JPH05172531A - 距離計測方法 - Google Patents

距離計測方法

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JPH05172531A
JPH05172531A JP35720691A JP35720691A JPH05172531A JP H05172531 A JPH05172531 A JP H05172531A JP 35720691 A JP35720691 A JP 35720691A JP 35720691 A JP35720691 A JP 35720691A JP H05172531 A JPH05172531 A JP H05172531A
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JP
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distance
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JP35720691A
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English (en)
Inventor
Tomio Sasaki
富雄 佐々木
Yasuhisa Iwasaki
泰久 岩崎
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージセンサのレンズに歪みがあったり、
イメージセンサと計測対象物の直角度が保証されなかっ
たりしたときでも、計測するべき複数の点又は線が読み
取り画像のどの位置にあっても精度良く点又は線間の距
離を計測することができる。 【構成】 イメージセンサ12で、予めキャリブレーシ
ョン用として点間距離を計測した複数の点を読み取り、
画像処理装置16に転送する。該装置16は読み取られ
た2次元画像上の複数の点の位置情報を検出する。検出
された位置情報と前記予め計測された点間情報との関係
をキャリブレーションデータとして保存する。計測対象
の複数の点を前記イメージセンサ12により読み取り、
読み取られた2次元画像上の複数点の位置情報を検出し
て、検出された位置情報を前記キャリブレーションデー
タによって補正して直線間の距離を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、距離計測方法に係り、
特に、イメージセンサによって計測対象物上の複数の点
を読み取り、読み取られた2次元画像に基づき、前記複
数点間の距離を計測する距離計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像計測技術は、計測対象をイメージセ
ンサで読み取り、読み取り画像から距離計測を行うもの
である。
【0003】このような画像計測技術においては、測定
精度を高めるため、キャリブレーション(目盛合せ)が
行われる。
【0004】従来、このキャリブレーションに関する技
術には、例えば図8に示すキャリブレーション方法があ
る(例えば、特開昭60−263804号公報等の従来
技術として記載される)。
【0005】図8は、計測対象物の撮像される面(以下
計測対象面という)10をイメージセンサ12により読
み取り、読み取られた画像が符号14で示されているも
のである。
【0006】このキャリブレーション方法においては、
計測対象面10上の目標点A、B間の実際の長さをLと
して、イメージセンサ12により計測対象面10を読み
取る。前記長さLと、読み取られた画像14上における
目標点a 、b 間の長さl との関係を予め計測しておき、
その関係をキャリブレーションデータとする。その後、
実際に計測すべき対象をイメージセンサで読み取り、読
み取り画像から、前記キャリブレーションデータに基づ
き、前記対象の長さを計測していた。
【0007】しかしながら、図8に示すキャリブレーシ
ョン方法は、一旦キャリブレーションデータを作成した
後に、イメージセンサと計測対象面10との間の距離H
が変動した場合、計測に誤差が生じてしまうものであ
る。
【0008】これに対して、前記特開昭60−2638
04号公報では、前記距離Hに拘らず精度良くキャリブ
レーションができるように、図9に示すように、予め計
測対象面10上に既知のマークMを付しておき、イメー
ジセンサ12でA、B間の実際の長さLと共に、前記マ
ークMを読み取る。そのマークMの長さLs に対応する
読み取り画像14中のマークlsの比をキャリブレーショ
ンデータとして、そのキャリブレーションデータと読み
取り画像とに基づき測定対象となるA、B間の長さを計
測していた。
【0009】又、前記長さ計測においては、イメージセ
ンサに読み取られた画像を2値化し、2値化後のデータ
により長さ計測をしている。
【0010】又、1画素当りの長さをキャリブレーショ
ンデータとし、このキャリブレーションデータを読み取
り画像の全体に適用してキャリブレーションを行ってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の技術においては、前記のように1画素当りの長
さから求められたキャリブレーションデータが全読み取
り画像に対し適用されるため、複数の線間の距離を計測
する場合に、例えば等間隔の4本の直線を計測する場合
に、レンズ(イメージセンサのレンズ)に歪みがあった
り、イメージセンサと計測対象物の直角度が保証されて
いなかったりしたとき、各々の直線間距離は等しくなら
ないという問題点が生じる。
【0012】即ち、前記公報記載の長さ計測におけるキ
ャリブレーションでは、読み取り画像中における計測対
象の直線の位置がキャリブレーションデータを求めた点
からずれてくると、前記のレンズの歪みが存在するとき
やイメージセンサと計測対象物の直角度が保てないとき
に、線間計測距離の誤差が大きくなってしまうものであ
る。
【0013】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、イメージセンサのレンズに歪みがあ
ったり、イメージセンサと計測対象面の直角度が保証さ
れなかったりしたときでも、計測すべき複数の点又は線
が読み取り画像のどの位置に存在するかにかかわらず精
度良く当該点間距離を計測可能な距離計測方法を提供す
ることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージセン
サによって計測対象物上の複数点を読み取り、該読み取
られた2次元画像に基づき、前記複数点の間の距離を計
測する距離計測方法において、予め、キャリブレーショ
ン用として点間距離を計測した複数の点を、前記イメー
ジセンサで読み取り、読み取られた2次元画像上の複数
点の位置情報を検出し、検出された位置情報と前記予め
計測された点間距離との関係をキャリブレーションデー
タとし、計測対象の複数の点を前記イメージセンサによ
り読み取り、読み取られた2次元画像上の複数点の位置
情報を検出し、検出された位置情報を前記キャリブレー
ションデータによって補正して、前記複数点の間の距離
を算出することにより、前記課題を解決するものであ
る。
【0015】又、本発明においては、複数の線上の点間
距離から、当該複数の線の間の距離を計測することがで
きる。
【0016】又、本発明においては、線間距離を計測す
る線を直線とすることができる。
【0017】又、本発明において、計測対象の複数の点
の両側にキャリブレーション用の線を配置することがで
きる。この場合、キャリブレーション用の直線の位置を
検出するに際して、直線を多値画像で入力して、それを
2値化した2値化後の位置検出、あるいは、多値データ
で直線のピーク点検出による位置検出のいずれにもかか
わらず、キャリブレーション用の直線を複数設けること
で直線間距離の計測精度が向上する。
【0018】又、本発明においては、キャリブレーショ
ン用の線を画面全体にほぼ一様に配置することができ
る。
【0019】
【作用】本発明においては、距離計測方法において、予
め、キャリブレーション用として点間距離を計測した複
数の点を前記イメージセンサで読み取り、読み取られた
2次元画像上の複数点の位置情報を検出し、検出された
位置情報と前記予め計測された点間距離との関係をキャ
リブレーションデータとし、計測対象の複数の点を前記
イメージセンサにより読み取り、読み取られた2次元画
像上の複数点の位置情報を検出し、検出された位置情報
を前記キャリブレーションデータによって補正して、前
記複数点の間の距離を算出する。
【0020】従って、キャリブレーション用として点間
距離を計測した複数の点をイメージセンサで読み取り、
読み取られた2次元画像上の複数点の位置情報を検出
し、検出された位置情報と前記予め計測された点間距離
との関係をキャリブレーションデータとすることから、
イメージセンサのレンズに歪みがあったり、イメージセ
ンサの計測対象物との直角度が保証されなかったりする
ときでも、それら歪みや保証されない直角度に対応して
画像上の各位置についてのキャリブレーションデータを
作成できる。計測するべき複数の点が読み取り画像のど
の位置に存在するかにかかわらず精度良く当該点間距離
を計測することができる。
【0021】なお、本発明において、複数の線上の点間
距離から、当該複数の線の間の距離を計測することとす
れば、複数の線間の距離を計測するのに本発明の効果が
得られる。
【0022】又、前記線間距離を計測対象の線を直線と
することができる。
【0023】又、計測対象の複数の点の両側にキャリブ
レーション用の線を配置すれば、当該配置線を参照して
前記点間距離を精度良く計測することができる。
【0024】又、キャリブレーション用の線を画面全体
にほぼ一様に配置するが、同一読み取り画面上に複数の
キャリブレーション用のデータが存在することとなるた
め、実際に計測する点又は線の位置をキャリブレーショ
ン用の線の位置近辺に移動させる必要もなく、計測が簡
易、迅速且つ精度良く行える。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】この実施例は、図1に示すような構成の、
イメージセンサ12によって計測対象面10上の複数の
直線を読み取り、読み取られた2次元画像に基づき、当
該複数の直線間の距離を本発明により計測する距離計測
システムである。
【0027】図1に示すように、この距離計測システム
は、主に、イメージセンサ12、画像処理装置16、制
御装置18とを有するものである。
【0028】前記イメージセンサ12は、計測対象面1
0を読み取って画像処理装置16に転送するものであ
る。前記イメージセンサ12には、例えばCCD(電荷
結合素子)が撮像素子のテレビジョンカメラを用いるこ
とができる。
【0029】前記画像処理装置16は、転送された読み
取り画像に基づきキャリブレーションデータを作成し、
この作成されたキャリブレーションデータに基づき補正
を行い、直線間距離の計測を行うものである。
【0030】前記画像処理装置16の構成は、詳細には
図2に示すようになる。図2に示すように、前記画像処
理装置16は、システムバス20を介して、中央処理ユ
ニット(以下、CPUと略記する)22、リードオンリ
ーメモリ(以下、ROMと略記する)24、ランダムア
クセスメモリ(以下、RAMと略記する)26、シリア
ルインプット/アウトプット(以下、SI/Oと略記す
る)28、フレームメモリ30、及び、画像処理プロセ
ッサ32が相互に接続されているものである。
【0031】前記CPU22は、前記システムバス20
を介して画像処理プロセッサ32やその他の接続を制御
するものである。
【0032】前記ROM24は、前記画像処理装置16
が作動するのに必要なプログラムやデータが格納されて
いるものである。
【0033】前記RAM26は、後述するキャリブレー
ションデータやキャリブレーションの原点の座標や測定
結果等を保存するためのものである。
【0034】前記SI/O28は、前記制御装置18と
のインタフェイスである。
【0035】前記フレームメモリ30は、前記イメージ
センサ12から転送された読み取り画像や画像処理プロ
セッサ32で処理された画像を保存するためのものであ
る。
【0036】前記画像処理プロセッサ32は、転送等さ
れた画像に対して種々の画像処理、例えば微分処理やノ
イズ除去処理を施すプロセッサである。なお、前記フレ
ームメモリ30と前記画像処理プロセッサ32との間に
は、画像情報のみを転送するためのイメージバス34及
び36が設けられている。
【0037】前記制御装置18は、画像処理装置16に
対して測定開始や測定終了の指令信号を出力するもので
ある。前記制御装置18から前記画像処理装置16に測
定終了の信号が出力されると、計測結果を制御装置18
に転送するようになっている。
【0038】次に、実施例の作用を説明する。
【0039】実施例の距離計測システムにおいては、制
御装置18から画像処理装置16に測定開始の信号が入
力されると、所定の位置におかれた計測対象物の計測対
象面10をイメージセンサ12で撮影する。イメージセ
ンサ12で読み取られた測定対象面10の一部の画像が
画像処理装置16に転送される。該画像処理装置16
は、転送画像の測定対象面10上のエッジから各部直線
を検出し、直線間の距離を計測する。計測の結果が規定
の範囲であるか否かの良/否(OK/NG)判定を行
い、その結果を制御装置18に転送する。
【0040】この場合、本発明によりキャリブレーショ
ンデータを求め、このキャリブレーションデータを用い
て直線間距離を計測しており、以下に、この計測する手
法を中心に説明する。
【0041】まず、図3に示すように、直線間距離の予
め分かっている複数の直線が描いてあるキャリブレーシ
ョン原器38をイメージセンサ12で撮影する。撮影に
より読み取られた画面は、図3中符号40で示すものと
する。
【0042】前記画面40上で複数の直線を検出し、こ
の中の1つの直線上にキャリブレーションの原点42を
決める。この原点42は、キャリブレーション原器38
上では符号44で示す位置にあたる。
【0043】次いで、前記キャリブレーションの原点4
2から各直線までの距離 l1 、 l2 、 l3 、・・・を求
め、それらの距離 l1 、 l2 、 l3 、・・・とキャリブ
レーション原器38上における原点44から直線までの
実際の距離L1 、L2 、L3 、・・・とをキャリブレー
ションデータとして保存しておく。なお、図3において
は、前記距離 l4 と前記実際の距離L4 は零となり、省
略してある。又、画面40における直線を検出する方法
は、種々のものを用いることができるが、具体的な方法
としては、例えば対象画像に微分を施したものを適当な
閾値で2値化したうえで、各走査線毎に前記直線を構成
する点を検索して求め、求めた点列から直線を近似する
方法を用いることができる。又、キャリブレーションの
原点から直線までの距離 l1 、 l2 、 l3 、・・・は、
種々の方法を用いて計測することができるが、例えば、
キャリブレーションの原点を(Xc ,Yc )とし、直線
を次式(1)で表わすとすれば、次式(2)で求められ
る距離Lc として求めることができる。
【0044】
【数1】
【0045】ここで、前記キャリブレーションデータと
して保存される画面40上での距離l1 、 l2 、 l
3 と、実際のキャリブレーション原器38上での距離L
1 、L2 、L3 の関係を、図4に示す。図4は、その横
軸に画面40上で計測した画素単位の距離 l1 、 l2
l3 を取り、縦軸に実際の距離L1 、L2 、L3 、・・
・を取って、キャリブレーション原器38の各直線のデ
ータをプロットしたものである。
【0046】画面40上で計測した画素単位の距離を、
1画素= xc mmで変換する従来法の如き通常のキャリブ
レーションであれば、図4中に示す線46のように、一
定の傾きしかもっていないが、実際には、イメージセン
サのレンズの歪みや、イメージセンサの光軸のずれ(イ
メージセンサ12のレンズの歪みやイメージセンサと計
測対象物の直角度が保てない場合に生じる)により、図
4中一点鎖線で示すように、場所によっては傾きが違う
場合がある。このように、傾きが違う場合、1画素= x
c mmという前提条件が崩れてしまうため、計測結果の精
度が悪くなる。そこで、本実施例では、本発明により、
前記のようにキャリブレーションデータを求めて、細か
く前記傾きを求めているため、前記のように画面上にお
いて傾きが違う条件下でも高い精度の計測結果が得られ
る。
【0047】次に、図5に示すような、計測対象面10
の目標エッジA、B間の距離Lを、イメージセンサ12
によって撮影した画面40から求める場合を説明する。
【0048】即ち、まず、画面40上で前記図3と同様
に決めておいたキャリブレーションの原点42から目標
エッジa 、b までの距離la、lbを求める。それぞれ求め
られた距離la、lbに対して、キャリブレーションデータ
の中から次式(3)、(4)の関係となる直線x 、y を
求め、図6に示すような手法で直線補間を行い、実際の
距離La 、Lb を求める。
【0049】
【数2】
【0050】図6は、前記距離lx、lx+1、Lx 、Lx+1
、laから実際の距離La を求める方法を示すものであ
る。図6において、符号50及び52に示す点は、キャ
リブレーションデータとして保存されているキャリブレ
ーションの原点からの距離情報である。この時、点5
0、52は直線的に変化しているものと仮定して、直線
補間により、次式(5)のように距離La を求める。
【0051】
【数3】
【0052】又、同様にして他の実際の距離Lb の方
も、次式(6)で求める。
【0053】
【数4】
【0054】最後に、求められた距離La 、Lb の和か
ら、目標エッジA、B間の距離Lを次式(7)のように
算出する。
【0055】
【数5】
【0056】なお、前記実施例においては、キャリブレ
ーションデータをキャリブレーションの原点からの距離
としているが、本発明のキャリブレーションデータはこ
れに限定されず、他の種々のデータを取り得る。例え
ば、キャリブレーションデータを画面上における直線の
位置と隣接する直線間の計測距離( r1 、 r2 、 r3
・・・)及びその実測距離(R1 、R2 、R3 、・・
・)としてもよい。その場合には、図7に示すように、
画面上での直線の位置と隣接する直線間の距離ra、rbを
求め、直線a 、b に隣接するキャリブレーション側の直
線(図7中、破線で示す)を検索し、その直線間の距離
rx、ryを用いて実際の距離Ra 、Rb を求める。最後
に、実際の直線A、B間の距離Lは、次式(8)で求め
られる。
【0057】
【数6】
【0058】又、前記実施例においては、本発明によ
り、直線間の距離を計測していたが、本発明による計測
対象は、このような直線間距離に限定されず、複数の点
間の距離、複数の線間の距離を計測することができる。
又、計測対象の線には、例えば同心円となる複数の円
や、複数の斜線を対象とすることができる。
【0059】又、前記実施例においては、図3に示すよ
うに、キャリブレーションの対象となる線が画面全体に
ほぼ一様に配置されており、その中から所望の原点を決
めてキャリブレーションデータを求めていた。これによ
り、画面のどの位置でも直線があるため、実際に計測す
る直線の位置をキャリブレーション用の直線の位置原点
に移動させる必要がないため、計測が簡易且つ迅速に行
える。
【0060】又、キャリブレーション用の直線位置検出
においては、直線を多値入力して2値化し、その2値化
後の位置を検出する場合、あるいは、多値データのまま
で直線のピーク点検出により、位置検出する場合等の位
置検出の種類に拘らず、キャリブレーション用の直線を
複数設けることで直線間距離の計測値精度が向上するも
のである。
【0061】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、イ
メージセンサのレンズに歪みがあったり、イメージセン
サと計測対象物の直角度が保証されなかったりしたとき
でも、計測するべき複数点又は線が読み取り画像のどの
位置にあっても、精度良く前記点又は線間距離を計測す
ることができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例に係る距離計測システ
ムの全体構成を示す一部斜視図を含むブロック図であ
る。
【図2】図2は、前記計測システムに設けられた画像処
理装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、前記実施例の作用を説明するための、
キャリブレーション原器の計測対象面と読み取られた画
像における各点間距離の関係を示す概念図である。
【図4】図4は、同じく、画面上の距離と実際の距離と
の関係を示す線図である。
【図5】図5は、同じく、測定対象面のエッジ距離を検
出する例を示す概念図である。
【図6】図6は、同じく、直線補間を説明するための線
図である。
【図7】図7は、同じく、原点をとらない場合の直線間
距離計測手法を説明するための平面図である。
【図8】図8は、従来のキャリブレーションによる直線
の長さ測定の例を示す概念図である。
【図9】図9は、同じく、他の従来の長さ測定を示す概
念図である。
【符号の説明】
10…計測対象面、 12…イメージセンサ、 16…画像処理装置、 18…制御装置、 20…システムバス、 22…中央処理ユニット(CPU)、 30…フレームメモリ、 32…画像処理プロセッサ、 34、36…イメージデータバス、 38…キャリブレーション原器、 40…画面、 42…キャリブレーションの画面上の原点、 44…キャリブレーション原器の原点、 46…傾き。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージセンサによって測定対象物上の複
    数の点を読み取り、該読み取られた2次元画像に基づ
    き、前記複数点の間の距離を計測する距離計測方法にお
    いて、 予め、キャリブレーション用として点間距離を計測した
    複数の点を、前記イメージセンサで読み取り、 読み取られた2次元画像上の複数点の位置情報を検出
    し、 検出された位置情報と前記予め計測された点間距離との
    関係をキャリブレーションデータとし、 計測対象の複数の点を前記イメージセンサにより読み取
    り、 読み取られた2次元画像上の複数点の位置情報を検出
    し、 検出された位置情報を前記キャリブレーションデータに
    よって補正して、前記複数点の間の距離を算出すること
    を特徴とする距離計測方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 複数の線上の点間距離から、当該複数の線の間の距離を
    計測することを特徴とする距離計測方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 線間距離を計測する線が直線であることを特徴とする距
    離計測方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかにおいて、 計測対象の複数の点の両側にキャリブレーション用の線
    が配置されていることを特徴とする距離計測方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、 キャリブレーション用の線が画面全体にほぼ一様に配置
    されていることを特徴とする距離計測方法。
JP35720691A 1991-12-25 1991-12-25 距離計測方法 Pending JPH05172531A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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