JPH0612959A - リレーの構造 - Google Patents

リレーの構造

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JPH0612959A
JPH0612959A JP16660492A JP16660492A JPH0612959A JP H0612959 A JPH0612959 A JP H0612959A JP 16660492 A JP16660492 A JP 16660492A JP 16660492 A JP16660492 A JP 16660492A JP H0612959 A JPH0612959 A JP H0612959A
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JP
Japan
Prior art keywords
armature
movable contact
block
sides
spring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16660492A
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English (en)
Inventor
Takuo Kubota
卓雄 久保田
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーディオミューティング用に使用する場合
に回路構成の簡素化を図ること。 【構成】 従来分離していた接極子ブロック5の両側の
可動接触ばね片52を一体に形成する。つまり、左右の
可動接触ばね片52を接続片58で連結して一体化した
ばね本体59を形成する。ばね本体59とばね支持体5
3とを同時成形して接極子ブロック5を形成する。接続
片58により左右の可動接触ばね片52が導通している
ことで、オーディオミューティング用の回路に使用する
場合には、プリント基板上で共通端子を接合する必要が
なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオーディオなど
の音声回路に使用されるリレーの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の例えばオーディオなどの音声回路
に使用されるリレーの分解斜視図を図3に示す。図3に
おいて、ケーシング1は、箱状のベース11と、このベ
ース11を覆設するカバー12とで構成されている。ベ
ース11は合成樹脂製であり、両側の内側の中央に凹所
13がそれぞれ形成され、この凹所13の底面に共通端
子21が配設されており、この共通端子21はベース1
1の両側の下方より突出した共通端子片22と一体に形
成されている。
【0003】ベース11の内部の各コーナー部にはリブ
14が形成され、リブ14の上面に固定接点23を有し
た固定接点板24が配設されており、ベース11の両側
の固定端子片25と一体に形成されている。ベース11
の両端には切欠部15が設けられ、該切欠部15にはコ
イル端子結合片26が突設してある。このコイル端子結
合片26はベース11より下方に突出したコイル端子片
27と一体に形成されている。
【0004】カバー12の内部には仕切片16が突設さ
れている。ベース11内にはコイルブロック3と、磁石
ブロック4と、接極子ブロック5とが配設される。コイ
ルブロック3は、略コ字型の鉄心31にコイル32が巻
装され、鉄心31の両側には鍔33が位置し、この鍔3
3にはコイル32と接続されコイル端子結合片26に当
接するコイル端子34が設けられている。
【0005】コイル32の上方に位置する磁石ブロック
4は、板状の永久磁石の上面中央には凹溝41が形成さ
れている。また、磁石ブロック4の上面は傾斜面42と
なっている。尚、磁石ブロック4の両端部はそれぞれ同
極に着磁され、中央部が異なる磁極に着磁されている。
接極子ブロック5は、略矩形の平板状に形成された磁性
体製の接極子51と、接極子51の両側に配設されてい
る可動接触ばね片52と、接極子51及び可動接触ばね
片52と共に一体成形された絶縁材からなるばね支持体
53とから構成されている。
【0006】接極子51の下面には磁石ブロック4の凹
溝41に支持される支点部が形成されている。可動接触
ばね片52は細長い導電性の板バネであって、中央部に
は先端部が略T字型に形成されたヒンジバネとなる支持
片55が一体に突設されている。また、可動接触ばね片
52には長手方向にスリット56が形成されている。ば
ね支持体53には切欠57が形成されており、この切欠
57の奥端から支持片55が突設され、支点部となって
いる。つまり、接極子ブロック5は支持片55を軸とし
て揺動自在となっている。
【0007】そして、ベース11内にコイルブロック3
と磁石ブロック4と接極子ブロック5とが収納された状
態でカバー12が被嵌される。カバー12の仕切片16
は、接極子51と可動接触ばね片52との間に挿入され
て、両者間の絶縁を図っている。しかして、コイル32
に通電し、磁化の向きに応じて接極子51の長手方向の
一端部が鉄心31の一方の端部に吸引されて接極子ブロ
ック5が揺動し、鉄心31→磁石ブロック4→鉄心31
の閉磁路が形成され、可動接触ばね片52の長手方向の
一方の端部が対応する固定接点23に接触する。
【0008】この状態でコイル32への通電を停止する
と、磁石ブロック4の磁力により上記閉磁路がそのまま
維持され、接極子51が鉄心31の一方に接触した状態
が保たれる。また、コイル32への通電方向を逆向きに
すれば、接極子51は鉄心31の他方の端部に吸引さ
れ、可動接触ばね片52の他方の端部が対応する固定接
点23に接触する。この状態においても通電を停止した
後、そのままの状態が維持されるものであり、所謂双安
定動作を行うようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4は上記接極子ブロ
ック5を示し、両側に可動接触ばね片52をそれぞれば
ね支持体53と一体切欠し、両側の可動接触ばね片52
は分離した状態となっている。図5は接極子ブロック5
の回路図を示し、2つの分離した可動接触ばね片52に
よりそれぞれの回路を構成している。尚、支持片55の
基部がヒンジ部54である。
【0010】図6は、オーディオミューティング用とし
て上記2回路のリレーを用いた場合の要部回路図を示
し、ミューティングの場合には左右のスピーカへの出力
をアースする必要から、c接点(共通端子21)をプリ
ント基板61上のパターンで接合する必要があった。本
発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、オーデ
ィオミューティング用に使用する場合に回路構成の簡素
化を図ることを目的としたリレーの構造を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルの励磁
により端部の接極子が鉄心に揺動自在に吸引される接極
子ブロックを有し、固定接点に対応したばね片を上記接
極子ブロックの両側に備えたリレーにおいて、上記接極
子ブロックの両側のばね片を一体化形成したものであ
る。
【0012】
【作用】而して、接極子ブロックの両側のばね片を一体
化形成することにより、例えば、オーディオミューティ
ング用に使用する場合には、従来のように共通端子とな
るばね片をプリント基板上で接合する必要がなく、ミュ
ーティング回路構成が極めて容易となり、また、プリン
ト基板の省スペース化、回路の簡略化が可能となるもの
である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、リレー全体の構成は従来例と同じなので本発
明の要旨の部分による詳述する。すなわち、図1に示す
ように、従来分離していた接極子ブロック5の両側の可
動接触ばね片52を一体に形成したものである。つま
り、左右の可動接触ばね片52を接続片58で連結して
一体化したばね本体59を形成したものである。そし
て、ばね本体59とばね支持体53とを同時成形して接
極子ブロック5を形成している。
【0014】図2はかかる場合の回路図を示し、接続片
58により左右の可動接触ばね片52が導通しているこ
とで、図6に示す例えばオーディオミューティング用の
回路に使用する場合には、プリント基板上で共通端子を
接合する必要がなくなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、コイルの励磁に
より端部の接極子が鉄心に揺動自在に吸引される接極子
ブロックを有し、固定接点に対応したばね片を上記接極
子ブロックの両側に備えたリレーにおいて、上記接極子
ブロックの両側のばね片を一体化形成したものであるか
ら、接極子ブロックの両側のばね片を一体化形成するこ
とにより、例えば、オーディオミューティング用に使用
する場合には、従来のように共通端子となるばね片をプ
リント基板上で接合する必要がなく、ミューティング回
路構成が極めて容易となり、また、プリント基板の省ス
ペース化、回路の簡略化が可能となる効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の接極子ブロックの平面図、
(b)は(a)のA−B断面図である。
【図2】同上の回路図である。
【図3】従来例のリレー全体の分解斜視図である。
【図4】(a)は同上の接極子ブロックの平面図、
(b)は(a)のA−B断面図である。
【図5】同上の回路図である。
【図6】オーディオミューティング部分の回路図であ
る。
【符号の説明】
5 接極子ブロック 51 接極子 52 可動接触ばね片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルの励磁により端部の接極子が鉄心
    に揺動自在に吸引される接極子ブロックを有し、固定接
    点に対応したばね片を上記接極子ブロックの両側に備え
    たリレーにおいて、上記接極子ブロックの両側のばね片
    を一体化形成したことを特徴とするリレーの構造。
JP16660492A 1992-06-25 1992-06-25 リレーの構造 Withdrawn JPH0612959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16660492A JPH0612959A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 リレーの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16660492A JPH0612959A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 リレーの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612959A true JPH0612959A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15834381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16660492A Withdrawn JPH0612959A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 リレーの構造

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JP (1) JPH0612959A (ja)

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Effective date: 19990831