JPH1187245A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置

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JPH1187245A
JPH1187245A JP1634798A JP1634798A JPH1187245A JP H1187245 A JPH1187245 A JP H1187245A JP 1634798 A JP1634798 A JP 1634798A JP 1634798 A JP1634798 A JP 1634798A JP H1187245 A JPH1187245 A JP H1187245A
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肇 佐長谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 品質の良いスパッタリング成膜が行える実用
的なスパッタリング装置を提供する。 【解決手段】 排気系21を備えた処理チャンバー
に配置されたターゲット21と基板ホルダー24との間
のスパッタリング粒子飛行空間を取り囲むようにして筒
状の防着シールドが備えられる。基板ホルダー24は移
動機構28によって成膜処理の合間に移動されて防着シ
ールド27から遠ざけられ、スパッタリング粒子飛行空
間の排気の際のコンダクタンスが向上する。移動機構
は成膜処理中にも駆動され、ターゲット221と基板
Sとの距離が変化して基板Sに堆積する薄膜の膜厚分布
が均一になる。基板ホルダー24は基板Sを加熱するヒ
ータを内蔵し、金属からなる複数のブロックが拡散接合
によって熱伝導性及び気密性良く接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、各種半導体デ
バイスの製作において配線用金属材料の成膜等のために
使用されるスパッタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種半導体デバイスの製作においては、
配線用金属材料の成膜等のためにスパッタリング装置が
使用されている。例えば、各種FET(電界効果トラン
ジスタ)のコンタクト部に形成されたコンタクトホール
内に金属材料を埋め込んで配線する工程では、スパッタ
リングによってコンタクトホール内にアルミニウム膜を
堆積させながら基板を高温に加熱し、アルミニウムのリ
フローによってコンタクトホール内をアルミニウムで埋
め込み配線している。また、コンタクトホールに埋め込
まれる金属配線材料と下地半導体との相互拡散による汚
損を防止するため、金属配線材料と下地半導体との間に
拡散防止膜を薄く堆積させることも行われている。この
拡散防止膜は、例えばチタン薄膜の上に窒化チタン薄膜
を積層した構造が採用され、同じくスパッタリングによ
って作成される場合が多い。
【0003】図9は、このようなスパッタリングを行う
従来のスパッタリング装置の概略構成を示した正面図で
ある。図9に示すスパッタリング装置は、排気系21を
備えた処理チャンバー2と、処理チャンバー2内に被ス
パッタリング面が露出するように配置されたターゲット
221を有するカソード22と、カソード22に電力を
与えてスパッタリング放電を生じさせるカソード電源2
22と、カソード22を臨む処理チャンバー2内の放電
空間に所定のガスを導入するガス導入手段23と、スパ
ッタリングされたターゲット221の材料が到達する処
理チャンバー2内の所定位置に基板Sを配置するための
基板ホルダー24と、基板ホルダー24を加熱すること
で間接的に基板Sを加熱するヒータ25と、基板ホルダ
ー24に高周波電圧を印加して基板Sに自己バイアス電
圧を誘起させる高周波電源26と、カソード22と基板
ホルダー24との間のスパッタリング粒子飛行空間を取
り囲むようにして設けられた筒状の防着シールド27
と、基板ホルダー24に載置された基板Sを周縁を押圧
して基板Sが動かないようにするクランプ9から主に構
成されている。
【0004】図9に示す装置において、カソード22
は、前側(基板ホルダー24の側)にターゲット221
を備えている。ガス導入手段23によって処理チャンバ
ー2内に導入されたガスは、カソード電源222によっ
て与えられた電力によって電離し、ターゲット221の
前方の放電空間にスパッタリング放電が生じる。このス
パッタリング放電によってターゲット221がスパッタ
リングされ、スパッタリングによって放出されたターゲ
ット221の材料の粒子(通常は原子。以下、スパッタ
リング粒子と呼ぶ。)が基板Sに到達してターゲット2
21の材料の薄膜を堆積する。
【0005】また、ヒータ25は、赤外線ランプ等の輻
射加熱ヒータであり、処理チャンバー2内の基板ホルダ
ー24の下側の位置に配置されている。そして、高周波
電源26は、基板ホルダー24に高周波電圧を印加し、
放電によって形成されたプラズマと高周波との相互作用
により、基板Sに負の自己バイアス電圧を与える。負の
自己バイアス電圧によってプラズマ中から正イオンが効
率よく引き出されて基板Sに入射し、成膜のエネルギー
に利用される。
【0006】尚、カソード22と基板ホルダー24との
間に設けられた防着シールド27は、ターゲット221
からのスパッタリング粒子が基板S以外の不必要な場所
に付着するのを効果的に防止する。例えば、処理チャン
バー2の内壁面等にスパッタリング粒子が付着すると、
所定の厚さに成長した後、内部ストレスによって剥離
し、処理チャンバー2内をパーティクルとなって浮遊す
る。このパーティクルが基板Sに付着すると、局所的な
膜厚異常や配線のショート等の欠陥を招く恐れがある。
防着シールド27は、上記のような問題を効果的に防止
している。この防着シールド27は、処理チャンバー2
の不必要な場所へのスパッタリング粒子の付着を防止す
るため、カソード22と基板ホルダー24との間のスパ
ッタリング粒子飛行空間をできるだけくまなく取り囲む
ことが好ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成に係る従来の
スパッタリング装置において、品質の良い薄膜を作成す
るには、成膜中の基板の温度管理が重要であるが、従来
の装置では、基板ホルダーの下側に配置されたヒータに
よって間接的に温度制御しているため、温度制御の精度
が悪かった。また、ヒータが真空中に露出しているた
め、ヒータからの脱ガスが基板の汚損の原因となる場合
があった。本願の発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、品質の良いスパッタリング
成膜が行える実用的なスパッタリング装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の請求項1記載の発明は、排気系を備えた処理
チャンバーと、処理チャンバー内に被スパッタリング面
が露出するように配置されたターゲットを有するカソー
ドと、カソードに電力を与えてスパッタリング放電を生
じさせるカソード電源と、スパッタリングされたターゲ
ットの材料が到達する処理チャンバー内の所定位置に基
板を配置するための基板ホルダーとを備えたスパッタリ
ング装置であって、前記基板ホルダーは、基板を加熱す
るヒータを内蔵した加熱ブロックを含む同種又は異種の
金属からなる複数のブロックを有し、当該複数のブロッ
クは、拡散接合によって熱伝導性及び気密性良く接合さ
れているという構成を有する。また、上記課題を解決す
るため、請求項2記載の発明は、セパレーションチャン
バーを介して加熱チャンバーとスパッタチャンバーとが
気密に接続され、加熱チャンバーで基板を所定の温度に
加熱した後、スパッタチャンバーで基板にスパッタリン
グによる成膜が行われるマルチチャンバータイプのスパ
ッタリング装置であって、前記加熱チャンバーは、基板
が載置される加熱ステージを備え、この加熱チャンバー
は、基板を加熱するヒータを内蔵した加熱ブロックを含
む同種又は異種の金属からなる複数のブロックを有し、
当該複数のブロックは、拡散接合によって熱伝導性及び
気密性良く接合されているという構成を有する。また、
上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、セパ
レーションチャンバーを介してスパッタチャンバーと冷
却チャンバーとが気密に接続され、スパッタチャンバー
内で基板にスパッタリングによる成膜が行われた後に、
冷却チャンバーで基板を所定の温度に冷却するマルチチ
ャンバータイプのスパッタリング装置であって、前記冷
却チャンバーは、基板が載置される冷却ステージを備
え、この冷却チャンバーは、基板を冷却する冷媒が流通
される冷却ブロックを含む同種又は異種の金属からなる
複数のブロックを有し、当該複数のブロックは、拡散接
合によって熱伝導性及び気密性良く接合されていること
を特徴とするスパッタリング装置。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて説明する。図1は、本願発明の実施形態に係るスパ
ッタリング装置の概略構成の一例を示す平面図である。
図1に示すスパッタリング装置は、マルチチャンバータ
イプの装置であり、中央に配置されたセパレーションチ
ャンバー1と、セパレーションチャンバーの周囲に設け
られた複数の処理チャンバー2,3,4及び二つのロー
ドロックチャンバー5とからなるチャンバー配置になっ
ている。各チャンバー1,2,3,4,5は、専用又は
兼用の排気系によって排気される真空容器であり、各チ
ャンバー1,2,3,4,5同士の接続個所には不図示
のゲートバルブが設けられている。セパレーションチャ
ンバー1内には搬送ロボット11が設けられている。搬
送ロボット11は、一方のロードロックチャンバー5か
ら基板Sを一枚ずつ取り出し、各処理チャンバー2に送
って順次処理を行うようになっている。そして、最後の
処理を終了した後、他方のロードロックチャンバー5に
戻すようになっている。処理チャンバーの一つは、スパ
ッタチャンバー2として構成される。また、他の処理チ
ャンバーの一つは、スパッタリングの前に基板Sを加熱
する加熱チャンバー3として構成され、さらに他の処理
チャンバーの一つは、スパッタリング後に基板Sを冷却
する冷却チャンバー4等として構成される。図2は、図
1に示すスパッタチャンバー2の概略構成を説明する正
面図、図3は、図2に示すスパッタチャンバー2内に配
置された基板ホルダー24の概略構成を示す正面断面
図、図4は図3に示す基板ホルダー24内に埋設された
ヒータ25の構成を説明する平面図、図5は図3に示す
基板ホルダー24を構成する冷却ブロック244の構成
を説明する平面図、図6は図3に示す基板ホルダー24
の詳細を示す部分断面概略図である。
【0010】図2に示すスパッタチャンバー2は、内部
を排気する排気系21と、スパッタチャンバー2内に被
スパッタリング面が露出するように配置されたターゲッ
ト221を有するカソード22と、カソード22に電力
を与えてスパッタリング放電を生じさせるカソード電源
222と、カソード22を臨むスパッタチャンバー2内
の放電空間に所定のガスを導入するガス導入手段23
と、スパッタリングされたターゲット221の材料が到
達するスパッタチャンバー2内の所定位置に基板Sを配
置するための基板ホルダー24と、基板ホルダー24内
に設けられた不図示ヒータ25と、基板ホルダー24に
高周波電圧を印加して基板Sに自己バイアス電圧を誘起
させる不図示高周波電源26と、カソード22と基板ホ
ルダー24との間のスパッタリング粒子飛行空間を取り
囲むようにして設けられた筒状の防着シールド27とを
備えている。
【0011】カソード22は、マグネトロン放電のため
の磁石機構223と、磁石機構223の前側に配置され
たターゲット221とから構成されている。磁石機構2
23は、中心に配置された柱状の中心磁石224と、中
心磁石224を取り囲むリング状の周辺磁石225と、
中心磁石224と周辺磁石とを繋ぐヨーク226とから
構成されている。中心磁石224の前面と周辺磁石22
5の前面とは互いに異なる磁極になっており、図2に示
すようなアーチ状の磁力線227がターゲット221を
貫いて設定されるようになっている。カソード電源22
2がカソード22を介して放電空間に設定する電界は、
アーチ状の磁力線227の頂点付近で磁界と直交する。
このため、形成されるスパッタリング放電において、電
子はマグネトロン運動を行うようになり、マグネトロン
放電が達成される。
【0012】次に、本実施形態の装置の大きな特徴点を
成す基板ホルダー24の構成について、図3、図4、図
5及び図6を使用して説明する。図3に示す基板ホルダ
ー24は、上面に基板Sが載置される部材である静電吸
着ブロック241と、静電吸着ブロック241の下側に
設けられた導熱ブロック242と、導熱ブロック242
の下側に設けられた加熱ブロック243と、加熱ブロッ
ク243の下側に設けられた冷却ブロック244とから
主に構成されている。
【0013】静電吸着ブロック241は、後述する静電
吸着機構246により上面に静電気を誘起して基板Sを
静電吸着するものである。この静電吸着ブロック241
は、アルミナ等の誘電体で形成されている。静電吸着ブ
ロック241は、基板S(本実施形態ではほぼ円形の半
導体ウェーハ)よりも少し径の小さい例えば円盤状であ
る。
【0014】導熱ブロック242は、加熱ブロック24
3からの熱を効率よく基板Sに伝えるためのものであ
り、銅等の熱伝導効率の良い材料で形成されている。こ
の導熱ブロック242は、基板Sよりも少し径の大きい
例えば円盤状である。
【0015】加熱ブロック243は、導熱ブロック24
2と同じ径の例えば円盤状であり、材質的にはステンレ
ス製である。そして、この導熱ブロック242の下端面
には、ヒータ25が埋設されている。ヒータ25は、本
実施形態ではシースヒータが採用されている。即ち、内
部に抵抗発熱電線を埋め込んだ棒状の発熱体をほぼ円環
状に形成したヒータ25が採用されている。ヒータ25
が設けられる部分には、ヒータ25の形状に合わせて加
熱ブロック243の下面に溝が形成されている。そし
て、ヒータ25はこの溝の内部に填め込まれて設けられ
ている。また、ヒータ25と溝の壁面との間は熱伝導性
の良いニッケル等の材料でロー付けされている。そし
て、発熱ブロックの下側には、蓋板250が設けられて
おり、ヒータ25が設けられた発熱ブロックの下端面を
塞いでいる。このため、ヒータ25は真空雰囲気に露出
することはなくなっている。
【0016】また、図4に示す通り、上記ほぼ円環状の
ヒータ25は、基板ホルダー24の中心軸に対して同軸
円周状に複数設けられている。この複数のヒータ25
は、中心軸よりに位置して直列につながれている第一の
群のヒータ25Aと、中心軸から遠い位置に位置して直
列につながれている第二の群のヒータ25Bに分けられ
ている。そして、第一の群のヒータ25Aにつながれた
第一のヒータ電源251Aと、第二の群のヒータ25B
につながれた第二のヒータ電源251Bとは、独立して
制御されることが可能となっている。
【0017】具体的に説明すると、成膜中の基板Sの温
度は、基板Sの中央部分において高くなり易く、基板S
の周辺部分で低くなり易い。このため、第二の群のヒー
タ25Bへの供給電力を第一の群のヒータ25Aに比べ
て高くし、基板Sの面内温度分布がより均一になるよう
に制御する。
【0018】また、図3に示す通り、冷却ブロック24
4は、上記蓋板250に対して接触して設けられてい
る。冷却ブロック244も、導熱ブロック242と同じ
径の円盤状であり、材質的にはステンレス製である。こ
の冷却ブロック244内には、冷媒通路2441が形成
されている。冷媒通路2441は、図5に示す通り、基
板ホルダー24の中心軸を中心にした複数の同心円周状
の形状の部分を繋いだ形状である。図3に示すように、
冷媒通路2441の一番中心軸よりの部分に冷媒導入口
2442が設けられ、一番外側の部分に冷媒排出口24
43が設けられている。従って、冷却ブロック244
は、周辺部分よりも中央部分が比較的効率よく冷却され
る。これは、前述したように、基板Sの中央部分の温度
が上がり易いためである。
【0019】尚、図3に示すように、上記冷媒導入口2
442には、冷媒導入管2444が接続されている。ま
た、冷媒排出口2443には、冷媒排出管2445が接
続されている。そして、冷媒導入管2444と冷媒排出
管2445とを繋ぐようにしてサーキューレータ244
6が設けられている。サーキュレータ2446は、冷却
ブロック244との熱交換により加熱された冷媒を再び
冷却して冷媒導入管2444に送り出し、冷媒導入口2
442に一定の低い温度の冷媒を供給するよう構成され
ている。
【0020】また、図3に示すように、基板ホルダー2
4には、基板Sの温度を測定する放射温度計245が設
けられている。具体的には、基板ホルダー24の中央部
分を気密に貫通させるようにして計測管2451が設け
られている。計測管2451の先端は、静電吸着ブロッ
ク241の基板載置面の少し下方に位置している。ま
た、計測管2451の下端には、放射温度計245が接
続されている。放射温度計245は、基板Sの裏面から
の放射のみを検出するよう、その計測の見込み角が充分
小さく設定されている。
【0021】次に、基板Sを静電吸着ブロック241に
吸着する静電吸着機構246について図6を使用して説
明する。図6は、図3とは異なる方向での断面図であ
る。静電吸着機構246は、静電吸着ブロック241内
に埋設された一対の吸着電極2461と、一対の吸着電
極2461間に直流電圧を印加する吸着電源2462と
から主に構成されている。一対の吸着電極2461は、
基板Sと平行な面内に配置されている。一対の吸着電極
2461は、中心部分を小さく円形にくりぬいて形成さ
れた円環状を二つに割ったような形状である。
【0022】また、基板ホルダー24には、吸着電極2
461に直流電圧を導入するための絶縁管2463が設
けられている。絶縁管2463の先端は、静電吸着ブロ
ック241内に達しており、その先端と吸着電極246
1とを繋ぐ接続体2464が気密に設けられている。そ
して、絶縁管2463の内部には、接続体2464に繋
がれた不図示の配線が設けられており、この配線が吸着
電源2462に繋がっている。接続体2464を介して
一対の吸着電極2461間に直流電圧が印加されると、
静電吸着ブロック241が誘電分極して基板載置面に静
電気が誘起し、基板Sが吸着されるようになっている。
【0023】尚、一対の吸着電極2461に同じ負の直
流電圧を印加するようにしてもよい。吸着電極2461
が負の電圧になると、静電吸着ブロック241の表面に
は正電荷が誘起される。一方、後述するように、スパッ
タリング放電により形成されたプラズマと高周波との相
互作用により基板Sに負の自己バイアス電圧が与えられ
るから、静電吸着ブロック241の表面に正電荷を誘起
することで、基板Sを静電的に吸着することができる。
この場合は、一対の吸着電極2461でなく、一枚の吸
着電極2461でも良い。
【0024】また、同様に図6を使用して、基板Sに自
己バイアス電圧を誘起する高周波電源26について説明
する。本実施形態における高周波電源26は、上記吸着
電極2461に高周波電圧を印加するよう構成されてい
る。即ち、従来のような基板ホルダー24全体ではな
く、静電吸着ブロック241内の吸着電極2461にの
み高周波電圧を印加するよう構成されている。
【0025】尚、高周波電源26と基板ホルダー24と
の間には、不図示のマッチングボックスが設けられる。
マッチングボックスは、マッチングボックスから負荷側
(基板ホルダー24側)のインピーダンスを調整して、
反射波等を抑制する。また、吸着電源2462と基板ホ
ルダー24との間には、高周波が吸着電源2462に到
達するのを防止する高周波フィルタ回路等が設けられ
る。
【0026】上述した基板ホルダー24の構成におい
て、各導熱ブロック242と加熱ブロック243及び加
熱ブロック243と冷却ブロック244の界面は、拡散
接合の手法によって接触性良く接合されている。拡散接
合は、二つの部材を当接させて数トン程度の圧力を加え
るとともに両者を1000℃程度まで加熱することで接
合する手法である。この手法によると、両者の界面の接
触性や気密性が向上する上、処理チャンバー内に設けた
後の脱ガスが抑制される。このため、基板Sに対する温
度制御の精度向上や基板Sの汚損防止の効果に優れてい
る。
【0027】例えば導熱ブロック242と加熱ブロック
243等をネジ止めによって固定する方法では、ネジ止
めの僅かな締め付け力の違いから熱容量な熱伝導性等の
熱的条件が変化する問題がある。例えば複数のネジでネ
ジ止めしている場合には、各ネジの締め付け力の僅かな
違いから熱伝導性にばらつきが生じて基板Sに対して均
一な加熱ができなかった。また、装置の運搬等の際にネ
ジに僅かなゆるみが生じて締め付けが低下すると、熱的
条件が変化するため、設定された加熱条件では予定され
た温度に加熱することができなくなり、加熱制御の再現
性が低下する問題があった。
【0028】これに対し、拡散接合を行う本実施形態で
は、基板ホルダー24が一つの固体として一体化するの
で、ネジ止めの方式で見られた上記問題は生じない。例
えば、基板Sを450℃に加熱する場合、ネジ止めの場
合には450℃±10%の再現性であったのに対し、本
実施形態では450℃±3%の再現性に改善される。
【0029】また、図3に示すように、静電吸着ブロッ
ク241と導熱ブロック242との間には、カーボンシ
ート249が挟み込まれている。カーボンシート249
は、静電吸着ブロック241と導熱ブロック242との
間の熱伝導性及び気密性を向上させている。
【0030】さらに、図2に示すような、本実施形態の
装置では、基板ホルダー24を上下動させる移動機構2
8が設けられている。移動機構28の構成について、再
び図2を使用して説明する。まず、スパッタチャンバー
2の底板部分201には、基板ホルダー24の支柱部分
248を挿通させた開口が設けられている。基板ホルダ
ー24の支柱部分248は開口を通して下方に延び、そ
の下端部分が移動機構28によって保持されている。
【0031】移動機構28は、支柱部分248の下端を
保持した保持アーム281と、保持アーム281を上下
動させる直線運動源282と、直線運動源282による
直線運動をガイドするリニアガイド283と、直線運動
源282を制御する制御部284とから主に構成されて
いる。制御部284によって直線運動源282が駆動さ
れると、アーム281を介して基板ホルダー24が上下
動するようになっている。
【0032】尚、底板部分201の下方に延びる支柱部
分248を取り囲むようにしてベローズ285が設けら
れている。ベローズ285は、底板部分201の開口の
縁と保持アーム281とを気密に繋ぎ、基板ホルダー2
4の上下動を許容しつつ、底板部分201の気密を保持
している。
【0033】また、本実施形態において、カソード22
と基板ホルダー24との間の空間を取り囲むようにして
防着シールド27が設けられている。防着シールド27
は、交換自在に配置されており、ターゲット221から
のスパッタリング粒子が基板S以外の不必要な場所に付
着するのを効果的に防止している。
【0034】次に、図1に示す加熱チャンバー3の構成
について説明する。図7は、図1に示す加熱チャンバー
3の概略構成を説明する正面図である。図7に示す加熱
チャンバー3は、内部を排気する排気系31と、基板S
が載置されて加熱される加熱ステージ34とを備えてい
る。
【0035】排気系31は、加熱チャンバー3内で基板
Sが汚損されることがないように、加熱チャンバー3内
を排気するものである。排気系31は、例えば10-7
orr程度の圧力まで加熱チャンバー3内を排気するこ
とが可能に構成される。尚、加熱チャンバー3内に所定
の不活性ガスを導入するガス導入手段が必要に応じて設
けられる。
【0036】加熱ステージ34は、基板ホルダー24と
同様の構成である。即ち、加熱ステージ34上面に基板
Sが載置される部材である静電吸着ブロック341と、
静電吸着ブロック341の下側に設けられた導熱ブロッ
ク342と、導熱ブロック342の下側に設けられた加
熱ブロック343とから構成されている。
【0037】次に、図1に示す冷却チャンバー4の構成
について説明する。図8は、図1に示す冷却チャンバー
4の概略構成を説明する正面図である。図8に示す冷却
チャンバー4は、内部を排気する排気系41と、基板S
が載置されて冷却される冷却ステージ44とを備えてい
る。
【0038】排気系41は、冷却チャンバー4内で基板
Sが汚損されることがないように、冷却チャンバー4内
を排気するものである。排気系41は、例えば10-7
orr程度の圧力まで冷却チャンバー4内を排気するこ
とが可能に構成される。尚、冷却チャンバー4内に所定
の不活性ガスを導入して対流等による熱放散を抑制する
ガス導入手段が必要に応じて設けられる。
【0039】冷却ステージ44は、加熱のための構成が
無いことを除いて図3に示す基板ホルダー24と同様の
構成である。即ち、上面に基板Sが載置される部材であ
る静電吸着ブロック441と、静電吸着ブロック441
の下側に設けられた導熱ブロック442と、導熱ブロッ
ク442に下側に設けられた冷却ブロック444とから
構成されている。
【0040】上記構成に係る本実施形態のスパッタリン
グ装置の動作について説明する。まず、図1に示すロー
ドロックチャンバー5内に収容されている未処理の一枚
の基板Sをセパレーションチャンバー1内の搬送ロボッ
ト11が取り出して加熱チャンバー3に搬送し、基板S
は図7に示す加熱ステージ34に載置される。不図示の
ゲートバルブが閉じて、排気系31によって加熱チャン
バー3内の圧力が所定の圧力に維持される。加熱ステー
ジ34では、ヒータ35が予め動作して加熱ステージ3
4を所定温度に加熱している。基板Sが載置されて不図
示の静電吸着機構が動作すると、基板Sが所定の温度ま
で急速に加熱される。この加熱温度は、例えば150〜
450℃程度である。尚、加熱される基板Sの温度は、
放射温度計345によって計測されて確認される。
【0041】上記加熱を所定時間行った後、基板Sは図
1に示す搬送ロボット11によってスパッタチャンバー
2に送られ、基板Sは、図3に示す基板ホルダー24上
に載置される。この際、基板ホルダー24は、所定の下
方待機位置に位置している場合があり、この場合は、基
板Sの載置動作の前又は後に移動機構によって基板ホル
ダー24を上方の処理位置に移動させる。また、基板S
の載置後に図6に示す静電吸着機構246が動作し、基
板Sを図3に示す基板ホルダー24に静電吸着させる。
尚、基板ホルダー24内のヒータ25及びサーキュレー
タ2446が予め動作しており、基板Sは基板ホルダー
24に吸着されることによってこの温度に温度制御され
る。
【0042】スパッタチャンバー2の内部は予め所定圧
力まで排気されており、基板Sの載置してゲートバルブ
を閉じた後、図2に示すガス導入手段23を動作させて
アルゴン等のスパッタリング率の高い所定のガスを所定
の流量で導入する。排気系21を制御してスパッタチャ
ンバー2の圧力を所定の値に保ちながら、カソード電源
222を動作させ、カソード22に所定の電圧を印加す
る。これによって、スパッタリング放電が生じてターゲ
ット221がスパッタリングされ、放出されたスパッタ
リング粒子が基板Sに達して所定の薄膜が基板S上に堆
積する。
【0043】並行して図6に示す高周波電源26が動作
しており、基板Sには負の自己バイアス電圧が誘起され
る。この負の自己バイアス電圧によってプラズマ中から
正イオンが効率よく引き出されて基板Sに入射し、成膜
のエネルギーに利用される。また、成膜中の基板Sの温
度は、図3に示す放射温度計245によって計測されて
いる。この計測結果は、ヒータ25を駆動するヒータ電
源251A,Bに送られ、基板Sの温度がフィードバッ
ク制御される。尚、図2に示すターゲット221と基板
Sとの距離は、予め最適な値に調整される。即ち、基板
ホルダー24が移動機構28によって上下動し、ターゲ
ット221とターゲット221との距離が最適な値に調
整される。尚、ターゲット221が移動することで基板
ホルダー24とターゲット221の距離が変化する構成
であっても良い。
【0044】上記成膜動作を所定時間行って所定の厚さ
の薄膜を作成した後、カソード電源222、ガス導入手
段23、静電吸着機構246、ガス供給手段247、高
周波電源26の動作をそれぞれ停止させた後、排気系2
1によってスパッタチャンバー2内を再度排気する。そ
の後、ゲートバルブを開けて搬送ロボット11が基板S
をスパッタチャンバー2から搬出し、冷却チャンバー4
に搬送する。
【0045】基板Sは、図8に示す冷却チャンバー4内
の冷却ステージ44に載置される。冷却ステージ44
は、冷媒通路441内への冷媒の流通によって予め所定
の温度に冷却されている。基板Sが冷却ステージ44に
載置されて静電吸着機構446が動作すると、基板Sは
急速に冷却される。放射温度計445によって基板Sの
温度が所定の温度に低下したのを確認すると、基板S
は、冷却チャンバー4から搬出され、ロードロックチャ
ンバー5に送られる。これで、一枚の基板に対する一連
の成膜処理が終了する。
【0046】
【発明の効果】以上説明した通り、本願の請求項1の発
明によれば、基板ホルダー内に設けられたヒータによっ
て制御性よく基板の温度管理ができるので、この点で品
質の良い薄膜の作成に貢献できる。また、請求項2の発
明によれば、加熱ステージ内に設けられたヒータによっ
て制御性よく基板の温度管理ができるので、この点で品
質の良い薄膜の作成に貢献できる。また、請求項3の発
明によれば、冷却ステージ内に設けられた冷却ブロック
によって制御性よく基板の温度管理ができるので、この
点で品質の良い薄膜の作成に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係るスパッタリング装置
の概略構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すスパッタチャンバーの概略構成を示
す正面図である。
【図3】図2に示す基板ホルダー24の概略構成を示す
正面断面図である。
【図4】図3に示す基板ホルダー24内に埋設されたヒ
ータ25の構成を説明する平面図である。
【図5】図3に示す基板ホルダー24を構成する冷却ブ
ロック244の構成を説明する平面図である。
【図6】図2に示す基板ホルダー24の概略構成を示す
断面図であり、図3とは異なる方向での断面図である。
【図7】図1に示す加熱チャンバー3の概略構成を説明
する正面図である。
【図8】図1に示す冷却チャンバー4の概略構成を説明
する正面図である。
【図9】従来のスパッタリング装置の概略構成を示した
正面図である。
【符号の説明】
1 セパレーションチャンバー 11 搬送ロボット 2 処理チャンバー 21 排気系 22 カソード 221 ターゲット 222 カソード電源 223 磁石機構 23 ガス導入手段 24 基板ホルダー 241 静電吸着ブロック 242 導熱ブロック 243 加熱ブロック 244 冷却ブロック 246 静電吸着機構 25 ヒータ 26 高周波電源 3 加熱チャンバー 34 加熱ステージ 342 導熱ブロック 343 加熱ブロック 35 ヒータ 4 冷却チャンバー 44 冷却ステージ 442 導熱ブロック 444 冷却ブロック 5 ロードロックチャンバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気系を備えた処理チャンバーと、処理
    チャンバー内に被スパッタリング面が露出するように配
    置されたターゲットを有するカソードと、カソードに電
    力を与えてスパッタリング放電を生じさせるカソード電
    源と、スパッタリングされたターゲットの材料が到達す
    る処理チャンバー内の所定位置に基板を配置するための
    基板ホルダーとを備えたスパッタリング装置であって、 前記基板ホルダーは、基板を加熱するヒータを内蔵した
    加熱ブロックを含む同種又は異種の金属からなる複数の
    ブロックを有し、当該複数のブロックは、拡散接合によ
    って熱伝導性及び気密性良く接合されていることを特徴
    とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 セパレーションチャンバーを介して加熱
    チャンバーとスパッタチャンバーとが気密に接続され、
    加熱チャンバーで基板を所定の温度に加熱した後、スパ
    ッタチャンバーで基板にスパッタリングによる成膜が行
    われるマルチチャンバータイプのスパッタリング装置で
    あって、 前記加熱チャンバーは、基板が載置される加熱ステージ
    を備え、この加熱チャンバーは、基板を加熱するヒータ
    を内蔵した加熱ブロックを含む同種又は異種の金属から
    なる複数のブロックを有し、当該複数のブロックは、拡
    散接合によって熱伝導性及び気密性良く接合されている
    ことを特徴とするスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 セパレーションチャンバーを介してスパ
    ッタチャンバーと冷却チャンバーとが気密に接続され、
    スパッタチャンバー内で基板にスパッタリングによる成
    膜が行われた後に、冷却チャンバーで基板を所定の温度
    に冷却するマルチチャンバータイプのスパッタリング装
    置であって、 前記冷却チャンバーは、基板が載置される冷却ステージ
    を備え、この冷却チャンバーは、基板を冷却する冷媒が
    流通される冷却ブロックを含む同種又は異種の金属から
    なる複数のブロックを有し、当該複数のブロックは、拡
    散接合によって熱伝導性及び気密性良く接合されている
    ことを特徴とするスパッタリング装置。
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