JPH1186675A - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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Publication number
JPH1186675A
JPH1186675A JP9245785A JP24578597A JPH1186675A JP H1186675 A JPH1186675 A JP H1186675A JP 9245785 A JP9245785 A JP 9245785A JP 24578597 A JP24578597 A JP 24578597A JP H1186675 A JPH1186675 A JP H1186675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
cover
base
button cover
base stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9245785A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Takeda
光雄 武田
Hisanori Sarumoto
久則 猿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP9245785A priority Critical patent/JPH1186675A/ja
Publication of JPH1186675A publication Critical patent/JPH1186675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュスイッチの基台にボタンカバーを装
着するに際して、基台及びボタンカバーの形状を簡素化
してコストダウンを図るとともに、組立作業を容易化す
る。 【解決手段】 基台12の上面から下方に向かう凹部を
成形してボタンホルダ部13とする。ボタンホルダ部1
3より大径で且つ円形のカバー取付座14を基台12の
上面より低く段設する。ボタンカバー20は平ワッシャ
形状の金属円板であり、特に方向性を有していないた
め、カバー取付座14へ載置するときに、基台の突起部
等に位置合わせする必要がなく、ボタンカバー20の装
着作業が容易である。そして、符号mに示すように、フ
ランジ部15の内縁部を熱圧溶着してボタンカバー20
をカバー取付座14に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプッシュスイッチに
関するものであり、特に、電子機器の操作信号入力用に
使用される小型のプッシュスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は音響機器や映像機器等、種々の電
子機器の操作信号入力用に使用される従来の小型のプッ
シュスイッチ1を示し、合成樹脂製の基台2の上面から
下方に向かう凹部を成形してボタンホルダ部3とし、該
ボタンホルダ部3内に固定接点及び球面クリックバネ
(ともに図示せず)を配設するとともに、この球面クリ
ックバネの上にプッシュボタン4を載置してボタンカバ
ー5を装着する。
【0003】ここで、前記基台2の上面隅部には予め突
起部6を設けてあり、ボタンカバー5には該突起部6に
対応した位置に小穴7が開穿されている。そして、各突
起部6が夫々の小穴7に一致するようにボタンカバー5
を位置決めし、各突起部6を小穴7へ嵌入して該ボタン
カバー5の中央穴からプッシュボタン4を上方へ突出さ
せた後に、各突起部6の先端を熱圧溶着して前記基台2
の上面に該ボタンカバー5を固着してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の此種プッシュス
イッチは、基台の上面隅部に突起部を設けるとともに、
ボタンカバーには該突起部に対応した位置に小穴を開穿
するので、基台及びボタンカバーの形状が複雑となって
金型が高価となり、コストアップの要因となっている。
また、前記突起部に欠けが発生する虞があり、品質管理
に手間が掛かるとともに、前記突起部を小穴に嵌入して
熱圧溶着するため、ボタンカバーの装着に際して位置合
わせが必要である等組立作業が煩雑となっていた。
【0005】そこで、プッシュスイッチの基台にボタン
カバーを装着するに際して、基台及びボタンカバーの形
状を簡素化してコストダウンを図るとともに、組立作業
を容易化するために解決すべき技術的課題が生じてくる
のであり、本発明はこの課題を解決することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、樹脂製の基台にその
上面から下方へ向かう凹部を成形してボタンホルダ部と
し、該ボタンホルダ部の内底部に一対の固定接点を配設
するとともに、該ボタンホルダ部に可動接点である球面
クリックバネを挿入し、この球面クリックバネの上にプ
ッシュボタンを載置し、更に、中心穴を有するボタンカ
バーを前記基台の上面に装着して、該ボタンカバーの中
心穴から前記プッシュボタンのトップ部を上方へ突出さ
せたプッシュスイッチに於いて、前記基台上面にボタン
ホルダ部より大径で且つ円形のカバー取付座を基台上面
より低く段設し、前記ボタンカバーを円形の平ワッシャ
形状にして該カバー取付座へ嵌入するとともに、前記基
台上面の縁部を熱圧溶着して前記ボタンカバーを該カバ
ー取付座へ固定したプッシュスイッチを提供するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳述する。図1はプッシュスイッチ11の拡大
図であり、12はモールド成形した合成樹脂製の基台で
ある。該基台12の平面形状は、直線と円曲線とが略4
5度間隔で交互に連続する変形八角形となっており、該
基台12の上部には、その上面から下方に向かう凹部を
成形して円筒状のボタンホルダ部13が設けられてい
る。また、前記基台12の上面に、ボタンホルダ部13
より大径で且つ円形のカバー取付座14を設けてあり、
該カバー取付座14は前記基台12の上面のフランジ部
15より低く段設されている。
【0008】ここで、前記ボタンホルダ部13の内底部
の中心には、その周囲よりも一段低い凹部16が形成さ
れ、該凹部16の外側には内底部から基台12の底面へ
垂直に貫通する2本の頭付ピン17を装着している。2
本の頭付ピン17は、内底部の中心を挟んで対称位置に
配置されており、夫々のピン頭17aは前記ボタンホル
ダ部13内に露出して固定接点となり、基台12の下方
へ突出された先端部位が接続端子となる。該頭付ピン1
7は、基台12に予めピン穴を開穿してピン穴の上方か
ら圧入するか、基台成形時にインサート成形する等の方
法によって取り付けられる。
【0009】一方、前記ボタンホルダ部13内には、可
動接点である円形の球面クリックバネ18とプッシュボ
タン19が挿入されている。これら球面クリックバネ1
8とプッシュボタン19の形状は従来のプッシュスイッ
チと同様であり、球面クリックバネ18の直径は、ボタ
ンホルダ部13の内径よりも若干小径となっているが2
本の頭付ピン17のピッチよりも大きく、且つ、プッシ
ュボタン19が押下されないノーマル位置では、該球面
クリックバネ18の下面は頭付ピン17のピン頭17a
に接触しない。また、プッシュボタン19はボタンホル
ダ部13に嵌合するフランジ部19aと、該フランジ部
19aより小径であり且つフランジ部19aの中央から
上方へ突出したトップ部19bと、該フランジ部19a
の底面中央に下方へ突出した凸部19cとからなり、前
記球面クリックバネ18の上面中央部が該凸部19cに
接触して、プッシュボタン19をノーマル位置へ押し上
げている。
【0010】そして、前記カバー取付座14には、プッ
シュボタン19を保持するためのボタンカバー20が装
着されている。該ボタンカバー20は平ワッシャ形状の
金属円板であり、その直径はカバー取付座14の外形即
ちフランジ部15の内径と略同一寸法で、中心穴20a
の内径は前記プッシュボタン19のトップ部19bの直
径よりも若干大きくなっている。尚、該ボタンカバー2
0は平ワッシャ形状であるため、材料取りの際に千鳥状
に配列してプレス打ち抜きすることにより、歩留りが良
好になって材料費が低廉となる。
【0011】この中心穴20aから前記トップ部19b
を上方へ突出させて載置されたボタンカバー20は、符
号mに示すように、熱圧溶着によって基台12のフラン
ジ部15を内側へ溶融変形させることにより、カバー取
付座14に固定される。ここで、該ボタンカバー20は
円形の平ワッシャ形状であり、小穴等も開穿されていな
いため、特に方向性を有しておらず、従来型のように基
台の突起部等に位置合わせする必要がなくなるので、ボ
タンカバー20の装着作業が容易になって組立作業が簡
略化される。
【0012】斯くの如く形成されたプッシュスイッチ1
1の動作は、従来のものと同様であり、前記プッシュボ
タン19のトップ部19bを押すと、球面クリックバネ
18の中心部がボタンホルダ部13の中央凹部16内へ
押し下げられ、該球面クリックバネ18が反転して頭付
ピン17のピン頭17aに接触する。従って、2本の頭
付ピン17が球面クリックバネ18を介して導通し、当
該プッシュスイッチ11がスイッチオンとなる。プッシ
ュボタン19の押圧を解除すれば、球面クリックバネ1
8がノーマル位置に復元して前記ピン頭17aから離反
し、当該プッシュスイッチ11がスイッチオフとなる。
【0013】図2は変形例を示し、前記ボタンカバー2
0に基板取付用のラグ20bを設けてある。このラグ2
0bは、ボタンカバー20の中心穴20aを挟んで対向
する位置に2箇所乃至4箇所設けられ、ボタンカバー2
0と一体にプレス打ち抜きされる。カバー取付座14に
載置されたボタンカバー20は、前述と同様に、基台1
2のフランジ部15の内縁部を熱圧溶着して固定され
る。
【0014】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプッシュ
スイッチは、樹脂製の基台上面に円形のカバー取付座を
基台上面より低く段設し、ボタンカバーを円形の平ワッ
シャ形状に形成してある。該ボタンカバーは特に方向性
を有していないため、前記基台にボタンカバーを装着す
るに際して、ボタンカバーの位置合わせを行う必要がな
く、基台上面の縁部を熱圧溶着することにより、該ボタ
ンカバーがカバー取付座に固定される。従って、ボタン
カバーの装着作業が容易になって組立作業が短縮され
る。
【0016】また、基台とボタンカバーの形状が単純で
あり、基台及びボタンカバーの金型製作費や加工費が減
少するとともに、基台にボタンカバー装着用の突起部が
ないため、製品の欠け等の不具合がなくなる。斯くし
て、プッシュスイッチの生産性が向上してコストダウン
が図れ、品質管理も容易となる等正に諸種の効果を奏す
る発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、(a)はプッシュ
スイッチの平面図、(b)はプッシュスイッチの正面
図、(c)は(a)のA−A線矢視断面図。
【図2】本発明の変形例を示し、(a)はプッシュスイ
ッチの平面図、(b)はプッシュスイッチの正面図。
【図3】従来のプッシュスイッチの斜視図。
【符号の説明】
11 プッシュスイッチ 12 基台 13 ボタンホルダ部 14 カバー取付座 15 フランジ部 17 頭付ピン 17a ピン頭 18 球面クリックバネ 19 プッシュボタン 20 ボタンカバー 20a 中心穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の基台にその上面から下方へ向か
    う凹部を成形してボタンホルダ部とし、該ボタンホルダ
    部の内底部に一対の固定接点を配設するとともに、該ボ
    タンホルダ部に可動接点である球面クリックバネを挿入
    し、この球面クリックバネの上にプッシュボタンを載置
    し、更に、中心穴を有するボタンカバーを前記基台の上
    面に装着して、該ボタンカバーの中心穴から前記プッシ
    ュボタンのトップ部を上方へ突出させたプッシュスイッ
    チに於いて、前記基台上面にボタンホルダ部より大径で
    且つ円形のカバー取付座を基台上面より低く段設し、前
    記ボタンカバーを円形の平ワッシャ形状にして該カバー
    取付座へ嵌入するとともに、前記基台上面の縁部を熱圧
    溶着して前記ボタンカバーを該カバー取付座へ固定した
    ことを特徴とするプッシュスイッチ。
JP9245785A 1997-09-10 1997-09-10 プッシュスイッチ Pending JPH1186675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9245785A JPH1186675A (ja) 1997-09-10 1997-09-10 プッシュスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9245785A JPH1186675A (ja) 1997-09-10 1997-09-10 プッシュスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1186675A true JPH1186675A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17138800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9245785A Pending JPH1186675A (ja) 1997-09-10 1997-09-10 プッシュスイッチ

Country Status (1)

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JP (1) JPH1186675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402463B1 (ko) * 2000-12-29 2003-10-22 주식회사 엘지이아이 버튼 조립체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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