JPH1188753A - 電子スリットカメラ装置 - Google Patents

電子スリットカメラ装置

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Publication number
JPH1188753A
JPH1188753A JP9243614A JP24361497A JPH1188753A JP H1188753 A JPH1188753 A JP H1188753A JP 9243614 A JP9243614 A JP 9243614A JP 24361497 A JP24361497 A JP 24361497A JP H1188753 A JPH1188753 A JP H1188753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
linear sensor
camera
linear
moving body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9243614A
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English (en)
Inventor
Haruki Watanabe
晴樹 渡辺
Naoyuki Shinpo
直之 新保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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Publication of JPH1188753A publication Critical patent/JPH1188753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアセンサを使用した電子スリットカメラ
等、画像取込装置において、任意の移動体の速度を測定
できるようにすることを目的とする。また、取込んだ画
像のリニアリティーを補正することを目的とする。 【解決手段】 一次元リニアセンサを使用したカメラに
おいて、一つのレンズ系で得られた光学像を分光光学系
により2経路に分岐し、一方のレンズ焦点面に画像取込
用の第1のリニアセンサを移動体に直交して取付け、第
2のリニアセンサを他方の焦点面に前記第1のリニアセ
ンサと直交する位置に取付けたことを特徴とするリニア
センサカメラを有する電子スリットカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアセンサを使
用した電子スリットカメラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアセンサを使用した画像取込
装置は、移動体の移動方向に対し直交するようにリニア
センサを配置し、その移動体を画像メモリに記録してい
た。
【0003】しかし、この記録した画像は、リニアセン
サの一定した取込み周期により記録されるため、取込ま
れた画像は撮像された移動体の速度によりそのリニアリ
ティーが変化するという問題点がある。
【0004】また、移動体の速度を測定しようとした場
合、その移動体の寸法が明確でないと算出されない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リニアセン
サを使用した電子スリットカメラ等、画像取込装置にお
いて、任意の移動体の速度を測定できるようにすること
を目的とする。
【0006】また、取込んだ画像のリニアリティーを補
正することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、一次元リニアセンサを使用したカメラに
おいて、一つのレンズ系で得られた光学像を分光光学系
により2経路に分岐し、一つのレンズ焦点面に画像取込
用の第1のリニアセンサを撮像する移動体に直交して取
付け、もう一つの焦点面にそれと直交する第2のリニア
センサを取り付けたものである。すなわち、第2のリニ
アセンサは撮像する移動体に平行して取付けたものであ
る。本発明はこれら第1、第2のリニアセンサカメラを
使用し、それぞれのリニアセンサから得られた映像信号
を画像メモリに記録し、その情報から速度の算出及び画
像のリニアリティーの補正を行うものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例として、移動す
る自動車の速度の測定方法及び、リニアリティーの補正
方法を図1〜図3により説明する。
【0009】図1は、この実施例の原理を示す図であ
る。すなわち、本実施例において一つのレンズ系2で得
られた光学像を分光光学系5−1,5−2により二経路
に分岐し、一つのレンズ焦点面に画像取込用の第1のリ
ニアセンサ4−1を撮像する移動体1に直交する方向に
取付ける。もう一つの焦点面にそれと直交する第2のリ
ニアセンサ4−2を撮像する移動体1に平行する方向に
取付ける。このように第1、第2のリニアセンサ4−
1,4−2と分光光学系5−1,5−2で構成したのが
リニアセンサカメラ3であり、その撮像状態の概念を示
したものが図2である。1は移動体で自動車を図示して
いる。
【0010】図3は、上記リニアセンサカメラ3を使用
した画像取込装置7の構成を示す。
【0011】上記リニアセンサカメラ3を移動体1であ
る自動車の通過するライン上に設置し、第1、第2のリ
ニアセンサ4−1,4−2を同期した一定の時間で走査
する。各リニアセンサ4−1,4−2から得られる電気
信号を各走査毎にA/D変換器8−1,8−2によりA
/D変換し、それを時系列に画像メモリ9−1,9−2
に記録することにより図4、5に示すような概念の画像
が記録される。
【0012】移動方向に直交した第1のリニアセンサ4
−1から得られる画像は、図4に示すような従来の画像
取込装置で得られる画像であり、通常はこの画像で移動
体の記録または着順判定等を行う。
【0013】上記画像の記録と同期し、移動方向に平行
した第2のリニアセンサ4−2から得られた画像の概念
図を図5に示す。この場合、移動体の移動方向と平行に
リニアセンサ4−2を配置しているため移動体の外形は
画像として捕らえることはできないが、移動体の幅及び
一走査毎に移動した距離が画像として捕らえることがで
きる。
【0014】それぞれのリニアセンサ4−1,4−2か
ら得られた画像は、それぞれ別の画像メモリ9−1,9
−2に記録される。
【0015】画像としてモニタ12に表示する場合は、
各画像メモリ内のデータをD/A変換10し、映像信号
としてモニタ12に出力するが、通常は移動体の外形が
判る画像メモリ9−1の画面を表示することとする。も
ちろん画像メモリ9−2の表示および双方を重畳して表
示することも可能である。これらの切替制御はCPU1
1の制御により行なわれる。
【0016】移動体1の速度の測定方法を図6により説
明する。
【0017】画面上に表示してある画像メモリ9−1の
画像の移動体外形の両端に操作器13およびCPU11
から制御され表示されるカーソル線14を合わせること
により、それと同期した画像メモリ9−2上のデータを
画像処理しその画像の移動した傾きから速度を算出する
ことができる。画面上では、縦軸が距離(寸法)、横軸
が時間軸になっているため速度は 速度=移動距離(縦軸)15/時間(横軸)16 で算出される。
【0018】また、画像メモリ9−2で得られる移動体
1の幅と画像メモリ1で得られる移動体1の全形が取込
まれた時間から速度を算出することも可能である。
【0019】次に記録された移動体のリニアリティーの
補正方法について説明する。
【0020】第1と第2のリニアセンサ4−1,4−2
は、一定の周期にて走査しているため、移動体1の速度
が変化すると画像メモリ9−1,9−2上に記録される
移動体の長さ(時間に対する長さ)が変化する。すなわ
ち、移動速度が速いものは、短時間でラインセンサ上を
通過するため画像メモリ上に記録されたデータは画面上
の見かけでは短く表示され、移動速度が遅いものは、長
時間ラインセンサ上に停滞するため画像メモリ上に記録
されたデータは画面上の見かけでは長く表示されたこと
となる。
【0021】この速度に対するリニアリティーの補正を
行う方法としては、画像メモリ9−2から得られるデー
タを画像処理し、各走査毎の移動距離(または移動速
度)を求め、その速度の変化に従い、画像メモリ9−1
で得られた画像を補正するようにする。
【0022】すなわち、リニアセンサカメラ3は、一つ
の光学系からなっているため、直交するそれぞれの第
1、第2のリニアセンサ4−1,4−2の画角は同じで
ある。そのため、画像メモリ9−2から得られる移動距
離と時間軸の関係を画像処理によりその傾きを求め、そ
の傾きを45°にすることにより画像のリニアリティー
が補正できる。
【0023】その詳細を図7で説明する。
【0024】図7は、移動体1が低速でリニアセンサカ
メラ上を通過した場合の概念図である。この場合、移動
体1は実際の移動体の外形と比較し、画面の見かけ上、
横に長く表示される。
【0025】この画像のリニアリティーを補正する場
合、画像メモリ9−2の画像データから移動距離と時間
の傾きを求める。但し、この時の横軸の時間の単位は画
素数で表す。この傾きが縦軸17に対して横軸18が2
倍の長さになっている場合、すなわち22.5°である
とすると、この時の補正は、1ライン飛びに間引きを行
うという処理を画像メモリ9−1,9−2に施すことに
より、傾きを45°に補正し、リニアリティーのとれた
画像図8を作成することができる。
【0026】すなわち、画像メモ9−2の縦軸の移動体
の幅17を横軸19に反映させることによりこのリニア
リティーの補正を行うものである。
【0027】この補正画像は再度画像メモリ9−1に書
き込んでも良いし、図示しない画像メモリを設け、そこ
に記録しても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、電子スリットカメラに
おいて、移動体の速度を測定できるとともに、移動体の
形状も正確に再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるリニアセンサカメラを
示すブロック図
【図2】本発明の実施例におけるリニアセンサカメラの
撮影概念図
【図3】本発明の実施例における画像取込装置の一実施
例を示すブロック図
【図4】本発明の実施例における画像メモリ上の概念図
【図5】本発明の実施例における画像メモリ上の概念図
【図6】本発明の実施例における速度算出方法説明図
【図7】本発明の実施例におけるリニアリティー補正の
説明図
【図8】本発明の実施例におけるリニアリティー補正後
の画面
【符号の説明】
1:移動体(被写体)、2:レンズ、3:リニアセンサ
カメラ、4:リニアセンサ、5:プリズム、7:画像取
込装置、8:A/D変換器、9:画像メモリ、10:D
/A変換器、11:CPU、12:モニタ、13:操作
器、14:測定カーソル、15:縦軸(移動距離)、1
6:横軸(時間)、17:移動体の幅、18:時間に対
する移動体の長さ、19:移動体の幅に補正

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次元リニアセンサを使用したカメラに
    おいて、一つのレンズ系で得られた光学像を分光光学系
    により2経路に分岐し、一方のレンズ焦点面に画像取込
    用の第1のリニアセンサを移動体に直交して取付け、第
    2のリニアセンサを他方の焦点面に前記第1のリニアセ
    ンサと直交する位置に取付けたことを特徴とするリニア
    センサカメラ。
  2. 【請求項2】 リニアセンサカメラを有し、該リニアセ
    ンサカメラからの電気信号をディジタル化するA/D変
    換器と、該A/D変換器からのディジタル信号を記録す
    る画像メモリと、該画像メモリに記録された信号を読み
    出し映像信号に変換するD/A変換器と、それらを制御
    するCPUを有する画像取込装置において、上記リニア
    センサカメラは前記請求項1記載の移動体撮像用のリニ
    アセンサカメラであり前記第2のリニアセンサカメラ出
    力から移動体の速度を計測することを特徴とする電子ス
    リットカメラ装置。
JP9243614A 1997-09-09 1997-09-09 電子スリットカメラ装置 Pending JPH1188753A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9243614A JPH1188753A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 電子スリットカメラ装置

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JP9243614A JPH1188753A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 電子スリットカメラ装置

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JPH1188753A true JPH1188753A (ja) 1999-03-30

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ID=17106448

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JP9243614A Pending JPH1188753A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 電子スリットカメラ装置

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JP (1) JPH1188753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060633A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Railway Technical Research Institute ラインセンサカメラを用いた撮影装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060633A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Railway Technical Research Institute ラインセンサカメラを用いた撮影装置

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