JPH0356978Y2 - - Google Patents

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JPH0356978Y2
JPH0356978Y2 JP1982137678U JP13767882U JPH0356978Y2 JP H0356978 Y2 JPH0356978 Y2 JP H0356978Y2 JP 1982137678 U JP1982137678 U JP 1982137678U JP 13767882 U JP13767882 U JP 13767882U JP H0356978 Y2 JPH0356978 Y2 JP H0356978Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリント配線板に直接取付けて使用さ
れるデイツプスイツチ、特にその小型化とオン動
作の確実化などに関するものである。
デイツプスイツチは、例えば第1図a,bに示
す部分断面平面図およびそのA−A′部における
矢視断面図のように、絶縁ケース1のベース底面
と同一平面を形成するように対向固定された固定
接片2,3と、摺動子4により操作されて固定接
片2,3間を短絡し、また短絡を開放するように
摺動移動するへの字型の可動接片5などからなる
スイツチ単位を、所用の極数だけ絶縁ケース1内
に収容して形成される。そしてその絶縁ケース1
から突出した半田付端子6を、プリント配線板7
に設けられている端子差込孔8内に差込んだの
ち、プリント配線板7の裏面において回路に半田
付して固定される。ところでデイツプスイツチ
は、プリント配線板上における占有面積を少なく
するため小型化が要求されるが、特に最近におけ
るIC素子の自動差込装置を使用してのデイツプ
スイツチの自動差込みが実施されるのに伴い、そ
の大きさをIC素子並みとすると同時に、半田付
端子の間隔をもIC素子と同一とすることが要求
され、更に小型化される傾向にある。その結果ス
イツチ単位を形成する固定接片2,3と可動接片
5の大きさも著しく小さいものとなるため、固定
接片2,3との充分と接触を得るに必要とされる
可動接片5の弾性力や接触面積を得ることができ
にくい。従つてオン操作時接触不良事故を招き易
く、確実なオン動作が行われにくい欠点がある。
そこでこの欠点を除去するため、例えば第2図
に示す部分斜視図のように、可動接片5の両接触
端部を2又状とし、これにより固定接片2,3と
の接触がそれぞれ2箇所において行われるように
して、接触状態を向上することが試みられてお
り、また上記従来の欠点即ちスイツチの接片間の
接触圧の不足の解消するために、その接触面に凸
部を設けることが提案されている(例えば実公昭
31−18956号,実開昭49−20763号参照)。充分な
接触圧を得るため、例えば第3図に示す断面図の
ように、弾性の強い固定接片2,3をベース1の
底部から浮上がらせて固定したものに比べて、ス
イツチの高さを低くできIC素子のそれと合わせ
易くするが、その一方従来の幅のまゝで可動接片
5に2又部分を設けた場合には、中心の切欠部分
5aの幅だけ接触片5b,5cの幅が小となるた
め、それだけ弾性力は小となる。従つてそのまゝ
では接触状態の大きな向上を望み得ないばかり
か、幅が狭くなることによる機械的強度の低下に
よつて、僅かな引懸りを生じても接触片5b,5
cが曲つて破損し易くなり、これらを防ぐために
は可動接片5の板幅を大としなければならなくな
る。その結果IC素子と半田付端子の間隔を同じ
にできにくくなり、またそれだけスイツチの長さ
が長くならざるを得ない欠点を招くので小型化の
障害となる。また可動接片を2又状とするための
切欠部分5aを必要とするため、可動接片5の製
作がそれだけ面倒となり製造コストを上昇させ
る。また接触面に突部を設けて接触圧を高める後
者の欠点の解決方法では、確かに接片間の接触圧
は大きくなり小型化は達成されるが、突部を設け
ただけではその原因と理由は不明であるが、スイ
ツチの最も重要な機能である確実安定なオンオフ
作用が得られない。
本考案は上記の毎き欠点を除去した、小型で接
触良好しかも製作容易なデイツプスイツチの提供
を目的とするもので、次に図面を用いてその詳細
を説明する。
第4図a,b,cは本考案の一実施例を示す部
分分解斜視図、第5図はその組立状態を示す断面
図(第1図第2図と同一符号は同等部分を示す)
であつて、その特徴とするところの第1は第4図
aおよび第5図に示すように、固定接片2,3の
接触部の面上に、幅方向に並んだ接触凸部2a,
3aを設け、ここに1枚板により形成されたへの
字形の可動接片5を接触させるようにした点にあ
る。
本考案の第2の特徴は、摺動子4の移動の案内
をケース1eの内面即ち裏面に摺動子案内壁1i
を設けたことである。
また、本考案の第3の特徴は、ケース1eの内
面に設けた摺動子案内壁1iに凸部1hを設ける
とともに、これに対応して、ベース1aの底面に
設けた摺動子落ち込み防止手段1bに凹部1cと
を設け、その凸部1hとその凹部1cとを嵌合さ
せることにより、ベース1aとケース1eとの組
立手段としたことである。
まず、本考案において、固定接片2,3の接触
部面上に、幅方向に並んだ接触凸部2a,3aを
設けることにより、前記した可動接片5を2又状
とした場合と同様に、固定接片2,3とそれぞれ
複数点において接触させることができる。その結
果可動接片5の幅を大きくすることなく、単位面
積当りの接触力を高くすると同時に、接触点が複
数箇となることによつて固定接片2,3とのよい
接触状態を実現できる。その結果確実なオン動作
が可能となるばかりでなく、その半田付端子の間
隔を他の取付部品であるIC素子のそれと一致さ
せることが容易となり、IC素子並の大きさのデ
イツプスイツチの提供が容易となる。これに加え
て可動接片5を2又状とする必要がなく、一枚板
を単にへの字状に曲げるのみでよいので製作が簡
単であり、固定接片2,3の接触凸部2a,3a
も打抜き時のプレス操作によつて簡単に形成でき
るので、製造コストを上昇させることがない。従
つて本考案によれば、従来の欠点を一掃した小型
であつてオン動作の確実なデイツプスイツチを提
供できる。
また、第4図aにおいて1aはベースであつ
て、固定接片2,3は接触凸部2a,3aを除く
面が第5図に示すようにベース1aの底面と同一
平面となるように、ベース1aと一体成形して固
定されるようにして、組立工数を少なくしてい
る。1bは摺動子の落ち込み防止段部、1cはケ
ースの位置決め凹部、1dはケースの落し込み段
部である。第4図bにおいて4は摺動子、4aは
摺動用摘み、4bは案内用凸部、4c可動接片支
承柱、5は可動接片、5dは摺動子支持穴であ
る。また第4図cにおいて1eはケース、1fは
摺動子移動穴、1gはベースへの嵌め込み段部、
1hはケース位置決め凸部、1iは摺動子案内壁
であつて、その幅は上記ベースの落ち込み防止段
部1bのそれより小さく作られ、上記した摺動子
4の両側に設けた案内用凸部4bを案内する。そ
して以上の各部は次の要領で組立てられる。
第5図のように支承柱4cにより可動接片5を
支承した摺動子4の摘み4aに、摺動子移動穴1
fを差し込んだケース1eを、そのケース位置決
め凸部1hがベース1aのケース位置決め凹部1
c内に入るように位置させる。そして、ケース1
eの上部内壁面により摺動子4を押して可動接片
5が所要の接触圧で固定接片2,3に接触するよ
うにしながら、ケース1eとベース1aとを超音
波熔接により接着して組立て、次の効果を狙つた
ものである。即ちケースの位置決め凸部1hと、
ベース1aのケース位置決め凹部1cとにより、
摺動子移動穴1fが正規の位置に自動的に位置
し、これにより可動接片5が移動穴1fによつて
定まる正しいオンオフ動作に必要な移動範囲を自
動的にもつようにして、組立てを簡単化したもの
である。またケース1eの上部内壁面に押された
摺動子4の両側の案内用突部4bが第5図中の点
線図示のように、ベース1aに設けた摺動子落ち
込み防止段部1b上に位置するようにして、摺動
子摘み4aに押下げ力が加わつても、可動接片5
に変形を生じないようにして接触の悪化を防止し
たものである。またケース1eの厚みまたは摺動
子摘み4aの高さを選定して、摺動子摘み4aが
ケース1eの上面表面外に突出しないようにし
て、密着テープ9をその表面に貼付けうるように
する。そしてこの密着テープ9による摺動子移動
穴1fの閉塞と、前記ベース1aとケース1eの
超音波接着により密閉構造を実現して、操作を必
要としないときにおける粉塵の侵入を防止して、
動作不良の発生を防止したものである。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばオン動作が確実であつて小型、しかも製作容易
なデイツプスイツチを提供しうるもので、実用に
供してその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のデイツプスイツチの一例
を示す部分断面平面図およびそのA−A′部にお
ける矢視断面図、第2図および第3図は他の従来
例を示す部分斜視図および断面図、第4図a,
b,cは本考案の一実施例を示す分解斜視図、第
5図はその組立状態を示す断面図である。 1……絶縁ケース、1a……ベース、1b……
摺動子落ち込み防止段部、1c……ケース位置決
め凹部、1d……ケース落し込み段部、1e……
ケース、1f……摺動子移動穴、1g……ケース
の落し込み段部、1h……ケース位置決め凸部、
1i……摺動子案内壁、2,3……固定接片、2
a,3a……接触凸部、4……摺動子、4a……
摺動用摘み、4b……摺動子の案内用凸部、4c
……可動接片支承柱、5……可動接片、5a……
切欠部分、5b,5c……2又状接触片、5d…
…摺動子支持穴、6……半田付端子、7……プリ
ント配線板、8……その半田付端子差込穴、9…
…密着テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面が開放された箱形のベースと、複数個の摺
    動子移動穴が設けられている前記ベースの上面を
    覆うケースとからなる絶縁ケース内に、 上記ベース内の底面と同一平面となるように固
    定された第1,第2固定接片と、 上記ケースに設けられた摺動子移動穴に誘導さ
    れて移動可能で、その移動により上記第1,第2
    固定接片間を接続又は開放するへの字状可動片を
    有する摺動子とからなり、 前記摺動子の移動により前記第1,第2固定接
    片間を接続又は開放するスイツチ動作を行うスイ
    ツチ単位の複数を内蔵したデイツプスイツチにお
    いて、 上記第1,第2固定接片の接続部には、接続部
    の幅方向に並列に複数個の接触凸部を設け、 上記ベース内の底面で、前記スイツチ単位の間
    の位置には、ケース位置決め凹部を有する摺動子
    落込み防止段部を設け、 上記ケースの内面で、前記スイツチ単位の間の
    位置には、前記ケース位置決め凹部と嵌合するケ
    ース位置決め凸部を有し、前記摺動子落込み段部
    より小幅の摺動子案内壁を設け、 上記摺動子の両側面には、前記摺動子落込み段
    部上を滑動する案内用凸部を設けたことを特徴と
    するデイツプスイツチ。
JP13767882U 1982-09-13 1982-09-13 デイツプスイツチ Granted JPS5941944U (ja)

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JP13767882U JPS5941944U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 デイツプスイツチ

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JPS5941944U JPS5941944U (ja) 1984-03-17
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057298A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Mitsuba Corp 電動モータ

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