JPH1187411A - 非接触タグにおけるicチップ電極接続構造 - Google Patents
非接触タグにおけるicチップ電極接続構造Info
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- JPH1187411A JPH1187411A JP23841497A JP23841497A JPH1187411A JP H1187411 A JPH1187411 A JP H1187411A JP 23841497 A JP23841497 A JP 23841497A JP 23841497 A JP23841497 A JP 23841497A JP H1187411 A JPH1187411 A JP H1187411A
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
- H01L2224/161—Disposition
- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/16221—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/16225—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICチップのチップ電極部や基板上の電極部
に予めバンプを形成しておかなくとも良好な電気的接続
を得ることができ、更に、電極の材質として、アルミニ
ウム等の活性化して表面に絶縁性が高い酸化膜を生成し
やすい金属を使用する際にも、その電極表面上に形成さ
れる酸化膜を破膜して良好な電気的接続を得ることがで
きるようにする。 【解決手段】 フィルム状絶縁基板2におけるチップ対
向電極部4aの形成面とは反対側の面に、固形物7を裏
当て部材8aを用いて取り付けることにより、チップ電
極部3へ突出するようにチップ対向電極部4aに形成さ
れた突出接点部6に、チップ電極部3が当接するように
して、上記のチップ対向電極部4aとチップ電極部3と
が接続されるように構成する。
に予めバンプを形成しておかなくとも良好な電気的接続
を得ることができ、更に、電極の材質として、アルミニ
ウム等の活性化して表面に絶縁性が高い酸化膜を生成し
やすい金属を使用する際にも、その電極表面上に形成さ
れる酸化膜を破膜して良好な電気的接続を得ることがで
きるようにする。 【解決手段】 フィルム状絶縁基板2におけるチップ対
向電極部4aの形成面とは反対側の面に、固形物7を裏
当て部材8aを用いて取り付けることにより、チップ電
極部3へ突出するようにチップ対向電極部4aに形成さ
れた突出接点部6に、チップ電極部3が当接するように
して、上記のチップ対向電極部4aとチップ電極部3と
が接続されるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ID(Iden
tification)タグ製造時におけるICチップのチップ電
極と基板上に形成された電極との電気的接続に用いて好
適な非接触タグにおけるICチップ電極接続構造に関す
る。
tification)タグ製造時におけるICチップのチップ電
極と基板上に形成された電極との電気的接続に用いて好
適な非接触タグにおけるICチップ電極接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】非接触IDタグは、バーコードに代わる
物流の仕分け装置として重要な要素技術の一つであり、
この非接触IDタグを用いることにより、バーコードで
は識別が困難な、荷物などの陰に隠れたタグの識別が可
能となる。この非接触IDタグは、PET(ポリエチレ
ン・テレフタレート)等の熱可塑性プラスチック製の基
板上に、外部から与えられた交流磁場により励磁される
タグアンテナをそなえるとともに、タグ用IC(Integr
ated Circuit)等を備えて構成されている。
物流の仕分け装置として重要な要素技術の一つであり、
この非接触IDタグを用いることにより、バーコードで
は識別が困難な、荷物などの陰に隠れたタグの識別が可
能となる。この非接触IDタグは、PET(ポリエチレ
ン・テレフタレート)等の熱可塑性プラスチック製の基
板上に、外部から与えられた交流磁場により励磁される
タグアンテナをそなえるとともに、タグ用IC(Integr
ated Circuit)等を備えて構成されている。
【0003】図9は非接触IDタグシステムのハード構
成を示すブロック図であり、この図を使用して非接触I
Dタグについての説明を行なう。ここで、タグ用IC1
01はチップ化された超小型のマイコンであり、ID情
報を記憶するメモリ101a、情報を通信用に変調・復
調する送・受信回路101b、及び情報の暗号化,計算
等の処理を行なうマイクロプロセッサ(図示せず)等か
ら構成される。
成を示すブロック図であり、この図を使用して非接触I
Dタグについての説明を行なう。ここで、タグ用IC1
01はチップ化された超小型のマイコンであり、ID情
報を記憶するメモリ101a、情報を通信用に変調・復
調する送・受信回路101b、及び情報の暗号化,計算
等の処理を行なうマイクロプロセッサ(図示せず)等か
ら構成される。
【0004】また、タグアンテナ102は、基板の表裏
面に形成されたシート状コイルであり、「受信アンテ
ナ」として受信した電波により誘導起電力を発生させる
ことにより、受信した電波を電気エネルギに変換して、
非接触IDタグ100内蔵のタグ用IC101を駆動す
るようになっている。即ち、このタグアンテナ102に
おいて、外部から与えられた交流磁場によりコイルが励
磁され、この励磁エネルギ(誘起電圧)を用いることに
よりタグ用IC101を駆動できるようになっており、
更に、受信した電波の情報をタグ用IC101に渡すよ
うになっている。
面に形成されたシート状コイルであり、「受信アンテ
ナ」として受信した電波により誘導起電力を発生させる
ことにより、受信した電波を電気エネルギに変換して、
非接触IDタグ100内蔵のタグ用IC101を駆動す
るようになっている。即ち、このタグアンテナ102に
おいて、外部から与えられた交流磁場によりコイルが励
磁され、この励磁エネルギ(誘起電圧)を用いることに
よりタグ用IC101を駆動できるようになっており、
更に、受信した電波の情報をタグ用IC101に渡すよ
うになっている。
【0005】さらに、このタグアンテナ102は、「送
信アンテナ」としてタグ用IC101に記憶されている
ID情報をタグの外に向け発信するようになっている。
即ち、タグ用ID101は、ID情報を記憶するメモリ
101a及びID情報を外部に無線信号として送信する
送受信回路101bを備えているので、非接触IDタグ
100が荷物の陰に隠れていても、外部から励磁するの
みでタグ用IC101が駆動されて、ID情報を送信で
きるようになっている。
信アンテナ」としてタグ用IC101に記憶されている
ID情報をタグの外に向け発信するようになっている。
即ち、タグ用ID101は、ID情報を記憶するメモリ
101a及びID情報を外部に無線信号として送信する
送受信回路101bを備えているので、非接触IDタグ
100が荷物の陰に隠れていても、外部から励磁するの
みでタグ用IC101が駆動されて、ID情報を送信で
きるようになっている。
【0006】また、非接触IDタグ100からのID読
み取り、又は、非接触IDタグ100への書き込みに
は、専用のリーダ(READER: 読取器) /ライタ(WRITER:
書込器) 200を使用する。このリーダ/ライタ200
は、非接触IDタグ100への非接触給電および非接触
IDタグ100へのID情報送信を行なう送信アンテナ
201と、非接触IDタグ100から送信されたIDを
受信する受信アンテナ202とを有しており、更に、情
報を通信用に変調するための変調器207や、発振器2
05、増幅器206、フィルタ203、及び受信したデ
ータを復調する復調器204等を有している。又、この
リーダ/ライタ200は、非接触IDタグから得た情報
を処理する上位計算機(図示せず)とも接続されてい
る。
み取り、又は、非接触IDタグ100への書き込みに
は、専用のリーダ(READER: 読取器) /ライタ(WRITER:
書込器) 200を使用する。このリーダ/ライタ200
は、非接触IDタグ100への非接触給電および非接触
IDタグ100へのID情報送信を行なう送信アンテナ
201と、非接触IDタグ100から送信されたIDを
受信する受信アンテナ202とを有しており、更に、情
報を通信用に変調するための変調器207や、発振器2
05、増幅器206、フィルタ203、及び受信したデ
ータを復調する復調器204等を有している。又、この
リーダ/ライタ200は、非接触IDタグから得た情報
を処理する上位計算機(図示せず)とも接続されてい
る。
【0007】ここで、リーダ/ライタ200の送信アン
テナ201から出力する電波によって、タグアンテナ1
02に誘導起電力を発生させて、非接触IDタグ100
に設けられているタグ用IC101を起動し、このタグ
用IC101のデータを、タグアンテナ102からリー
ダ/ライタ200へ返送するようになっている。また、
リーダ/ライタ200の受信アンテナ202で受信され
た信号は、フィルタ203や復調器204を介して、シ
ステム使用可能な受信データに変更され、上位計算機
(図示せず)へ送られる。なお、タグ用IC101への
書き込みは、リーダ/ライタ200から発生された電波
を、非接触IDタグ100側の変調器(図示せず)にお
いて変調することによって可能とする。
テナ201から出力する電波によって、タグアンテナ1
02に誘導起電力を発生させて、非接触IDタグ100
に設けられているタグ用IC101を起動し、このタグ
用IC101のデータを、タグアンテナ102からリー
ダ/ライタ200へ返送するようになっている。また、
リーダ/ライタ200の受信アンテナ202で受信され
た信号は、フィルタ203や復調器204を介して、シ
ステム使用可能な受信データに変更され、上位計算機
(図示せず)へ送られる。なお、タグ用IC101への
書き込みは、リーダ/ライタ200から発生された電波
を、非接触IDタグ100側の変調器(図示せず)にお
いて変調することによって可能とする。
【0008】このような構成により、例えば空港での荷
物の運搬/仕分けシステムにおいて、荷物が積載される
便名,行き先等の情報をID情報として記憶された非接
触IDタグを、各荷物に付しておき、荷物の仕分けを行
なう際に、外部から交流磁場を与えるだけで、上述のI
D情報を受信することができ、バーコードのように、荷
物の陰に隠れたタグを識別するような手間を省くことが
できる。
物の運搬/仕分けシステムにおいて、荷物が積載される
便名,行き先等の情報をID情報として記憶された非接
触IDタグを、各荷物に付しておき、荷物の仕分けを行
なう際に、外部から交流磁場を与えるだけで、上述のI
D情報を受信することができ、バーコードのように、荷
物の陰に隠れたタグを識別するような手間を省くことが
できる。
【0009】さて、このような非接触タグを製造するに
あたって、ICチップのチップ電極部と基板上に形成さ
れている電極部との間において確実な電気的接続を得る
ことが重要となるのである。ところで、一般的な半導体
製品製造技術では、ICチップのチップ電極部と、基板
上に形成されている電極部とを電気的に接続する方法と
して、ICチップのチップ電極部もしくは、プリント基
板上に形成された電極部に、バンプと呼ばれる突起を形
成して、ICチップと基板とを圧着または、導電性接着
剤を介在させて接合することにより、電極間の食いつき
を良くして、良好な伝導性を得る方法が知られている。
あたって、ICチップのチップ電極部と基板上に形成さ
れている電極部との間において確実な電気的接続を得る
ことが重要となるのである。ところで、一般的な半導体
製品製造技術では、ICチップのチップ電極部と、基板
上に形成されている電極部とを電気的に接続する方法と
して、ICチップのチップ電極部もしくは、プリント基
板上に形成された電極部に、バンプと呼ばれる突起を形
成して、ICチップと基板とを圧着または、導電性接着
剤を介在させて接合することにより、電極間の食いつき
を良くして、良好な伝導性を得る方法が知られている。
【0010】ここで、既知のバンプの形成方法として
は、プリント基板の表面に形成された電極部やICチッ
プのチップ電極部に、ボールボンディング法を用いてボ
ールを固着させた後、ボールのネック部で金属ワイヤを
引きちぎることによりバンプを形成する方法が知られて
いる(特公平4−41519号公報参照)。また、プリ
ント基板の表面に形成された電極部やICチップのチッ
プ電極部に、ボールボンディング法を用いてボールを固
着することによりバンプの底部を形成した後、そのボー
ルの上部に金属ワイヤをルーピングし、その金属ワイヤ
の端部を前記入出力電極パッド上に固着して切断するこ
とにより、金属ワイヤからなる高さの揃った逆U字型の
バンプの頂部を底部と一体に形成し、それにより固着し
たボールの先端部を均一な高さに揃え、且つ、2段状に
突出したバンプを形成する方法も知られている(特許第
2506861号参照)。
は、プリント基板の表面に形成された電極部やICチッ
プのチップ電極部に、ボールボンディング法を用いてボ
ールを固着させた後、ボールのネック部で金属ワイヤを
引きちぎることによりバンプを形成する方法が知られて
いる(特公平4−41519号公報参照)。また、プリ
ント基板の表面に形成された電極部やICチップのチッ
プ電極部に、ボールボンディング法を用いてボールを固
着することによりバンプの底部を形成した後、そのボー
ルの上部に金属ワイヤをルーピングし、その金属ワイヤ
の端部を前記入出力電極パッド上に固着して切断するこ
とにより、金属ワイヤからなる高さの揃った逆U字型の
バンプの頂部を底部と一体に形成し、それにより固着し
たボールの先端部を均一な高さに揃え、且つ、2段状に
突出したバンプを形成する方法も知られている(特許第
2506861号参照)。
【0011】さらに、上記の様なワイヤーボンディング
法を利用した作成方法の他に、バンプの作成方法とし
て、ステンシルマスク等を通して導電性の良い金属を電
極上に蒸着して堆積させることにより、ピラミッド状の
金属の突起(すなわちバンプ)を形成する方法が知られ
ている。さらに、ICチップのシリコン表面に異方性エ
ッチングにより凹凸を形成し、その凹凸の表面上に導電
性の良い金属を蒸着させることによりバンプを形成する
方法も知られている。
法を利用した作成方法の他に、バンプの作成方法とし
て、ステンシルマスク等を通して導電性の良い金属を電
極上に蒸着して堆積させることにより、ピラミッド状の
金属の突起(すなわちバンプ)を形成する方法が知られ
ている。さらに、ICチップのシリコン表面に異方性エ
ッチングにより凹凸を形成し、その凹凸の表面上に導電
性の良い金属を蒸着させることによりバンプを形成する
方法も知られている。
【0012】上記のような種々の方法によってプリント
基板の表面に形成された電極部もしくはICチップの電
極部にバンプを形成した後に、そのバンプと電極が着接
するように位置を合わせて配設してから、ICチップと
基板とを導電性接着剤等を利用して接着するのである。
なお、電極に使用する材質としては、メッキ等で成膜し
易い事、並びに表面に酸化膜が比較的生成しづらく、銅
配線成膜後、特別の処置をしなくとも電子部品との電気
的接合が容易に行なうことができることから、銅が使用
されることが多い。
基板の表面に形成された電極部もしくはICチップの電
極部にバンプを形成した後に、そのバンプと電極が着接
するように位置を合わせて配設してから、ICチップと
基板とを導電性接着剤等を利用して接着するのである。
なお、電極に使用する材質としては、メッキ等で成膜し
易い事、並びに表面に酸化膜が比較的生成しづらく、銅
配線成膜後、特別の処置をしなくとも電子部品との電気
的接合が容易に行なうことができることから、銅が使用
されることが多い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のICチップ電極接続手法では、基板上の電極部
とICチップのチップ電極部との間に良好な導通を得る
ために、基板上の電極部やICチップのチップ電極部に
バンプを形成するのであるが、このバンプを形成するた
めに、バンプ作成専用の工程を設けなければならず、
又、その工程は煩雑であり、これにより、コストがかか
るという課題がある。
た従来のICチップ電極接続手法では、基板上の電極部
とICチップのチップ電極部との間に良好な導通を得る
ために、基板上の電極部やICチップのチップ電極部に
バンプを形成するのであるが、このバンプを形成するた
めに、バンプ作成専用の工程を設けなければならず、
又、その工程は煩雑であり、これにより、コストがかか
るという課題がある。
【0014】また、従来、基板上に形成する電極の材質
として使用される銅は高価であるため、コスト削減のた
めには、安価なアルミニウムの利用が必要とされる。し
かしながら、アルミニウムは活性化して表面に酸化物を
生成しやすい上、その酸化物である酸化アルミニウム
(Al2 O3 )は絶縁性が高いという性質を有する。こ
のため、アルミニウムを電極の材質として使用しようと
する際には、電極間において良好な電気的接続を得るた
めに、その電極の表面に形成される酸化アルミニウム
(Al2 O3 )膜をいかに破膜するかという課題があ
る。
として使用される銅は高価であるため、コスト削減のた
めには、安価なアルミニウムの利用が必要とされる。し
かしながら、アルミニウムは活性化して表面に酸化物を
生成しやすい上、その酸化物である酸化アルミニウム
(Al2 O3 )は絶縁性が高いという性質を有する。こ
のため、アルミニウムを電極の材質として使用しようと
する際には、電極間において良好な電気的接続を得るた
めに、その電極の表面に形成される酸化アルミニウム
(Al2 O3 )膜をいかに破膜するかという課題があ
る。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ICチップのチップ電極部と、基板上に形成
された電極部とを電気的に接続するために、ICチップ
のチップ電極部や基板上の電極部に予めバンプを形成し
ておかなくとも良好な電気的接続を得ることができ、更
に、電極の材質として、アルミニウム等の活性化して表
面に絶縁性が高い酸化膜を生成しやすい金属を使用する
際にも、その電極表面上に形成される酸化膜を破膜して
良好な電気的接続を得ることができるようにした、非接
触タグにおけるICチップ電極接続構造を提供すること
を目的とする。
たもので、ICチップのチップ電極部と、基板上に形成
された電極部とを電気的に接続するために、ICチップ
のチップ電極部や基板上の電極部に予めバンプを形成し
ておかなくとも良好な電気的接続を得ることができ、更
に、電極の材質として、アルミニウム等の活性化して表
面に絶縁性が高い酸化膜を生成しやすい金属を使用する
際にも、その電極表面上に形成される酸化膜を破膜して
良好な電気的接続を得ることができるようにした、非接
触タグにおけるICチップ電極接続構造を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造
は、チップ電極部を有するICチップと、該ICチップ
と対向して該チップ電極部と接続されるべきチップ対向
電極部を含む金属箔パターン部を形成されたフィルム状
絶縁基板とをそなえてなる非接触タグにおいて、該フィ
ルム状絶縁基板における該チップ対向電極部の形成面と
は反対側の面に、固形物を裏当て部材を用いて取り付け
ることにより、該チップ電極部へ突出するように該チッ
プ対向電極部に形成された突出接点部に、該チップ電極
部が当接するようにして、上記のチップ対向電極部とチ
ップ電極部とが接続されたことを特徴としている。
の本発明の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造
は、チップ電極部を有するICチップと、該ICチップ
と対向して該チップ電極部と接続されるべきチップ対向
電極部を含む金属箔パターン部を形成されたフィルム状
絶縁基板とをそなえてなる非接触タグにおいて、該フィ
ルム状絶縁基板における該チップ対向電極部の形成面と
は反対側の面に、固形物を裏当て部材を用いて取り付け
ることにより、該チップ電極部へ突出するように該チッ
プ対向電極部に形成された突出接点部に、該チップ電極
部が当接するようにして、上記のチップ対向電極部とチ
ップ電極部とが接続されたことを特徴としている。
【0017】なお、請求項1記載の非接触タグにおける
ICチップ電極接続構造において、該チップ対向電極部
が、活性化して表面に酸化物を生成しやすい金属からな
る電極部として構成されてもよい(請求項2)。さら
に、請求項2記載の非接触タグにおけるICチップ電極
接続構造において、該チップ対向電極部がアルミニウム
箔電極部として構成されてもよい(請求項3)。
ICチップ電極接続構造において、該チップ対向電極部
が、活性化して表面に酸化物を生成しやすい金属からな
る電極部として構成されてもよい(請求項2)。さら
に、請求項2記載の非接触タグにおけるICチップ電極
接続構造において、該チップ対向電極部がアルミニウム
箔電極部として構成されてもよい(請求項3)。
【0018】さらに、請求項1記載の非接触タグにおけ
るICチップ電極接続構造において、該裏当て部材が、
該フィルム状絶縁基板を被覆するラミネート部材として
構成されてもよい(請求項4)。
るICチップ電極接続構造において、該裏当て部材が、
該フィルム状絶縁基板を被覆するラミネート部材として
構成されてもよい(請求項4)。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の一実
施形態としての非接触タグにおけるICチップ電極接続
構造について説明すると、図1は本発明の一実施形態と
しての非接触タグにおけるICチップ電極接続構造を説
明するための模式図であるが、この図1を用いて、本構
造を概略的に説明する。
施形態としての非接触タグにおけるICチップ電極接続
構造について説明すると、図1は本発明の一実施形態と
しての非接触タグにおけるICチップ電極接続構造を説
明するための模式図であるが、この図1を用いて、本構
造を概略的に説明する。
【0020】さて、フィルム状絶縁基板としてのPET
(ポリエチレン・テレフタレート)基板2の表面には、
コイル状のアルミ箔を貼着することにより、シート状コ
イル部4b(図3(b)参照)とチップ対向電極部4a
とからなるアルミ箔コイル(金属箔パターン部)4が形
成されているが、電極どうしを接続するにあたっては、
まず、このPET基板2が、その表面(PET基板2に
おけるチップ対向電極部4aが形成されている面)を上
に向けて載置される。
(ポリエチレン・テレフタレート)基板2の表面には、
コイル状のアルミ箔を貼着することにより、シート状コ
イル部4b(図3(b)参照)とチップ対向電極部4a
とからなるアルミ箔コイル(金属箔パターン部)4が形
成されているが、電極どうしを接続するにあたっては、
まず、このPET基板2が、その表面(PET基板2に
おけるチップ対向電極部4aが形成されている面)を上
に向けて載置される。
【0021】そして、PET基板2におけるチップ対向
電極部4aの形成面とは反対側の面に、固形物である核
7を、裏当て部材であるラミネート8a(ラミネート部
材)によって取り付けることにより、チップ対向電極部
4aにチップ電極部3へ突出するように突出接点部6が
形成される。なお、核7には、円形や多角形等の断面形
状を有する線材や、球体や複数の多角形面からなる多面
体等が用いられ、又、この核7の材質として、銅や鉄等
の金属や、ある程度の硬度を有したプラスチック等が用
いられる。特に、プラスチック製の線材の場合には、線
材の断面形状は多角形の断面形状を有するのが望まし
く、又、銅や鉄等の金属製の線材の場合には、円形の断
面形状を有していてもよい。
電極部4aの形成面とは反対側の面に、固形物である核
7を、裏当て部材であるラミネート8a(ラミネート部
材)によって取り付けることにより、チップ対向電極部
4aにチップ電極部3へ突出するように突出接点部6が
形成される。なお、核7には、円形や多角形等の断面形
状を有する線材や、球体や複数の多角形面からなる多面
体等が用いられ、又、この核7の材質として、銅や鉄等
の金属や、ある程度の硬度を有したプラスチック等が用
いられる。特に、プラスチック製の線材の場合には、線
材の断面形状は多角形の断面形状を有するのが望まし
く、又、銅や鉄等の金属製の線材の場合には、円形の断
面形状を有していてもよい。
【0022】さらに、このチップ対向電極部4aに導電
性接着剤5を塗布し、その後、ICチップ1のチップ電
極部3が、チップ対向電極部4aに形成されている突出
接点部6に当接するように、ICチップ1をアルミ箔コ
イル4に圧着する。このとき、この突出接点部6の先端
部ではAl2 O3 膜が破膜され、このAl 2 O3 膜が破
膜された突出接点部6の先端部において、チップ対向電
極部4aは、チップ電極部3の下端面に当接する。
性接着剤5を塗布し、その後、ICチップ1のチップ電
極部3が、チップ対向電極部4aに形成されている突出
接点部6に当接するように、ICチップ1をアルミ箔コ
イル4に圧着する。このとき、この突出接点部6の先端
部ではAl2 O3 膜が破膜され、このAl 2 O3 膜が破
膜された突出接点部6の先端部において、チップ対向電
極部4aは、チップ電極部3の下端面に当接する。
【0023】ここで、本ICチップ電極接続構造を用い
た非接触タグの製造方法について、図2〜図6を用いて
説明する。ここで、図2は、本発明の一実施形態として
のICチップ電極接続構造を有する非接触タグの製造工
程を説明するフローチャートであり、又、図3,図4
は、図2に示すフローチャートの各工程における非接触
タグを説明するための図であり、図5,図6の断面図等
を示すものであるが、説明の便宜上、模式的に示されて
いる。更に、図5,図6は図2に示すフローチャートの
各工程における非接触タグの構造を上面(ICチップ1
が接着される側)から見た図であり、説明の便宜上、一
部を省略して示されている。
た非接触タグの製造方法について、図2〜図6を用いて
説明する。ここで、図2は、本発明の一実施形態として
のICチップ電極接続構造を有する非接触タグの製造工
程を説明するフローチャートであり、又、図3,図4
は、図2に示すフローチャートの各工程における非接触
タグを説明するための図であり、図5,図6の断面図等
を示すものであるが、説明の便宜上、模式的に示されて
いる。更に、図5,図6は図2に示すフローチャートの
各工程における非接触タグの構造を上面(ICチップ1
が接着される側)から見た図であり、説明の便宜上、一
部を省略して示されている。
【0024】まず、非接触タグを製造するにあたって、
長尺PET基板2′の表裏面の全面にわたってアルミ箔
4′を貼着する(図2のステップS1)。この状態にお
ける非接触タグの側断面図を図3(a)に、上面図を図
5(a)に示す。次に、所定数の非接触タグが得られる
ように、長尺PET基板2′の表裏面に形成されたアル
ミ箔4′にエッチングを施すことにより、アルミ箔4′
をコイル状に成形して、チップ対向電極部4a及びシー
ト状コイル部4bからなるアルミ箔コイル4を形成する
(図2のステップS2)。この状態における非接触タグ
の側断面図を図3(b)、上面図を図5(b)に示す。
長尺PET基板2′の表裏面の全面にわたってアルミ箔
4′を貼着する(図2のステップS1)。この状態にお
ける非接触タグの側断面図を図3(a)に、上面図を図
5(a)に示す。次に、所定数の非接触タグが得られる
ように、長尺PET基板2′の表裏面に形成されたアル
ミ箔4′にエッチングを施すことにより、アルミ箔4′
をコイル状に成形して、チップ対向電極部4a及びシー
ト状コイル部4bからなるアルミ箔コイル4を形成する
(図2のステップS2)。この状態における非接触タグ
の側断面図を図3(b)、上面図を図5(b)に示す。
【0025】次に、ラミネート8aを用いて、長尺PE
T基板2′におけるチップ対向電極部4aの形成面とは
反対側の面とラミネート8a(裏当て部材)との間に、
銅線材の核7を介装するようにして取り付けることによ
り、チップ対向電極部4aに突出するように突出接点部
6が形成する(図2のステップS3)。この状態におけ
る非接触タグの上面図を図6(a)に示し、図6(a)
のA−A断面図を図3(c)に示す。
T基板2′におけるチップ対向電極部4aの形成面とは
反対側の面とラミネート8a(裏当て部材)との間に、
銅線材の核7を介装するようにして取り付けることによ
り、チップ対向電極部4aに突出するように突出接点部
6が形成する(図2のステップS3)。この状態におけ
る非接触タグの上面図を図6(a)に示し、図6(a)
のA−A断面図を図3(c)に示す。
【0026】ここで、長尺PET基板2′に核7及びラ
ミネート8aを取り付けることによって、チップ対向電
極部4aに突出接点部6を形成する突出接点部形成装置
について図7,図8を用いて説明すると、図7(a)
は、突出接点部形成装置を模式的に示す側面図、図7
(b)は、図7(a)に示す突出接点部形成装置によっ
て突出接点部が形成された長尺PET基板2′の側断面
図、図8は、図7(a)に示す突出接点部形成装置によ
って突出接点部が形成された長尺PET基板2′の上面
図である。
ミネート8aを取り付けることによって、チップ対向電
極部4aに突出接点部6を形成する突出接点部形成装置
について図7,図8を用いて説明すると、図7(a)
は、突出接点部形成装置を模式的に示す側面図、図7
(b)は、図7(a)に示す突出接点部形成装置によっ
て突出接点部が形成された長尺PET基板2′の側断面
図、図8は、図7(a)に示す突出接点部形成装置によ
って突出接点部が形成された長尺PET基板2′の上面
図である。
【0027】さて、突出接点部形成装置300は、図7
(a)に示すように、長尺PET基板ロール301,ラ
ミネートシートロール302,核供給装置303,圧着
装置310等を有して構成されており、さらに、圧着装
置310は圧着ローラ304と圧着台305とによって
構成されている。突出接点部形成装置300の上流側
〔図7(a)中左側〕の位置には、長尺PET基板ロー
ル301が配設されており、この長尺PET基板ロール
301には、前述の図2のステップS2に示す工程で形
成された、両面にアルミ箔コイル4が形成された長尺P
ET基板2′が巻き付けられている。
(a)に示すように、長尺PET基板ロール301,ラ
ミネートシートロール302,核供給装置303,圧着
装置310等を有して構成されており、さらに、圧着装
置310は圧着ローラ304と圧着台305とによって
構成されている。突出接点部形成装置300の上流側
〔図7(a)中左側〕の位置には、長尺PET基板ロー
ル301が配設されており、この長尺PET基板ロール
301には、前述の図2のステップS2に示す工程で形
成された、両面にアルミ箔コイル4が形成された長尺P
ET基板2′が巻き付けられている。
【0028】この長尺PET基板ロール301から、長
尺PET基板2′が繰り出され、その表面(PET基板
2におけるチップ対向電極部4aが形成されている面)
を上に向けて、直線状に展張させられながら次工程であ
る核供給装置303へ送られるようになっている。ま
た、突出接点部形成装置300の上流側〔図7(a)中
左側〕の位置で、長尺PET基板ロール301の下方位
置には、ラミネート8aが巻き付けられているラミネー
トシートロール302が配設されており、このラミネー
トシートロール302から、繰り出されたラミネート8
aが、直線状に展張させられながら次工程である核供給
装置303へ送られるようになっている。
尺PET基板2′が繰り出され、その表面(PET基板
2におけるチップ対向電極部4aが形成されている面)
を上に向けて、直線状に展張させられながら次工程であ
る核供給装置303へ送られるようになっている。ま
た、突出接点部形成装置300の上流側〔図7(a)中
左側〕の位置で、長尺PET基板ロール301の下方位
置には、ラミネート8aが巻き付けられているラミネー
トシートロール302が配設されており、このラミネー
トシートロール302から、繰り出されたラミネート8
aが、直線状に展張させられながら次工程である核供給
装置303へ送られるようになっている。
【0029】さらに、長尺PET基板ロール301とラ
ミネートシートロール302との下流側の位置には核供
給装置303が配設されており、この核供給装置303
は、銅線材の核7を供給するとともに、この核7を所定
位置(長尺PET基板2′の表面に形成されているチッ
プ対向電極部4aの下側位置)に配設できるようになっ
ており、更に、この核7を所定の長さに接断することが
できるようにになっている。
ミネートシートロール302との下流側の位置には核供
給装置303が配設されており、この核供給装置303
は、銅線材の核7を供給するとともに、この核7を所定
位置(長尺PET基板2′の表面に形成されているチッ
プ対向電極部4aの下側位置)に配設できるようになっ
ており、更に、この核7を所定の長さに接断することが
できるようにになっている。
【0030】すなわち、この核供給装置303により、
銅線材の核7を所定長さに接断し、上流側から供給され
てくる長尺PET基板2′とラミネート8aとの間隙に
おいて、長尺PET基板2′の表面に形成されているチ
ップ対向電極部4aの下側位置に、所定の長さの核7を
配設するのである。さらに、核供給装置303の下流側
の位置には、表面にゴムを嵌着した圧着ローラ304と
平坦な圧着台305とによって構成される圧着装置31
0が配設されており、更に、この圧着装置310は図示
しない加熱装置を有している。
銅線材の核7を所定長さに接断し、上流側から供給され
てくる長尺PET基板2′とラミネート8aとの間隙に
おいて、長尺PET基板2′の表面に形成されているチ
ップ対向電極部4aの下側位置に、所定の長さの核7を
配設するのである。さらに、核供給装置303の下流側
の位置には、表面にゴムを嵌着した圧着ローラ304と
平坦な圧着台305とによって構成される圧着装置31
0が配設されており、更に、この圧着装置310は図示
しない加熱装置を有している。
【0031】この図示しない加熱装置によって加熱され
た長尺PET基板2′とラミネート8aとを圧着ローラ
304によって上方向から押圧することにより、ラミネ
ート8aを長尺PET基板2′に貼着し、図7(b),
図8に示すように、長尺PET基板2′とラミネート8
aとの間で、且つ、チップ対向電極部4aの下側位置
に、核7を固定し、チップ対向電極部4aに突出接点部
6を形成するのである。
た長尺PET基板2′とラミネート8aとを圧着ローラ
304によって上方向から押圧することにより、ラミネ
ート8aを長尺PET基板2′に貼着し、図7(b),
図8に示すように、長尺PET基板2′とラミネート8
aとの間で、且つ、チップ対向電極部4aの下側位置
に、核7を固定し、チップ対向電極部4aに突出接点部
6を形成するのである。
【0032】なお、上記実施形態において、核供給装置
303は、銅線材の核7を供給しているが、これに限定
されるものではなく、鉄やプラスチック等の銅以外の材
質の線材や、球体や複数の多角形面からなる多面体等の
核7を用いてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。次に、長尺PET
基板2′に形成されたチップ対向電極部4aに、ICチ
ップ1のチップ電極部3を接続する(図2のステップS
4)。ここで、ICチップ1のチップ電極部3をチップ
対向電極部4aに接続する過程を詳細に説明すると、先
ず、ICチップ1のチップ電極部3又は、チップ対向電
極部4aに導電性接着材5を塗布し、更に、チップ対向
電極部4aに形成された突出接点部6に、チップ電極部
3が当接するようにICチップ1をアルミ箔コイル4に
押圧する。この状態における非接触タグの上面図を図6
(b)に示し、図6(b)のB−B断面図を図3(d)
に示す。
303は、銅線材の核7を供給しているが、これに限定
されるものではなく、鉄やプラスチック等の銅以外の材
質の線材や、球体や複数の多角形面からなる多面体等の
核7を用いてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。次に、長尺PET
基板2′に形成されたチップ対向電極部4aに、ICチ
ップ1のチップ電極部3を接続する(図2のステップS
4)。ここで、ICチップ1のチップ電極部3をチップ
対向電極部4aに接続する過程を詳細に説明すると、先
ず、ICチップ1のチップ電極部3又は、チップ対向電
極部4aに導電性接着材5を塗布し、更に、チップ対向
電極部4aに形成された突出接点部6に、チップ電極部
3が当接するようにICチップ1をアルミ箔コイル4に
押圧する。この状態における非接触タグの上面図を図6
(b)に示し、図6(b)のB−B断面図を図3(d)
に示す。
【0033】これによって、ICチップ1のチップ電極
部3とチップ対向電極部4aとの間において、チップ対
向電極部4aの表面に形成された酸化アルミニウム(A
l2O3 )膜が破膜し、チップ電極部3とチップ対向電
極部4aとの間に良好な電気的接続を得ることができ
る。なお、ICチップ1のチップ電極部3は金製である
ため、その表面に絶縁性が高い酸化膜が形成されるおそ
れがなく、敢えて表面の酸化膜を破膜する手段を設ける
必要はない。
部3とチップ対向電極部4aとの間において、チップ対
向電極部4aの表面に形成された酸化アルミニウム(A
l2O3 )膜が破膜し、チップ電極部3とチップ対向電
極部4aとの間に良好な電気的接続を得ることができ
る。なお、ICチップ1のチップ電極部3は金製である
ため、その表面に絶縁性が高い酸化膜が形成されるおそ
れがなく、敢えて表面の酸化膜を破膜する手段を設ける
必要はない。
【0034】なお、ICチップ1のチップ電極部3をチ
ップ対向電極部4aに押圧する際には、圧力センサ等を
有して構成される押圧手段を用いるとよく、この押圧手
段を用いてICチップ1をチップ対向電極部4aに押圧
することにより、圧力センサによって測定される押圧力
より判断しながら、ICチップ1やチップ対向電極部4
aを破損させないように押圧することができるのであ
る。
ップ対向電極部4aに押圧する際には、圧力センサ等を
有して構成される押圧手段を用いるとよく、この押圧手
段を用いてICチップ1をチップ対向電極部4aに押圧
することにより、圧力センサによって測定される押圧力
より判断しながら、ICチップ1やチップ対向電極部4
aを破損させないように押圧することができるのであ
る。
【0035】次に、長尺PET基板2′の表側(長尺P
ET基板2′におけるチップ対向電極部4aの形成面
側)に、ラミネート8bによるラミネート加工を施して
(図2のステップS5)、ICチップ1やアルミ箔コイ
ル4が形成された長尺PET基板2′全体をラミネート
8a,8bによって覆う。この状態における非接触タグ
の側断面図を図4(a)に示す。
ET基板2′におけるチップ対向電極部4aの形成面
側)に、ラミネート8bによるラミネート加工を施して
(図2のステップS5)、ICチップ1やアルミ箔コイ
ル4が形成された長尺PET基板2′全体をラミネート
8a,8bによって覆う。この状態における非接触タグ
の側断面図を図4(a)に示す。
【0036】さらに、このようにして長尺PET基板
2′上に形成された複数の非接触タグを裁断することに
よって、個々の非接触タグ150に分割する(図2のス
テップS6)。この状態における非接触タグを模式的に
示す側面図を図4(b)に示す。最後に、出来上がった
非接触タグ150を印字紙160に接着する(図2のス
テップS7)。なお、この状態における非接触タグを模
式的に示す側面図を図4(c)、上面図を図6(c)に
示す。なお、図6(c)において符号150は非接触タ
グ、160は印字紙、160aは印字紙160の印刷
面、170はバーコード、180は印刷面160a上に
印刷される文字を示す。
2′上に形成された複数の非接触タグを裁断することに
よって、個々の非接触タグ150に分割する(図2のス
テップS6)。この状態における非接触タグを模式的に
示す側面図を図4(b)に示す。最後に、出来上がった
非接触タグ150を印字紙160に接着する(図2のス
テップS7)。なお、この状態における非接触タグを模
式的に示す側面図を図4(c)、上面図を図6(c)に
示す。なお、図6(c)において符号150は非接触タ
グ、160は印字紙、160aは印字紙160の印刷
面、170はバーコード、180は印刷面160a上に
印刷される文字を示す。
【0037】このように、本ICチップ電極接続構造に
よれば、PET基板2(長尺PET基板2′)における
チップ対向電極部4aの形成面とは反対側の面に、核7
をラミネート8aを用いて取り付けることにより突出接
点部6を形成し、この突出接点部6にチップ電極部3が
当接するように、チップ対向電極部4aとチップ電極部
3とを接続することにより、突出接点部6において、チ
ップ電極部3の下端面にチップ対向電極部4aが押圧さ
れることから、チップ電極部3とチップ対向電極部4a
との間で、良好な電気的接続を得ることができ、バンプ
を利用する場合と同様な効果を得ることができる。
よれば、PET基板2(長尺PET基板2′)における
チップ対向電極部4aの形成面とは反対側の面に、核7
をラミネート8aを用いて取り付けることにより突出接
点部6を形成し、この突出接点部6にチップ電極部3が
当接するように、チップ対向電極部4aとチップ電極部
3とを接続することにより、突出接点部6において、チ
ップ電極部3の下端面にチップ対向電極部4aが押圧さ
れることから、チップ電極部3とチップ対向電極部4a
との間で、良好な電気的接続を得ることができ、バンプ
を利用する場合と同様な効果を得ることができる。
【0038】すなわち、事前に電極部にバンプを形成す
る必要がないことから、バンプを作成するための煩雑な
工程を省くことができ、バンプ作成工程のための時間を
節約できるとともに経済的である。また、突出接点部6
において、チップ電極部3の下端面にチップ対向電極部
4aが押圧され、アルミニウムからなるチップ対向電極
部4aの表面に形成されたAl2 O3 膜を破膜するため
に、ICチップ1のチップ電極部3とチップ対向電極部
4aとの間において良好な電気的接続を得ることができ
ることから、絶縁性が高い酸化物が表面に生成し易いが
安価であるアルミニウムを電極の材質として使用するこ
とができ、コストの削減を行なうことができる。
る必要がないことから、バンプを作成するための煩雑な
工程を省くことができ、バンプ作成工程のための時間を
節約できるとともに経済的である。また、突出接点部6
において、チップ電極部3の下端面にチップ対向電極部
4aが押圧され、アルミニウムからなるチップ対向電極
部4aの表面に形成されたAl2 O3 膜を破膜するため
に、ICチップ1のチップ電極部3とチップ対向電極部
4aとの間において良好な電気的接続を得ることができ
ることから、絶縁性が高い酸化物が表面に生成し易いが
安価であるアルミニウムを電極の材質として使用するこ
とができ、コストの削減を行なうことができる。
【0039】また、チップ対向電極部4aがチタン等の
アルミニウム以外の活性化し易い金属を材質として構成
された場合において、上述の実施形態にかかる構造を同
様の要領で適用した場合にも、同様な効果を得ることが
できる。さらに、上述した実施形態では、フィルム状絶
縁基板の材質としてPET(ポリエチレン・テレフタレ
ート)を使用しているが、それに限定されるものではな
く、PE(ポリエチレン)等の熱可塑性プラスチックを
使用してもよい。
アルミニウム以外の活性化し易い金属を材質として構成
された場合において、上述の実施形態にかかる構造を同
様の要領で適用した場合にも、同様な効果を得ることが
できる。さらに、上述した実施形態では、フィルム状絶
縁基板の材質としてPET(ポリエチレン・テレフタレ
ート)を使用しているが、それに限定されるものではな
く、PE(ポリエチレン)等の熱可塑性プラスチックを
使用してもよい。
【0040】また、上記実施形態では、ICチップ1の
チップ電極部3をチップ対向電極部4aに固定するため
に、導電性接着剤5を用いているが、それに限定される
ものではなく、ホットメルト等を用いる等、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。また、上記実施形態では、ICチップ1のチップ電
極部3又は、チップ対向電極部4aに導電性接着材5を
塗布した後、チップ電極部3とチップ対向電極部4aと
を接続しているが、それに限定されるものではなく、I
Cチップ1のチップ電極部3をチップ対向電極部4aに
接続した後(チップ対向電極部4aに形成されている突
出接点部6に、チップ電極部3を押圧した後)、接着剤
等により、ICチップ1をアルミ箔コイル4に固定して
もよい。
チップ電極部3をチップ対向電極部4aに固定するため
に、導電性接着剤5を用いているが、それに限定される
ものではなく、ホットメルト等を用いる等、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができ
る。また、上記実施形態では、ICチップ1のチップ電
極部3又は、チップ対向電極部4aに導電性接着材5を
塗布した後、チップ電極部3とチップ対向電極部4aと
を接続しているが、それに限定されるものではなく、I
Cチップ1のチップ電極部3をチップ対向電極部4aに
接続した後(チップ対向電極部4aに形成されている突
出接点部6に、チップ電極部3を押圧した後)、接着剤
等により、ICチップ1をアルミ箔コイル4に固定して
もよい。
【0041】なお、上記実施形態では、裏当て部材とし
てラミネート8aを用いているが、それに限定されるも
のではなく、粘着テープ等により核7を長尺PET基板
2′の裏側に貼着したり、又、接着剤を塗布した核7を
長尺PET基板2′の裏側に貼着することによって突出
接点部6を形成してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
てラミネート8aを用いているが、それに限定されるも
のではなく、粘着テープ等により核7を長尺PET基板
2′の裏側に貼着したり、又、接着剤を塗布した核7を
長尺PET基板2′の裏側に貼着することによって突出
接点部6を形成してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造によ
れば、フィルム状絶縁基板におけるチップ対向電極部の
形成面とは反対側の面に、固形物を裏当て部材を用いて
取り付けることにより形成された突出接点部において、
チップ電極部とチップ対向電極部とが当接することによ
り、チップ電極部とチップ対向電極部との間において良
好な電気的接続を得ることができ、バンプを利用した場
合と同様の効果を得ることができる。すなわち、事前に
電極部にバンプを形成する必要がないことから、バンプ
を作成するための煩雑な工程を省くことができ、バンプ
作成工程のための時間を節約できるとともに経済的であ
るという利点がある。
発明の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造によ
れば、フィルム状絶縁基板におけるチップ対向電極部の
形成面とは反対側の面に、固形物を裏当て部材を用いて
取り付けることにより形成された突出接点部において、
チップ電極部とチップ対向電極部とが当接することによ
り、チップ電極部とチップ対向電極部との間において良
好な電気的接続を得ることができ、バンプを利用した場
合と同様の効果を得ることができる。すなわち、事前に
電極部にバンプを形成する必要がないことから、バンプ
を作成するための煩雑な工程を省くことができ、バンプ
作成工程のための時間を節約できるとともに経済的であ
るという利点がある。
【0043】さらに、請求項2,請求項3記載の本発明
の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造によれ
ば、突出接点部において、チップ電極部とチップ対向電
極部とが当接することにより、アルミニウム等の活性化
して表面に酸化物を生成し易い金属からなるチップ対向
電極部の表面に形成された酸化アルミニウム膜を破膜
し、ICチップのチップ電極部とチップ対向電極部との
間において良好な電気的接続を得ることができ、更に、
チップ対向電極の材料として、活性化して表面に酸化物
を生成しやすい金属(アルミニウム等)を使用する際に
も、チップ電極部のエッジ部がチップ対向電極部に食い
込むことによって、この活性化しやすい金属(アルミニ
ウム等)製の電極表面上に形成される酸化物(酸化アル
ミニウム等)膜を破膜して良好な電気的接続を得ること
ができることから、活性化して表面に絶縁性の高い酸化
物を生成しやすい金属(アルミニウム等)を電極の材質
として使用することができ、コストの削減を行なうこと
ができるという利点がある。
の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造によれ
ば、突出接点部において、チップ電極部とチップ対向電
極部とが当接することにより、アルミニウム等の活性化
して表面に酸化物を生成し易い金属からなるチップ対向
電極部の表面に形成された酸化アルミニウム膜を破膜
し、ICチップのチップ電極部とチップ対向電極部との
間において良好な電気的接続を得ることができ、更に、
チップ対向電極の材料として、活性化して表面に酸化物
を生成しやすい金属(アルミニウム等)を使用する際に
も、チップ電極部のエッジ部がチップ対向電極部に食い
込むことによって、この活性化しやすい金属(アルミニ
ウム等)製の電極表面上に形成される酸化物(酸化アル
ミニウム等)膜を破膜して良好な電気的接続を得ること
ができることから、活性化して表面に絶縁性の高い酸化
物を生成しやすい金属(アルミニウム等)を電極の材質
として使用することができ、コストの削減を行なうこと
ができるという利点がある。
【0044】またさらに、請求項4記載の本発明の非接
触タグにおけるICチップ電極接続構造によれば、裏当
て部材が、フィルム状絶縁基板を被覆するラミネート部
材として構成されたことにより、簡単かつ低コストに、
固形物をフィルム状絶縁基板に取り付けることができ、
又、本来、完成した非接触タグの両面に施すラミネート
加工の工程を流用することができるので、設備費用を節
約することができ、経済的であるという利点がある。
触タグにおけるICチップ電極接続構造によれば、裏当
て部材が、フィルム状絶縁基板を被覆するラミネート部
材として構成されたことにより、簡単かつ低コストに、
固形物をフィルム状絶縁基板に取り付けることができ、
又、本来、完成した非接触タグの両面に施すラミネート
加工の工程を流用することができるので、設備費用を節
約することができ、経済的であるという利点がある。
【図1】本発明の一実施形態としての非接触タグ製造時
のICチップ電極接続構造を説明するための模式図であ
る。
のICチップ電極接続構造を説明するための模式図であ
る。
【図2】非接触タグの製造工程を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図3】(a)〜(d)は図2に示すフローチャートの
各工程における非接触タグの側断面図である。
各工程における非接触タグの側断面図である。
【図4】(a)〜(c)は非接触タグの製造工程を説明
するための図である。
するための図である。
【図5】(a),(b)は図2に示すフローチャートの
各工程における非接触タグの製造工程を説明する図であ
る。
各工程における非接触タグの製造工程を説明する図であ
る。
【図6】(a)〜(c)は図2に示すフローチャートの
各工程における非接触タグの構造を上面から見た図であ
る。
各工程における非接触タグの構造を上面から見た図であ
る。
【図7】(a),(b)は突出接点部形成装置を説明す
るための図である。
るための図である。
【図8】図7(a)に示す突出接点部形成装置によって
突出接点部が形成された非接触タグの上面図である。
突出接点部が形成された非接触タグの上面図である。
【図9】非接触IDタグシステムのハード構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 ICチップ 2 PET基板(フィルム状絶縁基板) 2′ 長尺PET基板(フィルム状絶縁基板) 3 チップ電極部 4 アルミ箔コイル部(金属箔パターン部) 4′ アルミ箔 4a チップ対向電極部 4b シート状コイル部 5 導電性接着剤 6 突出接点部 7 核(固定部物) 8a ラミネート(裏当て部材) 8b ラミネート
Claims (4)
- 【請求項1】 チップ電極部を有するICチップと、該
ICチップと対向して該チップ電極部と接続されるべき
チップ対向電極部を含む金属箔パターン部を形成された
フィルム状絶縁基板とをそなえてなる非接触タグにおい
て、 該フィルム状絶縁基板における該チップ対向電極部の形
成面とは反対側の面に、固形物を裏当て部材を用いて取
り付けることにより、該チップ電極部へ突出するように
該チップ対向電極部に形成された突出接点部に、該チッ
プ電極部が当接するようにして、上記のチップ対向電極
部とチップ電極部とが接続されたことを特徴とする、非
接触タグにおけるICチップ電極接続構造。 - 【請求項2】 該チップ対向電極部が、活性化して表面
に酸化物を生成しやすい金属からなる電極部として構成
されたことを特徴とする、請求項1記載の非接触タグに
おけるICチップ電極接続構造。 - 【請求項3】 該チップ対向電極部がアルミニウム箔電
極部として構成されていることを特徴とする、請求項2
記載の非接触タグにおけるICチップ電極接続構造。 - 【請求項4】 該裏当て部材が、該フィルム状絶縁基板
を被覆するラミネート部材として構成されたことを特徴
とする、請求項1記載の非接触タグにおけるICチップ
電極接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23841497A JPH1187411A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 非接触タグにおけるicチップ電極接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23841497A JPH1187411A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 非接触タグにおけるicチップ電極接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1187411A true JPH1187411A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17029860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23841497A Withdrawn JPH1187411A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 非接触タグにおけるicチップ電極接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1187411A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118056A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Seiko Epson Corp | 配線基板の製造方法および電子機器 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23841497A patent/JPH1187411A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008118056A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Seiko Epson Corp | 配線基板の製造方法および電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |