JPH1185210A - レーザ加工機用支援装置及びこれを備えたレーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機用支援装置及びこれを備えたレーザ加工機

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JPH1185210A
JPH1185210A JP10177740A JP17774098A JPH1185210A JP H1185210 A JPH1185210 A JP H1185210A JP 10177740 A JP10177740 A JP 10177740A JP 17774098 A JP17774098 A JP 17774098A JP H1185210 A JPH1185210 A JP H1185210A
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Toru Inamasu
亨 稲益
Takayuki Aoki
貴行 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工状態に応じて加工条件を容易に変更出来
るレーザ加工機の支援装置及びこれを備えたレーザ加工
機を提供する。 【解決手段】 レーザ速度及びレーザ出力を含むレーザ
加工条件パラメータに対する推論値を人工知能機能によ
り生成する推論値生成部と、前記推論値生成部により生
成される推論値を表示するための表示部と、を備えてな
るレーザ加工機用支援装置。前記支援装置は、現在の加
工状態を複数の評価パラメータとして入力するための入
力部を備え、前記推論値生成部は、前記加工状態入力部
からの入力に応じて、現在加工状態を修正するために最
も効果のある加工条件を選択するための加工条件選択部
と、前記評価パラメータおよび前記加工条件選択部から
の出力に応じて前記推論値を計算する推論値計算部と、
を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はレーザ加工機用支
援装置及びこれを備えたレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機の制御装置では、試
し加工の後オペレータが、加工状態を判断し加工が不完
全な場合はその判断内容に基づいて、変更すべき加工条
件又は加工条件パラメータ(加工速度、ピーク出力、デ
ューティ比、周波数等)を決定すると共に、その変更量
を推定した。そして、この推定結果に基づいてさらに試
し加工を行い、良好な切断結果が得られるまでこれを繰
り返していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工状態に応
じて、多数の加工条件の内のどの加工条件を変更すれば
良いのか、またその変更量をどの程度に設定すべきかの
判断ついては熟練を要した。また、熟練者でも当該加工
条件の値の変更には時間を要した。したがって、此の発
明は、加工状態に応じて容易に加工条件を変更・調整す
ることの出来るレーザ加工機用支援装置を提供すること
である。又、此の支援装置を備えたレーザ加工機を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のレーザ加工機
用支援装置は、レーザ速度及びレーザ出力を含むレーザ
加工条件パラメータに対する推論値を人工知能機能によ
り生成する推論値生成部と、前記推論値生成部により生
成される推論値を表示するための表示部と、を備えてな
る。
【0005】この支援装置においては、前記加工条件の
ための推論値が人工知能機能により生成されるのでこの
推論値を参照して最終的加工条件を設定することができ
る。前記推論値計算部は、好ましくは、前記各入力パラ
メータに応じて前記推論値を計算するための所定の第2
テーブル手段を備えており、前記推論値生成部は、好ま
しくは、前回推論値および今回推論値に応じて前記第2
テーブル手段を修正するためのテーブル修正部を有して
いる。これにより第2テーブル手段の精度が改善され、
もって加工条件の修正作業の回数を減らすことが出来
る。
【0006】又、この支援装置は、レーザ加工に於ける
加工不良現象と加工条件パラメータとの関係を表す加工
条件パラメータ検索ガイダンスを含む加工ガイダンス画
面205を作成する加工ガイダンス画面作成手段を有す
る。従って、このガイダンス108を参照することによ
り、加工条件パラメータの変更・修正を容易に行うこと
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0008】図1は、この実施の形態のレーザ加工機用
支援装置を示す。この支援装置は、装置全体の全体動作
を制御する主制御部21を備えている。この主制御部2
1に、レーザ加工条件パラメータ(以下、加工条件パラ
メータ又は加工パラメータとも言う。)に対する推論値
を人工知能機能により生成する推論値生成部23と、前
記推論値生成部により生成される推論値を表示するため
の表示部25と、が接続されている。前記主制御部21
には又、現在の加工状態を評価する複数の評価パパラメ
ータ等を入力するための入力部27が接続されている。
【0009】前記推論値生成部23は、前記入力部27
から入力される評価パラメータに応じて、現在加工状態
を修正するために最も効果のある加工条件を選択するた
めの加工条件選択部29と、前記評価パラメータおよび
前記加工条件選択部29からの出力に応じて前記推論値
を計算する推論値計算部31と、を備えている。
【0010】前記加工条件選択部29は、前記加工条件
を選択するにあたって参照される第1テーブル手段29
aを備え、前記推論値計算部31は前記各入力パラメー
タに応じて前記推論値を計算する際に参照される第2テ
ーブル手段31aを備えている。
【0011】前記推論値生成部23はさらに、前回推論
値および今回推論値に応じて前記第2テーブル手段31
aを修正するためのテーブル修正部33を有している。
【0012】前記主制御部21には、前記推論値生成部
23で生成された推論値に基づく加工条件パラメータを
含む種々の加工条件パラメータを記憶するための加工条
件パラメータ記憶部35および、前記表示部25上に表
示される種々の画面を作成する表示画面作成部37が接
続されている。
【0013】前記表示画面作成部37は、以下に詳述す
るように、変更目的入力画面201を作成する変更目的
入力画面作成部39及び、加工状態入力画面203を作
成する加工状態入力画面作成部41、加工ガイダンス画
面205を作成する加工ガイダンス画面作成部43及
び、経験則参照画面121、123、125を作成する
経験則参照画面作成部45を有する。
【0014】次に図2乃至図11に基づいて、前記支援
装置の動作を説明する。
【0015】図2は前記支援装置の動作のフローチャー
トを示す。ステップS1で、当該支援装置に予め記憶さ
れている推奨加工条件パラメータ(例えばレーザヘッド
速度、レーザピーク出力、周波数、デューティ比、ガス
圧、焦点)を使用して、レーザ加工を行う。
【0016】ステップS2で、前記加工の結果を判断
し、良好の場合はステップS3で工程を終了し、不良の
場合はステップS4へ進み加工条件パラメータを変更す
る。
【0017】ステップS4で、前記加工条件パラメータ
を変更する目的を入力する。より詳細には例えば、前記
支援装置の所定のボタンを押すと、前記変更目的入力画
面作成部39が作動し、図3に示す変更目的入力画面2
01が前記表示部25上に表示される。図3に示すよう
に、変更目的としては例えば、ピアス不良、ガウジン
グ、アラーム回避、加工パラメータの調整がある。な
お、ここで変更の対象となる加工条件は画面右上に表示
される。当該加工条件は、材料名称の特定データ、材質
の特定データ、板厚特定データ等からなっている。図3
の画面201では、変更対象の加工条件番号は条件N
o.3であり、その具体的内容はその右欄の数値に示さ
れている通りである。
【0018】上記において、加工条件変更の目的が例え
ば、加工パラメータの調整である場合、上記表示におい
てボタン101を選択する。すると前記画面201上に
調整実施項目表示103が表れる(前記表示103は、
前記変更目的入力画面201が最初に表示された当初は
表示されていない。)。そこで、例えば品質重視で加工
パラメータを調整するときは、図示の通り「品質重視」
の欄を選択し、OKボタン105を押す。
【0019】するとステップS5で、変更目的は、ピア
ス(piercing)不良若しくは切断不良(ガウジング:gougi
ng)以外であると判断し、ステップS6へ進む。ステッ
プS6で、前記加工状態入力画面作成部41が起動し、
図4の如き加工状態入力画面203が表示部25上に表
示される。この加工状態入力画面203上には加工状態
を評価するための評価項目(評価現象)203aとし
て、バーニング、ドロス、加工コスト等が表示される。
当該画面表示の評価項目における列は、各行に記載され
ている現象(加工状態)についての5段階の評価を表
す。この5段階評価は右側が良い状態を意味し、左側が
悪い状態を意味する。例えば、前記試し加工の結果、バ
ーニング203bについて加工結果が良くなかった場合
オペレータは最左端の列を選択する。すると図示の通り
バーニングの行の最左端列の欄203cが黒く塗りつぶ
される。同様に、ドロス203dについて少し結果が悪
かった場合、ドロスの行で左から2つ目の列をオペレー
タが選択すると、図示の通りこの欄203eが黒く塗り
つぶされる。そしてこの評価結果(選択入力)は、レベ
ル値として適宜の記憶手段へ入力・記憶される。このレ
ベル値としては、例えば、左の列から順にそれぞれ、
4、3、2、1、0の値が入力される。たとえば、図4
の例では、バーニング203bについては4が入力さ
れ、ドロス203dについては3が入力され、加工コス
ト203fについては1が入力される。以下、これらの
レベル値を評価パラメータとも称する。
【0020】なお、上記において、再加工後の場合に
は、前回の選択レベルがデフォルトで表示されるので、
これを参考にして評価レベルを選択することができる。
【0021】上記の入力がすべて完了したら、OKボタ
ン107を押す。すると、ステップS7で、前記評価パ
ラメータのデータが、不良加工情報として、データベー
スとしての記憶部36に記憶される。その際、前記評価
パラメータとともに、前記ステップS4で選択入力され
た「加工パラメータの調整」「品質重視」のデータも、
不良加工情報の一部として前記データベース36へ記憶
されても良い。
【0022】なおステップS4で、変更目的として、ピ
アス不良又は切断不良を選択したときは、ステップS5
でYを選択しステップS7へ進む。そして、ステップS
7で、当該「ピアス不良」「切断不良」の情報が、不良
加工情報として前記データベース36へ記憶される。
【0023】前記画面201でピアス不良又は切断不良
が選択されOKボタン105が押された場合或いは、画
面203でOKボタン107が押された場合、ステップ
S8で、前記加工ガイダンス画面作成部43が起動し、
図5の加工ガイダンス画面205が表示部25に表示さ
れる。
【0024】この画面205には、前記画面203でレ
ベル1(評価パラメータが1)以上であり不良があると
評価された項目(現象)について、適宜の知識ベースに
基づいて、矢印ガイダンス(加工条件パラメータ検索ガ
イダンス)108が表示される。このガイダンス108
は次のことを意味する。すなわち、各行の不良現象を改
善するために、上向き矢印の付された加工パラメータは
現在値を増加すべきであり、下向き矢印の付されたパラ
メータは現在値を減少すべきであり、横向き矢印を付さ
れたパラメータは変更の必要がない。例えば、バーニン
グを避けるためには、加工速度を上げレーザ出力を下げ
るべきで有る。なお前記知識ベースとしては後述するテ
ーブル手段29aの表1に基づくデータを使用すること
もできる。したがって、オペレータは前記ガイダンス1
08を参照して適宜のキー入力により加工条件パラメー
タを変更・修正することができる。
【0025】また、推論値の欄109には、後述する人
工知能機能(AI機能)によって推論された修正値が表
示される。図示の例では、速度を4500とし、出力を
1200とし、周波数を400とし、デューティ比を2
0とする修正値が表示されている。従って、オペレータ
はこの推論修正値に基づいて加工条件の修正を行うこと
が出来る。
【0026】そして、ステップS9で、オペレーが例え
ば、前記AI機能によって推論された修正値109を採
用する場合は再加工ボタン111を押す。すると表示部
25上に図示しない確認画面が表示される。この確認画
面では、加工条件パラメータの現在値と変更値が並列し
て表示される。此の確認画面でオペレータが確認を行う
と、ステップS10で、変更値がデータベースとしての
加工条件パラメータ記憶部35へ格納される。なお、こ
の記憶部35へ格納された前記変更値は、フロッピーデ
ィスク等の種々の記憶媒体へ転送・記憶されることもで
きる。
【0027】そして、前記修正された加工条件パラメー
タに基づいてステップS11で再加工が行われ、ステッ
プS12で切断結果の再評価が行われる。
【0028】ステップS12で依然として切断状態が不
良の場合、ステップS4へ戻り、再び加工条件パラメー
タを調整する。
【0029】一方、ステップS9で、オペレータは、過
去の蓄積データを参照して加工パラメータを変更・修正
することもできる。この場合、図5の画面205におい
て、経験則参照ボタン113を押す。すると図6に示す
経験則一覧画面121が表示部25上に表示される。こ
こに加工データ欄121aに於ける番号1、2、3は、
それぞれ過去に行われたレーザ加工番号を表す。オペレ
ータは、これらのデータを参照して前記加工パラメータ
の現在値を変更することができる。
【0030】さらに、図6の画面121上で、オペレー
タが経験則の一覧表の部分121bを押すと、図7に示
すように、そのデータに至るまでの履歴(試行錯誤の過
程)を表す画面123が表示される。例えば、図6の加
工データ番号1のデータは図7の1〜4の試行(トラ
イ)の後、4回目の試行で得られたものである。
【0031】さらに、図7の画面123上で、表中の加
工パラメータの部分123aを押すと、そのパラメータ
の修正履歴が図8のようにグラフ表示される。これらを
参照することにより、オペレータは、より容易・迅速に
現在パラメータを所望の理想パラメータへ変更すること
ができる。
【0032】次に、図9を参照して、前記加工条件パラ
メーについての推論値109(図5)を推論する人工知
能機能(AI機能)を詳細に説明する。
【0033】例えばステップS6の操作において評価パ
ラメータが入力され、ステップS7で不良加工情報がデ
ータベースへ登録されると、ステップS21へ進む。ス
テップ21で、現在の加工不良を解決するためには、ど
の加工条件パラメータ(又は加工パラメータ)を修正す
るのが最も効果的であるかを前記評価パラメータに基づ
いて決定する。この動作は前記加工条件選択部29によ
り実行される。前記決定のためにまず、ステップS23
で、前記第1テーブル手段29a(図1)中の表1を使
用して、各加工条件パラメータごとの第1修正効果値P
eff(n)を計算する。表1は次の通りである。
【0034】
【表1】 表1の各行は各不良現象を表し、各列は各加工パラメー
タを表す。そして、値+1は増加を表し、―1は減少を
表し、0は影響がないことを表す。例えば、バーニング
を避けるためには速度を上げ、出力を落とすことが望ま
しいことを示している。
【0035】表1は行列K(m、n)で表される。ここ
でmは、ガウジング、バーニング等に対応する行の番号
を表し、nは速度、出力等に対応する列の番号を表す。
そして第1修正効果値Peff(n)は以下の式で計算
される。
【0036】Peff(n)=ΣmK(m、n)*評価
パラメータ(m) 例えば、前記の通り、現在加工についてのバーニング、
ドロス、加工コストの各評価パラメータがそれぞれ、
4、3、1で、それ以外は0である場合、前記第1修正
効果値Peff(n)は、 Peff(1)「速度」=(-1*0)+(1*4)+(1*3)+(1*1)=
8、 Peff(2)「出力」=(1*0)+(-1*4)+(-1*3)+(1*1)=
6 等と計算される。
【0037】ところで前記調整実施項目(品質重視、速
度重視、コスト重視)103(図3)によっては、変更
すべきでない加工条件パラメータが存在することがあ
る。そこで、前記修正効果値の計算にもこの事情を反映
する必要がある。そこで、ステップS25で、上記第1
修正効果値Peff(n)に対して前記事情を表すフィ
ルタF(i,n)を掛け合わせ、第2修正効果値P‘e
ff(n)を以下のように計算する。
【0038】 P‘eff(n)= F(i,n)* Peff(n)。
【0039】前記フィルタF(i,n)は表2で表され
る。
【表2】 ここで、各行は各調整実施項目を表し、各列は各加工パ
ラメータを表す。そしてF(i,n)のiは、品質重視
・速度重視等に対応する行の番号を表し、nは、速度・
出力等に対応する列の番号を表す。「neg+」は、当該列
の加工パラメータのPeff(n)値が正の場合0とな
り、負の場合1となる。また、「neg-」は、当該列の加
工パラメータのPeff(n)値が負の場合0となり、
正の場合1となる。例えば、速度重視(i=2)の場
合、速度についてのフィルタF(i=2,n=1)は
「neg-」で表され、速度の効果Peff(1)が負で有
れば0となり、正で有れば1となる。
【0040】そして上記第2修正効果値P‘eff
(n)の絶対値が最も大きいものを、最も効果的加工条
件パラメータとして決定する。上記の例では、 P’e
ff(1)=8、P‘eff(2)=6、P’eff
(3)=0等と成る。従って、速度(n=1)のP’e
ff値が最も大きくなり、速度パラメータが最も効果的
加工条件パラメータとして決定される。なお、表2は、
図1においてテーブル手段29aに含まれる。
【0041】上記の計算結果および前記入力された評価
パラメータに基づいて、ステップS27で、最適加工条
件パラメータの推論値を前記推論値計算部31が計算す
る。その際、前記計算部31は前記第2テーブル手段3
1a(図1)を使用する。この第2テーブル手段は表3
で表される。
【0042】
【表3】 ここに行列C(L、n)の各行Lは評価パラメータの値
を表し、各列nは最も効果的なパラメータを表す。そし
て各行各列の夫々の値C(L、n)が加工条件パラメー
タnに対する補正値を表す。表3を用いて修正値(補正
値)を推論する場合、列(横方向)では、前記加工条件
選択部29で決定した効果が最も大きい加工条件を選択
し、行(縦方向)では、前記評価パラメータの内のもっ
とも大きいレベル値Lを選択する。例えば、前記の例で
は、もっとも効果のある加工条件は「速度」であると決
定されたから速度の列を選択し、且つ、評価パラメータ
の内の最も大きいレベル値は、バーニングの4であった
からL=4を選択する。従って前記表の第4行第1列の
補正速度300を推論する。そして、此の値が現在値に
対して加算される。例えば、現在値が1500である場
合には、最終推論速度(最適加工条件パラメータ)は1
800と計算される。
【0043】なお、例えば、「ガウジング」の評価パラ
メータが最大で、最も効果のある加工条件が速度である
と判断される場合は、表1に基づくと、速度を減少せし
める必要がある。従って、前記推論値(最適加工条件パ
ラメータ)は、現在値から補正値を差し引くことにより
得られる。
【0044】前記AI機能による加工条件修正作業の回
数を減らすには、オペレータが入力する加工不良のレベ
ルに対して、最も適切な値を有する第2テーブル手段
(表3)が必要になる。そこで、此の装置には、推論が
行われるごとに前記第2テーブル手段(表3)を修正す
るためのテーブル修正部33が設けてある。図10、図
11を参照して、此のテーブル修正部33の動作を説明
する。
【0045】例えば、図10の左側のグラフに示すよう
に、前回の修正量ΔX1と今回の修正量ΔX2の修正方
向(+:増加、―:減少)が同じであれば、修正量が足
りないので修正値テーブルの値を増大する(なおΔXは
表3の中の各補正値を表し、例えば、速度の場合の5
0、100、200、300を表す)。ただし、加工不
良レベルが低い場合(すなわちΔXの絶対値が所定値よ
り小さい場合)は、誤差範囲として修正は行わない。例
えば、表3の各行列をM(n、m)で表すと、前記の補
正は、 M(n、m)=M(n、m)*Kp として表される。ここにKpは学習ゲインを表す1より
大きい数である。これにより、補正推論値は前回より大
きくなり、図10の右側のグラフに示すように、例えば
一回の補正で修正目標値に到達することができる。
【0046】一方、図11の左側のグラフに示すよう
に、前回修正量の修正量ΔX1と今回の修正量ΔX2の
修正方向(+:増加、―:減少)が逆であれば、修正量
が多すぎるので修正値テーブルの値を減らす。ただし、
加工不良レベルが低い場合(すなわちΔXの絶対値が所
定値より小さい場合)は誤差範囲として修正は行わな
い。例えば、表3の各行列をM(n、m)で表すと、前
記の補正は、 M(n、m)=M(n、m)*Kp として表される。ここにKpは学習ゲインを表し、1よ
り小さい数である。これにより、補正推論値は前回より
小さくなり、図11の右側のグラフに示すように、一回
の補正で修正目標値に到達することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、加工状態に応じて加工
条件を容易に変更・修正出来る。より詳細には加工状態
に応じて、どの加工条件をどの程度に変更すべきかが未
熟練者にも容易に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の支援装置の構成を表すブロッ
ク図である。
【図2】図2は、前記支援装置の動作を表すフローチャ
ートである。
【図3】図3は、本発明の表示部に表示される変更目的
入力画面を表す図である。
【図4】図4は、本発明の表示部に表示される加工状態
入力画面を表す図である。
【図5】図5は、本発明の表示部に表示される加工ガイ
ダンス画面を表す図である。
【図6】図6は、本発明の表示部に表示される経験則一
覧画面を表す図である。
【図7】図7は、本発明の表示部に表示される経験則詳
細画面を表す図である。
【図8】図8は、本発明の表示部に表示される経験則に
おける修正履歴を表すグラフ図である。
【図9】図9は、本発明の人工知能機能の動作を説明す
るフローチャートである。
【図10】図10は、本発明のテーブル修正部の動作を
表す説明図である。
【図11】図11は、本発明のテーブル修正部の動作を
表す説明図である。
【符号の説明】
23 推論値生成部 25 表示部 29 加工条件選択部 29a 第1テーブル手段 31 推論値計算部 31a 第2テーブル手段 33 テーブル修正部 35 加工パラメータ記憶部(データベース) 36 データベース

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ加工の加工条件パラメータに対する
    推論値を人工知能機能により生成する推論値生成手段2
    3と、前記推論値生成手段により生成される推論値を表
    示するための表示手段25と、を備えてなるレーザ加工
    機用支援装置。
  2. 【請求項2】前記支援装置は、現在の加工状態を評価す
    る評価パラメータを入力するための入力手段27を備
    え、かつ、前記推論値生成手段23は、前記評価パラメ
    ータに応じて、現在加工状態を修正するために最も効果
    のある加工条件パラメータを選択するための加工条件パ
    ラメータ選択手段29を備えてなる請求項1に記載のレ
    ーザ加工機用支援装置。
  3. 【請求項3】前記推論値生成手段23は、前記選択され
    た最も効果的加工条件パラメータ及び前記評価パラメー
    タに基づいて前記推論値を計算する推論値計算手段31
    を備えてなる請求項2に記載のレーザ加工機用支援装
    置。
  4. 【請求項4】前記推論値計算手段31は、前記各パラメ
    ータに応じて前記推論値を計算するための第2テーブル
    手段31aを備えており、前記推論値生成手段23は、
    前回推論値および今回推論値に応じて前記第2テーブル
    手段31aを修正するためのテーブル修正手段33を有
    していることを特徴とする請求項3に記載の支援装置。
  5. 【請求項5】前記請求項1、2又は3に記載の支援装置
    を備えたレーザ加工機。
  6. 【請求項6】レーザ加工に於ける加工不良現象と加工条
    件パラメータとの関係を表す加工条件パラメータ検索ガ
    イダンスを含む加工ガイダンス画面205を作成する加
    工ガイダンス画面作成手段を有するレーザ加工機用支援
    装置。
  7. 【請求項7】レーザ加工に於ける加工不良現象について
    不良の程度を入力するための加工状態入力画面203を
    作成する加工状態入力画面作成手段41を有するレーザ
    加工機用支援装置。
  8. 【請求項8】加工条件パラメータの変更目的を入力する
    ための変更目的入力画面201を作成する変更目的入力
    画面作成手段を有するレーザ加工機用支援装置。
  9. 【請求項9】過去のレーザ加工に於ける加工条件パラメ
    ータを表示する経験則参照画面121を作成する経験則
    参照画面作成手段を有するレーザ加工機用支援装置。
  10. 【請求項10】経験則参照画面作成手段過去のレーザ加
    工に於いて、所定の加工条件パラメータを決定するまで
    の試行過程に於ける加工条件パラメータを表示する経験
    則詳細画面123を作成する請求項9記載のレーザ加工
    機用支援装置。
  11. 【請求項11】経験則参照画面作成手段前記試行過程に
    於ける速度又はピーク幅又はデューティ比の変化をグラ
    フで表示する加工パラメータ変動画面125を作成する
    請求項10記載のレーザ加工機用支援装置。
  12. 【請求項12】レーザ加工の加工条件パラメータを決定
    するための支援プログラムを記憶した記憶媒体にして、
    このプログラムはコンピュータを、レーザ加工条件パラ
    メータに対する推論値を人工知能機能により生成する推
    論値生成手段23として機能せしめることを特徴とする
    記憶媒体。
  13. 【請求項13】前記推論値生成手段23は、前記評価パ
    ラメータに応じて、現在加工状態を修正するために最も
    効果のある加工条件パラメータを選択するための加工条
    件パラメータ選択手段29と、前記選択された最も効果
    的加工条件パラメータ及び前記評価パラメータに基づい
    て前記推論値を計算する推論値計算手段31と、を備え
    てなる請求項12に記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】レーザ加工の加工条件パラメータを決定
    するための支援プログラムを記憶した記憶媒体にして、 このプログラムはコンピュータを、変更目的入力画面作
    成手段39又は、加工状態入力画面作成手段又は、加工
    ガイダンス画面作成手段43又は、経験則参照画面作成
    手段45として機能せしめることを特徴とする記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】請求項2の装置にして、前記加工状態を
    修正するために最も効果ある加工条件パラメータは、各
    加工条件パラメータnについての第1修正効果値Pef
    f(n)に基づいて選択され、前記第1修正効果値Pe
    ff(n)は、式、 Peff(n)=ΣmK(m、n)*評価パラメータ
    (m)、 に基づいて決定され、ここにK(m、n)は、各不良加
    工m及び加工パラメータnについて定められる重み係数
    であり、加工パラメータnの値が増大するにつれて不良
    加工mが改良される場合は正の値をとり、加工パラメー
    タnの値が増大するにつれて不良加工mが悪化する場合
    は負の値を有する。
  16. 【請求項16】請求項15の装置にして、前記加工状態
    を修正するために最も効果ある加工条件パラメータは、
    各加工条件パラメータnについての第2修正効果値P
    ‘eff(n)に基づいて選択され、前記第2修正効果
    値Peff(n)は、式、 P‘eff(n)= F(i,n)* Peff(n)、 に基づいて決定され、ここにF(i,n)は、各修正項
    目或いは修正原則iにおいて変更すべきでない加工パラ
    メータnについて0を与えるフィルタ係数である。
  17. 【請求項17】請求項3の装置にして、前記推論値は、
    前記入力された評価パラメータの内の最大値を有する評
    価パラメータの値Lに応じて、前記最も効果的加工パラ
    メータnの値の補正値C(L,n)として計算され、こ
    の補正値C(L,n)は、前記最大評価パラメータLが
    増大するにつれて増大するように予め設定されている。
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