対して緻密でより安全な制御が行えること
になる。以下、速度検出異常判定器10において行われ
る判定及びそれに伴って行われる直流電動機Mの制御に
ついて述べる。
【0026】図2に示した速度検出異常判定器10は、
基準発生器20a、…20eと、比較器21a、…21
eと、拘束タイマ22と、故障タイマ23とを備えてな
る。
【0027】基準発生器20a、…20eは、それぞれ
予め定められた基準値を発生するものである。
【0028】比較器21a、…21eは、基準発生器2
0a、…20eから発生された基準値と入力された値と
を比較して、予め定めた条件に合致すれば、比較器21
a、…21eから制御信号ST1、…ST5がそれぞれ
出力される。
【0029】比較器21aは、基準発生器20aが発生
する基準値である拘束最大電圧Vrockと指令電圧V1と
を比較して、拘束最大電圧Vrockと指令電圧V1とが等
しければ制御信号ST1を出力するものである。
【0030】比較器21bは、基準発生器21bが発生
する基準値である拘束検出電流Irockと検出電流I1と
を比較して、検出電流I1が拘束検出電流Irock以上に
なれば制御信号ST2を出力するものである。
【0031】比較器21cは、基準発生器21cが発生
する基準値である故障検出電圧Vfault と指令電圧V1
とを比較して、指令電圧V1が故障検出電圧Vfault 以
上になれば制御信号ST3を出力するものである。な
お、故障検出電圧Vfault は拘束最大電圧Vrockよりも
低く設定している。
【0032】比較器21dは、基準発生器21dが発生
する基準値である故障検出電流Ifault と検出電流I1
とを比較して、検出電流I1が故障検出電流Ifault 以
下であれば制御信号ST4を出力するものである。な
お、故障状態にあるにもかかわらず拘束状態であると誤
った判断を行わないようにするために、故障検出電流I
fault は拘束検出電流Irockよりも高く設定している。
【0033】比較器21dは、基準発生器20dが発生
する基準値である零速度と検出速度ω2とを比較して、
検出速度ω2が零であれば制御信号ST5を出力するも
のである。
【0034】拘束タイマ22は、制御信号ST1、ST
2、ST5が全て出力されたところで拘束信号Srockを
出力するものである。つまり、拘束タイマ22は、検出
速度ω2が零である場合において、指令電圧V1が印加
できる電圧の最大値である拘束最大電圧Vrockに達して
いるにもかかわらず、拘束検出電流Irock以上の検出電
流I1が得られていれば、直流電動機Mは回転駆動して
いないものと判断し、拘束信号Srockを出力する。
【0035】また、拘束タイマ22では、制御信号ST
1、ST2、ST5が全て出力されてから拘束信号Sro
ckを出力するまでの時間(以下、拘束断定時間Trockと
記載)は任意に設定することが可能である。
【0036】なお、拘束タイマ22は、拘束断定時間T
rockをカウント中に制御信号ST1、ST2、ST5の
どれか一つでも入力がなくなれば、拘束断定時間Trock
をリセットし、再び制御信号ST1、ST2、ST5が
全て出力されるまで拘束断定時間Trockをカウントしな
いようにされている。
【0037】故障タイマ23は、制御信号ST3、ST
4、ST5が全て出力されたところで故障断定信号Sfa
ult を出力するものである。つまり、故障タイマ23
は、検出速度ω2が零である場合において、指令電圧V
1が故障検出電圧Vfault 以上の電圧を印加しているに
もかかわらず、故障検出電流Ifault 以下の検出電流I
1しか得られていないならば、直流電動機Mは回転駆動
しているので、速度検出器8の動作が不良であると判断
し、故障断定信号Sfault を出力する。 また、故障タ
イマ23では、制御信号ST3、ST4、ST5が全て
出力されてから故障断定信号Sfault を出力するまでの
時間(以下、故障断定時間Tfault と記載)は任意に設
定することが可能である。
【0038】なお、故障タイマ23は、故障断定時間T
fault をカウント中に制御信号ST3、ST4、ST5
のどれか一つでも入力がなくなれば、故障断定時間Tfa
ultをリセットし、再び制御信号ST3、ST4、ST
5が全て出力されるまで故障断定時間Tfault をカウン
トしないようにされている。
【0039】全体制御器2では、拘束信号Srock及び故
障断定信号Sfault が入力されると、直ちに速度制御器
4に指令速度ω1を零にして直流電動機Mを停止すると
ともに、その旨を表示器3に表示する。
【0040】次に、直流電動機Mに対して実際にどのよ
うな制御が行われるかをタイミングチャートを用いて説
明する。
【0041】図3は正常時のタイミングチャートであ
る。起動・停止信号Start/Stopがオンされると(図3
(a)参照)、直流電動機Mが指令速度ω1にて回転駆
動するように指令電圧V1が直流電動機Mに印加される
(図3(b)参照)。直流電動機Mの負荷が大きくなれ
ば(図3(c)参照)、検出速度ω2が指令速度ω1に
一致するように、速度制御装置は、指令電圧V1を大き
くして(図3(d)参照)、直流電動機Mの出力トルク
を増加させる。
【0042】図4は拘束状態が発生した場合のタイミン
グチャートである。図3の場合と同様、検出速度ω2が
指令速度ω1に一致するように、速度制御装置は指令電
圧V1を大きくする。すると、直流電動機Mの検出速度
ω2(実際の電動機速度ωm)は零なので、検出電流I
1が増加する。そして、時刻t1において、直流電動機
の拘束条件が成立し、拘束タイマ22は拘束断定時間T
rockのカウントを開始する。時刻t1から拘束断定時間
Trockが経過すると、拘束タイマ22は直流電動機Mが
拘束状態にあると断定して拘束信号Srockを出力する
(図4(f)参照)。すると、全体制御器2により起動
・停止信号Start/Stopがオフされ(図4(a)参照)、
直流電動機Mに印加される指令電圧V1が零となる(図
4(b)参照)。
【0043】図5は速度検出器8が故障した場合であ
り、印加電圧V1の増加率が比較的小さいため、検出電
流I1が故障検出電流Ifault を超えない場合のタイミ
ングチャートである。速度検出器8は故障状態にあるの
で、指令速度ω1と検出速度ω2は一致せず(図5
(e)参照)、指令電圧V1の増加を継続する(図5
(b)参照)。時刻t3において、実際には、直流電動
機Mの電動機速度ωmは指令電圧V1に基づいて増加す
るので(図5(d)参照)、検出電流I1は増加するこ
とになるが故障検出電流Ifault は超えない(図5
(c)参照)。この時点で、直流電動機の故障条件が成
立し(図5(b)参照)、時刻t3から故障断定時間T
fault を経過した時刻t4において、故障断定信号Sfa
ult を出力する(図5(g)参照)。すると、全体制御
器2により起動・停止信号Start/Stopがオフされ(図5
(a)参照)、直流電動機Mに印加される指令電圧V1
が零となる(図5(b)参照)。
【0044】図6は速度検出器8が故障した場合であ
り、印加電圧V1の増加率が比較的大きいため、検出電
流I1が故障検出電流Ifault を超える場合のタイミン
グチャートである。速度検出器8は故障状態にあるの
で、指令速度ω1と検出速度ω2は一致せず(図6
(e)参照)、指令電圧V1の増加を継続する(図6
(b)参照)。時刻t5において、実際には、直流電動
機Mの電動機速度ωmは指令電圧V1に基づいて増加す
るので(図6(d)参照)、検出電流I1は増加するこ
とになるが故障検出電流Ifault は超えない(図6
(c)参照)。すると、直流電動機の故障条件が成立
し、時刻t5から故障断定時間Tfault をカウントし始
めることになる(図6(b)参照)。しかし、直流電動
機Mに対する指令速度V1が高いため(図6(b)参
照)、検出電流I1が故障検出電流Ifault を超えてし
まい、時刻t6で速度検出器8が故障状態が成立しなく
なり、今までのカウント値をリセットしてしまう(図6
(c)参照)。しかし、印加電圧V1が拘束最大電圧V
rockに制限されると、直流電動機Mの駆動により検出電
流I1が小さくなり、再び、時刻t7で速度検出器8の
故障状態が成立する。すると、時刻t7から故障断定時
間Tfault のカウントを再び開始し、時刻t8において
速度検出器8の故障を断定して、故障断定信号Sfault
を出力する(図6(g)参照)。すると、全体制御器2
により起動・停止信号Start/Stopがオフされ(図6
(a)参照)、直流電動機Mに印加される指令電圧V1
が零となる(図6(b)参照)。
【0045】図7は正常動作中に速度検出器8に故障が
発生した場合のタイミングチャートである。速度検出器
8は故障状態にあるので、指令速度ω1と検出速度ω2
は一致せず(図7(e)参照)、指令電圧V1の増加を
継続する(図7(b)参照)。時刻t9において、実際
には、直流電動機Mの電動機速度ωmは指令電圧V1に
基づいて増加するので(図7(d)参照)、検出電流I
1は増加することになるが故障検出電流Ifault は超え
ない(図7(c)参照)。この時点で、速度検出異常判
定器10は、速度検出器8の故障条件が成立しているの
で(図7(b)参照)、時刻t9から故障断定時間Tfa
ult のカウントを開始することになる。しかし、直流電
動機Mに対する指令速度V1が高いため(図7(b)参
照)、検出電流I1が故障検出電流Ifault を超えてし
まい、時刻t10で速度検出器8の故障条件が成立しな
くなり、今までのカウント値をリセットしてしまう(図
7(c)参照)。しかし、印加電圧V1が拘束最大電圧
Vrockに制限されると、直流電動機Mの駆動により検出
電流I1が小さくなり、再び、時刻t11で速度検出器
8の故障条件が成立する。すると、時刻t11から故障
断定時間Tfault のカウントを再び開始し、時刻t12
において故障断定信号Sfault を出力する(図7(g)
参照)。すると、全体制御器2により起動・停止信号St
art/Stopがオフされ(図7(a)参照)、直流電動機M
に印加される指令電圧V1が零となる(図7(b)参
照)。
【0046】以上に述べた速度検出異常判定器10の動
作により、直流電動機Mに一時的に大きな回転負荷がか
かり検出速度が零になったとしても、検出電流I1が拘
束検出電流Irock以上の値を示しているかぎり、少なく
とも拘束最大電圧Vrockまでは指令電圧V1が印加され
続けることになるので、直ちに直流電動機Mが停止する
ことはない。これに対し、速度検出器8の動作が不良で
検出速度ω2が零である場合には直ちに直流電動機Mが
停止することになるので、直流電動機Mや直流電動機M
に接続される負荷の破損を防止することができる。
【0047】また、直流電動機Mに拘束最大電圧Vrock
を印加した際、直流電動機Mが発熱破損しない程度に長
く拘束断定時間Trockを設定し、また、故障断定時間T
fault をできるだけ短く設定するれば、拘束状態から通
常運転状態に復帰しようとする速度制御が直流電動機M
に故障を生じない程度で行われるとともに、速度検出器
8が故障の際には直ちに直流電動機Mが停止するため、
より利用者の意志に応じた直流電動機Mの速度制御が可
能となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、直流電動機を回転させようとする速度である指
令速度を指定する設定器と、直流電動機の回転速度を検
出し検出速度を出力する速度検出器と、検出速度と指令
速度とが一致するように直流電動機に印加する指令電圧
を調整する電圧制御器とを備えた直流電動機の速度制御
装置において、直流電動機の電動機電流を検出し検出電
流を出力する電流検出器と、直流電動機に大きな付加が
印加されたため検出速度が零となる拘束状態にあるの
か、速度検出器が故障しているため検出速度が零となる
故障状態にあるのかを検出速度及び指令電圧及び検出電
流から判定し、断定信号を出力する速度検出異常判定器
とを付加し、速度検出異常判定器が速度検出器の拘束ま
たは故障を断定した時点で直流電動機へ印加していた電
圧を停止するようにしたので、直流電動機に一時的に大
きな回転負荷がかかり検出速度が零になったとしても直
ちに停止することはなく、また、直流電動機や直流電動
機に接続される負荷の破損を防止することができる直流
電動機の速度制御装置を提供できるという効果を奏す
る。
【0049】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の直流電動機の速度制御装置において、検出速度が
零であるときに直流電動機に印加する電圧を第1の所定
電圧に制限する電圧制限器を備えるようにしたので、直
流電動機に異常に高い電圧が印加されることを防止でき
るという効果を奏する。
【0050】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載の直流電動機の速度制御装置におい
て、速度検出異常判定器は、検出速度が零であり直流電
動機に印加する電圧が第1の所定電圧であるときに検出
電流が第1の所定電流以上であれば拘束状態にあると判
定する第1の判定手段と、検出速度が零であり直流電動
機に印加する電圧が第1の所定電圧よりも低く設定した
第2の所定電圧以上であるときに検出電流が第1の所定
電流よりも高く設定した第2の所定電流以下であれば故
障状態にあると判定する第2の判定手段とを備えるよう
にしたので、直流電動機が拘束状態にあるのか、若しく
は、速度検知手段が故障状態にあるのかを精度よく判定
することが可能となるという効果を奏する。
【0051】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至3記載の直流電動機の速度制御装置において、速度
検出異常判定器は、拘束状態にあると判定してから拘束
断定信号を出力するまでの拘束断定時間を任意に設定で
きる第1のタイマと、故障状態にあると判定してから故
障断定信号を出力するまでの故障断定時間を任意に設定
できる第2のタイマとを備えたので、直流電動機の使用
状況に応じて、拘束状態又は故障状態から直流電動機を
停止するまでの時間を、利用者の意志に応じて設定する
ことが可能となるという効果を奏する。
【0052】請求項5記載の発明にあっては、請求項4
記載の直流電動機の速度制御装置において、故障断定時
間が拘束断定時間よりも短くなるように第1のタイマ及
び第2のタイマにおいて拘束断定時間及び故障断定時間
を設定したので、拘束条件及び故障条件がともに成立し
た場合において、故障断定時間が経過する前に拘束断定
時間が経過するという不具合を回避し、より速やかに速
度検出器の故障を検出することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】速度制御装置のブロック図である。
【図2】速度検出異常判定器のブロック図である。
【図3】正常動作時における各種出力と時間との関係を
表すタイミングチャートでありる。
【図4】拘束状態が発生した場合における各種出力と時
間との関係を表すタイミングチャートである。
【図5】速度検出器が故障した状態において、指令速度
の増加率が比較的小さい場合における各種出力と時間と
の関係を表すタイミングチャートである。
【図6】速度検出器が故障した状態において、指令速度
の増加率が比較的小さい場合における各種出力と時間と
の関係を表すタイミングチャートである。
【図7】正常動作中に速度検出器に故障が発生した場合
における各種出力と時間との関係を表すタイミングチャ
ートでありる。
【符号の説明】
M 直流電動機 1 設定器 5 電圧制限器 6 電圧制御器 8 速度検出器 9 電流検出器 10 速度検出異常判定器 22 拘束タイマ(第1の判定手段、第1のタイマ) 23 故障タイマ(第2の判定手段、第2のタイマ) ω1 指令速度 ω2 検出速度 V1 指令電圧 Vrock 第1の所定電圧 Vfault 第2の所定電圧 I1 検出電流 Irock 第1の所定電流 Ifault 第2の所定電流
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】比較器21bは、基準発生器2bが発生
する基準値である拘束検出電流Irockと検出電流I1と
を比較して、検出電流I1が拘束検出電流Irock以上に
なれば制御信号ST2を出力するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】比較器21cは、基準発生器2cが発生
する基準値である故障検出電圧Vfault と指令電圧V1
とを比較して、指令電圧V1が故障検出電圧Vfault 以
上になれば制御信号ST3を出力するものである。な
お、故障検出電圧Vfault は拘束最大電圧Vrockよりも
低く設定している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】比較器21dは、基準発生器2dが発生
する基準値である故障検出電流Ifault と検出電流I1
とを比較して、検出電流I1が故障検出電流Ifault 以
下であれば制御信号ST4を出力するものである。な
お、故障状態にあるにもかかわらず拘束状態であると誤
った判断を行わないようにするために、故障検出電流I
fault は拘束検出電流Irockよりも高く設定している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】比較器21は、基準発生器20が発生
する基準値である零速度と検出速度ω2とを比較して、
検出速度ω2が零であれば制御信号ST5を出力するも
のである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電動機を回転させようとする速度で
    ある指令速度を指定する設定器と、直流電動機の回転速
    度を検出し検出速度を出力する速度検出器と、前記検出
    速度と前記指令速度とが一致するように直流電動機に印
    加する指令電圧を調整する電圧制御器とを備えた直流電
    動機の速度制御装置において、直流電動機の電動機電流
    を検出し検出電流を出力する電流検出器と、前記直流電
    動機に大きな付加が印加されたため前記検出速度が零と
    なる拘束状態にあるのか、前記速度検出器が故障してい
    るため前記検出速度が零となる故障状態にあるのかを前
    記検出速度及び前記指令電圧及び前記検出電流から判定
    し、断定信号を出力する速度検出異常判定器とを付加
    し、前記速度検出異常判定器が前記速度検出器の拘束ま
    たは故障を断定した時点で直流電動機へ印加していた電
    圧を停止することを特徴とする直流電動機の速度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出速度が零であるときに直流電動
    機に印加する電圧を第1の所定電圧に制限する電圧制限
    器を備えたことを特徴とする請求項1記載の直流電動機
    の速度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記速度検出異常判定器は、前記検出速
    度が零であり直流電動機に印加する電圧が前記第1の所
    定電圧であるときに前記検出電流が第1の所定電流以上
    であれば前記拘束状態にあると判定する第1の判定手段
    と、前記検出速度が零であり直流電動機に印加する電圧
    が前記第1の所定電圧よりも低く設定した第2の所定電
    圧以上であるときに前記検出電流が前記第1の所定電流
    よりも高く設定した第2の所定電流以下であれば前記故
    障状態にあると判定する第2の判定手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の直流電動機の
    速度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記速度検出異常判定器は、前記拘束状
    態にあると判定してから拘束断定信号を出力するまでの
    拘束断定時間を任意に設定できる第1のタイマと、前記
    故障状態にあると判定してから故障断定信号を出力する
    までの故障断定時間を任意に設定できる第2のタイマと
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の直流電
    動機の速度制御装置。
  5. 【請求項5】 前記故障断定時間が前記拘束断定時間よ
    りも短くなるように前記第1のタイマ及び前記第2のタ
    イマにおいて前記拘束断定時間及び前記故障断定時間を
    設定したことを特徴とする請求項4記載の直流電動機の
    速度制御装置。
JP24373197A 1997-09-09 1997-09-09 直流電動機の速度制御装置 Expired - Lifetime JP3596247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24373197A JP3596247B2 (ja) 1997-09-09 1997-09-09 直流電動機の速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24373197A JP3596247B2 (ja) 1997-09-09 1997-09-09 直流電動機の速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1189263A true JPH1189263A (ja) 1999-03-30
JP3596247B2 JP3596247B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=17108159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24373197A Expired - Lifetime JP3596247B2 (ja) 1997-09-09 1997-09-09 直流電動機の速度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3596247B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637412A (zh) * 2017-05-09 2019-12-31 阿尔卑斯阿尔派株式会社 带旋转角度检测器的电动机、电动机的旋转角度检测器及探测旋转角度检测器的故障的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637412A (zh) * 2017-05-09 2019-12-31 阿尔卑斯阿尔派株式会社 带旋转角度检测器的电动机、电动机的旋转角度检测器及探测旋转角度检测器的故障的方法
US10965228B2 (en) 2017-05-09 2021-03-30 Alps Alpine Co., Ltd. Motor module, rotation angle detector, and method for detecting failure of rotation angle detector
CN110637412B (zh) * 2017-05-09 2023-03-24 阿尔卑斯阿尔派株式会社 带旋转角度检测器的电动机、电动机的旋转角度检测器及探测旋转角度检测器的故障的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3596247B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06178579A (ja) 冷凍サイクル制御装置
JP2007222991A (ja) 電動工具
JP2892899B2 (ja) 電動機制御装置
JPH04304190A (ja) スピンドルモータの起動制御回路
JPH1189263A (ja) 直流電動機の速度制御装置
JP2002354874A (ja) ブラシレス直流電動機の異常状態検出方法及び保護方法
JP5240846B2 (ja) ファンの監視制御装置
JPH07227096A (ja) 電動モータの故障判定装置
JP2000236685A (ja) 故障診断装置
KR20030010315A (ko) 무센서 브러시리스 모터의 기동방법
JP2851976B2 (ja) モータ制御装置
JPH05252778A (ja) 複写機光学系の速度異常時制御方法
JP4633324B2 (ja) モータ制御方法
JPH07106548B2 (ja) 滑り検出機能を備えた電動ドライバ
KR20000013338A (ko) 브러시레스 직류 모터의 초기 구동전압 제어방법
JPH06311776A (ja) 単相誘導電動機の位相制御装置
JPS6243835B2 (ja)
JP2832717B2 (ja) 工作機械の暖気運転装置
KR0171837B1 (ko) 센서레스 모터의 정지 방법
JPH06284761A (ja) サーボモータの駆動制御方法
JPH07177779A (ja) モータの回転速度制御装置
JPH0731175A (ja) Pll制御方式回転制御装置
JP2889996B2 (ja) 直流モータの制御回路
JPH02112038A (ja) リセット信号発生回路
JPH10225162A (ja) サーボモータの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040830

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8