JPH1184017A - 地震被害推定装置及びその実施プログラムを記録した媒体 - Google Patents

地震被害推定装置及びその実施プログラムを記録した媒体

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JPH1184017A
JPH1184017A JP23837297A JP23837297A JPH1184017A JP H1184017 A JPH1184017 A JP H1184017A JP 23837297 A JP23837297 A JP 23837297A JP 23837297 A JP23837297 A JP 23837297A JP H1184017 A JPH1184017 A JP H1184017A
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JP
Japan
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damage
estimating
liquefaction
earthquake
occurrence
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JP23837297A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Kato
博光 加藤
Hiromitsu Kurisu
宏充 栗栖
Teruji Sekozawa
照治 瀬古沢
Kazuo Tsutsui
筒井  和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震被害の推定精度を向上することが可能な
技術を提供する。 【解決手段】 発生した地震の震源情報と地域毎の地形
及び表層地質に関する地理情報を基に基盤地震動を推定
する基盤地震動推定手段と、前記推定した基盤地震動、
地理情報及び液状化現象の発生を推定する為のパラメー
タを基に注目する地域において液状化現象が発生してい
るかどうかを推定する液状化判別手段と、前記推定した
基盤地震動、地理情報、構造物情報及び地震被害を推定
する為のパラメータによって構造物の被害を推定する被
害推定手段と、地震発生後に収集した被害状況及び液状
化現象の有無を示す観測データと過去の地震被害調査か
ら得られた既存データとを基に作成した学習データから
一定の規則を見出して、地震被害と液状化現象の発生を
推定する為のパラメータを更新するパラメータ更新手段
とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、震災時におけるビ
ル、家屋、水道管路、ガス管路及び地下通信管路といっ
た構造物の被害推定を行う地震被害推定装置に関し、特
に、震災後収集される実データを利用して被害推定に用
いるパラメータを逐次更新していく地震被害推定装置に
適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】震災時には多くの構造物が被害を受ける
ことが予想され、その早期復旧の為には迅速な状況把握
が不可欠となる。つまり、地震発生後できるだけ早い時
期に、どの構造物が被害を受けたのかに関する情報を得
る必要がある。
【0003】しかしながら、真の被害状況を得るには実
際に現場に出向いて調査を行なわなければならず、その
調査は非常に時間と労力を要するものとなる。故に、震
源位置情報、地理的条件、構造物条件、過去の被害デー
タ等、最低限の情報から被害推定を行ない、大まかな状
況を把握することが重要になる。
【0004】特開平8−329043号公報の「地震被
害の模擬予測装置」では、任意の位置に任意の大きさで
発生した地震の被害予測が可能となる様に、震源地とメ
ッシュ状地図の各区画との間に存在する地質データに基
づいて各区画毎の加速度を演算し、加速度と建物データ
に基づいて建築構造物の被害度を演算する地震被害模擬
予測装置について述べられている。
【0005】また、過去の被害データはあくまで平均的
な統計データを与えてくれるに過ぎず、推定精度は低く
なるのが一般的である。そこで、現地調査や分布系を成
すセンサ群からの情報を基に、推定知識を逐次修正して
いくことが望ましい。
【0006】知識の修正に関しては、特開平8−161
172号公報に記載されている「知識修正型学習システ
ム」がある。
【0007】これは、既存知識を併用して仮事例を生成
し、仮事例と実事例の各々に重みを与えて学習事例を生
成し、学習事例から帰納的学習によって修正済知識を生
成し、未知事例に対する判別性能が最良になる様に重み
を選択するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術には次
の様な問題がある。すなわち、被害の割合を表す被害度
や被害率を推定する際に、表層地盤上での地震動との相
関式を用いている点である。
【0009】地震計を広域にかつ無数に分散設置しない
限り表層地盤上での地震動の真の値は分からない。その
代わりに通常は、まず震源位置やマグニチュード等の震
源要素と距離減衰モデルを用いて工学基盤上での地震動
を推定し、これに表層地質の増幅率と呼ばれる表層特性
を表す係数を掛け合わせることによって表層地盤上の地
震動を推定する。
【0010】しかしながら、表層地質の増幅率は、地理
的条件に固有な値と言われはするものの、異なる地域で
集計したデータを分析すると標準偏差が非常に大きな信
頼性の低いものとなる。よって、比較的狭い範囲で固有
の増幅率を求める必要がある。
【0011】同様のことが液状化現象の発生を推定する
のに有用な液状化指数を算出する場合にも言える。よっ
てこれを用いて被害推定を行なっても、表層地盤上の地
震動を推定する段階で大きな誤差を含んでしまい、精度
の良い推定が困難になる。
【0012】以上の問題を解決する為に、地震発生後入
手されるデータを用いて推定の為の既存知識を修正する
際に前記従来技術を用いる場合、既存データをルールや
決定木の形に一般概念化して既存知識として保持してい
る為、既存データ中の少数データがノイズとして無視さ
れてしまう。よって既存知識から生成される仮事例には
ノイズ除去された少数データは反映されないことにな
る。
【0013】既存データが全ての場合をカバーしている
場合には良いが、地震被害データの様に事例が比較的少
ない分野においては、少数データであるからといってノ
イズであるとは簡単に結論付けることはできない。
【0014】本発明の目的は、上記問題を解決し、地震
被害の推定精度を向上することが可能な技術を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、地震発生後に
逐次観測される被害状況及び液状化現象の有無を示す観
測データを用いて地震被害と液状化現象の発生を推定す
る為のパラメータを動的に更新し、地震被害を推定する
ものである。
【0016】本発明では、地震被害推定手段として一般
的な次の被害推定モデルを利用する。すなわち、表層地
盤上での地震動は工学基盤上の地震動に比例し、その増
幅率は表層地質に依存するというモデルを用いる。
【0017】また、被害率の対数は表層地盤上の最大速
度の一次関数であり、液状化指数は表層地盤上の最大加
速度の一次関数である。このとき、被害率の対数や液状
化指数は工学基盤上の地震動の一次関数でもあることを
利用する。
【0018】つまり、逐次観測される被害率や液状化状
態を加味しながら推定式のパラメータを修正すると、表
層地質の増幅率を動的に推定することができる。
【0019】以上の作用を引き出す為に、液状化検知部
と、震源推定装置と、被害情報収集部とを有し、コンピ
ュータとコンピュータ読み取り可能な記録媒体とを備え
るシステム構成とする。
【0020】記録媒体には、液状化検知部である液状化
センサや被害情報収集部から得られる観測データと、過
去の被害データや液状化データを集めた既存データと、
観測データと既存データを混合して作られる学習データ
と、地震被害と液状化現象の発生を推定する為の推定テ
ーブルと、地理データベースと、構造物データベースと
を記録する。
【0021】また、記録媒体には、震源推定装置から得
られる震源情報と地理データベースを基に距離減衰モデ
ルに従って基盤地震動を推定する基盤地震動推定手段
と、基盤地震動と地理データベースに基づき液状化現象
の発生を判別する液状化判別手段と、基盤地震動と地理
データベースと構造物データベースに基づき構造物被害
を推定する被害推定手段と、前記推定テーブル中のパラ
メータを更新するパラメータ更新手段とを実行させる為
のプログラムを記録しておく。
【0022】推定テーブルは、地理情報と構造物情報ま
たは液状化指数とによって特徴付けられた詳細グループ
と、地理情報を考慮しない平均グループを有し、各グル
ープは工学基盤上の地震動に基づく地震被害と液状化現
象の発生を推定する為のパラメータを有する。
【0023】パラメータ更新手段は、被害情報収集部か
ら得られた実際の被害率を観測データに保存し、観測デ
ータが属する詳細グループで地震被害を推定する為のパ
ラメータを決定し、観測データが属する平均グループで
地震被害を推定する為のパラメータを決定し、地震動に
関する係数の比をとり、観測データと同じ地理属性に分
類される詳細グループに対して係数比に従って地震被害
と液状化現象の発生を推定する為のパラメータを修正す
る。
【0024】更にパラメータ更新手段は、液状化センサ
からの情報により液状化メッシュを判定し、液状化判定
結果から液状化指数を推定して観測データに保存し、観
測データが属する詳細グループで液状化現象の発生を推
定する為のパラメータを決定し、観測データが属する平
均グループで液状化現象の発生を推定する為のパラメー
タを決定し、地震動に関する係数の比をとり、観測デー
タと同じ地理属性に分類される詳細グループに対して係
数比に従って地震被害を推定する為のパラメータを修正
する。
【0025】更にパラメータ更新手段は、与えられた推
定式で示される関数からの距離が既定値以下の既存デー
タを収集し、既存データと観測データとを混合して学習
データとし、学習データを基に地震被害と液状化現象の
発生を推定する為のパラメータを修正する。
【0026】被害推定手段は、全ての構造物に関して被
害率の総和を取り、被害率の総和を整数に変換し、構造
物がそれぞれ持つ被害率に按分比例して整数に変換され
た被害率を各構造物の被害率として割り振る。
【0027】以上の様に、本発明の地震被害推定装置に
よれば、現地調査によって刻々収集される被害状況及び
液状化現象の有無を示す観測データを基に地震被害と液
状化現象の発生を推定する為のパラメータを更新するの
で、地震被害の推定精度を向上することが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、地震発生による配水管路
の被害を推定する一実施形態の地震被害推定装置につい
て説明する。
【0029】図1は、本実施形態の地震被害推定装置1
30の概略構成を示す図である。図1に示す様に本実施
形態の地震被害推定システムは、液状化センサ101
と、震源推定装置102と、被害情報収集部103と、
通信装置104と、地震被害推定装置130とを有して
いる。
【0030】液状化センサ101は、安田ら「1992
年2月2日の地震による液状化センサーの記録」土木学
会第47回年次学術講演会(平成4年9月)pp.28
4―285で報告されている様な液状化現象の発生を検
知する装置である。震源推定装置102は、震源位置、
マグニチュード及び震源深さといった震源情報を入手
し、例えば地震計から得られた地震動波形を解析するこ
とによって震源要素を推定する装置である。被害情報収
集部103は、現場復旧作業員からの報告や住民からの
通報により実際の配水管路被害状況を収集し、通信装置
104を経由して観測データ109に被害状況を書き込
むモバイルPCである。
【0031】通信装置104は、液状化センサ101、
震源推定装置102及び被害情報収集部103と地震被
害推定装置130との間で通信を行う装置である。地震
被害推定装置130は、配水管路の被害推定を行う装置
である。
【0032】本実施形態の地震被害推定装置130は、
CPU131と、RAM132と、ハードディスク装置
105と、フロッピィディスク装置133と、MOディ
スク装置134と、DVD装置135と、表示装置10
8とを有している。
【0033】CPU131は、地震被害推定装置130
全体の動作を制御して配水管路の被害推定を実行する制
御装置である。RAM132は、地震被害推定処理プロ
グラム107を含む各種プログラムをロードする記憶装
置である。ハードディスク装置105は、地震被害推定
処理プログラム107を含む各種プログラムや各種デー
タを磁気ディスクに格納する記憶装置である。
【0034】フロッピィディスク装置133は、地震被
害推定処理プログラム107を含む各種プログラムや各
種データが記録されたフロッピィディスクの読み書きを
行う装置である。MOディスク装置134は、地震被害
推定処理プログラム107を含む各種プログラムや各種
データが記録されたMOディスク(光磁気ディスク)の
読み書きを行う装置である。DVD装置135は、地震
被害推定処理プログラム107を含む各種プログラムや
各種データが記録されたDVD(ディジタルビデオディ
スク)の読み書きを行う装置である。表示装置108
は、地図表示制御手段120の処理により被害推定結果
を表示する装置である。
【0035】本実施形態のハードディスク装置105
は、地震被害推定処理プログラム107と、観測データ
109と、既存データ110と、学習データ111と、
推定テーブル112と、地理データベース113と、管
路データベース114とを有している。
【0036】地震被害推定処理プログラム107は、R
AM132に記憶され、CPU131によって配水管路
の被害推定を行う処理部で、基盤地震動推定手段11
5、液状化判別手段116、被害推定手段117、パラ
メータ更新手段119、地図表示制御手段120を実行
し、ハードディスク装置105、通信装置104、表示
装置108に対して情報を入出力する処理部である。観
測データ109は、被害情報収集部103により収集さ
れた配水管路被害状況を示す被害データや液状化センサ
101により収集された液状化現象の有無を示す液状化
データである。既存データ110は、過去の主要な地震
被害調査から得られた被害データや液状化データを集め
たデータである。
【0037】学習データ111は、観測データ109と
既存データ110を基にパラメータ更新手段119が作
成したデータである。推定テーブル112は、管路被害
率及び液状化指数を算出する為のパラメータを地形、地
質及び管種等の地理情報や配水管路の材質等の管路情報
によって分類して格納するテーブルである。地理データ
ベース113は、地域毎の地形及び表層地質等に関する
地理情報を格納しているデータベースである。管路デー
タベース114は、各配水管路の敷設場所、材質、口
径、管路長及び敷設年度等の配水管路に纏わる管路情報
を格納しているデータベースである。
【0038】本実施形態の地震被害推定処理プログラム
107は、基盤地震動推定手段115と、液状化判別手
段116と、被害推定手段117と、パラメータ更新手
段119と、地図表示制御手段120とを有している。
【0039】基盤地震動推定手段115は、震源推定装
置102が取得した震源情報と地域毎の地形及び表層地
質に関する地理情報から工学基盤上での地震動分布を推
定する処理部である。液状化判別手段116は、基盤地
震動推定手段115によって推定した基盤地震動、地理
データベース113中の地理情報、推定テーブル112
中の液状化現象の発生を推定する為のパラメータ、ま
た、広域に1つ以上設置した液状化センサ101の情報
を基に注目する地域において液状化現象が発生している
かどうかを推定する処理部である。被害推定手段117
は、基盤地震動推定手段115によって推定した基盤地
震動、地理データベース113中の地理情報、管路デー
タベース114中の管路情報及び推定テーブル112中
の地震被害を推定する為のパラメータによって各配水管
路の管路被害率を推定する処理部である。
【0040】パラメータ更新手段119は、実際の被害
状況や液状化現象の有無を示す観測データ109と過去
の主要な地震被害調査から得られた既存データ110を
基に学習データ111を作成し、回帰分析や帰納的学習
により学習データ111から一定の規則を見出して推定
テーブル112中の地震被害と液状化現象の発生を推定
する為のパラメータを更新する処理部である。地図表示
制御手段120は、地理データベース113や管路デー
タベース114から地図データ及び管網図データを取得
し、被害推定結果を管網図上に表現して表示装置108
に出力する処理部である。
【0041】地震被害推定処理プログラム107を、基
盤地震動推定手段115、液状化判別手段116、被害
推定手段117、パラメータ更新手段119及び地図表
示制御手段120として機能させる為のプログラムは、
CD−ROM等の記録媒体に記録されて実行されるもの
とする。尚、前記プログラムを記録する媒体は、CD−
ROM以外の他の媒体でも良い。
【0042】地理データベース113には、地域毎の地
形、表層地質等に関する情報が格納されており、管路デ
ータベース114には、各配水管路の敷設場所、材質、
口径、管路長、敷設年度等、配水管路に纏わる情報が格
納されている。よって、地理データベース113と管路
データベース114を用いることによって、注目する配
水管路の管路情報と、配水管路が敷設されている地域に
関する地理情報を得ることができる。
【0043】図1は、本実施形態の地震被害推定装置1
30を配水管路の被害推定に適用した場合のシステム構
成を表しており、地震被害推定装置130は、CPU1
31と、RAM132と、ハードディスク装置105、
フロッピィディスク装置133、MOディスク装置13
4、DVD装置135等の各種記録媒体の読み書きを行
う装置とを備えている。以下、記録媒体の読み書きを行
う装置がハードディスク装置105のみの場合を例にと
って説明する。
【0044】図2は、本実施形態の推定テーブル112
の一例を示す図である。図2に示す様に本実施形態の推
定テーブル112は、詳細グループ201a、201
b、201c及び201dと、平均グループ202a、
202b、202c及び202dとを有している。
【0045】詳細グループ201a、201b、201
c及び201dは、特定の地形や表面地質に対応する管
路被害率及び液状化指数を算出する為のパラメータを示
すグループである。平均グループ202a、202b、
202c及び202dは、管路被害率及び液状化指数を
算出する為のパラメータの平均値を示すグループであ
る。
【0046】図2に示した推定テーブル112の各フィ
ールドには、配水管路が敷設されている地域の地形及び
表面地質毎に、管路被害率及び液状化指数を算出する為
のパラメータが格納される。
【0047】また、推定テーブル112中の管路被害率
を算出する為のパラメータは、配水管路の材質毎に格納
される。図2に示したDIP、SP及びVPは配水管路
の材質を表しており、DIPはダクタイル鋳鉄、SPは
鋼管、VPは塩化ビニルを示している。尚、管路被害率
を算出する為のパラメータを配水管路の敷設年度や管路
形状毎に格納することとしても良い。
【0048】次に図3のフローチャートに基づき図1の
各部の動作の一例を示す。
【0049】図3は、本実施形態の被害推定処理の処理
手順を示すフローチャートである。地震被害想定時や地
震発生直後等、観測データ109が得られていない状態
では、既存データ110のみを学習データ111として
パラメータ更新手段119が推定テーブル112内のパ
ラメータ同定を行なう(ステップ301)。
【0050】学習データ111は、数1に示す地理情報
と工学基盤上最大加速度A及び液状化指数PLの組と、
数2に示す管路情報と工学基盤上最大速度Vと管路被害
率φの組で構成される。
【0051】
【数1】
【0052】
【数2】
【0053】高田ら「地震動モニタリングとライフライ
ンのリアルタイム被害推定」土木学会構造工学論文集、
Vol.40A(1994年3月)pp.1139―1
149によると、液状化指数PLと工学基盤上最大加速
度Aは、数3に示す線形関係として表せるので、数1の
形式のデータから回帰分析によってパラメータa及びb
を求める。
【0054】
【数3】
【0055】管路被害率φと工学基盤上最大速度Vの関
係は数4に示す様に表すことができるので、液状化指数
の場合と同様にして、数2の形式のデータから回帰分析
を行なうことによって、パラメータα及びβを決定でき
る。
【0056】
【数4】
【0057】以上の様にしてパラメータ更新手段119
は決定したパラメータを推定テーブル112に格納し、
被害推定手段117が推定テーブル112を利用できる
様に準備しておく。
【0058】本実施形態の地震被害推定装置130で
は、工学基盤上最大加速度Aや工学基盤上最大速度V等
の地震動に関しては工学基盤上のもののみを用いるとこ
ろに特徴があり、通常良く行われる様に表層地盤上での
地震動に換算しない。
【0059】次に震災後、徐々に管路被害状況が入手さ
れる状態での処理について説明する。まず震源推定装置
102から震源情報を入手し(ステップ302)、入手
した震源情報を距離減衰式に代入して工学基盤上での地
震動分布を求める(ステップ303)。
【0060】Annaka、 Nozawa: "A Probabilistic Model
for Seismic Hazard Estimation in the Kanto Distri
ct" Proceedings of Ninth World Conference on Earth
quake Engineering、 Vol.II(1988)によると、工学基盤
上最大加速度Aや工学基盤上最大速度Vは、マグニチュ
ードM、震源距離R及び震源深さHの関数として、数5
及び数6の様に求められる。
【0061】
【数5】
【0062】
【数6】
【0063】震源距離Rは、推定地域を小さなメッシュ
に分割し、メッシュの中心と震源位置との距離として求
められる。こうして求められた工学基盤上最大加速度A
を用いて、数3によりメッシュ毎の液状化指数PLを求
める。
【0064】ここで(1)微地形が山地または段丘、
(2)建築基準法施行令による地盤種別がI種、(3)
液状化指数PLが「5」以下の3つの条件の内、いずれ
かに該当すれば非液状化メッシュ、いずれにも該当しな
ければ液状化メッシュと判定する(ステップ304)。
【0065】然る後に管路被害率を求める(ステップ3
05)。ステップ305の詳細を図4に示す。
【0066】図4は、本実施形態の管路被害率を推定す
る処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、
配水管路を識別する管路インデックスiを初期化し(ス
テップ401)、現在注目する管路インデックスiに相
当する配水管路が敷設されている地域の地理的属性を検
索する(ステップ402)。
【0067】次に現在注目する管路インデックスiに相
当する管路属性を検索し(ステップ403)、メッシュ
の地理的条件に適合する推定テーブル112の行に従っ
て、管種等の属性別に分類されている管路被害率推定式
(数4)のパラメータを検索し(ステップ404)、管
路インデックスiの配水管路の管路被害率φiを求める
(ステップ405)。
【0068】管路インデックスiの値が最終のものかど
うかチェックし(ステップ406)、最終でなければ管
路インデックスiを1つ進め(ステップ407)、全て
の配水管路に対してステップ402〜ステップ405を
行なう。
【0069】管路データベース114には、管路長に関
するデータも格納されているので、管路長liを掛け合
わせることによって、数7の様に管路インデックスiの
配水管路の推定被害箇所数xiを求めることができる。
【0070】
【数7】
【0071】推定結果は、地図表示制御手段120に渡
されて、管網図上に被害程度に応じて色分けして表示装
置108に表示する(ステップ306)。
【0072】上記推定被害箇所数xiは実数であるが、
実際の調査等では推定被害箇所数xiが整数である方が
意思決定を行い易いことを考慮し、推定被害箇所数xi
を全域で総和を取り、各推定被害箇所数xiに応じて比
例代表選挙等で用いられる按分比例アルゴリズムを用い
て被害箇所数を配分し、表示装置108において管網図
上で各配水管路の被害箇所数を表示することとしても良
い。
【0073】前記の各推定被害箇所数xiに応じて被害
箇所数を配分し管網図上で各配水管路の被害箇所数を表
示する具体例として、按分比例アルゴリズムとして有名
なクオータ法を用いた場合を図5に示す。
【0074】図5は、本実施形態の管路被害率を被害箇
所数に変換する処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、管路インデックスiが1〜nで各配水管路
の推定被害箇所数がx1〜xnである場合、数8に示す
様に総被害数wを算出する(ステップ1001)。
【0075】
【数8】
【0076】総被害数wは実数の為、小数点以下一桁目
を四捨五入して整数値に直し、整数値化された被害総数
をuとする(ステップ1002)。
【0077】被害総数uを各配水管路の被害数に応じて
配分する際、配分被害数をy1〜ynとすると、まず数
9に示す様に初期化し(ステップ1003)、h=1と
する(ステップ1004)。
【0078】
【数9】
【0079】数10に示す様にhに対して厳密な配分数
から既に配分した数を引いた数が最大となる配水管路に
対して配分被害数yiを1つ増加し(ステップ100
5)、hが被害総数uに等しいかどうかをチェックする
(ステップ1006)。
【0080】
【数10】
【0081】hが被害総数uに等しくなければhを1つ
増加し(ステップ1007)、hが被害総数uに等しく
なるまでステップ1005〜ステップ1007を繰り返
す。
【0082】hが被害総数uに等しくなったら地図上の
管路インデックスiの配水管路に相当する部分に配分被
害数yiを表示する(ステップ1008)。
【0083】表示装置108上で管網図として表示され
ている配水管路上で被害箇所表示記号を用いて被害箇所
数を表示している表示例を図6に示す。
【0084】図6は、本実施形態の配水管路の被害箇所
の表示例を示す図である。図6に示す様に本実施形態の
被害箇所表示は、配水管路表示1101と、被害箇所表
示記号1102a、1102b、1102c及び110
2dとを有している。
【0085】配水管路表示1101は、被害推定が行わ
れる水道管等の管路を示す表示である。被害箇所表示記
号1102a、1102b、1102c及び1102d
は、配水管路表示1101の被害箇所を示す記号であ
る。
【0086】次に現場復旧作業員からの報告により、実
績管路被害数を被害情報収集部103から入手した場合
の処理手順を図7及び図8に示す。
【0087】図7は、本実施形態の収集された被害箇所
のデータを基に推定テーブル112を更新する処理の処
理手順を示すフローチャートである。まず、被害情報収
集部103から入手した被害箇所数を、推定テーブル1
12の各グループ毎の管路長で除して実績被害率Φとし
観測データ109に保存する(ステップ501)。
【0088】以下、新たな観測データ109は推定テー
ブル112において詳細グループ201aに分類された
とする。このとき、詳細グループ201aでパラメータ
を更新する(ステップ502)。ステップ502の詳細
を図8に示す。
【0089】図8は、本実施形態の観測データ109及
び既存データ110から推定テーブル112を更新する
処理の処理手順を示すフローチャートである。また、図
8に示した処理を図解したものを図9に示す。
【0090】図9は、本実施形態の観測データ109及
び既存データ110から推定テーブル112を更新する
処理の概要を示す図である。推定式直線701は、管路
被害率推定式により算出される管路被害率を示す直線で
ある。既存データ点702は、管路被害率の既存データ
110を示す点である。観測データ点703は、新たに
収集された管路被害率の観測データ109を示す点であ
る。
【0091】詳細グループ201aには既存の推定式直
線701が存在しており、これとの距離が予め設定して
おいた値δ以下の既存データ点702を集める(ステッ
プ601)。
【0092】推定式直線701との距離がδ以下の既存
データ点702と、これまでに収集された観測データ点
703とを混合して学習データ111とし(ステップ6
02)、ステップ301と同様にして回帰分析により、
数11に示す詳細グループ201aの管路被害率推定式
のパラメータα1及びβ1を更新する(ステップ60
3)。
【0093】
【数11】
【0094】同様にして同属性の配水管路に関する平均
グループ202aに対してもステップ502と同様にし
て数12に示すパラメータα2及びβ2を更新する(ステ
ップ503)。
【0095】
【数12】
【0096】次に数13に示す様に工学基盤上最大速度
Vの係数比を計算し(ステップ504)、係数比pに従
って地理属性として同じグループに属する詳細グループ
201b、201c及び201dにおける推定式のパラ
メータを更新する(ステップ505)。
【0097】
【数13】
【0098】ステップ505の詳細を図10に示す。図
10は、本実施形態の係数比により他のパラメータを更
新する処理手順の詳細を示す図である。まず詳細グルー
プ201a以外の管路属性列、例えば詳細グループ20
1bと平均グループ202bに注目する(ステップ80
1)。
【0099】平均グループ202bの管路被害率推定式
が数14で示されるものとすると、係数比pを用いて数
15により詳細グループ201bに対する仮推定式を作
成する(ステップ802)。
【0100】
【数14】
【0101】
【数15】
【0102】詳細グループ201bに属する既存データ
110に対して、ステップ601〜ステップ603と同
様にして、仮推定式との距離がδ以下の既存データ11
0を収集し(ステップ803)、観測データ109と混
合して学習データ111とし(ステップ804)、回帰
分析によりパラメータを更新する(ステップ805)。
【0103】ステップ801〜ステップ805を詳細グ
ループ201b、201c及び201dに対して行な
う。但し詳細グループ201dに対しては、数16に示
す平均グループ202dの液状化指数推定式に対して数
17として仮推定式を作り同様に行なう。
【0104】
【数16】
【0105】
【数17】
【0106】本実施形態の地震被害推定装置130で
は、管路被害に関するデータを収集することによって液
状化指数推定式も更新するところに特徴がある。
【0107】次に、液状化センサ101から液状化現象
に関する情報を得た場合のパラメータ更新手段119の
動作を説明する。
【0108】基本的には図7の処理フローに従うが、液
状化センサ101は液状化現象が発生したかどうかを判
定するのみで液状化指数を出力しないので、推定値を観
測データ109とする必要がある。
【0109】図11は、本実施形態の液状化センサ10
1からの液状化現象の有無を示す情報を基に液状化指数
を推定し既存データ110から推定テーブル112を更
新する処理の概要を示す図である。観測データ点901
及び902は、新たに推定された液状化指数の観測デー
タ109を示す点である。
【0110】図11に示す様に、液状化指数が特定のレ
ベルPL0(例えば5)以上に達したとき液状化現象が
発生する可能性がある場合、液状化現象が発生していな
いと推定されたメッシュにおいて液状化現象の発生が計
測されたとすると、観測データ点901の様にPL0よ
りやや高い液状化指数PL0+εを設定する。
【0111】反対に液状化現象が発生していると推定さ
れたメッシュにおいて液状化現象の発生が計測されなか
った場合には、観測データ点902の様にPL0よりや
や低い値PL0−εを設定する。
【0112】以下の処理はステップ501〜ステップ5
05と同様であり、液状化センサ101から液状化現象
に関する情報を得た場合には、推定された液状化指数か
ら管路被害率推定式のパラメータも更新する。
【0113】本実施形態の地震被害推定装置130で
は、液状化センサ101からの液状化現象の有無を示す
情報から管路被害率推定式も更新するところに特徴があ
る。
【0114】以上説明した様に、本実施形態の地震被害
推定装置によれば、現地調査によって刻々収集される被
害状況及び液状化現象の有無を示す観測データを基に地
震被害と液状化現象の発生を推定する為のパラメータを
更新するので、地震被害の推定精度を向上することが可
能である。
【0115】また、本実施形態の地震被害推定装置によ
れば、既存データ中の被害推定の精度を上げるのに有用
な部分データと逐次収集される観測データを組み合わせ
た学習データによりパラメータを更新するので、地震被
害の推定精度を向上することが可能である。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、現地調査によって刻々
収集される被害状況及び液状化現象の有無を示す観測デ
ータを基に地震被害と液状化現象の発生を推定する為の
パラメータを更新するので、地震被害の推定精度を向上
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の地震被害推定装置の概略構成を示
す図である。
【図2】本実施形態の推定テーブル112の一例を示す
図である。
【図3】本実施形態の被害推定処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本実施形態の管路被害率を推定する処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態の管路被害率を被害箇所数に変換す
る処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の配水管路の被害箇所の表示例を示
す図である。
【図7】本実施形態の収集された被害箇所のデータを基
に推定テーブル112を更新する処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】本実施形態の観測データ109及び既存データ
110から推定テーブル112を更新する処理の処理手
順を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の観測データ109及び既存データ
110から推定テーブル112を更新する処理の概要を
示す図である。
【図10】本実施形態の係数比により他のパラメータを
更新する処理手順の詳細を示す図である。
【図11】本実施形態の液状化センサ101からの液状
化現象の有無を示す情報を基に液状化指数を推定し既存
データ110から推定テーブル112を更新する処理の
概要を示す図である。
【符号の説明】
101…液状化センサ、102…震源推定装置、103
…被害情報収集部、104…通信装置、130…地震被
害推定装置、131…CPU、132…RAM、105
…ハードディスク装置、133…フロッピィディスク装
置、134…MOディスク装置、135…DVD装置、
108…表示装置、107…地震被害推定処理プログラ
ム、109…観測データ、110…既存データ、111
…学習データ、112…推定テーブル、113…地理デ
ータベース、114…管路データベース、115…基盤
地震動推定手段、116…液状化判別手段、117…被
害推定手段、119…パラメータ更新手段、120…地
図表示制御手段、201a、201b、201c及び2
01d…詳細グループ、202a、202b、202c
及び202d…平均グループ、1101…配水管路表
示、1102a、1102b、1102c及び1102
d…被害箇所表示記号、701…推定式直線、702…
既存データ点、703…観測データ点、901及び90
2…観測データ点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 和雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生した地震の震源情報と地域毎の地形
    及び表層地質に関する地理情報を基に基盤地震動を推定
    する基盤地震動推定手段と、 前記推定した基盤地震動、地理情報及び液状化現象の発
    生を推定する為のパラメータを基に注目する地域におい
    て液状化現象が発生しているかどうかを推定する液状化
    判別手段と、 前記推定した基盤地震動、地理情報、構造物情報及び地
    震被害を推定する為のパラメータによって構造物の被害
    を推定する被害推定手段と、 地震発生後に収集した被害状況及び液状化現象の有無を
    示す観測データと過去の地震被害調査から得られた既存
    データとを基に作成した学習データから一定の規則を見
    出して、地震被害と液状化現象の発生を推定する為のパ
    ラメータを更新するパラメータ更新手段とを備えること
    を特徴とする地震被害推定装置。
  2. 【請求項2】 地震被害と液状化現象の発生を推定する
    為のパラメータは、地理情報と構造物情報または液状化
    指数とによって特徴付けられた詳細グループと、地理情
    報を考慮しない平均グループを有することを特徴とする
    請求項1に記載された地震被害推定装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータ更新手段は、収集された
    実際の被害状況を示す観測データが属する詳細グループ
    で地震被害を推定する為のパラメータを決定し、前記観
    測データが属する平均グループで地震被害を推定する為
    のパラメータを決定し、前記決定した詳細グループと平
    均グループの地震被害を推定する為のパラメータの係数
    比をとり、前記観測データと同じ地理属性に分類される
    他の詳細グループに対して前記係数比に従って地震被害
    と液状化現象の発生を推定する為のパラメータを修正す
    ることを特徴とする請求項2に記載された地震被害推定
    装置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ更新手段は、収集された
    実際の液状化現象の有無を示す観測データが属する詳細
    グループで液状化現象の発生を推定する為のパラメータ
    を決定し、前記観測データが属する平均グループで液状
    化現象の発生を推定する為のパラメータを決定し、前記
    決定した詳細グループと平均グループの液状化現象の発
    生を推定する為のパラメータの係数比をとり、前記観測
    データと同じ地理属性に分類される他の詳細グループに
    対して前記係数比に従って地震被害を推定する為のパラ
    メータを修正することを特徴とする請求項2に記載され
    た地震被害推定装置。
  5. 【請求項5】 前記パラメータ更新手段は、与えられた
    推定式で示される関数からの距離が既定値以下の既存デ
    ータと観測データとを混合して学習データとし、学習デ
    ータを基に地震被害と液状化現象の発生を推定する為の
    パラメータを修正することを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれか1項に記載された地震被害推定装置。
  6. 【請求項6】 前記被害推定手段は、全ての構造物に関
    して被害率の総和を取り、被害率の総和を整数に変換
    し、構造物がそれぞれ持つ被害率に按分比例して整数に
    変換した被害率を各構造物の被害率として配分すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
    載された地震被害推定装置。
  7. 【請求項7】 発生した地震の震源情報と地域毎の地形
    及び表層地質に関する地理情報を基に基盤地震動を推定
    する基盤地震動推定手段と、 前記推定した基盤地震動、地理情報及び液状化現象の発
    生を推定する為のパラメータを基に注目する地域におい
    て液状化現象が発生しているかどうかを推定する液状化
    判別手段と、 前記推定した基盤地震動、地理情報、構造物情報及び地
    震被害を推定する為のパラメータによって構造物の被害
    を推定する被害推定手段と、 地震発生後に収集した被害状況及び液状化現象の有無を
    示す観測データと過去の地震被害調査から得られた既存
    データとを基に作成した学習データから一定の規則を見
    出して、地震被害と液状化現象の発生を推定する為のパ
    ラメータを更新するパラメータ更新手段としてコンピュ
    ータを機能させる為のプログラムを記録したことを特徴
    とする媒体。
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