JPH1186676A - プッシュスイッチ - Google Patents
プッシュスイッチInfo
- Publication number
- JPH1186676A JPH1186676A JP9246692A JP24669297A JPH1186676A JP H1186676 A JPH1186676 A JP H1186676A JP 9246692 A JP9246692 A JP 9246692A JP 24669297 A JP24669297 A JP 24669297A JP H1186676 A JPH1186676 A JP H1186676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push switch
- base
- button
- pin
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
図る。 【解決手段】 樹脂基台12のボタンホルダ部13内
に、その内底部から基台12の底面へ垂直に貫通する2
本の頭付ピン17を設け、ピン頭17aを固定接点と
し、下方へ突出した部分が外部端子となる。ボタンホル
ダ部13内に可動接点である球面クリックバネ18とプ
ッシュボタン19を挿入し、基台12の上端部にボタン
カバー20を取付ける。固定接点及び外部端子が基台を
水平方向へ貫通する従来形プッシュスイッチよりも構造
及び製造工程が単純化し、より小型で低価格のプッシュ
スイッチを提供できる。
Description
チに関するものであり、特に、小型化並びに低価格化を
図ったプッシュスイッチに関するものである。
の操作信号入力用に使用される従来の小型プッシュスイ
ッチを図2乃至図4に従って説明する。図2(a)は導
電性金属フープ材に打抜きプレス加工した端子部品1を
示し、1aは固定接点部、1bは端子である。
すように端子部品1の固定接点部1aに樹脂製の基台2
を複合成形する。基台2は上面中央から下方へ向かう凹
部であるボタンホルダ部2aが成形され、ボタンホルダ
部2Aの内底部に固定接点部1aを露出させ、端子1b
は基台2の側面から水平方向へ突出する。
に可動接点である球面クリックバネとプッシュボタンを
挿入し、図3に示すように、基台2の上面にボタンカバ
ー3を固着してプッシュボタン4のトップ部4aをボタ
ンカバー3の中心穴から上方へ突出させるとともに、端
子部品1の端子1bを所定の長さに切断し、基台2の側
面から水平方向へ突出する端子1bを下方へ折り曲げて
プッシュスイッチ5が完成する。
うに、金属線材6を固定接点及び端子として使用し、平
行な2本の金属線材6に樹脂基台7を複合成形した後に
金属線材6を切断線Cで切断し、図4のプッシュスイッ
チ5と同様に端子部分を下方へ折り曲げたプッシュスイ
ッチも知られている。
型化と低価格化が常に要求されるが、従来の小型プッシ
ュスイッチは、フープ材や金属線材にて成形した多数の
連続する固定接点及び端子部品に樹脂基台を複合成形
し、基台から水平方向へ突出する端子を下方へ折曲げ成
形する工程にコストがかかるという問題がある。また、
固定接点部分を基台内に水平に配置しているので基台に
相応の幅を要し、プッシュスイッチの小型化に限界があ
る。
することなく小型化並びに低価格化を達成するために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上
記課題を解決することを目的とする。
達成するために提案するものであり、樹脂製の基台にそ
の上面から下方へ向かう凹部を成形してボタンホルダ部
とし、前記ボタンホルダ部の内底部に一対の固定接点を
配設し、一対の固定接点のそれぞれの他端を前記基台の
外側へ突出させて端子とするとともに、前記ボタンホル
ダ部に可動接点である球面クリックバネを挿入し、前記
球面クリックバネの上にプッシュボタンを載置し、中心
穴を有するカバーを前記基台の上面に装着して、前記カ
バーの中心穴から前記プッシュボタンのトップ部を上方
へ突出させたプッシュスイッチにおいて、前記基台に、
前記ボタンホルダ部の内底部から基台の底面へ垂直に貫
通する2本の頭付ピンを装着し、前記2本のピンの位置
は、前記ボタンホルダ部の中心を挟んで対称位置であ
り、前記ピンのピン頭を前記ボタンホルダ部の内底部に
露出させて固定接点とし、前記ピンの下部を下方へ突出
させて端子としたことを特徴とするプッシュスイッチを
提供するものである。
図に従って詳述する。図1はプッシュスイッチ11の拡
大図であり、12は基台である。基台12はモールド成
形した樹脂部品であり、その平面形状は、同図(a)に
示すように、直線と円曲線とが45度間隔で交互に連続
する変形八角形となっている。
は筒状のボタンホルダ部13となっており、ボタンホル
ダ部13の上端内側部分が外側部分よりも一段低い段付
形状として、外側のフランジ部14の内側に円形のカバ
ー取付け座15を形成している。ボタンホルダ部13の
内底部の中心にはその周囲よりも一段低い凹部16を形
成し、凹部16の外側には内底部から基台12の底面へ
垂直に貫通する2本の頭付ピン17を装着している。2
本の頭付ピン17は、内底部の中心を挟んで対称位置に
配置し、ピンのピッチはプリント基板の標準的なランド
ピッチ及び汎用性を考慮して2.5mmとする。
ルダ部13内に露出して固定接点となり、基台12の下
方へ突出する先端部位が端子となる。頭付ピン17は、
基台12に予めピン穴を成形してピン穴の上方から圧入
する方法か、基台成形時にインサート成形する方法の何
れかの方法によって行う。
ホルダ部13内には可動接点である円形の球面クリック
バネ18とプッシュボタン19が挿入され、プッシュボ
タン19を保持するためのボタンカバー20が基台12
の上端部に取付けられている。
9の形状は従来のプッシュスイッチと同様であり、球面
クリックバネ18の直径はボタンホルダ部13の内径よ
りも若干小径となっているが、2本の頭付ピン17のピ
ッチよりも大きく、球面クリックバネ18はノーマル位
置において頭付ピン17のピン頭17aに接触しない。
また、プッシュボタン19はボタンホルダ部13に嵌合
する下部フランジ部19aの中央から上方へ小径のトッ
プ部19bが突出し、フランジ部19aの底面中央には
下方へ突出する凸部19cが設けられている。凸部19
cは球面クリックバネ18に接触していて、球面クリッ
クバネ18がプッシュボタン19を上方のノーマル位置
へ押し上げている。
り、その直径はボタンホルダ部13の上部のカバー取付
け座15の直径と同一で、中心穴20aの内径はプッシ
ュボタン19のトップ部19bの直径よりも若干大きく
なっている。カバー取付け座15に載置されたボタンカ
バー20は、熱圧溶着により基台12のフランジ部14
を内側へ溶融変形(図1(a)(b)において符号m)
させることによってカバー取付け座15に固定される。
のと同様であり、プッシュボタン19のトップ部19b
を押すと、可動接点である球面クリックバネ18の中心
がボタンホルダ部13の中央凹部16内へ押し下げら
れ、球面クリックバネ18が反転して頭付ピン17のピ
ン頭17aに接触し、2本の頭付ピン17が球面クリッ
クバネ18を介して導通する。プッシュボタン19の押
圧を解除すれば、球面クリックバネ18がノーマル位置
に復元してスイッチオフとなる。
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
スイッチは、樹脂基台に直線形ピンを垂直方向へ貫通さ
せて固定接点及び端子としたので、固定接点及び端子が
基台を水平方向へ貫通する構造の従来形プッシュスイッ
チよりも小型化が可能となる。
成形によって組立てられるので、従来の、連続形端子部
品に基台を複合成形した後に端子部品を切断し、端子を
折曲げ加工するプッシュスイッチに比較して工程が単純
化される。また、基台とピンの形状が単純であり、基台
の金型製作費や加工費が減少するとともに生産性が向上
する等、コストの削減に効果を発揮する。
面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図、(c)は
側面図である。
面図、(b)はフープ形端子部品に基台を複合成形した
部品の正面図である。
複合成形した部品の正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂製の基台にその上面から下方へ向か
う凹部を成形してボタンホルダ部とし、前記ボタンホル
ダ部の内底部に一対の固定接点を配設し、一対の固定接
点のそれぞれの他端を前記基台の外側へ突出させて外部
端子とするとともに、前記ボタンホルダ部に可動接点で
ある球面クリックバネを挿入し、前記球面クリックバネ
の上にプッシュボタンを載置し、中心穴を有するカバー
を前記基台の上面に装着して、前記カバーの中心穴から
前記プッシュボタンのトップ部を上方へ突出させたプッ
シュスイッチにおいて、 前記基台に、前記ボタンホルダ部の内底部から基台の底
面へ垂直に貫通する2本の頭付ピンを装着し、前記2本
のピンの位置は、前記ボタンホルダ部の中心を挟んで対
称位置であり、前記ピンのピン頭を前記ボタンホルダ部
の内底部に露出させて固定接点とし、前記ピンの下部を
下方へ突出させて端子としたことを特徴とするプッシュ
スイッチ。 - 【請求項2】 前記基台に前記頭付ピンを挿入するピン
穴を成形し、前記頭付ピンを前記ピン穴に圧入して装着
したことを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッ
チ。 - 【請求項3】 前記頭付ピンを前記基台にインサート成
形して装着したことを特徴とする請求項1記載のプッシ
ュスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246692A JPH1186676A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | プッシュスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246692A JPH1186676A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | プッシュスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1186676A true JPH1186676A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17152215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9246692A Pending JPH1186676A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | プッシュスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1186676A (ja) |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9246692A patent/JPH1186676A/ja active Pending
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Legal Events
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