JPH1188636A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1188636A
JPH1188636A JP9250183A JP25018397A JPH1188636A JP H1188636 A JPH1188636 A JP H1188636A JP 9250183 A JP9250183 A JP 9250183A JP 25018397 A JP25018397 A JP 25018397A JP H1188636 A JPH1188636 A JP H1188636A
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JP
Japan
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line
telephone
unit
telephone line
receiving side
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JP9250183A
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English (en)
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Katsumi Nagata
勝己 永田
Tamotsu Shudo
保 周藤
Shigeki Nakahara
茂樹 中原
Tetsuya Shibata
哲也 柴田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Telephone Function (AREA)
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  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線接続後の回線(通信)エラーが発生して
から、所定時間が経過した後に他の電話回線を用いて再
送を行っているため、他の電話回線を用いて再送を行う
までに所定の時間を要しており、この間に受信側が別の
ファクシミリ装置からの送信を受信してしまう虞れがあ
った。 【解決手段】 送受信する電話回線を複数有する複数回
線接続手段と、複数の電話回線が接続されているとき
に、使用する電話回線を選択する回線選択部22cと、
受信側がビジー状態の時に、回線選択部22cにより現
在選択されている電話回線を他の電話回線へ切り換え直
ちに発呼し、複数の電話回線を交互に用いて発呼を行う
オートダイヤル送出部22eとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信要求によって
画像データを受信する機能を有したファクシミリ装置に
おいて、特に、送受信する複数の電話回線を有するもの
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、特
開平1−191552号公報に記載されているように、
送受信する複数の電話回線を有したファクシミリ装置に
おいて、回線接続後の回線(通信)エラーを判定手段に
より判定し、この判定手段により回線接続後の回線(通
信)エラーを判定すると、所定時間経過後に回線(通
信)エラーした電話回線を他の電話回線へ切り換えて受
信側を発呼して再送を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のものであれ
ば、回線接続後の回線(通信)エラーが発生してから、
所定時間が経過した後に他の電話回線を用いて再送を行
っているため、他の電話回線を用いて再送を行うまでに
所定の時間を要しており、この間に受信側が別のファク
シミリ装置からの送信を受信してしまう虞れがあった。
【0004】本発明は、受信側がビジー状態の時に、回
線選択手段により現在選択されている電話回線を他の電
話回線へ切り換え直ちに発呼することにより、再送まで
の時間を短くして受信側との接続確率を向上させたファ
クシミリ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載のファクシミリ装置は、送信要求に
よって画像データを受信する機能を有したファクシミリ
装置において、送受信する電話回線を複数有する複数回
線接続手段と、複数の電話回線が接続されているとき
に、使用する電話回線を選択する回線選択手段と、受信
側がビジー状態の時に、上記回線選択手段により現在選
択されている電話回線を他の電話回線へ切り換え直ちに
発呼し、複数の電話回線を交互に用いて発呼を行う再送
手段とを備えている。
【0006】請求項2記載のファクシミリ装置は、上記
再送手段は、受信側がビジー状態の時に同一回線におい
て再送を行い、再送回数が所定回数を越えると、上記回
線選択手段により現在選択されている電話回線を他の電
話回線へ切り換え再送を行っている。
【0007】請求項3記載のファクシミリ装置は、通信
中に通信エラーにより回線が切断されたことを検出する
通信エラー検出手段と、該通信エラー検出手段を通信エ
ラーを検出すると、上記回線選択手段により電話回線を
切り換えて、他の電話回線を用いて直ちに受信側の発呼
を開始する再送手段とを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のフ
ァクシミリ装置を備えたデジタル複写機の実施形態を説
明する。図1は本発明のファクシミリ装置を備えたデジ
タル複写機の基本構成を機能的に説明するブロック図、
図2はデジタル複写機の断面図である。
【0009】同図に示すように、この実施形態のデジタ
ル複写機には、操作部1、スキャナ部2、画像処理部
3、FAX部4、プロセス部5、給紙部6、手差し給紙
部7、定着部8、用紙搬送部8a、及びソータ9が備え
られている。
【0010】スキャナ部2は、透明ガラスから成る原稿
載置台10、両面対応原稿送り装置(RADF)11、
およびスキャナユニット12から構成されている。
【0011】RADF11は複数枚の原稿を一度にセッ
トしており、自動的に原稿を一枚ずつ原稿載置台10に
給送して、オペレータの選択に応じて原稿の片面または
両面をスキャナユニット12に読み取らせるように構成
されている。
【0012】スキャナユニット12は、原稿を露光する
ランプリフレクタアセンブリ13、原稿からの反射光像
を光電変換素子(CCD)14に導くための複数の反射
ミラー15及び原稿からの反射光像をCCD14に結像
させるためのレンズ16を含んでいる。
【0013】操作部1はオペレータがデジタル複写機を
操作するために必要な操作表示画面、キースイッチ、動
作警告灯を備えている。
【0014】プロセス部5には感光体17表面に静電潛
像を作り現像して可視像(トナー像)としてコピー用紙
に転写する。
【0015】PPC(PLAIN PAPER COPIER)は、帯電、
露光、現像、転写、除電の5つの基本工程と、感光体1
7を繰り返し使用するために転写後、感光体17表面を
清掃(クリーニング)する工程の6工程でコピーを作
る。
【0016】デジタル複写機に含まれる画像処理部3
は、画像データ入力部18、画像処理部3、画像データ
出力部19、RAM等から構成されるメモリ20、及
び、中央処理演算装置(CPU)21を備えている。図
3はデジタル複写機の画像処理部の構成を示すブロック
図である。
【0017】画像データ入力部18はCCD部18a、
ヒストグラム処理部18b、及び、誤差拡散処理部18
cを含んでいる。画像データ入力部18はCCD14か
ら読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、2
値のデジタル量としてヒストグラムを取りながら、誤差
拡散法により画像データを処理してメモリ20に一旦記
憶するように構成されている。
【0018】すなわち、CCD部18aでは画像データ
の各画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D変換さ
れた後、MTF補正、白黒補正またはガンマ補正が行わ
れ、256階調(8ビット)のデジタル信号としてヒス
トグラム処理部18bへ出力される。
【0019】ヒストグラム処理部18bでは、CCD部
18aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算され濃度情報(ヒストグラムデータ)が得
られるとともに、必要に応じて得られたヒストグラムデ
ータはCPU21に送られ、または、画素データとして
誤差拡散処理部18cへ送られる。
【0020】誤差拡散処理部18cでは、疑似中間処理
の一種である誤差拡散法、すなわち、2値化の誤差を隣
接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD部
18aから出力された8ビット/画素のデジタル信号が
1ビット(2値)に変換され、原稿における局所領域濃
度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0021】画像処理部3は、多値化処理部3a及び合
成処理部3b、濃度変換処理部3c、変倍処理部3d、
画像プロセス部3e、誤差拡散処理部3f並びに圧縮処
理部3gを含んでいる。
【0022】画像処理部3は、入力された画像データを
オペレータが希望する画像データに最終的に変換する処
理部であり、メモリ20に最終的に変換された出力画像
データとして記憶されるまで、この処理部にて処理する
ように構成されている。但し、画像処理部3に含まれて
いる上述の各処理部は必要に応じて機能するものであ
り、機能しない場合もある。すなわち、多値化処理部3
aでは、画像データ入力部18の誤差拡散処理部18c
で2値化されたデータが再度256階調に変換される。
【0023】合成処理部3bでは、画素毎の論理演算、
すなわち、論理和、論理積または排他的論理和の演算が
選択的に行われる。この演算の対象となるデータは、メ
モリ20に記憶されている画素データ及びパターンジェ
ネレータ(PG)からのビットデータである。
【0024】濃度変換処理部3cでは、256階調のデ
ジタル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づい
て入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定され
る。
【0025】変倍処理部3dでは、指示された変倍率に
応じて、入力される既知データにより補間処理を行うこ
とによって、変倍後の対象画素に対する画素データ(濃
度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査が変
倍処理される。
【0026】画像プロセス部3eでは、入力された画素
データに対して様々な画像処理が行われ、また、特徴抽
出等データ列に対する情報収集が行われ得る。
【0027】誤差拡散処理部3fでは、画像データ入力
部18の誤差拡散処理部18cと同様な処理が行われ
る。
【0028】圧縮処理部3gでは、ランレングスという
符号化により2値データが圧縮される。また、画像デー
タの圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成し
た時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0029】画像データ出力部19は、復元部19a、
多値化処理部19b、誤差拡散処理部19c及びレーザ
出力部19dを含んでいる。
【0030】画像データ出力部19は、圧縮状態でメモ
リ20に記憶されている画像データを復元し、もとの2
56階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調
表現となる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部
19dへデータを転送するように構成されている。すな
わち、復元部19aでは圧縮処理部3gによって圧縮さ
れた画像データが復元される。
【0031】多値化処理部19bでは、画像処理部3の
多値化処理部3aと同様な処理が行われる。誤差拡散処
理部19cでは画像データ入力部18の誤差拡散処理部
18cと同様な処理が行われる。
【0032】レーザ出力部19dでは、図に示していな
いシーケンスコントローラからの制御信号に基づき、デ
ジタル画素データがレーザのON/OFF信号に変換さ
れ、レーザがON/OFF状態となる。
【0033】尚、画像データ入力部18及び画像データ
出力部19において扱われるデータは、メモリ20の容
量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ2
0に記憶されているが、画像データの劣化を考慮して4
値のデータの形で処理することも可能である。
【0034】デジタル複写機のファクシミリ部4は、F
AXメイン部4a、FAXサブ部4b、TEL/LIU
部4cから構成されている。
【0035】FAXメイン部4aは、FAX回線制御や
FAX機能のコントロールを主に行っている。
【0036】FAXサブ部4bは、複写機本体との画像
I/Fとプリンタ機能としての画像展開を主に行ってい
る。
【0037】TEL/LIU部4cは、回線との物理的
接続と、基本的な電話制御の機能を主に行っている。
【0038】以上の構成を有しているデジタル複写機に
おける実施形態1の動作を詳述する。図5はデジタル複
写機のファクシミリ制御部22のブロック図であり、第
1回線がNCU1を介して接続されている第1通信制御
部22aと、第2回線がNCU2を介して接続されてい
る第2通信制御部22bと、回線選択部22cと、画像
記録部22dと、オートダイヤル送出部22eと、画像
記憶部22fと、電話番号記憶部22gと、再送までの
待機時間をカウントするタイマー部22hと、通信エラ
ー検出部22i、CPU22jと、ICU(画像処理
部)22kとからなる。
【0039】図6は実施形態1の通信手順のフローチャ
ートである。
【0040】まず、使用者によってオートダイヤル送信
がスタートされると、ファクシミリ制御部22のCPU
22jは使用者が図示しない操作部より入力した内容に
従ったダイヤル情報をICU22k経由で受け、このダ
イヤル情報をオートダイヤル送出部22eへ送る(S
1)。オートダイヤル送出部22eはこのダイヤル情報
に対応したダイヤル信号を電話回線へ送出させ(S
2)、交換機に対してダイヤル信号を送出する。この最
初の送出時には、回線選択部22cは第1回線を選択し
ており、第1通信制御部22a及びNCU1を通じて第
1回線にダイヤル信号が送出される。
【0041】受信側と交換機(第1回線)が接続される
と、回線の極性が反転し、NCU1が回線の極性が反転
したことをCPU22jに伝え、回線が接続されたか否
かを判断し(S3)、回線が接続されると、CPU22
jは次にビジー音の検出を行う(S4)。
【0042】ビジー音が検出されると、受信側が通話中
であると判断し接続された第1回線を解放する(S
5)。そして、この第1回線に対応したタイマーをタイ
マー部22hでセットし(S6)カウントを開始し再送
に備える。
【0043】次に、回線選択部22cは、第1回線の他
に空いている回線があるか否かを検知し(S7)、空い
ている回線、実施形態においては第2回線に回線選択部
22cが回線を切り換えて上記のダイヤル情報をオート
ダイヤル送出部22eへ与え(S8)、上記のS2へ戻
り上記と同様の動作を行う。
【0044】上記S4において、ビジー音が検出されな
かった場合は、通常のファクシミリ通信を行い(S
9)、送信が終了する(S10)と接続されている回線
を切断しファクシミリ動作を終了する。
【0045】これらの回線呼び出し動作のタイムチャー
トを図7に示している。第1回線で呼び出した結果、受
信側がビジー状態であると第1回線を解放して、タイマ
ーT1をセットする。この場合、T1は3分以内に2回
越える再送(再コール)が行われないような時間を設定
している。
【0046】第1回線を解放すると、今度は空いている
第2回線を使って、同じ相手(受信側)を呼び出す。こ
の時においても受信側がビジー状態であった場合は、同
様に第2回線を解放し、タイマーT2をセットする。
【0047】次に、回線選択部22cは、空いている回
線を探すが第1回線はタイマーT1がまだカウントアッ
プしていないので、使用できる回線がなく、タイマーT
1がカウントアップするまで待機する。そして、タイマ
ーT1がカウントアップすると回線選択部22cは第1
回線を選択し、受信側の呼び出しに入る。
【0048】更に、ビジー状態が続くと、前述の第1回
線と同様に第2回線に対応するタイマーT2がカウント
アップするまで待機し、カウントアップ完了と同時に第
2回線に切り換え再送(再コール)を開始する。
【0049】以上のように第1回線と第2回線とを切り
換えながら再送(再コール)すること、受信側に対して
再送(再コール)を行っていない待機状態の時間が短く
なり、受信側との接続確率が向上する。
【0050】次に、本発明のデジタル複写機の実施形態
2の通信手順を図8及び図9とともに説明する。
【0051】まず、使用者によってオートダイヤル送信
がスタートされると、ファクシミリ制御部22のCPU
22jは使用者が図示しない操作部より入力した内容に
従ったダイヤル情報をICU22k経由で受け、このダ
イヤル情報をオートダイヤル送出部22eへ送る(S1
1)。オートダイヤル送出部22eはこのダイヤル情報
に対応したダイヤル信号を電話回線へ送出させ(S1
2)、交換機に対してダイヤル信号を送出する。この最
初の送出時には、回線選択部22cは第1回線を選択し
ており、第1通信制御部22a及びNCU1を通じて第
1回線にダイヤル信号が送出される。
【0052】受信側と交換機(第1回線)が接続される
と、回線の極性が反転し、NCU1が回線の極性が反転
したことをCPU22jに伝え、回線が接続されたか否
かを判断し(S13)、回線が接続されると、CPU2
2jは次にビジー音の検出を行う(S14)。
【0053】ビジー音が検出されると、受信側が通話中
であると判断し接続された第1回線を解放する(S1
5)。そして、コール(送信)回数nが3を越えている
か否かを判断し(S16)、コール回数nが3を越えて
いない場合には、上記のダイヤル情報をオートダイヤル
送出部22eへ与え(S17)、現在のコール回数nに
1を加え(S18)上記のS12へ戻り上記と同様の動
作をコール回数nが3を越えるまで行う。
【0054】そして、コール回数nが3を越えるとコー
ル回数nを0とし(S19)、回線選択部22cは、第
1回線の他に空いている回線があるか否かを検知し(S
20)、空いている回線、実施形態においては第2回線
に回線選択部22cが回線を切り換えて上記のダイヤル
情報をオートダイヤル送出部22eへ与え(S21)、
上記のS12へ戻り第2回線を用いてS12〜S18の
動作を行う。
【0055】上記S14において、ビジー音が検出され
なかった場合は、通常のファクシミリ通信を行い(S2
2)、送信が終了する(S23)と接続されている回線
を切断しファクシミリ動作を終了する。
【0056】これらの回線呼び出し動作のタイムチャー
トを図9に示している。最初、第1回線を用いて連続で
3回コールを行った後、第2回線を用いて同じ相手(受
信側)に連続で3回コールを行っているので、3分の間
に5回の再コール(1回目のコールを含まず)を行うこ
とができ、しかも、相手(受信側)に対しては再コール
を連続して行っているにもかかわらず、1つの回線にお
いてはその回線が使用されていない待機時間を結果とし
て長くとることが可能となり、この待機時間はファクシ
ミリ装置が使用可能な回線数が多いほど多くとることが
可能となる。
【0057】次に、本発明のデジタル複写機の実施形態
3の通信手順を図10とともに説明する。
【0058】まず、使用者によってオートダイヤル送信
がスタートされると、ファクシミリ制御部22のCPU
22jは使用者が図示しない操作部より入力した内容に
従ったダイヤル情報をICU22k経由で受け、このダ
イヤル情報をオートダイヤル送出部22eへ送る(S3
1)。オートダイヤル送出部22eはこのダイヤル情報
に対応したダイヤル信号を電話回線へ送出させ(S3
2)、交換機に対してダイヤル信号を送出する。この最
初の送出時には、回線選択部22cは第1回線を選択し
ており、第1通信制御部22a及びNCU1を通じて第
1回線にダイヤル信号が送出される。
【0059】受信側と交換機(第1回線)が接続される
と、回線の極性が反転し、NCU1が回線の極性が反転
したことをCPU22jに伝え、回線が接続されたか否
かを判断し(S33)、回線が接続されると、CPU2
2jは通信エラー検出部22jが通信エラーを検出した
か否かを検知する(S34)。
【0060】通信エラーが検出されると、接続された第
1回線を解放する(S35)。そして、この第1回線に
対応したタイマーをタイマー部22hでセットし(S3
6)カウントを開始し再送に備える。
【0061】次に、回線選択部22cは、第1回線の他
に空いている回線があるか否かを検知し(S37)、空
いている回線、実施形態においては第2回線に回線選択
部22cが回線を切り換えて上記のダイヤル情報をオー
トダイヤル送出部22eへ与え(S38)、上記のS3
2へ戻り上記と同様の動作を行う。
【0062】上記S34において、通信エラーが検出さ
れなかった場合は、通常のファクシミリ通信を行い(S
39)、送信が終了する(S40)と接続されている回
線を切断しファクシミリ動作を終了する。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載のファクシミリ装置では、
受信側がビジー状態の時に、上記回線選択手段により現
在選択されている電話回線を他の電話回線へ切り換え直
ちに発呼することができ、しかも、複数の電話回線を交
互に用いて発呼を行うので、受信側に対しての発呼を行
っていない待機時間を短くすることができ、回線の使用
頻度の高い受信側に対して接続を可能とする確率を向上
させることができる。
【0064】請求項2記載のファクシミリ装置では、再
送手段は、受信側がビジー状態の時に同一回線において
再送を行い、再送回数が所定回数を越えると、上記回線
選択手段により現在選択されている電話回線を他の電話
回線へ切り換え再送を行っているので、所定時間内の受
信側への再送回数を多くすることができ、しかも、1つ
の回線において結果的に連続して待機時間を長くするこ
とができ、再送状態を維持しながらこの待機時間を新た
な送信や受信等に用いることができる。
【0065】請求項3記載のファクシミリ装置では、通
信エラーが発生すると、上記回線選択手段により現在選
択されている電話回線を他の電話回線へ切り換え直ちに
発呼することができ、しかも、複数の電話回線を交互に
用いて発呼を行うので、受信側に対しての発呼を行って
いない待機時間を短くすることができ、回線の使用頻度
の高い受信側に対して接続を可能とする確率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置を備えたデジタル複
写機の実施形態の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置を備えたデジタル複
写機の実施形態の断面図である。
【図3】本発明のデジタル複写機の画像処理部の構成を
示す制御ブロック図である。
【図4】本発明のデジタル複写機の通信制御シーケンス
である。
【図5】本発明のデジタル複写機のファクシミリ制御部
を示すブロック図である。
【図6】本発明のデジタル複写機の実施形態1における
通信手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明のデジタル複写機の実施形態1における
発呼タイミングを示すタイムチャートである。
【図8】本発明のデジタル複写機の実施形態2における
通信手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明のデジタル複写機の実施形態2における
発呼タイミングを示すタイムチャートである。
【図10】本発明のデジタル複写機の実施形態3におけ
る通信手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
22 ファクシミリ制御部 22a 第1通信制御部 22b 第2通信制御部 22c 回線選択部 22d 画像記録部 22e オートダイヤル送出部 22h タイマー部 22i 通信エラー検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 哲也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信要求によって画像データを受信する
    機能を有したファクシミリ装置において、 送受信する電話回線を複数有する複数回線接続手段と、 複数の電話回線が接続されているときに、使用する電話
    回線を選択する回線選択手段と、 受信側がビジー状態の時に、上記回線選択手段により現
    在選択されている電話回線を他の電話回線へ切り換え直
    ちに発呼し、複数の電話回線を交互に用いて発呼を行う
    再送手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記再送手段は、受信側がビジー状態の
    時に同一回線において再送を行い、再送回数が所定回数
    を越えると、上記回線選択手段により現在選択されてい
    る電話回線を他の電話回線へ切り換え再送を行うことを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 通信中に通信エラーにより回線が切断さ
    れたことを検出する通信エラー検出手段と、 該通信エラー検出手段を通信エラーを検出すると、上記
    回線選択手段により電話回線を切り換えて、他の電話回
    線を用いて直ちに受信側の発呼を開始する再送手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
JP9250183A 1997-08-27 1997-09-16 ファクシミリ装置 Pending JPH1188636A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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