JPH1186709A - 有極リレーの製造方法と有極リレー - Google Patents

有極リレーの製造方法と有極リレー

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JPH1186709A
JPH1186709A JP24918097A JP24918097A JPH1186709A JP H1186709 A JPH1186709 A JP H1186709A JP 24918097 A JP24918097 A JP 24918097A JP 24918097 A JP24918097 A JP 24918097A JP H1186709 A JPH1186709 A JP H1186709A
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JP
Japan
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fixed contact
terminal
iron core
coil bobbin
block
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JP24918097A
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Hiroyuki Kita
宏幸 喜多
Kazuhiro Nobutoki
和弘 信時
Kazuaki Nishimura
和晃 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定接点端子の固定接点の位置決め精度を高
める。 【解決手段】 両端部が磁極部となる鉄心1と、鉄心1
に一体成形された絶縁材料のコイルボビン2と、コイル
ボビン2に巻装されたコイル3と、上記鉄心1の磁極部
間に配置される永久磁石4とから構成する電磁石ブロッ
ク14を、固定接点9が固着された固定接点端子71
含む端子ブロック7と共に絶縁材料で二次成形してボデ
ィブロック11として一体成形する有極リレーの製造方
法である。固定接点9の上部を上金型Aに形成した押さ
え部Aaにて押さえるとともに固定接点端子71 の下方
で他の端子73 が存在しない箇所を下金型Bに形成した
支持部Bbにて支持し、成形樹脂の樹脂圧を固定接点9
の下面に垂直に掛ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有極リレーの製造
方法と有極リレーに関し、詳しくは、電磁石ブロック上
に接極子ブロックを揺動自在に載置し、コイルの通電制
御に伴う接極子ブロックの揺動に応じて接点切換えをお
こなういわゆるバランスアマチュア構造の有極リレーの
製造方法と有極リレーに関し、詳しくは、固定接点端子
に形成する固定接点の位置決め精度を高めようとする技
術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】電磁石ブロック上に接極子ブロックを揺
動自在に載置し、コイルの通電制御に伴う接極子ブロッ
クの揺動に応じて接点切換えをおこなう有極リレーにお
いて、揺動面、磁極面及び固定接点の位置精度を高くす
ることが特性を一定にするために重要である。そこで、
電磁石ブロックを固定接点が固着された固定接点端子を
含む端子ブロックと共に絶縁材料でモールドして一体形
成することによって、位置的なばらつきが伴う従来の組
立て工法に比べて、揺動面、磁極面及び固定接点の位置
精度を出しやすくするものである。
【0003】ところで、電磁石ブロックに端子ブロック
を一体成形する際に、図11に示すように、固定接点端
子71 の固定接点9部分の上部を上金型Aに形成されて
いる押さえ部Aaにて押さえるとともに固定接点端子7
1 の固定接点9の下面をコイルボビン2の成形品部分で
支持して、二次成形をおこなうものがある。ところが、
図11に示すような構成においては、成形後は、コイル
ボビン2の成形品と固定接点端子71 とが接触してい
て、コイル3と固定接点端子71 間に高電圧をかけた
時、コイル3からコイルボビン2の成形品部分とボディ
ブロック11の成形品部分との界面を通って固定接点端
子71 の固定接点9の裏側に至って絶縁破壊を起こし、
コイル3と固定接点9間の耐圧、耐サージ性能が大きく
低下することになるという問題がある。
【0004】そこで、図14に示すように、固定接点端
子71 の固定接点9部分の上部を上金型Aに形成されて
いる押さえ部Aaにて押さえるとともに固定接点端子7
1 の固定接点9の下面を下金型Bに形成した支持部Bb
にて支持して、固定接点端子71 とコイルボビン2の成
形品部分とを離し、コイル3と固定接点9との耐圧、耐
サージ性能を高めて、二次成形をおこなうものがある。
【0005】しかし、図14に示すような構成において
は、固定接点9の下方を下金型Bの支持部Bbにて支持
するから、固定接点9の下方に存在するコイル端子73
の位置を変更する必要があり、構造の変更をおこなわな
ければならないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、端子構造を変更することなく、固定接点端子に形成
する固定接点の位置決め精度を高めることができる有極
リレーの製造方法と有極リレーを提供しようとするにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、両
端部が磁極部となる鉄心1と、鉄心1に一体成形された
絶縁材料のコイルボビン2と、コイルボビン2に巻装さ
れたコイル3と、上記鉄心1の磁極部間に配置される永
久磁石4とから構成する電磁石ブロック14を、固定接
点9が固着された固定接点端子71 を含む端子ブロック
と共に絶縁材料で二次成形してボディブロック11とし
て一体成形する有極リレーの製造方法であって、固定接
点9の上部を上金型Aに形成した押さえ部Aaにて押さ
えるとともに固定接点端子71 の下方で他の端子73
存在しない箇所を下金型Bに形成した支持部Bbにて支
持し、成形樹脂の樹脂圧を固定接点9の下面部に垂直に
掛けることを特徴とするものである。
【0008】請求項2においては、上記金型A,Bにお
けるゲートgを固定接点9の直下方に設けて樹脂圧を固
定接点9の下面部に掛けることを特徴とするものであ
る。請求項3においては、両端部が磁極部となる鉄心1
と、鉄心1に一体成形された絶縁材料のコイルボビン2
と、コイルボビン2に巻装されたコイル3と、上記鉄心
1の磁極部間に配置される永久磁石4とから構成した電
磁石ブロック14を、固定接点9が固着された固定接点
端子71 を含む端子ブロックと共に絶縁材料で成形して
ボディブロック11として一体成形する有極リレーであ
って、固定接点9の下方に二次成形樹脂が存在している
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項4においては、固定接点9の背部の
位置するコイルボビン2の端部に弧面10を形成してあ
ることを特徴とするものである。 (作用)請求項1においては、固定接点端子71 の固定
接点9の上部を上金型Aの押さえ部Aaにて押さえ、固
定接点端子71 の下部で他の端子73 が存在しない箇所
を下金型Bの支持部Bbにて支持し、固定接点端子71
の固定接点9の下面に垂直に樹脂圧をかけることで、端
子ブロックの構成を変更することなく、固定接点9の位
置決めを精度高くおこなうことができる。
【0010】請求項2においては、ゲートgから射出さ
れる成形樹脂の樹脂圧が固定接点9の背部に直接およん
で固定接点9の位置決め精度をより高めることができ
る。請求項3においては、固定接点9の下方に存在する
二次成形樹脂によって固定接点9の位置決めがおこな
え、固定接点9の位置決め精度を高めることができる。
【0011】請求項4においては、弧面10に沿って二
次成形樹脂が廻り込みやすく、固定接点9の背部への二
次成形樹脂の廻り込みが良好におこなえ、固定接点9の
位置の精度を一層高めやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1及び図6を参照して本発明の実施
の形態1を説明する。本実施例の有極リレーは、図2及
び図5に示すように、鉄芯1、コイル3及び永久磁石4
からなる電磁石ブロック14を端子ブロック7と共に合
成樹脂で一体にモールドしてブロック化してある。な
お、このブロックを以下ボディブロック11と呼ぶ。本
実施例の有極リレーは、上記ボディブロック11上に接
極子ブロック12を載置し、カバー13を被着して形成
される。
【0013】電磁石ブロック14は、図2及び図5に示
すように、略コ字状の鉄心1をコイルボビン2にインサ
ート成形することで鉄心1にコイルボビン2を一体成形
し、コイルボビン2の胴部にコイル3を巻装し、鉄心1
の両側片1a間に永久磁石4を介装して形成してある。
ここで、鉄心1の磁極部となる両側片1aの先端部は、
コイルボビン2の鍔部2aから露呈させてある。また、
永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。
【0014】上記コイルボビン2の夫々の鍔部2aに
は、コイル3の両端を接続する接続片21と、この接続
片21と一体となった固定片22とを植設してある。上
記電磁石ブロック14は、端子ブロック7と共に合成樹
脂発でモールドしてボディブロック11として一体形成
される。端子ブロック7としては、基端に固定接点9が
形成された固定接点端子71 と、基端に後述する接点ば
ね6のヒンジばね片6aが固着される固着片7aが形成
された共通接点端子72 と、コイル3に通電をおこなう
コイル端子73 とを備えている。この有極リレーは2回
路タイプであるので、電磁石ブロック14の両側に、2
本の固定接点端子71 、1本の共通接点端子72 及び2
本のコイル端子7 3 を夫々備える。これら端子71 〜7
3 は、図1(b)に示す形で、電磁石ブロック14との
位置合わせをおこなって、合成樹脂で一体にモールドさ
れる。
【0015】ところで、上述のようにボディブロック1
1を形成する場合、成形時に固定接点端子71 の位置が
変動するおそれがあり、固定接点9を強固に保持した状
態でボディブロック11を成形する必要があり、以下詳
述する。図4に示すように、固定接点端子71 の固定接
点9の上部を上金型Aに形成した押さえ部Aaにて押さ
える。また、固定接点端子71 の下方でコイル端子73
が存在しない箇所を下金型Bに形成した支持部Bbにて
支持するのである。このように、上下金型A,Bで固定
接点端子71 を挟持した状態で、上下金型A,Bにて形
成されるキャビティにおける樹脂圧を固定接点9の下面
部に垂直にかけて、固定接点9の位置の変動を防止する
ようにしたものである。
【0016】このように、固定接点端子71 の固定接点
9の上部を上金型Aの押さえ部Aaにて押さえ、固定接
点端子71 の下部で他の端子73 が存在しない箇所を下
金型Bの支持部Bbにて支持し、固定接点端子71 の固
定接点9の下方には、二次成形の樹脂圧をかけること
で、端子ブロック7の構成を変更することなく、固定接
点9の位置決めを精度高くおこなうことができるのであ
る。
【0017】ところで、固定接点端子71 の固定接点9
の背部に位置するコイルボビン2の端部には弧面10を
形成してあり、弧面10に沿って二次成形樹脂が廻り込
みやすく、固定接点9の背部への二次成形樹脂の廻り込
みが良好におこなえ、固定接点9の位置の精度を一層高
めやすくなるのである。 (実施の形態2)図7乃至図10は本発明の実施の形態
2を示している。但し、本実施の形態の基本構成は実施
の形態1と共通であり、共通する部分については同一の
符号を付して説明は省略する。
【0018】本実施の形態においては、上下金型A,B
のキャビティにおけるゲートg,gを固定接点端子71
の固定接点9の背部の直下方に配置したものであり、本
実施例においては、ゲートgから射出される成形樹脂の
樹脂圧が固定接点9の背部に直接およんで固定接点9の
位置決め精度をより高めることができるものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1においては、両端部が磁極部と
なる鉄心と、鉄心に一体成形された絶縁材料のコイルボ
ビンと、コイルボビンに巻装されたコイルと、上記鉄心
の極部間に配置される永久磁石とから構成する電磁石ブ
ロックを、固定接点が固着された固定接点端子を含む端
子ブロックと共に絶縁材料で二次成形してボディブロッ
クとして一体成形する有極リレーの製造方法であって、
固定接点の上部を上金型に形成した押さえ部にて押さえ
るとともに固定接点端子の下方で他の端子が存在しない
箇所を下金型に形成した支持部にて支持し、成形樹脂の
樹脂圧を固定接点の下面部に垂直に掛けるから、固定接
点端子の固定接点の上部を上金型の押さえ部にて押さ
え、固定接点端子の下部で他の端子が存在しない箇所を
下金型の支持部にて支持し、固定接点端子の固定接点の
下面に垂直に樹脂圧をかけることで、端子ブロックの構
成を変更することなく、固定接点の位置決めを精度高く
おこなうことができるという利点がある。
【0020】請求項2においては、上記金型におけるゲ
ートを固定接点の直下方に設けて樹脂圧を固定接点の下
面部に掛けるから、ゲートから射出される成形樹脂の樹
脂圧が固定接点の背部に直接およんで固定接点の位置決
め精度をより高めることができるという利点がある。請
求項3においては、両端部が磁極部となる鉄心と、鉄心
に一体成形された絶縁材料のコイルボビンと、コイルボ
ビンに巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置
される永久磁石とから構成する電磁石ブロックを、固定
接点が固着された固定接点端子を含む端子ブロックと共
に絶縁材料で成形してボディブロックとして一体成形す
る有極リレーであって、固定接点の下方に二次成形樹脂
が存在しているから、固定接点の下方に存在する二次成
形樹脂によって固定接点の位置決めがおこなえ、固定接
点の位置決め精度を高めることができるという利点があ
る。
【0021】請求項4においては、固定接点の背部に位
置するコイルボビンの端部に弧面を形成してあるから、
弧面に沿って二次成形樹脂が廻り込みやすく、固定接点
の背部への二次成形樹脂の廻り込みが良好におこなえ、
固定接点の位置の精度を一層高めやすくなるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、(a)は電磁石
ブロックの斜視図、(b)は電磁石ブロックに端子ブロ
ックを二次成形する前の斜視図、(c)は二次成形後の
斜視図である。
【図2】同上の有極リレーの分解斜視図である。
【図3】同上の二次成形前の一部破断した要部の概略平
面図である。
【図4】図3のXーX線断面図である。
【図5】同上の固定接点端子を下方から支持する下金型
の支持部が挿入される箇所を示す正断面図である。
【図6】同上の二次成形後の一部断面した側面図であ
る。
【図7】実施の形態2を示し、二次成形前の説明図であ
る。
【図8】同上の固定接点端子を下方から支持する下金型
の支持部が挿入される箇所を示す正断面図である。
【図9】同上の二次成形後の一部断面した側面図であ
る。
【図10】従来例の二次成形前の一部破断した要部の概
略平面図である。
【図11】図10のYーY線断面図である。
【図12】同上の二次成形後の一部断面した側面図であ
る。
【図13】他の従来例の二次成形前の一部破断した要部
の概略平面図である。
【図14】図13のZーZ線断面図である。
【符号の説明】
1 鉄心 2 コイルボビン 3 コイル 4 永久磁石 71 固定接点端子 9 固定接点 11 ボディブロック 14 電磁石ブロック A 上金型 Aa 押さえ部 B 下金型
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、両
端部が磁極部となる鉄心1と、鉄心1に絶縁されて付設
されたコイルボビン2と、コイルボビン2に巻装された
コイル3と、上記鉄心1の磁極部間に配置される永久磁
石4とから構成する電磁石ブロック14を、固定接点9
が固着された固定接点端子71を含む端子ブロックと共
に絶縁材料で二次成形してボディブロック11として一
体成形する有極リレーの製造方法であって、固定接点9
の上部を上金型Aに形成した押さえ部Aaにて押さえる
とともに固定接点端子71の下方で他の端子73が存在し
ない箇所を下金型Bに形成した支持部Bbにて支持し、
成形樹脂の樹脂圧を固定接点9の下面部に垂直に掛ける
ことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項2においては、上記金型A,Bにお
けるゲートgを固定接点9の直下方に設けて樹脂圧を固
定接点9の下面部に掛けることを特徴とするものであ
る。請求項3においては、両端部が磁極部となる鉄心1
と、鉄心1に絶縁されて付設されたコイルボビン2と、
コイルボビン2に巻装されたコイル3と、上記鉄心1の
磁極部間に配置される永久磁石4とから構成した電磁石
ブロック14を、固定接点9が固着された固定接点端子
1を含む端子ブロックと共に絶縁材料で成形してボデ
ィブロック11として一体成形する有極リレーであっ
て、固定接点9の下方に二次成形樹脂が存在しているこ
とを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】電磁石ブロック14は、図2及び図5に示
すように、例えば、略コ字状の鉄心1をコイルボビン2
にインサート成形することで鉄心1にコイルボビン2を
一体成形し、コイルボビン2の胴部にコイル3を巻装
し、鉄心1の両側片1a間に永久磁石4を介装して形成
してある。ここで、鉄心1の磁極部となる両側片1aの
先端部は、コイルボビン2の鍔部2aから露呈させてあ
る。また、永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁
されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の効果】請求項1においては、両端部が磁極部と
なる鉄心と、鉄心に絶縁されて付設されたコイルボビン
と、コイルボビンに巻装されたコイルと、上記鉄心の極
部間に配置される永久磁石とから構成する電磁石ブロッ
クを、固定接点が固着された固定接点端子を含む端子ブ
ロックと共に絶縁材料で二次成形してボディブロックと
して一体成形する有極リレーの製造方法であって、固定
接点の上部を上金型に形成した押さえ部にて押さえると
ともに固定接点端子の下方で他の端子が存在しない箇所
を下金型に形成した支持部にて支持し、成形樹脂の樹脂
圧を固定接点の下面部に垂直に掛けるから、固定接点端
子の固定接点の上部を上金型の押さえ部にて押さえ、固
定接点端子の下部で他の端子が存在しない箇所を下金型
の支持部にて支持し、固定接点端子の固定接点の下面に
垂直に樹脂圧をかけることで、端子ブロックの構成を変
更することなく、固定接点の位置決め精度を高めること
ができるという利点がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項2においては、上記金型におけるゲ
ートを固定接点の直下方に設けて樹脂圧を固定接点の下
面部に掛けるから、ゲートから射出される成形樹脂の樹
脂圧が固定接点の背部に直接およんで固定接点の位置決
め精度をより高めることができるという利点がある。請
求項3においては、両端部が磁極部となる鉄心と、鉄心
絶縁されて付設されたコイルボビンと、コイルボビン
に巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置され
る永久磁石とから構成する電磁石ブロックを、固定接点
が固着された固定接点端子を含む端子ブロックと共に絶
縁材料で成形してボディブロックとして一体成形する有
極リレーであって、固定接点の下方に二次成形樹脂が存
在しているから、固定接点の下方に存在する二次成形樹
脂によって固定接点の位置決めがおこなえ、固定接点の
位置決め精度を高めることができるという利点がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部が磁極部となる鉄心と、鉄心に一
    体成形された絶縁材料のコイルボビンと、コイルボビン
    に巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置され
    る永久磁石とから構成する電磁石ブロックを、固定接点
    が固着された固定接点端子を含む端子ブロックと共に絶
    縁材料で二次成形してボディブロックとして一体成形す
    る有極リレーの製造方法であって、固定接点の上部を上
    金型に形成した押さえ部にて押さえるとともに固定接点
    端子の下方で他の端子が存在しない箇所を下金型に形成
    した支持部にて支持し、成形樹脂の樹脂圧を固定接点の
    下面部に垂直に掛けることを特徴とする有極リレーの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記金型におけるゲートを固定接点の直
    下方に設けて樹脂圧を固定接点の下面部に掛けることを
    特徴とする請求項1記載の有極リレーの製造方法。
  3. 【請求項3】 両端部が磁極部となる鉄心と、鉄心に一
    体成形された絶縁材料のコイルボビンと、コイルボビン
    に巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置され
    る永久磁石とから構成した電磁石ブロックを、固定接点
    が固着された固定接点端子を含む端子ブロックと共に絶
    縁材料で成形してボディブロックとして一体成形する有
    極リレーであって、固定接点の下方に二次成形樹脂が存
    在していることを特徴とする有極リレー。
  4. 【請求項4】 固定接点の背部に位置するコイルボビン
    の端部に弧面を形成して成ることを特徴とする請求項3
    記載の有極リレー。
JP24918097A 1997-09-12 1997-09-12 有極リレーの製造方法と有極リレー Withdrawn JPH1186709A (ja)

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