JPH1188178A - ディジタル/アナログ変換器 - Google Patents

ディジタル/アナログ変換器

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JPH1188178A
JPH1188178A JP24385997A JP24385997A JPH1188178A JP H1188178 A JPH1188178 A JP H1188178A JP 24385997 A JP24385997 A JP 24385997A JP 24385997 A JP24385997 A JP 24385997A JP H1188178 A JPH1188178 A JP H1188178A
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analog
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JP24385997A
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English (en)
Inventor
Koji Mochizuki
浩二 望月
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路面積と消費電流の増加を抑えながら多ビ
ット化が可能な高精度の電流加算型ディジタル/アナロ
グ変換器を提供する。 【解決手段】 アナログ電圧出力端子23と所定の電位
24との間に接続された負荷抵抗が、抵抗値の等しい4
個の抵抗器25a〜25dを直列接続した直列抵抗体で
構成され、電流源ブロック20を構成する複数の定電流
源のうちの2つがディジタル入力値D1〜Dxに応じて
直列抵抗体の内部接続点26a又は26bに選択的に接
続される。例えば、ディジタル入力値の最下位ビットD
1によって切り換え制御されるスイッチ21aが1個の
定電流源を接続点26a又は接地電位に接続し、次のビ
ットD2によって切り換え制御されるスイッチ21bが
別の定電流源を接続点26b又は接地電位に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル/アナロ
グ変換器、特に、PCM放送受信装置、DVD再生装置
などのオーディオ機器、又はQPSK変調器、CDMA
変調器などの通信機器に使用される半導体集積回路化さ
れたディジタル/アナログ変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル/アナログ変換器の中
で、特開昭62−14526号公報に開示されている、
抵抗による電圧分圧回路を用いたディジタル/アナログ
変換器の例を図8に示す。図8において、80は基準電
圧、81a〜81iはスイッチ、82はデコーダ回路、
83はアナログ出力端子、84は接地電位、85a〜8
5dは抵抗器である。抵抗による電圧分圧回路を用いた
構成は一般に抵抗分圧型もしくは電圧ポテンショメータ
型と呼ばれ、最も基本的な構造のディジタル/アナログ
変換器である。
【0003】図8の回路構成を例にとって動作を説明す
る。図8において、基準電圧80の電圧をV、抵抗器8
5a〜85dの抵抗値を全てRとする。スイッチ81a
及び81dを閉じた場合、接続点86a、86b、86
cの電位はそれぞれ、基準電圧80の電圧Vの3/4、
1/2、1/4となる。また、スイッチ81b及び81
dを閉じた場合、接続点86aの電位は基準電圧80の
電圧Vに等しくなり、接続点86b、86cの電位はそ
れぞれ基準電圧80の電圧Vの2/3、1/3となる。
したがって、図8の回路構成では4つの大きさの等しい
抵抗器を用いて、0Vを含む7通りの電圧を出力するこ
とができる。
【0004】このような抵抗分圧型ディジタル/アナロ
グ変換器の高精度化や省面積化に関する発明は、他にも
特開平4−358418号公報、特開平8−33096
9号公報等に開示されている。
【0005】しかし、基準電圧を抵抗器で分圧して出力
電圧を得る回路構成の場合には、出力端子の寄生容量に
対する充放電が、基準電圧から出力端子までの抵抗値
R、寄生容量C、及び時間tによって算出される値(1
−exp(−t/RC))に比例して受動的に行われる
ために高速化が困難である。また高精度化のためには多
数の抵抗器が必要となるが、製造段階で抵抗値がばらつ
くために高精度化も困難である。
【0006】このような抵抗分圧型の欠点を補う回路構
成として、能動素子である定電流源を用いた電流加算型
と呼ばれるディジタル/アナログ変換器がある。この回
路構成を図9に示す。この図において、90は複数の定
電流源で構成される電流源ブロック、91は複数のスイ
ッチで構成されるスイッチ回路、92はディジタル入力
値をスイッチ制御信号に変換するデコーダー回路、93
はアナログ出力端子、94は接地電位、95は抵抗器で
ある。このような構成の電流加算型ディジタル/アナロ
グ変換器に対する関心は、近年のデジタル信号処理技術
の進歩に伴い年々高まっている。例えば、特開平5−2
59915号公報又は特許−2512106号公報に、
電流加算型ディジタル/アナログ変換器の精度の改良方
法に関する発明が開示されている。
【0007】10ビットのディジタル/アナログ変換器
を例にとって説明を進める。図9において、電流源ブロ
ック90は互いに電流値の等しい1023個の定電流源
で構成されている。またスイッチ回路91は1023個
のスイッチで構成されている。デコーダー回路92は、
ディジタル入力値に等しい数の定電流源をアナログ出力
端子93に接続し、それ以外の定電流源を接地電位94
に接続するようにスイッチ回路91を制御する。
【0008】1つの定電流源の電流値をI、抵抗器95
の抵抗値をR、ディジタル入力値をnとすると、アナロ
グ出力端子93に現れる出力電圧はnIRで表される。
電流源ブロック90は1023個の電流源で構成されて
いるので、nは0から1023の範囲で変化させること
ができる。したがって、1024段階の電圧を出力する
ことができる10ビットのディジタル/アナログ変換器
が実現される。
【0009】このように、図9に示した従来の回路構成
によれば、(2のn乗−1)組の定電流源及びスイッチ
と1個の抵抗器を用いてnビットの電流加算型ディジタ
ル/アナログ変換器を実現することができる。
【0010】このような電流加算型ディジタル/アナロ
グ変換器の出力精度は電流源ブロック90を構成する定
電流源相互の比精度で決まり、この比精度を上げること
によって容易に高精度のディジタル/アナログ変換器が
実現される。また電流源ブロック90は1023個の同
一の定電流源で構成され、スイッチ回路91は1023
個の同一のスイッチで構成されるので、このディジタル
/アナログ変換器はLSI化に適している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
構成で11ビットのディジタル/アナログ変換器を構成
するには2047組の定電流源及びスイッチが必要であ
り、更に12ビットのディジタル/アナログ変換器を構
成するには4095組の定電流源及びスイッチが必要と
なる。
【0012】このように従来の電流加算型ディジタル/
アナログ変換器では、ディジタル入力値のビット数が1
増加する毎に2倍の個数のスイッチと定電流源が必要と
なる。したがって、多ビットのディジタル/アナログ変
換器になると回路面積が非常に大きくなり、小面積化が
困難である。また定電流源の数が多くなるほど、素子の
加工精度に起因する定電流源相互間の電流ばらつきが大
きくなるため、高精度化が困難になる。
【0013】本発明は上記のような従来の電流加算型デ
ィジタル/アナログ変換器の問題点を解決するために為
されたものであって、ビット数の増加に伴うスイッチ及
び定電流源の個数の増加を抑え、小面積化と高精度化を
共に実現することができるディジタル/アナログ変換器
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
/アナログ変換器は、アナログ電圧が出力される出力端
子と所定の電位との間に接続された負荷抵抗に対して、
複数の定電流源から個別のスイッチを介して選択的に定
電流を供給することにより所望ステップ数の出力電圧を
得る電流加算型ディジタル/アナログ変換器において、
負荷抵抗を、複数の抵抗器が直列接続された直列抵抗体
で構成し、複数の定電流源の一部又は全部を直列抵抗体
の内部接続点に選択的に接続するようにスイッチを構成
したことを特徴とする。なお、負荷抵抗が接続される所
定の電位として、接地電位、電源電位、又は基準電位が
好ましい。
【0015】このような構成によれば、スイッチと定電
流源の数の増加を抑えながら、ビット数すなわち出力電
圧のステップ数を増加させることができるので、回路の
小面積化と高精度化が同時に実現される。
【0016】具体的な構成として、ディジタル入力値の
うちの上位ビットによって切り換え制御されるスイッチ
は対応する定電流源をアナログ出力端子又は所定の電位
に接続し、ディジタル入力値のうちの下位ビットによっ
て切り換え制御されるスイッチは対応する定電流源を直
列抵抗体の内部接続点又は所定の電位に接続することが
好ましい。
【0017】また、直列抵抗体を抵抗値の等しい2又は
4個の抵抗器で構成することが好ましい。あるいは、抵
抗値の異なる2個の抵抗器で構成してもよい。さらに、
直列抵抗体の内部接続点に選択的に接続される定電流源
の個数が、1つの接続点につき1つであることが好まし
い。直列抵抗体の内部接続点のうち、定電流源が選択的
に接続される接続点が1つに限定されていてもよい。
【0018】さらに好ましくは、スイッチを制御するデ
コーダ回路を備え、前記デコーダ回路が出力電圧を補正
するための制御回路を含んでいる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1から図7を用いて説明する。 (実施形態1)図1は本発明の第1実施形態による電流
加算型ディジタル/アナログ変換器の回路を示してい
る。図中、10は(2のn乗)個の定電流源で構成され
た電流源ブロック、11は(2のn乗)個のスイッチで
構成されたスイッチ回路、12はディジタル入力値をス
イッチ制御信号に変換するデコーダー回路、13はアナ
ログ出力端子、14は接地電位、R(1)〜R(m)は
アナログ出力端子13と接地電位14との間に直列に接
続されたm個の抵抗値の等しい抵抗器、P(1)〜P
(m−1)は抵抗器R(1)〜R(m)の(m−1)個
の接続点である。
【0020】図1のディジタル/アナログ変換器は、ス
イッチ回路11を制御することにより、電流源ブロック
10を構成する個々の定電流源をアナログ出力端子13
又は接地電位14又は接続点P(1)〜P(m−1)の
いずれか1つに接続する。
【0021】電流源ブロック10を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、m個の抵抗器R(1)〜R
(m)のそれぞれの抵抗値をRとする。接地電位14か
らj番目の接続点P(j)に接続された1個の定電流源
によってアナログ出力端子13に現れる出力電圧はjI
Rで表される。jは0からmの範囲で変化させることが
できるため、1個の定電流源は0からmIRまでの電圧
を1LSB当たりの分解能IRで出力することができ
る。
【0022】また電流源ブロック10は(2のn乗)個
の定電流源で構成されているので、アナログ出力端子1
3に現れる出力電圧は全ての定電流源がアナログ出力端
子13に接続されたときに最大となり、その最大出力電
圧は(2のn乗)×mIRとなる。
【0023】ここで、出力電圧のステップ数は最大出力
電圧を1LSB当たりの分解能で割った商に等しい。よ
って、図1の回路構成を用いれば(2のn乗)個の定電
流源を用いて(2のn乗)×mステップの出力電圧を得
ることができる。
【0024】このように本実施形態の回路構成によれ
ば、従来の構成の電流加算型ディジタル/アナログ変換
器と同じステップ数の出力電圧が、m個の抵抗器と従来
の構成の1/mの個数の定電流源とで得られる。この結
果、従来の構成に比べてチップ面積が小さいディジタル
/アナログ変換器を得ることができる。
【0025】また図1のディジタル/アナログ変換器の
出力精度は電流源ブロック10を構成する定電流源相互
の電流値の比精度及び直列抵抗体を構成するm個の抵抗
器R(1)〜R(m)の抵抗値の比精度で決まるが、電
流値の比精度については従来の電流加算型ディジタル/
アナログ変換器よりも少ない個数の定電流源で同じビッ
ト精度のディジタル/アナログ変換器が実現できるため
素子の加工精度に起因する定電流源相互間の電流ばらつ
きを小さくし易い。また抵抗値の比精度についても、集
積回路内での方向や形状を統一し、又は集中して配置す
るといった方法により比精度を上げることができる。こ
のようにして高精度のD/A変換器を実現することがで
きる。
【0026】更に、電流源ブロック10は(2のn乗)
個の同一の定電流源で構成し、スイッチ回路11は(2
のn乗)個の同一のスイッチで構成し、R(1)〜R
(m)の抵抗器はm個の同一の抵抗器で構成するので、
集積回路化に適している。
【0027】(実施形態2)図2に本発明の第2の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。この構成では、直列抵抗体は抵抗値の等
しい4個の抵抗器で構成され、ディジタル入力値のうち
の下位2ビットによって切り換え制御されるスイッチが
それぞれの各定電流源を直列抵抗体の2箇所の接続点又
は接地側端部に接続する。
【0028】図2において、20は(2のn乗+2)個
の定電流源で構成された電流源ブロック、D1、D2は
ディジタル入力値の下位2ビット、D3〜Dxはディジ
タル入力値の上位ビット、21a,21bはディジタル
入力値の下位2ビットによって切り換え制御されるスイ
ッチ、21cはディジタル入力値の上位ビットによって
切り換え制御される(2のn乗)個のスイッチで構成さ
れたスイッチ回路、22はディジタル入力値の上位ビッ
トをスイッチ制御信号に変換するデコーダー回路、23
はアナログ出力端子、24は接地電位、25a,25
b,25c,25dは抵抗値の等しい抵抗器、26a,
26b,26cは抵抗器25a〜25dの接続点であ
る。
【0029】図2のディジタル/アナログ変換器は、電
流源ブロック20を構成する定電流源のうち、1個の定
電流源をスイッチ21aにより接続点26a又は接地電
位24に接続し、別の1個の定電流源をスイッチ21b
により接続点26b又は接地電位24に接続する。それ
以外の定電流源はスイッチ回路21cによりアナログ出
力端子23又は接地電位24に接続される。
【0030】電流源ブロック20を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、抵抗器25a〜25dの抵抗値
をそれぞれRとする。まず、ディジタル入力値の全ビッ
トが0のとき、全ての定電流源は接地電位24に接続さ
れるため、アナログ出力端子23に現れる出力電圧は0
である。
【0031】つぎにディジタル入力値の最下位ビットD
1のみが1になると、1個の定電流源がスイッチ21a
によって接続点26aに接続される。他の定電流源はス
イッチ21b及びスイッチ回路21cによって接地電位
24に接続されたままである。この結果、アナログ出力
端子23に現れる出力電圧はIRとなる。
【0032】つぎにディジタル入力値の最下位から2番
目のビットD2のみが1になると、1個の定電流源がス
イッチ21bによって接続点26bに接続され、それ以
外の定電流源はスイッチ21a及びスイッチ回路21c
によって接地電位24に接続される。したがって、アナ
ログ出力端子23に現れる出力電圧は2IRとなる。
【0033】つぎにディジタル入力値のビットD1及び
D2が共に1になると、1個の定電流源がスイッチ21
aによって接続点26aに接続され、別の1個の定電流
源がスイッチ21bによって接続点26bに接続され、
それ以外の定電流源はスイッチ回路21cによって接地
電位24に接続される。したがって、アナログ出力端子
23に現れる出力電圧は3IRとなる。
【0034】上記の4通りの場合の各スイッチの状態及
び出力電圧を表1に示す。この表において、記載されて
いない、ディジタル入力値のD3以上のビットはすべて
0であり、他の定電流源はすべてスイッチ回路21cに
よって接地電位に接続されている。この表からもわかる
ように、図2の回路構成で得られるアナログ出力電圧の
1LSB当たりの分解能はIRである。
【0035】
【表1】
【0036】また、アナログ出力端子23に現れる出力
電圧は、電流源ブロック20を構成する(2のn乗+
2)個の定電流源のうちの1個がスイッチ21aによっ
て接続点26aに接続され、別の1個がスイッチ21b
によって接続点26bに接続され、他の(2のn乗)個
の定電流源がスイッチ回路21cによりアナログ出力端
子23に接続されたときに最大となる。このときの最大
出力電圧は(2の(n+2)乗+3)IRである。
【0037】出力電圧のステップ数は最大出力電圧を分
解能で割った商に等しいから、図2の回路構成によれ
ば、(2のn乗+2)個の定電流源で(2の(n+2)
乗+3)ステップのアナログ出力電圧を得ることができ
る。
【0038】以上のように、本実施形態によれば、(n
+2)ビット精度の出力を有するディジタル/アナログ
変換器が、4個の抵抗器と従来の構成の1/4の個数の
定電流源で実現できる。その結果、従来の構成に比べて
小面積のディジタル/アナログ変換器を得ることができ
る。また、出力精度についても第1の実施形態で説明し
た理由により同様に向上することができるので、高精度
のディジタル/アナログ変換器が実現される。
【0039】(実施形態3)図3に本発明の第3の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。図3において、30は(2のn乗+3)
個の定電流源で構成された電流源ブロック、D1、D2
はディジタル入力値の下位2ビット、D3〜Dxはディ
ジタル入力値の上位ビット、31a,31b,31cは
ディジタル入力値の下位2ビットによって切り換え制御
されるスイッチ回路を構成するスイッチ、31dはディ
ジタル入力値の上位ビットによって切り換え制御される
(2のn乗)個のスイッチで構成されたスイッチ回路、
32aはディジタル入力値の下位2ビットをスイッチ制
御信号に変換するデコーダー回路,32bはディジタル
入力値の上位ビットをスイッチ制御信号に変換するデコ
ーダー回路、33はアナログ出力端子、34は接地電
位、35a,35b,35c,35dは抵抗値の等しい
抵抗器、36a,36b,36cは抵抗器35a〜35
dの接続点である。
【0040】図3のディジタル/アナログ変換器は、電
流源ブロック30を構成する定電流源のうち、3つの定
電流源をそれぞれのスイッチ31a〜31cによって接
続点36a又は接地電位34にそれぞれ接続し、それ以
外の定電流源をスイッチ回路31dにより、アナログ出
力端子33又は接地電位34にそれぞれ接続する。
【0041】電流源ブロック30を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、抵抗器35a〜35dの抵抗値
をそれぞれRとする。まず、ディジタル入力値の全ビッ
トが0のとき、全ての定電流源は接地電位34に接続さ
れるため、アナログ出力端子33に現れる出力電圧は0
である。
【0042】つぎにディジタル入力値の最下位ビットD
1のみが1になると、1個の定電流源がスイッチ31a
によって接続点36aに接続され、それ以外の定電流源
はスイッチ31b,31c及びスイッチ回路31dによ
って接地電位34に接続されたままである。この結果、
アナログ出力端子33に現れる出力電圧はIRとなる。
【0043】つぎにディジタル入力値の最下位から2番
目のビットD2のみが1になると、2個の定電流源がス
イッチ31a,31bによって接続点36aに接続さ
れ、それ以外の定電流源はスイッチ31c及びスイッチ
回路31dによって接地電位34に接続されたままであ
る。この結果、アナログ出力端子33に現れる出力電圧
は2IRとなる。
【0044】つぎにディジタル入力値のビットD1及び
D2が共に1になると、3個の定電流源がスイッチ31
a〜31cによって接続点36aに接続され、それ以外
の定電流源はスイッチ回路31dによって接地電位34
に接続されたままである。この結果、アナログ出力端子
33に現れる出力電圧は3IRとなる。
【0045】上記の4通りの場合の各スイッチの状態及
び出力電圧を表2に示す。この表において、記載されて
いない、ディジタル入力値のD3以上のビットはすべて
0であり、他の定電流源はすべてスイッチ回路31dに
よって接地電位に接続されている。この表からもわかる
ように、図3の回路構成で得られるアナログ出力電圧の
1LSB当たりの分解能はIRである。
【0046】
【表2】
【0047】また、アナログ出力端子33に現れる出力
電圧は、3個の定電流源がスイッチ31a〜31cによ
って接続点36aに接続され、他の(2のn乗)個の定
電流源がスイッチ回路31bによってアナログ出力端子
33に接続された場合に最大となり、その最大出力電圧
は{2の(n+2)乗+3}IRである。
【0048】出力電圧のステップ数は最大出力電圧を分
解能で割った商に等しいから、図3の回路構成によれ
ば、(2のn乗+4)個の定電流源で{2の(n+2)
乗+3}ステップのアナログ出力電圧を得ることができ
る。
【0049】以上のように、本実施形態によれば、(n
+2)ビット精度の出力を有するディジタル/アナログ
変換器が、4個の抵抗器と従来の構成の1/4の個数の
定電流源で実現できる。その結果、従来の構成に比べて
小面積のディジタル/アナログ変換器を得ることができ
る。また、出力精度についても第1の実施形態で説明し
た理由により向上することができるので、高精度のディ
ジタル/アナログ変換器が実現される。
【0050】(実施形態4)図4に本発明の第4の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。この構成では、直列抵抗体は抵抗値の等
しい2個の抵抗器で構成され、ディジタル入力値のうち
の下位1ビットによって切り換え制御されるスイッチが
1つの定電流源を直列抵抗体の接続点又は接地側端部に
接続する。
【0051】図4において、40は(2のn乗+1)個
の定電流源で構成された電流源ブロック、D1はディジ
タル入力値の下位1ビット、D2〜Dxはディジタル入
力値の上位ビット、41aはディジタル入力値の下位1
ビットを入力するスイッチ、41bは(2のn乗)個の
スイッチで構成されたスイッチ回路、42はディジタル
入力値の上位ビットをスイッチ制御信号に変換するデコ
ーダー回路、43はアナログ出力端子、44は接地電
位、45a,45bは抵抗値の等しい抵抗器、46は抵
抗器45a,45bの接続点である。
【0052】図4のディジタル/アナログ変換器は、電
流源ブロック40を構成する定電流源のうち、1つの定
電流源をスイッチ41aによる制御で接地電位44又は
接続点46に接続し、それ以外の定電流源をスイッチ回
路41bの制御により、アナログ出力端子43又は接地
電位44にそれぞれ接続する。
【0053】電流源ブロック40を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、抵抗器45a,45bの抵抗値
をそれぞれRとする。まずディジタル入力値の全ビット
が0のとき、全ての定電流源は接地電位44に接続され
るため、アナログ出力端子43に現れる出力電圧は0で
ある。
【0054】つぎにディジタル入力値の最下位ビットD
1のみが1になると、1個の定電流源がスイッチ回路4
1aによって接続点46に接続され、それ以外の定電流
源は全て接地電位34に接続されたままである。したが
って、アナログ出力端子43に現れる出力電圧はIRと
なる。したがって、図4の構成で出力できる電圧の1L
SBあたりの分解能はIRとなる。表3に、上記の各ス
イッチの状態及び出力電圧を示す。
【0055】
【表3】
【0056】また、アナログ出力端子43に現れる出力
電圧は、(2のn乗)個の定電流源がアナログ出力端子
43に接続され、1個の定電流源がスイッチ41aによ
って接続点46に接続された場合に最大となり、その最
大出力電圧は{2の(n+1)乗+1}IRとなる。
【0057】出力電圧のステップ数は最大出力電圧を分
解能で割った商に等しいから、図4の回路構成によれ
ば、(2のn乗+1)個の定電流源で{2の(n+1)
乗+1}ステップのアナログ出力電圧を得ることができ
る。
【0058】以上のように、本実施形態によれば、(n
+1)ビット精度の出力を有するディジタル/アナログ
変換器が、2個の抵抗器と従来の構成の1/2の個数の
定電流源で実現できる。その結果、従来の構成に比べて
小面積のディジタル/アナログ変換器を得ることが出来
る。また出力精度についても第1の実施形態で説明した
理由により同様に向上することができるので、高精度の
ディジタル/アナログ変換器が実現される。
【0059】(実施形態5)図5に本発明の第5の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。この構成では、直列抵抗体が抵抗値の異
なる2個の抵抗器で構成されている。これによって、出
力電圧の補正が容易な、直線性が高い高精度の電流加算
型ディジタル/アナログ変換器を実現することができ
る。
【0060】図5において、50は(2のn乗+2)個
の定電流源で構成された電流源ブロック、51aは(2
のn乗−1)個のスイッチで構成されたスイッチ回路、
51b、51c、51dはディジタル入力値の下位2ビ
ットによって切り換え制御されるスイッチ、52a,5
2bはディジタル入力値の上位又は下位ビットをスイッ
チ制御信号に変換するデコーダー回路、53はアナログ
出力端子、54は接地電位、55a,55bは抵抗器、
56は抵抗器55a,55bの接続点である。
【0061】電流源ブロック50を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、抵抗器55aの抵抗値を0.2
R、抵抗器55bの抵抗値を0.8Rとする。図5のデ
ィジタル/アナログ変換器のうち、ディジタル入力値D
1〜Dx、電流源ブロック50の(2のn乗−1)個の
定電流源、スイッチ回路51a、デコーダー回路52
a、アナログ出力端子53、接地電位54、抵抗器55
a、55bからなる部分は従来のnビット精度の出力を
有するディジタル/アナログ変換器(図6参照)と同じ
構成であり、1LSBあたりIRの電圧分解能が実現で
きる。
【0062】また電流源ブロック50の3個の定電流源
とスイッチ51b〜51d、デコーダー回路52bから
成る部分は、2ビットP1、P2で表されるディジタル
補正値と等しい数の定電流源を接続点56に接続するよ
うにスイッチ回路51bをデコーダー回路52bで制御
する。
【0063】まず、ディジタル入力値が0の場合を考え
る。ディジタル補正値のビットP1、P2が共に0の場
合、全ての定電流源は接地電位54に接続されるため、
アナログ出力端子53に現れる出力電圧は0である。
【0064】つぎにディジタル補正値のビットP1のみ
が1であれば、1個の定電流源がスイッチ51bによっ
て接続点56に接続され、それ以外の定電流源はスイッ
チ回路51a、スイッチ51c、51dによって接地電
位54に接続される。このとき、アナログ出力端子53
に現れる出力電圧は0.2IRとなる。
【0065】つぎにディジタル補正値のビットP2のみ
が1になると、2個の定電流源がスイッチ51b,51
cによって接続点56に接続され、それ以外の定電流源
はスイッチ回路51a、51dによって接地電位54に
接続されるため、アナログ出力端子53に現れる出力電
圧は0.4IRとなる。
【0066】つぎにディジタル補正値のビットP1、P
2が共に1になると、3個の定電流源がスイッチ51b
〜51dによって接続点56に接続され、それ以外の定
電流源はスイッチ回路51aによって接地電位54に接
続されるため、アナログ出力端子53に現れる出力電圧
は0.6IRとなる。
【0067】上記の4通りの場合の各スイッチの状態及
び出力電圧を表4に示す。この表からもわかるように、
図5の回路構成によれば、(0.4±0.2)LSBの
範囲で出力電圧を増加する補正を行うことができる。
【0068】
【表4】
【0069】またこの回路で、ディジタル補正値のビッ
トP1、P2をディジタル入力値の最下位ビットと考え
れば、1LSBを0.2LSB、0.4LSB、又は
0.6LSBの3値のうちのいずれかで置き換えること
ができる。つまり、ビットP1、P2の組み合わせをデ
ィジタル入力値の最下位ビットとして用いることによ
り、出力電圧を(−0.6±0.2)LSBだけ減ずる
補正を行うことができる。
【0070】以上のように本実施形態によれば、ディジ
タル補正値入力を用いることにより従来の構成に比べて
直線性に優れた高精度の電流加算型ディジタル/アナロ
グ変換器を実現することができる。
【0071】(実施形態6)図6に本発明の第6の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。この構成では、直列抵抗体は抵抗値の等
しい2個の抵抗器で構成され、ディジタル入力値のうち
下位1ビットによって切り替え制御されるスイッチが1
つの定電流源を直列抵抗体の接続点または電源電位に接
続する。
【0072】図6において60は(2のn乗+1)個の
定電流源で構成された定電流源ブロック、D1はディジ
タル入力値の下位1ビット、D2〜Dxはディジタル入
力値の上位ビット、61aはディジタル入力値の下位1
ビットを入力するスイッチ、61bは(2のn乗)個の
スイッチで構成されたスイッチ回路、62はディジタル
入力値の上位ビットをスイッチ制御信号に変換するデコ
ーダ回路、63はアナログ出力端子、64は接地電位、
65a,65bは抵抗値の等しい抵抗器、66は抵抗器
65a及び65bの接続点、67は電源電位である。
【0073】図6のディジタル/アナログ変換器は、電
流源ブロック60を構成する定電流源のうち、1つの定
電流源をスイッチ61aによる制御で電源電位67また
は接続点66に接続し、それ以外の定電流源をスイッチ
61bの制御により、アナログ出力端子63または電源
電位67にそれぞれ接続する。
【0074】電流源ブロック60を構成する定電流源1
つ当たりの電流値をI、抵抗器65a,65bの抵抗値
をそれぞれRとする。まずディジタル入力値の全ビット
が0のとき、全ての定電流源は電源電位67に接続され
るため、アナログ出力端子63に表れる出力電圧は電源
電位に等しい。
【0075】つぎにディジタル入力値の最下位ビットD
1のみが1になると、1個の定電流源がスイッチ回路6
1aによって接続点66に接続され、それ以外の定電流
源は電源電位67に接続されたままである。従って、ア
ナログ出力端子63に表れる出力電圧は(電源電位−I
R)となる。表5に、上記の各スイッチの状態及び出力
電圧を示す。
【0076】また、アナログ出力端子63に表れる出力
電圧は、(2のn乗)個の定電流源がアナログ出力端子
63に接続され、1個の定電流源がスイッチ回路61a
によって接続点66に接続された場合に最小となり、そ
の最小出力電圧は(電源電位−(2の(n+1)乗+
1)IR)となる。つまり図6の回路構成で出力できる
出力電圧の幅は(2の(n+1)乗+1)IRとなる。
【0077】出力電圧のステップ数は出力電圧の幅を分
解能で割った商に等しいから、図6の回路構成によれ
ば、(2のn乗+1)個の定電流源で(2の(n+1)
乗+1)ステップのアナログ出力電圧を得ることができ
る。
【0078】以上のように、本実施形態によれば、(n
+1)ビット精度の出力を有するディジタル/アナログ
変換器が、2個の抵抗器と従来の構成の1/2の個数の
定電流源で実現できる。その結果、従来の構成に比べて
小面積のディジタル/アナログ変換器を得ることができ
る。また出力精度についても第1の実施形態で説明した
理由により同様に向上することができるので、高精度の
ディジタル/アナログ変換器が実現される。
【0079】(実施形態7)図7に本発明の第7の実施
形態による電流加算型ディジタル/アナログ変換器の回
路構成を示す。この構成では、直列抵抗体は抵抗値の異
なる2個の抵抗器で構成され、デコーダ回路に出力電圧
を補正するための補正回路を備えている。
【0080】図7において70は(2のn乗+2)個の
定電流源で構成された定電流源ブロック、D1〜Dxは
ディジタル入力値、72はディジタル入力値をスイッチ
制御信号に変換するデコーダ回路、77はロジック回路
やメモリ素子によって構成され、ディジタル入力値を出
力電圧を補正するためのスイッチ制御信号に変換する補
正回路、71aは(2のn乗−1)個のスイッチで構成
されたスイッチ回路、71b,71c,71dは補正回
路によって切り替え制御されるスイッチ、73はアナロ
グ出力端子、74は接地電位、75a,75bは抵抗
器、76は抵抗器75a、75bの接続点である。
【0081】本構成は、実施形態5のディジタル補正信
号P1,P2とデコーダ回路52bの部分を補正回路7
7で置き換えた構成に等しい。このため本構成は、
(0.4±0.2)LSBの範囲で出力電圧を増加する
補正と(−0.6±0.2)LSBの範囲で出力電圧を
減ずる補正が可能である。そして補正回路77は、入力
ディジタル値に応じた最適な補正を前記補正値の範囲で
行う。
【0082】補正回路77の構成は、ROM、RAM、
EPROM、EEPROMといったメモリ素子、もしく
はそれらメモリ素子と同様の機能を有するハードロジッ
ク回路、もしくはアナログ出力端子73の電位をA/D
変換し入力ディジタル値と比較して補正値を得る為のA
/D変換器、またはそれらの組み合わせ回路によって構
成される。
【0083】補正回路77の具体的な構成として補正回
路77にROMを用いた例を説明する。まず、補正回路
77による補正を行わない場合の実測値をA/D変換器
等を用いて測定する。つぎに、入力ディジタル値に等し
いROMのアドレスに、最適な補正値に対応するスイッ
制御データをROMデータとして書き込む。このような
操作の後に本構成を用いれば、詳細な補正が行われた極
めて精度の高いディジタル/アナログ変換器が実現され
る。
【0084】以上のように、本実施形態によれば、補正
回路を用いることにより従来の構成に比べて直線性に優
れた高精度のディジタル/アナログ変換器を実現するこ
とができる。
【0085】なお、上記の各実施形態では主に、2個又
は4個の抵抗器を用いて直列抵抗体を構成しているが、
抵抗器の数はこれに限らず、ディジタル/アナログ変換
器の用途等に応じて種々変更可能である。
【0086】また、上記の各実施形態では、負荷抵抗が
出力端子と接地電位又は電源電位(所定の電位)との間
に接続されているが、負荷抵抗の接続先(所定の電位)
はこれらに限らず、特定の電圧を有する基準電位等、用
途に応じて種々変更可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の定電流源を用いた電流加算型ディジタル/アナロ
グ変換器において、出力端子と接地電位との間に複数の
抵抗器を直列接続した直列抵抗体を接続し、直列抵抗体
のそれぞれの接続点に接続する定電流源の数を制御する
ことにより、定電流源の増加を抑えながら出力電圧のス
テップ数を増加させ、小面積、高精度のディジタル/ア
ナログ変換器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図2】本発明の第2の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図3】本発明の第3の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図4】本発明の第4の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図5】本発明の第5の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図6】本発明の第6の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図7】本発明の第7の実施形態によるディジタル/ア
ナログ変換器を示す回路図
【図8】従来の抵抗分圧型ディジタル/アナログ変換器
を示す回路図
【図9】従来の電流加算型ディジタル/アナログ変換器
を示す回路図
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,90 電
流源ブロック 11,21c,31d,41b,51a,61b,71
a,91 スイッチ回路 21a,21b,31a〜31c,41a,51b〜5
1d,61a,71b〜71d,81a〜81i スイ
ッチ 12,22,32a,32b,42,52a,52b,
62,72,82,92 デコーダー回路 13,23,33,43,53,63,73,83,9
3 アナログ出力端子 14,24,34,44,54,64,74a,74
b,84,94 接地電位 R(1)〜R(m),25a,25b,25c,25
d,35a,35b,35c,35d,45a,45
b,55a,55b,65a,65b,75a,75
b,85a〜85d,95 抵抗器 P(1)〜P(m−1),26a,26b,26c,3
6a,36b,36c,46,56,66,76,86
a〜86c 接続点 67 電源電位 77 補正回路 80 基準電位

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ電圧が出力される出力端子と所
    定の電位との間に接続された負荷抵抗に対して、複数の
    定電流源から個別のスイッチを介して選択的に定電流を
    供給することにより所望ステップ数の出力電圧を得る電
    流加算型ディジタル/アナログ変換器において、 前記負荷抵抗を、複数の抵抗器が直列接続された直列抵
    抗体で構成し、前記複数の定電流源の一部又は全部を前
    記直列抵抗体の内部接続点に選択的に接続するように前
    記スイッチを構成したことを特徴とするディジタル/ア
    ナログ変換器。
  2. 【請求項2】 ディジタル入力値のうちの上位ビットに
    よって切り換え制御されるスイッチは対応する定電流源
    をアナログ出力端子又は所定の電位に接続し、ディジタ
    ル入力値のうちの下位ビットによって切り換え制御され
    るスイッチは対応する定電流源を前記直列抵抗体の内部
    接続点又は所定の電位に接続する請求項1記載のディジ
    タル/アナログ変換器。
  3. 【請求項3】 前記直列抵抗体が抵抗値の等しい2又は
    4個の抵抗器で構成されている請求項1記載のディジタ
    ル/アナログ変換器。
  4. 【請求項4】 前記直列抵抗体が抵抗値の異なる2個の
    抵抗器で構成されている請求項1記載のディジタル/ア
    ナログ変換器。
  5. 【請求項5】 前記負荷抵抗が接続される所定の電位が
    接地電位である請求項1記載のディジタル/アナログ変
    換器。
  6. 【請求項6】 前記負荷抵抗が接続される所定の電位が
    電源電位である請求項1記載のディジタル/アナログ変
    換器。
  7. 【請求項7】 前記負荷抵抗が接続される所定の電位が
    基準電位である請求項1記載のディジタル/アナログ変
    換器。
  8. 【請求項8】 前記直列抵抗体の内部接続点に選択的に
    接続される定電流源の個数が、1つの接続点につき1つ
    である請求項1記載のディジタル/アナログ変換器。
  9. 【請求項9】 前記直列抵抗体の内部接続点のうち、定
    電流源が選択的に接続される接続点が1つに限定されて
    いる請求項1記載のディジタル/アナログ変換器。
  10. 【請求項10】 前記スイッチを制御するデコーダ回路
    を備え、前記デコーダ回路が出力電圧を補正するための
    制御回路を含んでいる請求項1記載のディジタル/アナ
    ログ変換器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048539A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Seiko Instruments Inc 可変分圧回路及び磁気センサ回路

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